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■【メルマガ】この本、お勧めシリーズ4~考古学者の大島直行先生

こんにちは、柴切です。
週末の午後、にんげんクラブから、
ぜひ読んでいただきたい本をご紹介させていただきます。

第4回は、大島直行先生です。

考古学者の大島先生は、
世界最古の土器や弓を生んだ縄文時代は、
合理的な思考、二項対立、矛盾律に基づく思考ではなく、
人と動植物の明瞭な区分のない、自然と溶け合うような
「融即律」の思考だったのではないかと発表されています。

この、大島説は、
10月6日の東京新聞にも掲載されましたので、
ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「考える広場」のコーナーで
『縄文 その魅力の根源』というテーマです。


にんげんクラブでは、大好評にお応えして、
第2弾のお話し会を開催いたします。

☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。
大島直行先生 お話し会第2弾 『縄文シンボリズムを考える』(11/18)
☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。

現代とは全く異なる世界感と
縄文文化の魅力を学ぶ講座です。
ぜひ、ご参加をお待ちしております。


☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。
大島直行先生から、メッセージをいただきました!!
☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。

前回に引き続き、今回もまた、私たちの縄文人観は、
そうとうに危ういものだということを話そうと思います。
先だってノーベル賞をおとりになった本庶佑先生が、
「?知りたい〟と思うこと、?不思議だな〟と思う心を大切にすること、
教科書に書いてあることを信じないこと、
常に疑いを持って?本当はどうなっているのだろう〟」
と申しておりました。
私も同感です。
これまでの考古学の教科書に書いてあることに
疑問をもって9年になります。
「大人げない・・」などと言われながらも、
本庶先生のように
「自分の頭で考え、納得できるまでやる」という気持ちに
変わりはありません(笑)。
皆さん、お付き合いください。

今回は、前半では、縄文人を見る目線の話をします。
縄文人の気持ちになるためには、
現代人のものの見方ではだめです。
「融即律」という、縄文人のものの見方について説明させていただき、
その根拠ともいえる6つの理論を紹介します。
1.ユクスキュル理論、
2.トポフィリア理論、
3.効き目理論、
4.パーツ理論、
5.うわさ理論、
6.バンガロー理論の6つです。

後半には、そうした「融即律」と6つの理論を使いながら、
20ほどの疑問に答えてみたいと思います。
たとえば、
縄文時代にムラや家族はあったのか?
縄文時代に不倫はあったのか?
なぜ縄文人は戦争をしなかったのか?
「縄文」(縄の模様)には意味があるのか?
なぜ、あれほどたくさんの土器を作ったのか?
なぜ土偶の口はポカンと開いているのか?
そして極めつけは、縄文時代はなぜ一万年間も続いたのか?です。
どうぞ、皆さんも、日ごろ疑問に思っていることを紹介してください。

  大島 直行

☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。


では、大島直行先生の著書をご紹介します。


☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。

『縄文人の世界観』


国書刊行会 刊
定価2,200円+税

☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。


考古学の視点で調査された縄文研究はたくさんありますが、
多くは、住居跡や出土品の表現様式から、
年代や当時の暮らしぶりを推察したものであり、
縄文人と現代人の違いや学問的な分析に言及することが少なかったと
著者の大島氏は言います。
これまで誰も触れることのなかった縄文人の世界観を知ることが、
彼らを理解するための大きな要素であると説いています。

本書では、その要素を解き明かす
「シンボリズムとレトリック」を基本の鍵として、
「縄文と土器」、「土偶」、「祭祀具(さいしぐ)」、「施設跡」、「遺跡」を
それぞれのシンボリズムの視点で整理し、
「縄文人の世界観」とは何かと結論づけています。

シンボルとは、自然や宇宙を理解する方法の一つとして
心の中に生まれた観念。
例えば、新月と満月を一定の期間で繰り返す月は
不死や再生のシンボルですが、
月も動物も、それぞれ単体で意味を成すのではなく、
月と同じ周期の生理周期を持つ子宮と
そこに満たされた羊水の中で、
新たな命が育まれることから、
月―子宮―水―蛇(不死のシンボル)という
体系ができて初めて意味を持つ。
これが象徴体系つまりシンボリズムだと言います。

一方のレトリックとは、心の中に生まれた観念としてのシンボルを、
現実の生活の中で具体的に表現する造形手法の一つのこと。
シンボリックやレトリックが「再生」に収斂されていくこと。

遺構の壮大さ、祭祀具の多彩さや数の多さ、呪術性の強い
「神話的世界観」を持つ縄文人は、
ストーンサークルなどに見る再生思想から
「死の否定」をしていたことを読みとることができます。
縄文の世界が1万年続いたのも、
その時代だけが持つ「生命の再生」という
世界観によるところが大きいことがわかり、
これまでのイメージを覆す
興味深い一冊になっています。

(会報誌2017年11月号 今月のおすすめBoooksより)


☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。


もう1冊、大島先生からのご推薦をいただいた著書です。

☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。


『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』


奥野 克巳(著)
亜紀書房 発行
定価1,800円+税

☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。


「奥野さんは長期間、継続的にプナン人と交流してきた。
そこで知り得たプナン人の人生哲学や世界観は奥野さんに
多くの刺激と気づきをもたらした。
この書を読み、生産、消費、効率至上主義の世界で疲弊した私は
驚嘆し、覚醒し、生きることを根本から考えなおす契機を貰った。」
―関野吉晴氏(グレートジャーニー)

帯に書かれている推薦の言葉です。
プナン人とは熱帯のボルネオ島(マレーシア・インドネシア・
ブルネイの3つの国からなる)に暮らす、
人口約1万人の狩猟採集民。
狩猟採集とは、農耕・牧畜が始まる前の生業形態です。
今日に至るまで維持しているという証拠はないとしながらも、
本著に書かれていることは、
現代の日本の世界に暮らす私たちからしてみると、
あり得ないことだらけです。
人のものを勝手に使って壊してしまっても悪いとも思わないし、
咎める人もいないのです。

プナンの人は徹底的に個の差異を否定します。
本能的な所有欲は子どもの頃からいさめられます。
すべてを分け与え、何も持っていない人がビッグマンなのです。
物だけではなく、機会や思想、感情も社会全体のもの。
人間の境目だけでなく、動物や植物まで境目なく広がり、
死の恐怖、時間の束縛、落ち込んだり悩んだり、
反省するということもないのです。

自分にとっては当たり前のことが、
プナンには「ない」ということは、まさに衝撃です。
人類学者の著者が、実際に共に暮らして気づいたこと、
ニーチェやさまざまな文献と照らし合わせた考察。
最初の構想から10 年もかけたことがうなずけるほど、
奥の深い内容です。
ぜひ、お読みください。
現代の生き方を見つめ直さずにはいられません。

(会報誌2018年10月号 今月のおすすめBoooksより)


☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。

四ツ谷のセミナールームに
なかなか足を運べない方のために、
収録DVDの販売もしています。
大島先生の前回のセミナー収録も、もちろんあります!


ホームページに、DVDをラインナップしました。
選びやすくなりましたので、
ぜひぜひ、ご覧ください。
https://www.ningenclub.jp/event/

☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

☆.。.:*・°☆☆.。.:*・°☆☆.。


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