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ローフードから見た乳酸菌について


タイトル「ローフードから見た乳酸菌について」

皆さま、こんにちは。
お元気でお過ごしでいらっしゃると思います。
新緑の季節を通り過ぎた今、紫陽花のお花も綺麗に咲きはじめ、
梅雨の季節をお迎えしておりますね。

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(先日のお散歩途中で。とても美しい紫陽花)

本校にて4月から開催されたローフード春の通学お講座が5月22日を持って皆さまのお支えを
頂きまして無事に終了させて頂くことができました。
(次回は秋期9月以降の募集となっております。)

その最終日は、ローフード1級認定講師としての資格認定お講座を兼ねたローフードの卒業
パーティーを開催させて頂き、外部からのお客さまをお招きしてとても実りある幸せな時を
過ごさせて頂きました。

生徒さまにより合計6品の創作レシピをコース形式でお客さまにローフード理論も交えながら
ゆっくりご堪能頂いて、喜びと笑顔の絶えない1日となり、これからのローフードの広がりと
可能性を改めて感じさせて頂くことが出来ました。

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(お出ししたローフード創作レシピ一部:生徒さまお写真より)

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(生徒さまと、お客さまと)

冬から通学して下さっている生徒さまも含めて、
皆さまとお逢いするたびにお身体はもちろん、お心も健やかにローフードを生活にお取り入れ
頂くことでたくさんの浄化をご体感されていることを感じさせて頂きました。

ローフードを愛して下さる皆さまとのひとときは、お心を近く寄せて頂ける感覚が大きくて、
実習中も終始とても和やかなお時間を過ごすことができておりました。

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(ローフード調理実習中、皆さまと)

ローフードを通して、お心優しい方々とのお繋がりを築いてゆけますことこれからも私の
生きる豊かさとさせて頂きます。

そんな幸せな余韻を今でもたくさん感じながら・・・
今月のお話は、乳酸菌のお話をお取り上げさせて頂きたいと思います。
『最近、乳酸菌の話題をたくさん聞きます。植物性と動物性があると。ブームの甘酒も麹菌と
乳酸菌が働いているとか。』という、ご質問を頂いておりました。

乳酸菌については、発酵食品の大切さや私たちの腸内環境を整えてくれるということから、
私たちの身体にとってとても良いということをご存じの方も多いと思います。

ローフードの資格認定お講座の中でも、植物性乳酸菌をお取り入れ頂くことでローフード
ライフをお楽しみ頂けるようにご紹介しているレシピもあり、春のお講座でも皆さまにお伝え
させて頂きました。
(後ほどこちらでもレシピをお伝えさせて頂きますね。)

まずはご質問頂いた"乳酸菌には動物性と植物性があると"ということなのですが、
こちらに少々私なりの言葉で触れさせて頂いて、私がローフードライフでも愛用、皆さまに
お伝えしていることをご紹介させて頂きますね。

乳酸菌というのは簡単にお伝え致しますと、
私たち人間の腸内環境を整えてくれるものとして認識されていると思います。
腸は脳と直結していて、腸内環境を整えたら、思考も整い、クリアになる、私たち人間は腸
で物事を考えるという言葉もどこかで耳にしたことがあるくらいです。
その腸には膨大な数の腸内細菌が棲みついていると言われていて、そのうち、人間にとって
良い働きをするものを善玉菌と呼ばれています。
そして、その善玉菌の代表的なものが"乳酸菌"で、ヨーグルトやチーズなどの乳製品に含
まれていることは今では広く知られておりますね。
一方、お野菜やお豆、お米や麦などの食べることが出来る植物素材を発酵させた乳酸菌を、
牛さんのお乳から見つかっている動物性乳酸菌と区別したものが"植物性乳酸菌"と呼ばれ
ているものです。
植物性乳酸菌は、私たちに日本の発酵伝統食であるお醤油やお漬物、納豆やお味噌、甘酒など
に多く棲息していて多種の菌が確認されているとも言われています。
以上のことから日本の伝統文化食である発酵食品に含まれている植物性乳酸菌は、日本人で
ある私たちの食文化の根底にしっかり根付いているものであり、私たちに日本人の心身の健康
を支えてきたものになります。
戦後、日本には多種多用な西洋の食文化が参入したことによって、西洋文化に根付いている
ヨーグルトやチーズなどといった動物性乳酸菌を含む乳製品も多く店頭に並び、これらを
取り入れることによって腸内環境を整えるというご紹介も情報として多々目にすることも
ございますね。
ローフードライフでは、極力動物性のものを摂取することを控えることにより心身の健康、
ひいては地球環境にも優しい選択であることをお伝えしておりますので、乳酸菌を含む
ヨーグルトやチーズなどの乳製品は動物性のものであるので、控えることをおススメして
います。
私の見解からみた乳製品の害については、ここでは割愛させて頂きますが、以前(3月)にも
乳製品を控えるためにローフードではナッツでミルクをお創りすることもご紹介させて頂き
ましたので、その時の記事をお読み頂けたら幸いです。
どれくらい前かは覚えておりませんが、乳製品の害を日本でも認知されるようになってから
でしょうか、"生きて腸まで届く"と謳った植物性乳酸菌のヨーグルトが市場に出回るように
なり始めた時期があったことを記憶しております。
この"生きて腸まで届く"と言われている理由は、植物性乳酸菌は動物性乳酸菌に比べ、高塩
濃度や栄養が充分にないなどの過酷な環境でも生き抜くことが出来る強い生命力を持っている
ためだと言われている所以で、さらに私たちの身体にもともと備わっている免疫システムを
強化、活性化する働きをも強いことが期待されていることが東京農業大学での研究でも言われ
ていることです。

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(カゴメ株式会社より)

なので、植物性乳酸菌が持つこの力は、食の欧米化や病は気(プラーナ)からというストレス
過剰により腸内環境が乱れやすくなってしまった今日の私たちの腸内環境を正常化してくれる
重要な働きを担ってくれるものだと常より感じております。
食の欧米化とストレス回避を正そうとする動きは、今や日本人だけの意識ではなく、世界を
通じて菜食を、もっというならばビーガンというライフスタイルの選択を取り入れてゆくこと
で、自分の心身はもちろん、生きとし生けるものすべてに優しい選択、地球に優しい選択と
して世界中で広がっている動きへと繋がっているということですね。
以上のことから、私たちの腸内環境を整えてくれる乳酸菌は、動物から搾取したものではなく、
植物からお恵みを頂いた植物性乳酸菌の恩恵を頂くことをおススメしています。
先にもお伝えしたように、日本にはすでに伝統食で植物性乳酸菌の恩恵を充分に頂くことが
できるとても恵まれた環境です。
ローフードの世界でも、実は"リビング(生きた)フード(食べ物)"といったカテゴライズ
で発酵している食べ物を取り入れて頂くこともおススメしています。
厳しい環境でも生きられる強さから、人間の体内でも胃酸や消化液をくぐり抜けて、生きて
腸まで到達する確率が非常に高いものであり、その植物性乳酸菌の恩恵を私たちが受けると
いうことは、私たちの心身にも同じ作用があるということを私もこれまでの体感より皆さまに
お伝えさせて頂いています。
発酵食品は乳酸菌が生きている状態ですので、ローフードであるということに繋がっており
ます。
なので、ローフードのお講座でも、乳酸菌の恩恵をお伝えさせて頂いており、
キャベツを発酵させて作った植物性乳酸菌たっぷりの"キャベツリジューベラック(キャベツ
酵素ジュース)"という簡単レシピも皆さまへご紹介させて頂いています。

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(キャベツリジューベラック:先日のお講座にて)

キャベツリジューベラック(酵素ジュース)の材料は、キャベツとお水だけなのです。
季節を問わず、どこでも入手しやすい素材ですから、その気(プラーナ)にさえなって頂け
たらどなたでもお気(プラーナ)軽に作れるのがキャベツ酵素ジュースです。
作り方はミキサーを使い、スムージーを作る手法と同じなのですが、
そのスムージーと違うところは、ミキサーにかけた後に発酵させることです。
とは言っても、ガラス容器に移して3日間常温でそのままにしておくだけですから、どなた
でも簡単に作ることができるものです。
私はこのキャベツ酵素ジュースを、日常で愛飲しています。
ちなみに今も頂きながらこちらを執筆させて頂いております。

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(今、飲んでいるリジューベラック。)

少々、余談になりますが、
今、食べないお稽古9日(5月25日現在)なのですが、
食べないお稽古中にはとても重宝しております。

このキャベツ酵素ジュースを使って、
ローフードでは発酵仕立てのローフードレシピを創作してゆきます。

私の旦那さまも大好きなもののひとつが、
キャベツリジューベラックを使ったナッツチーズです。

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(リジューベラックを使ったアーモンドチーズ)

先日のお講座でも皆さまにお伝えし、
ご試食頂いてとてもお喜び頂きました。

私は原液で飲むことが大好きなのですが(味わいは、お漬物のようなお味です)、
苦手な方もいらっしゃる中、
今、お伝えしたようにチーズを創作するのはもちろん、
日常のローフードにスパイスのように入れることでリジューベラックで、
植物性乳酸菌の恩恵を取り入れることができます。
スムージーやドレッシングに入れたり、ロースープ仕立てのものに入れたり、
ローフードでチーズケーキ仕立てにするときも活用することがございます。

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(キャベツリジューベラックを使ったローチーズケーキ)

要は乳酸菌の恩恵を残すために、火を入れないローフードレシピにはさまざま加えることが
できるのです。

そんなキャベツリジューベラックの作り方を、
以下にお伝えさせて頂きますね。

<材料> 約1リットル分
キャベツ・・・1/2個
お水・・・900ミリリットル

☆主な使用器具
ミキサー(高速ブレンダーが好ましい)
ガラスピッチャー
ラップ
ガーゼ、または台所三角コーナーの不織布

<作り方>
1) キャベツをお水洗いし、ざく切りにする。
2) キャベツとお水を入れて、ミキサーにかけ、粒がなくなるようどろどろになるまで攪拌
   させる。
3) ガラスピッチャーに2)をうつし、完全に空気の通りをふさがないよう口に軽くラップ
   をのせて、この状態で常温で3日間おく。

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(軽くラップをかけて3日間)

4) ガーゼ(もしくは不織布)を使って、3)を濾し、キャベツの繊維を取り除く。
   できたのもは、ガラスピッチャーにいれて冷蔵庫で保存する。

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(3日後のキャベツリジューベラック)

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(不織布)

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(搾って出来上がり)

※3日以内に飲み切る、使い切ることが理想ですが、季節やその時の状況や判断に応じて
お楽しみ頂けますように。私は冷蔵庫に入れていたら10日間くらいは平気で飲用しています。
長く使わない、飲まない場合は冷凍保存ももちろん可能です。

今回は私のローフードライフでも欠かせない植物性乳酸菌の効果をお尋ね頂いたことから
綴らせて頂きました。

皆さまの日々にもどうかお取り入れ頂いて、心身に作用する恩恵をお感じ頂けますように。

今月は、にんげんクラブさまにてロータスカフェが開催(29日、14:00-)されます。
若干名であればまだお席ご準備できるようですので、ご興味のある方は直接にんげんクラブ
さまにお問い合わせ下さいね。

今回は、旦那さまからの今、知っておきたい貴重なお話はもちろん、3月にお伝えさせて
頂いた手作りナッツミルクを皆さまにデモンストレーションを交えながらお創りし、いつもの
ローフードレシピと合わせてお楽しみ頂きたいと思っております。

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(旦那さまと)
皆さまとお逢いできますこととても楽しみにしておりますね。

いつもご愛読頂いてありがとうございます。

皆さまへ

愛を 込めて。

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プロフィール

秋山桃子<あきやま ももこ>
福岡女学院大学大学院 人文科学研究科 比較文化専攻課程修了
日本ロークレンズ(R)アカデミー 学長
ロークレンズ(R)浄化療法 創始者
ローフード・ヨガ 指導家
ローフードシェフ、パティシエ

JLBAローヴィーガングローバル認定 東京千鳥ヶ淵校
ローヴィーガングローバル認定講師
http://www.rawfood-kentei.com/school/school_000323.html

Momoco Japan デザイナー
https://momocojapan.theshop.jp/

Lastra Healing ローチョコレートプロデュース
https://shop.lastramu.com/?pid=151414990

森林保護・海洋保護・動物愛護 推進家

モデル、ラジオパーソナリティーを経て、
ヨガ(2007年~)、ローフード(2009年~)指導家の道に入る。
2015年、奥アマゾン熱帯雨林保護事業に出逢い、自身の"森に還りたい"という魂の
記憶と向き合い、先住民インディオの伝承文化を次世代へ継承する意志のもと、その後
南米ウルグアイに移住。
現地では、奥アマゾンのシャーマンの能力により成立している神聖儀式で目に見えない
世界の事象を体験する稽古を重ねるなかで魂の法則を享受する。
"ローフード・ヨガ・祈祷"を三位一体として日常に取り入れてゆくお稽古により、
プラーナの自己浄化と心身のスリムを同時に叶え、意識改革を促す自身の自己浄化の
法則(食べて、祈って、ヨガをして)を、『ロークレンズ(R)浄化療法』として確立し、
日本ロークレンズ(R)アカデミーを設立。
ロークレンズ(R)お稽古の指導、ロークレンズ(R)浄化療法士やローフード指導者の育成
に努めており、ローフードとロークレンズ(R)の普及、貢献活動に力を注ぐ日々を
過ごしている。
近年は夫佳胤とともにロークレンズ(R)と神事を愛で、魂の伴侶についても体感している
ことから多岐に渡る相談依頼も受け、オンラインはもちろん、各地でも講演会を開催
している。

~皆さまへメッセージ~
私のライフスタイルはヨガとローフードに出逢い、ロークレンズ(R)を愛でることで
自愛と慈愛に包まれる日々となりました。
ローフードとロークレンズ(R) を皆さまにお伝えしてゆくことは、宇宙の法則からみた
社会貢献、地球貢献へと繋がっているとこれまでの体感を通して確信しており、
ローフードとロークレンズ(R) の普及、貢献活動を私の今世生涯のつとめだと感じています。
にんげんクラブさまでは、夫、秋山佳胤のロータスカフェ内にてロースイーツや
ロースムージーなどで皆さまをおもてなしさせて頂き、日常でお役立て頂けますような
心地良いローフードのお取り入れ方、ひいてはロークレンズ(R) のお稽古プランなどを
お伝えさせて頂いております。
直接皆さまとお逢いできます愛しいご縁をとても楽しみにしております。
日々の活動、ライフスタイルに関しては、 以下のSNSを観て頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

Blog: https://ameblo.jp/rawcleans/
Facebook:https://www.facebook.com/momoko.aso/
Instagram:https://www.instagram.com/momoco_japan/



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