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2016年11月号おすすめ書籍(会報誌より)

   

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THE HEALING POWER OF SOUND なぜ音で治るのか? 音と波動が持つ、驚くべき治癒力


本書は、医学博士であり、腫瘍学の先駆者であったミッチェル・ゲ
イナー博士の著書です。アメリカでは「The healing power of
sound」というタイトルで、1999年に出版されました。

西洋現代医学の高度な訓練を受けたがん専門医であったゲイナー博士
は、あるとき診察したチベット僧侶との出会いにより、シンギングボ
ウルの音の心と体への影響力を知ります。ゲイナー博士は医師として
西洋医学と、音や瞑想、マントラ等を使ったヒーリングの両方を組み
合わせながら多くの方を癒しに導きました。

その治療法を実践し、人々に紹介するのは当時としては非常に勇気
のいることだっただろうと思います。

シンギングボウル、クリスタルボウル、ティンシャなどの音を取り入
れた瞑想は、それまでの西洋医学の常識や限界をことごとく塗り替え
ていきました。余命数カ月と診断されたがん患者が、音のリラックス
効果と、瞑想を生活に取り入れることで、その後何年も生き延びたり、
化学療法での強い副作用が軽減したり、驚くような事例が具体的に記
されています。クリスタルボウルを使った瞑想法や、トーニングのや
り方など、具体的な瞑想法やヒーリングの手法も紹介されているので、
その効果を知るだけでなく、自分でも実践することができます。

本書の監修は、増川いづみ先生がされています。増川先生の文章によ
ると、ゲイナー博士は2015年に59歳という若さで亡くなられ、
その死は不審死だったと言われているそうです。医師である前に、患
者を癒したい一人の人間として、西洋医学の道に新たな可能性を提案
し続けたゲイナー博士が、若くして亡くなられたのは非常に残念です。

ゲイナー博士の伝えたかった音の素晴らしさを、ぜひ本書を読むこと
で多くの方に知っていただきたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)


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日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る

私たちは今、大激変、何が起こるかわからない時代を生きているのだ
ということを、改めて感じました。そしてそれは決して悲観すること
ではなく、一人ひとりが身魂磨きをするために用意されたものであり、
それを乗り越えた先には「ミロクの世」が確実に創りだせるのだとい
うことも、強く感じました。

「ミロクの世」とは、日月神示の目指す理想的な世界観です。それは
とてもシンプルで、あらゆる人や生き物、万物万象のすべてが調和し
て、共に光り輝く、大調和の世界です。
すべてのことから、中心になる「チョン」が抜けていることから、
今のような不調和な現実を創りだしてしまっているのだそうです。

舩井幸雄を総括するうえでどうしても必要だという舩井勝仁の思いか
ら、本著は2015年のお正月に企画されました。ところがなかなか
進みません。それは、「中矢先生の妥協のない厳しい生き方に、追い
付くことができなかったからだ」と、舩井勝仁が冒頭で語っています。
また中矢先生も、「『対談』は中身の薄いものになる傾向があるため、
受けないようにしていたが、今日ここまで進化された勝仁さんなら面
白い対談になるだろう。まさしくその通りになりました」と、あとが
きで語っています。

金融経済、宗教、天皇論から健康法と、幅広く深い内容であるにもか
かわらず、スムーズに、どんどん興味を惹かれ、楽しく読んでしまい
ました。これは、お二人がたたえている素晴らしい編集のおかげなの
でしょう。

本著は実践するために書かれたものです。「すばらしい世界に通じる
扉を開けるのは、他の誰でもない、貴方自身。真実を知り、その通り
だと思ったら、今すぐにでも実践すること」
命懸けで取り組んでいるお二人からの、祈りを込めたメッセージです。
ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)




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