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桜 満 開

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みなさん今日は、山形では、今がちょうど桜満開の時期をむかえました。
毎年ながら、桜の咲く時期は、心が和みます。

冬になると木々は、枯れたかのように、葉を落とし、色合いもなく、ただそこに存在しているように
しか見えません。しかし、春になるとまず、地面の草や、木々の葉が眠りから覚めたかのように
いっせいに成長します。

当然、目に入ってくる、周りの景色は、日ごとに色合いを深めていきますので、アンテナを少し、
日々感動する何かを見つけることに張っていますと、感動する機会も当然多くなります。

最近、感動することは多いですか? 少ないですか?
感動は無意識からの働きかけです。

脳科学者の茂木健一郎先生は、PHP文庫 「感動する脳」の中で、すぐに感動する人もいれば、
いつもシラケタ目で物事を見て少々の事では、感動しない人もいる。
この違いは、その人の性格なのでしょうか?
脳の視点から見ればその差は、性格でも何でもありません。感動とは、神様が私たち人間の脳に
与えてくれた驚くべき学習のメカニズムと表現されております。

最近、感動量が少ないと思っているなら、まずは、自らの無意識を解放してあげる事が大切です。
いたずらに目的や効率に縛られるのではなく、会社へと行く道に咲く花や、家路を急ぐ時に感じる
季節の風、そういうものに素直に身をゆだねると、小さな感動をたくさん味わえます。

脳科学の世界では、かつて、人間にとっての脳はただ、記憶したり思考したりするコンピュタ―の
ような働きをするものと思われていました。
しかし最近の研究では、喜び、悲しみなどの感情も、実は脳が深く関わっていると言うのが、
脳科学の主流になっています。

古い脳と言われる大脳辺縁系から感情は生まれます。この脳の部位は、人間だけでなく他の動物も
持っているので当然のことながら動物も感情を持っているのです。
以前、テレビで、子供を亡くした母のゾウさんが死んだ子供のゾウから離れようとせずに、目から涙を
流している映像を見たことがあります。
やはり、動物も本当に豊かな感情表現をするのです。

人間らしさはとは、豊かな感情表現なのかもしれませんが、最近、人の表情から豊かな感情表現が
消えていると感じる事があります。
これも、感動することが少なくなったのが原因の一つなのかもしれません。
人間らしい判断を下すのは、どちらかと言えば、コンピュタ―に近い大脳でなく、感情の脳、すなわち
大脳辺縁系です。

あまり考えずに心の声に耳を傾けてみましょう。
周りの何気ないところに感動の種はたくさんあるものです。普段は気づかないだけです。
感動するこが多くなればなるほど、人生を豊かなものにしてくれます。

          



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