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第69回 慈愛の自然療法実践者・市川加代子先生の優れた自然療法に関する講演録『あなたの体の設計にミスはない』&植物の効用を纏めた『台所はくすり箱』


みなさん、こんにちは。
にんげんクラブ世話人の川端淳司です。

長野県神城断層地震の被害に遭われた方におかれましては
心よりお見舞い申し上げます。

阿蘇山に続き桜島も噴火し、留まることを知らない日本の自然活動。
我々にできることと言えば、災害への備えをしつつ、『いまここ』を大切に
生きることしかないのかも知れませんね。

先月、大阪の橘画廊で開催された日本画家・福元章子さんの個展を訪れました。

141202川端さん1.jpg   141202川端さん2.jpg

そこに描かれている女性は死を迎えた女性(或いは彼女自身)だそうです。

阪神淡路大震災などを経験した彼女の中で、死は生と等価なものとなり、
死は必ず訪れるものでいつ訪れても不思議ではないが故に、日々を悔いなく
生きているといったお話を伺いました。

それは、母の死を経験したモーツァルトが父への手紙に記した
『死は、生の本当の最終目標』という言葉に収斂されるのかも知れません。

僕に前世の記憶はありませんが、舩井幸雄さんの『この世の役割は人間塾』と
いう言葉どおり、この世で魂の修行をしてやがてあの世へ帰り、また転生すると
いう死生観を持っているので、今はまだこの世で何もなし得ていない、自分の
使命を果たしてから死を迎えたいとここ数年思っていました。

未だ自らの使命が何なのかははっきりしませんが、来年の8月23日~30日の間、
銀座のギャラリー枝香庵で僕が作品を所有するアーティストたちのグループ展
『いまここを生きるアーティスト2015』を主宰することにして、ふと、タイトルの
『いまここ』に全てが収斂するのではと思い至りました。

まだ見ぬ夢(使命)を描くのではなく、『いまここ』の世界で、家族と一生懸命に
生きる、利他の心を忘れずに仕事をする、他者や社会に役立つ好きなことに
取り組む、そういった一つ一つの行動・選択の積み重ねが、『生の最終目標で
ある死』を迎えた時、その人の使命として完了するのではないか、亡くなった
父の生き様もあり、そう閃きました。

来年の『いまここを生きるアーティスト2015』には福元章子さんにも参加頂く
予定ですが、調度、東京八重洲のギャラリーT-BOXで12月1日~6日まで
個展が開催中なので、機会がある方はぜひギャラリーを訪れてみてくださいね。


さて、今回も前置きが長くなりましたが、連載第69回目は慈愛の自然療法実践家・
市川加代子さんの著『あなたの体の設計に、ミスはない』と『台所はくすり箱』を
ご紹介します。

   


病気・お金・人間関係は人の悩みの主な原因だと思いますが、一人でも多くの方が
これらの書との出会い、その病が快方に向かわれることを心より祈念しております。

1.『あなたの体の設計に、ミスはない』について

多くの癌患者を助け、生きる勇気を与えてこられた市川加代子先生の2013年3月の
講演を書籍化したものですが、30数年に渡る植物を使った手当法と食事療法の実践
成果から、病院以外に治療できる自然療法があることを実感できる優れた実録書です。

その自然療法は身体が本来持っている力を呼び起こす療法であり、本のタイトル
あなたの体の設計に、ミスはない』に繋がります。

神戸サラシャンティでの野坂礼子さんの講演後の懇親会で市川先生とお話させて頂く
機会がありましたが、とても優しくそれでいて人間の深みと知識・経験のある素晴らしい
方でした。

惜しむらくは抗がん剤治療と化学療法で父を亡くした後に市川先生に出会ったことですが、
以下に文中から印象に残った言葉を抜粋いたしますので、気になられた方はぜひ本書と
後にご紹介する食材の活用法が詳述された『台所はくすり箱』をご一読ください。

・自然界には薬理作用があるものがたくさんありますから、
 それを利用した食事や手当をすることです。

・体にはあらゆる機能が備わっているんです。
 大事なのは、それを使えるかどうかなんです。

・体というのは絶対に良くできているから、まともなものを食べれば、
 本当に素晴らしいことになっていくんです。

・病院で「このままいったらこうなります」と診断された場合でも、それであわてる必要は
 ないとうことです。みんな体に機能が備わっているのだから、その症状になった原因を
 たどっていって、そこを改善していけばいいんです。

・キャベツで胃の痛みが楽になったり、こんにゃくをあてると膝の水がとれたりする。

・牛乳というのはカルシウム・パラドックスともいわれ、
 牛乳を飲む国に骨折や骨粗しょう症が多いというデータがあります。

・無農薬にこしたことはありませんが、無農薬でなくても、
 命の強そうなものを選ぶのが大事なところです。

・無農薬でなくふつうに作られていても、毒物を外に出してくれる玄米を食べるということが
 大事なんです。

・治るか治らないかと考えるのではなく、「体の設計にミスはないんだ」ということに
 自分の意識をむけて、元気になろうとすることです。そうしなかったら何も治りません。
 これがいちばんのミソなんです。

・医者に言われたからそれで終わりということじゃないんです。あらゆることができるんです。

・なぜだかはわかりませんが、治らないと思ってやっている人は、そこへ向かっていくんです。
 大事なことは、治るということが自分の中で腑に落ちているかどうかなんです。

・薬は症状を抑えるだけですから、薬を飲むだけではだめなんです。
 食物を変え、暮らしを変えないといけません。
 ほんとうに治すことをやっていかないといけないんです。

・パソコンを夜の11時以降見ていたら乳癌になるリスクが高くなるデータがあります。

・愛の行動というものが実はとても命を救うんです。
 一番みなさんに問いかけたいのは、「自分自身を愛していますか?」ということです。
 自分を愛してはじめて、自分を愛するように人を愛することができるんです。

・他人からの愛を求めるのではなく、まず自分の命を大事にし、自分に思いやりを
 もって行動しないと、体は60兆個の細胞をもっていますから、自分を大事にしているか
 どうか、すぐ見破るんです。

・本当に自分がやりたいと思うことをやり、社会でも役に立って、自分のため、世のため、
 人のために行動することが、本当にこの世界の愛の行動だと思うんです。

・笑顔って本当に素晴らしいんです。笑うことは、自分のためにもすごくいいことなんです。

・病気になったら、私たちは「おめでとう」って言うんです。
 「あなたの人生を変えるチャンスがきましたよ」と。


2.台所はくすり箱について


市川加代子先生が、野菜など38種類の食材のおくすりとしての効用と
その活用法を纏めた良書です。

ご自身が立ち上げた有限会社ひまわりで患者さんと向き合ってこられた30数年の
実践の結果(の一部)としての自然の恵みによる副作用のないお薬の作り方が、
イラストもふんだんに使われ、1食材2ページずつに分かりやすく表現されており、
未病の方にも病気の方にもおススメです。

改訂版が1,600円で市川先生のひまわりの以下のサイトで紹介されており、
電話・FAXで購入できますので、ぜひ一家に一冊ご準備の上、
副作用のない自然のおくすりをお試しください。


http://www.naoruchikara.jp/shop4.html




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