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どんな仕事も楽しくなる3つの物語


 
福島 正伸 (著)
2008年3月 刊
出版社: きこ書房
 
 
この本は、『船井幸雄オープンワールド2008(2008年にんげんクラブ全国大会)』にも
出演予定をされている福島正伸氏の最新刊です。

現在、株式会社アントレプレナーセンターの代表取締役でもある福島氏が、
過去現在において自身が考え、体験、経験してきた様々な事象について得られたこと等を
本書で分りやすく紹介しています。

この本を読む前は、私自身仕事を楽しんでいると思っていました。
もちろん、読み終わった後もその思いは変わっていませんが、それはあくまでも標準的楽しいレベルの
ものであり、本当に心の底から楽しいものではないということに気がつきました。
と、いうのも自分自身、楽しむための努力が足りなかったのです。

努力というと少し変かもしれませんが、“仕事”、そして“生きること”に対し、真剣に考え、
自分自身を見つめ、気づき、感謝する心がもっともっと必要だと本書を読み、改めて感じました。

約100ページ強の比較的薄い本ですが、内容はとても充実しており、奥の深い本だと思います。
本書の内容を少しあげますと、前半は、人であふれた駐車場の管理人さん、
日本一のタクシー会社を創ろうとしている運転手さん、警察で講師をつとめるペンキ屋さんの
実在する3人の物語を紹介しています。
 
 
3つの物語とも、それぞれ素敵な方達ばかりで、読み終わった後はとても感動しました。
皆さんすごく前向きで、常に自分にできるベストのことをされている方達であり、本文を通して
その方達の物語、人生に触れることで、読む人の生きる指針になるのではないかと思います。

後半では、著者が“仕事が感動に変わる、五つの心構え”としてポイントを5つ提示し、
その1つ1つのポイントについて、実際に例をあげながら、とても分りやすく説明しています。
その5つのポイントは、特別な能力でもなく、どんな仕事に関わっている人にでも当てはめることができる、仕事に対する考え方に関するものです。

文中で、著者が「考え方を変えるというのは、気づくこと。気づくことで、実践することができる。
実践することで、実感することができるようになる。そして、実感することができれば、
習慣にすることもできるようになる。」と言っていますが、これを読んだ時は目からウロコでした。
本当にその通りのことだと思います。

なんとなく分っているようなことでも、言葉、文面として読むと改めて心身に染み入るような気がします。
もちろん、このことだけでなく、本書の各ページに散りばめられている仕事、
そして人生を楽しく生きるためのエッセンスは、それを読み取った人全てに対して語りかけ、
糧になり、そして身になるものだと思います。

今の仕事に満足していない人だけでなく、今楽しんでいると思っている方にもおすすめの1冊です。
きっと何かの気づきが得られることと思います。ぜひお読みください。
 
                              (にんげんクラブ会報誌2008年7月号より抜粋)



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