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山々の緑もいよいよ濃くなってきました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日、山形県新庄市で生体システムプログラム農法米「命仁」の
圃場視察と座談会がありましたので、ご報告させていただきます。
午前中は、命仁栽培田の視察です。地方に住んでおりますが、
実際に田んぼをじっくりと見る機会はあまりなく、
広々とした田園風景を見ていると何故か心が和みます。
田植えの時期ですが、例年と比較すると、気温も低めで、
朝晩は、肌寒い日々が続いており、圃場視察の時も雨が降ってきたので
今年の圃場視察は残念ですが、足早の視察となりました。
しかし、新庄ふるさと歴史センターで、雪国に暮らす人々が作り、
使用してきた民具やユネスコ無形文化遺産「新庄まつり」の山車を
見学できる機会を得ました。
お祭りの起源、歴史、その当時の人々の暮らしぶりなどを聞くと、
お祭りのイメージもガラッと変わり、後世に伝えていかなければ
いけない何か大事なものがあると思いました。
特に、今回は、資料館のナレーションの後に、帰耕の早坂社長が、
新庄祭りについて熱く語ってくれたからなのかもしれません。
日本一の山車行列 新庄まつりは、8/24、8/25、8/25です。
新庄まつり 公式HP http://shinjo-matsuri.jp/index.html
お祭り男、お祭り女 レッゴー新庄まつり! 何かが起こるかも?
午後からの座談会は、
帰耕社長の早坂さんの「生態系生体システムプログラム農法について」と
勝仁さんの「今知らせたいこと・いい世の中を作るために必要なこと」
についてのお話しとなりました。
生体システムで薬以上の作物を作ろうとする意気込みや
農業公園の構想を聞くとワクワクとしてきて楽しくなります。
公園といえば、砂場や遊具があり、子供たちが遊ぶ広場ですが、
農業公園は農作物がなり、取って食べられる公園のことです。
これからの時代に必要だと思いませんか?
勝仁さんは、経済、金融、世界情勢、意識、AI、
これからの世の中の方向性について、多岐にわたり
深いお話をされました。
個人的に、印象に残ったのは、意識についてです。
意識とは何か?とても難しい内容ですが、興味深い内容です。
動物は、1のセンサーだけだが、人間は3つのセンサーに分かれていること。
そして、その3つのセンサーとは、思考、感情(情緒)、体力。
人間は、この3つのセンサーを働かせなくてはならないそうです。
「なるほど!」と、妙に納得したのですが、
一瞬、動物になりたいと思ったのは私だけなのでしょうか?
人の生き方があたかも、修行に例えられるのもわかるような気がします。
短期間で、3つのセンサーを鍛えることは、無理ですもんね。
一生のテーマ、もしくは一生では完結できないテーマです。
この先の世界情勢に目を向ければ、決して安泰とは言えません。
過敏になる必要性はありませんが、
ちょっとした食料の備蓄や通常の流通で手に入れる方法だけでなく、
直接、知り合いや地方の生産者とのつながりを、
今のうちから確保したほうがいいのではないでしょうか?
命仁の収穫期にも、圃場視察と座談会を毎年開催しておりますので、
特に、都市部にお住まいの方々や今まで山形に縁がない方々にも
是非、ご参加していただき、実際に農業生産者との親睦を
深めて頂ければ幸いです。
団体さま、大歓迎です。
山形は食材の宝庫です。