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少年と少女の魂は絶望を越え日本と世界の未来へ向かう。被災地の子どもたちの作文集完全版『つなみ』

みなさん、こんにちは! にんげんクラブ世話人の川端淳司です。

2013年の春が訪れましたね。新しい季節・新しい時代の幕開けです。

みなさんは3月11日をどのように過ごされましたでしょうか?

私は2時46分から一分間の黙祷を行いました。
この日、日本全国の会社の同僚が黙祷を捧げたのですが、日本人はきっとこの時気持ちが
一つになったのだと思います。その一人一人の気持ちを良い未来に繋げたいですね。

6時15分からは神田司町のフロンティアショップで東京支部の定例会を開催しました。

言霊研究家の大下伸悦先生、佐々木重人さん、澤野大樹さんも参加下さり、大下先生の
アワの歌による鎮魂祈念に始まり参加者全員で黙祷を行い、被災地の少年少女の作文を
朗読しました。その後、ガイアの夜明けでも放映された震災復興プロジェクトで活躍された
佐々木重人さんからその体験談や石巻の海産の現状について伺い、最後は、よりあいで
これからのミロクの世(理想社会)や各自の想いについて語り合い素敵な時空間が幕を
閉じました。

私が世話人として開催する東京支部定例会はこれで卒業ですが、これから東京支部の
仲間たちが定例会やファミレスよりあい等で関東一円で渦を巻き起こすのがとても楽しみ
です。

東京支部の仲間たち、事務局のみなさん、大下伸悦先生、フロンティアショップのSeiさんと
淳子さんにはただただ感謝の気持ちで一杯で、この場をお借りして深く御礼申し上げます。
本当に素敵な体験の場をありがとうございました!


さて、連載第42回目は定例会で参加者に朗読していただいた被災地の少年少女の作文集
つなみ』をご紹介いたします。


130ほどの作文を読み終えて印象に残ったのは、極限の悲しみや苦しみを受けて、他者への
感謝を忘れず、生きているだけで幸せだという心境と苦しんでいる人を助けたいという利他の
心を持つに至る少年少女の魂の進化の輝きと清らかさでした。

文中から心に残った言葉を以下に抜粋いたします。

3・11で亡くなられた方の分まで日本人・地球人として一生懸命に生き、未来の子供たちのために
良い世界・ミロクの世を共に築いて参りましょう!


○小5女子 私はこの大震災でふつうの生活がとても幸せだということに気づいた。
 私はこの体験を何かにいかしていけたらいいなと思う。
○小5男子 いきてるだけでもさいこうです。
○小5女子 家がなくなり、どこに行こうか、とうほうにくれる今、みんなで「笑顔」を忘れず、
 石巻の 復興に向けて、がんばって、前より、良いくらしを作っていきたいです。
○小6女子 やっぱり食料、水、電気、ガス、安心感は、とても大切なものだと考えさせられ
 ました。
○高1男子 俺は生きてきたこの16年の間に、悲しみ、苦しみ、悔しさ、寂しさ、つらさ、恐さ、
 ひもじさ、喜び、楽しみ、うれしさ、すべてを体験しました。~略~ 不眠不休で働いてくれて
 いる自衛隊の皆様、 感謝してます。本当にありがとうございました。
○小1男子 こまっている人がいたら、ぼくもたすけてあげたいです。
 そんなつよくてやさしい人になっていきたいとおもいます。
○小6女子 人は決してひとりでは生きていけないこと、そして、ひとりではできないことでも
 誰かと力を合わせれば必ずできることを強く思い知った気がします。~略~ 自分は今、
 本当にたくさんの人の力で生きているのです。「ありがとう」の思いをいつもいつまでも
 忘れずに生きていこう、そう強く思います。~略~ あたりまえのように思えていたその
 一つが決してあたりまえなのではなくて、とても大切で幸せで何よりもの宝おのだと思う
 のです。
○中1女子 この震災がなければ、普段の生活では知り得ないことを知ることができた。
 ~略~ 決して諦めずに、希望をもって頑張れば、絶対乗り越えられるんだ、と最近強く
 思うようになった。
○小4男子 しばらくして、ぼくの親友が気中に来た。そのとき、おもいきり泣いてくれた。
 どうしたのときくと、「友達だろ」と言った。ぼくは、うれしくて、うれしくて、たまらなかった。
 ぼくは、ぼくのために泣いてくれる人こそ、「友だち」だと思った。
○中1女子 こうして大好きな家族とご飯を食べられることを、寝れることを、すごく幸せに
 思います。~略~ この記憶とたくさんの方々への感謝の気持ちは、私と共に明日へ
 向かっていくのです。
○中2女子 一番考えわかったことがあります。それは、人は支えあい、協力することが
 大切だということです。 ~略~ 私はこの震災で学んだこともあります。それは、一日
 一日を楽しく過ごし、生きているのは奇跡だということです。
○中1男子 千年に一度の大地震がおき大津波が発生し福島県の原子力発電所に大きな
 影響をあたえ今のような事態になりましたがそれを僕は、不幸だけとは思っていません。
 逆に僕は前より心が成長できた気がします。これからも福島県だけでなく、東北・日本
 復興に向かってがんばっていきたいです。
○中3女子 私達はこの出来事が起こったことにより、逆に学ぶことができたのだと思います。
 ~略~ もう、このような体験は繰り返したくないです。だからこそ、人は少しずつでも進んで
 いかなければならないのだと思います。私達は今、生きています。力強く生きているのです。
 震災で亡くなった人々を忘れないでください。彼らは生きていたからです。
 私の一番初めに言った学んだ事、それは生きる事です。一番当たり前で、一番難しいこと
 ではないでしょうか。~略~ 一人として、世界から欠けてはいけないのだと学びました。
 誰かが欠ける事により、誰かが言葉では表せない傷を負うと知り、本当に生きる事は大切
 なのだと、この体験を通して改めて学びました。世界中のみなさん、私たちに救いの手を
 差し出してくれてありがとうございます。本当にありがとう。被災者のみなさん、地球上の
 みなさん、この事実は語り継ぐべきだと私は思います。
 東を見てください。私たちのために明日はあります。



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