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特別情報

臆僕を超えたモテ薬


 コロナ禍が拡がってきて、
東京に住んでいてもいいのだろうかと
考えるときが時々あります。
先日、長男とお酒を飲んでいて、
私は大阪にいるときは
東京にいるときよりも格段にイキイキしていて、
コロナでテレワークができることを考えれば
関西に移住してもいいのではないかと指摘されました。

確かに、東京にいるときは
あからさまな大阪弁はめったに話さないのですが、
大阪で気の許す人たちと話していると
いつの間にか大阪弁で自分が話しているのに
気が付いてびっくりすることがあります。


 最近は、それほど感じなくなりましたが、
新幹線で大阪に向かっている時に、
阪急電車と並行して走っているところがあります。
ずっと阪急沿線に住んでいたので、
学生の時や社会人になってもしばらくは
帰ってきたのだなとジーンと感じていました。

ただ、結論から言うと、
しばらくは東京に住み続けるだろうなと思います。
なぜなら、東京にいると大阪にいるよりも
情報量が格段に違うからです。
インターネットやマスコミなどから
入ってくる情報量はそれほど変わりませんが、
直接人に会っていただける
一次情報の格差はどうしようもないと思います。


 父は、コンサルタントの悪い癖で
ちょっと(かなり?)大げさにはなっていますが、
大阪に住んでいた頃は
週2回のペースで東京出張が入っていたが、
東京に住むようになると
大阪出張は月1回のペースで十分になったと
よく話していました。

父ほどではありませんが、
原稿を書いたり講演をしたりするのも
メインの仕事のひとつである私の場合、
大阪に住んでしまうと多分圧倒的に
得られる情報量が少なくなってしまうことが
容易に予想されるので
東京に住み続けることになるのです。


 父のおかげの部分が多いのですが、
おかげさまでユニークな友人や知人がたくさんいます。
彼ら彼女らに直接お会いして
いただける一次情報が大事なのですが、
そんなユニークな中でも
きわだってユニークな友人に
脚本家の旺季志ずかさんがいます。
「特命係長 只野仁」「屋根裏の恋人」
「女帝」「佐賀のがはいばぁちゃん」など
人気テレビドラマを多数書かれている
人気脚本家ですが、
5、6年前に北海道の村松祐羽さんから
ご紹介いただいたのだと思います。


 自慢ではありませんが、
私はテレビドラマをほとんど見ませんが、
そんな私でも名前ぐらいは聞いたドラマがいくつかあり、
すごい方だなと思いましたが
あまり関心はありませんでした。
ちょっと親しくなったのは、
彼女の小説としては処女作である
臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」(サンマーク)を
出されたときのことだと思います。

小説の形式を取っているので
何でも書けるのですが、
誰にでもスピリチュアルの事が
分かりやすく伝わるように書かれていて、
なるほどこんな手があったかと感心したものです。



 それで、ザ・フナイの巻頭鼎談への
出演をお願いしたことがあります。
対談の後、飲みに行って
本当に楽しい方なのだということがよく分かりました。
その後は直接お会いする機会は
あまりありませんでしたが、
時々、フェイスブックなどで
動向を拝見させていただいて、
エネルギッシュな活動を秘かに応援していました。

そんな彼女から年末に
彼女の新しい小説「モテ薬」(小学館)の
ご案内をいただき、
お正月休みに読ませていただきました。


 いやあ、本当に面白かったです。
最近、正直に言うと
仕事の関係で読まなければいけない本がたくさんあり、
小説を読めるような筋肉
(ビジネス書や経済書を読むときと
小説やエッセイを読むときは
違う脳の部分を使うのではないかと思うぐらい、
スイッチを切り替えないと読めません。
まるで陸上の長距離選手と短距離選手が
まったく違う筋肉を使うようなので
こういう表現を私は好んで使います)は、
ほとんど使っていなかったのですが、
お正月休みだったので
スイッチを切り替えて読んでみたら
ド嵌りしました。


 旺季さんにメールで
「臆僕(「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」を
関係者はこう省略します)を超えましたね。
本当に面白かったです。」
と送ったら、
とても喜んでいただけました。
内容を書くとネタバレになってしまうので、
あえて紹介しませんが
ぜひお読みいただければと思います。

友人だという事で失礼を顧みずに書きますと、
臆僕の時、旺季さんはまだ
スピリチュアル初心者かなというのが
正直な感想でした。
本に書かれていることは深い内容なのですが、
実際にお酒を飲みながら話してみると
村松さんや父の近くで
何十年もスピリチュアル業界のことを知っている
私の立場から見ると
とても純粋でちょっと危うさを感じるぐらいでした。

ただ、モテ薬を読ませていただくと
小説家としての技量は
格段に上がられたのではないかと思うと同時に、
読みようによっては
スピリチュアル・ミステリーという
新しい分野を開拓されたのではないかと感じました。

コロナが収まったら、
また美味しいお酒を飲みながら
スピリチュアル論議をしてみたいと思いました。


にんげんクラブの時代


 あけましておめでとうございます。
本年もにんげんクラブをどうぞよろしくお願いいたします。

舩井幸雄がにんげんクラブを作ったのが2006年のことですので、
今年で15周年を迎えることになります。
よくこんなストレートな名前を付けたなと思いますが、
15年経ってようやく父の意図が分かるようになってきました。
ますます押し寄せてくると想像できる危機を乗り切れるのは
私たちの集合意識の力を使う事しかない。
父はそのためににんげんクラブを作ったのです。


 私が好きな物理の超弦理論に基づく次元論で考えても、
いま必要とされているアセンション(次元上昇)を
実現するカギは
集合無意識の存在を多くの人が意識できるようになって、
それを使いこなせるようになることが大事だと思っています。

複数人が集まるとそこには必ず
集合意識というか集合無意識ができます。
場の空気と言ってもいいのかもしれませんが、
例えば会社や会議にもそれがあり、
これからのリーダーの役割は
その場の空気を上手くコントロールして
参加者全員の能力を引き出しながら
対立が起きないようにすることになると考えています。


 いままでの時代
(ざっくり考えると平成の時代とほぼ重なっていると思います)は、
自分のアイデンティティ(個性)をしっかりと確立して、
自己主張ができることが大切でした。
そして、その自己主張はディベート(議論)という形で表れて、
それが上手い人がリーダーになりました。

アメリカのGAFAやテスラ等の最先端の企業では
経営者はもちろんアイデンティティが確立していますが、
企業体としても明確な理念が確立していて、
それを発信することによって多くのファンを引き付けています。


 私たち日本人は残念ながら自己主張が苦手です。
アイデンティティがないわけではないのですが、
それを人前で話すことは下品だと感じる
DNAが刻み込まれているので、
言わなくても分かってもらうようにするのが日本人のやり方です。
村社会や村社会の延長にある日本流の会社や業界では
それで通用するのですが、
これだけグローバル化が進んできて
持っている文化の背景が全く違う人たちに
それを分かってもらうことはほとんど不可能なので、
この30年日本人は負け続けてきました。


 そして、日本人が負け続けてきた
もう一つの大きな理由が、
ディベートを嫌う文化なので
論理的な思考が苦手だということです。

欧米人は子どもの頃、
ディベートの訓練として自分の主張と違う主張を持って
相手を言い負かす練習をします。
日本人の感覚だと白を黒と言い張るように感じるのですが、
これによって論理的な思考を鍛えることができます。
そのために、例えばアメリカ人が
1冊の本を書くためには1万冊の参考図書を読まなければ
まともな本が書けないと言われていますが、
日本人は大体100冊ぐらい読めばいい本が書けてしまいます。

 その結果、アメリカ人の著作は
みんなページ数がやたら多い大著になるのですが、
それは論理的な完全性を求めるからそうなるのだと思います。
日本人は、父の本などは典型的ですが、
背後に論理はあってもそれは省略して結論だけを書いて、
それでいて論理的背景を説明しないので
200ページぐらいで十分意図が伝わる本が書けるのです。

30年近く前のことですが、アメリカに住んでいる頃、
日本ではとても論理的だと思われている本を
英訳したいという事で荒訳したものを託されたことがあります。
知り合いに見せたら、まったく論理的でないので
問題外だと言われたことがありました。
日本人とアメリカ人の論理的という感覚が
まったく違うことがよく分かるエピソードです。


 だから、平成の時代はいっぱい勉強して
論理を磨くことが大切だったのですが、
令和が本格的に始まる今年からは
論理や理屈よりも、
空気をいい意味で読んで
それにアクセスする感性が
必要とされるようになるのだと思います。

共通無意識を全人類に広げたり、
全宇宙に広げたもののことを
アカシックレコードというのだと考えれば、
スピリチュアル業界が目指してきたことが
ちょっと逆説的ですが
論理的に分かるような気がしています。


 15年前から共通無意識にフォーカスをしていたのは、
父らしくとても時代の先を行き過ぎていたような気がしますが、
世の中がようやく少し追い付いてきたのかもしれません。

このお正月もほとんど本を読んで過ごした私は
時代遅れになっていくのですが、
それも仕方がないかもしれません。
世間はようやくネットフリックスやアマゾンプライム、
さらにはユーチューブ等、
活字ではなく映像の時代になってきましたが、
その次に待っているのは集合意識なのだと思います。


 まだ、ちょっと早くて
一般の社会で多くの人がそれに気が付くまでに
5年ぐらいかかるような気もしますが、
その5年間で集合意識にフォーカスしたような
コンテンツを考えていきたいなという
妄想をふくらませたお正月になりました。

 

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
昨年のうちに一年の締めくくりのブログを更新するつもりが、
すっかり年があけてしまいました。

年末は夫も休みだし仕事をする時間の余裕があるかなと思ったのですが、
たけちゃんの預かりも休みだし、年末は買い出しや料理などやらねばならないことが何かと多くて、
結局いつもより忙しくなってるだけでした。

年末の大掃除というものをやる余裕はやっぱりなくて、
とりあえず引っ越し後の段ボールなどを少しずつ減らせただけです。

そうそう、私の書斎にしようと思っていた部屋は寒いし暗いし荷物が多すぎて
やっぱり納戸にしかならなくて、
諦めて夫の書斎兼たけちゃんの遊び場の一角に、
私の仕事机を置かせてもらうことにしました。

私の仕事机は、いつでも納戸に移動できるように
折り畳みの小さなものを買って設置しようと思っていましたが、
あまりの寒さに、こたつ型一人用デスクを買うことにしました。

デスクワークをしていると、足元がとにかく寒いので、
これで寒い冬でも快適に仕事ができると期待しております。

とにかく自分の仕事場を確保する、ということはクリアできたので、
この冬休みも一つ前進です。

さて、以下は、新年に書くのもちょっと・・・・と言うような内容ですが、
本当は年末に書きたかったことです。

ブログを更新するタイミングが遅くなってしまって、
新年早々こんな記事ですみません。

でも何かがある時って、新年だから、とかクリスマスだから、とか
関係なくいつでも何かが起こるんですよね。
========================

「とんだクリスマスイブ」

先日、クリスマスイブの日に、せっかくのクリスマスだから、
たけちゃんをどこかへ連れていってあげよう!ということで、
川崎の水族館へ連れていきました。

川崎ルフロンという駅前の施設の中に、水族館があるのです。

その時に、某メーカーのカシミヤセーターが、セールで売られている広告が携帯に入っていて、
ネットショップでは売り切れだったので、店舗ならばあるかなと思っていました。

そのメーカーは川崎ルフロンからすぐ近くのショッピングセンターにあるようだったので、
水族館に行くついでに寄ってみようと思っていました。

そうして川崎ルフロンについて、
そのメーカーの大きな看板を建物から眺めて、
ああ、あそこにあるんだな、今から行こうかなと思ったのですが、
寒いし面倒だから、やっぱり今日はいいか、と行くのをやめました。

そして、水族館へ行って、その後たけちゃんを子どものプレイスペースで遊ばせていると、
近くで子どもを遊ばせていたママさんが携帯のニュース速報を見せながら
「今すぐ近くで殺傷事件があったらしいよ!鎌を持った女がトイレに立てこもっているって!」
と、教えてくれました。(幸い死亡者は出ませんでした)

え?????今????鎌?????

と、全身に鳥肌が立ちました。
結局その時は、女は警察に逮捕された後だったし、
近くのビルであって、自分たちのいる建物ではないので、全く危険はなかったのですが、
聞いてすぐの時には女が捕まったのかどうかもわからなかったので、
すっかり血の気が引いてしまいました。

時間と場所から後から考えると、
あの時にセーターを買いに行っていたら、
現場に遭遇してしまったかも・・・・・

というようなタイミングでした。

別に何事もなかったのですが、
よりにもよってクリスマスイブに、なぜか私はこのことがあまりにもショックで、
もしかしたら子どもを危険な目にあわせてしまったかもしれない、
自分も危険だったかもしれない、と、
その日一日かなりクヨクヨと考えてしまいました。

しかしよく考えてみたら、今はコロナの猛威がすごい状況です。
別に鎌を持った女に襲われなくても、
常に子どもや自分の命が危なくなるような状況と隣り合わせで、外出をしているわけです。

気楽にショッピングをしていたけれど、
リスクから考えると、鎌を持った女に襲われる可能性よりも、
コロナにかかって命が危なくなる可能性のほうがよほど高いんだよなあ
と、思い至りました。

東京では一日1000人を超える人が感染していますから、
明日は我が身と考えて行動しなければならないなあ、
と、改めて命について考えさせられた出来事でした。

====================================

今年のお正月は、帰省もしないし、
初売りにも初詣にも人が多い時はいけないし、
気分的にもあまりお正月な気持ちにはなれません。

そんな中でも、日々悔いのないよう精一杯生きて、過ごしていきたいと思います。

どうぞ皆さま、身体に十分に気を付けて、お元気でお過ごしください。


私の今年の目標は飛翔です!
4月から少しずつ仕事に復帰して、生活もきちんとして、鳥のように羽ばたけたらと思います。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。

IMG_0339.jpg
(おかげさまでたけちゃんは3歳になりました!)


本年もありがとうございました

 本年は思ってもみない年になりました。
昨年の望年会の時に、
オリンピックは開催されないのですよね。
という質問をいただきました。
陰謀論というか
スピリチュアル業界では
そのように言われていたので、
その辺りの権威(?)と思われている私に
質問をいただいたのだと思いますが、
残念ながら
「まさか、そんなことは今更起きないでしょう。
楽しいオリンピック、パラリンピックが
きっと開催されます」と
恥ずかしながら断言してしまいました。


 しかし、皆さまご存じの通り
オリンピックは開催できずに
1年延期されました。
来年開催できるかどうかも、
いろいろ情報が飛び交っていますが、
いまのところ何とも言えない
微妙な状況にあると思います。

普通のマスコミではなく、
にんげんクラブやザ・フナイの周辺にいる先生方は、
トランプ大統領の再選は間違いないと話していました。
私も本心ではそう思っていましたが、
まさかの新型コロナウイルス騒動で、
まだ結果が分からないという人も大勢いますが、
さすがのトランプ大統領も
厳しい局面に追い込まれています。

 4月、5月の一番対応が厳しかった時は、
にんげんクラブでも
まったくセミナーが開催できずにいて、
これは大変なことになるなと感じました。
しかし、そのおかげで
オンラインでのセミナーを
最初は徐々に無料のものから始めていき、
いまではお客様もある程度慣れていただいて、
比較的スムーズな開催が可能になってきました。
こんなことは、去年の今ごろは
想像することもできないことですが、
新型コロナウイルスが
変化のスピードを
格段に上げてくれているのは
間違いない事実だと思います。

 安倍前総理の退任や菅総理の誕生も
1年前に予想していた人は
ほとんどいないと思います。
政治がどう変わっていくかも
まったく見通せない状況ですが、
株式相場を筆頭に金(ゴールド)まで含めて
世界中の金相場は上げ基調が続いていて絶好調です。
世界で8千万人の人が感染して、
ここのところ日本でも
毎日感染者数の新記録を更新しているにも関わらず、
金融マーケットだけは
別次元の理屈で動いているようです。


 予想できたニュースで言うと、
将棋界の若き新生、藤井蒼太さんが
見事にタイトルを二つ獲得して二冠になりました。
子どもが小学生の頃、
一生懸命将棋に取り組んでいて、
よく千駄ヶ谷にある将棋会館で開かれていた
子供将棋教室への送り迎えをしたりしていて、
将棋にはかなり親しみを感じています。

個人的には、勝手に何となく
雰囲気が似ていると思っている
谷川浩二九段のファンですが、
父の頃から時々羽生善治九段とは
お話をさせていただくこと等もあり
将棋そのものは難しくてまったく分かりませんが、
将棋界の動きにはかなり興味があります。

 だから、高校生でタイトルを取ることの大変さは
何となく理解しているのですが、
常人と違うのはいきなり続けて
二つもタイトルを取ってしまうことなのでしょう。
CS放送の囲碁将棋チャンネルで年末に
藤井二冠特集をやっていたのを見たのですが、
はじめて羽生九段に負けた時の悔しそうな雰囲気が
とても親しみを感じられて、
この負けず嫌いが強さの秘密なのだなと
改めて感じたりしています。

 どこまで強くなられていくのかはよく分かりませんが、
いまの時代にかつての娯楽の王様であった将棋が
ここまで注目されるのも
時代の流れを反映しているような気がします。
藤井二冠の強さには名人竜王と雖も
まったく適わなくなったAI(人工知能)から
学んでいることも
大きな要素になっているのだと思います。
どうしても経験豊富な年代は
いままでの成功体験に縛られますが、
彼はAIの強さの真髄に迫れているかもしれないと、
彼の将棋の解説をしている棋士の先生方の
コメントを聞いていて思うことがあります。


 銀座のクラブの名物ママのお一人で
昨年ケント・ギルバートさんと
粋で鯔背なニッポン論」(ビジネス社)という
かなり国士的な本を出された白坂亜紀さんに
インタビューさせていただいた時に
面白いことを聞かせていただきました。
昔の銀座のホステスは日経新聞を読んで
経済の話題について行けるようにして、
後は野球のこと等を
知識として持っていれば十分だったけど、
いまの時代はお客様の興味も多種多様で
とても一人のホステスが
それを全部カバーすることはできない。
だから、誰がどの話題に詳しいかを共有しておいて、
出た話題に強いホステスを席に付けるようにしている、
という話しを聞かせてくれました。


 テクノロジーのおかげで、
私たちは自分が好きなことをしっかりと選んで、
それを楽しむことができるようになりました。
来年以降は、それをしっかりと楽しみつつ
人類全体で本当はひとつの共通意識を作っているのだ
ということも理解していける仲間の数を増やしていく、
にんげんクラブにしていきたいと思っています。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


僕が地球にやっ て来たワケ 第29回


最近思うこと

赤塚高仁さんの
お父さん、日本のことを教えて! 』(自由国民社)。
皆さんもう読まれましたか。
売れ行きの走り出しは好調でしたが、
私たちグループの仲間内では、もっともっと
「今年出版された書籍の中でベスト50」に
入るくらいになってほしいと望んでいます。

『命日占い』など、人気作を数多く手掛けている
出版プロデューサー山本時嗣さんの助言を受け、
矢作直樹先生も、加瀬英明さんも、
本の内容に感動して
すすんで帯を書いてくださったこの名著を、
よりブーストさせたいのに、
もう一歩勢いがつかないのは何故なのか、
友人たちと話し合うことがよくあります。

にんげんクラブの会員の皆さんは、
私と赤塚さんの距離や信頼関係を
よくご存じだと思うので
忌憚(きたん)なく書きたいと思います。

大人になった自分が会いに来た

「短所はその人の一番の長所」
という言葉がありますが、
赤塚さんは結構好き嫌いの激しい人です。
声を荒げて喧嘩をする、ということではなく、
自分の主義主張に合わないと、
それまで親しくしていた人でも
縁を切ってしまうのです。
特に民族主義については
強いイデオロギーを持っているので、
その純粋さゆえに、彼の心の線に触れると
「もう、あいつはええ」となってしまいます。

赤塚さんのその理由は、
彼の少年時代の環境にあるように思えます。

赤塚さんは、三重県出身の2月生まれです。
典型的な早生まれおっとりタイプで
小さい頃よくいじめられたそうです。
お母様は子育て熱心な教育ママで、
始終我が子が仲間内で不当な扱いを受けていないか、
細かく気にしておられ、
それが赤塚さんはしんどかったようです。

8歳の夏休み、同級生に虫取りに誘われた赤塚さん。
それがお父さんが医者などの
富裕層の家庭の同級生グループでした。
お母様は張り切って津市で最も大きい百貨店で、
最も高級な虫取りセットを揃えてくれたそうです。
服もパリッとさせられて、
待ち合わせ場所に出向くと誰もいず、
お母様に連れられて、
皆が集まっている病院の子の家に向かうと、
「ほんまに来たんか、これやるわ」と笑われ、
人気のないメスのカブトムシを
分けてもらったそうです。 

聞くだけで胸が痛む話ですが、
赤塚少年は帰り道、惨めさと、
帰宅後に母親に聞かれることを考えると
心が絶望し切って、自殺を考えたのですが、
そのときに、突如
なぞのおじさんが現れて止めてくれたそうです。

そして、5年前あるワークショップを受けていたとき、
そのなぞのおじさんが
56歳の赤塚さんであることが感じられたという
感動のエピソードがあるのです。


私の着ぐるみ

実は、私も似たような経験をしています。
5歳のときに生家から引っ越しました。
それまでに住んでいた南河内の農村地帯は
関西弁で言うところの「へんこ」が多い環境。
「へんこ」とは人の目を気にしない
我が道を極端に行く人。
そこにプラス、父を含め、
「しぶちん」の気性もプラスされていた人が
多いように思います。

いつも自宅近くの駅前でタクシーを拾う人を待ち構え、
「私も乗せてってえな」と
名物おばあちゃんになっていた私の祖母のことは
以前書きました。
父もその血を受け継いでおり、
かなりの「渋ちんのへんこ」です。
お世話になったある宮司さんから
「お父さんはもうちょい
お金使いはったらよかったのにな。
1回も寄付とかしてくれはらずで、
本を持ってきただけやった」
と言われたことがあります。

父のいろんなところでの「しぶちん」エピソードは
枚挙にいとまがありません。 
 
しかし、唯一、母だけは
「お父さんは使わなかったんじゃなく、
使えなかったのよ」
とよく言っていて、
父を深く理解している言葉だなぁと思います。


話がずれましたが、
5歳のときに農村地帯から住宅街に引っ越しました。

あこがれの年上のいとこと近所の公園で遊んだ帰り、
タイムトリップのような不思議な体験をしました。

白いひげのおじさんが出てきて、
「実は、君にはものすごい能力があるんやけれど、
それをそのまま持っていると、
大きくなるにつれしんどい思いをすることになり、
ええことのない人生になってしまうねん。
これからその能力を封印する。
でもいつも君のことは僕が守っているから
心配せんでいいで。
何が起きても大丈夫」
と言って去っていったのです。

まったく論理的ではない不思議な体験です。
しかし、その日から根拠のない自信が
自分の内面に生まれ、
ピンチに見舞われた局面でも
「どっちに転んでも大丈夫」と
プラス発想で過ごしてきました。
この考えを私にもたらしてくれた
白いひげのおじさんには、とても感謝していました。


最近、ある精神世界に詳しい人に
「舩井さんは着ぐるみを着ている。
それを脱ぐ時期がそろそろ来ましたよ」
と言われたことで、
このことを思い出しました。

父もそうでしたが、私も
スピリチュアリストに言われたことを
そのまま鵜呑みにはしませんが、
言われたタイミングは気にします。
今なぜそれを聞くことになったのか、と、
自分を振り返る機会と受け止めます。

私は、白いひげのおじさんに着せられた
着ぐるみのイメージが湧いてきました。
そして、もしかしたら
似たような体験をした赤塚さんも
その着ぐるみを脱ぐタイミングなのではないか、
すると二人とも次のステージに行けるのではないか、
と言うことに思い至ったのです。

本田健さんのアドバイス

ご本人が「足の裏で読む聖書」と
銘打ってることにたがわず、
赤塚さんはどんな人でも
心の奥をぎゅっと柔らかく掴む
すごい力を秘めています。

私が初めて彼のすごさを感じたのは、
イスラエル旅行でガイドをしてもらったときです。
これまで聴いたどんな人の話より、
赤塚さんのお話のポテンシャルはすごいと感じ、
ここからは大切な人に
大切なことを広めていく
お役目を持った人だと確信しました。

そして、ここ数年、
赤塚さんの切り口、話術は
冴えに冴えわたっています。

本田健さんの
「赤塚さんの話はたとえるなら、
そのままではカルピスの原液のようです。
普通の人には飲めないし、
無理やり飲んだら喉に詰めてむせる。
しっかり薄めて飲み口を優しくしたら、
多くの人に受け入れられるでしょう」
という絶妙すぎる助言を
素直に聞かれているように思います。

赤塚さんの着ぐるみは、
小さな頃しんどいときに
「これ以上しんどくならんでいい。
つらい気持ちをそのまま浴びせられなくていいよ」と、
大きい赤塚さんが着せにいったものだと思います。
現在、これだけ他者の気持ちに寄り添えるお話が
できるようになった大人の赤塚さんには、
その着ぐるみはかえって窮屈になり、
必要以上に人と軋轢を起こすのは、
そこに原因があるのではないかと感じています。

脱げたタイミング

自分のことはさておき、
「上から目線」で書いてしまいましたが、
私も、自身の着ぐるみのことを
謙虚に受け止めています。
そろそろ、素直に本来の自分に向き合う
タイミングなのかもしれないと省みました。

先日、ちょっと身体にトラブルがあり
お医者様にかからず、休養していました。
おかげさまで大事に至らなかったのですが、
すっかり快癒したときに
「あ、着ぐるみから出た!」
と実感しました。

この話を親しい人に言いましたら、
「着ぐるみはどんなふうに脱ぐのですか? 
後ろにファスナーがあったのですか? 
それとも自分でびりびりと破くのですか?」
と聞かれました。
面白い質問です。

私の場合は、めちゃめちゃに破り捨てたという
大きな葛藤がありました。
そのことを今度赤塚さんにもお話ししようと思います。


すべては今のためにあったこと

赤塚さんも私も心から尊敬している
伊勢修養団のトップだった
故 中山靖雄先生が書かれた
『すべては今のためにあったこと』(海竜社)
というご著書があります。

その中にある、中山先生の師匠、
蓮沼門三(はすぬまもんぞう)先生の歌が印象的でした。
「根となりて
埋もるるもののありてこそ
いのちの実をも結ぶなりけり」

土の中の根のように、
見えない所に埋もれてしまったかもしれない過去だけれど、
それがあったおかげで
自分といういのちの実が結ぶことができました、
という意味の歌です。

すべては、今のためにあったこと、
という意味を噛み締めたいと思います。

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