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2021年7月号おすすめ書籍(会報誌より)


ブッダの獅子吼 原始仏典・法華経の仏教入門 ―瞑想や座禅、マインドフルネスの先を行く、釈迦の真の悟りとは?―
原始仏典・法華経の仏教入門
北川達也(著)

株式会社COBOL 刊
定価 1,500円+税


本書は、ブッダの肉声に近い仏典と言われている
原始仏典(パーリ語仏典)を中心に、
著者の北川氏が現代の日本人にわかりやすく、
参考になる部分を取り上げまとめた本です。

ブッダとは、法に目覚めた人のことを表しますが、
本書では、仏教の開祖である
ゴータマ・ブッダのことを指しています。
ブッダが自信を持って、ライオンが吠えるように、
声を響かせながら教えを説いているという故事にち なんで、
本書のタイトル『ブッダの獅子吼』はつけられたそうです。

このタイトルに惹かれて、本書を手に取りました。
仏教についての本は、難しいイメージがありましたが、
本書は初心者のために書かれた本なので、
とてもわかりやすくブッダの教えを学ぶことができました。

また日本で発展した仏教の本とは違った味わいがありました。
現代の日本人に合う部分をまとめられているからか、
一読して最初に感じたこ とは、
本書はビジネス書に似ていると思いました。
効率の良い仕事の仕方を説くかのように、
人間の正しい生き方がとても合理的に説 かれています。

十の扉に分かれて、ブッダの教えが解説されています。
十の扉とは、

ブッダ誕生前の時代背景を知る。
ブッダの説く最も優れた道を知る。
持戒して、ブッダの弟子となる。
精神統一したブッダの禅定を知る。
ブッダの悟りの智慧を理解する。
ブッダのように悟りを進化させる。
ブッダの説く善行を実践する。
迷信へのブッダの見解を理解する。
ブッダの教えを発展させる。
ブッダのように法に目覚める。

この十項目です。

個人的には、苦しみの消滅へと至る道である八正道や
善行について詳しく解説してくれている部分が参考になりました。

本書を読むことで、原始仏典に興味が湧くとともに、
正しく清らかな生活をなるべく心がけようと思えました。

(編集室 兒玉裕子)


腱引きと音叉

増川いづみ/小口昭宣(著)
ヒカルランド 刊
定価 1,800円+税

サウンドヒーリング(音叉療法)と古式腱引き。
2人のスペシャリストの出会いから、
新たに拓かれていくヒーリングワールド。
とても興味深く読みました。

腱引きの歴史は400年前にさかのぼります。
柳生心眼流という武術が源流で、
細々と伝承されてきたそうです。
死と直面した戦場での医学でした。
腱をひっぱることで本来の位置に戻す。
非常な痛みを伴っていましたが、
その効き目は待ったなしの現場に対応できるものでした。

今の腱引きは最新鋭の理論により
どんどん進化しているそうです。
戦場では耐えられた痛みに、
現代人が絶えられないことも理由のひとつ。

水、電磁波、そして音の研究をしてきた増川氏も、
利便性に慣れてしまった私たちは、
精神力も忍耐力も退化してしまったと言います。

すべては周波数=音=光でできています。
すべては自然界からの産物です。
簡素な暮らしをしていた祖先は、音に満ち溢れていました。
密閉された空間で、
外界の多様な音の刺激が少ない世界に住んでいる現代人は、
エネルギーが下がってしまったのでしょう。

電子レンジでの調理が健康に害を与えるのでは
ということはよく聞きますが、
食品が電子レンジの「悪い音」を聞いたからだ
という説明が、とても腑に落ちました。

体の調律、音の調律。
病気になる前に調律することの大事さを痛感しました。

健康に変わるためには、
まず脳がリラックスすることだそうです。
大脳皮質は施術できても、
今まで中脳にアプローチする方法はありませんでした。
中脳は非常に大事な神秘の器官だそうです。
指は届きませんが、音だけは行ける。
2人のスペシャリストの出会いから、
いろいろな実験が始まりました。

人が幸せになれる施術を目指し、
進化していくことが本当にすばらしい。
明るい未来が聞こえてきます。


(編集室 柴切純子)



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