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舩井勝仁のウィークリーレポート 2011年

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無常という力

こんにちは、船井勝仁です。

このブログも今回が年内で最後の発信となります。今年も1年大変お世話になりました。
激動の年でしたが、来年以降ますます動きが激しくなることが予想されます。
(今日紹介させていただく、鴨長明の『方丈記』を読んでいてもそのことを感じることが
できます。)にんげんクラブやその仲間たちの役割がますます大きくなると思っております。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年も押し詰まってから沖縄に行ってきました。にんげんクラブの会報誌に連載をして
くれていた、住まいネットの澤田升男さんを囲むゴルフコンペに出席するためでした。
澤田さんはほとんどの土日や祝日、1軒でも多くの本物の家を作るために日本中を講演で
駆け巡っています。一人でも多くの人に幸せになっていただくために、真剣に講演を
するのですから、その緊張感はとんでもなく大きいのだと思います。

年内のすべての講演が終わって、少しの間だけ休憩の時間があるこの時期に、澤田組の
主要メンバーが沖縄に集まってコンペを開催することに昨年からなりました。
澤田さんはもちろん、澤田組の主要メンバーとも親しくさせていただいている私も呼んで
いただき、楽しく懇親を深めさせていただいてきたというわけです。ちなみにせっかく沖縄に
来たので、支部代表の豊見山さんに頼んでにんげんクラブの講演会もさせていただきました。
こちらもゴルフの疲れが吹っ飛ぶぐらい楽しかったです。

にんげんクラブのブログですので、ゴルフの話題はこれぐらいにしておきますが、
宿泊していたホテルからゴルフ場へと向かう車中で、澤田さんに生体エネルギーのことを
紹介した伊豆山建設の伊豆山幸男社長と話をしていると、私と一緒のスマートフォンを
使っていることが分かりました。そこで、いろいろと伊豆山さんから便利な使い方を
教わりました。

(ちなみに、父はスマホは電子機器の中でも特に身体に悪いということを言っていますが、
とても便利なものですし、その便利さを体験すればするほど手放せなくなります。
父は、どうしても使うのなら、両手振り運動をすることを進めていますが、
私は七沢賢治先生が開発したミニロゴストロンという製品を充電する時に使うことも
有効だという意見を持っています。それで、ミニロゴストロンをスマホの充電のときや、
PCの電源にも使っています。)

伊豆山さんから、「聴くニュース」というアプリを教えてもらいました。
朝夕の7時や正午のNHKニュース等がいつでも聞けるサービスで、忙しい時や、
さすがにニュースだけは聞いてチェックしておきたい時に、さらには英語が大丈夫なら
アメリカのニュースなども聞けるようで重宝しそうだと思いました。

そこで、日曜日に別に忙しかったわけではありませんが、試しに朝のNHKニュースを
聞いてみようとそのアプリを使ってみました。ところが、ニュース以外にも学習・知識という
項目があり、「ラジオ版 学問ノススメ」という番組を見つけてこちらを聞いてみることに
しました。

この番組のゲストが作家で臨済宗のお寺のご住職でもいらっしゃる玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)さん
でした。玄侑さんのことは以前から知っていたので、時間があったこともありますが、じっくり
聞いてみることにしました。
そして、その番組のテーマが最新著「無常という力―「方丈記」に学ぶ心の在り方」(新潮社)に
ついてのものでした。

そのことで、実はいろいろなシンクロが起こりびっくりしたのです。
10月に京都に行った時に、下賀茂神社にお参りしたのですが、
神社の敷地の中に鴨長明が住んだという方丈を再現したものがありました。
その時はあまり深く考えなかったのですが、この番組を聞いて、
『方丈記』の書かれた平安末期と東日本大震災後の今の世相が大変似ていること、
そして長明の生き方に、この混迷の時代を乗り切るヒントがいっぱい隠されていると
いうことを知り、まずとても驚いています。

また、本当にスマホは便利だと感じたのは、番組を聞いて早速アマゾンで本の注文をしたら、
その日の夕方には本が届きました。そして、びっくりしたのは家内が、「なぜ私が買おうと
思っていた本をしっているの?」と言ったことでした。これは偶然ではなくて、
やっぱりシンクロと言うべきなのだと思います。

玄侑先生のこの本はとても読みやすく、また、心にも沁み込んできますので、
このブログを読んだ縁を感じていただいたら、ぜひ、お読みいただければと思います。
私が体験したようなシンクロが皆様にも起こってくるかもしれませんから。


金解禁とだるま宰相

こんにちは、船井勝仁です。

副島隆彦先生から仕組まれた昭和史―日中・太平洋戦争の真実 思想劇画というご著書を
いただきました。
思わず、副島先生の前で歴史の話について講演させていただくことになり、まったく不十分だった
とは思いますが、勉強に役立てなさいということで、サインとコメント入りでお送りいただき、
感激しています。

とても分かりやすい本で、本当に勉強になりました。
今回一番収穫だったのは金解禁の意味が分かったことです。
金解禁は民政党の浜口雄幸内閣が政友会の井上準之助を蔵相に任命し、
浜口・井上コンビで実施したものですが、日本を不況のどん底に叩き落とすとんでもない
政策でした。副島先生は浜口・井上コンビは郵政民営化を強引に進めた
小泉・竹中コンビとそっくりだという論を展開されています。

確かに、郵政民営化の本当の意味は郵貯に溜まっている日本の資金をアメリカに
渡すことだという副島先生の考えからすれば、金解禁もアメリカに日本の金(ゴールド)を
安値で差し出すことが本当の目的だったとする主張とそっくりそのままの展開になっています。

そして、前回のブログにも書かせていただきました、昭和と2000年以降の年号がシンクロしているという
仮説からみても、金解禁が昭和5年で郵政民営化が2005年ですので、見事に当てはまっています。
歴史は本当に単純な動きをしているようです。
この金解禁で受けたダメージを回復させたのが、昭和5年12月に組閣された政友会の犬養毅内閣の
蔵相・高橋是清でした。これは、郵政民営化の流れは民主党内閣ができたことで
止まったことと似ているような気がします。
同書からこの辺りの経緯について述べられている箇所を引用させていただきます。


(引用開始)

 この時、大蔵大臣になった"だるま宰相"高橋是清は偉かった。彼の経済政策は、
円を安くして、輸出を促進し、国内景気を回復させた。
 1935(昭和10)年には、日本の貿易収支は17年ぶりに黒字になった。
今のベンジャミン・バーナンキ米FRB議長は、日本の高橋是清のこの「通貨大増刷策」を
研究している。
 しかし、高橋是清は統制経済(軍事国家)を阻止することはできなかった。
国家統制が行われると、配給制で最下層の人々は、少なくとも飢えることはなくなる。
 そのかわり、企業経営者達や資産家たちの財産(金融資産)は国家に狙われ、
取り上げられるようになる。そして戦時態勢に突入していった。今の日本もそろそろ
この段階に入りつつある。

(引用終了)


同書が出版されたのは2008年7月のことですので、リーマンショックが起こる前の議論ですが、
いまから考えれば本当にその通りに歴史は動いているようです。
この偉かった高橋是清が暗殺されたのが、前回取り上げた1936(昭和11)年の
二・二六事件です。
歴史に"もし"は禁物ですが、高橋是清が生きていればその後の統制経済は
かなり違ったものになったのかもしれません。

今の民主党の中で高橋に該当する人物を探すと小沢一郎氏しかいないのかもしれません。
高橋同様、青年将校たちから見ると天誅の対象かもしれませんが、
小沢氏をただ嫌うのではなくその持っている力を使うことを考えないと、
また同じような過ちを繰り返すのかもしれません。


こんなことを書くと怒られてしまいますが、副島先生から「勝仁さんは私のことを嫌っていると
いうことぐらい分かっている。」と言われたときに思わず、「嫌っているわけではありません。
怖いだけです。」と本音を言ってしまいました。副島先生が怖いのは、真実を暴くことに
本当に純粋な副島先生が、自分の曖昧なごまかしをすべて映す鏡のような存在だからだと
いうことに気がつきました。


これからは、自分をもっともっと磨いていくために、やっぱり少し怖い気もしますが
副島先生に正面からぶつかっていきたいと思っています。


妻たちの二・二六事件

こんにちは、船井勝仁です。

このブログにもときどき書きましたが、いま歴史の勉強にはまっています。
いま現在は、 「ザ・フナイ」2月号の原稿のために二・二六事件のことを調べています。
戦前の昭和史の中では昭和6年の満洲事変と昭和11年の二・二六事件が
一番大きな出来事であったと思っています。詳しくは「ザ・フナイ」をご覧いただければと
思いますが、二・二六事件の処理をきちんとやっていれば日本はもう少しまともな戦争を
していたのかもしれません。

このブログではあまりかたぐるしいことは書かないようにしようと思っていますので、
いろいろ二・二六事件関連の本を読んでいて気になった、
女性の視点から見た澤地久枝著「妻たちの二・二六事件」(中公文庫)の紹介を
させていただこうと思います。
正直言って歴史の真実を紹介する時、女性からの視点がどれほど重要かについては
疑問を抱いていました。

個人的な見解になりますが、最近のNHKの大河ドラマは女性の視点からとらえたものが
多くてまるでホームドラマを見ているようだと感じることがあります。
何年か前の「篤姫」や今年の「江」が典型的だと思いますが、
ドラマとしては優れた作品ですが、歴史好きの観点からみれば、
ちょっとどうかなあという疑問を感じており、ほとんどみませんでした。
 
それに比べて「坂の上の雲」はいつもわくわくしながらみており、
ほとんど週末は家にいませんので、子ども達に頼んで録画してもらっているほどです。
また、ケーブルテレビで昔の大河ドラマをやっているのを時々みることがあるのですが、
テーマが重たくて大変ですが、見応えは感じます。

こうして考えるとテレビの世界ではすでに女性性の時代が始まっているのかもしれません。
時代の流れを考えると悪いことではないのだと思います。
そんな気持ちで、この本を手に取ったのですが、いい意味で期待は裏切られて、
綿密な取材に裏付けられた上質のルポを楽しませていただきました。
また、二・二六事件のネガティブな面の本質をある意味、最も強く描ききっている本なのかも
しれないと感じています。

二・二六事件はある面、ノン・フィクションとして取り上げるにはあまりにも
重たい事件なのかもしれません。
私のちょっと強引な仮説ですが、神様のいたずらで昭和○○年と20○○年がシンクロしていると
すると、昭和11年の二・二六事件は今年起こった3・11大震災に相当するのだと思います。

今度は、二・二六事件の時と違って、きちんとこの大災害の意味を私たち日本人の
一人ひとりが色々な視点からとらえて、現実を直視し、自分事としてとらえて、
自分は何ができるかを考えることを迫られている出来事なのかもしれません。
「叛徒の妻」として本来なら日本人全員が追わなければいけなかった重たい荷物を
背負ったまま半生を生き抜いてきた未亡人たちの人生のルポを心して読んでいきたいと
思います。

そういった意味で最近覚えた速読ではなく、じっくりと熟読させていただいています。
もう1つ紹介したい本が、中田整一著「盗聴 二・二六事件」(文春文庫)です。
これは父も勧めていた中田氏の「トレーシー」(講談社)を覚えていたために読もうと
思ったのですが、「トレーシー」につながる著者の原点になる本でした。
ジャーナリストの鬼気に迫る執念が書かせた本ですが、現実を直視する姿勢を確認できる
良書だと思います。

歴史の闇はあまり見たいものではありませんが、3・11大震災を
後世の人から歴史の闇と言われないためにきっちりと直視したいと思います。
やっぱり、ちょっと重たいテーマになってしまいました。
 


1年ぶりの高千穂

こんにちは、船井勝仁です。

12月4日の日曜日、にんげんクラブのツアーとして宮崎県の高千穂に行ってきました。
土曜日に熊本県の幣立神宮でセミナーをやり、そこに参加してくれたメンバーを中心に
車で40分ぐらいの距離にある高千穂に行くことをにんげんクラブの代表会員である
川島伸介さんが企画してくれたのです。

 
h1.jpgP1020296.jpg

 
せいぜい十数人の参加で、車2,3台で行くのだろうと思っていたら、
大人気で車が7、8台で多分40人以上の参加者がいたと思います。
昨年の11月22日に高千穂弾丸ツアーと称して、高千穂の日帰りツアーに行ってきました。
いまから考えるとそれぐらいの時から、パワースポット巡りが始まっており、
今回も同じ場所にも行ったのですが、1年前はレベルが低かったなあと思ったりもしました。
 

h3 高千穂神社.jpg
 
 
最初はとても広い駐車場がある高千穂神社に集合しました。伸ちゃん曰く、
一般の観光コースなのでたいしたことはないかなあと思っていたのですが、
さすがにとても神聖な雰囲気を感じさせてくれるすばらしい神社でした。
久しぶりにおみくじを引いてみたのですが、末吉ながら謙虚でいることが大切ですという、
いまの私にぴったりのメッセージが出てきたので、ちょっとびっくりしました。

その後には、一緒に参加してくださった世界的なミュージシャンである岡野弘幹さんが
来週の12日に、高松で古事記に関する舞台を開催することになっているので
その成功を祈願するために、もう1つのメインの観光スポットになっている天岩戸神社にも
参拝させていただきました。
 
 
h4 天岩戸神社.jpg 

 
ところが、私はよく聞いていなかったのですが、前日に泊めていただいた
幣立神宮の敷地の中にある世界平和道場の佐藤昭二道場長が、
幣立神宮に行った後には天岩戸神社には行かない方がいい、もし、行ってしまったら
幣立の方向を向いて拝むか、できればもう一度幣立に寄って欲しいとおっしゃっていた
という話を聞いて、ちょっとしまったなあと思いました。
 
 
その後、いよいよ本番です。昨年弾丸ツアーで回ったコースをたどりました。
まずは"くしふる"神社。天孫降臨の場所と言われているくしふる岳をご神体とする
神社ですが、本殿の裏手に行くとものすごいパワーを感じました。
それから、高天原遙拝所というとてもすごいスポットに行きました。

昨年、伸ちゃんやフロンティアショップのSeiさんたちとご神事をやった場所ですが、
岡野さん曰く、本来は人が簡単に入ってはいけない場所だったようです。
そう言えば、伸ちゃんもSeiさんも私もこの1年いろいろなことがありました。
今回もツアーのメンバーのほとんどの人が入っていましたので、
みなさん心がけをしっかり持って、真摯に生きていきましょうね。

その後は、お昼ごはんをスキップした私たちのチームは真名井の井戸、
荒立神社と昨年も回ったコースをたどりました。そして、いよいよメインイベントである
秋元神社に向かいました。道なき道を進みながらたどり着いた先は、
高千穂という天津神の本拠地にありながら、国常立命という国津神の総帥を
お祀りしてあるだけに本当に荘厳な雰囲気でした。
 
 
h6 真名井の井戸.jpg   
 
観光案内などにも最近は記載されるようになっているようですが、
もし自力で行かれる方は、とても狭い道を行かなければいけませんし、
やはりよほどの心構えを持って行かれるべきだと思いますので、気を付けていってください。
 
 
h7 秋元神社.jpg
 

参拝した後、秋元公民館に隣接する川の土手に、秋元神社からの気がとても柔らかく
降り注いでいるパワースポットがあることを岡野さんが見つけられました。
岡野さんにインディアンの聖なる笛をそこで吹いていただき、
神様にみんなのお礼の気持ちを伝えさせていただきました。
 
 
h8 秋元近くPS.jpg
 
 
そして、最後にきっちりと幣立神宮にもう一度ご参拝させていただき、
奥の宮になっている、根源三神をお祀りしている神聖な場所に行きました。
天岩戸神社に行ったこともありますが、朝ここに伸ちゃんに連れて来てもらった時に、
ここで岡野さんの笛と、世界的な舞踏家でもある"さのまきこ"さんの舞いを
奉納させていただければいいなあと思っていたからです。

岡野さんには同じ車に乗っていたので、奉納演奏をお願いしてあったのですが、
さのさんには何も言わなかったのですが、何も言わなくても以心伝心ですばらしい舞いを
踊ってくださいました。天津神も国津神も共にとても喜んでいただいているように感じて、
本当にすばらしいツアーになりました。

 
h9 2 幣立 最終2.jpg
 
 

富士と鳴門の仕組み

こんにちは、船井勝仁です。

いま徳島に向かう飛行機の中でこの原稿を書き始めました。
村松祐羽さんや安倍昭恵さんと剣山に行くためです。
10月29日のコルマンインデックスが終わった日に札幌で講演会をした後、
気分が良くて酔っぱらった勢いでお二人を剣山にお誘いしました。
合理的な理由は何もありませんが、何かとても大きな意味がある旅になりそうです。

羽田を飛び立つと、すぐにきれいな富士山が見えました。
飛行機の中でこの原稿を書いてしまおうと少し焦っていた私は、
富士山もそこそこに原稿を書き始めようとしたのですが、
なぜがPCの調子が悪く、富士山が見えなくなるまで原稿が書けませんでした。
不思議なことに富士山が見えなくなると普通に原稿が書けるようになったのです。

それで、富士と鳴門の仕組みのことに気がつきました。
富士は火の仕組みで鳴門は水の仕組み、富士と鳴門の仕組みで世の中の立て替え、
立て直しをするのだと日月神示に会ったことを思い出しました。

船井勝仁.comに書いたのですが、男性性の時代から女性性の時代に
代わっていくことが今回の大激変の意味だと思うのですが、
ゆでガエル状態でだんだん苦しくなってきているのに、
それに気がつかないというか現実を直視することなく、
いま起こっていることから目をそらし続けるのはそろそろ限界にきているのかも
しれません。

眼下に中部国際空港セントレアが見えてきました。
一昨日、沖縄から名古屋での講演をするためにはじめて利用させていただいたのですが、
リーマンショックが起こるまでは日本の経済を引っ張ってきた名古屋が
世界につながるために開港したのだと思いますが、
これから無くなっていく男性性の時代の象徴のような気がしています。


また、今日はやたらにゴルフ場が目につきます。
ゴルフが好きな私はいつも少しだけ申しわけなさを感じながら
プレーをしているのですが、それが男性性を象徴するスポーツであるからだということに
セントレアのホテルに泊まっている時に気がつきました。
ゴルフや飲酒などの男性性の習慣を無理やり止めるのではなく、
きっちりと昨日までの世の中ではそれが必要であったことに感謝ができるように
なれば、自然に手放せるのだとその時に感じました。


そして、今度は険しい紀伊半島の山々の上を飛んでいます。
3月に行った玉置神社もこの下にあるのでしょうか。
女性性の時代は水がめ座の時代ですので、水が主体の文明の時代なのかも
しれません。火の時代から水の時代へ、荒々しい創造と破壊の時代から、
すべてを包み込む愛と慈悲の時代へ変わってゆくために必要なことを
いまからさせてもらいに行くことを肚にしっかりと受け止めなさいということなのかも
しれません。

昭和11年に起こったこととシンクロする出来事が
2011年である今年起こるのではないかと最近感じるようになりました。
詳しくは「ザ・フナイ」の1月号に原稿を書きましたので、
それを読んでいただければと思いますが、神様は数字遊びが好きなのだと思います。
昭和11年には二・二六事件が起こりました。
日本が本格的に戦争の時代に突入する契機になりました。
これは昭和6年の満洲事変と並ぶ昭和初期に起こった最も大きなトピックスだと
思います。

安倍昭恵さんは安倍晋三元総理の奥様ですが、
2006年は安倍内閣が成立した年です。それ以後、
毎年のように総理大臣が変わるようになって政治の混乱が
誰の目にも明らかになりました。そして、今年起こった東日本大震災後の対応を
見ていると日本の政治がいよいよ機能しなくなっていることが明らかになりました。
だから、今度は二・二六事件の勉強をしようと思っています。

そうすると、昨日、渋谷区役所に所用で行かなければならなかったのですが、
区役所の横に二・二六事件の慰霊碑がありました。
いまのNHKの場所は、戦前は陸軍の演習場だったという話を聞いたことがありますが、
ここで反乱兵士たちの処刑が行われたのだと思います。
三島由紀夫の「英霊の聲」(河出文庫)を読みながら空港に向かっていたのですが、
これもシンクロを感じさせてくれる出来事でした。

二・二六事件で青年将校たちがやりたかった日本の精神性を取り戻すことの、
今度こそ最後の機会かもしれません。
しっかりと心して剣山の旅を楽しんで来ようと思います。


大阪で生まれた女

こんにちは、船井勝仁です。

この週末は札幌に行ってきました。北海道メキキ夕食会で講演するためです。
メキキの会は出口光さんが気脈を通じる関係を世界中に広げるために作った会ですが、
とても団結力が強く、佐々木重人さんが呼びかけて始めた石巻の谷川浜の支援プロジェクトでは
ものすごい力を発揮して、日本で一番恵まれた避難所を創り上げました。 

にんげんクラブとも提携していて、メキキの持っているソーシャルネットワークを
にんげんクラブの会員にも無料で開放していただいています。
そのメキキの会が新しい仲間を募るために開いているのが各地で行われる
昼食会や夕食会等の食事会です。
外部から講師を呼んでくるのではなく、基本的には会員である仲間が語り部になって
その人の人生を語ります。
 
私も去年からメキキの会員になりましたので、今年は大阪、東京、静岡、札幌と
何と4カ所で話す機会をいただきました。
この食事会の時は必ず前日にモックという予行演習をやることになっています。
そこで世話人の人に話を聞いてもらって、どうすればもっといい話ができるかを
みんなで考えるのです。
 

メキキでは人生を語るのであり、講演をするわけではありません。
参加している皆様と場を共有し一人ひとりが話を聞くだけではなく、
自分もテーブルでスピーチをすることで参加してもらうというスタイルを取っています。

最初の大阪は気合が入っていたので、まあまあうまくこなせたのですが、
東京の時はモックでボロボロになりました。ある意味、講演慣れしている人の方が
普段の講演と同じことをしようとすると徹底的にするどい意見をもらってしまうので、
大変な目に合うことが多いそうで、まさにそれになってしまったのです。
 

そこから期するものがあり、短期間で静岡、北海道とステップアップを
していくことができました。正直、札幌ではじめて本当に素になって
自分を場にさらけ出すことができたのだと思いました。
大きな殻を脱げたような気がして、終わった後世話人の皆様と夜のすすきのを
堪能させていただきました。

最後はすてきなママさんが一人でやっているスナックに行って久しぶりに
カラオケまで歌ってしまいました。
私は一番気分がいい時は「大阪で生まれた女」を歌います。不思議なのですが、
自分の生き方に迷った時にこのタイトルのことがいつも思い浮かびます。
先日、何気なくグーグルで検索してみると、実は18番まで歌詞があって、
フルバージョンで歌えば30分以上の歌になるのだということを知りました。

かなり飲み過ぎてしまって朝起きられず、お参りに行こうと思った北海道神宮には
行けませんでしたが、みなさんと楽しく飲んだことで神様も喜んでくれたのだと
思っています。ホテルのチェックアウトの時間まで寝て、すっきりとして
電車を乗り継いで新千歳空港まで向かいました。
日曜日のお昼前の札幌はとてもなごやかな空気が流れていて、
血の通った人間が生活していることが実感できました。
 

家族連れや若いカップル、それからすてきだなと思ったのは、
年配の夫婦連れの姿も目立っていたことです。そして、みんながとても幸せそうに
見えました。そこにはいい意味での生活のにおいが感じられるように思いました。
これは、大阪も含めて地方に行った時に感じられるもので、もちろん東京の繁華街でも
家族連れの姿は見かけるのですが、なぜか歩いている人の中に勝負しているという
緊張を感じてしまうのです。

大阪で生まれた女が東京に夢を求めてやってくるのですが、
やっぱりいつかは大阪に帰って自分らしい生活を送るのが
本当の幸せの姿なのかもしれない、つまり東京で勝負をするのも大切ですが、
いまの時代は自分の故郷に戻って、そこで自分の人生を見つめ直すことも
大事なのではないかとふと思ったことを今日は皆様にシェアしたくなりました。
 


【お知らせ①】
 
開催日が迫っていますが、以下の講演会のご案内をいただきました。
私は沖縄のにんげんクラブに参加していますので、当日会場には行けませんが、
興味がある方はお問い合わせしてみてください。

新生ワールドフォーラム・日本復興講演会 第2回

日 時 :2011年11月25日(金) 開演18:50~21:30(開場18:30)
場 所 :月島社会教育会館4階ホール 東京都中央区月島4-1-1
交 通 :大江戸線・有楽町線「月島」駅 10番出口1分
講 師 :高嶋康豪博士:㈱高嶋開発工学総合研究所 代表/高嶋酒造6代目
テーマ : 汚染土壌が、肥沃な超・優良農地に生まれ変わった!
       「甦生・回帰」の科学が、日本を救う!
参加費:先行予約・・2,000円
     当日券・・・・3,000円
      学生・・・・・・1,000円
懇親会:3,500円
お問い合わせ:
     worldforumnet@gmail.com
 

 

【お知らせ②】

本文にあるメキキの会の東京氣脈交流会が下記の要領で開催されます。
にんげんクラブの会員様で参加を申し込まれた方がいた場合、
私も参加しようと思っております。
メキキの会の雰囲気を知るには一番気軽な氣脈交流会への参加をお勧めします。

日時 :12月14日(水) 午後7時~9時半まで(6時30分受付開始)
場所 :メキキサロン<個の花ホール>
     渋谷区渋谷1-17-8 松岡渋谷ビル3F
参加費:3,000円(含、懇親会費)

お問い合わせ メキキの会・事務局 電話 03-5464-5181
                 FAX 03-5464-5184
                 メールoffice8@mekiki.ne.jp

参加申込みは、12月12日(月)までに事務局にご連絡ください。
定員は40名ですので、お早めにお申し込みください。


命仁はまずい?

こんにちは、船井勝仁です。

9月のにんげんクラブ全国大会で、生体エネルギーの佐藤政二先生、
それに生体システム実践研究会の中野孝治幹事長とお話をさせていただいたように、
私は生体エネルギー農法である、生態系生体システムプログラム農法でつくられているお米
「命仁(みょうじん)」の販売に携わらせていただいています。

全国大会でもブース出展をさせていただき、多くのにんげんクラブの方にもご購入を
いただいています。そして、生体エネルギーを共に勉強する仲間でもある澤田升男さん
率いる住まいネットや住環境想造研究会の皆様にも様々な場面で命仁を
利用いただいています。
しかし、歯に絹を着せずに物を言う澤田さんから「命仁はまずい!」という爆弾発言を
いただいてしまいました。
 

正確に言うと、澤田さんは命仁をおいしいと思っているのですが、
澤田さん達がやっている「fuwatto ふわっと」というハンバーグ屋さん
(メチャクチャおいしいハンバーグで、滋賀県の近江八幡市や千葉市にも
澤田組の仲間が店を開いています。
工務店がやっているメチャクチャおいしいハンバーグ屋さん。
不思議ですが今の時代を象徴しているお店でもあります。
お近くに行かれたらぜひ足を運んでみてください)でアンケートを取ると
他の生体エネルギー農法でつくっているお米の方が評判がいいということなのです。

それは一大事ということで、原因追究をしています。
そうすると分かってきたことがいくつかあります。例えば、私を含めて年配者はお米を
よく洗ってから炊くのですが、若い人は無洗米の影響かあまり強く洗わずに食べる人が
増えており、最近のお米は無洗米でなくても、あまり洗わなくてもおいしく食べられるような
工夫が精米の時にされているということが分かりました。

浜松で生体エネルギー農法で「金銀」というブランドでお米を作り販売をされている
この分野の大先輩、野末倍由社長からは、いつも色々なアドバイスをいただいているのですが、
当然、「金銀」もそのような工夫は対応済みで、良い悪いは別にして、
若い人のスタイルにあった商品開発も行っているそうです。


危機感を覚えた命仁チームが東京に集まり、若い人たちの洗い方で
新米や22年産米、さらには何年も続けて金賞をとっているという他のお米を炊いて
食べ比べをしました。いつもは生体エネルギーがたっぷりある場所での試食が
多いことも反省して、生体エネルギーの環境がない一般のご家庭とできるだけ
同じ条件で、浄水器の水を使わずに普通の水道水でお米を炊いてみました。

命仁の精米を担当していただいているお米屋さんにも来てもらって、
皆さんもいろいろ工夫をしてもらったせいか、金賞受賞のお米ももちろんおいしかったですが、
命仁特有の粘りとエネルギーを感じることができ、冷めてから食べると
ますますそのおいしさを認識できるという命仁ならではの良さも感じることができ、
ホッとしています。

いろいろ意見交換をさせてもらっている中で、農家の方や保管や精米を担当して
いただいている方々はそれぞれ、自分ができる範囲で精一杯のことをしていただいており、
それでも何かできることがないかを毎日追求していただいている体制ができてきたことを
強く感じることができる試食会になりました。


後は、私自身がどんな物語を命仁に対して作っていくかという覚悟が足りないことを
強く感じました。懐かしい味がする命仁は昔のお米が持っていた機能を復活させた
ものであり、それは食の面から、命の面から日本人の力を支えていたものでした。

具体的には、日本人の粘り強さや東日本大震災で見られた逆境になればなるほど
その本来の強さを発揮すると言う精神性につながっている素を、
昔はそういう機能を持っていたお米を食べることで培ってきたのだと考えています。

昔の状態に戻すのは当たり前で、それに加えて、新しい時代をリードする日本人の本性を
目覚めさせるようなお米、それでいて自然に対して社会に対して常に謙虚でいれる
日本人ならではと美徳もキープできるような特性を持つお米になっていくというプログラムを
想造していきたいと思っています。
 

皆さんも一度、命仁を食べてみて、ご意見をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
 
 

神迎祭

こんにちは、船井勝仁です。

10月は日本中の神様が出雲に集まられることになっていて地元の神様が
いなくなるので神無月と呼ぶという説があります。
逆に出雲では、日本中の神様が集まってくるので神在月になります。
旧暦では10月10日になる11月5日(土)の夜に出雲で日本中の神様が集まる
神迎祭というお祭りがあるということで、にんげんクラブでツアーを組んで
参加させていただきました。

当日はサプライズゲストとしてメキキの会の出口光会長も参加してくださいました。
岡山7時出発で、岡山に帰ってくるのが深夜というハードスケジュールですが、
バスの中を含めて本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
びっくりしたのはバスの定員が補助席を使わなければ45人だったのですが、
ちょうど45人の人が集まっていただいたことです。
こういう小さいところにも神の計らいを感じることができるツアーになりました。


1.JPG

 
当日はあいにくの雨でしたが、これも龍神様が喜んでいるのかもしれないと
感じることができました。出雲大社に到着したのは12時少し前になりました。
そこで銘々に参拝を済ませて、お昼ごはんを食べて13:30にバスに
集合することになりました。はじめは、光さんや川島伸介さん達と大国主命が幸魂、
奇魂を受け取っている像をみたり、一緒に本殿に参拝したりしていたのですが、
そこからみんなと分かれて単独行動を取らせていただきました。
 
 
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私は宝物殿が気になり、一人で入場料を払って見に行きました。
一人になったのは「不食の時代」を観た影響で、お昼ごはんを食べない方が調子がいいし、
その分ゆっくりと見学ができると思ったからです。
それから、宝物殿に行くと剣が見られると思ったことも大きな理由です。

7月に上野の国立博物館に空海展を見に行ってから、剣のことが
とても気になるようになり、鹿島神宮の宝物殿では国宝の直刀を
見つけてとてもうれしくなりました。今回も豊臣秀吉佩刀(はいとう)を
見つけたのですが、それよりも大歓喜という絵にびっくりしました。
太陽と月が出ていて、その間を龍が飛んでいる絵なのですが、
 

竜神日月を招き 蒼空に舞う

という漢詩が書かれていました。
 

これにびっくりしたのは、前日岡山でお伺いしたBMDさんのミモレ農園で、
午後3時30分頃にも関わらず月が出ていて、太陽と月の間に
龍が飛んでいるような雲がかかっていました。それが何かとても大切な
メッセージを伝えてくれているようで、とても気になっていたので、
それと同じ図が一人で入った宝物殿で絵という形で見せられたことにびっくりしました。
 

川島さんは川島さんで、出雲大社から1㎞ぐらい離れたとても大きなパワースポットを
見つけており、同行した人が溜まっていた電気が頭から抜けていくのを
感じましたと言っているぐらい強烈なものだったようです。
とても役割の深い人が45人集まっているので、それぞれの人が結構おもしろい
体験をしたようです。
 
 
その後もパワースポットを回って、夕食をいただいた後、
いよいよ神迎祭を見に神様を迎える儀式が行われる稲佐浜に向かいました。
大勢の人がいて、私はお祭りをしっかりとは見えなかったのですが、
近くまで行った人が撮った写真を見せていただくと、神様を確かにお迎えしたような
不思議なオーラーが写っていました。
また、儀式が行われている間だけ、雨が止むという不思議な体験も
させていただきました。
 
 
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帰りのバスで直会(なおらい)と称してビールをたくさんいただき、
本当にいい気もちで岡山に帰りついたのは12時30分ぐらいでした。
船井勝仁.comに書いたように、それからToshi小島さんのひふみ農園に
連れていってもらうという超ハードスケジュールを楽しませていただきました。
 

私たち一人ひとりが進化して神様の役割を果たすようにならなければならないのではと
いうことを考えているのですが、そのことを確信させてくれる神迎祭になりました。
そのために一番大事な身魂磨きを続けていきたいと思います。
 

完全なる治癒

こんにちは、船井勝仁です。

札幌のにんげんクラブセミナーに行ってきました。
130名ぐらいの方が集まっていただいて、前半の1部は女性性がテーマで
講師もすべて女性というセミナー、第2部はコルマンインデックスで
マヤ暦が終わる日とされている29日(2011年10月28日ですが、
日本時間だと29日とも考えられます)の講演だったので、
高島康司先生にお越しいただき、コルマン博士のおっしゃっていることを中心に
お話をいただきました。 

 
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高島先生の話は本当に面白かったです。詳細に調べて報告されていることが
よく分かり、おっしゃっていることの裏付けがきっちりと取れています。
マヤ暦の話も欧米では色々な先生が話をされているようですが、
コルマン博士の文章は格調が高いとおっしゃっていました。
英語で格調が高いことまでわかる語学力が高島先生の大きな武器です。

 
マヤ暦が終わる意味はコルマン博士の説では意識の変容が始まる日だと
いうことですが、具体的に意識の変容は何かという話になると、
右能と左脳が統合して動くようになることで、左脳と右脳は全然違う働きを
しているという話をしてくれました。
 
左脳は過去と未来のことだけを考える脳です。将来の心配をしたり、
過去の公開をしたりしながら人と自分を比べているのです。
いままでの人間はほとんど左脳だけで生きてきました。
だから本質的にはどうでもいい、過去のことにこだわったり、
心配しても仕方がない未来のことを考えたりしながら生きてきました。

それに対して、右脳はいまここだけしか認識しないのだそうです。
佐々木重人さんの「マトリックスの真実」、(分かりにくいのですが左上の
原稿と書いてあるところをクリックするとダウンロードできます)という論文に
書いてあるのはこの世界なのです。
本質の世界なのですが、これだけではこの世では生きていけません。
左脳と右脳はちょうど同じぐらいの比率で動くようになるための変容が
29日から始まっていると考えればいいようです。
(ちなみにいままでは左脳対右脳の割合は9:1ぐらいだったと思います)
 
 
セミナーの翌日、村松祐羽先生に札幌を案内していただきました。
ランチは料理研究家牧みちこさんがやっている「NE(ね).大倉」という
すてきなレストランでいただきました。
北海道で取れる有機野菜を中心にしたとてもおいしいランチで
紫色の人参やブロッコリーは絶品でした。
 
そして、このレストランで稲田芳弘さんの「ソマチッドと714Xの真実
を見つけました。
稲田さんは残念ながらお亡くなりになったそうですが、
ご近所に住まれていて、よく「NE.大倉」を利用されていたようです。

ソマチッドという存在にはとても興味があってガストン・ネサン著「完全なる治癒」は
買ってはいるのですが、まだ読めていませんでした。
牧さんが、稲田先生の奥様からのいただきもので、またいただけると思うから
持って行ってもいいですよとおっしゃってくださったので、お言葉に甘えてもらってきました。
そして、帰りの飛行機の中であまりにもおもしろかったので、
前日の飲み過ぎで疲れてはいたのですが、ずっと読んでいました。
 
 
ソマチッドは日本ではサプリメントとして売られているのですが、
それはそれでいいのでしょうが、ネサン博士の研究はまったくそんなことは
言っていません。
714Xというネサン博士が作っている癌の治癒率75%という画期的な商品も
ソマチッドではなく、樟脳(カンファー)を水で薄めたものなのです。
ネサン博士の研究で癌細胞は増殖する過程で窒素を大量に使うので、
癌になると急速に痩せてしまうのですが、通常の治療と逆に窒素を断つのではなく、
逆に窒素を供給してあげると癌細胞は正常な細胞から窒素を奪わなくなり、
やがて増殖を止めていくことが分かりました。

だからホメオパシーの考え方で、薄めたカンファー(窒素)をリンパから供給することで、
いわば敵に塩を送ることで癌を克服する療法なのです。
ソマチッドという物体は何億年でも存在することができるし、DNAの前駆的な存在とも
言われており、この研究が地球を救うのではと直感的に感じています。

でも、高島先生の話ではありませんが、日本人は我田引水が強く、
ネサン博士がそんなことは言っていないということを無理やりでも作って、
自分の理論を展開する悪い傾向があります。私も反省しなければいけない点は
多々ありますが、稲田先生の存在を全く知らなかったのに、
札幌のおいしいレストランでとてもすばらしい本に出会えたことに感激しています。
 

正しく自分の天命を果たしているときは、こんなご褒美がもらえるのだと、
心底喜んでいます。皆様も全国各地でにんげんクラブの支部
セミナーを開いていますので、ご都合がつくようならぜひ足を運んでみてください。
とてもすてきなことが起こるかもしれませんよ。

天才たちとの交流

こんにちは、船井勝仁です。

先週予告しましたように、先週の週末は土曜日に山梨で
生体エネルギーの私の師匠である芦沢一さんとのセミナー
(詳しくは船井勝仁.comに書きましたので、そちらをご覧ください)をやり、
日曜日は千賀一生先生と東京でタオ・セミナーを開催させていただきました。

日曜日のタオ・セミナーでは千賀先生の話は本質的にとてもすばらしいお話しでしたし、
普段はめったに行かれないという懇親会にもずいぶん長時間ご参加くださり、
皆様の質問に答えていただきました。
印象的だったのが、「タオ・コード」を書くのにどれぐらいの時間が
かかりましたかという質問に対して、20年以上の歳月がかかっていると
お答えになっていたことでした。


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本当の天才は、スケールがまるで違います。千賀先生のお話しは、
心の問題を心で解決するのは大変なことですが、心の問題を身体で解決するのは
そんなに難しいことではない。身体は優秀なセンサーであり、自分にとって
良いもの悪いものをすべて理解している。一番大事なポイントは気持ちがいいか、
気持ちがよくないかだ、というお話をしてくれました。とても簡単な真理ですが、
これを究めるためにどれだけの努力と年月が必要だったかを考えると、
頭が下がる思いがします。

まだ私自身がよく分かっていませんので、詳しくは書きませんが
日曜日のセミナーのもう1人の講師ですばらしいワークショップをやってくださった
瀬上貴稔さんの「天地統一体」のお話もとてもすごいお話しでした。
真実はとてもシンプルでとても簡単なものであることが瀬上さんのワークショップで
感じることができました。瀬上さんはまだ若い方だと思いますが、
若い世代の天才は簡単に本質をつかんでしまうのかもしれません。


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そして、月曜日には住環境想造研究会の会合に出席するために長野まで
出かけました。澤田升男さんが中心になって、生体エネルギーの住宅を
日本中の住宅産業に広めるための勉強会で、今日は講師として呼んでいただきました。
この住環境想造研究会は、生体エネルギーの佐藤政二先生と住宅業界の
風雲児である澤田升男さんの二人をとことん尊敬している伊豆山幸男さんの
熱意で生まれた会です。月曜日にも関わらず全国から真剣に学ぶために
社長さん達が80人以上も集まっていました。


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伊豆山さんの何があってもあきらめない強い心と二人の天才に対する心の底からの
尊敬の念が作った会ですが、私にとっても二人の天才に触れられる絶好の機会を
提供してくれるとても有意義な勉強会です。そして、面白いのはこの二人の天才が
一見全然違うキャラクターの様に見えて実はとても似ていることです。

お二人とも、とことん負けず嫌いで誰にも負けたくないと思っています。
また、好奇心のかたまりでいつも新しいことを追い求めていて、
新しい真理を追究しています。だから必然的に時には火花が飛び散るような
本質的な応酬があり、私を含めて回りはドキドキするのですが、その火花が
新しい進化に確実に生かされていくのを感じることができたとき、
その場を共有させていただけた喜びと有難さを感じることができるのです。

そんな天才たちが、千賀先生の到達したこれからの社会は女性性の社会に
なっていくこと、そのためにはこだわりも含めて余計な荷物を手放していくことが
大切なこと等を理解していただいて、彼らのいままでの地獄のような苦労をも手放して、
私たちに本当に簡単にシンプルに本質の世界を見せてくれることを夢見ながら、
帰りの新幹線で缶ビールに少し酔いながらこのブログを書かせていただいています。


短期間に多くの天才たちと関わらせていただくことができ、
感動と感激を味わっている自分にも少し酔っていますが、お許しください。

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本質の入り口

こんにちは、船井勝仁です。
 
今週の日曜日に、静岡メキキの会の昼食会で講演をさせていただきました。
メキキの会は昨年の11月ににんげんクラブと提携し、メキキのサムライ・フィールド・
ネットワークというソーシャルネットワークをにんげんクラブの会員の皆様にも
使っていただけるようになっています。 
今、もっと使っていただきやすくするために改善をしていますので、楽しみにしていてください。
 
メキキの会で講演するときは、人生をさらけ出すことを求められます。いつもの調子で
講演していると、講演はしないでくださいと言われてしまうぐらいです。チャレンジでは
ありますが、自分を高める絶好の機会になっています。
 

今回の講演のテーマは「本質の入り口」でした。これは、これから私たちは
本質を体験することをすべての人が要求されている時代になってきたこと。今までは、
臨死体験をしたり、死んだ方がましだというようなすさまじい体験をした人だけが、
その境地にたどり着けたのですが、叡智を結集することで誰でもが簡単にそこに
到達することが可能になるのではというお話をしました。
 
でも、講演ではなく人生を語らなければいけないので、人生のトラウマを手放すために
まずトラウマに気がつく必要があるということを、私の体験からお話をさせていただきました。
このブログの読者の皆様なら、心のデトックスの前田知則先生の「母の呪い」の話は
ご存じの方が多いだろうと思います。多くの人は母親との葛藤が人生で最初のトラウマであり
とらわれている場合が多いので、それの解消をしていくことで人生が劇的に変わります。
 
そのトラウマのことを「母の呪い」と言います。お断りするまでもないと思いますが、
母親に対するネガティブな思いのことを言っているわけではなく、逆に自分が作った
思い込みを手放すことで、母親に感謝ができたり、その存在を受け入れることが
できるようになります。そして、私の場合は「父の呪い」の方が強烈にあるというお話を
させていただきました。
 
もっと面白かったのは、「父の呪い」に気がつき、父の愛情やその存在のありがたさを
素直に受け入れられるようになると、今度は私にもやはり強烈な「母の呪い」が
かかっていることに気がつきました。そして、これを乗り越えていくチャレンジをしていると、
今度は別の意味の「父の呪い」に気がついて、父に対する素直な気持ちが
増していく体験をしています。 
 

 簡単に書いていますが、それぞれの呪いを乗り越えていくのは精神的には
きつい作業になります。人間が本質の入り口まで行くためには、自分が持っている
余計なものを手放さなければなりません。トラウマを手放すことは大変ですが、
有意の人はこれをやっていく必要があるのです。
私は、自分の体験をシェアさせていただくこと等で、皆様を本質の入り口まで
お連れすることが役割のひとつだと思っています。 
 
本質に飛び込むのは、一人ひとりの準備ができたときに、勇気を持って自分で
飛び込むしか仕方がないと思いますが、その入り口までは仲間と一緒に切磋琢磨しながら
行けるのではないでしょうか。
 

両親に対するトラウマを日々解消しながら、以前と同じようにまた全国のにんげんクラブの
支部等で講演をさせていただきます。少し紹介させていただきますので、
ご都合がつくようならぜひご参加ください。よろしくお願いいたします。


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1.にんげんクラブ山梨主催イベント
『楽しい農生活セミナー~農を知る・見る・味わう・学ぶ~』 のご案内

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こんにちは。にんげんクラブ山梨支部リーダーの高見沢絹江です。
このたびの山梨での、にんげんクラブの集まりが開催でき、とても嬉しく感じます。
山梨は自然環境豊かなパワースポットでもありますから、遠方の方々も
旅行気分で来てくださると幸いです。

このたび、生体システム実践研究会山梨支部長の芦沢一さんや船井勝仁、
川島伸介さんによっての農業イベントですから、きっと楽しく実になるものと思います。
美味しい生体エネルギーのバーベキューもしますので、お楽しみに!


にんげんクラブ山梨主催
『楽しい農生活セミナー~農を知る・見る・味わう・学ぶ~』  

【日時】10月22日(土) 時間:10:00開場、10:30開始、18:00終了予定
【場所】山梨県山梨市東後屋敷329-1 ㈱源
TEL0553-22-1863(JR中央本線・塩山駅よりタクシーで5分)

(1)現地へ直行の方はそのまま現地へお越しください
(2)電車で来られる方は、10時に塩山駅南口で待ち合わせ(川島同行)

【ゲスト】船井勝仁・芦沢一・川島伸介

【参加費】にんげんクラブ会員及び生体システム実践研究会会員5000円、
一般5500円(バーベキュー食費込。お飲み物は各自実費)
※お支払いは、当日、受付にてお願いします。

【お問合わせ・お申込み】
件名に「山梨」と明記し、本文には、お名前、ご住所、ご連絡先、
「にんげんクラブ会員」及び「生体システム実践研究会会員」か一般か、
「直行」か「待ちあわせ」を明記の上、 ningenclub68@gmail.com まで、お申込みください。

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2.にんげんクラブ東京主催イベント
『大激変時代を生きるためのタオ・セミナー&ワークショップ』のご案内

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こんにちは。にんげんクラブ川島です。久しぶりの東京開催です!
今回は、『ガイアの法則』や『タオ・コード』で、私たちに衝撃と深い叡智を
与えてくださった千賀一生さんのご講演、そして、老子思想を
体系的実践レベルまでに落とし込んだ瀬上貴稔さんのワークショップ、
さらには、いち早く、思考転換=天律の時代を説いていた
船井勝仁が登場します!

世の中が急激に変化し、ミロクの世へと進んでいく中、
私たちも急速に意識転換をしていく必要性に迫られています。
そういう意味で、今回は、非常にタイムリーかつ、
重要なテーマの勉強会になります。きっと皆様の視点が
大きく変わることだと思います!是非ともお越しください。

【日時】2011年10月23日(日)14:00開場 14:20スタート 20:00終了

【会場】八丁堀ハタビル 5階 501号室 ABCアットビジネスセンター八重洲通り
(東京都中央区八丁堀 1-9-8)
JR東京駅 八重洲中央口 徒歩9分、
日比谷線・JR京葉線 八丁堀駅A5出口 徒歩2分
東西線・日比谷線 茅場町駅2番出口 徒歩4分、
その他、宝町駅(都営浅草線)、日本橋駅(銀座線・東西線、都営浅草線)、
京橋駅(銀座線)、新富町駅(有楽町線)各駅より徒歩8分
※アクセス http://abc-kaigishitsu.com/tokyo_yaesudori/access.html
【プログラム】 
14:00~14:20 受付 
14:20~14:40 川島伸介『マインド・シフト、マインド・ワープ』
14:40~16:10 船井勝仁『天律の時代の生き方』
16:20~17:50 瀬上貴稔さん『天地統一体・実践ワークショップ』
18:10~19:40 千賀一生さん『タオの法則』
19:40~19:50 川島伸介(終わりに)
20:15~ 懇親会(別途5000円)

【参加費】
[事前予約]にんげんクラブ会員:5,500円、一般:6,000円
[当日]にんげんクラブ会員:7,000円、一般:7,500円
懇親会 別途5,000円

【参加お申込方法】
件名に「タオセミナー」と明記の上、参加者のお名前、ご住所、電話番号、
にんげんクラブ会員か一般か、懇親会の出欠を明記の上、
ningenclub68@gmail.com へ、お申込みください。
(参加費のお振込先をご連絡致しますので、お振込完了にて、
予約完了とさせていただきます

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3.にんげんクラブ北海道主催イベント
第1部『アクエリアス革命!~いよいよ始まる女性性の時代』
第2部『コルマン・インデックス終了と未来から考える新しい生き方』
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2回目の北海道イベントは、コルマン・インデックス終了の日本時間である10月29日に
開催いたします。第1部は安部晋三元総理大臣の夫人の安倍昭恵さん、バシャールから
伝授された『自問自答』を世に広げられている天野聖子さんをお迎えし、より良き未来に
向けて、女性の在り方などを考え、第2部では高島康司さんをお迎えし、船井勝仁も一緒に
未来について皆様と共に考え、コルマン・インデックス終了の人類の意識進化の完成の日に、
良き集合意識を束ねることができれば幸いです。


【日時】2011年10月29日(土)
第1部 10:00開場 10:30スタート 16:00終了
第2部 16:30開場 16:40スタート 20:30終了
懇親会 21:00スタート

【会場】ガーデンシティ札幌 カンファレンスルームN-1
(札幌市中央区北4条西1丁目 共済ビル4階)
JR札幌駅南口より徒歩5分

【プログラム】 
第1部
10:30~10:40 司会挨拶 
10:40~12:00 天野聖子さん『自問自答法ワーク』
12:00~12:30 迫ミレイさん『幸運を引き寄せるダイヤモンドの輝き』
13:30~14:30 村松祐羽さん『アクエリアス革命!女性性の時代がはじまる』
14:40~15:40 安部昭恵さん『妻として、女性として、人として、より良き社会の実現に
                    向けて、私たちのできること』
15:40~16:00 安部昭恵さん×天野聖子さん×村松祐羽さん
           『アクエリアス革命!女性性の時代がはじまるPART2』
第2部
16:40~16:50 司会挨拶 
16:50~17:10 川島伸介『新世紀の超暗号Ⅱ』
17:10~18:40 高島康司さん『コルマン・インデックス終了と来るべき世界』
18:50~20:00 船井勝仁『未来から考える新しい生き方』
20:00~20:20 高島康司さん×船井勝仁×川島伸介 
           『コルマン・インデックス後の世界に向けて』
21:00~      懇親会(別途4,000円~5,000円の予定)

【参加費】
[メール事前予約]
第1部 にんげんクラブ会員:3,000円、一般:3,500円、30歳未満:2,000円
第2部 にんげんクラブ会員:3,500円、一般:4,000円、30歳未満:2,500円
通し   にんげんクラブ会員:5,000円、一般:6,000円、30歳未満:3,500円

[当日]
第1部、第2部 (事前予約より) 1,000円UP
通し   (事前予約より) 1,500円UP       

【参加お申込方法】
件名に「北海道」と明記の上、参加者のお名前、ご住所、電話番号、
にんげんクラブ会員か一般か、懇親会の出欠を明記の上、
ningenclub68@gmail.com へ、お申込みください。
(参加費のお振込先をご連絡致しますので、お振込完了にて、
予約完了とさせていただきます)

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4.RASHクルージング、船井勝仁さん講演会
「私たちは今こそ、生き方を変える時です。~今、何を考え、何をしますか?」

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今、世界は、大規模な天災、温暖化などの環境問題、長引く景気の低迷など未来への明るい材料はまだまだ少ないと言わざるを得ません。
しかし、いつの時代も不可能を可能にしてきたのは、人々の意識変化です。
一人一人が意識を変え、行動を変えること、つまり生き方を変える事によって、
現実に奇跡が起きるのです。

3.11の大震災は私たち一人一人に意識が変えるきっかけを与えてくれました。
しかしその震災も時が経つにつれ、少しずつ私たちの記憶から遠ざかろうとしています。

今、私たちは、この経験を無駄にする事なく、しっかりと自分自身と向き合い、
意識そして行動を変えていかねばならないのです。

今回、11/1(火)、にんげんクラブ5千人の会員を率いる船井勝仁さんがリーダーとして、
「今、何を考え、これから、どう行動していくか?船井幸雄さんから、引き継がれた想いを
もとに、彼の使命なるものを今後、どう展開するのか?」

その未来構想がこの日、語られます。

また今回も弊社代表である大槻とのパネルディスカッションを予定しておりますので
お楽しみに。

私たち一人一人は微力かもしれません。しかしその一人一人が、意識を変え、
行動を起こす事で、現象が変わり、未来は光に包まれるのです。諦めないで、今こそ、
力を合わせて未来を創造していくのです。
リーダーが行動を起こしそれを伝播する事が、全てなのです。
当日は意識の高い方も多数参加されます、ふるってご参加ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆日時:11/1(火)
19時~21時(18時45分受付開始)
◆会場:RASHクルージング 
神奈川県相模原市中央区相模原5-7-3 相模BSビル5F
◆地図:http://www.2010cruising0707.com/acsess.html  ※JR相模原駅下車 徒歩約7分
◆参加費:一般価格5千円(※RASH会員、にんげんクラブ会員は3割引で3千5百円)
◆申し込み方法:参加希望の講座名・開催日・氏名・メールアドレスを記入して以下までメール下さい。
info@rash0707.co.jp (もしくは042-851-3205まで)
◆主催
株式会社RASHクルージング
HP:http://www.2010cruising0707.com/index.html

東京裁判

こんにちは、船井勝仁です。

私の政治志向はどちらかというと右翼的ではなく、左翼的だと思っています。
選挙では自民党ではなく民主党に投票しますし、格差のない社会の実現を目指すべきだと
考えています。ただ、労働組合運動には違和感を覚えます。

中学生の時に日教組の活動をバリバリにやっている先生がいて、いまから考えると
その主張はメチャクチャだと思うからです。だから、投票はしますが、民主党の応援を
しているわけではありません。


ずいぶん昔のことですが、「IBMの息子」(新潮社)という本を読んだことがあります。
トーマス・J・ワトソンJr.というIBMの創業者の息子で2代目社長になった人の自伝ですが、
彼は大企業の経営者としては珍しく民主党を応援しており、カーター政権のときに
ソビエト大使になります。内容はよく覚えていませんが、とても共感して読みました。
ちなみに、最近、高校生になった息子が面白いといって読んでいます。
 
だから、中国と付き合ってはとんでもない目に合うという論調や、日本は万世一系の天皇制が
2700年以上続いているのだという意見からは少し距離を置いています。
ただ、最近は、現代史の勉強が面白くなって明治、大正、昭和初期の歴史本をたくさん
読むようになりました。岩波、中公、ちくま、文春、PHP等の文庫や新書には安い値段で、
この時代を取り上げた良書が多数あり、愛読させていただいています。


そうすると、まだきちんと勉強したわけではありませんが、東京裁判のことがとても気になって
きました。きっかけは、原稿を書くためというか、ちょっと疲れがたまっていたので、
最近私の机も入れてもらった会社の父の部屋で何となく父の本棚をみていると、
渡辺昇一先生の「東條英樹 歴史の証言 東京裁判宣誓供述書を読み解く」(アマゾン)が
気になって、それを一気に読んでしまったことでした。

それと最近読んだ「松井石根と南京事件の真実 」という本を合わせて
読んだことも東京裁判に興味を持つきっかけになりました。
松井岩根は東條英樹等と一緒に東京裁判でA級戦犯として絞首刑になった7人のうちの
1人で、南京大虐殺の首謀者ということになっています。


名前も知らなかったのですが、日露戦争当時に比べて日中戦争当時の士官の気質が
捕虜の扱いという点においてもずいぶん悪くなってしまったという証言をしているという
ことから興味を持って、本屋さんで上記の本を見つけたわけです。

今でも中国に行くと、松井岩根はヒトラー以上の凶悪人ということになっているそうですが、
彼が虐殺を命令したかどうか、そもそも虐殺があったどうかはともかく、彼が日中戦争
(右翼の人は支那事変と言い方をします。確かに日本、中国両国とも宣戦布告をしておらず、
戦争というのはおかしいという意見もあります)当時、最も中国通で中国と日本の関係を
真剣に憂えていたことは確かなことです。

 
東京裁判の重要性に確信を持ったのは、小堀桂一郎著
東京裁判 幻の弁護側資料: 却下された日本の弁明 」を読んでからです。
GHQの占領下にあった当時の日本では、言論の自由はなく、逆説的で非常に面白いのですが、
唯一、東京裁判の席で本音で日本の主張ができたということです。
もしかしたら今でもマスコミは真実を伝えていないと言えるかもしれませんが、
当時のマスコミなどは占領国であるアメリカの意向に合わないことは載せることは
できなかったのです。
 
そして、日教組の教育や戦後のインテリは左翼思想を持っていなければならないという
風潮も相まって、東京裁判の記録も含めて戦前にあったものはすべて間違っている
おかしなもので、そんなひどい時代のことは見ないようにして忘れることが一番いいことだと
思わされてきたようです。

私も最近までは、東京裁判は少なくともこれを受け入れることで連合国から独立を認めて
もらったのだから、靖国神社のA級戦犯合祀問題も含めて、これを否定することを
おかしいのではないかと思っていましたが、もう一度、じっくりと歴史を先週書いたように
インラケチという手法も使いながら、逃げることなく学ばなければならないのかもしれません。


歴史にインラケチする

こんにちは、船井勝仁です。
 
柳瀬宏秀先生の講座「マヤの叡智」では、最初にインラケチ(柳瀬先生のメーリングリストでは
インラケシュという名前が正しいと訂正されていましたが、インラケチの方が、
なじみがありますので、このブログではインラケチで書かせていただきます。)を教えてもらいます。
 
インラケチとは、もう1人のあなたになるという意味で、相手の気持ちになって
考えるというよりも、相手そのものになりきるという感覚でしょうか?
 
実際に、速読法の講座では、役者さんになりきって演技をする実技があり、
私などはずいぶん恥ずかしい思いをしました。
 
このインラケチという手法がいろいろなことに使えることに気がつき始めています。
 
夫婦関係を上手く行くコツは、相手にインラケチすることです。
パートナーは自分の姿を移す鏡です。特に自分の嫌なところが相手に写っている
場合が多く、それだけに一番気になることが相手を通して出ているので、
頭に来てしまうことが多くあります。
  
夫婦喧嘩をした時、パートナーを非難する言葉を次々に思いつきますが、
後で冷静になって考えると、そのほとんどが自分のことを言っていることに
気がついて愕然とした経験があります。
 
ここでパートナーにインラケチすることができれば、なぜそのような行動や言動を
相手がしたのかが良く分かり、いつの間にか相互理解が深まります。
 
また、私の場合は「父の呪い」の解消にも使っています。
「父の呪い」とは不穏な言葉ですが、たいていの場合、両親との葛藤が
心理学的な大きな傷になっており、それを解消することで、今まで上手く行かなかったことが
驚くほど改善される例がいっぱいあります。
 
普通は、母親との葛藤が多いので「母の呪い」というのですが、
私の場合は強烈な父親を持っているので、「父の呪い」になるわけです。
 
父の立場になって考えることが最近ようやくできるようになってきました。
父の病気のつらさが感じられるようになってきたのです。
これを進めていくと、きっと父の病気も治るに違いないと思えるようになってきました。
 
 
さて、これからが今日の本題ですが、歴史上の人物にインラケチすることが
できるということに気がつきました。
 
例えば、西郷隆盛や坂本龍馬、織田信長等にインラケチすると、彼らがその時代に
実際に何を感じていたかを感覚でとらえることができます。
これは、テレビドラマの役者さんを思い出すことで比較的簡単にできます。
 
そして、いま一番気になっていることは、「昭和史からの警告」というテーマです。
副島隆彦先生と父の共著の題名ですが、そこで警告されているように、
昭和の初期と今の時勢が本当によく似ていると思います。
 
太平洋戦争が始まる1年前の昭和15年になっても、実はほとんどの人が、
まさかアメリカとだけは戦争をすることがないだろうと思っていた、という話を読みました。
当時の政府や軍の最優先事項は日中戦争をいかに早く終わらせるかということだったのです。
 
真偽は分かりませんが、日本を戦争に引きずり込んで行ったと言われている
陸軍の仮想敵国はソ連であり、ABCD包囲網で困っていた日本の打開策は、
インドネシアや香港、シンガポール等のオランダやイギリス軍をたたくことではありますが、
ハワイのアメリカの太平洋艦隊を叩いても、アメリカに戦争に参戦する口実を与えるだけで
戦略的にはほとんど意味がありません。
 
そして、当時のルーズベルト大統領が置かれていたアメリカの世論の状況を考えると、
例え日本がイギリス軍に宣戦布告をしても、アメリカは簡単に参戦できなかっただろうという
見方もあります。
 
それなのに、結局そのよく年には、真珠湾攻撃を行ってしまって
アメリカとの戦争が始まってしまいます。
 
それを考えると、日本人は誰ひとりとして戦争に巻き込まれるとは現在思っていませんが、
それで近い将来、絶対に戦争が起こらないという保証にはならないのです。
 
歴史に学ぶことも大切ですが、それをインラケチして、自分で体感してみるところまでやって、
はじめて本当に歴史を教訓にすることができるのかもしれません。
 
 

できることを探す

こんにちは、船井勝仁です。
 
先週の土曜日、にんげんクラブ大阪支部代表の山村龍和さんの個展に合わせて
開催された、将棋の羽生善治二冠との対談に行ってきました。
 
羽生二冠はにんげんクラブの会員でもあるのですが、先ごろ80タイトルという
大山永世名人の記録に並んだという将棋界最強の棋士です。
 
何度かお会いした事があるのですが、全然勝負師らしいぎらぎらとした個性が感じられません。
 
それどころか、「ザ・フナイ」で波動ジャンキーというエッセイを書いている、
大人の学校の小山敬子先生(最新刊、「介護がラクになる『たったひとつ』の方法」は
凄い本です。ぜひお読みください)に言わせると、オーラーがつるっとしているのです。
 
山村さんとの対談をお聞きしていて、将棋というゲームに本質的なものを提供することが
羽生先生の天命なのかもしれないと思いました。
 
羽生先生の話によると、ここ20年ぐらいでコンピュータとインターネットの発達のおかげで
将棋というゲームはそれ以前のものとまったく違うものになりました。
分析され尽くして、その分析力が勝負を決める大きな要素になりました。
 
  
もうすぐ、皆様のお手元に届くことになるにんげんクラブ会報誌10月号の、
輝く仕事人は九州大学の高瀬正仁教授を取り上げます。
 
高瀬先生は数学者ですが、船井幸雄も尊敬している日本が生んだ大数学者である
岡潔先生の研究者でもあります。
 
にんげんクラブ福岡大会の前日に九大の高瀬先生の研究室にお伺いさせて
いただいたのですが、数学の本ではなく、哲学や文学の本がずらりと並んでいた
本棚にびっくりしました。詳細は会報誌をご覧いただければと思いますが、
岡潔先生は抽象の世界である数学界に情緒を提供されたというお話をされていました。
 
抽象(将棋の世界で考えると、分析を重ねることで絶対に正しい指し方を解明していく
取り組みということにつながる。コンピュータ将棋に象徴されると考えると
分かりやすいかもしれません)の世界になってきている将棋界に、
新たな情緒(デジタルで解明できないアナログ的なもの、人間の情に代表される)を投げかけ、
それを若手たちが抽象化しているのが今の将棋界なのかもしれないと考えたのです。
 
まあ、これは勝手な私の解釈なので、よく分かりませんが、この原稿を書いている
9月27日現在、羽生先生は20連覇がかかった王座戦を山形県の天童市で指しています。
(残念ながら、熱戦の末、渡辺新王座が誕生しました。)
 
歴史的な勝負の直前のあの余裕は、私にはちょっと信じられません。
とにかく、凄い人なのです。
 
 
凄い人と言えば、加治将一先生の昨年の著作で、加治先生の真骨頂とも言える
歴史シリーズ第4弾、「失われたミカドの秘紋」を読みました。
 
1年ぐらい前から積読になっていたのですが、イスラエルに行ってきた今の私の方には、
ますます興味を持って面白く読める本でした。
これを読むと加治先生も、タブーに命をかけて挑戦していることが良く分かります。
 
今まで隠されてきた真実が、歴史にしても将棋にしても数学にしても表面化せざるを
得ない時代なのかもしれません。
 
浅学非才の私には、先生方のような真実に挑戦するような高みにはまだまだ程遠いですが、
にんげんクラブの皆様との交流などによって知るようになってきた真実を
皆様と一緒にシェアしていくことで、ひとりでも多くの有意の人が生まれ、
その有意の人の集合意識ですばらしい世の中が実現していくことに貢献していきたいと思います。
 
そういう意味で、全国大会に登場していただいた鬼丸昌也さんや岡田多母先生の
講演会が今度の日曜にあります。
 
もう一度、お二人のお話を聞いて、自分にできることを探してみることは、
とても意義があることだと思いますので、ご都合がつく方はぜひ参加してみてください。


(以下、告知)
 
こんにちは。
NPO法人テラ・ルネッサンスの鬼丸昌也です。

私たちは、カンボジアでの地雷被害者支援、
ウガンダやコンゴでの元子ども兵支援に取り組んでいる
NPO法人です。

NPO法人テラ・ルネッサンス
 
東日本大震災が発生して半年が過ぎました。

あの日、ウガンダからの一本の電話が、
テラ・ルネッサンスの被災地支援を始めるきっかけとなりました。

電話の主は、ウガンダ事務所職員であるトシャ・マギー。

支援をしてくださる日本の皆さんの惨状を見て、
ウガンダ事務所職員と、テラ・ルネッサンスで支援をしてきた
元子ども兵たちで、お金を出し合ったというのです。

その金額が、5万円。
(ウガンダの教師の平均月給が、約7,000円程度)

▼▼誰もが、誰かのために役に立ちたいと、願っている。

ウガンダから寄せられた「日本への想い」に、日本事務局がどう応えるのか。
そこから、テラ・ルネッサンスの被災地支援活動が始まりました。

それから半年。
様々な取り組みを、岩手県沿岸部で、実施してまいりました。

テラ・ルネッサンスの被災地支援活動

その経過をご報告し、更なる支援の輪を広げるために、
そして、記憶を風化させないために、
設立当初からの支援者の皆さんが、報告会を開催くださいます。

ウガンダや岩手・京都の各事務所から、
テラ・ルネッサンス理事や職員が集い、
多くの方へ、私たちの想いと活動を、お伝えしたいと願っています。

10月2日(日)13時から、武蔵野公会堂にて、
皆さまのご来場をお待ちしております。


≪≪東日本大震災チャリティーイベント 「希望の光 in 東京」
                  ともにつながろう 今こそ 未来へ≫≫

 
◎イベント概要
 
日時:2011年10月2日(日) 13:00~17:00 (開場12:00)
会場:武蔵野公会堂(定員:350名)
地図:http://www.musashino-culture.or.jp/koukaido/index.html
参加費:
前売 3,500円(高校生以下3,000円)
    当日 4,000円(高校生以下3,500円) 小学生以下無料
主催:希望の光実行委員会
お問い合わせ:同実行委員会 代表 岩田誠 TEL 090-4219-8888

◎プログラム
 
・報告 『ともにつながるために 被災地での支援活動報告』
 講師:NPO法人テラ・ルネッサンス創設者 鬼丸昌也

・演奏 『一心一打 心をひとつにひとつの音を』
 演奏:和太鼓奏者 鈴木淳一

・パネルディスカッション 『海外支援と被災地支援をつなぐもの』

 出演:鬼澤慎人(株式会社ヤマオコーポレーション代表取締役)
      小川真吾(NPO法人テラ・ルネッサンス理事長)
      トシャ・マギー(NPO法人テラ・ルネッサンス職員)
      吉野和也(NPO法人テラ・ルネッサンス 遠野事務所職員)

・講演 『今こそ未来へ』
 講師:NPO法人テラ・ルネッサンス理事 岡田多母

≪申込方法や、出演者プロフィールなどは、以下のウェブサイトをご覧ください≫
http://ow.ly/6DYkQ

 
 
 

花粉症に感謝する

こんにちは、船井勝仁です。
 
先日、株式会社ヴィアノーベの吉田行雄社長と対談させていただきました。
 
ヴィアノーベは「青みかんの奇跡」という花粉症対策のサプリメントをつくられています。
9月に花粉症とは季節外れですが、この対談が掲載されるほんものやは、2月号の掲載予定になります。
 
おかげさまで、私は花粉症にはほとんど悩んでいません。
多少、目がかゆくなったりはするのですが、仕事に差し支えるレベルではありません。
 
今年は花粉の飛散量がとても多い年でした。私も4月に2日間だけとてもつらい症状が出て、
花粉症になったのかなと思ったのですが、地方に出張に行くと治ってしまってそのまま大丈夫でした。
 
吉田社長のお話では、最近北海道の方からの注文が増えているそうです。
北海道には花粉症がないと思っていたのでびっくりしたのですが、白樺の花粉症があるようで、
何か私たちの生活のあり方そのものに大きな原因があるのではないかというお話を
させていただきました。
 
食生活を見直すことから始めていかなければ、つまり便利さだけを追求する生き方
そのものを変えていかなければ、その警告の意味も込めて、花粉症のような
昔はほとんど話題にもならなかったものが、どんどん表面化することになるのではと考えてしまいます。
 
 
「青みかんの奇跡」は和歌山の有田みかんを、夏の内に取ってきて、
それをそのまま低温乾燥させて粉にして、それを錠剤にしたものです。
 
原料は大きくておいしいみかんをつくるために間引くみかんを使いますので、
本来なら捨てているものを利用しているものですし、何よりもみかんを丸ごと使いますので、
ホールフーズという考え方があるのですが、命をそのまま使いきることになり、
ホリスティックな考え方に合致しているものです。
 
だから抗酸化作用があると考えられていて、即効性が期待できる原因になっています。
 
また、青みかんに含まれているヘスペリジンがアレルギーの原因になっていると
考えられている物質を減らしていく効果があることも分かっていて、
飲み続けていくことでアレルギー体質そのものの改善も期待できるということです。
 
つまり、即効性があってかつ体質改善もできるという二つの効果が期待できます。
それを改めて聞いて、おもわず花粉症に感謝したらいいですね、と言ってしまいました。
 
そうすると対談を企画したイリアール㈱のスタッフに、そんなことを言うと花粉症で
苦しんでいる人に怒られてしまいますと注意されました。
 
花粉症に悩んでいる方にとっては、本当につらい状況で、その時期は仕事をすることすら
嫌になるぐらい苦しみます。しかも、それが毎年繰り返されるわけですから、
花粉症に感謝しろとはとんでもない暴言になるようです。
 
でも、あえて花粉症に感謝することを、あまりつらさを感じないこの季節だから、
ちょっと問題提起をさせていただきたいと思います。
 
花粉症になって、即効性を追い求めて「青みかんの奇跡」を飲み続けていると、
体質改善にも効果があるのです。
そして、それだけではなく、食生活や便利さだけを追求している生き方そのものを
見直すきっかけになるのではないでしょうか。
 
だから、花粉症の自覚のある方は、いまから「青みかんの奇跡」を飲み始めませんか。
そして、日本の伝統食である特に発酵食品を意識して食べるようにすると、
体質改善の効果が期待できるということです。
 
花粉症になったことを認めて、そんな自分をゆるして、その上で神様からのサインだと思って
感謝ができるようになれば、それが本質的な癒しに結びついていくのではないでしょうか。
 
つらさを思い出すのも嫌かもしれませんが、無理なプラス発想はしんどいので、
症状を感じない、この季節にぜひ感謝してみてください。
 
きっと来シーズンは今年ほど花粉の飛散量が多くないのではと言われていますので、
いまから準備しておけば、大丈夫になるかもしれません。
 
 

ありがとうございます

こんにちは、船井勝仁です。
 
おかげさまで、にんげんクラブ全国大会は、とてもすばらしい大会になりました。
先生の話を聞いて、勉強して帰るだけではなく、それぞれの参加者の皆様が
「希望という名の光」になっていただいて帰っていただけたことが本当によかったと思います。
 
私たちの生き方を誰か遠くにいる偉い先生に決めてもらうのではなく、
自分で考え、自分で意思決定し、自己責任で行動していくことができるようになって、
自分の人生を取り戻していくことが大切です。
 
今回ご参加いただいた方だけでなく、物理的には参加できなかった方も含めて、
意識を合わせていただいた皆様と、私たちの想いがこの世界を作っていることを思い出して、
私たちの想いで理想的な世界を構築していきたいと思います。
 
 
子どもとしての想いも多分にありますが、やっぱり船井幸雄が最後に登場できて、
皆様にご挨拶させていただいたことが、一番うれしいことでした。
 
フーチの話をしていましたが、父はああ見えて非論理的なスピリチュアルな世界は
あまり好きではありません。不思議なことは大好きですが、その理屈というか論理的、
体系的になぜそうなるかを理解することが一番大切なことなのです。
 
来週ぐらいにアップする、船井幸雄.comに本人が詳しく解説すると言っていますので、
そちらもあわせてご覧ください。
 
本人は帰ってしまったのですが、中矢先生、柳瀬先生、佐野浩一、
それににんげんクラブの各支部代表に舞台に上がってもらい、本当にありがたい話ですが、
父の健康の回復を白鳥監督のリードで祈らせていただきました。
 
さすがにそれだけでは申し訳ないので、地球の環境をよくするための
お祈りもさせていただいたのですが、数千人の有意の人の祈りの力は強いのでしょうか、
会場の空気が変わったように感じました。
 
 
全国大会でご挨拶をした、翌日の月曜日、熱海に行ったスタッフが
みんなで会長の健康回復のためのお祈りをしたことを話したところ、
とてもうれしそうだったと言っていました。
 
日曜日の会場で挨拶する前に調整していただいた入れ歯が珍しく上手く機能して、
月曜日はずいぶん調子がよかったようです。
これも、皆さんがお祈りしていただいた効果だと思います。
 
本当にありがとうございました。会場の皆様に、父の健康回復を祈ってくださいと
頼んだ時に、いただいた温かい拍手は私にとって一生忘れることのできない
すばらしい感動を味わった瞬間でした。
 
  
この原稿を書くにあたって、さっき父に電話をしました。
やはり、入れ歯もだんだん調子が悪くなってきて、いろいろな問題はあるようですが、
皆様にお祈りをしていただいたことは、本当にありがたいと思っているようで、
くれぐれもよろしくと書いてくれと頼まれました。
 
にんげんクラブの会員が増えてもらうことの重要性を改めて感じているとも言っていました。
いままでの地獄のような地の利を終わらせるのは、にんげんクラブ会員の皆様のような
有意の人の集合意識しかありません。
 
地の理の常識や、既成概念や、何よりも既得権益を手放すことは容易なことではありません。
 
その前に、いままでの地の理が支配している社会がどんなに異常な世界か
理解してもらうのは、その社会に何千年も生きてきた私たちにとっては本当に困難なことです。 
でも、少なくても、全国大会に足を運んでいただいた方や、
このブログを読んでいただいている方は、多かれ少なかれこのことに気がつき始めている人です。
 
そんな有意の人が増えていかなければ、サムシンググレートは人間が変革できないのなら、
仕方がないので世の中を強制的に変えてしまうのではないでしょうか。
 
強制的な変革には痛みが伴いますので、少しでも多くの有意の人に集まってもらって、
なるべくソフトランディングさせていこうではありませんか。
 
何度も繰り返しになりますが、本当にありがとうございました。
 
 

未来から考える新しい生き方

こんにちは、船井勝仁です。
 
私の新著「未来から考える新しい生き方」の見本が先程、届きました。
全国大会に間に合わせるために6月の初旬から、7月の中旬までかかって書いた本です。
 

 
 
あとがきにも書いたのですが、いまの自分の実力を超えた内容を、命を削りながら
一生懸命になることで著せたと思います。全国大会でも販売させていただきますし、
タイミングが合えばサインもさせていただきますので、ぜひ、よろしくお願いします。
 
  
この本は、おかげさまで3・11大震災の後、日本各地のにんげんクラブの支部の皆様から
講演に呼んでもらえるようになり、その時に話している内容をまとめた本になっています。
 
ライブ感覚を残すために、話があちこちに飛んでいたり、逆に前に出てきた話が
繰り返し出てきたりもしますが、最初から順番に読んでもらわなくても、
パラパラ見てもらっても、それなりに楽しめる内容になっています。
 
全国大会にご参加いただけない方は、本屋さんで見かけたらパラパラと立ち読みで
結構ですので、ぜひ手に取ってみてください。
 
帯に父の写真が載っていて、誰の本か分からない感じですが、それも一人でも多くの人に
手にとってもらえるきっかけになれば、ありがたいことだと思っています。
 
  
全国大会は、おかげさまで9月に入って申し込みが殺到し、大変なことになっています。
原因は9月1日の船井幸雄.comの父のブログです。
本人もとても慎重に言葉を選びながら何度も原稿を書き直していました。
 
有意の人が一カ所に集まり、そこで共鳴現象を起こすことが、「いまここ」の世の中の変化には
とても重要な意味を持ちますので、一人でも多くの方にご参加いただきたいと思っております。
 
チケットの発送が間に合いませんので、船井本社での受け付けは終了しましたが、
9月9日まではローソンでの販売をさせていただき、前売り価格でご購入いただけますし、
当日券ももちろん販売させていただきますので、時間の都合がつく方はぜひご参加ください。
なお、会員価格での販売は終了しました。あしからずご了解ください。
 
そして、どうしても出席が難しい方は意識をぜひ横浜に向けていただければと思います。
物理的に父が参加できるかどうかは、まだ分かりませんが、本人のブログにあるように、
それでも船井幸雄は意識(ブログではガイドという表現になっています)が参加して、
参加された皆様の本質を目覚めさせていただくお手伝いをする決意で臨みます。
 
こういう風に、本質的に生きるようになると、先週も書かせていただいたように、
シンクロ現象が起こるようになってきます。
 
 
選挙のプロで、正しい日本をつくるため、投票率100%を目指している
株式会社アノンの野沢高一社長から決意を秘めたお手紙をいただきました。
 
野沢社長は以前の会社で父の講演会を年間に何十回も企画してくださり、
父が元気な時は、年間に100回以上、父と会っていました。
政治に興味がある方は一度同社のHPをご覧になってください。
 
また、先程、近くにいるからと言って、古くからの友人である㈱新の新健一社長が
突然会社を訪ねてくれました。新(あたらし)さんは明治時代から続いている建設会社を
経営していたのですが、建物のオーナー側の専門家としてビルや工場、寮・社宅等の
メンテナンスの建築顧問を請け負ってくれる会社をつくったという報告をしてくれました。
 
とてもリーズナブルな値段でやるようで、それでやっていけるのかと聞くと、
分からないが長年、業界にいて疑問に思っていたことの解決策を思いついたので、
儲からなくてもやると言っていました。
 
野沢さんにしても新さんにしても、過去の延長線上ではなく、
未来からの発想で新しい仕事に飛びこまれていきました。
 
これが、私が今度の本で伝えたいことの大きなテーマで、その事例が向こうから
飛び込んでくることに大きな驚きを感じているのです。
 
皆さんも、シンクロを楽しめるように、全国大会にぜひご参加いただき、
ついでに本も買ってくださいね。よろしくお願いします。
 
 

シンクロニック・オーダー

こんにちは、船井勝仁です。

柳瀬宏秀先生とにんげんクラブ全国大会で一緒に講演させていただくことになっています。
柳瀬先生の説く「マヤの叡智」が、いま私たちが必要としている3次元世界から4次元以上の
世界にアクセスする一番分かりやすい方法だと思っているからです。
 
私たちは時計という2次元の時間に従って生きています。
それが原因で時間とお金に追い回される人生を送っています。
 
江戸時代までは月の満ち欠けを基本にする3次元のカレンダーを使っていましたので、
3次元の時間、オーガニック・オーダー(有機的秩序)で生きていました。
 
まず、この3次元の時間を取り戻すことからはじめていき、次のステップとして
13:20の4次元の時間を感じるステップに挑戦していきます。
そうすると、今度はシンクロ現象が当たり前になるシンクロニック・オーダーで生きられるようになります。
 
詳しくは、全国大会の講演やそれに合わせて発売される予定の柳瀬先生の新著
『「マヤの叡智」の常識』(環境意識コミュニケーション研究所)をお読みください。
 
私は一緒に講演させていただくこともあり、原稿を読ませていただいたのですが、
その中の故ホゼ・アグエイアス博士の講演はとてもレベルが高くびっくりしています。
 
そこには、私たち一人ひとりが地球のマインドに同調して生きていかなければならないことが
はっきり述べられています。
 
  
シンクロニック・オーダーを意識できるようになると、びっくりするぐらい多くの
シンクロ現象を体験するようになります。
 
例えば、にんげんクラブ奈良支部の会員である税理士の佐野満里子さんは
河内の国の一宮である枚岡神社の中東弘宮司と親しくされていて、
お笑い神事というという珍しい神事のことを教えてくれました。
 
枚岡神社の主祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)で、岩戸開きの故事で
神々の笑いで天の岩戸を開いたとされる神様です。
 
それにちなんで枚岡神社では毎年12月25日にお笑い神事を斎行しています。
そして昨年の神事の時の笑福守を送ってくださったのです。
 
私は、河内の国の生まれですが、罰あたりにも一度も一宮である枚岡神社に
お参りに行ったことがありません。だから、名刺入れに入れて大事に持ち歩いています。
 
そうすると、5月に開かれた白光真宏会さんが主催された、各宗教の指導者による
世界平和の祈りを捧げるという催しに参加させてもらったところ、
神道の指導者として中東宮司が祈りをささげられました。
 
パーティの席でご挨拶をさせていただいた時に、佐野さんからいただいた笑福守を
お見せしたところ大変喜んでいただけたというシンクロが起こりました。
 
 
今週の日曜日、はじめての奈良支部のウェルカムパーティーがあって奈良に行きました。
その前に大阪で用事があった私は、近鉄奈良線に乗っていたのですが、乗っていた急行は
停まりませんでしたが、枚岡という駅があり、ここに枚岡神社があることを確認しましたので、
できれば今度関西に行く時に訪問させていただきたいと思っています。
 
そう思っていると、佐野さんが懇親会にも参加していただいて、
私の隣の席にお座りになるというシンクロまで起こっていました。
 
偶然、手に取った本が、一番悩んでいた問題に対する答えを書いている事例については
船井幸雄.comの天律時代の到来に向けてという私のコラムの9月1日アップ分に
詳しく書きましたので、ぜひお読みください。
 
  
この世で起こることはすべて必要必然ベストだと船井幸雄は言います。
これを、シンクロニック・オーダー以上の次元で考えると、とっても分かりやすく
ストンと理解できるようになります。
 
全国大会にご参加いただくと、きっと皆様も色々なシンクロ現象を楽しんでいただけると思います。
 
9月10日、11日はパシフィコ横浜でお会いしましょう。
どうしてもご参加できない方は、意識だけでも横浜に参加してみてください。
よろしくお願いいたします。
 
 

あなたの悩みを解決する魔法の杖

こんにちは、船井勝仁です。
 
今、夜の会社の自分のデスクでこの原稿を書き始めました。
21時30分になろうとする時間ですので、周りの社員はみな帰宅して私一人です。
この週末は珍しく予定が入らず、最近は旅行記みたいになっているこのブログの
ネタに困っていました。
 
その他にも、こまごまとしたやることが何となく溜まっており、午前中の外での仕事を
すませて昼過ぎに出社してから実はかなりイライラしていたようです。
 
船井勝仁.comの原稿は普通だったら週末の内に書いてしまうのですが、
この週末は「ザ・フナイ」の原稿の執筆のために時間を使って、最後に出来上がったのが
日曜日の深夜で、さすがにそれから原稿を書くことができずに、それを出社してからまず書きました。
 
いよいよ、にんげんクラブ全国大会が迫ってきましたので、一人でも多くの人に
来ていただきたいと思い、私と初日に一緒に話すことになっている生体システム実践研究会の
中野孝治幹事長の話を書きました。
 
これが書けたのが、午後に約束していたお客様が来られる直前で
そういう意味では上手く行っていたのだと思います。
 
夜になってこの原稿を書こうと思うと、他に約束していた原稿の締め切りが
今日だということを教えてくれるメールが来ました。
 
それに無性に腹が立った私は、原稿はすぐに書きましたが逆切れ気味の
メールの返信文を書いて送ってしまいました。
(Uさん、ゴメンナサイ。でも以降の原稿は勘弁してください。)
 
そうすると、本物研究所の常務からトラブルを知らせるメールが飛び込んできました。
状況を確認してから、早急に対処するために本物研究所の佐野社長と彼は
出張から帰ってくる新幹線の中だったようですが、電話で会社の中を歩き回りながら
長話をしていました。
 
問題の対処法についてある程度結論が出たときに、ふと、にんげんクラブ会報誌の
編集長の重冨さんの机の上にある佐野社長の新著「あなたの悩みを解決する魔法の杖」が
目に着いたのです。
 
ちょうど本人と電話をしていた直後だったので、これはいま読みなさいということだなと
感じて読み始めました。身内を誉めてはいけませんが、いい本でした。
本当に私のイライラを解決して原稿を書く気(ネタも提供してくれました)を起こさせてくれる
ステキな本です。
 
自分自身のつらい思い出をケーススタディにしている点や、息子さんの病気で
私の妹でもある奥さんと一緒に、本当の幸せとは何たるかを教えられたことを
はっきりと書いている点は、彼が最近、以前よりはずいぶん肩の力は抜けてきましたが、
それでも本気で本音で、全力投球で生きていることが伝わってくるすばらしい名文になっています。
 
 
講演の時にレジュメだけ作って、後はその場で感じることや浮かんでいることを話していく
結構いい加減なスタイルの私と違って、彼は緻密に講演のシュミレーションをしながら
感動のステージを創り上げていくタイプです。
 
少しでも楽しんでいただこう、大事なことを気づいていただこうといつも全力投球でぶつかっていきます。
 
だから、ストレスがたまって以前はお酒もたくさん飲んだし、タバコもなかなかやめられませんでした。
しかし、この本で紹介しているライフカラーカウンセリングに出会うことで、
その生活習慣を見事に解決していきました。
 
「人格は食べるものによって決まる」という話が出てきますが、本当に彼や家族の
シンプルな食事を楽しんでいる姿には身内でも感動を覚える時があるのです。
 
また、最後のライフカラ―カウンセリングの生みの親でもある岡田繁雄先生との対談で、
岡田先生が「"ありのままの自分"を認め表現できるあり方をバックアップし、
人を育てていく団体に成長していってほしい」と述べられている点や、
岡田先生が提唱されている現象心理学の話はとても共鳴できるし参考になりました。
 
現象心理学は簡単に言うと自分の気持ちが現象に現れる、例えば、電車が遅れて
会社に遅刻したという現象も、実はよく分析してみると会社に行きたくないという
自分の気持ちが起こしていた、という心理学です。私も勉強してみたくなりました。
 
とにかく、人生に悩んでいたり、普段がんばり過ぎていると思う人は、
ぜひ本書を手にとって見てください。
 
全国大会にいらっしゃると、佐野浩一の話も聞けますし、本にサインももらえると思うので
お得だと思います。よろしくお願いします。
 
 

 
 

東国3社巡り

こんにちは、船井勝仁です。
 
お盆の時期にプライベートで東国3社巡りに行ってきました。
鹿島神宮、香取神宮までは有名ですが、茨城県神栖市に息栖神社があり
ここを周ってはじめて東国3社巡りが完成するのだと聞き、行ってみたくなったのです。
 
お盆の渋滞が心配ですが、こちらに向かう東関東自動車道は
あまり帰省ラッシュの影響は受けないだろうという読みでした。
ところが、東関道は大丈夫だったのですが、その手前の首都高が全然ダメでした。
ディズニーランドの影響かその手前の葛西ジャンクションまで2時間近くかかるというのです。
 
プライベートですので、予定を変更して都内散策に向かおうということにしました。
久しぶりに皇居の東御苑でも散策しようかと思ったのですが、東京タワーが見えてくると
一緒だった友人が東京タワーに登ったことがないと言い始めました。
 
私は子どもが小さかったころに登ったことがありますが、
時間も早かったのでまだ空いているだろうと思い、東京タワーに向かいました。
 
読み通り、エレベーターは待ち時間なしで地上250メートルのところにある
特別展望台まで行くことができました。
 
そして、剣山に行くために大阪駅に集合して淡路島を経由して徳島に向かった時、
まず道を間違えない南大阪支部代表の島原さんが大阪の阪神高速の環状線を
一周したときに感じたのと同様、東京タワーの上から東京の街を感じておくことが
必要であったことが分かりました。
 
朝の10時頃には地上に降りてきたのですが、葛西までの時間は45分ぐらいには
減っていましたが、まだその中に向かう気にはなりませんでした。
それでも迷いながらレインボーブリッジを走っていると、ふと横浜に向かえばいいという
気持ちになりました。その時は中華街でおいしいものでもとりあえず食べようと思った
程度だったのですが、すぐにその理由が分かりました。
 
湾岸線を走っていると、アクアラインの海ほたるの状況が出てきて、
混雑とは出ていますがどうも入れるようです。
それなら、淡路島で観覧車に乗ったように、海ほたるで何かを感じるような直感がして、
そのまま大分遠回りにはなりますが、木更津から東関道を目指すことも悪くないなと思いました。
 
海ほたるに入るには15分ぐらいかかりましたが、今度は千葉、東京、神奈川を
海から感じておくことの必要性を認識し、ここでも11時前だったのでまだ空いている
回転寿司を味わうことができました。
 
食べ終わって出る頃には、入店待ちの列ができていましたので、ここでも正しい行動が
できたことを教えてくれました。
 
 
そこからは当初の予定通り、息栖神社、香取神宮、鹿島神宮とお参りをさせていただきました。
特に鹿島神宮では、入場料を払って国宝の「直刀」金銅黒漆塗平文栫附刀唐櫃を
見せていただきました。
最近は剣山から始まって刀に縁があるようですので、必要を感じたからです。
 
神社に行って、お願いをしたりパワーをいただいてくるのではなく、お祈りをして
自分はこういうことをしますという誓いを立ててくることが実行できたと喜んでいます。
 
神様からの東京タワーと海ほたるという突然の課題もきちんとこなすことができ、
お祈りもさせていただくことができた有意義な休日を過ごすことができました。
 
使命を果たすためには、このような神様からの小さなメッセージを、
敏感に感じ取ることから始まると思いますが、その前提条件として
カルマやトラウマを落とすこと、日月神示でいう身魂磨きをしなければいけません。
 
相模原に住んでいる友人の大槻さんが、全国大会に向け、その直前に使命を果たすための
セミナーを開きますので、これがメッセージだと感じた方は素直に相模原まで
行ってみてはいかがでしょうか?


「使命に生きるHowTo講座」
♯使命を知る
♯使命を行動に移す

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆日時:9/6(火)19:30~22:00

◆会場:RASHクルージング
地図 http://www.2010cruising0707.com/acsess.html
※JR相模原駅下車 徒歩約7分

◆参加費
5000円(※にんげんクラブ会員、RASH会員は3割引)

◆講師プロフィール:りき(大槻隆)
生まれながらのアトピーと向き合う中で、自らの人生、人間、世の中、宇宙などについて、
ひたすら自己内観と真理の追求の日々を送る。読んだ書籍は600冊以上。
その中で得た数々の気付きを元に、現在、株式会社RASHクルージング代表として、
心と体の両面から人が自分らしく輝く為の事業を展開。
自らも実体験を元に「人としての在り方」をテーマにした講座や
トラウマ解消の個人セッションを行い、人が自分らしく輝くサポートを行っている。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆申し込み(完全予約制)
━━━━━━━━━━━━━━━━━
参加希望の講座名・開催日・氏名・メールアドレスを記入して以下までご連絡下さい。
info@rash0707.co.jp
042-851-3205
 
■主催
株式会社RASHクルージング
HP:http://www.2010cruising0707.com/index.html
Twitter:rashsteppy

 

カルマを解消する

こんにちは、船井勝仁です。
 
NHKのBSプレミアムで「空海 至宝と人生」という番組をやっていました。
 
日曜日に放映されたものを観たのですが、空海が憤怒の明王の仏像をつくらせた意味が
作家の夢枕獏さんの解説で分かりやすく放映されていました。
 
京都東寺の講堂の中に空海が表現した立体曼陀羅。
前回のブログでお知らせしたように、上野の国立博物館でそれらの国宝に指定されている
仏像を観てきたばかりなので余計に理解を深めることができました。
 
この番組は再放送もあるようなので、ぜひご覧いただければと思いますが、
大日如来を中心とした5体の如来像と5体の菩薩像、それに 5体の明王像、
さらには東西南北を守る四天王、そして東西を守る梵天と帝釈天という21体の仏像で
おりなした立体曼陀羅、つまりこの世イコール私たちの心を立体的に表したという図は、
博物館で見た仏像を思い出しながら、考えさせられることがいっぱいです。
 
いまの地獄のような世の中を統べていくには、完璧な如来像や、慈悲の心を持っている
菩薩像だけでは足りずに、怒りの心、それも憤怒の怒りの心を持っている激しい明王像の
存在が絶対に必要だという宇宙感は密教の世界にあっても弘法大師空海だけが持ちえた
宇宙感かもしれません。
この時代に生きなければいけない私たちの強烈なもののあわれが表現されているようです。
 
 
イスラエルのマサダの要塞を訪れたとき、この要塞を攻めている自分がいることを
思い出したような気がしました。
 
戦略的に考えるとこんな小さな要塞ひとつぐらいを目の敵にして攻め落とさなくても、
多分問題がなかったのだろうと思いますが、宗教的なのか、あるいはもっとこの世を
統べていくための根本問題としてこの要塞の存在を肯定することができなかった理由が
ローマ側にあったのだと思います。
 
だから、とても不合理な戦いであり、立てこもっていた人のほとんどすべての人を
自死に至らせてしまったという悲惨な戦争をすることになりました。
 
私は、この要塞ではほとんど居たたまれない気持ちで過ごしました。
普段はめったに現れないという小鳥がいたのですが、まるで監視をされているようです。
そして、なぜか「謝れ!、謝れ!」と言われているような気がしていました。
 
tori.jpg
 
心の中でずっと謝っていると、ある時赦しが得られた感覚がしました。
シュメール文明から続いてきた、一握りの人が世界を統べていくやり方は
そろそろ終わりにしなければならず、その一握りの人が持っていた世界の運営の秘密を
公開して、それを使ってすべての人が幸せに暮らしていける新しい統治の方法を
創り上げていくべき時代が来たのだと思います。
 
 
久米島に行った時も、そこで戦争ばかりしていた自分を思い出したような気がしました。
私はずっと一握りの世界を牛耳ってきた側にいて、みんなが平和に暮らしていける時代を
作ろうとしてきた父である船井幸雄の邪魔ばかりしてきたように思います。
 
そんな時代がこの2011年、2012年まで続くことがわかっていた弘法大師空海が
そんな世の中を本当に癒すためにはどうしても必要な明王像をも使って
立体曼陀羅を作られたのだと思います。
 
これからは明王像が要らない女性性の時代をつくり上げなければいけません。
しかし、そのための第一歩は、私たちの精神性がそれに会うだけの高いものに
ならなければなりません。
 
カルマを抱えていては、新しい時代に行けないのです。
自分のカルマに気がついて、それを解消していくことが新しい時代に生き残っていくために
最初にしなければいけないことなのだということが分かってきたような気がします。
 
 
ogawashi.jpg
左から 小川雅弘氏、船井勝仁
 
 

空海から始まった

こんにちは、船井勝仁です。
 
おかげさまで、無事帰国しました。
帰ってきた翌日には大阪、京都に日帰りで出張に行ってきました。
週が明けて久しぶりに出社したのですが、机の上がカオス状態で、
世の中がカオスになる前に自分がカオスになってしまうのも必要必然なのかもしれません。
 
それにしても、新潟・福島の洪水の被害や日曜日の朝には東北地方で大きな地震がある等、
自然もいろいろ引き続き私たちに対してメッセージを送り続けているようです。
 
一人でも多くの人が早くそれに気づいて、考え方や生き方を自然の摂理にあったものに
していかなければいけないことを実感しています。
 
自然は我慢強いので、何度でも同じメッセージを送ってくれますが、
そろそろ限界が近づいているように思えてなりません。
今だけ、自分だけ、お金だけからの脱却の時が来ているのです。
 
 
日曜日は新宿の倫理法人会のモーニングセミナーで講演させていただきました。
倫理法人会は経営者対象のモーニングセミナーを全国683会場で毎週開いています。
 
私も講演させていただくのは、今回で3回目ですが、さすが新宿だけあって
日曜日の早朝にも関わらず60人以上の経営者がお集まりになっていただきました。
 
さすがに疲れていて、ちょっとピンぼけの話になってしまったかなと思ったのですが、
お世辞かもしれませんが、また次もお願いしますとか、別の会場でもお願いしますと
言われてきました。
 
にんげんクラブとは全然違う経営者の集まりですが、早朝から勉強しようという
経営者の集まりですので、とても意識レベルの高い人が集まっておられます。
 
全国の倫理法人会に関係する皆様、スケジュールが合えば出かけていきますので、
ぜひ呼んでくださいね。
 
 
ちょっと無理かなと思ったのですが、ちょうどいい時間だったので上野公園の
東京国立博物館でやっている空海と密教美術展を観に行きました。
 
無理しても行きたかったのはイスラエルとエジプトに一緒に行った
Pちゃんのパパの小川さんが、ちょうど旅行に出発する当日から始まったこの展覧会を
観てから旅行に出発したという話をお聞きしたからでした。
 
スケジュールの都合で夜に出発する便にしてもらった関係で、
成田⇒北京⇒イスタンブール⇒テルアビブというフライトになったのですが、
小川さんというか小川さんが親しくしているチャネラーの方が、
これは絶対にシルクロードに関係ある旅行に違いない、だからタイミングから考えても
この空海と密教美術展は観てから行くべきだと示唆されたのだそうです。
 
日曜日は、ほぼオープンと同時に入場できたのですが、すでに長蛇の列ができてすごい人でした。
ほとんど国宝だらけで、展示されているほとんどの美術品が国宝か重要文化財だと
いうのだから、仕方がないのかもしれません。
国立博物館の常設展や法隆寺宝物館等も見学して結局3時間以上観てしまいました。
本当によかったです。
 
当日はどんなメッセージを受け取ったのかは分からなかったのですが、
いずれ分かる時が来るとは言われたような気になりましたので、全然頭は働きませんでしたが、
一生懸命観て回りました。空海展はすごかったですが、常設展や法隆寺宝物館もお勧めです。
 
個人的には、法隆寺宝物館にあった龍の形の水差しが私にとっては
大事な道具だったように感じました。
 
 
その他にも、国宝や重文級の武器をいっぱい持たせてもらった(もちろん、心の中というか、
意識の中でという意味です。盗んできたわけではありません)ように感じましたので、
これをどう使うかが次の課題なのかなと思っています。
 
今回のイスラエル、エジプトも含めて、昨年の11月頃からの動きはすべて
弘法大師空海に関係しているように感じています。
 
時間をかけてその意味を考えるというか、感じていきたいと思っています。
 
 

消えた入国スタンプ

こんにちは、船井勝仁です。
 
この原稿をイスタンブールのホテルで書き始めました。
そろそろ、出発の時間なので続きはイスタンブールの空港か、
カイロに向かう飛行機の中で書くことになると思います。
 
現地のインターネットの事情はとてもよくて、イスラエルの空港でも無料で
ワイアレスのサービスが受けられました。やっぱり世界はつながってきています。
 
トルコはトランジットのためにホテルに泊まるだけのための入国でしたが、
パスポートコントロールの列に並んでいると、本当に様々な人たちがいることを感じられました。
この人たちと私たちも同じ人間であり、何も違わないことを理解していくことが
今回の旅の目的なのかもしれません。
 
Pちゃんのパパである小川雅弘さん達とイスラエルとエジプトに旅行に来ています。
 
イスラエルのオーガニックの種の会社の視察が目的なのですが、いまはトルコ時間の
7月25日(月)午前9時過ぎになりますが、今日がマヤカレンダーの時間をはずした日になりますので、その日にPちゃんからのメッセージでエジプトにいる必要があるということで、
ちょっと無理をしてイスラエルから昨日のうちにトランジットのためにイスタンブールに来て、
今朝の便でカイロに向かうというわけです。
 
 
マヤ暦では28日の週を13カ月間で1年になるのですが、365から28を割ると1余ることになります。
昨日が大晦日で明日がお正月なのですが、今日はその何処にも属さない
時間をはずした日になります。そして、コルマンインデックスで、今年の10月28日に
マヤ暦が終わり、マヤ暦の終焉を最初に世の中に広めたホゼ・アグエイアス博士の
2012年12月21日と重要な日が本当に目の前に迫ってきました。
 
今年、来年、そして多分2013年の時間をはずした日がとても重要な日になるようで、
今日も世界中の人が世界平和と、すばらしい世の中を我々の手で作るための
お祈りと誓いをしています。
 
こういう意識が目覚めていくことがとても大切なことなのだと思います。
 
冒頭に書いたように人種や宗教や性別や生まれたバックグラウンドを考えると
本当に様々な種類の人がいますが、多くの人がすべてがつながっていて
みんな同じだということに気がつき始めると、みんなが仲良く暮らしていける
すばらしい世の中が作れるのだと思います。
 
柳瀬宏秀さんは時間はオーガニックオーダーだと言います。
自然の秩序を私たちの生活に取り戻すことから、この気づきが世界に拡がっていくのかもしれません。
 
今回の旅行は本当に色々なことが起こります。かばんをフライトでロストして
イスラエルについて3日目にやっとスーツケースがホテルに着いたり、
イスラエルから出国する時に小川さん達が買った死海の塩が問題になり、
厳重なセキュリティーを受けたりしました。
 
やっとの思いで出国手続きまでたどり着いたら、パスポートコントロールの係員から
小川さんのパスポートにイスラエルの入国のスタンプが押していないことを指摘されました。
 
アラブ諸国に入る時にイスラエルのスタンプがあると入国できないということがあるようで、
頼めばパスポート以外の紙に別途スタンプしてもらうことも可能なようなのですが、
小川さんはそんなことを頼んだつもりはなく、狐につままれたような顔をしていました。
 
多分、世界中を周ることになる彼にはイスラエルのスタンプは邪魔だったので、
神様が消してくれたのかもしれません。
 
そんなことを考えてしまう不思議なことがいっぱい起こる旅行を楽しんでいます。
また、日本に帰ったら講演会や色々な機会を使って皆様に報告させていただきます。
楽しみにしていてください。
 
 

スサノオ命を巡る旅

こんにちは、船井勝仁です。
 
先週の週末はミッションナビゲーターの長谷川章子さんも参加されて、
剣山ににんげんクラブの会員の皆様と登ってきました。
総勢20人余りだったのですが、それぞれ個性的な方が集まり、本当におもしろい集まりになりました。
 
翌日、長谷川さんが高知で開かれたにんげんクラブウェルカムパーティーで
剣山の模様も含めて、昨年の6月ぐらいからにんげんクラブに関与するようになり、
それでいろいろなところを巡る旅に出かけた話をしてくれました。
 
とても、面白かったのでその一部分をご紹介させていただきたいと思います。 
 
少し、不思議な話も出てきますが、お許しください。
一連の出来事は、先日のにんげんクラブ福岡大会に出演してくれた
福岡の青木勇一郎さんの福岡でのツアーに長谷川さんが去年の秋に参加した事から始まりました。
 
その時、ちょっと社交辞令も含めて今度お茶をしましょうと言って分かれたそうです。
そしておもしろいことに、その1週間後ぐらいに東京で二人がばったり出会って、
いまならお茶ができるねということになり、お茶をしていたところ、なぜか私の話題になったそうです。
 
そして、もう1つ話題になったのが、青木さんが知っている宮崎県の高千穂の
すごいパワースポットのことで、ぜひ行きましょうということになり、日程を11月22日に決めました。
 
それからいろいろ経緯はあったのですが、私もそのツアーに参加することになり、
伝説の高千穂弾丸ツアーが決行されました。
行きは羽田集合が朝の6時で、帰りは羽田に飛行機が到着したのが、23時過ぎという
過酷なスケジュールにも関わらず、現地滞在はたったの3時間余りという旅でした。
 
このツアーの前日、長谷川さんは実は東国3社巡りという大イベントを開催していました。
香取神宮、鹿島神宮、息栖神社の3社を巡るツアーだったのですが、
大型バスがほぼいっぱいになるぐらいの盛況だったそうです。
 
そこに、川島伸介さんも参加して、ある能力者からの伝言で剣を香取神宮で買って、
それを高千穂に川島さんが持ってきていました。
 
その時の模様は、大下伸悦先生と書いた共著「いま明かされるコトダマの奥義」に書き、
長谷川さんはあの高千穂弾丸ツアーが本になったと言っていましたが、
当たらずといえども遠からずという感じがしています。
 
高千穂でも色々なことがありましたが、とりあえず、次は四国に上陸し、
小川さんの案内で高知の巨石群、唐人駄馬に行ったのが今年の3月5日、6日です。
 
その時に長谷川さんから現実的なこの世の中にあるものをすべて手放すことになると
教えてもらいました。それも今回の剣山に来るための準備だったのかも知れません。
 
  
そして、3・11の大震災があり、その翌週に予定されていた名古屋大会を中止にしたのを
きっかけに、3月19日~21日にかけて、長谷川さんや川島さん達と熱田神宮、伊勢神宮、
そして玉置神社と回らせていただきました。
 
最後の玉置神社はかなり覚悟がないと行ってはいけない場所のようで、
国常立大神、艮の金神が祀られている場所でした。
 
そして、艮の金神がこの世の中で行動を起こす時にはスサノオ命の身体を
使うのだということを、長谷川さんは聞いているようです。
 
熱田神宮では、長谷川さんが織田信長とスサノオ命のチャネリングをしてくれました。
詳しくは書きませんが、今回の地震に関するお話を二人の視点からされていたことと
併せて考えるとすべてがつながってきて面白くなります。
 
 
剣山の前日に大阪から車で移動した私たちは、川島さんが調べていた
淡路島のパワースポット岩樟神社にも寄ってきました。
ここで必要なことを最終確認し、剣山に望んだようです。
 
ちょうどその日は夏祭りの日でしたが、必ずベストポジションでおみこしが見れる
とてもおもしろい日でしたが、山頂から少し外れたところにスサノオ命を祀っている岩を
見つけてしまいました。
 
どうも、弘法大師空海が荒ぶる神スサノオ命に対して行った封印を解きに来たようです。
長谷川さんは、当時空海の弟子であり、千歳の後、封を解けと言われたことを思い出したと
言っていました。
 
そして私の講演会の時に、広島県福山支部代表の田邊由利花さんが
小川さんから購入したばかりのセレナイトの剣が折れてしまうハプニングがありました。
 
長谷川さんがセレナイトに折れた意味を聞いたところ、スサノオさんがはやく刀を
収められるようにしてほしいというメッセージを伝えたくて折れたのだということです。
 
荒ぶる神を開いたことは必要必然だったと思いますが、その剣を使うことなく、
鞘にしまえる世の中が早く来ることを祈りたいと思います。
 
 

時間をはずした日の祭りと9・11

こんにちは、船井勝仁です。
 
先日、9・11のにんげんクラブ全国大会で一緒にお話しさせていただくことになっている
環境意識コミュニケーション研究所の柳瀬宏秀先生の「マヤの叡智」の講座を、
柳瀬先生のご自宅で受けさせていただいてきました。
 
にんげんクラブ代表会員の川島伸介さんと2人だけのなんともぜいたくな講座になりました。
事前に、①参加する目的、②自己紹介、③世のため人のためにしたいことを書いて
提出することになっており、以下に①と③についての私の回答を書かせていただきます。

①4次元の世界を実感したい。理屈でわかるのではなく、体験として4次元を感じたい。
  これが高次元を実際に体感できるベストの方法であることを直感として理解しました。
 
③ミロクの世をつくりたい。人類が進化して次の次元に移行する必要を感じています。
 一人でも多くの人にこのことを気が付いて欲しい。
 そのための私に必要な能力を身につけたいと思っています。
 そのために起こる困難をなるべく小さなものにする必要性を感じています。
 
 
この回答は、船井勝仁.comに書きましたが、7/9に新潟で開催されたウェルカムパーティーに
出演するために出かけた先、島崎藤村の『夜明け前』に出てくる
「木曽路はすべて山の中」から川端康成の『雪国』の「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」
の世界に移動中のサービスエリアで書いたので、少しおかしな文章になっていますが、
自分で言うのも変ですが、なみなみならぬ決意が伝わってきます。

(越後湯沢で開催されたにんげんクラブWPにて、木内鶴彦先生を囲んで
 くつろいだ雰囲気で話をしているところと、森千鶴さんのすてきなダンスの
 パフォーマンスの様子(手前の禿げ頭気になりますが...)を写真で楽しんでください。)

7/9新潟ウェルカムパーティーの様子 
nigataWP0.jpg nigataWP.jpg
木内先生を囲んで                   にんげんクラブ会員 森千鶴さん(ダンサー)の
                               ダンスパフォーマンス模様
 
 
話は戻り、13時~19時ごろまでの講義と終電に乗り遅れそうになるまで中華料理を食べながら
柳瀬先生に教えていただいた内容は、4次元の時間の感覚を体感できるきっかけを
与えてくれる貴重なものでした。
 
この件に関しては、9・11の全国大会と、それに合わせて出版予定のいま書いている本
(タイトル未定ですが出版社は海竜社さんです)の結論部分で
ご紹介させていただきたいと思っています。

少しだけさわりを書くと、最初に教えてもらったのは「インラケチ」という手法。
私は「もう1人のあなたです。」と言う感覚で相手の話を聞いたり、相手の感性を感じ取ることです。
 
最近自然を感じた出来事について話してくださいという課題を出していただき、
他人が話している時に「インラケチ」になってそれを聞く練習をしました。
 
私は、木曽の山の中の旅館の露天風呂で眺めた半月のことを、川島さんは新潟から
帰ってきた東京のホテルでみた夕陽の事を話しました。
 
新潟のWPで岡田多母さんは、10時と3時にお茶の時間を取ることなどで、
ゆったりとした時間を持つことの大切さを、木内先生は夕焼けを空の色が変わるところから、
日が沈むところまで1時間半ぐらいかけて見たことかありますか?というお話をしてくれたそうです。
 
だから川島さんは、ちょうと西日が当たる20階の部屋に泊まったことで、
早速その体験を楽しんだようです。彼の気持ちになって一緒に夕焼けを見ていると、
川島さんの哀しさや切なさを感じることができたように感じました。
 
柳瀬先生は、その話だけで川島さんの性格や、世界観までわかるという話をしてくれました。
それを聞いていて、みんなが平等であることを思い出して、互いに「インラケチ」ができ、
宇宙の意思にも「インラケチ」していくことが4次元の時間を感じる方法だと思いました。
 
 
マヤの叡智はカレンダーの叡智です。にんげんクラブも目指しているパラダイムシフトの
鍵を握っているのは、4次元以上のカレンダーを使いこなすことにあります。
 
そんなマヤのカレンダーにとって大事な「時間をはずした日の祭り」が
7月25日に、東横線都立大学駅近くのめぐろパーシモンホールであります。
4次元の時間を感じることを念頭に参加されると、次元上昇の感覚がつかめるかもしれません。
 
私はその日は、エジプトでPちゃんのパパの小川雅弘さんと時間をはずした日のお祭りをしてきます。
 
そして、9月のにんげんクラブ全国大会に皆さんで集まって、
一緒に高次元への次元上昇を感じてみませんか?
 
コルマンインデックスの10月28日、ホゼ・アグエイアス博士が提唱した来年の12月21日、
そして、マヤの叡智がとても大切な意識の変化の日ととらえている、2013年7月25日の
時間のはずした日に向かってとても大切な全国大会になります。
 
 

もしドラを超えるか「日本史」

こんにちは、船井勝仁です。
 
先週の週末はにんげんクラブ福岡大会でした。
船井幸雄の一番弟子である佐野浩一の「エゴからエヴァへ」という講演に続き、
シンガーソングライターのさのまきこさんに、2週間前の広島の
にんげんクラブウェルカムパーティーで生まれた「星はよみがえる」と
にんげんクラブのテーマ曲になってきた「百人目の愛」を歌っていただきました。
 
DSC04388.JPG DSC04390.JPG
 
手と手をつないでご参加いただいた皆様と一緒に歌ったことは、
本当にみんなの心が一つになっていくことの象徴のように感じました。
  
そして21世紀型スピリチュアルリーダーの青木勇一郎さん、笑顔共和国大統領で
㈱oneスマイル社長の福田純子さん、そしてO-リングテストの日本における
第一人者である医療法人下津浦内科医院理事長の下津浦康裕先生をゲストに迎え、
とても楽しいお話をいただきました。
 
青木さん、福田さん、下津浦先生はいつも一緒に活動をされている仲間であり、
3人のお話しがシンクロして、会場の皆様からはとてもいい流れで話しが聞けたと
おほめの言葉をいただけてホッとしています。
 
50人弱の皆様にお集まりいただいての懇親会には諸先生方もご参加くださり、
とても盛り上がりました。
私も皆さんのところを周らせていただいたのですが、九州の方はとても熱い気持ちを
持っておられ、それが形になっていくことが確信できた福岡大会になり、とても喜んでおります。
当日、ご参加いただきました会員の皆様、どうもありがとうございました。
 
懇親会の後、青木勇一郎さんを含めて何人かのメンバーで、私の宿泊している
ホテルのバーで軽く飲んでいました。
そうすると、青木さんのところに博多の歴女として有名な白駒妃登美さんから電話があり
合流してくれることになりました。
 
彼女のコピーライターのひすいこたろうさんとの共著『人生に悩んだら「日本史」に聞こう』を
送ってもらっていましたので、そのお礼が言える機会がもらえて私も喜んでいました。
 
 
実は、彼女は3年前に子宮頸癌(しきゅうけいがん)を発病して手術に成功したのですが、
昨年の夏に恐れていた転移が見つかってしまいました。
  
同書のあとがきで妃登美さんがその時の想いを綴っているのですが、
主治医から治らないと告げられて、まだまだ小さい子どものことを考えると、
絶対死ねないという思いが湧きあがってきたこと。
 
しかし、その思いを強くすればするほど、癌細胞が増えてしまったこと。
いつも笑顔で生きることをモットーにしていた自分が笑えなくなってしまったことに
大きなショックを受けていました。
 
そんな時、友人が「私はひとみちゃんが笑顔じゃなくても、どんなに不機嫌でも、
生きていてくれるだけで嬉しい」と、言ってくれたそうです。
自分が生きているだけで嬉しいと思ってくれる友の存在に気がついたことで、
「たとえこのまま癌が治らなくても、本当に幸せな人生だなぁ~♪」と思えたそうです。
 
それで、泣きたいことや弱気になることを封印して、いつもプラス発想で明るく元気な姿を
演じてきた自分をすなおに誉めてあげることができたそうです。
 
そして、幸せに条件はいらないこと、健康でも病気でもどちらでも幸せにしかなれないことに
気がつくと、恋をした時のように、見慣れた風景が輝き始めたのです。
すると、次の検査で癌が消えていたのだそうです。
 
 
奇跡のような話ですが、東京の病院から退院した直後にお会いした半年前とは違い、
目の前の妃登美さんは本当に元気で輝いていました。
 
彼女は持ち前のがんばりとイメージ力で想ったことは必ず実現してきました。
半年の受験勉強で(歴史上の人物として)一番憧れていた福沢諭吉の下で
勉学に励むために慶應女子高校に合格しましたし、出版社への就職希望から
急遽変更して受けた飛行機会社の客室乗務員の試験も一発で受かりました。
 
そして、いつもがんばることでより良い人生をつかみ取ってきたのですが、
今度は病気を糧にして人間としての深みを格段に増したようです。
 
歴史上の人物が自分の後ろ斜め上方45°のところに思えばいつでも来てくれるという
彼女の語る日本史は、本当にユニークで読むだけで聞くだけで現実感を持って
自分の悩みが解決していく日本史です。
 
いまのイメージでは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
(通称もしドラ)」を超えるベストセラーになるのだそうです。
 
日本人なんだから、ニーチェさんやドラッカーさんに頼る前に西郷さんに頼むのが
やっぱり筋も通っているし、女性の感性で分かりやすく書かれた歴史上の人物に
直接自分の悩みを聞いてもらえるなんてステキではありませんか。
 
 
 
 
 
  
 

球美の島

こんにちは、船井勝仁です。
 
先週の北海道に続いて今度は沖縄に来ています。
先週とおなじように詳しいことは船井勝仁.comに書きましたが、
土曜日が那覇での沖縄ウェルカムパーティー、日曜日が久米島でのウェルカムパーティーでした。
 
初日の那覇では、満員のお客様にお越しいただき、何人かはお断りをしたそうです。
当日ご参加いただいた皆様、また講演会を成功に導いていただいた沖縄支部長の
豊見山進さんにこの場をお借りして御礼を申し上げたいと思います。
 
セミナーにご参加いただいていた㈱アメニテイの伊志嶺社長ご夫妻が
経営されているお店「赤とんぼ」で行われた懇親会も大変盛り上がりました。
 
私がせがんだみたいですが、講演会で泡盛が大好きだと話をしたところ、
伊志嶺社長が春雨カリーというとてもおいしい泡盛を差し入れてくださいました。
最後はカラオケまで行ってちょっと飲み過ぎましたが、とても楽しい沖縄の夜を
満喫させていただきました。
 
 
久米島は沖縄には20回近く来ている私もはじめて行きました。
久米島はとても不思議な島でした。
 
久米島では日曜日の夜1泊させていただき、翌日の昼過ぎの便で、
那覇経由で東京に帰るまで滞在していたのですが、
初日の話は勝仁.comに書きましたのでここでは2日目の話を書きます。
 
当日は5時ごろ目が覚めました。とても強い雨が降っていましたが、
1時間ぐらい瞑想をしてシャワーを浴びてから船井勝仁.comの原稿を書き始めました。
 
前日は「波路」というおいしい居酒屋さんと「スパイラル」というとても不思議な
レゲエバーに行き、久米島の泡盛である久米仙をいただきましたが、
とてもステキな人に囲まれて、気持ち良く酔ったので二日酔いはほとんどありませんでした。
 
 
朝9時に東京からお母さんと2人で久米島に移住してきた久米島支部代表の小山大輔さんと
小山さんの友達でリラックス屋アムリタをやっているヒーラーの平井ゆうさんが
ホテルに迎えに来てくれました。
 
最初は、登武那覇城跡(とうんなはじょうし)に連れていってもらいました。
ちょっと磁場がおかしくなっているように感じましたが、ゆうさんが波動調整をして
とても気分のいい場所に変わったように思いました。
 
HP1-KUME-WP1-03.jpg KUME-WP1-04.jpg
登武那覇城跡にて                       波動調整中             
 
城址の中腹には広場があるのですが、そこでは昔、私が戦の指揮(?)を
取っていたような気がしました。
 
HP2-KUME-WP1-06.jpg
戦の指揮をしていた(?)中腹の広場
  
ここから不思議な能力を持つ二人の女性にも合流していただいて
久米島のパワースポット巡りが本格的に始まりました。
 
次に行ったのは、観光客は行かないある御嶽(うたき)で、
久米島ではじめて龍を下したという場所です。
 
川島伸介さんも含めて総勢6人で手をつないで神様を感じていたのですが、
その直後から私の調子が悪くなりました。
 
何か神様のメッセージがあるのかもしれないと言われたのですが、よく分からないまま
次の宇江城城址(うえぐすくじょうし)に行きました。
これは久米島で一番高いことはもちろん、沖縄の城址の中で一番高いところにあるものだそうです。
 
神様に酔ってふらふらになっていたのですが、なんとかこなし、
そのすぐそばにある千手観音様をお参りに行きました。
ここで観音様から「お前もいろいろ悪いことをしてきなあ」と言われてしまいました。
 
先程の登武那覇城址で感じたように昔、沖縄の武将でずいぶんたくさんの人を
殺めたのかもしれません。私にとっては過去世の懺悔の旅だったようです。
でもこの頃にはすっかりいい天気になっていました。
 
 
最後のパワースポットとしてミーフガー(女岩)というとても癒しのパワーが強い場所に
連れていってもらいました。ほとんど女性器の形をしているとしか思えないのですが、
あまり上手く伝わりませんでしたが、セミナーで伝えたいことのひとつが女性性の時代で、
何でも受容できる女性性の本当の能力のすごさを伝えたいと思っていたのでびっくりしました。
 
HP3-KUME-WP1-08.jpg HP4-KUME-WP1-10.jpg
ミーフガー(女岩)                     左から小山大輔さん、船井勝仁、川島伸介さん
 
まだ、上手く伝えられませんが、女性って何でも受け入れてしまう度量があると思います。
だから、アミニズムの遺跡に行くと必ずそれを象徴するもの(もちろん男性もありますが)が
あるのです。
私がどんなに言葉で説明するよりも、このミーフガーを見てもらった方が早かったなあ・・・。
 
そして前日の懇親会で意気投合した、定年後にUターンで、無農薬農法に挑戦している
大田英二さんの畑にいって、そこでできている野菜をそのまま食べさせていただきました。
 
大田さんが収穫していた島らっきょうやキュウリなどもいただき、とても短時間でしたが
贅沢な久米島滞在になりました。奈良時代の「続日本記」に714年に沖縄の球美(くみ)人が
訪れたという記述があるそうで、久米島の事を言うのだそうです。
琉球の美しい島という意味ですが、とても納得できる名前です。
 
 
ところで、7月9日の土曜日に今度は新潟でウェルカムパーティーがあります。
ゲストはなんと岡田多母さんと木内鶴彦さん、それに我らが川島伸介さんです。
 
私は別イベントがあるため行けませんけど、ぜひ参加してください。
また、越後湯沢の旅館での開催で木内先生や川島さんは講演会の後の宿泊座談会にも
参加されるようなので、私もそれだけは参加してみようと思っています。
 
以下に案内を載せさせていただきます。新潟はもちろん、長野や首都圏からも
比較的簡単に行けますので、このすばらしい機会をお見逃しなく。
 
 
~輝く未来を創ろう~そして今ここ 新潟ウェルカムパーティー
 
日時: 7月9日土曜日 12:30開場 13:30スタート
  
ゲスト: 岡田多母さん(全国大会の講師です)
      木内鶴彦さん(彗星探索家、臨死体験で過去と未来を見てこられました)
      川島伸介さん(にんげんクラブ代表会員)
 
場所: 越後温泉雪国の宿高半 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢923 TEL:025-748-3333
     アクセス:JR越後湯沢駅より車5分 湯沢ICより車10分 
           新幹線で東京から約80分、新潟から約50分
 
参加費: 講演会のみ(会員)5,500円(一般)6,000円[温泉入浴付き]
宿泊費: 一泊二食付き12,600円 懇親会のみ 5,500円
 
お問い合わせ及びお申込み:件名に「新潟WP」と入れ、氏名・年齢・住所・連絡先電話番号、
会員か非会員か、宿泊希望の有無を明記の上、新潟支部 斉藤  ningenclub_nigata@yahoo.co.jp
または no.8c@docomo.ne.jp へお申込みください。
(電話申し込み火:090-7402-9026 FAX 0256-47-5212 斉藤)
 
※宿泊なし、懇親会のみ希望の方はその旨お知らせください。
※宿泊の方はお早めに申し込みよろしくお願いします。

 
 
 

北海道の休日

こんにちは、船井勝仁です。
 
詳しいことは船井勝仁.comに書きましたが、先週の土曜日に北海道の余市で、
第1回の北海道にんげんクラブウエルカムパーティーを開催しました。
 
HPhokkaido1.jpg HPhokkaido2.jpg
船井勝仁                         ご参加者の皆さま
   
とても中身の濃い参加者が集まり、おかげさまで大成功でした。
場所を提供していただき、すばらしいお話をしてくれた支部代表村松祐羽さんや、
北海道支部のリーダーの皆様にこの場をお借りして御礼を申し上げます。
  
せっかく、北海道に行ったので、次の日に村松さんたちに北海道のすばらしい場所を
ご案内いただきました。ところが、朝からうれしいトラブルが発生しました。
 
なんと彗星探索家の木内鶴彦先生たちの一行が小樽にいて、今から余市の
パワースポットを巡るのだが、勝仁さんはどこにいるんだという電話が入りました。
 
余市のEMER 140というパワースポットにいますと言うと、それでは少し寄らせてもらうという
話になりました。村松さんに聞いてみたところ大歓迎とおっしゃるので、
すばらしいお二人を引き合わせることができました。
  
ちょうど、村松さんがアメリカから取り寄せた、ネイティブ・アメリカンの予言で言われている、
現在の陸地と近未来の陸地を対比できる地図を見ているところでした。
 
HPhokkaido3.jpg HPhokkaido4.jpg
近未来地図                         
 
木内先生にもその地図や、二風谷(にぶだに)というアイヌの聖地から移築した
トーテムポールも見ていただくことができ、木内先生にも村松先生にもそれから
それぞれのツアーの参加者の方にも喜んでいただくことができました。
 
HPhokkaido5.jpg
トーテムポール

   
そんなうれしいトラブルのおかげで、こちらのツアーに出発する時間がかなり遅れてしまいました。
最初に余市から車で1時間ほどのところにある積丹(しゃこたん)町の神威(かむい)岬に
連れて行っていただきました。ここは、昔は女人禁制の聖地だったところですが、
村松先生から北海道の神様を連れて帰りなさいねと言われました。
 
HPhokkaido6.jpg HPhokkaido7.jpg
神威(かむい)岬
 
岬の駐車場から30分ほど歩くと灯台があり、そこから岬の両側がとてもきれいに
見えるのですが、あいにくの霧でした。でも、とても神聖な雰囲気をいっぱい感じて、
帰る時は現実界に戻りつつあると言う感覚を持ちました。
  
HPhokkaido8.jpg
岬に向かう休憩地点で 
 
 
それでだいぶ遅くなってしまったのですが、余市の隣の仁木町の銀山にある
あんごの森 銀山」で昼食をいただきました。
 
HPhokkaido9.jpg HPhokkaido10.jpg
あんごの森 銀山                     昼食の風景
  
レストランというわけではないのですが、地元で取れた野菜や魚を中心にした
とてもヘルシーでエネルギーにあふれたおいしいご飯でした。
 
食べだしたら止まらなくなり、かなり食べ過ぎてしまいしましたが、最近とっても
美味しくなってきたと評判のお米を作っている田んぼに囲まれている、
とてものどかなところで、お腹がいっぱいになったので外でくつろいでいると、
蛙たちが歓迎の合唱で迎えてくれました。
 
こちらも、東京からギターを持ってきたSeiさん(フロンティアショップの田中清一郎さん)に
歌を歌ってもらってお返しをさせていただきました。
 
その後、エ―ヴランドというヨーロッパのお城のようなクラブハウスを持つゴルフ場に立ち寄りました。
もちろん、もう夕方になっているのでゴルフをしに来たわけではありませんが、
そのすばらしいクラブハウスに感動しました。また、コースもとてもきれいなところで、
ハンディキャップのボードを見ていると、芸能人やスポーツ選手の名前がたくさん載っていました。
 
ゴルフをするSeiさんと私は今度来た時は、このコースは回ってみたいと意気投合していました。
それから、小樽の駅まで送っていただき、少し飛行機まで時間があったので
新千歳空港で川島伸介さん、Seiさんと軽く一杯やって(帰りの飛行機でもSeiさんと
飲んでいました)北海道の休日を堪能して東京に帰ってきました。
 
月曜日は早朝から会議に出席しましたので、すぐに日常の忙しい生活に戻ってしまいましたが、
たまにはのんびりするのもいいものですね。
 
EMER140.jpg HPhokkaido11.jpg
EMER140                        左から川島、相部、村松、船井勝仁、Sei、石丸
                               (敬称略) 
 
 

お知らせ特集です

こんにちは、船井勝仁です。
 
にんげんクラブの活動を通じて知り合った親友に杉岡活日土さんがいます。
名前が同じ"かつひと"なのでとても親しみを感じています。
 
最初の出会いは命仁の田植えでした。活日土さんのセンスの良さをすぐに感じましたが、
どちらかという土着系日本人である私とは感性があわないのかなあと最初は思っていました。 
 
二度目の出会いは、上杉祥三先生のアセンション・ミロクの舞台を観に行った時でした。
その時に、今回の活日土さんの講演会を主宰する相模原のRASHクルージングの
大槻さんも来ており、舞台の後、何人かのにんげんクラブの仲間で喫茶店に入って
いろいろ話をしました。
  
それがご縁で昨年の8月に私がRASHクルージングで講演会をさせていただいたのですが、
その講演会に上杉先生や活日土さん、フロンティアショップのSeiさんも参加され、
Seiさんとはそれがきっかけで仲良くなりました。
 
活日土さんとも一緒に高知に行ったりしたので、電話で1時間以上本質的な
論争をしたりするほどの友達になりました。
 
そんな活日土さんが18日(土)にRASHクルージングでワークショップを開いていますので、
お時間のある方は参加してみてください。
 
私は残念ながら北海道でのウェルカム・パーティです。(こちらもぜひご参加ください)
また、上杉先生の最新作のご案内もさせていただきます。
 
  
ウェルカム・パーティといえば本日(6月15日)は小田原で柳瀬宏秀先生と
ウェルカム・パーティでお話をさせていただけるという機会をいただいています。
 
さすがに、今日のセミナーに参加していただくのは無理だと思いますが、
20日(月)にめぐろパーシモンホールで震災チャリティ・コンサート&講演会を
柳瀬先生が開催されます。
 
私は、4月に開催された柳瀬先生の震災チャリティ講演会で、実は始めて
柳瀬先生のマヤカレンダーのことが少し分かり始めました。
 
今日の小田原と9月11日の全国大会の時に、その話をさせていただこうと思っていますが、
簡単に言うと、どの次元のリズムの時間やカレンダーを使うかということです。
 
私たち現代人は時計に象徴される2次元の時間で動かされています。
これは12:60のリズムで動いている時間で主に西洋文明に受け継がれた時間だと思います。
 
西洋文明が入ってくる前の江戸時代は、基本的には月の動きに基づいて作られた
太陰太陽暦を使っていました。この暦を使えば、1日は新月で15日は満月になりましたので、
自然の流れに従って生きることが当たり前にできていたのです。
 
それが、カレンダーで言うと31,28,31,30,31・・・というガタガタのリズムで生きることを
余儀なくされている私たちとの大きな違いなのです。
さらに柳瀬先生が教えてくれるマヤ暦は4次元のリズムである13:20のリズムで動いているのです。
 
この13:20のリズムで生きると何が起こるのかが、私のいま一番興味があるテーマのひとつです。
ぜひ、20日のチャリティ・コンサート&講演会に参加してみてください。
私も時間の調整ができれば行ってみるつもりです。
 

■各セミナーのご案内■
 
*************************************
☆活日土さんワークショップ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆日時
6/18(土)14:00から17:00(13時45分受付開始)
◎前半14:00から15:30(講座)
◎後半15:30から17:00(参加型ワークショップ)
◎17:00以降(懇親会*参加費別途1000円、事前予約が必要です。)
 
◆テーマ
本物の生き方とは?

◆会場
RASHクルージング
地図 http://www.2010cruising0707.com/acsess.html ※JR相模原駅下車 徒歩約7分
 
◆参加費
一般価格4千円※RASH会員は二千五百円
 
◆定員
20人(先着、予約優先)
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆申し込みはこちらから!
━━━━━━━━━━━━━━━━━
参加希望の講座名・開催日・氏名・メールアドレスを記入して以下までメール下さい。
※お問い合わせはinfo@rash0707.co.jpまでお願いします。
 
■主催
株式会社RASHクルージング
HP:http://www.2010cruising0707.com/index.html
Twitter:rashsteppy
 
  
*************************************
 
アセンション・日本」  
日程: 7月21日(木)~26日(火)
 
場所: 新宿・紀伊国屋ホール
 
作・演出:上杉祥三
 
出演:上杉祥三、長野里美、天宮良、岡森諦、高木稟ほか
 
料金:前売 4,500円 当日 4,800円
 
詳細はこちら http://members3.jcom.home.ne.jp/tolerance2002/Past/koen-joho-2011_2.html
   
チケットお申込先:
チケットぴあ TEL0570-02-9999   【Pコード 413-176】 http://pia.jp
ローソンチケット TEL0570-084-003 【Lコード 39815】 http://l-tike.com
J-stage Navi TEL03-5957-5500(平日11:00~18:00)
キノチケットカウンター (店頭販売のみ 10:00~18:30)新宿東口紀伊国屋書店新宿本店5F

 
  
*************************************
  
  
祈りのくにづくり 第6弾
震災チャリティ・コンサート&講演会 「祈りの音」
講演 「地球に 祈りの橋を、芸術で」

 
日時:2011年6月20日(月) 18:40会場 19:00開演
 
場所:めぐろパーシモンホール 東急東横線都立大学駅より徒歩7分
    東京都目黒区八雲1-1-1 目黒区民キャンパス内 03-5701-2924
 
入場料: 2950円 小学生 1000円 (収益のすべてを義捐金として被災地に送ります)
 
出演:コンサート:aki (vocal, piano)、渡邊千優(piano)
         ライアー 龍野恵理子 コーラス angel sisters
 
講演:柳瀬宏秀

 
*************************************
 
 

楽しい仲間たち

こんにちは、船井勝仁です。
 
金曜日の夕方のことです。珍しく会食の予定がなかった私は銀座にある
高知県がやっているアンテナショップ「まるごと高知」で、P-chanのパパこと小川雅弘さんから
紹介された中澤代表理事から勧められた日本酒の大吟醸の4合瓶を買って
家に帰って飲もうとワクワクしていました。
 
そこにフロンティアショップのSeiさんこと田中清一郎さんから、「たまりら」という
月に2~3回(主に金曜夜)開催されている催しへのお誘いの電話をいただきました。
「たまりら」についてSeiさんのブログから転載します。
 
 
たまりら~海底村幸塾(かいていむらさいわいじゅく)
 
日時 6月 3日 (金), 18:30 ~ 21:30
 
場所 フロンティアショップ御徒町店 (地図)
 
説明 たまりら~海底村幸塾(かいていむらさいわいじゅく)
予約は不要です。気が向いた人は気楽にフロンティアショップに集まってください。
皆さんのご縁がとても素晴らしいものになっています。
 
8:30ごろからぼちぼち適当に始めて、20:30頃にその場の雰囲気で2次会で
飲み直すかそのまま飲み続け語り続けるかを決めようかな...といった適当な会です。
 
参加費は2,000円(会員1,500円)です。
事前に飲みたいもの食べたいものを連絡してくださると助かります。持ち寄り歓迎!
 
海底ハウスの話、弾き語り、あの世の話、ゴールドクラブや本物商品のことで
聞いてみたい話など、来られる人に応じて臨機応変にやっています。
 
これまでやっていた、海底村幸塾やフロンティアゴールドクラブ勉強会も
なにもみーんなこれに集約しちゃいました。 だって目指すところは一緒ですから。
2~3人だけでじっくりという日になることもありますし

 
 
要は不定期で金曜日に開催している飲み会ですが、とっても楽しかったです。
最初に電話をもらった時は、毎日飲み過ぎているし、やることもいっぱいあるし、
身体も疲れているし、今日はパスかなと思ったのですが、ツボを心得ているSeiさんの
「川島伸介さんも来ますよ」という一言で参加することになりました。
 
川島さんは得意の夜行バスで関西に帰る予定でしたが、何やら突然Seiさんの
顔が浮かんだそうで、上野発のバスに変え、それまでの時間を参加してくれることになったようです。
 
高知の銘酒も私一人で飲まれるよりは、楽しい仲間とワイワイやりながら飲んでもらう方が
うれしかったと思います。
 
御徒町の駅前でなぜかたこ焼きが買いたくなりたこ焼きを買っていきました。
Seiさんが用意してくれたアワビや鯛もおいしかったし、一般社団法人三陸海産再生プロジェクト
代表理事の木村隆之さんの木の屋石巻水産さんが被災された工場から掘り出してきて、
丁寧に洗った命の缶詰もSeiさんがオーラカフェ(残念ながら先月末で閉店しました)から
買ってきたものもみんなで食べました。
 
ラベルが取れているので確認はできませんが、今回はカレイの縁側とサバと鯨すじ肉の
大和煮があたったようでとてもおいしかったです。
 
Seiさんは3缶1,000円で仕入れてきて、それを3缶1,000円で販売して、
しかも全額を寄付に回しています。
オーラカフェも3缶1,000円で仕入れていると思いますので、善意の輪が回ると
右回りのうずができて、みんながハッピーになる典型的な事例のように感じました。
 
いつものようにだいぶ酔っぱらって、Seiさんのギターの伴奏で南こうせつさんの「夢一夜」を
気持ち良く歌いました。ほとんどこれしか歌えないレパートリーですが、カラオケと違って
とっても贅沢な気分になれますよ。
 
110608.jpg
中央がSeiさん
  
フロンティアショップのブログやHPをチェックしてぜひ参加してみてください。
 
 
 

再生は地方から

こんにちは、船井勝仁です。
 
本日(6月1日)、19時30分からのNHK「クローズアップ現代」で
木の屋石巻水産副社長の木村隆之さんや石巻市谷川(やがわ)浜の漁師さんたち、
そしてにんげんクラブの佐々木重人さんたちが中心になって立ち上げた
一般社団法人三陸海産再生プロジェクトのことがオンエアされます。
 
国や自治体などの公的機関の手を借りずに自分達の力で生活を復興させていく
たくましい取り組みについて、番組を観ていただければと思います。
 
 
先週の金曜日は残念ながら昨日(5月31日)で閉店したオーラカフェで
木村副社長のご家族や谷川浜の漁師の三浦政浩さん、本物研究所の佐野浩一社長、
ときめきの富士のロッキー田中先生、メキキの会の出口光会長、ジャズシンガーの
奥土井美可さん、そしてもちろん佐々木重人さんが参加して、三陸海産再生プロジェクトの
キックオフよりあいが開催されました。
 
110601-1.JPG 110601-2.JPG
NHKの取材を受ける木村隆之代表理事        いのちの缶詰の販売をする船井勝仁 
 
今回は全然、よりあいらしく無かったけど、それでもいのちの缶詰の販売やNHKの取材や、
木村さんや三浦さんたちの熱い思いがあり、はじめから本質的な世界をみんなで
共有できているそんな場になっていました。 
やっぱり一緒に何かをやり遂げるという目的を持って行動することはすばらしいことですね。
 
 
次の土曜日にも仕事があったのですが、途中から合流したフロンティアショップのSeiさんや
アースキーパークリスタル協会の会長でP-chanのパパである小川雅弘さんと
遅くまで飲み明かしてしまいました。
飲み過ぎるのは悪い癖ですが、楽しい飲み会はいいものです。
 
小川さんと言えば、先週高知の梼原町に連れて行ってもらいました。
 
110601-3.jpg
高知県梼原町 旅人をもてなす茶堂の前で
 
高知県と愛媛県の県境の町で町のスローガンにあるように雲の上の町です。
本当に雲が低く流れていて手に取れるように感じました。
 
建築家の隈研吾先生の設計された雲の上のホテルや町役場が入っている総合庁舎などがあり
人口3,900人足らずの町とは思えないほど豊かな町です。
 
町の中心部にある商店街は、新しいのですがどことなく風情があり長野県南木曽町
中山道の宿場町がそのまま残っている妻籠(つまご)宿や馬籠(まごめ)宿を思い出させるものでした。
 
町役場の人に案内していただいて、街道の町らしく旅人をもてなす茶堂や
最近はパワースポットとしても有名な海津見(わだつみ)神社にも行ってきました。
 
山の中になぜか竜王を祀る海神の神社があって祭神が天御中主(あめのみなかぬし)と
豊玉姫命(とよたまひめのみこ)というからちょっと驚きました。
 
 
海津見神社の近くのとてもきれいな湧水にもご案内をいただきました。
昨年の11月に行った高千穂弾丸ツアーの時の、くしふる神社と天真名井(あまのまない)を
思い出しました。高知の雲の上の町で高千穂のことを思い出してちょっとびっくりしました。
 
小川さんの先輩だという吉田副町長によると、他の町と違って予算を使い切らずに
なるべく残すようにして、それで財政に余裕ができたことから、いろいろなことが
良い方向に循環しだしたそうです。
 
矢野町長は老齢化比率が40%を超え、日本でもトップクラスだが逆に言うと
新しい方向への先頭ランナーを走っていると話していました。
 
小さな町だけに住民の自治の意識が高く、町のどこに行ってもきれいな花が咲いていて
住民の人が誇りを持って町をきれいにしていることを感じます。
こういうひとりひとりの思いが地方を再生させていくのだと思います。
 
 
前述の長野県南木曽町に行く、生体システム実践研究会のツアーが
7月8日(金)、9日(土)にあります。
 
生体エネルギー研究所の佐藤政二先生も参加され、私の親友でもある
南木曽木材産業の柴原薫さんにいろいろご案内いただけることになっています。
 
私も参加しますし、柴原さんと旧知の小川さんにも来てくれるようにお願いしましたので、
参加するだけでこれだけのメンバーと知り合いになれる大チャンスだと思います。
 
詳細は下記に記しますので、スケジュールの調整がつく方はぜひご参加ください。


生体システム実践研究会 首都圏支部
"首都圏支部課外授業" 佐藤先生と木曽路を歩く

 
日時:2011年7月8日(金)~9日(土)現地解散14時 新宿到着予定19時
 
集合場所:新宿駅工学院前 7月8日 午前8時
       現地集合の場合は13:30受付14時開始
       (現地集合場所:ホテル「富貴の森」
                  長野県木曽郡南木曽町吾妻4644-7 TEL0264-58-2288)
 
参加費用:新宿に集合してバス利用の場合2万円、現地集合の場合1万円
 
参加申し込み・問い合わせ先:
首都圏支部 ㈱プラスワン・テクノロジー内
電話 03-5524-1777 FAX  03-5524-1778

申込方法:
お名前、ご住所、電話番号、バス利用か現地集合、紹介者(例:にんげんクラブ)を
お書きいただき上記にFAXください。お支払いは当日受付にてお願いします。
お申し込み後のキャンセルは6月末までに必ずご連絡ください。
ご連絡がない場合は参加費をご請求させていただく場合があります。   
 
お申込書、詳細についてはこちら↓
20110526095104383.pdf
※PDFファイルが開きます。

 
 
 

いのちの缶詰

こんにちは、船井勝仁です。
 
先週のにんげんクラブ関西大会にご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
震災の影響もあるのでしょうか、参加してくださった皆様の意識が高いこともあり、
各講師の講演やワークを通じて本質の世界を覗き見ていただくことができたのでは
ないかと思っています。
 
いま一番大切なことは漠然と過去の延長線上に未来が自然にやってくると
考えていると上手く生きていけなくなったことを理解することです。
未来からものを考えるためには、本質をのぞき見ることがどうしても必要になります。
 
  
そこで、今回は試みとして「ザ・よりあい」に挑戦しました。
yoriai1.jpg yoriai2.jpg
よりあいの様子
 
 
何人かの方からご指摘をいただきましたが、普通はよりあいが成立する条件として
①少人数であること、
②人間関係があらかじめできていること、
③時間が無制限であること(もしくは長時間であること)、
等が絶対に必要な条件です。
 
関西大会の「ザ・よりあい」はどの条件も当てはまっていませんでしたが、
それを補うために会場の空気を溶かしておく試みをやってみました。
 
ペガサスさん、佐野浩一、山岡尚樹先生のお話しやワーク、そして極めつけとして
レノンリーさん率いる武藝団の演武と皆様の頭をゼロにするだけの前準備を持って臨んだのです。
renon.jpg
レノンリーさん達演舞の様子
 
 
会場の空気を溶かすためのもう一つの大きな方法は良い環境を整えることです。
 
先週のブログで紹介した1週間前に開催した「女性の時代」のセミナーでは、
目黒雅叙園のシャンデリアがたくさんある豪華な部屋で王侯貴族が座るような
豪華なソファーに座りながら対談をさせていただく形になりましたが、
これは主催者であった松田一完さんがそのような雰囲気が参加者を本質的な
世界に行くためにはどうしても必要だということを分かっていたのだと思います。
 
 
「女性の時代」の時は、先週書いたようにとても難しい問題に対するご質問をいただいた時、
松田さんがごまかすことなくストレートにその質問を受けとめ真剣に答えていた時に、
会場に一種の合意が生まれ会場全体が軽い至高体験を一緒に体験することができたと
感じました。
 
いま、私が多くの皆様がお集まりいただいた時に、求めているのはこの体験を
共有させていただくことなのです。
 
「ザ・よりあい」では、最後にとても本質的な質問をしていただいた時に、
少しだけその雰囲気を味わえたのでは思います。
いろいろなご意見をいただき、反省すべき点も多くありますが、この試みは続けていきたいと思います。
 
  
関西大会では、にんげんクラブ会報誌6月号で佐々木重人さんが紹介してくれることに
なっている、宮城県石巻市の㈱木の屋石巻水産さんの多くの被災者の命を救うことに
なったいのちの缶詰の販売をにんげんクラブのブースでさせていただきました。
 
100万個以上の缶詰が流出したり、津波をかぶって泥まみれになってしまったのですが、
木の屋の社員さんや、この話を聞いたボランティアさんが1つ1つ丁寧に缶詰を洗い、
それを販売して義援金にしています。
 
第二講演の始まる前の予ベルを鳴らした後に、少しだけそのお話を会場にて
させていただいたところ、佐々木さんがもってきてくれた200個の缶詰が
あっという間に売り切れてしまいました。
 
木の屋石巻水産の木村隆之副社長や佐々木重人さんを中心に世界でも有数の漁場である
三陸地方の漁業、水産加工業を再興するための、一般社団法人三陸海産再生
プロジェクトが来月の初めには立ち上がる予定ですので、ぜひご参加ください。
 
 
いろいろあって、正直とても疲れた関西大会でしたが、懇親会の時に皆様に励まされ、
また、いのちの缶詰で気持ちが一体化できたことがとてもよかったと思っています。
 
また、7月の福岡大会では希望の光をテーマに違うコンセプトで私たちがいまできること、
いまやらなければいけないことは何かについて考えていきたいと思っています。
 
ぜひ、ご参加ください。よろしくお願いいたします。
 
 

女性の時代

こんにちは、船井勝仁です。
 
先日、目黒雅叙園にて安倍元総理の奥様でいらっしゃる安倍昭恵さん、
ザ・フナイやにんげんクラブ会報誌に寄稿をたびたびいただいている村松祐羽さん、
そして会報誌の3月号ですてきな仲間たちとして紹介させていただいた松田一完さんと
「女性の時代」というセミナーを開催させていただきました。
 
ちらほらとイケメン男性もいましたが、ほとんどがステキな女性のお客様の前で、
かなり緊張したのか、いつもと声が違いますよと言われながらも、男性性の時代から
女性性の時代に次元が変わっていくことを具体的なエピソードも交えながら、
対談やQ&Aなどでお伝えできたのではと思います。
 
私は冒頭のショート・スピーチの中で船井勝仁.comで紹介させていただいた
ウガンダの赤ちゃんのお話と、松田さんの友人でもある鬼丸昌也さんが取り組んでいる
ウガンダの子供兵の問題についてお話しさせていただき、同じウガンダの話でも
女性性が優位だった頃のウガンダの赤ちゃんというすばらしい話しと、
近代文明が入ってきたことによって急激に男性性が強くなって起こってしまった子供兵の
問題を対比させることで、女性性を優位にすることの大切さをお話しさせていただきました。
 
110518-kaijyo2.JPG
船井勝仁講演中の様子
   
それぞれの話の詳細は、船井勝仁.comや会報誌5月号の佐野浩一社長の記事、
そしていま校正を進めている段階ですが、来月6月後の会報誌の鬼丸昌也さんの
輝く仕事人のインタビュー記事をお読みいただければと思います。
鬼丸さんは9月のにんげんクラブ全国大会にもご参加くださるので楽しみにしてください。
 
  
安倍昭恵さんのお話しは、ブッシュ大統領と晩さん会でお話をしたときに、
大統領になって一番大変な仕事はイラクで亡くなった兵士の家族にお悔やみの言葉を
述べることだというお話を聞き、思わず涙をこぼしてしまったら、ブッシュ大統領も感極まって
涙を見せられたことを話しておられました。
 
いろいろな批判もあるブッシュ元大統領ですが、ファーストレディとして接した昭恵さんにとっては、
自分の決断で多くの若者を死に追いやったことの責任を痛感して苦悩する一人の等身大の
人間に映ったようです。
 
  
村松さんからは、ライフワークとして取り組んでいる女性の観点からみたすばらしい
性(セックス)の話はもちろん、男性性の戦いの時代から女性性の包み込みの時代になり、
結婚という1枚の書類で男女の関係を束縛してしまう本質的でない制度すらなくなって
行くことなど、とても深いお話をいただきました。
 
とてもステキな会場の雰囲気とあいまって、高度な村松さんのお話が沁み通るように
参加された皆様に理解されていったようです。
 
 
そして、この日の中心は33歳と一番若い松田一完さんでした。
家庭内暴力の最前線で傷ついた女性のケアに当たっている人からの質問に、
心理学や死生観まで使って分かりやすく答えていた松田さんのお話しの完成度の高さには
本当に驚かされました。
 
私が一番面白かったのは、「あえて言うと、天使が見えてはいけないのです!」
という彼の発言でした。
 
能力者の人が自分だけが感じること、分かることを、誰にでもわかる言葉に置き換えずに、
ただ盲目的に従うことを要求するのは、何の意味もないということを明確に言いきった
彼の潔さに大きな拍手を送りたいと思いました。
 
いま大事なことは、自分の意見を持って、自分で意思決定して、自分の問題としてとらえ、
当事者意識を持ちながら日々の生活を送って行くことなのです。
 
  
この日は、コーディネーター役に徹しましたが、とてもすばらしい講師や聴衆に恵まれて、
メチャクチャ楽しく勉強になったすばらしいセミナーになりました。
みなさん、本当にありがとうございました。
 
 
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前列 右から 安倍昭恵さん、村松 祐羽さん
後列 右から 松田一完さん、船井勝仁
 
 

久しぶりに夢の話をします

こんにちは、船井勝仁です。
 
最近は震災の影響や原発問題のことばかり書いているので、
ちょっと閑話休題的な話を書いてみたいと思います。
このブログをアップしてくれる船井本社の小沢さんが大好きな夢の話です。
 
私は夢をよく見ますが、ほとんど覚えていることはなく、また生来のめんどくさがりなので
夢日記をつけるようなことはまずできません。
でも、ゴールデンウィークでのんびりしていたこともあるのでしょうが、
何日経ってもありありと覚えている強烈な夢を見ました。
 
  
それは次のようなものです。
小さい頃よく使っていた大阪の下町を走る近鉄電車に大人の私が乗っていました。
多分、お墓参りに行こうとしているようです。大人なのに一番前に立っていて
線路が続いているのを楽しげに見ていました。
 
(ここからはメチャクチャですが、夢なので許してください。)
そして、ふと気付くといつの間にか電車の前に棒のようなものが突き出していて、
そこに私が座っていました。とても怖くなり目をつぶりましたが、そこから落っこちて
時空の穴に飛び込んでしまいました。
 
そして、気がつくと私は大阪の下町に立っていました。
とりあえず落ち着こうと思い、目の前にあった大阪の下町のソース2度漬け禁止と
書いてあるような庶民的な串カツ屋さんに入ってビールを注文しました。
そうすると店のお姉さんが心配そうな顔をして、「兄ちゃんお金持ってるか。
使いすぎたらあかんから先に千円預けとき。私がうまく調整してあげるから」と言いました。
 
変なことを言うなと思って自分の姿を見ると、貧しい身なりをしています。
そして、知的障害なのですが、工場勤めをしていて手先が器用で重宝がられ、
気もいいのでみんなから可愛がられています。現世と変わらずお酒が好きで
お金があるとすぐ飲んでしまう、いつも貧乏なその世界の自分を思い出しました。
 
この辺りで目が覚めてホッとしましたが、この夢がとても気にかかりました。
そして、いま勝手に解釈しているのは、前世か来世の自分を、いま持っている知識や記憶が
多少デフォルメしてみた自分の姿ではないかと思っています。
 
そしてこの夢を見た意味を考えるようになりました。いまのところの結論は
この前世か来世か分かりませんが、その時の自分の感情を開放してみなさいと
いうことなのではと思いました。
 
    
いろいろなところに書いていますが、私は1年ほど前に、前田知則先生の
心のデトックスという手法に出会い、自分の怒りや恐怖、不満や不安等の感情を
表面に表わすのでもなく、我慢してしまいこむのでもなく、それに正面から向き合い
じっくり味わうことで、その感情を手放すことに取り組むようになり、そのおかげで
びっくりするぐらい自分が変わって行くことを感じています。
 
連休で時間があることをいいことに、この世界の自分の気持ちになって
この手法で感情の開放に挑戦してみました。
 
そしたら、面白いことに現世の自分の感情を手放している時と同じように
いろいろな感情を思い出してきました。
 
そしてそれに感謝してそんな感情を持っている自分を赦して、それを肚で味わうように
したところ、時間はかかりましたが、とてもすっきりした気分になりました。
 
もし、来世だとしたらこの感情開放でこの世界の人生を生きることをパスできたのではと思っています。
カルマの解消が生きている目的だと考えると、現世に居ながら来世の課題を
解決できたのですから、その人生を生きる必要は無くなるのだと都合よく解釈しています。
 
 
実はいま大阪に向かう新幹線の中でこの原稿を書いています。
ちょっと怖い気もしますが、夢で見た串カツ屋さんを探してみたいと思っています。
 
 

読書三昧のGW

こんにちは、船井勝仁です。
 
どんなゴールデンウィークをお過ごしですか?
私は自粛したわけではありませんが、東京の自宅で基本的には
のんびりした日々を過ごさせていただいております。
ここのところ忙しい日々が続いたので、自分を取り戻すためにも
スケジュールをなるべく入れずに、ゆっくりした時間を作ることを優先しています。
 
ただ、5月7日の土曜日に汐留のオーラカフェで原発問題の
「よりあいSP」には出席することにしています。
 
いろいろなところで書きましたが、原発政策を現状維持もしくは、
いまよりも推進すると朝日新聞の世論調査で答えた人が過半数以上いると
言うことに衝撃を受けています。
 
急に原発を止めると大変なことになりますので、徐々に代替エネルギーの
研究を進め、原発を止めていくという意見が大半を占めるのなら
話は分かりますが、現状維持以上でいいというのは、いくらなんでも
肌感覚と違いすぎます。
 
原因は日本人が考えると言うことを放棄しているからなのではないでしょうか。
「よりあい」という制度を復活させて、そこで互いの意見を尊重しながら
思っていることを正直に言いあう練習をしていかなければ
日本の将来はないと思っています。
 
3・11以降は過去の延長線上には未来はない世の中に突入しました。
そんな世の中で思考停止に陥ったままだと、とんでもない困難が
やってきて大変なことになるのは火を見るより明らかです。
 
  
時間があることをいいことに本屋さんに行って、原発問題関連の本を
たくさん買ってきました。
 
放射能の残留汚染に対する警告をご自身のブログで発信を続けられて
いま一番話題の人である中部大学教授の武田邦彦氏の
原発事故 残留汚染の危険性」をまず読みました。
 
7日の「よりあいSP」にも参加してくださる安部芳裕さんの話で
知識はあったのですが、改めて読み返してみるとかなり怖くなります。
 
でも、主に基準値の問題を取り扱った残留汚染の問題を扱った
第3章よりも、日本が原発を作れるほどのレベルに到達していなくて、
日本の原発は地震で破壊されるように設計されているという構造的な問題を
明らかにした第2章に興味が湧きました。
 
日本の原発の危うさは
(1)地震や津波などのもともとある危険性
(2)危険性があることを知らせていない危なさ
(3)事故が起こった時の対策が取られていない危うさの
3種類であり、このような原発を作った原因が9つあることを明確に論じています。
 
その9つについては本を読んでいただければと思いますが、
大きく分けると原発を作ると言った難しい問題に取り組むだけの精神力や
学力が日本の組織そのものに欠けていることと、実体が全然分かっていない
素人官僚(東電本社のような民僚を含む)が権限を持っており、
何も分かっていないのに口を挟んでいい加減なことをするというか、
自分たちに都合がいいことを勝手に押し付けることに尽きるようです。
 
  
武田先生の本だけを読んでいるとバランスが悪いので、
近藤宗平著「人は放射線になぜ弱いか 第3版」も読んでみました。
 
こちらは明確に今回の被ばくが生命に危険を与えることはないし、
その科学的根拠を説明するという姿勢を取っています。
 
こちらはどちらかというと学術的な専門書なので、内容を完全に
理解できたわけではありませんが、いろいろな研究の結果トータルで
200ミリシーベルト以下の被ばく量なら、ほとんど問題がないことを
説明しています。
 
ただ、心配し過ぎたりして余計なストレスをためると、
本来のアポトーシスという問題のある細胞の自爆作用が起きなかったり、
逆に健康な細胞の自爆作用が起こったりして、健康被害が出ることを
分かりやすく紹介しています。
 
難しい本ですが、まえがきにかいてあるように最後の1ページ強の
「むすび」を読んで後は目次をみて興味が湧いたところをぱらぱら読むような
読み方なら素人でも読めると思いますので、GWの後半にぜひトライしてみてください。
 
 

にんげんクラブ関西大会

こんにちは、船井勝仁です。
 
下記は今週末からグループ各社のメルマガに配信させていただこうと思っているメルマガに
一部加筆修正させていただいたものです。
いまの私の気持ちを一番表わした文章になりましたので、このブログでも紹介させていただきます。

本日は5月21日(土)に開催されるにんげんクラブ関西大会について、
私の思いを書かせていただきます。
 
3月11日の東日本大震災で被害にあわれた方には心からのお見舞いを申し上げます。
また、犠牲になられた方には衷心からの哀悼の意をお伝えさせていただきます。
 
3・11の後、私たちは今までとはまったく違う世界に生きるようになったと私は思っています。
過去の延長線上に未来がない時代がやってきたのです。
私たち一人一人の普段の生活での小さな意思決定がより集まって、
大きな意思決定を決めていく時代になりました。
 
だから私たちは自分で情報を集め、自分で考え、自分で責任を持って意思決定していくことを
大事にしなければならなくなりました。
 
自分の知らない誰か偉い人が何をすればいいか決めてくれて
自分はただ黙々とまじめにそれをこなしていけばいい時代は終わったのです。
 
そして私たち一人一人が本質的なものにつながって、
いま・ここを必死に生きていく時代になったのです。
 
 
私は3年ぐらい前まで大人は変えられないと思っていました。
子供や35歳ぐらいまでの若い人なら、まだ頭が柔らかいので変われる可能性がありますが、
35歳以上の人に対しては根本的なことを言っても始まらないと思っていました。
これは二重に不遜な態度を取っていたと、とても反省しています。
 
ひとつ目の反省点は子供なら変えてもいいと思っていたことです。
そして、ふたつ目は大人の魂や心の声に耳を傾ける努力を怠っていたことです。
 
この世の本質は個々人が自分の世界に責任を持って生きています。
だからたとえ自分の子供でもその世界の主人公は子供であって親ではありません。
親の役目はサポートをしていくことです。
 
そして大人の世界でも自分の考え方や行動は変えられるのです。
結果論ですが、自分が変われば相手も変わります。
原因はすべて自分が作っていることを知ることがすべての変革の第一歩なのです。
 
 
今回の関西大会では、生き方を変えるためのヒントを話してくれる
講師の先生方に集まっていただきました。
 
ペガサスさんは愛のない間違った固定概念を手放すことで地上に楽園を作る話をしてくれます。 
山岡尚樹先生には故七田眞先生の意志を受け継ぎ、大人でも超右脳パワーを
覚醒できるワークをしていただきます。
 
そして佐野浩一は東京大会で好評だった幸感力を実感できる
楽しい講演を別の切り口から用意しているようです。
  
そして、今回のメインイベントは講師の皆様やにんげんクラブの支部代表やリーダー、
そしてサプライズゲストとして参加して演武を見せてくださる武学会のレノン・リーさんにも
参加していただいて、会場のみなさんと一体になって進めていく「ザ・よりあい」です。
  
先日発表された朝日新聞の世論調査の結果に私はいま重大な危惧を感じています。
原発政策を現状程度にとどめるべきと答えた人が51%もいたのです。
 
これがよく考えて自分の判断で意思決定をした結果であれば、それでもいいのですが、
多分空気に流されて何となく答えた結果だと感じてしまいます。
 
でも、このなんとなく現状程度でいいと答えた私たちの小さな意思決定が
大きな現実をつくりだしていくのです。
 
  
その責任を感じていくためには、自分が何を考えているのか、何をしたいと思っているのかに
気づき、それを自分でしっかりとみつめ、勇気を持って発表していくことが必要になります。
 
当日は、この「よりあい」で何を話し合えばいいかのご意見を事前に送ってもらい、
 
それに基づいて話を進めて行きたいと思います。
これからの時代に生きていくために必要不可欠な技術を一緒に体験していきましょう。
 
 

祈りから進化へ

こんにちは、船井勝仁です。
 
先週、佐々木重人さんに誘われたメキキの会の出口光さんたちの
グループに入れてもらって宮城県の牡鹿半島の被災地に行ってきました。
 
汐留のオーラカフェに朝の5時に集合しました。5時ちょうどに到着すると、
光さんはすでに道路状態が悪い被災地でどこでも行けるようにレンタカーで
ランドクルーザーを借り、オーラカフェに集まっていた支援物資を車に積み込み準備万端です。
 
佐々木さんが地震の翌々日に親しくなった旧大原中学の避難所に
無事にお昼過ぎに到着しました。持ってきた物資を降ろして少し雑談した後、
津波の前に生活されていた谷川浜(やがわはま)の集落をご案内いただきました。
 
跡形もなくすべて流されている町をみて愕然としましたが、案内してくれた漁師さんたちの、
「しばらくいなかったウミネコが帰ってきたので、何とかなるという気になってきました。」
という言葉に、何としても生活を立て直すのだという力強さを感じました。
  
 
その後、近くにある女川原発を見に行って、そこで光さんたちと分かれて、佐々木さんに
被害の一番大きかった石巻港の近くで被災された船井塾のメンバーの会社まで送ってもらいました。
 
途中立ち寄った女川の市街地と石巻港の惨状はとても、言葉で伝えられるような
ものではありません。自然に逆らって生きるのではなく、自然と共生しながら生きていくことの
大切さを学ばなければならないと強く感じました。
 
それでも強く生きていこうとする被災者の姿を見て、どんな困難に直面しようとも、
人間はそれを克服していけるし、ひとりではなく多くの仲間とつながることで
その叡智はますます大きくなって行くのだと強く感じました。
 
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そして、その出口光さんが、マヤン・ファクターを日本に紹介した柳瀬宏秀さんが
主催される震災チャリティ講演会「祈りから進化へ」に出演され、被災地での話をされていました。
 
講演の中で光さんは、小さな肉体の自分で祈るのではなく大きな精神の自分で祈ること、
誰か別の大いなるものに対して祈るのではなく自分も一体になっている大きな精神に対して
祈ると大きな成果が得られるという話をされていたことが印象的でした。
 
柳瀬さんの講演では、梅原猛先生が今回の震災は天災でも人災でもなく
文明災だと言っておられることを話していました。
自然につながることを忘れてしまった私たちの今の文明のあり方が起こした地震だというのです。
 
昔の日本人は月の動きによるカレンダーを使っていましたので、満月や新月の日が
いつなのかは誰でも知っていました。新月が1日で満月が15日だったからです。
 
そして、月の満ち欠けを愛で、そのリズムで生活をしていました。
その時は風や鳥や花や草木のささやく声に耳を傾けながら生活をしていたので、
自然に対する畏れという気持ちを全員が身につけていたのです。
 
現在のカレンダーは自然の動きを無視しています。
時間も平面幾何学の円の12分割の考え方によってつくられた12:60の時間で動いています。
 
しかし、自然の動きは月のリズムと同じ28日のリズムであり、だから1年は13カ月と1日になります。
時間は縦、横、高さで表わされる3次元を超えた4次元の存在です。
それを平面幾何学つまり2次元でとらえてしまっており、だから現代の私たちは
時計が時間だと思い込んでいます。
 
江戸時代までの日本の時間は3次元のリズムで、柳瀬さんが紹介しているマヤカレンダーは
13:20の4次元のリズムを刻んでいるのです。
 
前から持っていましたが、当日いただいたコスミック・ダイアリーを読み直して、感動しました。
自然と一体化している日本の古代の叡智とマヤの叡智が祈りによってつながって行くことが
とても重要です。
 
自然と一体化し4次元の存在である時間のリズムをものにすることが、
大地震のような困難を乗り越えてミロクの世に生きるための進化のポイントのようです。
 
 

原発は廃止すべきか

こんにちは、船井勝仁です。
 
遅まきながら、4月10日に山形のウエルカムパーティに呼んでいただき、
大震災後はじめて東北地方に行かせていただきました。
 
新幹線がまだ途中までしか開通していなかったので、いろいろ考えたのですが、
私の車に講師のペガサスさんとタケルさん、そして川島伸介さんに同乗してもらって
交代で運転しながら現地に行かせていただきました。
車で行ったことで感じられたこともあり、とてもいい体験をさせていただいたと思っています。
 
実際に被災に合われている方に近い皆様にどんな話をさせていただけばいいのか、
正直ずいぶん悩みましたが、なるべく思ったままを話させていただこうと決心して
当日の講演に臨ませていただきました。
 
主催してくれた山形支部代表の高野さんが会場の近くにある福島県から避難されてきた方が
いらっしゃる体育館に行って、無料でセミナーに参加していただけることをお知らせにいったところ、
そこからお一人の方がご参加いただけることになりました。
 
本当にありがたいことで、高野さんたちに主催をお願いして本当によかったと思いました。
  
セミナーの参加者は60人ぐらいになったのでしょうか、山形県から来られている方が
大半でしたが、新潟から来てくれている人や、被災地である仙台から来ていただいた方も
いらっしゃいました。
 
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船井勝仁講演
 
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右からペガサスさん、タケルさん               川島伸介さん
  
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ご参加者の皆さま
  
 
意外だったのは、参加者の思いがとても明るくて前向きなことです。
逆に東京で暮らしている私たちの方が、ピリピリしているような気がして、少し反省しました。
 
懇親会の時にいろいろお話をさせていただきましたが、この時期に東北でウエルカムパーティを
開催できたことに心から感謝することができました。
 
 
翌日の月曜日は早朝に山形を出発して、お昼前には東京に到着し、
打ち合わせを2件こなして、横浜支部代表の河原さんが開催してくれた、
安部芳裕さんの特別講演会に参加させていただきました。
 
にんげんクラブのメルマガで一度ご紹介させていただいただけなのに、
40人以上お集まりいただき、超満員になりました。
 
kaijyo.jpg yokohama.jpg
当日の会場の様子                    ご参加者の皆様(一部)
 
 
安部さんが原発問題について黙っていられないので、少人数でいいので講演会をしたいと
河原さんに申し入れがあって実現した特別セミナーでした。
 
淡々と話される安部さんの話はとても怖い内容でしたが、現実を直視することが
いかに大切かということをしみじみと感じることができる内容でした。
 
地震大国日本に原発があることがどういう結果をもたらしたかという事実をしっかり見つめ、
その上でみんなの叡智を集めることの重要性を認識させていただきました。
 
自分達の利害だけを優先して、次の原発事故が起こるまで、原発は一種の必要悪だと
いうことにしておこうというリーダー達のコンセンサスがいかにナンセンスなのかを
つくづく考えさせられました。
 
 
翌日の火曜日にとてもお世話になっている金融ビジネスに携わっている先輩が
訪ねてこられたので、原発をこのまま稼働させておいていいのか、
リーダー達が真剣になって話しあわなければいけないのではという話をしたところ、
考え込まれてしまいました。
 
ビジネス界のリーダー達は原発を止めると産業が停止してしまうので、そんなことを
考えることさえ不可能だと思っているのです。
 
私も、船井本社に来るまではそんな世界にいたので、彼らの思考パターンが分かります。
リーダー達を含めて、日本人は現実を直視できずに思考停止に陥っていることからの
脱却が一番大事なのではと考えさせられました。
 
こういう問題こそ、よりあいを開いて、議論ではなく対話で相手の意見を尊重しながら、
自分の思いを感情的にならずにお互いに発言することができれば、
すばらしいということをいま感じています。
 
ちょうどお客さまからも、原発を廃止して安心して住める日本を作るセミナーを
開催してはどうかというご提案をいただきました。真剣に考えてみたいと思います。
 
 

モモ

こんにちは、船井勝仁です。
 
船井勝仁.comに書いたのですが、「エンデの遺言」という本を読みました。
ドイツの国民的作家のミヒャエル・エンデがNHKの番組を創るためのインタビューで、
現在のお金の仕組みが大半の人が不幸になっている原因であるということを研究していて、
そのことについて語っています。
 
そして、そのインタビューの1年後にエンデが亡くなってしまわれたので、
これがエンデの遺言になりました。
 
この重いテーマを番組化するのに5年の歳月が必要でしたが、日本だけではなく
世界中で絶賛されるものになりました。
 
にんげんクラブでおなじみの佐々木重人さんや安部芳裕さんのお金の話も
この本がベースになっているところもあり、大震災を経験した私たちが
今までの常識から脱皮して、現実を直視し、その中から新しいあるべき未来を
出現させるためには必読の書と言えるのではないでしょうか。
 
  
詳細は勝仁.comをご覧いただきたいのですが、エンデの代表作である「モモ」を
読んでいないことがとても心に引っ掛かりました。
 
多分、最低でも2度「モモ」を買った記憶があります。
しかし、少し読み始めるとなぜかそれ以上読み進めませんでした。
 
同じようなことを兒玉裕子さんが会報誌で連載をしてくれている「ヒマラヤ聖者の生活探究」を
何度か読もうとした時に体験をしていることを思い出しました。
 
どちらの本も平易に書かれている本ですし、「モモ」は子供向けの本で対象年齢が
小学校5、6年生以上になっています。 これが読めなかったのは私の意識がそのレベルに
達していなかったという本質的な問題に起因していたことに気がつきました。
 
そして、面白いことに小さなシンクロニシティが起き、聖書の暗号の研究者である
イオン・アルゲインさんがおっしゃる「時の封印」が解けたことを実感した瞬間を
経験することができたのです。
 
  
勝仁.comに書いたように、週末に家族を連れて熱海に遊びに行ってきました。
「エンデの遺言」の原稿は土曜日の夜、泊まっているホテルで書いたのですが、
日曜日に本物研究所の佐野社長の家に子供達と遊びに行きました。
 
驚いたのは、佐野家の子供部屋の本棚の中にまるで私に読めというように「モモ」があったのです。
そして、早速その本を借りて一気に読ませてもらいました。
 
今回はまるでスポンジが水を吸収するように内容が私の中に入ってきました。
 
モモという主人公の女の子は話を聞く名人です。
みんながモモに話を聞いてもらうだけで難しい問題がどんどん解決していきます。
 
しかし、時間泥棒をする巨大な組織がモモの周りにも迫ってきて、モモは小さな女の子で
ありながら、その組織からみんなの時間を奪い返すとても重要な役割を果たすことに
なるというお話です。
 
  
忙しいという字は心を亡くすと書きます。
私たち現代人はみんな何かに急かされるような忙しい毎日を送っています。
 
しかし、何のために忙しい毎日を送っているのかをよく考えてみると、実はほとんど
よく分かっていないことが実態ではないでしょうか。
 
自分で考えて忙しくしているわけではなく、何か自分でない人たちが作った愛情のない
常識に振り回されて忙しくなっているようです。
 
モモのように、一度自分の生活を振り返ってみて現実を直視すると、忙しいことにかまけて
全然できていないことで、とても大切なことを忘れていることに気がつくのではないでしょうか。
 
時間やお金という本質的な問題に、勇気を持って立ち向かう時が来たようです。
そしてその使い方を誰か知らない人に任せるのではなく、私たち自身の手に取り戻していきましょう。
 
 
 
 

「聖書の暗号」と「日月神示」

こんにちは、船井勝仁です。
 
船井幸雄の最新著『「包み込み」と「確信」が今後の決め手』が好評です。
 
父が久しぶりに400字詰めの原稿用紙に手書きで書き下ろした本ですが、
懐かしい「船井節」が随所に出ていて、中学生の頃から父の本を読んできた私には
涙を誘われるような懐かしさを感じました。
 
ただ、現在の日本が置かれている状況に対しては悲痛なものも感じているようで、
「あとがき」のあとに「日本は狙われている。二~三年中に国家破綻の可能性あり。
気をつけよう。」という5ページが付け加えられています。
 
この原稿は今回の大震災の前に書かれたものなので、地震のことは触れていませんが、
主に迫りくるインフレで日本国債がターゲットにされているのではないかということに対する
危惧が書かれています。今回の地震が原因でやはり同じような懸念が考えられるのかもしれません。
 
 
事実、地震の直後、株式市場をはじめとするマーケットは通常通り営業され、株式はその後、
多少戻りましたが大暴落しましたし、為替も急激な円高と日米欧当局の協調介入で
円安の方向に大きく振れるという大混乱を一時的ですが、体験することになりました。
 
少しずつ明らかになってきたのは、日本は本当に未曾有の危機を迎える可能性が
あるのではないかということです。
ここで、国民が心をひとつにすることでこの危機を乗り越えなければいけません。
 
多分、地震直後のマーケットでは、もっとパニックになって日本が立ち直れない状況になると
見込んでいた人たちによって、相場が作られようとしていたのですが、冷静な行動を取った
日本人をみてあてが外れたのではないのでしょうか。
 
あまりにも冷酷なやり口に辟易とした海外の有力な投資家も日本人がしっかりと冷静に
対処していることに感動して、日本に対してエールを送ってくれました。
我々が今のような秩序ある行動をしっかりとして踏ん張っていれば、心ある海外の有力者からも
魂のレベルの支援が受けられるのです。
 
  
そして、この危機を乗り越えられる指針となるのが、「聖書の暗号」と「日月神示」で
あるというのが、ここ最近の父の主張です。
 
そして、それに合わせるように船井幸雄が序文・解説・推薦している2冊の本、
イオン・アルゲイン著「2015年までの経済大激変 日本人がとるべき針路を集中解析」と
大石憲旺×中矢伸一×高島康司「日月神示の緊急未来予測」が出版されました。
 
イオン・アルゲインさんの本は、「聖書の暗号」の解析を通じて、金融市場や経済などを
崩壊させ、天災を利用して食糧不足を演出して戦争に導くことで既得権益を守ろうとする
人たちがいること、そして日本人としてそれに対処する方法論などが述べられています。
その全てを理解できるわけではありませんが、心構えを持っていることの必要性は感じます。
 
「日月神示の緊急未来予測」は、「日月神示」を現実に生きることがこの未曾有の事態を
乗り切るキーポイントになることを、それぞれの先生の専門分野毎に解説されています。
 
例えば、高島康司先生なら絶えず世界中の最先端の情報にアクセスして、
さらにはその裏付けをきちんと取っておられますので、実際に世界中で起こっていることや
起ころうとしていることと「日月神示」に書かれていることの整合性についてのお話が
展開されているというわけです。
 
  
父の本を含めたこの3冊の本を読んでいただき、この大激動の時代を生き抜く心構えを
確認していただければと思います。
 
そして、これから世界中に拡がっていくのであろう大激動を乗り切るための、
モデル(雛型)を日本人である私たちが構築しようではありませんか。
 
 

三種の神器

こんにちは、船井勝仁です。
地震の被害にあわれた方は、まだまだ大変な状況で生活されていることと存じます。
心よりお見舞い申し上げます。また、にんげんクラブ名古屋大会をこのような状況の下、
中止にさせていただきましたこと、関係各位にお詫び申し上げます。
 
名古屋大会は中止になったのですが、翌日に予定されていた伊勢での
ウエルカムパーティ三重は伊藤智道支部代表のナビゲートで開催することになりましたので、
私は19日の土曜日に名古屋に入らせていただきました。
 
その話が名古屋の廣中支部代表の耳に入り、有志の方にお集まりいただき、
一緒に熱田神宮にご参拝をさせていただこうと話が急遽持ち上がり、
にんげんクラブのメルマガで前日の告知をさせていただきました。
 
10人ぐらい集まるかなと思ったのですが、ありがたいことに30人ぐらいの方が
お集まりいただき、本当にすばらしい連帯感が感じられました。
これも皆様のいい世の中を作りたいという気持ちの表れだと思い、本当にうれしく思いました。
 
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熱田神宮境内にて
 
当日は名古屋の講師をお願いしていた長谷川章子さん(長谷川さんは現実的な(?)チャネラーです)も
ご参加くださり、熱田神宮の本殿の裏側にある清水社という別宮でメッセージを
いただくなど、とても有意義な会になりました。
 
 
20日の日曜日は予定通り、伊勢でのウエルカムパーティが開催されました。
内宮の五十鈴川の橋のところに朝10時に集合して、有志の方と正式参拝をさせていただきました。
 
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伊勢神宮内宮前にてツアー参加者と
      
その後、またまた有志の中の有志のメンバーと、代表会員の川島伸介さんが知っていた
別宮を順番に正式に参拝する手法で改めて参拝をさせていただきました。
とても混雑していたのですが、びっくりするぐらいスムーズに参拝ができました。
 
午後からは、私と長谷川さんがお話をさせていただき、少しプログラム変更があり、
川島さんや伊藤さんを中心に即席の寄り合いをしたようですが、これには50人ぐらいの人が
お集まりいただきました。
 
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伊勢市観光文化会館にて
 
東京や岡山から参加していただいた方もあり、伊勢ということでの関心の高さがうかがわれました。
私は桑名でその夜は別の会合に出席する予定があり、私の講演が終わったらすぐに
失礼してしまったのですが、とても盛り上がったとの報告をいただきました。
 
  
そして、その翌日には長谷川さんや川島さんたちと宇治山田の駅で合流して、
熊野三山の奥宮にあたる奈良県十津川村の玉置神社に行ってきました。
  
途中落石事故で国道が通行止めになっていて予定の時間より大分遅れてしまったのですが、
何とかたどり着き、10名の有志と一緒にご参拝をさせていただきました。
 
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熊野三山にて有志と一緒に
 
熱田神宮は天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)を、伊勢神宮は八咫鏡(やたのかがみ)を
祀られていることに気づいて、もし玉置神社が八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)に
関係があったら面白いねと話をしていたら、川島さんがネットで調べてくれて
関係がありそうだと言っていました。
 
伊勢神宮にお参りすることは決まっていましたが、それ以外は急遽決まった
スケジュールなのですが、神の計らいを感じてしまいました。
 
大下伸悦先生との共著「いま明かされるコトダマの奥義」にも三種の神器の話が
出てきますので、ぜひご参照にしてください。
 
  
もともと無理なスケジュールだったのですが、5分の違いで東京に帰る電車に乗り遅れて、
この原稿を22日火曜日の朝、大阪のホテルで書いています。
 
おかげさまでいいブログが書けたので、これもきっと意味があることだと思います。
すべて必要必然ベストと受け入れ、天の意志に沿って生きる天律の生き方を
実践していきたいと思います。
 
 
 

家族のきずな

この度の東日本大地震の被害に会われた方におかれましては
心からのお見舞い申し上げます。
 
また、多数の尊い命が奪われたことに痛恨の思いを感じるとともに、心からお悔み申し上げます。
ご家族やお知り合いの安否が確認できていらっしゃらない方も多数いらっしゃる中で
文章を発信することに躊躇を覚えますが、少しでも皆様が前向きになれることに
寄与できればと存じ、小文を発信させていただきます。
 
 
船井本社は品川の港南口の臨海地区にあります。ビルの10階ですので、
地震が来た瞬間はかなりのゆれが発生しました。
棚から書類が飛び散ったり、食器が少し割れたりぐらいの被害で収まりました。
 
念のため、近くの公園に避難しましたが16時ごろに業務の終了を決め、
各自帰宅の途に着きました。ただ、報道等でご存じのように交通機関が動かなかったので
帰宅難民になり帰れない社員もいて、会社で夜を明かして翌朝帰宅しました。
 
おかげさまで、私は1時間ほど歩いて帰宅しました。自宅も食器が少し割れている程度でした。
週末に買い物に出てみると食料品や飲料水、トイレットペーパーやティッシュなどは
早々に売り切れているところが多く、また、ガソリンスタンドも休みのところが多く、
空いているところも長蛇の列で、30リットルの給油制限になっていました。
 
知り合いの人とファミリーレストランに入ったのですが、面白いことに気が付きました。
ファミリーレストランも最近は名ばかりで、ファミリーで利用するのは小さい子供がいて、
なかなか他のレストランにいけないというファミリーぐらいで後は、仕事をしている人、
勉強をしている人、友達同士の利用が多いのですが、この週末は昔ながらの家族連れで
にぎわっていました。
 
それもおじいちゃんやおばあちゃん連れで来ている人も多く、なんとなくほほえましい感じもしました。
大きな被害に会われた方には申しわけない気持ちですが、首都圏でも上記のように
いろいろピリピリはしていますが、その気持ちが逆に家族のつながりを強める作用に
働いているようです。
 
  
以前から言われていたように、今年から本当にどんなことが起きるか分からない年に
なってきました。この時に大事なことは、家族のきずなを確認し、本当に心を許せる仲間を
つくっていくことになるのだと思います。
 
つながりをつくっていくことが一番大事なことで、ひとりでは生きていけませんが、
誰かとつながっていれば、道は必ず開けていくのだと思います。
 
不安に駆られて、せつな的な行動を取るのではなく、お互いに助け合うことで
この厳しい時代に立ち向かっていけるようになりたいと思っています。
 
 
上記の記事を船井幸雄.com船井勝仁.comにアップしたのですが、
にんげんクラブの川島伸介代表会員の提案で義援金を募ればどうかという話が出ました。
 
いのちの糧の佐々木重人さんも義援金を募集しているようですが、
とりあえず日本赤十字社の義援金サイトをリンクしておきます。
ご自分でいろいろ調べて一人一人ができることの行動をしていきましょう。
 
 
 

唐人駄馬

こんにちは、船井勝仁です。
 
高知の人で小川雅弘さんという方がいます。15年来の友人ですが、足摺岬のところにある
唐人駄馬という巨石群が好きで唐人駄馬探索協会をつくり事務局長に就任しました。
 
そんな小川さんに連れられて何度か唐人駄馬に連れて行ってもらいました。
当時は高速道路ができていなかったので、高知市内から5時間ぐらいかかったのですが、
私もとても好きになりました。
 
好きになったのには理由があります。唐人駄馬はストーンサークルや石が何個も
積み重ねられているところがあり、人工的につくられたとしか思えません。
 
縄文時代の遺跡だと思われていますが、亀石とよばれている巨大な石がいくつか
積み重ねられていて亀のように見える石は、大人が3、4人は入れるスペースがあります。
試しに入ってみたところその石からメッセージが受け取れるようになりました。
 
 
父は宮古島の新城定吉さんの庭の巨石と会話できると言っていますが、私の場合は
唐人駄馬の亀石と会話ができたというわけです。
 
よく書いたり、講演で話したりしていますが、当時の私は今から考えると
父に反発していてスピリチュアルなことは、真剣に分かろうとはしていませんでした。
 
知識的には知っている程度のアプローチだったのですが、この亀石だけは別で、
迷った時は無理を言って何度も小川さんに連れて行ってもらいました。
  
おもしろかったのは、忙しい小川さんの時間をつぶすのは申しわけないと思って
レンタカーを借りて一人で行ったことがあるのですが、その時は全然メッセージが来ませんでした。
 
小川さんが一緒じゃないとダメなんだと思っていたのですが、久しぶりに今回、
にんげんクラブのツアーで小川さんに案内していただいて唐人駄馬に行き、
なぜひとりではダメだったのかが分かりました。
ひとりでは怖くて、その恐れがメッセージを受け取る邪魔をしていたのです。
 
 
今回は小川さんの家のアースキーパークリスタルPちゃんからのメッセージで、
亀石の中で私が一人で瞑想をするようにと言われたそうで、ツアーの皆様より
先に出発して亀石の中で1時間ぐらい瞑想をさせてもらいました。
 
Pちゃんは2007年に小川さんが購入した1.6トンもある大きな水晶で、小川さんは
毎日Pちゃん前で瞑想して時々メッセージを受け取ることがあるようです。
 
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小川さんとアースキーパークリスタルPちゃん
  
Pちゃんからのメッセージは報告をしてください、そして受け取るものがありますよということでした。
 
後からツアーの講師だったミッションナビゲーターでチャネラーでもある長谷川章子さんから、
亀石はプレアデス星から来たもので、プレアデス人(長谷川さんによると私はプレアデス人の
ようです)がこの中に入ると、3次元的な生き方を手放して宇宙的な生き方を選択するように
なると教えてもらったのですが、15年前から今まで手放してきたことの報告が必要だったようです。
  
思い当たるのは、確かにその頃から色々なものを手放してきました。
船井総研を辞めることになりましたし、プライベートでもいろんなものが離れて行きました。
15年間かけて宿題を果たしたようで、今回の唐人駄馬行きはその報告のためだったのです。
 
 
翌日、小川さんの家にみんなでPちゃんを見に行ってお庭の裏山にあるイワクラに行った時、
長谷川さんが笑い出しました。実は昨年の10月に高知に来た時、Pちゃんから言われて
このイワクラの上で瞑想をしたのですが、ここで瞑想をしても亀石と同じ効果があるそうです。
 
長谷川さんのチャネリングによると、これから最後の仕上げとして一番大きなものを
手放すことになるそうです。亀石からいただいてきたのは最後の大きな宿題だったようです。
 
とても大変なことが起こるようですが、淡々と怖がることなくやっていきたいと思います。
 
小川さんたちは私が亀石で瞑想している間は、別のスポットを散策していたので
一人で瞑想していたのですが、今回は怖くありませんでした。
15年間かかったのも怖さを手放すために必要な時間だったようです。
 
 
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感謝の電話をかけたくなる講義

こんにちは、船井勝仁です。

先週の週末、船井メディア主催の講演会に参加させていただきました。
当日のスピーカーは、拓殖大学教授の呉善花(オ・ソンファ)先生、
高島康司先生、古歩道(フルフォード)・ベンジャミン先生、そして私でした。
 
船井勝仁.com にもその内容の一部をご紹介させていただきましたので、
ご覧になってください。
 
  
ここでは呉善花先生にお話しいただいた「日本文化の未来性」という
お話しについて報告させていただきたいと思います。
 
110301osonfa.jpg
呉善花先生
 
 
呉先生は韓国の済州島のお生まれです。若い時に日本に来日され、
学士・修士を日本の大学で取得されました。ご自分の体験を基に韓国や中国の
留学生が日本に来て感じる心の動きについてお話をしてくださいました。
 
来日当初は、日本人の親切さに感動します。国で受けた教育では
日本は悪い国であるということを刷りこまれているのですが、
実際に接する日本人はみんな優しく親切で日本を見直していきます。
 
しかし、問題は生活や言葉になれてきた2~3年目にあります。
その時期に習慣の違いや文化的な背景からくる理解しがたい言葉の使い方等に
直面し日本が嫌いになってしまうのです。
 
そして、多くの留学生がこの時期に帰国してしまうのがとても残念だと
おっしゃっていました。
 
 
習慣の違いの例をあげれば、韓国も日本も家に入る時は靴を脱ぎます。
しかし、韓国では靴は入ったまま家の方を向いて脱いでおくのが作法なのです。
 
出かける時に履きやすいように外に向かってきちんと並べておくのは、
歓迎されない客に対して早く帰ってくださいという意志を表明することになります。
 
だから、友達の家に遊びに行って、お母さんが靴を日本流にきちんと
揃えてくれると、外国人の私は歓迎されていないのだと思ってしまうのだそうです。
 
 
5年以上、日本にいると日本の良さが見えてくるようになりました。
例えば、日本の観光資源や歴史遺産等は世界有数のものですし、
環境やインフラの技術もトップレベルにあります。
  
また、日本のサービス業と他国との違いは、他国のホスピタリティが
神様からいただいた恵みを他人に分かち合おうとするのに対して、
日本のおもてなしの精神は神様に対して行う気持ちでサービスがされることです。
 
日本の神様が喜ぶものは身ぶり・そぶりまで美しいもので、教養があるものです。
そのおもてなしの精神が一番あふれているものが茶道だと言います。
 
 
呉先生は拓殖大学に110年の歴史の中ではじめて茶道部をつくりました。
女子学生だけでなく男子学生も真剣に茶道に取り組んでいるそうです。
 
また、国際学部の教授なのですが、日本の歴史を教える選択授業を
担当されているそうです。
 
外国人が教える日本の歴史の授業など、誰も来ないのではないかと
心配されたそうですが、ふたを開けてみると4年間の在学中に
ほぼすべての学生が受講する人気講座になりました。
 
その授業では、戦後日本人が日本の国を卑下し続けてきたことが
日本をダメにした原因であり、日本の先人は諸外国に比べても
すばらしい文化をつくってきたことを話すのだそうです。
 
授業をうけた学生が、おじいさんやおばあさんに感謝の電話をかけたくなると
言ったそうです。
 
  
国に誇りを持つことは、本当に大事なことだということを感じましたし、
中国や韓国など地政学上、絶対に仲良くしなければならない国との関係について
改めて考えさせられるいい機会でした。
 
船井グループのセミナーには、はじめての登場だったのですが、
お客様の感想を読んでも大絶賛されていました。
 
感謝の電話をかけたくなるようなセミナーをいつかはしてみたいと思いました。
 
 

四方よしの経営

こんにちは、船井勝仁です。
 
ご存じの方も多いと思いますが、私はお酒が大好きです。
和食を食べることが多いからか、もっと単純に日本人だからか、
特に日本酒が大好きです。
 
でも、大好きなのですが、それほどお酒に強いわけでなく、
酒の上の失敗もやってしまいます。それで、少し肩身の狭い思いをしています。
 
また、痛風がでたりすることもあり健康診断の結果が気になると、
やっぱりお酒は控えめにしなければいけないのかなあと考えることがよくあります。
 
 
先日、千葉県の神崎町にある寺田本家さんという酒蔵を訪問する機会がありました。
幸塾の新春の集いで寺田啓佐社長のお話を聞き、とてもおもしろかったので、
にんげんクラブの会報誌の輝く仕事人のインタビューに行ってきました。
 
日本の場合は日清戦争や日露戦争の頃から、その戦費を賄うために
お酒に高い税金をかけるようになった。
 
そして、税金を取るためにお酒の品質よりも量を確保するために、
いわば国が奨励して偽物のお酒をつくったことが昨今の日本酒離れの原因を
つくったというお話をお聞きしました。
 
 
寺田社長は大病をしたことをきっかけに、自分の生き方や酒造りのあり方を
根本的に変えました。人に役立つ酒造りをするために、無農薬米を使って、
機械化を排して手作りの酒造りに挑戦していきました。
 
これは、昔は農薬や化学肥料がなかったこと、また、機械化することが
できなかったことを考えれば昔ながらの酒造りに戻ることに挑戦したと
言えるのでしょう。コストのことを考えると、とても困難な挑戦でした。
 
そうしてできた昔ながらのお酒は、もちろんほどほどに飲めばという条件は
つきますが、健康にいいものだというのです。お酒は百薬の長と言います。
 
寺田本家でつくられた自然のままのお酒はまさに百薬の長だったのです。
これには、本当にうれしくなってしまいました。
 
寺田本家で働く杜氏さんたちは、若い人が多いことにびっくりしました。
何かすばらしいものを持っていそうな魅力的な若人が、昔ながらの手法で
歌を歌いながら、手のひらを使いながら気持ちを込めてお酒をつくっています。
 
そうすると、お酒を作ってくれる微生物たちが喜んで仕事をしてくれるようになり、
自然体の健康にいいお酒ができていくのです。
 
terada1.jpg terada2.jpg
右から寺田社長、船井勝仁             寺田本家の杜氏さんたち
 
  
もっと感動したのが、寺田社長の掲げる四方よしの経営についてでした。
日本では昔から三方よし(売手よし、買手よし、世間よし)の経営を尊ぶ
気風がありました。
 
それに神様よしを加えて四方よしにしているのが寺田本家さんの経営なのです。
 
四方よしの経営について書かれたメモ書には、常識にとらわれずに
現状をありのまま観察することの大切さや、「なるほど」「それいいね」で
相手の意見を尊重することや、神様の意に沿う経営をすることや、
清貧ではなくて清富の思想がいいこと、自分に起こる出来事は
すべて自分の責任であること、そして手放すことなど、普段、
私が皆様にお伝えしているものと同じメッセージがあふれていました。
 
 
お酒を飲むことが身体によくて、これからの時代の本物の経営に触れることが
できて、本当にすばらしいインタビューになりました。
 
皆様も寺田本家のお酒や、お酒を飲めない方は玄米のヨーグルトである
マイグルトをお試しになってください。それだけできっと幸せになりますよ。
 
 

小田原ウエルカムパーティ

こんにちは、船井勝仁です。
 
3連休の初日、建国記念日に小田原ではじめてのにんげんクラブウエルカムパーティが
開催されました。主催していただいたのはケシパールというとてもすてきな真珠の販売に
天からの縁を受けて取り組んでいる岡田尚子さんです。
 
odawara1.jpg  odawara3.jpg
右側 岡田尚子さん                   船井勝仁
 
odawara2.jpg
ご参加者の皆さま
 
  
岡田さんのお母様と父は高校時代からの友達で、ケシパールを扱うことになった時、
父に相談に見えたことがご縁で今ではにんげんクラブのリーダーになってくれています。
 
講演が始まる前、そのケシパールを見ながらお話している時におもしろいお話を聞きました。
1月29日のにんげんクラブ東京大会に参加されていた岡田尚子さんは、岡田多母さんの話に
感激されてサイン会の列に並ばれたそうです。
 
そして、サインをしてもらっている時にケシパールの話をすると、多母さんから翌日の日曜日に
多母さんが主催されている集まりに来るように言われたそうです。
 
多母さんの講演で、この世をつくっている根源からのメッセージに対しては「はい」と「Yes」の
返事しかないという話を聞いたばかりの尚子さんは、直感的に「はい」と返事をしていました。
 
そして、翌日その集まりに行ってみると、今年になって全然売れていなくて途方に暮れていた
ケシパールが飛ぶように売れるようになったのだそうです。
 
 
当日はあいにくの雨というか雪が降っており、とても寒かったのですが、有名なしだれ梅のお庭に
見ながらのとても風情のあるウエルカムパーティが開催できました。
 
また、その日は、3月19日(土)のにんげんクラブ名古屋大会の講師のひとりでもある、
ミッション・ナビゲーターの長谷川章子さんも参加してくれました。
横浜在住の長谷川さんも天からのメッセージである直感力に従ってご参加いただいたようです。
 
駅から会場まで向かう車の中で、長谷川さんとタオの話をしていました。
ちょうど電車の中で長谷川さんに勧めてもらった田口佳史先生の「老子の無言」を
読んでいたからです。日本人が大事にしている分野に人間学の分野があります。
 
今までの人間学は論語等を中心にした儒教の教えが主流でした。
日本精神を代表する武士道の教えも、仁義礼智信の儒教の教えが根本にあるからです。
 
  
この田口先生の本には「上り坂の儒家、下り坂の老荘」ということが書いてあり、
前々から感じていた、これからの人間学はタオと呼ばれている老荘思想が中心になるだろうなあと
いう感覚に確信を持ちました。同書のはじめにから少し引用します。
 
 
(引用開始)
儒家も老荘も「現世を肯定する」という部分では同じ。欲望も肯定しているし、
立身出世や富みを求めることも肯定しています。
 
ただ社会のあり方について、儒家の思想が「現行肯定プラス改善」、つまり現在の状況を
受け入れたうえで改善を要求するのに対して、老荘思想は「現行否定」。
現在の状況を否定して、根本から変えていくものです。
 
それがなぜ、上り坂・下り坂になるのか。
仕事でも人生でも、うまくいっている上り坂のときは、基本的にやり方を変える必要はありません。
問題が生じない限り、好調のままどんどん進んでいくべきでしょう。
だから、「現行肯定型プラス改善」の儒家の思想でいく。
 
一方、何をやってもうまくいかない下り坂のときは、やり方を180度変えて革新する必要があります。
下り坂なのにまだ儒家の思想でいこうとすると、「まだ足りない。もっと努力しろ」となるので、
間違った道を更に遠くに行ってしまい、苦しくなってくるんです。
やり方を間違えたから下り坂になっているのですから、やり方を変えなければなりません。
(引用終了)

 
 
長谷川さんと話していて、本格的に老荘の思想、タオの思想の勉強をしてみようと思いました。
 
寒かったけど、とても有意義な小田原ウエルカムパーティでした。
 
 

ココラックス

こんにちは、船井勝仁です。
 
ほんものやの対談で㈱レドックスの片山晶彦社長にお会いしました。
1年半前にも対談させていただいているので2回目になりますが、本当に勉強になる
すばらしいお話を聞かせていただきました。
 
片山社長は一級建築士でありながら、長年水の研究をされているというユニークな社長さんですが、
大変お忙しくてなかなかお時間を取っていただくのが難しいようで、とてもリラックスして
お話を聞かせていただいたのですが、ちょっともったいなかったような気もしています。
  
DSC_2532.jpg DSC_2567.jpg
手前左側より 片山晶彦社長と船井勝仁 
 
 
片山社長が研究されているのは3室型電解という水を電気分解する手法です。
 
他の電気分解の手法としては金属のメッキなどに応用されている無隔膜電解システムと
飲料用アルカリイオン水等に使われている2室型電解システムがありますが、
3室型電解システムでは極限まで電解効率を高めることができ、電解プロセスが
異なるために生成された電解水は独自の機能性が出てきます。
 
   
例えばほんものやで好評を博しているイリアール化粧品はこの電解水を使っており、
それがクレンジング等ですばらしい効果がでる理由です。
 
さらには㈱本物研究所が発売元になっているココラックスというサプリメントも
この電解水でエゾウコギのエキスを抽出しています。 
 
  
今回の対談はこのココラックスについて語り合うのが目的でした。
 
エゾウコギはロシアのシベリアのアムール川流域、サハリン一帯、中国の黒龍江省、
吉林省、遼寧省等、日本では足寄を中心とする北海道の東部にそれぞれ自生しているのが
確認されているだけで、人工栽培法が確立されていない貴重な植物です。
 
始皇帝がエゾウコギを探させて愛用していたと伝えられているそうで、古くから健康に
効果があることが知られていました。
 
ココラックスはエゾウコギの若木の茎から3室型電解で作られた高還元水によって抽出されたもので、
効用が知られているエゾウコギのいいところを本質的に極限まで引き出した製品と言えるようです。
 
前の対談の時は、抽出効果が高いだけだと思っていたのですが、今回はアメリカの
コロンビア大学の研究でこの電解水でエゾウコギを抽出すると、通常の抽出法では
抽出されていない何かが抽出されていることが分かったそうで、それを特定することは
研究中だということですが、やはりこの手法だけで得られる何かがあるようです。
 
  
現代人はストレスにあふれた生活をしていて、私ぐらいの年になると大なり小なり
何かの生活習慣病を抱えているものです。
 
そんな生活習慣病に効用があると言われているアディポネクチンという長寿ホルモンと
呼ばれている物質が含まれていることが分かって来ています。
 
このサプリメントを毎日飲み続けていると、人によって効果は様々なのですが、
すばらしい効果を実感されている方が多くいるようです。
 
  
正直に言いますと、以前の対談後、しばらくは飲んでいたのですが面倒になり止めてしまっていました。
私の持病である痛風の発作の軽いものが先月も出てご心配をかけてしまったのですが、
これを飲み続けていたら大丈夫だったかもしれません。また、飲みはじめてみようと思います。
 
ココラックスは何にでも効いてしまうところがあるようで、これが返ってすばらしさを
お伝えするのが難しくなるという話も出ましたが、本当の本物は万能で卓効があって
シンプルだと船井幸雄はよく言っています。
 
人によって違うようですが、飲み続けていると効果がほとんどの人に感じられるようになりますので、
ピンときた人は一度試してみてください。
 
 
 

精霊と対話する農業

こんにちは、船井勝仁です。
にんげんクラブ東京大会にご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。
 
tokyo1.jpg tokyo2.jpg 
 
 
佐野浩一の常識を溶かして、セレンディピティという境地に至る話から始まり、
安部芳裕さん、佐々木重人さんの本当のお金の話と真実を知った上で幸せに暮らす
方法論としての寄り合いの実践へと展開は進んでいきました。
 
そして白鳥哲監督から本質的に生きていくための方法論のお話をいただき、
岡田多母さんからは本質的に生きることができるようになった人が取るべき行動について
具体的なお話をいただけたのだと思います。
 
すばらしい社会をつくるためにも、人間として健康に充実して生きるためにも、
必要なことは常識や固定概念、思い込みやいつも同じ感情パターンで動いていることなどを
手放していくことにあると言うことが6人の講師の共通意見であり、それを受け身で理解する時代は
終わり、自分の出来る範囲で具体的に行動する時代であるという結論が出たのだと思います。
 
本質的なことへの理解が進んでいくと、直感力が磨かれるようになり、そうすると
自分のやるべき行動が自動的に分かるようになってきます。
 
特に、岡田多母さんの話では、直感に素直に従うことの大切さを強調されていました。
返事は二つしかなく、「はい」と「Yes」。ギブアンドギブの精神でメッセージに素直に
従っていくことが「有意の人」にとって一番大切なポイントになりそうです。
 
 
東京大会の翌日の日曜日、御徒町のフロンティアショップで開催されたきゅもんさんの
「精霊と対話する農業」セミナーに参加させていただきました。
 
きゅもんさんは勝塾の常連メンバーです。明らかに直感力に優れていて、私の話を聞く必要は
あまりないと思うのにいつも来ていただけるので、その理由を解き明かしたいと思って参加しました。
東京大会で興奮した疲れが残っていたのですが、とても参考になりました。
 
きゅもんさんは大阪のご出身で2年半前まで大阪でシステム・エンジニアの仕事をしていました。
病気になったわけではないですが、直感力で肉体的・精神的な限界を感じ仕事を辞めました。
これも直感力に従って縁をもらって神奈川県の三浦に引っ越してきて、引っ越したその日に、
自分がやることになる畑が見つかりました。
 
知り合いの、知り合いの、知り合いぐらいの人がもっているその畑は道が付いているわけでもなく
不便なので、使い道もないからということできゅもんさんが借りることができたのですが、
40年近く耕作放棄地で竹やぶになってしまっており、そこを開墾することからきゅもんさんの
農業の取り組みが始まりました。
 
  
こう書くときゅもんさんの農業は木村秋則さんの奇跡のリンゴのような苦労話にあふれている
農業だと思われるかもしれませんが、きゅもんさんの農業は無理をしない農業です。
 
今回のようなセミナーを様々なところで開催していますし、勝塾のようなセミナーにも
積極的に参加されています。旅行にいって1週間留守をすることもあるそうですが、
帰ってみると野菜たちが前よりも元気になっていて、逆にちょっとがっかりすることもあるのだそうです。
 
農薬や化学肥料や機械は精霊が嫌がるので、使いませんが、草をそのままにしてある畑なので、
夏は朝露で湿気がたまるような工夫がしてあり、大変な水やりをやる必要がないのだそうです。
 
また、虫も自分の不安が呼ぶことが分かるので、不安を持たない様にして、
意識で結界を張るのが大変ですが、物理的には特に対策を取らなくても、問題が起こりませんし、
問題が起こった時はその原因を精霊との対話を通して探っていくので、重労働に耐えるといった
農業ではなくなっているのです。
 
 
きゅもん流エゴの話がとても印象に残りました。エゴとは自己防衛本能であり、
エゴに気が付き気をつけるべきポイントはもっともっとが出てきた時であること、
魂の満足は永続するがエゴの満足は続かないので肥大化すること、
自己防衛本であるエゴは変化が嫌いだが、世の中をよくするためには変化を危険なものと
とらえないことが大切だと言うとても根元的な話を一杯聴くことができました。
 
少人数ですが、とても本質的なすばらしい話でした。
フロンティアショップでも基本的には月に1回セミナーをするようなので、
農業に関心がある方は、一度参加して見られることをお勧めします。

プラネタリウム

こんにちは、船井勝仁です。
 
先週の週末は京都のにんげんクラブウエルカムパーティでした。
川島伸介さんと二人でお話をさせていただきました。
 
大阪支部の山村さんや島村さん、それに川島さんのレイキの生徒さんである
名古屋の津吹さん等もご参加いただき、とても楽しい会になりました。
 
 
最近、関西に来て感じるのは、参加されている方の理解のレベルがとても高いこと。
父や私も大阪出身ですが、少し前までは関西は実利的というかはっきり書くと、
なんぼ儲かりまっかという感じだったのですが、現実的にかつとても深い内容の話を
求めておられるので、ついついこちらもより突っ込んだ話をしてしまいます。
 
よく、風は西から吹くと言いますが、関西がこれだけ見えない世界のことを理解し始め、
実利的な有意の人が増えているということは、日本の将来に楽しみがでてきたように思いました。
 
懇親会の後は、島原さんの車で大阪まで送ってもらいました。
川島さんは、翌日は大阪ではじめてのレイキの教室を開きました。
 
先週書かせてもらったように、東京では100名近い方が川島さんのお弟子さんになられており、
皆さん大満足ですが、大阪でも遠方から参加してくれた方も含めて大好評だったようです。
 この明るいレイキは本物だと思いますので、ぜひ皆様も一度参加してみてください。
 
 
私は翌日の日曜日は、大阪でBMDの近藤和子先生にお会いしていました。
幸塾の主要メンバーである大谷さんや國枝さんもご一緒していただき、
中之島にあるプラネタリウムを見に行きました。
 
近藤先生は科学大好き少女だったようで、プラネタリウムに併設されている科学館、
特に実際の金属が展示されている元素の周期表がとても気にいられているようです。
今話題のレアメタル等も展示されていて、違った意味で私も面白く見ていました。
 
プラネタリウムも冬の大三角形の話や、シリウス、プレアデス、昴、アンドロメダ等、
最近ペガサスさんと話をしているとよく耳にする星を実際の天体で見せていただき、
なぜかとても不思議な気分になりました。星空を見つめて宇宙の成り立ちや人生を
考えることの楽しさの一端を教えてもらったような気になりました。
 
おもしろいことに、その直後ににんげんクラブ会報誌の対談で彗星を何個も発見されている
木内鶴彦先生とお話をさせていただく機会がありました。
 
私がプラネタリウムで一番感動したのは、最初は大阪の街の明かりがある設定で
空を見ていたのですが、案内の方から目をつぶってくださいと言われて、大阪の街の
灯がない設定にしてから目を開けてみると、肉眼で見ても満天の降るような星空の美しさに
心を打たれました。
 
木内先生は夜でも光が絶えることがない都会では植物たちが休むことができずに
ストレスが極度にたまっているというお話をしていました。
 
人間だけのことを考えるのではなく、動植物のことも考えていくことの大切さや、
星空をゆっくりとながめる余裕が大切なことを、偶然プラネタリウムと星の専門家との
対談が続いたことで気づかせていただいた貴重な経験でした。
春になって温かくなったら山に登ってゆっくりと星を眺めようと思います。
 
近藤先生からはいろいろ深い情報をじっくり教えていただき、本当に有意義な
関西での週末になりました。
 
ところで、いよいよにんげんクラブ東京大会が迫ってきました。
みなさんと共にミロクの世をつくり上げていくために、変わりつつあるにんげんクラブを
体感していただける場にしていきますので、ぜひご参加ください。
 
にんげんクラブ東京大会についてはこちらから↓
http://www.ningenclub.jp/nct/

川島さんのレイキと「公の園」

こんにちは。船井勝仁です。
 
先週の日曜日、川島伸介さんのレイキの上級講座にゲスト参加してきました。
写真のように皆様に癒していただき、とっても気持ちがよかったです。
 
レイキ110116a.jpg レイキ集合写真.jpg
 
 
前日は風邪の症状が本格化していて、鼻水は出るは、くしゃみはするはで、
皆様にうつしては申しわけないと思い用件を済ませたら帰ろうと思っていたのですが、
参加している間はまったく風邪の事は忘れるぐらいで、厚かましくも懇親会まで参加してしまいました。
 
レイキの事はよく分からないのですが、川島さんのレイキは明るいレイキで
笑いがあふれるとても楽しいものでした。オーラカフェや勝塾などでよく知っているメンバーも
たくさんいたので、雰囲気にとても馴染めよかったです。
 
皆さんの光あふれるよい世の中を自分たちの力で作りだそうという決意が
伝わってきたことがとても楽しかったのだと思います。
 
  
懇親会の途中で、当日がレイキの創始者臼井甕男(うすいみかお)先生が
はじめてレイキを伝授した日だということが分かってとても盛り上がっていました。
 
これからの予定は以下の通りです。
詳細はhttp://www.shinsuke68.com/を確認ください。
 
2月5日(品川)初・中1
2月6日(御徒町)中2・中3
2月13日(御徒町)初・中1
2月19日(品川)中2・中3
2月20日(御徒町)上1・上2
2月26日(新大阪)初・中1・中2・中3

 
 
もうひとつお知らせしたいのは、「アセンション2012」「アセンション・ミロク」の
上杉祥三さんの脚本で、長野里美さん、浅野温子さん等が出演される「公の園」という
お芝居についてです。
 
実はこのお芝居、10年前に書かれたもので9年前に初演されているそうです。
しかし、なぜか長野さんはこの芝居のことがずっと気になっていたにも関わらず、
今まで関与することがなかったそうです。
 
多分、右回りの「うず」が回りだして、本格的な女性性の時代に突入したいまここで、
長野さんが出演することがとても意味のあることだという隠れたメッセージが
あるのではないかと感じていますので、ここで紹介させていただきます。
 
にんげんクラブ東京大会と同じ日も上演があるのですが、東京以外の方は、29日(土)は
東京大会にご参加いただき、前後の日にお芝居を観るのはいかがですか?
 
1日空いていますが、私は31日の千秋楽のチケットが手に入ったら観に行きたいと思っています。
今からとっても楽しみです。
 
 
★超感動!『アセンション・ミロク』の上杉祥三さん書き下ろし舞台!
『公の園』長野里美さん×浅野温子さん×高橋麻理さん
(アマ・トレランス『公の園』HP)http://www.amatolerance.com/
 
都内の昼下がりの公園。マリアがベンチに座って。聖書を片手に瞑想にふけっている。
そこに慌ただしくやってくる女、喜美子。喜美子はしきりと、遠くで遊ぶ自分の息子に
声をかけつつ、マリアに興味津津で話しかける。
 
静寂を壊されたくないマリアと、どうしても関わりを持ちたい喜美子。
気がつくと、自分の神聖な世界が、喜美子の超現実・主婦の世界と一緒にされ、
マリアはついに憤慨する。
 
そこへ国立大卒のインテリなのに、今は街角でティッシュ配りをしている詩音がやってくる。
今度は詩音の世を捨てたような態度が気に入らない二人。その真相がわかってくると…。
 
見栄もプライドもあった三人の女の事情がほどけてくる。
隠していた過去も現在も暴きあった三人は、やがて共感し、「公園」という場所で
一大イベントを立ち上げようと、決意するが…。
 
「男に出来ないことを私はやっている」3人のダメな女が暴走し、泣き、笑い、しゃべりまくる
ジェットコースター・コメディ。

詳細
http://www.confetti-web.com/detail.asp?tid=106994

いま明らかにされるコトダマの奥義

こんにちは。船井勝仁です。
 
先週の週末はにんげんクラブ・幸塾新春の集いが東京の青山で開催され
大勢の有意の人がお集まりいただきました。
 
にんげんクラブも共催になっていますが、実質的には幸塾の世話人の人たちの
ボランティアで運営されていました。そのスタッフの人たちのいい気持ちが会場を満たしていて、
本当にすばらしい場ができていたことが印象的でした。
 
  
このイベントに合わせて幸塾専務理事の大下伸悦先生と共著で
「いま明らかにされるコトダマの奥義」(新日本文芸協会)という本を出版しました。
 
コトダマ.jpg
いま明らかにされるコトダマの奥義
 
 
大下先生は明治天皇が研究をはじめられた言霊学を故島田正路先生から学ばれた
この分野の大家です。ご講演の時や、普段お話をさせていただいている時も
言葉の端々に言霊の話が出てきます。
でも、浅学な私は残念ながらその大半の意味が分からず、いつも残念な思いをしていました。
 
共著を出版するに当たって、ベースとなる対談を11月中旬に行ったのですが、
やはり言葉の端々に言霊の話が出てきますので、これはいい機会だから言霊の本にしましょう
という提案をさせていただきました。
 
はじめは消極的だった大下先生も、学術書ではなく実際に言霊を使いこなすための実務書に
なるという感覚を持たれてからは、幸塾の世話人であり、にんげんクラブ兵庫支部リーダーでもある
この本をつくってくれた山内尚子さんや私が驚くほどの大量の原稿を毎日のように
送ってくれるようになりました。
 
島田先生をはじめとする言霊学の先達に恥ずかしくない本をつくりたいという大下先生の気持ちが
募って来て、何度も書き直しをして最終原稿が脱稿したのが暮れも押し詰まった12月28日でした。
 
奇しくも島田先生の1年目の命日でした。それを1月9日のイベントに間に合わせようとするのだから
大変です。年末年始のお休みを返上して山内編集長の会社の人たちが当日に合わせて
本をつくってくれました。
おかげさまで新春の集いでは来場者の大半の人が買ってくれた計算になるほど販売できました。
 
 
私も新春の集いの懇親会の席で知ったのですが、本を印刷する過程でもとんでもないドラマが
起こっていました。ただでさえハードスケジュールをこなさなければいけないのに、
しかもお正月休みに入っているのに印刷機が動かなくなってしまったのです。
 
機械のメーカーの担当者に無理を言ってお正月に機械を直してもらい、しかもそのメーカーの
担当者にまで手伝ってもらって9日に何とか間に合わせたそうです。
 
そのことを私に伝えてくれたときに、感極まって山内さんは号泣し始めました。
偶然とは面白いもので懇親会の司会をしていた新春の集いの大会委員長の菅原克行さんが、
山内さんと私に本の出版記念講演会を2月27日に神戸でする告知をするようにマイクで
呼び出していました。仕方がないのでそのまま舞台に号泣している山内さんを連れて行くことに
なったのですが、私が山内さんにひどいことをして泣かせてしまったような感じに見えて
困ってしまいしました。
 
 
告知というより言い訳をしていて思い出したのですが、そういえば原稿を書いている時に
大下先生のパソコンも何度も壊れてしまったのだそうです。
 
バックアップもきちんと取ってあったのにそれも含めてデータが何度も飛んでしまったことがありました。
すごい内容が書かれているので、機械がその許容量を超えてしまったから起きた現象なのでは
ないかと思っています。
 
そんな山内さんや山内さんの会社の皆様たちの熱い思いがしみ込んでいるすばらしい本を
皆様もぜひご購入くださいね。書店やアマゾン等への流通はもうしばらくかかるようですので
(1月22日ごろの予定です)、早く読みたいと思われた方は新日本文芸協会きれいねっとさんの
HPからお申し込みください。
 
山内さんのご厚意で備考欄に船井勝仁のブログを見たと書いていただくと
送料を無料にしてくださるそうです。
 
 
新春の集い.jpg
新春の集い懇親会会場にて

「抱っこの宿題」と「そうじをすると人生が変わる」

あけましておめでとうございます。船井勝仁です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
にんげんクラブ会報誌1月号の本の紹介ページに取り上げられている
水谷もりひとさんの「日本一心を揺るがす新聞の社説」を改めて読みました。
 
これはみやざき中央新聞という週刊で発行されている新聞の社説を集めたものです。
このブログでも何度か紹介したのですが、主に宮崎県や近県で行われた講演会から
面白かった話や感動した話、心温まる話等の良い話をギュッと盛り込んだ新聞です。
 
この本は、水谷さんが編集長として20年近い歳月に書き続けた1,000本近い社説から
厳選した41本が集められている本です。
 
この本の“はじめに”で、水谷さんがある大学の先生から水谷さんの社説には
哲学がないという話をされたことが紹介されています。
それに触発された水谷さんは哲学とは何かを考えて“知を愛すること”だという結論に達しました。 
 
それで、みやざき中央新聞は“知”ではなくて“情”を大切にするジャーナリズムになりたいと
思っているということに気がつかれたそうです。
 
 
私はこの宮崎中央新聞をやはり会報誌の1月号の輝く仕事人に登場していただいている
志賀内泰弘さんから教えていただき購読させていただくようになりました。
 
会報誌をお送りする時に志賀内さんのご厚意で志賀内さんの新刊
なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?」の1話を無料小冊子にしたものを
お送りさせていただきましたので、お読みいただいているかも知れませんが、
志賀内さんの世界初の「そうじ小説」からも色々なことが考えさせられました。
 
今年は大激変が目に見えて分かるようになる始まりの年になると思っています。
いままでの常識で生きていたら変化についていけなくなります。
 
この本を読んでいると、掃除をすることでいままで気がつかなかったことに
どんどん気が付いていく主人公がいました。このいままで気がつかなかったことに
気が付いていくということが本当に今年からは大事になると思うのです。

瞑想をしたり、氣功を習ったり、パワースポットに行ったりするのもとてもいいことですが、
実は日常生活に起きている現象から色々な気付きを受けなければいけない年になるのだと思います。
 
それをするためには掃除をすればいいというのは本当にシンプルで普通のことですが、
これがなかなかできません。私は掃除というか整理整頓が苦手なので失格ですが、
自分なりのシンプルで簡単なクセづけを見つけていって常識を超えていくことに
挑戦したいと思っています。
 
 
水谷さんの本に福岡県警少年サポートセンターの安永智美さんの話が出てきます。
少し引用させていただきます。

(引用開始)
安永さんはどんな子にも説教をしない。ただ子どもの気持ちに寄り添うだけ。

子どもに絶対言ってはいけない言葉があるという。
「いつまで泣いているの、男のクセに」
「もうお姉ちゃんなんだから、そんなことで泣かないの!」

淋しさや悲しみの感情は、出すべき時に、出すべき人に出さなかったら、
いつかその感情は激しい怒りに変わる。
 
「ありがとう」「偉いね」「たくさん食べて大きくなってね」、そんな言葉が子どもの心の栄養だ。
(引用終了)

みやざき中央新聞や水谷さんの本が高く評価されるのは、私たちが間違った常識に
とらわれていることを、“情”にあふれた事実で教えてくれるからではないでしょうか。
 
そして子どもを育てるために一番大切な上記のような話を押し付けるのではなく、
さりげなく伝えてくれるのです。
 
  
この本の中で一番有名な社説は「抱っこの宿題」の話だと思います。
小学校1年生に「抱っこをしてもらってくること」という宿題が出ました。
 
とてもステキな話ですが、社説の最後に水谷さんは以下のように締めくくられています。
このような当たり前のことが分かっていないことに気が付けるのは、
ちょっとしんどいけど大切なことですね。

(引用開始)
幼少期にやり忘れた「抱っこの宿題」は、思春期に歪んで出てくる。
男の子はずっと抱っこされたいマザコンであり続けたり、女の子は親以外の大人に
抱っこしてもらってお金をもらうという援助交際に走ったり・・・・・。

「抱っこの宿題」は子どもにでなく、親に課せられた「宿題」だったのだ。
(引用終了)

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