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良かれと思って・・・・ 

こんにちは。先日まで残暑の秋のように感じていましたが、
急に冬のように寒くなりましたね。

日曜日に秋服を買いに行ったけれど、
冬服を買えば良かったと後悔しております。

連日バタバタと忙しくしておりまして、
先週ごろは家族そろって風邪っぽくなりましたが、
なんとか持ちこたえました。
これから寒くなってくるので、
十分気を付けて過ごしたいと思います。

今年の初夏ごろから、
我が家のゴン子ちゃんも、皮膚疾患と脱毛に悩んでいます。
毎週のように動物病院に通っているのですが、
夏が過ぎれば治るよ、と言われていた症状も、
治りかけては、またぶりかえし・・・と、いっこうに良くなるきざしが見えません。

2か月以上、薬を朝晩4種類、抗生物質も飲み続けているので、
胃腸の調子も悪くなってしまっています。

もともと若い頃から甲状腺機能低下症なので、
加齢も加わって、いろいろと弱っているようです。

と、こんなふうに病院通いをしていたら、
息子も犬も、皮膚疾患と脱毛を患っており、
なんで我が家にはこんなに脱毛の症状が多いのだろうなあとため息が出ます。

たまたま?なのか、何か原因があるのか、
わかりません。

ゴン子ちゃんはもともと4年くらい前に、
ハウスダストアレルギーも持っていたので、
獣医さんからは、症状が治らないのだから、
もっと部屋を片付けて原因を取り除きなさい、と言われてしまいました。

ハウスダストアレルギーだった頃は、
確かに掃除機がけが足りなかったかも・・・・とは思うのですが、
今はちゃんと掃除機はかけているのになんでだろうなあと、不思議です。

=====ー============

ちょっと話が昔に戻るのですが、
たけちゃんの脱毛が始まった今年の春頃に、
私も蕁麻疹などの皮膚疾患で悩んでいて、
ネットでいろいろな酵素を買って試していました。

それは飲用ではないものだったり、
自家製で作ったりしたものですが、
自己責任でよかれと思って、掃除や洗濯に使ってみたり、
お風呂に入れたり、飲んでみたり、としました。

こういうものの効果が表れるのは、時間がかかると思っていたので、
使い続け、飲み続けていました。

それからしばらくして、
8月の初旬に、青木秀夫先生の、青木クリニックに富士宮まで行って、
診察を受けてきました。

そのとき、普段使っているサプリメントや薬などを持ってきてくださいとのことだったので、
酵素や化粧水など、かなりの数を持っていきました。

青木先生に診ていただいたら、
なんとなんと、使っていた酵素やサプリメントなどの大半が、
私やたけちゃんの身体にあわないもので、
そのせいでも症状が出ている、とも言われてしまいました。

良かれと思ってしていたことが・・・・・悩みのそもそもの原因だったなんて、
なんともショックな出来事でした。

たけちゃんの脱毛は、その他に寄生虫と、乳製品による原因が大きいとのことで、
漢方薬を処方いただいて、2週間ほど飲みました。
私も夫も、たけちゃんも、みんな寄生虫にやられていたそうです。

お刺身とか、生野菜、生ハムなど、そういうものから寄生虫を摂取してしまうようですが、
たしかに、家族全員お刺身が大好きだし、生野菜もよく食べるし、
私にいたっては、若い頃焼肉屋さんの生レバーが大好きだったので、
そういうのもずっと残っているのかもしれない、と思いました。


たけちゃんは、乳製品を控えて、薬を飲み始めて2日目には、なんとびっくり、
透明な前髪が生えてきました。

そのときのたけちゃんは、ほぼ全頭脱毛で、
こんなに小さな頃から重症化してしまったし、回復の兆しも全く見えなかったので、
正直なところ、もう一生この頭とつきあっていくことになるのかもしれない・・・
と諦めていたところでした。

まだ治った!と言えるほど全快には至っていませんが、
子どもの脱毛症は治りにくいと言われているので、
前髪が生えた、ということだけでも、
たけちゃんにとってはすごいことなのです。

IMG_1919.jpg
(久しぶりに写真で登場。
 8月8日のたけちゃん。つむじ以外は、ほぼ全頭脱毛。
 この翌日に青木クリニックの診察を受けました)

IMG_2233.jpg
(10月3日のたけちゃんの頭。前髪の産毛がだんだん濃くなってます。)

青木先生は本当に名医だと思いました。

(青木先生のDVD、とても面白く、勉強になります。
 ぜひ見てみてください。)
https://www.ningenclub.jp/ows/products/detail.php?product_id=954

https://www.ningenclub.jp/ows/products/detail.php?product_id=942
(こちらは書籍です)

ちなみにですが、
たけちゃんは今までに青木先生だけでなく、
東洋医学から西洋医学、波動医学、増毛サロン等、たくさんの先生方に診察いただいています。

青木先生の診察もとても素晴らしいのは当然としても、
他の先生方の診察、治療、アドバイスも、たくさん参考にさせていただいて、
ご尽力いただいているおかげで、今があると思っております。
先生方、本当にありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
==========
ところでゴン子ちゃんは、
冒頭のように謎の皮膚疾患に悩んでいますが、
獣医さんからは、皮膚疾患の部分にいろんな菌が繁殖してしまっている、
との診察を受けています。

もしかして、私が床掃除や飲み水に、得体のしれない酵素を
使っていたから、いけなかったのかも????
床にそのまま寝るゴン子ちゃんにとっては、
床の上のなんらかの菌が、悪さをすることだってあり得るかも???
などと、心配になってきました。

良かれと思ってやったことで、
治ることももちろんあるけれど、
それが原因でさらに悪くなることもある、、、かもしれない。

と、いまさらながら、申し訳なく思う日々です。

ゴン子ちゃんのために、
今後の床掃除は、何か薬品を使ったり、微生物の液体を使うのではなく、
スチームクリーナーでやることにしました。

もともとスチームクリーナーで掃除していたのですが、
2年前に壊れてしまったので、
しばらく使えなかったのを、ようやく買い替えました。

これなら、使うのは水だけだし、
いろいろなリスクを考えなくてもいいので安心です。

それにしても、良かれと思ってやることが、
どんな結果になるかは、わからないものですね・・・・・。


ウイズコロナ


 いよいよ衆議院選挙が公示されて
選挙戦が始まりました。
コロナの第5派が下火になった
タイミングでよかったのですが、
今回は1週間の関西出張に来ていて
大阪の船井総研ホールディングスのビルの中にある
協同組合企業共済会の事務所で
この原稿を書いています。
国内出張でここまで長くなることはめったにないのですが、
先ほど始めて選挙カーが事務所の近くを通って行き
選挙戦が始まったのを実感しています。


 公示日も投票日も仏滅で、
岸田総理が間もなく行われるという
異例ずくめの選挙になりますが、
いまの時点では、
与野党どちらがどのくらい勝つのかが読めないようです。
まさにこれからの選挙戦で勝利が決まりますので、
読者の皆さまも国民と権利というか
義務に近いと私は思っていますが、
ぜひ投票に行っていただきたいと思います。
そして、選挙の行方に大きな影響を与えるのは
コロナの感染状況がどうなっているのか
ということになりそうな気がします。


 日本だけではなく、
世界で不思議な感染の収束が起こっています。
先週もお伝えした 新・舩井メールクラブの動画配信で
高島康司先生は、
ウイルスの変異がある程度起こると
ウイルス自体の存在が崩壊することがあり、
第5派の原因となったデルタ株が
崩壊の過程にあるのではないかと
可能性を示唆されていました。

ただ、これで新型コロナウイルスの感染が
完全に抑え込めるかどうかは
対策次第のところがあり、
現状の日本政府の対応は
十分ではないのではないか
という意見も話されていました。


 他の識者の話なども併せて考えると、
とりあえず来年ぐらいになると
コロナ禍はかなり落ち着いてくるようになる可能性が高い。
でも、完全に収まるわけではなく、
マスクをしなくてもよくなるまでには、
まだしばらくかかるのではないかというところでしょうか。
どちらにしても、私たちにとっては
ウイズコロナの時代をどのように生きるのかが
大事なフェーズに突入してきたようです。

 多くの人がおっしゃるように、
コロナ前のような生活には
なかなか戻らないのではと思います。
生活の仕方や仕事のやり方が大きく変わって、
それが可能であることを
多くの人が体験したからです。
毎日満員電車に乗って通勤し、
仕事帰りに同僚と飲みに行く
という生活は戻ってきません。

ウイズコロナの状態でも、
できる会議はオンラインが普通になりますし、
講演会などもWebで開催できるものは
引き続きWeb開催されるようになるのだと思います。


 船井総研の事務所の1Fでエレベータを待っていると、
セミナーの一覧がスクロールされながら表示されています。
本当に数多くのセミナーを開催しているようで、
これが船井総研の強さの秘密ですが、
今日確認できたセミナーはすべてWeb開催でした。

昨年はお客様も船井総研側も
Webセミナーにとまどいがあって
セミナーの集客に苦戦したのですが、
今年は発表されているところまでの業績は
順調に推移しています。
慣れてみると時間は有効に使えるし、
交通費もかからないしという
メリットを感じられるようになってきたのだと思います。


 感動を伴うようなセミナーはリアルがいいですが、
若い人がビジネスベースの情報を伝えるのなら
Webの方が向いているのだと思います。

知り合いの社長さんが
海外で新規事業を立ち上げて
コロナ前は毎月のように出張に出かけていました。
1年半以上、まったく行かなくても
事業がちゃんと回るようになり、
それこそ会議や相談は
全部オンラインで対応できている
ということを教えてくれました。
大企業でも同じことが起こっているので、
ビジネスマンの海外出張は
激減するのではないでしょうか。


 不動産価格はまだあまり下がっていませんが、
大阪や京都のホテルはまだガラガラで
値段もとてもリーズナブルに泊めていただけます。

インバウンドのお客様が大勢来ていただいていた時は、
ホテルが取れないし価格もとても高かったのですが、
その需要を見込んで多くのホテルが建設されましたので、
しばらくは大阪のホテルが取れなくなるようなことには
ならないだろうと思います。

私のように出張が多いものにはありがたい話ですが、
一流ホテルにこんなに安い値段で泊めていただいて
申しわけないという気持ちになります。


 私は会食の機会が増えてきましたが、
接待の必要性を感じない会社も
多くなってきたのではないでしょうか。

大阪の取引先の会社の新社長が
社長交代のご挨拶に来ていただいたのですが、
以前なら社交辞令でも
社長に就任して少し落ち着かれたら
お食事でもいかがですかとお誘いしたものですが、
マスク越しパネル越しでご挨拶していると
そんな気分にはならなくなります。
もちろん、必要な出張や会食はこれからもあるのですが、
惰性で行っていたものは
なくなっていく可能性が高いのだと思います。


 企業という組織のために使う時間が減って、
家族や自分自身に時間とお金を使うように
変化していくようです。
ついて行けるかどうか自信はありませんが、
新しいウイズコロナの時代を
楽しんでいきたいと思っています。


政権交代の可能性


 新・舩井メールクラブというかなり高額なメルマガを
父の時代に発信するようになり、
それをいまでも続けさせていただいています。
「なんで舩井さんはそんなに
いろいろなことをご存じなのですか?」
というありがたい質問をいただくことが時々あります。
結論から言うと、
「月刊 ザ・フナイ」
「主幹から」というページと共に、
いいかげんなことを書けない、
真剣な原稿を
父の死後毎月書かせていただいているからです。


 インプットするためには、
アウトプットすることが大切です。
いまは、誰でも簡単に
情報発信できるようになりましたので、
ぜひ挑戦してみていただきたいと思います。
その時に、できれば公的な立場に立ったつもりで、
きちんと調べて裏を取って
責任を持って発信することを心掛けると
情報量は飛躍的に増えていきます。
私の場合は自覚していたわけではないのですが、
父の後を継いで
媒体に責任を持って執筆しなければいけない
という立場にならせていただいたおかげで
情報量が飛躍的に増えていったのです。


 新・舩井メールクラブで
今年の前半の6カ月に渡って
エコノミストの植草一秀先生の
動画配信をお送りさせていただいていました。
植草先生は野村総合研究所の
エコノミストとして活躍されていた
超一流の専門家です。
しかし、小泉純一郎政権や
その象徴的な存在であった
竹中平蔵金融担当大臣に対して
かなり辛辣なコメント
(中には致命的になるような
事実が含まれていました)を
発信し続けていたことが原因で
冤罪に問われて、
評論家としての社会的生命を
抹殺されてしまいました。


 現在は金沢在住で、
会員制で投資情報を送ること等の
活動を続けておられますが、
船井本社関連のメディアは
そのような立場の方の真実の情報を
送り続けることが使命ですので、
時々ご出演を依頼させていただいています。
ちなみに、相場の動きに対する予想は
ほぼ完全に当てておられますので、
マクロな観点で金融マーケットのことを
お知りになりたい方にはお勧めです。


 エコノミストとしての顔と共に
もう一つの植草先生の大きな情報発信が
小泉政権のような
人々を不幸にしていく
新自由主義的な経済学に基づく政治を
否定することです。
具体的には
非自民党政権を作りあげることを
使命に感じておられて、
そのための方法論を
いつも語ってくださっていました。
安倍晋三政権が長期政権になり、
イメージ的には経済が回復してきているので、
いまは保守的な流れが強まっているのですが、
植草先生はまったくぶれることなく、
自民党政治を壊さなければ
日本国民に幸せが来ないことを
発信し続けておられるのです。

実際に、私も2009年の
民主党への政権交代時には、
かなりの興奮を覚えました。
ただ、
日本を背後からコントロールしているアメリカや
その意向に絶対に逆らわない官僚機構などの
既得権益を持っているシステムに
完全にボロボロに叩かれてしまって、
結果的には悲惨な3年間という
演出をされてしまいました。

だから現在の私の本音は植草先生と違って、
自民党中心の政権の方が無難だと思っていますが、
本質的な国民の幸せを追求するためには
政権交代が可能な政治を作っていくことが
大切だということには同意します。
そして、安倍長期政権の綻びが
かなり明確に見えるようになってきて
今月末の総選挙は
かなり政権交代の可能性が
高いものになっています。
逆に言うとこのチャンスを逃してしまうと、
政権交代を実現するのは、
余程のことがない限り
難しくなるという状況なのだと思います。


日本の選挙はアメリカと違って
かなり事前に情勢が予測できるようです。
選挙専門のコンサルタントの先生と
父の頃からのお付き合いをいただいていますが、
事前に誰が勝つかを
かなり正確に予測できることを教えていただきました。

普通は投票日の1週間ぐらい前、
どんなに接戦でも投票率が分かれば、
投票締め切りの時点で
誰が勝つかをほぼ正確に当てられるので、
あれほど早く当選確実を報じられるという
からくりになっているようです。

菅前総理が総裁選挙への不出馬を決められたのは、
このままでは実際に
政権交代が起こってしまう可能性が極めて高いことが、
それらの情勢分析で明らかになったからです。
そして、総裁選挙を戦いぬいて
岸田政権になったいまの時点では、
逆に余程のことがない限り
自民党が負けることはあり得ない情勢のようです。

ただ、最近は急に風が変わる事例もあります。
4年前の前回の総選挙の時は、
小池百合子都知事が立ち上げた希望の党が
野党勢力の大半を飲みこんで
勝利する流れになりましたが、
小池党首がリベラル候補を
「排除する」という発言をしたことで
世論の反発を招いて急失速しました。

また、今年7月に投開票が行われた
東京都議会選挙では
当初は自民党が大勝する予想でしたが、
菅政権のコロナ禍に対する対応への不満等から
自民党は第一党には返り咲いたものの、
公明党と合わせても過半数を取れない
辛勝に終わりました。
これが、菅前政権の
つまずきの始まりになったと言われています。

総選挙の投票日まで、
まだ2週間以上ありますので、
果たして今回の選挙で
そのような風が起きるかどうか
注目していきたいと思います。


新政権への評価


 岸田新政権の発足が確実になってから
株価が下がり続けています。
先週末のアメリカ株の値上がりを受けて、
10月4日(月)の日本株も上げで始まったのですが、
すぐに下げに転じてしまいました。

菅前総理が自民党総裁選への不出馬を発表して
実質的に退任を発表されたことで
10月31日に実施されることが決まった総選挙で
自民党の勝利の確率が高くなったことで
上がった株価が下がっただけだから、
そんなに問題ないのではないか
という意見もあるようですが、
少し異様な感じもしています。


 残念ながら、いまの世界の金融マーケットは
アメリカのウォールストリートが動かしています。
菅総理が退任しなければいけなくなったのも、
岸田新総理に対して通常なら期待できる
ご祝儀相場が起こらないのも、
アメリカの金融マーケットの意に沿わないからだ
と考えるとわかりやすいのかもしれません。

アメリカは東京オリンピックを開いて欲しくなかった
という話しがあるようです。
アジアやヨーロッパ諸国ほど
オリンピックの人気がないアメリカ人にとって、
コロナ禍で開催を強行する意味が分からないし、
逆に中止を発表すれば、
それは格好の買いの材料になると言われていました。


 ちょっとうがった見方をすると、
アメリカは大国として肩を並べる存在となってきた
中国が困ることをしようと
国家としての意思決定をしています。
戦後のアメリカが脅威に感じた国は、
ソ連と日本だったと言われています。
ソ連は軍事力で日本は経済力で
一時アメリカの覇権を脅かす存在になりました。

ところが、中国は軍事力でも経済力でも
アメリカと肩を並べる存在に成長してきたので、
これまで以上に執拗に叩き潰さなければいけないと
アメリカの集合無意識が決めている感じがします。


 だからアメリカは、
本当は東京オリンピックはどちらでもよかったのですが、
来年の北京オリンピックの開催を阻止したかった。
1936年のベルリンオリンピックは
ナチスの猛烈なプロパガンダに使われました。

このタイミングでオリンピックを開催することは
独裁国家である中国にとって、
国威発揚の絶対的な効果を持つから開催させたくない。
半年前の東京五輪の中止は
北京冬季五輪を阻止するための
格好の口実になるはずだったのです。


 また、アメリカは
いまの日本の政権には
わかりやすい改革派のリーダーを求めています。
典型的なのは
中曽根康弘元総理や小泉純一郎元総理等です。
改革派は利権をアメリカに
渡してくれる存在なのでありがたい。
安倍晋三元総理も
その立場にする予定だったのですが、
意外に手強いので
コロナ禍への対応の失敗を口実に、
言う事を聞きそうな菅前総理にバトンタッチさせた。

しかし、以外にも菅総理は
逆らってオリンピックの開催に踏み切った。
それならばと、
わかりやすい改革派を
総理候補に押し立てるまでは
思い通りだったのですが、
総裁選挙で負けてしまいました。


 岸田新総理は
池田勇人元総理を総理にするためにできた
宏池会という派閥の出身です。
いままでに、池田、大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一という
4人の総理を輩出している名門派閥で、
自民党の中ではハト派として知られています。

アメリカは中国との対立要素を創りやすい
タカ派リーダーの出現を期待していたのかもしれません。
いまでは麻生派の鈴木俊一新財務大臣は
麻生副総裁の義弟ですが
鈴木元総理の実子でもあります。
財務大臣という主要ポストを
麻生派に譲った(譲らされた)
という報道もなされていますが、
こう考えると
身内のような存在ともいえるのかもしれません。


 アメリカが中国との対立構造を
明確にしていくという環境下で
ハト派の総理が生まれたということは、
いままでだったら短期政権として
叩き潰されるということになったのだろうと思います。

しかし、幸いにも喫緊の課題であるコロナ禍は
理由がよくわからないのですが、
急激に解決しつつあります。
寒くなってくると第6波が来るという意見もありますし、
十分な備えはした方がいいとは思いますが、
そんな対応も含めて
新政権はうまく対応できるようにも感じています。


 どうも、アメリカの集合的無意識に
従順に従っていた日本の世論も
変化しているようです。
振り返ってみると、
小泉政権後の第一次安倍政権以降は
民主党政権も含めて、
徐々にアメリカ離れを進めていて、
それが最近はっきりと感じられるように
なってきたのかもしれません。

考えてみれば、トランプ政権は異様な政権でしたし、
それにかなり無理をして勝利したバイデン大統領も
お世辞にも強い大統領だとは言えません。


 もちろん、中国の属国になればいいと
いうつもりは毛頭ありませんが、
アメリカにも中国にも言うべきことは言える、
そんな国になり始めているのかもしれません。

政治家のレベルは国民のレベルを反映する
というのは真実だと思います。
にんげんクラブの皆さまのような
有意の人の存在が増え続けていることが、
日本の集合的無意識が変わり始めている
大きな原因であったらいいなあと思っています。


僕が地球にやっ て来たワケ 第38回


最近思うこと


にんげんクラブ WEBサイトより
ウィークリーレポート(8 /11 更新)

『正義の時代』


現代の知の巨人といえば、
2017年にご逝去された渡部昇一先生が
筆頭にあげられるのではないでしょうか?
私は高校生の頃、
父からある月刊誌を毎月渡さ れて、
それを読めばいいと言われました。
内容は かなり難しかったのですが、
世の中の動きが手に取るように分かるようになったので
楽しくて結構がんばって毎月読んでいました。
そのレギュラー執筆陣のお一人が渡部先生で、
世の中にはこんなに頭のいい人がいるのだな
ということを知りまし た。

その後は不勉強で、
その著作を拝読することはほとんどなかったのですが、
今回いろいろなシンクロニシティが起こり、
久しぶりに何冊か読ませていただきました。

最初は、松本清張先生の
『日本の黒い霧』(文 藝春秋)を読んで、
そのときにいろいろ調べている中で
渡部先生の
『昭和史―松本清張と私 大正 末期〜二・二六事件』
(ビジネス社)という本が
出ていることを知り購入しました。
積読になっていたのですが、
この原稿を書くに当たり
読み始めたらとても面白く、
すぐに読んでしまいました。

そうすると1976年に出版されている本なので、
多分中学生のときに最初に読んだ先生の本、
『知的生活の方法』(講談社現代新書)が
気になってきたので、
電子書籍で買って読ませていただきま した。

中学生の私は渡部先生の読書方法に感銘を受けたのですが、
とても真似をできないとあきらめてしまいました。
それが最近まであまり渡部先生のご著書を
読まなかった(読めなかった)原因なのかもしれません。
よく覚えているのは、本は重いので、
補強しておかなければ床が抜けるということで、
そこまでして本を読めるようになるには
一体どんな生活をしなければならないか
武者震いをしたものです。

幸いに、いまは電子書籍などがあり、
また古本もアマゾン等を使えば
比較的容易に手に入るようになりましたが、
本当の知的生活をするためには、
基本的なことは変わらないのだろうなと思います。
私の場合は父が亡くなってから
本格的に勉強するようになったし、
それもほとんど原稿を書くために本を読んでいるので
偉そうなことは言えませんが、
若い方の中にはきっと
新しいスタイルの勉強方法を
生み出す人がいるのだと思います。
なぜ ならば、知的興奮というのは
何にもまして魅力的なものだからです。

渡部先生の本を読んでみるきっかけになったのは
阪根大学というオンライン講座の学長を務めら れている
阪根博学長と野村哲也事務局長と
オンラ ンでミーティングさせていただいたことでした。
私も光栄にも阪根大学の講師をさせていただいているのですが、
そこで親友の赤塚高仁さんから教えていただいた、
ユダヤ人2万人の命を救い
終戦後のどさくさにソ連が北海道占領を企てて起こした
占守島の戦いを命じたことで
北海道を救った功績がある
樋口季一郎中将のことを、
樋口隆一編著『陸軍中将樋口季一郎の遺訓』(勉誠出版)を
紹介しながら話させていただきました。

とんでも ない博学の阪根学長は昔、
北海道にツアーで行ったときに
樋口中将のことを話されたことがあり、
それを私の話で思い出されてインスパイアーを受けられたようです。
そして、そのときに思い出したのが渡部昇一先生のことでした。
書名までは覚えておられなかったのですが、
渡部先生のエッセイで
当時の社会主義国のことを甲殻類に例えたものがある。
それを調べてみたいのだが、
現在阪根学長は南米のペルーに在住されているので難しいので、
私に調べてくれないかというお話でした。

調べてみると、1974年から76年に書かれた
『文科の時代』『腐敗の時代』『正義 の時代』
という時代シリーズエッセイ部作の中の
『正義の時代』に収録されている『甲殻類の研究』が
それに相当していることが分かりました。

渡部先生は社会主義や共産主義は
必ず全体主義 (トータリタリアニズム)に
つながるということを喝破しています。
例えば、ヒトラーのナチスは
『国家社会主義労働者党』という正式名称を持っているので
社会主義を旗印にしています。
また、1936(昭和 11)年の二・二六事件の
理論的支柱を提供したことで、
軍人でクーデターに参加したわけでもないのに
軍法会議で死刑を言い渡され刑死した
北一輝の主著は『国体論及び純 正社会主義』
(中公クラシックス)であり、
ソ連の共産主義との違いは
天皇制打倒を叫ぶか
天皇をいただいてその下で
純正な社会主義(反資本主 義)を行うか
のちがいだけであるというのです。

阪根学長は現在の日本の周りも
このような全体主義につながる勢力に囲まれていて、
これを生き 抜くには非常に危うい状態にあるということを
多くの知的生活者に警告する必要性を
感じておられ るのです。

渡部先生の主張は、
若い頃の私には過激に思え ましたが、
いま読むと極めてまっとうなことを
きちんとエビデンスを示しながらおっしゃっていることが分かり、
幸いにも人気があるのか
電子版で読める本がいまだにたくさんあるので、
しっかり と読んでみたいと思っています。

さらに嬉しかったのは、
父や私も親しくしていただいていた
分子生物学者でノーベル賞級の業績を残されている
故・村上和雄先生
(今年の4月に残念ながらご逝去されました)
の遺作である
『コロナの暗号 人間はどこまで生存可能か?』
(幻冬舎)を偶然に読ませていただくと、
そこに樋口中将の業績が紹介されていることです。

赤塚さんが言うように、
危機の時代ということは変容の時代であり、
渡部先生や村上先生のような先人が残したすさまじい業績を
やっと私たちはきちんと認識できるように
なってきたのかもしれ ません。

ウィークリーレポート( 8/18 更新)

日本の美


無観客とはいえ結構騒がしく楽しい日々を送らせてもらった
オリンピックが終わってしばらくの時が流れました。
野球やゴルフなど自分が興味のある
一部の競技をテレビで楽しませていただきましたが、
個人的には新聞でメダルラッシュのニュースを見て、
若いアスリートの人たちが
がんばっているのだということを確認させて
喜んでいたぐらいです。

ただ、開会式と閉会式はしっかりと見させていただきました。
若い人の話を聞くと、 SNS上等では評判が悪く、
仕切っている広告代理店の
頭が古いからだということになっている ようです。

広告代理店と同じように頭が古いのかもしれま せんが、
私は開会式も閉会式も結構良かったと思っています。
イベントの企画に関しては何も分かりませんので、
あくまで素人の意見なのですが、
コロナ禍で行われたオリンピック、
私たちの経済もオリンピックのあり方も
どんどん成長していくイケイケドンドンではなく、
成長が徐々になくな っていって
成長しない中での美を磨いていくスタ イルに
なるのではないかと感じられたからです。

私は前の東京オリンピックが開催された
1964 (昭和39 )年生まれですが、
あのときのオリンピ ックは、
これから日本やアジアがドンドン豊かになっていくぞ
という高揚感を感じられるオリンピ ックだったのですが、
今年の五輪は脱成長を象徴するようなオリンピックだったと
感じさせてくれたと私には思えたのです。

3年後のオリンピックはパリで開催されますが、
フランスも文化が成熟している国で、
成長しない中でのオリンピックのあり方を示すには
ぴったりの国だと思います。

閉会式で紹介されたオリンピ ックのあり方は
それを見事に表現していて、
さすがだと思いました。

5年前のリオオリンピックの閉会式は
それほど熱心には見ていないのですが、
安倍前総理がスーパーマリオになられたのは何となく覚えています。
そのときは、まだ成長を前提とする
熱いオリンピックを目指していたのかもしれませんが、
1年延期とコロナ対応で
本来あるべ きものに変容したのかなとも感じました。

もともと、日本の文化は過度なギラギラしたものを嫌う文化です。
伊勢神宮が典型的ですが、
シンプルでしっかりした職人技の粋を集めて造られたもので
常若の考えを見事に表現しています。
失われた30年とも言われて
日本経済の元気のなさが世界で突出した状態になっていますが、
明治維新以降や戦後の高度成長期の方が異常な状態で
日本は江戸時代には成長をほとんどあきらめることで、
その代わり260年もの天下泰平を謳歌してい たのです。
わびさびに美を求める日本文化には
成長は似合わないのかもしれません。

ただ、やっぱり経済成長しないのは、
諸外国がそれなりの成長を続けている中では
厳しいものがあります。
コロナ禍でもアメリカや中国は成長を 続けていますが、
どうもそれはかなり無理をした
演出された成長のように思えてしまいます。

たま たま、日本は他国よりも30年早く
脱成長のステー ジに入ったのであって、
3年後のパリオリンピックで本格的に表現してくれるであろう、
新しい低成長、脱成長の時代のオリンピックの
ひとつのあり方を示すことができたことで、
日本は大きな役割を果たせたのではないかと
個人的には感じてい ます。

ここまで考えると
わびさびの文化を誇っているのは
何も日本だけではないと感じます。
ヨーロッ パの文化遺産も大半は
重厚な歴史を感じさせてもらえるクラシックなものですし、
新しいものばかりを追求しているように思われるアメリカにおいても、
例えばニューヨークはほとんど地震がないことから
100年以上経った建築物をいまでもしっかりと使いこなしています。

原色が大好きでギラギラしているイメージがあるアフリカでも、
植民地時代の歴史的な建築物などは
クラシカルな趣を感じさせてくれるものが多く、
人類は変容をしていきますが、
それは成長とは違う形で起こってくるような予感がします。

そして、私たちはその新しい変容の形を受け入れて、
もしかしたら日本が率先して
その道筋を示していかなければいけないのかもしれません。

理論物理学者の世界では、
理論を提唱してそれが実験で確かめられるまで
大体30年の年月が必要なのだそうです。
科学であるからには
きちんと実験で確かめられないと認められないのですが、
多くの物理学者にはどの理論が正しいかの
予想はできているそうで す。
なぜなら、本物の理論はシンプルで美しいのです。

産業革命以来、高成長という異常な時代を生きている人類が
変容する時が来ているのかもしれま せん。

特に明治維新以降の日本は
その中でも断ト ツであり得ない成長を続けてきたのですが、
伸び たからには今度は縮んでいく過程でも
先頭を走っていく必要があるのかもしれません。

新しい人類 のあり方を、
成長がなくてもみんなが幸せでシン プルに美しく生きられる世の中を
模索していきた いものだと思います。

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