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マインドコントロール 日本人を騙し続ける支配者の真実


 
池田整治 (著)
2009年12月刊
出版社: ビジネス社
 
 
本書著者の池田氏は、『ザ・フナイ』上での連載や、船井幸雄がHP等で紹介したことから、
既にこの本を読まれた方が多いかもしれませんが、改めてここでご紹介させていただきたいと思います。
 
本書は、オウム真理敦事件の真相・背後関係等についてから、食生活が人に及ぼす影響、
「ヤマトごころ」である日本人精神、また、タイトルにもなっているマインドコントロールについて
書かれています。
 
オウム事件のサティアン突入に唯一参加した現役の自衛隊幹部である著者が語る事件の真実や、
社会背景はとても真実味と説得力に溢れており、読者をぐいぐいと引き込んでいく力を感じました。
よくある暴露本ではなく、日本人の本来持っている大切な魂を思い出させてくれる本だと思います。
淡々と綴られる文章の中にも、著者の熱い魂を感じました。
 
本書は、全6章から構成されています。
著者の生い立ちに触れながら、オウム事件の裏事情的な内容が記されている序章から始まり、
第1章では主に食品添加物について紹介されています。
米軍兵士は日本の水道水にはポイズン(塩素)が入っているから絶対に飲まないということや、
スーパーで売られるのは醤油ではなく「醤油風の調味料」であることなど、実際の生活に関する
食と情報操作のからくりについて説かれており、驚くと同時に、改めて食の大切さを感じました。
 
次の第2章では、インターネットの影響で、今まで情報操作されていた社会情勢も
白日のもとに晒されるようになったことについて触れています。
世界規模での意識向上が始まっているのかもしれないということに、期待したいと思います。
 
第3章『「ヤマトごころ」を歴史から抹消せよ』というタイトルの通り、本来の日本人的心や
文化が失われてきている実態が記されています。日本の秩序だった美しさや、
ヤマト魂を思い起こすと同時に、このままではいけないことをひしひしと感じます。
 
第4章では、現代日本へのマインドコントロール戦略について書かれています。
本当は「日本版画派=浮世絵派」と自ら名乗っていたゴッホのことを、
明治政府は「印象派」と誤訳させたなど、戦後の占領統治と同じシステムで
日本がマインドコントロール下に置かれていることは残念なことですが、
本書内で著者が触れているように、日本人だけが、多生の縁を体感させ、
包み込むことができるという理念のもとに、進んでいければと思います。
 
にんげんクラブ会員様には、ぜひお読みいただきたいオススメの一冊です。
 
                                 (にんげんクラブ会報誌2010年3月号より)



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