サイトマップ

特別情報

« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »

移動距離に比例する情報量

こんにちは!船井勝仁です。
 
コンサルタントという仕事は移動距離がやたらに長い職業です。
 
東京に住んでいれば、だいたい日本中どこでも日帰り出張が

可能になりましたので余計に移動距離が長くなりました。

船井総研の売れっ子コンサルタントは会社に行く利便性より、
 
羽田空港や新幹線に乗るための利便性を考えて住居を決めるそうです。
 
また、目的の仕事が終わると一目散に帰ってしまうようになったのも最近の特徴のように思います。
 
 
先日も京都で仕事がありましたが、京都駅の中にあるホテルですべて用事が終わってしまい、
 
よく考えてみるとせっかく京都に行ったのに京都の街を一歩も踏むことなく駅だけで帰ってしまいました。
 
効率はとてもいいのですが・・・、ちょっと変な話ですね。
 
 
船井総研の新入社員だった頃、当時の上司がコンサルタントの情報量は
 
その人の移動距離に比例するという話をよくしていました。

インターネットも携帯電話も一般にはない時代ですので、いろんな所に出向いて直接取ってきた
生の情報の重要性は今以上にあったのだと思います。

事実、その上司も好奇心の塊のような人で、ちょっとでも面白い話があれば、
 
忙しい時間をなんとか都合をつけて出かけていくような人でした。
 
 
船井総研では伝統的にクリニックツアーといって、現場をお客様と一緒に見に行くツアーが
 
重要な商品になっています。

当時はバブルの時代でもあったので東京の最新のトレンド情報に触れるようなツアーが人気でした。

代官山、自由が丘、二子玉川のようなとがった最新スポットを、若手のコンサルタントが
 
地方のご年配の社長達をご案内して回るといった内容でした。

当時は人気商品でしたが、今はこの企画では集客できないと思います。

このツアーで得られた情報なら体験以外の部分はほとんどインターネットで集められると思うからです。
 
 
昔は京都の目新しいお店の紹介をすれば、お客様が喜んでくれたので
 
出張のついでに話題の店を見に行ったのですが、今は表面の情報だけではダメで
 
そのお店の方がどんな理念やコンセプトで運営をしているか、それを自分の言葉で
 
表現できるところまで理解できてはじめて価値のある情報になります。

好奇心が少なくなったことの言い訳にしてはいけませんが、

情報を取るにはそれなりの準備が必要になったようです。
 
 
ただ単に移動距離だけで稼いできた情報の価値はほとんどなくなってしまいましたが、

より本質的な情報を取るには現場に直接出向かなければ取れないことは昔も今も変わりません。


おかげさまで船井幸雄オープンワールドのチケットの販売が絶好調です。

普段は絶対得られない情報に満ち溢れていることが間違いありません。

申込みがまだの方はお早めにお申し込みください。
 
また、私は当日うずしお会場にいますので、ぜひ会いに来てくださいね。



カテゴリー

月別アーカイブ



  • zoom寄合
  • にんげんクラブストア
  • 秋山峰男の世界
  • やさしい ホツマツタヱ
  • 舩井幸雄記念館
  • 黎明
  • 船井幸雄.com
  • ザ・フナイ
  • ビジネス共済なら協同組合企業共済会
  • Facebookページはこちら
  • スタッフブログはこちら
グループ会社
  • 舩井幸雄.com
  • 本物研究所
  • エヴァビジョン
  • ほんものや