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舩井勝仁・はせくらみゆき・共著
きれい・ねっと 刊
定価 1,600円+税
「経営者への遺言を、父が私の体を借りて書こうとしているようにも感じる」と
舩井勝仁の序章にあるように、
すべての人が幸せに暮らしていける世の中にするためにどうしたらいいのかを、
覚悟をして本気で提案してくれている、すごい本です。
ポイントは「お金」。
二人の立ち位置が一番違うのが、「お金」だからです。
お金に関する本は山ほどありますが、
本著ほどまったく違う両極からのアプローチがなされているものはないでしょう。
現実の経済史上主義を命がけで造り上げてきたおじさん代表の船井勝仁、
お母さんでもあり時空を超えた感覚の持ち無主である、はせくらみゆきさんの
二人の共著だからこそ、できたことです。
真ん中に流れる川は大きくて深い。
この川に橋をかけ、融合できれば、新しい未来が広がる。
そのために、まずこの川があることを知り、
がんばって飛び越えようと繰り返し、慣れていくことから始めてほしいと
語っています。
お金の怖さを知りつくしている舩井勝仁の危機感と強い思い、
それを受けて、はせくらみゆきさんの優しい大きな世界観。
別々の本を順番に読んでいるようですが、
知らなかった事実をとてもわかりやすく聞いているうちに、
本来のお金の姿が単純に大きくなり、
ひとつに重なっていけそうな感覚になります。
なぜ靖国参拝に世界があれほど騒ぐのか、
世界の感覚と日本人の意識がこんなにずれていたとは知りませんでした。
悪いところは認めてクリーニングすれば、
必要のない謝罪を求められてもフェアに主張していけるようになる。
日本語は素晴らしい力を持っていて、その日本語を使う成熟した日本人なら、
誰もが幸せに暮らせる世の中を作り出せるのだそうです。
二人のいのちが共振してできた本。
読んだ人のいのちとも共振して、その波が大きくなり
いつの間にか地球を囲んでハッピーに包まれますように...
それがこの本の願いです。
あなたのいのちも共振させてください。
本著の購入チラシが同封されていますので、ぜひご利用ください。
(編集室 柴切純子)