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現地ガイド・アムロのアテンドで、
メンフィス博物館の中庭に出た私たち。
野外にも、数々の貴重な遺跡が展示されています。
ふと氣づくと、Yさんがスフィンクスの前でお祈りを捧げています。
「このスフィンクス、何か氣にならない?」
アラバスター(雪花石膏)という大理石で作られたスフィンクス。
その前に立った私たちは、何とも言えない雰囲気を感じていました。
身も心も、ゆったりとした自然体になれるような独特のエネルギー。
私たちは敬意を表する氣持ちで、お祈りを捧げました。
清らかでやさしいエネルギーが、その場に満ちていきます。
「なにか、マークが観える・・・。」
Yさんの言葉と時を同じくして、
私にもマークのイメージが浮かんできました。
どこかで観たことがあるような・・・。
想い出しました。
8月7日、北海道平取町の義経神社で観えたあのマークです。
(第2章エジプトでの御神事編・序編−4参照)
そして、Yさん。
「えーと、私が観えたのは、こんなマーク・・・」
「同じマークじゃないですか!」
「・・・あ、ホントだ。
いったい、どういう意味なんだろう?」
「それは、上エジプトと下エジプトの統一という意味があるネ。」
アムロのひと言に、みんなが納得の表情で頷きました。
今回の旅の目的。
それは「愛と調和に満ちた新しい星」を生み出すための
「祈りと誓い」です。
愛と調和は、分離ではなく統合。
ラムセス二世の巨像からのメッセージにもあったように
「和合・融合」が、新しい時代のキーワードなのです。
「北海道平取町とエジプトも、何かご縁があるんだろうねぇ。」
そう言いながら想い出したのは、2012年7月17日の出来事。
メッセンジャーであるMさんを通じて、
70年ほど前にこの世を旅立った、
ある宗教団体の開祖さんが語りかけてきた内容は、
次のようなものでした。
・このタイミングでこの場所にいることは既に決められていた。
・世の立て替え、立て直しをする準備は整った。今からが本番。
・今後様々な場所で様々な縁(エネルギー?)を繋いでほしい。
(序章−1・京都の下鴨神社にて 参照)
様々な場所で、縁(エネルギー)を繋ぐ・・・。
それは、地球上にあるエネルギースポットを繋ぐことが、
愛と調和に満ちた新しい星を生み出すために必要な
プロセスの一環であることを示しているのでしょう。
御神事の度に感じていた「地球規模のエネルギー変化」は、
志を同じくする人たちが、様々な場所で「ご縁(エネルギー)繋ぎ」
を行っていることの現れだったようです。
< ジォセル王のピラミッド・コンプレックス >
この日、最後に訪れたのは、サッカーラにある
ジォセル王の「階段ピラミッド」。
現存する世界最古のピラミッドと云われ、
ギザのピラミッドより100年以上も前に建てられたと考えられています。
「ギザのピラミッドで、大方の御神事は終わったと思ってたのにね・・・。」
「今日の方が、ハードだったかも(笑)」
濃過ぎる御神事の連続で、
ちょっとオーバーワーク氣味の5人(笑)。
でも、この土地はエジプト文明原初の記憶が宿る場所。
本日、最後にもうひと踏ん張りです!
ここでは、Yさんが中心となって「水の祈り」を捧げました。
乾いた大地が潤っていくようなビジョンが観えます。
爽やかな風が吹き抜け、
ここでの御神事も無事完了したことを教えてくれました。
自然界からのOKサインは、わかりやすいですね。
エジプトでの御神事も、いよいよ明日最終日を迎えます。