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第15回 女の宣伝使と王仁三郎の男女観


前回は第8巻の「言霊解」を紹介しました。
王仁三郎が言霊学によって古事記を「予言書」として解釈したものです。

さて、この第8巻の最後から9巻にかけて、若い女性の宣伝使が登場します。
なんとまだ10代後半という若さです。
しかも三人姉妹です。
しかも二組も出てきます。

一組目は、
  松代姫(まつよひめ)
  竹野姫(たけのひめ)
  梅ケ香姫(うめがかひめ)
の三姉妹で、名前の一文字を取って「松竹梅」(まつたけうめ)の宣伝使と呼ばれています。

二組目は、
  秋月姫(あきづきひめ)
  深雪姫(みゆきひめ)
  橘姫(たちばなひめ)
の三姉妹で、名前の一文字を取って「月雪花」(つきゆきはな)の宣伝使と呼ばれています。


月雪花の宣伝使は、霊的にはスサノオの娘であり、後世、三女神となって再生したと
霊界物語に書かれています。(秋月姫→市杵嶋姫、深雪姫→多紀理姫、橘姫→多気津姫)
第12巻の天の岩戸開きの物語では重要な役割を果たす三姉妹です。


松竹梅も月雪花も、どちらも上から20歳、18歳、16歳くらいの若い宣伝使です。
現代の感覚ではまだまだ子どもですが、戦前の民法では女は15歳で結婚できたし、
実際に10代後半で結婚していた人はたくさんいたので、
当時の感覚では子どもというわけでもないと思います。


霊界物語には推定3千人くらい登場人物がおり、そのうちスサノオが導く
三五教(あなないきょう)の宣伝使は、数えたことはありませんが、
おそらく100人くらいはいると思います。
そのうち女は4割くらいでしょうか。

第13回で紹介した祝姫(はふりひめ)も、なかなか魅力的な女性宣伝使ですが、
他にこんな女の宣伝使がいます。

●八人乙女(やたりおとめ)

こちらも、霊界物語の主人公スサノオの娘で、8人います。
年齢はやはり10代後半~20歳くらい。
8人姉妹なのに年齢がみな近いのは...実は、実の娘ではなく、
身寄りのない子を拾って育てたからです。

長女から列記すると、
  愛子姫(あいこひめ)
  幾代姫(いくよひめ)
  五十子姫(いそこひめ)
  梅子姫(うめこひめ)
  英子姫(ひでこひめ)
  菊子姫(きくこひめ)
  君子姫(きみこひめ)
  末子姫(すえこひめ)

たくさんいて名前が覚えにくいですが、よく見ると50音順に並んでいるのがミソです。
第15巻以降に登場します。

このうち5人はバラモン教という弱肉強食の邪教に捕まり、朽ちた小舟に乗せられて
海流しの刑にされてしまうのです。
しかし、さすがスサノオの娘だけあって、そんなことではメゲません。
漂流して見知らぬ土地に流れ着き、その場所を天が与えた場所として感謝して、
三五教を広めて行くのです。

●初稚姫(はつわかひめ)

セブンティーン(17歳)です。
8歳のときから「お初」という名で登場します。
この人は生まれたときから悟りを開いているような人で、すでに8歳のときに、
霊界物語最凶の悪役・高姫(53歳)を言向け和しています。
それもそのはず、天国の天人が地上に降って生まれてきたからです。
「宣伝使は一人旅」という教えを地で行っている人で、他人と群れずにいつも一人で
行動しています。
ただしスマートという名の愛犬がいつもそばについています。狼のような山犬なんですが、
霊覚の高い神霊が犬に変化して初稚姫を守っているのです。守護霊みたいな守護犬です。

初稚姫は、ほかの宣伝使たちが危機に陥ったときに、すでに先回りしていて颯爽と登場し、
危機から救い出すという、かっこいい役柄です。


他にも沢山いますが、また次回以降少しずつ紹介して行きます。

     ★     ★     ★

ところで霊界物語は大正時代~昭和初期に書かれたもので、全体的に見て、
軍記調で書かれている部分が多いです。
軍国主義の時代ですからね。
マンガも「のらくろ三等兵」(ご存知ですか?)なんかが流行った時代です。

それで「言向け和す」ということに関しても「言霊戦」(ことたません)という、
いかにも戦記風に表現されています。

もう一つ時代背景として、大正デモクラシーなどがあり、
婦人解放運動が盛んになってきた時代です。

ですから、女性が戦場の最前線に出て「言霊戦」で敵と戦うという場面が多々あり、
それは当時としては結構新鮮な物語だったかも知れません。
現代では、男性顔勝りの逞しい女性コマンドが敵と戦うというのは
ハリウッド映画では当たり前な話ですけどね。


ところで王仁三郎の男女観というのは、簡単に言うと「男女は平等だが、
順序はある」というものです。

王仁三郎はこういうことを言っています。

 
------------------------------
女が男より先にお湯に入ったという小さな出来事のため、
やかましい問題をひき起こすことが度々あるという事を聞く(略)

男女同権は神の定め給うた規則である。
女が先にお湯に入っては悪いという理由がどこにあるか。
そういう事を言う人たちは、男が女よりも特別優れて生まれているというような
迷信に陥っているからである。
こういう旧い、こびりついた頭を持っていて、いつの日か神書霊界物語に盛られたる
天地の真理を実現することが出来ようか。
事柄はいと小さいけれど、神書に示さるる道理を無視し、旧来の道徳を標準として
人を裁くという事は、間違いのはなはだしいものである。(略)

無論、夫婦となった男女は針と糸との道理、すべてに夫を先にすべきは申すまでもない。

   ──『水鏡』「男女同権」より──
------------------------------

男女は平等・同権ですが、結婚すれば「夫婦」とか「家族」という一種の組織となります。
そして組織には序列とか順序が必要です。
会社だったら社長、部長、課長、係長、平社員という序列があって、上の指令には従う
必要があるし、席次も決まってますね。

こういう順序がないと、組織は混乱し、機能しません。
順序があるとはいえ、それは会社という組織における順序であって、
人間として上下の差別があるのではありません。
社長も平社員も人間としては対等であり平等ですよね。
家族も同様です。
老若男女みな平等ですが、人の集団・組織である以上、順序は必要です。
それで「夫を先に」しなさい、というのです。

それは物事の順序です。
王仁三郎は「神は順序にまします」と言うくらい、順序を重視します。
宇宙は秩序整然と動いている、と考えればわかりやすいと思います。
夫と妻が二人とも「自分が先だ」と覇権を競い合っていたのでは、
そりゃあ、家族は崩壊することでしょうねえ。

もっとも現代では女社長のご家庭が少なくないようで...
まあそれでも秩序があるのならいいのかも知れません。

ちなみに大本は女が教主だと神様によって定められています。

     ★     ★     ★

 
来年(2015年)年明け早々の1月4日(日)に、大阪市内で開催されるにんげんクラブ
(支部主催)のイベントで、講演をさせていただくことになりました。

舩井勝仁会長も東京から駆けつけて講演をされます。

講演もさることながら、関西方面の人たちが集まる年に一度の大交流会でもあります。
もちろん、にんげんクラブ会員でなくても参加歓迎です。


私は「王仁三郎が魁ける 現代日本の二つの鬼門」という演題で講演いたします。
鬼門はみなが避けて通りたい不吉な力ですが、それを表に出して復権させるというのが、
王仁三郎のテーゼです。
現代日本の鬼門とは何でしょうか。よく考えてみるとそれは天孫降臨に由来するものでした──。

ご都合のつく方はぜひお越し下さい。

イベントの詳細とお申し込みはこちらをどうぞ。
http://www.rakuenlife.com/ningen.html




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