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「明治維新の志士たちはどうしてヒーローになり得たのか?」
その答は、「当時の下級武士たちには日本の歴史を動かすほどの
ピュアで誇り高い情熱と、日本という自国を愛する
熱い熱い熱い思いと叡智があったからだろう。」
・・・・・・と、いままでの浅い知識の中では、こう漠然と認識していました。
よほどの歴史マニアな方以外では
多くの人がこのように考えていらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、この本を読んでみてください。
今までの漠然とした認識と言えるものが
吹っ飛んでしまいます。
なーるほど。
これぞにんげんの世界だなぁ、と納得しました。
なんだか、今までは、
「それにしても神業のようだ。
こんなにすごい日本人が昔はいたのか。
日本人はこんなにも変わるのか。」
と、幕末の志士たちを少し神格化していたのは、
当時の歴史がどうにも常識で納得ができなかったからだ。
話しがうまくできすぎていると思っていたからだ。
と、わかりました。
この本を読むと、坂本龍馬も、勝海舟も、
ヒーローではなく、
「エゴが強くて計算高い、現在にもいそうな普通の人(?)」
に思えました。
ちなみに同じテーマでこちらの本もお奨めです。
二冊とも、ぜひ一度お読みください。
そして、この歴史事実から学び取り、
今の時代をわたしたちはどう生きなければいけないのか、
一緒に考えていきましょう。