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バシャール(チャネル:ダリル・アンカ)&坂本政道 (著), 大空夢湧子 (翻訳)
2009年5月刊
出版社: ヴォイス
本書は、ダリル・アンカ氏のチャネル(送受信)するバシャール(宇宙存在と言われている)と、
ヘミシンクの日本での第一人者でもある坂本政道氏の対談本となります。
本書の構成としては、4つのセッション+付記から成りたっています。
個人的に特におもしろく感じたテーマにポイントを当て、セッションごとに
少しご紹介させていただきます。
まず始めのセッション1は「人類の起源」というテーマから始まります。
一番最初の坂本氏の質問「人類はどのように始まったか?」についての、
バシャールの「前人類的存在が、異星人たちによって遺伝子操作されて人類ができた」
という会話から、この本が今までの私たちの常識を覆す本だというのがわかります。
その他にも、人類創世記以前の文明や、ムー、レムリア、アトランティスなど
過去あったとされる大陸について等が書かれており、とても興味深く読みました。
セッション2は主にピラミッド等古代文明や、UFOについて。ピラミッドが持つパワーや、
意味、秘密について、音の振動による浮揚技術を使い、石を動かしていたなど、
より科学的な技術についても紹介されていました。
また、意識と振動数についての密接な関係や、振動数の違いと人間性のことなど、
納得できることがたくさん記されています。
セッション3では、2012年やパラレルアースについてです。
個人的には、この章が一番興味深かったのですが、バシャール氏曰く、物事の全ては
私達が創り出しているそうです。つまり、今、同時にいくつものパラレル・アース、
平行した地球があり、その人の選択により、瞬時にそのいくつもの世界の中を
移行しているというのです。
例えば、オバマ氏が当選した地球もあれば、マケイン氏が当選した地球もある、
どちらを選ぶかは、その人次第。無意識にその人自身が選んだ世界で生きているということでした。
それを信じるかどうかは、各個人によりますが、とても面白い話だと思います。
最後のセッション4では、情熱、ワクワクすることをテーマに書かれています。
バシャールは、2012年に向けてどう生きていくのがよいかという問いについて、
可能なかぎり毎瞬毎瞬、情熱、ワクワクする気持ちに従って行動するといいと言っています。
本当の自分自身になりたいのであれば、ワクワクする方向に向かって行動することが大切、
という説明には、深く納得しました。
物事の見識が広がり、根源的なことを知るのにも、とてもオススメの一冊です。
ぜひお読みください。
(にんげんクラブ会報誌2009年7月号より)