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ニンジンの奇跡 畑で学んだ病気にならない生き方


 
赤峰 勝人 (著)
2009年6月刊
出版社: 講談社
 
 
本書は、2011年5月号の輝く仕事人にご登場いただいた佐藤文彦さんに、
大いなる薫陶を与えられた赤峰勝人さんの書かれた本です。

本書をお読みになられる方は、まず表紙からビックリさせられることと思います。
星が輝くような満面の笑顔で、ニンジンを両手に持った赤峰さん。
その手にあるニンジンは、ビックリするほど大きく、立派なものです。
これはどの立派なニンジンは、私は今までに一度も見たことがありませんでした。
誰かに「これは新種のダイコンだよ」と教えられたら、きっとそれを信じただろうと思います。
 
無農薬、無化学肥料というだけでもすごいのに、これだけのニンジンが作れる人が
書いた本ならば、ぜひ読まなければならない......と、ワクワクした気持ちで文章を読み始めました。
 
優しい文章で書かれた本書から学べるのは、農業のことだけではありません。
自然の大切さや、食事の大切さ、害虫と呼ばれている虫たちや、アトピーなどの病気が
教えてくれること等、様々なことが学べます。
 
通常は農家に嫌われる虫ですが、赤峰さんは、虫たちのことを神虫と呼びます。
虫たちは、人間に体に悪いものを食べさせないよう、教えてくれているのです。
この世は繋がっていて、この世に生まれた生物は、すべて大切な役割があって
生まれてきていることが、よくわかります。
 
本書を読んで、自分の体を作っている食事には、なるべく自然で体に良いものを
食べたいと心から思えました。
エネルギー溢れる本物の食べ物を食べれば、食事の量は多くなくても良いのだそうです。
その野菜本来のしっかりとした味がある野菜を、きちんと選んで食べたいと思いました。
 
また、特に大切なのは、ミネラルだそうです。
巷の健康法では、減塩をよく言われますが、じつは自然の塩、ミネラルが不足して
病気になることが多いようです。
 
夜寝る前にほんの少しだけ、と読みはじめた本書でしたが、その文章に
どんどん引き込まれ、結局夜中の3時すぎまでかかってひといきに読み終えてしまいました。
しかも、あまりにも感動して読んだためか、はたまた読みながら舐めていた
自然塩が効いたのかはわかりませんが、その後も興奮が収まらず、遂に朝まで
一睡もできないほどでした。
 
佐藤さんが赤峰さんの畑を見て「これなら俺にもできるかもしれない」と思われた
ワクワクの気持ちが、木書を読んでわかるような気がしました。
自然や農業がきっと愛おしくなる本です。ぜひお読みください。
 
                               (にんげんクラブ会報誌2011年5月号より)
 
 



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