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2016年7月号おすすめ書籍(会報誌より)

      

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シュリ・アーナンダマイー・マーの生涯と教え


本書は、パラマハンサ・ヨガナンダ著『あるヨギの自叙伝』の中に出てくる
女性聖者であるシュリ・アーナンダマイー・マー(1896~1982)について、
彼女の教えを受けたアレクサンダー・リプスキ博士によって書かれた本です。
アーナンダマイー・マーは、至福の聖母と呼ばれています。パラマハンサ・
ヨガナンダは、彼女のことを「私はこれまでにインドで、神に目覚めた聖者た
ちに何人も会ってきたが、このような高い境地にある女の聖者に会ったのは
初めてだった」と記しています。

本書を一読すると、神に酔い、恍惚とするアーナンダマイー・マーの様子に、
これほどまでに人生において神を求め続けることができるのか、と生き方に
驚きます。この世のあらゆる出来事も、彼女にとってはたいしたことではなく、
ただ神を求め続けます。神と共にあり、神を求めることのみが、彼女にとって
本当に大切なことなのです。

大きな変化や、奇跡などのドラマティックな記載がなくとも、ただただ神と共に
至福の状態にある彼女の姿勢は、多くの学びを与えてくれました。

ヒンドゥー教の家庭に生まれたアーナンダマイー・マーは、信者の多くがヒン
ドゥー教徒でしたが、どんな宗教の信者であっても認め、受け入れます。
彼女の中では神にいっさいの区別がないのです。とはいえ、彼女の教えは
ヒンドゥーの思想や習慣に基づいているため、そしてあまりにも三次元の物質
社会とは乖離しているため、現代の日本人や西洋人には馴染みにくい教えも
あります。

なお、本書の最後に記載された訳者コメントを読んで、予想外にびっくりしま
した。訳者の藤本氏は、本書を10年前に翻訳され、その後の経験から考え方
がずいぶん変わられたようです。
そのため、コメントは本書の内容を強く否定するかのように感じられるもので
した。こんなにも、本文と訳者のコメントに価値観の違うことが書かれていた本
は初めてだったので驚いたとともに、そこも興味深く読ませていただきました。
地球にはそれぞれ違う考え方の人がいて、違うからこそ面白い、と本文と訳者
コメントの読後に思いました。


(編集室 兒玉裕子)


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怒っていい! ? 〈誰にも嫌われない〉〈相手を傷つけない〉怒り方


著者はサラリーマン時代、仕事のストレスから自殺衝動にかられ、藁にもすが
る思いで受けた心理療法で、長年の自己否定感から解放され、同じ思いの人
をサポートすることが使命だ! と、39歳で脱サラ、未経験の心理カウンセラー
になりました。そして知識や技術を人に教えれば、その人たちがもっと多くの
人々に幸せを広げてくれると、『カウンセラー養成講座』を始めました。2012年
に歯肉がんの手術を受け、その体験から『愛の本質』に気づき、それまで培って
きたものを、さらに高めていきました。

序文を寄せられた、作家ひすいこたろうさんも、著者の「心の専門家養成講座」
に通ったことが大きなターニングポイントになったそうです。

今まで「怒り」は良くないと思い込んでいましたが、「大切なものを守るため」に
必要な感情でした。なぜ怒るのか、原因を探ってしまいがちですが、それでは
相手か自分かを責めることになってしまいます。「何を守ろうとしているのか」が
分かれば解決方法が見えてきます。また、嫌われたくないと怒りを抑えてばか
りいると、苦しむことの方がはるかに多くなるそうです。人によってまったく違う
ので、たくさんの事例とオリジナルの方法が紹介されています。自分らしく生き
られる方法をいろいろ試してみてほしいと言っています。

とっても優しくて読みやすく、事例に登場する人物がまるで自分の知り合いの
ような気さえしてきます。

ひすいこたろうさんの序文を紹介します。
「最後の授業で矢野先生がキャンドルをプレゼントしてくれました。
『人は蛍光灯よりキャンドルの光を美しく暖かいと感じる。それはキャンドル
の光が闇と共存しているから。人間も同じ。悲しみ、怒り、弱さ......そんな
光と影を共存させている人を美しい、温かいと感じます。
そんな光を広げてください』
あなたの光と闇が統合されます。この本を手にとったあなたに、こころからの
祝福を贈ります」

幸せを広げようという著者の愛が、本著にたくさん詰まっています。
ぜひ、みなさんも手にしてください。

(編集室 柴切純子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


アヴェ・マリアのヴァイオリン (角川文庫)


本書は徳島県に生まれ、内科医で小説家である香川宜子先生が書かれまし
た。香川先生は現在1999年より執筆活動を始められ教育雑誌、医学雑誌など
の長期連載、ラジオドラマの脚本など多岐にわたりご活動をされています。

この本は第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書にもなっています。

主人公の「あすか」は徳島県に住む日本の普通の14歳の女の子でヴァイオリン
を習っています。その「あすか」が出会った運命のヴァイオリンの持ち主「ハンナ」
はかつてアウシュヴィッツの強制収容所にて過酷な生活を送り、生死を背中合
わせにし、ひたむきに音楽に打ち込むことで「生き抜くための生命の光」を見出
すことができました。

その運命のヴァイオリンが「あすか」の手に渡り「ハンナ」の生涯を知ることと
なります。音楽を通してのアウシュヴィッツ強制収容所と、徳島県にあった板東
俘虜収容所での出来事が生きる目的、世界の平和を深く考えさせてくれます。
抑圧された中で生き延びるために演奏したアウシュヴィッツ収容所に対して、
俘虜のドイツ人達が日本人と交流し相手が喜ぶことに喜びを感じる音楽は
戦時下、収容所という環境下で奏でたものですが、意味合いは違い、比べられ
ませんが、清らかで美しいものだったのではないでしょうか。

さらに、アウシュヴィッツでの出来事は過去だけのものではなく、現在でも日常で、
誰が国政をしても変わらないと政治を軽視する心、いじめを見ても見ぬふりをし
ている子供たち等、多かれ少なかれ日常に潜んでいるのかもしれず、特別な国
の特別な人たちが起こしてしまったものではなく、私たちに関係がないことでは
ありません。

悲しみの底から這い上がるには、「憎しみ」を浄化し、「許し」の心が芽生える
ことなのではないでしょうか。
相手を許し、自分の心のわだかまりを溶かすことは平和と前進において実は
非常に大切なことだと香川先生は言っておられます。

また、香川先生は10月に開催されます「舩井フォーラム2016」にご登壇いただ
くことになっております。ぜひこの本をお読みになって香川先生の貴重な講演を
聞きにお越し下さい!


(編集室 江尻みゆき)



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