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2017年5月号おすすめ書籍(会報誌より)

   

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青い衣の女 ― バイロケーションの謎


本書は、スペイン人作家であるハビエル・シエラ氏によって1998年
に書かれた世界的ベストセラー小説です。日本ではあまり知られていま
せんでしたが、世界20カ国で翻訳され読まれ続けている本です。

17 世紀にスペインに実在したと言われるマリア・ヘスス・デ・アグレダ
修道女は、23歳のときから神秘体験が始まり、他の修道女たちの目の前
で、空中浮遊や、一つの場所にいながら別の場所に体を具現化するバイ
ロケーションをはじめとする超常現象が起こりました。

当時アメリカ大陸では、先住民たちへの強引で暴力的なキリスト教化が
行われており、先住民たちにとっても、派遣された宣教師たちにとって
も、危険で困難な時代でしたが、そんな中驚くほどスムーズにキリスト
教化が行われた地域がありました。その地域では、宣教師たちがやって
来る前に、青い衣を着た女性が空間に現れ、キリスト教に改宗するよう
に現地の人たちに助言していたというのです。

青い衣の女とは、聖母マリアが到来したのか、それとも先住民たちの信
仰する神々なのかとさまざまな憶測を呼び、調査がなされた結果、スペ
インから一歩も出たことのないマリア・ヘスス・デ・アグレダ修道女が、
バイロケーションで先住民たちへ福音を説いていたことがわかりました。

それらの事柄を題材とした本書は、フィクションでありながらも、隠さ
れた歴史的な出来事が書かれていて勉強になりました。国や時代、登場
人物たちの物語の場面が変わっていって、読み始めた頃は少し難しかっ
たのですが、最後にだんだんそれがパズルのように繋がっていくのは、
とても面白かったです。

また、本書を読むことで、キリスト教についての理解が深まったように
感じました。ぜひお読みください。

(編集室 兒玉裕子)

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からだ超覚醒: からだの声を正しく聴けば、すべてがうまくまわり出す


「天城流湯治法の創設者」これが現在の著者の肩書ですが、ここに
行きつくまでの人生は、まさに「濁流に流された人生」。今までた
くさんの本で、たくさんの人生を覗いてきましたが、これほど波乱
万丈、ふり幅の大きい人生はないのではないかと思いました。

もともと体が弱く、いじめの対象だった少年が、ふとしたきっかけ
で自衛隊に入隊します。そこでいじめよりも厳しい訓練のおかげで
健康でたくましい体を手に入れますが、3年の任期満了で除隊。

実家に戻り定職にも就かずにいたら母親に泣きつかれ、たまたま目
にした記事で製菓学校に通い、パティシエになります。著者のフラ
ンス菓子は大人気、自分のお店を持ちますが、仕事は家族に任せて、
ハングライダーやスキューバダイビングなど、自然を相手に真剣に
遊びます。大けがをし、もともと体が弱かった著者は、自分の体の
不調と向き合い、自分で体を調節する術を身に付けます。

次々に出会いを引き寄せ、世界中のシャーマンに気に入られ、多く
の人に必要とされ、なんでこんなことになるのだろうと思っている
うちに、60歳を超えた今、本来の役割である、自分で自分の体を
ケアする手法を伝えていらっしゃいます。

本著には、出会うべくして出会った多くの方たちのメッセージも
載っています。とにかく、この「濁流に流された人生」をたどるだ
けでも読み応えがあります。

実際にお会いしてみたい、そんな思いにお応えして、にんげんクラ
ブで本著の出版記念セミナーを開催することになりました。本著に
登場する重要人物の滝村桂子さんと、岩本直己さんとのコラボです。
このセミナーもとても楽しみです。ぜひ本著を読み、実際の杉本
練堂さんに会いにいらしてください。

(編集室 柴切純子)



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