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ジョージ・ハント・ウィリアムソン (著), 坂本 貢一 (翻訳)
2007年5月 発行
出版社 徳間書店
この本は、1958年にアメリカで出版されたものです。
459ページと、かなり分厚い本で読みごたえがあります。
著者はこの本によって、エジプトとイスラエルの古代史の大幅な書き換えを試みています。
この本はレムリア、アトランティス、ムーの物語から始まり、宇宙からやってきた人類を
良い方向へ導く「グッドリー・カンパニー(光の仕事人たち)」が何度も地球上で転生を繰り返し、
いろいろな時代で活躍してきた・・・そして今なお世界中でひっそりと活動している、
という内容が書かれています。
古代エジプトの秘密、フリーエネルギー、UFO、宇宙人、精神世界からノストラダムスを
はじめとする世紀末の予言まで幅広い分野の事柄が書かれており、
50年を経た今もなおこの内容は新鮮に読むことができました。
個人的な意見として、エジプトやキリスト教などの古代史に疎い私は、
誰が誰の生まれ変わりで・・・・と書かれてあることが、似たような名前で
あまりにも人数が多いため、途中で文章の意味がわからなく箇所がたくさんありました。
歴史の素人には難しい本だとも言えます。
先に大まかなエジプト、イスラエルの歴史を勉強してから読むと、
より一層楽しいのではないかと思います。
チャネリングに基づいて書かれている部分も多いため、それは本当に正しいの??と
眉唾な部分も多くありますが、それでも本書に書かれている内容は
おおむね正しいのだろうと思えました。
たくさんのヒントを与えてくれた本だと思います。ぜひお読みください。
(にんげんクラブ会報誌2007年9月号より抜粋)