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こんにちは。
にんげんクラブのこだまゆうこです。
今は初夏のすがすがしい季節。小鳥が巣立つ季節ですね。
ツバメの巣から、かわいい赤ちゃんツバメがピイピイ鳴いているのを見ると、
とても幸せな気持ちになりますよね。
つい昨日は、犬の散歩中に巣から落ちたコゲラの赤ちゃんを発見して、
近くに巣も親鳥も見当たらなかったし、他の動物に襲われてもいけないからと、
放っておくに放っておけなくて、家まで連れて帰りました。
今にも死んでしまいそうなか細い生命力で、
なんとか巣立つまで生きてほしいと祈ったのですが、
結局一時間もしないうちに私の手の中で死んでしまいました。
「ごめんね。無理に動かしちゃったから、
どこか痛かったかな。怖くてビックリしてショックだったかな。
私が殺してしまったのかもしれないね。
なんとか生きてほしかっただけなんだけど、本当にごめんね」
ほんの一時間前までは、存在も知らない同士だったのに、
小さな小さなはかない命が小鳥の体から離れたことで、
すごくせつなく悲しい気持ちになって、ちょっと涙が出ました。
それから、親鳥はきっと心配しているだろうなと思って、
小鳥を拾ったところまで持って帰って、
親鳥に聞こえるかどうかはわからなかったけれど、
空に向かって「ごめんなさい」と伝えてから、
拾った場所(山)の近くに埋葬しました。
さてその帰り道、一匹のシャクトリムシが、
私の肩の上をえっさほいさと歩いていました。
「お、シャクトリムシ君。危なかったねえ。
もう2時間くらい前に私の肩を歩いていたら、
間違いなく鳥のエサとして君を捕獲していたよ~」
と、冗談ぽく話しかけてから近くの葉っぱに戻してあげて、
ハタと気がつきました。
ついさっきまでは、それまで知らない存在だった小鳥の命を
救えなかったからと涙を流したけれど、
それまで知らない存在だったシャクトリムシの命には
冷酷なまでに無関心だった。
それどころか、小鳥を救うためにはその命を奪うことさえ
当然のことと思っていた。
その小鳥の命とシャクトリムシの命とに、
どれほどの差があったのだろう。
一つの命というものに対して私はなんと傲慢な考えを持っていたのだろう。
そんなことに思いを馳せるとともに、
あんなに小さな小鳥が生きていくのでさえも、
それを支えるたくさんの命が必要なのだから、
今自分が生きていくことには、どれだけたくさんの命が必要だろうか。
どれだけたくさんの命をいただいて、生かしていただいているだろう。
そのようなことにも考えいたりました。
何千何万と数え切れない植物や動物たちの命をいただいて、
生かしていただいている私たち。
そうしなければ生きていけないのであれば、
この命を使って、できるかぎりの愛をたくさんの命に届けたい。
愛と平和と調和に満ちた、みんなが暮らしやすい世の中に、
ほんの少しでも貢献できるように生きていきたい。
そのように今は感じています。
一匹の鳥の雛が死んでしまったせつない体験を通して、
森羅万象の命と、この世に生きることの尊さとはかなさとせつなさを感じ、
気づかせてくれた小鳥さんと、シャクトリムシ君と、
それから亡くなったけれどいつも身近で見守ってくれている方々に、
たくさんのありがとうを届けたいと思いました。
読者の皆様、長い文章をお読みいただきありがとうございます。
読んでくださる方がいらっしゃって、こうして文章を書かせていただいています。
ありがとうございます。
☆☆☆
さて、以下に、
せつなく愛しいこの世を生きるうえで羅針盤となるような、
素敵なセミナーや舞台のお得な情報を掲載します。
よろしければお読みくださいね。
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6月21日、22日の一泊二日で、
にんげんクラブ伊勢支部主催、悠久の伊勢に学ぶ会が開催されます。
伊勢神宮での、とても重要な儀式やお祭りのいくつかは、
夜や夜明けに行われるのだそうです。
昼にやればいいのに、わざわざ夜や夜明けにやらなければならないのは、
これは夜や夜明けにしかない、大自然の大きな力が関係しているのだそうです。
それと同じように、同じ志を持つ仲間たちが、
飲んだり食べたり寝たり語り合ったりして一夜を共に過ごし、
新しい朝を迎えることは、
そこでしか感じられない一体感が感じられることで、じつは非常に重要なことだと、
名著「すべては今のためにあったこと」の著者であり、
伊勢の父と呼ばれる修養団の中山靖雄先生から以前に教えていただきました。
このツアーも、ありがたいお話を聞き学び、伊勢の風を感じ、
水行で禊をしたりした後は、たぶん夜中まで、気の会う仲間同士で語り合うことでしょう。
そして迎える朝の神宮の厳かさを、どうぞ感じてみてください。
(もちろん、水行をやりたくない方はやらなくてもOKですし、
夜が苦手で早くお休みになりたいかたは、すぐに寝ていただいてもOKです。)
にんげんクラブ会員様だけでなく、どなた様でもご参加可能です。
日本人の故郷ともいえる伊勢神宮の、厳かで雄大で優しい雰囲気を感じに、
いらしてはいかがでしょうか。
日時: 6月21日(土) 13:30開講 6月22日(日) 12:30 解散
場所:公益財団法人修養団 伊勢青少年研修センター
三重県伊勢市宇治今在家町 153(TEL : 0596-25-0265)
現地集合、現地解散
参加費: 32,000円
お申込み: にんげんクラブ (下記のURLからどうぞ)
(http://www.ningenclub.jp/blog01/archives/2014/04/post_1540.html )
TEL : 03-6698 9561 E-mail : toiawase@ningenclub.com
宇治橋の上での一枚。舩井会長も生前お伊勢さんが大好きでした。
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はせくらみゆきさんと、鳴海周平さんのセミナーが、
6月7日土曜日に四谷セミナールームで行われます。
私から見ると、はせくらさんと鳴海さんのお二人は、
とっても愛のあふれる方々です。
その波動の周波数の細かさ(←この表現、わかります?笑)は、
ちょっと他にはないと感じます。
お二人のすばらしさを皆さんにお伝えしたい、
そして私もお二人の細かな波動に触れて近づきたい、
そんな良い心と下心をあわせ持って(笑)、
この日は私が司会をさせていただくことになりました(^^)/
ピンと来られた方は、ぜひお二人のお話を聞きに、
そしてぜひその波動の細かさを体感しにいらしてください。
本を読んだり、写真を見たりしただけでは、
絶対に感じることのできない良さが、このセミナーにはあると思います^^!
お二人と身近に触れ合える数少ないチャンスです。
http://www.ningenclub.jp/blog01/archives/2014/04/2267.html
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にんげんクラブ会員の皆様にとてもお得な情報です。
『カルメン』 (URL: http://hpot.jp/stage/carmen )
『レディディ』 (URL: http://hpot.jp/stage/ld2014 )
『海辺のカフカ』(URL: http://hpot.jp/stage/kafka ) と、
とても素敵な三つの舞台が、にんげんクラブ会員の皆様は割引になります。
舞台は生で感じることで、たくさんの感動を受け取れますよね。
テレビに出てくる一流の有名な俳優さんたちが名演技をしてくださるのを、
間近に見られるチャンスです。
私もぜひ見に行きたいなと思っています。
(7月号の会報誌にチラシが同封されますので、ご確認下さい。)
それより早く申し込みたい方、ご興味のある方はにんげんクラブ事務局まで
お問い合わせください。
TEL: 03-6698 9561 FAX: 03-5796 2710
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