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にんげんクラブ おすすめ書籍 月別一覧

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2024年3月号おすすめ書籍(会報誌より)


今日誰のために100.jpg

『今日、誰のために生きる?』
アフリカの小さな村が教えてくれた
幸せがずっと続く の物語

ひすいこたろう SHOGEN(共著)
廣済堂出版 刊
定価 1,760円(税込)

本書は、作家のひすいこたろうさんと、
ペンキ画家のSHOGENさんの共著です。
本書は瞬く間にベストセラーとなり、
「SHOGENさんってご存じですか?
すごくいい本なのでぜひ読んでみて」
と何人もの方から本書をオススメされました。
大切なメッセージが、たくさん込められた本だと思います。

SHOGENさんは、サラリーマンだった頃に、
アフリカ、タンザニアのティンガティンガという
アートが描かれた一枚のポストカードに衝撃を受け、
「これだ!」と思って会社を辞めて
タンザニアのブンジュという村にアートを学びにいきました。
ブンジュ村の皆さんとの不思議な交流が、
物語のように生き生きと文章に描かれています。

日本とはまったく違った文化の人たちが、
何を大切に生きているのか、
シンプルながらもストレートな言葉のやりとりが胸を打ちます。

場の空気を読む日本人からすると、
時には自分勝手のようにも思えるほどに、
自分と自分のやりたいことを大切にして、
不思議と調和の保たれているブンジュ村の人々の生活は
とても魅力的です。
ブンジュ村に伝わる幸せの3か条や、
感動的な仲直りの仕方、仕事に対する心構え、
あきらめることの大切さ、自分を大切にすることなど、
本質を突いた言葉たちの宝箱のようです。

国が違うとここまで価値観が違うものなのだな、
と読み進めながら思っておりましたが、
なんとブンジュ村の人たちに大切な生き方を教えてくれたのは、
かつての日本人だったとのこと。

後半では、SHOGENさんの綴ったエピソードをもとに、
ひすいこたろうさんが解説をしてくださっています。
ひすいさんの解説で、SHOGENさんの文章がより心に落とし込めました。

生きるとはどういうことか、本当に大切にすることは何か、
日本人のDNAに刻まれた日本人の生き方とは等々、
心に響く内容でした。


(編集室 兒玉裕子)

2024年2月号おすすめ書籍(会報誌より)


国境なき医師団100.jpg

『「国境なき医師団」の僕が
世界一過酷な場所で見つけた命の次に大事なこと』
村田慎二郎(著)
サンマ ーク出 版 刊
定価 1,870円(税込)

本書は、国境なき医師団日本事務局長である
村田慎二郎氏の体験から書かれた本です。
普通の自己啓発本と一線を画し、命を懸けてこの本を必要な人に伝えたい
著者の思いが感じられ、過酷な体験の重みと多くの方の夢や希望が
込められた本だと思います。

本書に書かれている内容は、安全で清潔で多くの娯楽がある日本とは
あまりにもかけ離れていて、とてもショックを受けました。
本書を開いてほんの数ページで、涙無しには読むことができませんでした。

まずは第一章で、世界ではどんなことが起こっているのか、
村田氏の派遣された国での様子や過酷な体験が綴られています。
衝撃的で、読むだけで動揺してしまいそうな世界の現実に、
とても考えさせられます。

そして第二章では、アイデンティティについてです。
世界の現状を見渡した中で、自分がどんな国に生まれ、どんな環境で
育ったか、どれほど恵まれた状態にいるか、自分と、日本という
国について改めて考えさせられます。
今の自分の悩みごとは小さくささいなことのように感じられました。

そして第三章では夢について書かれています。
日本のような国に生まれて、夢を追いかけないのはモッタイナイ。
人生で叶えたい夢を大きく描くことを考えさせられます。

第四章は、戦略。
夢を叶えるためには、どう行動するか、戦略が大事です。

そして第五章は、チームでの活動をする中での
リーダーシップについて。

第六章は、パブリック。
個人の幸せの追求にとどまらない大きな夢についてです。

国境なき医師団日本事務局長や、ハーバード・ケネディスクールで
行政学修士を取得など、村田氏が多くの失敗と挫折を繰り返しながらも、
夢を追い続けた生き方が多くの人に希望と勇気を与えると思います。
すべての人にオススメですが、特に若い世代の人に読んでもらいたい
本だと思います。


(編集室 兒玉裕子)





ゴミ拾いをすると100.jpg

『ゴミ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも♪』
吉川充秀(著)
あさ出版 刊
定価1,653円+税

 開業した書店が半年で月商1000万円のドル箱店に成長し、
著者は26歳で高額納税者入りを果たします。
その後、リサイクルを中心に事業領域を拡大。
整骨院事業に参入。
2022年現在グループ全体で4事業部17業態51店舗を運営。
創業した会社は年商47億円で、13年連続増収増益を継続中。
いわゆる資本主義社会の成功者です。

そして「幸福の専門家」という顔も持ち合わせています。
著者の経営上の目的は従業員の幸福です。
本当に幸福を感じてもらうためには、幸福を研究する必要がありました。
「経営の仕組み化」と「幸福の研究」で真理を追求するために、
かけた費用は18年間で2億円。
セミナーオタクと仲間の社長に言われ続けたそうです。
そして、最終的に残った、とっておきの習慣がゴミ拾いだったのです。

幸せのベクトルは二つあると著者は語ります。
一つは、なりたい自分になる、結果を出すために頑張る
「自己実現」のベクトル。
もう一つは、ありのままの自分を認めて自分を好きになる、
「自己肯定」のベクトルです。

前者は、物質社会での成功をメインにしたマテリアル(物質中心)な生き方。
後者は、スピリチュアル(精神中心)な生き方。
著者はマテリアルもスピリチュアルも極めたバイプレーヤーなのです。

ただし著者にとってのスピリチュアルは、
日頃の精神(心の状態)を上機嫌にするために生活を楽しむことです。
ゴミ拾いをすると物を大切にするようになり、少しだけ優しい心になれます。
もっともっと欲しいと追いかけることが自然と減り、
あるもので満足することが増えました。
一人一人が自分で上機嫌な心を創れるようになると、他人への干渉が減り、
人間関係が円滑になります。
それが広がれば素敵な社会ができます。

ゴミ拾いが「ときめき」になるかは、人によるとは思いますが、
針の振れ幅は爽快です。
ぜひお読みください。


    (編集室 柴切純子)

2024年1月号おすすめ書籍(会報誌より)


おくすりなごはん.jpg

「生きる力」を最大限に高める
『おくすりなごはん』
船戸博子(著)
方丈社 刊
定価 1,650円(税込)


本書は、漢方医として40年以上診察を続けてきた
船戸博子先生が書かれた、健康と食事についての本です。
医者として患者さんと向き合う中で、
どれだけ薬が開発されようと、
人々の健康にとって日々のごはんに
勝るものはないことを教えてくれます。

PARTⅠでは、
漢方と「おくすりなごはん」と題して、
漢方の見方
「気」「血」「水」や、「木」「火」「土」「金」「水」など、
五行に沿った考え方を、やさしく解説してくださいます。
季節の解説と五行からの解説、
そして要注意な臓器などと共に、
オススメの食材が掲載されていて、
ここを読むだけでもかなり勉強になります。

PARTⅡは、
あなたのための「おくすりなごはん」です。
博子先生の診察を受けると、
漢方診察と同時に血液検査も行ったうえで、
その人の体に合った食材は何か、
どのように調理して食べるのが適切かといった
食事のカルテも作ってもらえます。
博子先生とご主人の船戸崇史先生が
開業された船戸クリニックでは、
「Villa KANPO」という宿泊ができる施設があり、
そこでその人の性質、体質に合ったパーソナル薬膳を
ディナーとして提供いただけるそうです。
この章では美しいディナーの写真とともに、
様々なケースの人の体の症状や特徴、
オススメの食材やオススメの食べ方などが
紹介されています。
親子二人で診察に行った場合などは、
二人に共通するオススメの食材も教えてくださいます。

PARTⅢは
がんと「おくすりなごはん」です。
なぜがんになるのか、
がん細胞が好きな食材は何かなど、
がんの人もそうでない人も一読する価値があります。
免疫力を高める食事や習慣などもわかります。

巻末に免疫力を高めるレシピがいくつか掲載されていて、
「ヒポクラテススープ」や薬膳粥など、
とても興味深いものでした。
スープや粥には塩を入れるものだと思っていましたが、
無塩のおいしさを味わってください、
との記載があり、
ぜひ作ってみたいと思いました。


(編集室 兒玉裕子)




はじまりのカタカムナ100.jpg

『ハジマリのカタカムナ』
  生命発生の物理
川ヰ 亜哉子(著)
ヒカルランド 刊
定価2,000円+税

 なぜ空をソラというのか、
人はなぜ生まれてくるのか...
答えのない問いを果てしなく考える子供が、
そのまま大人になってしまったような著者は、
空をなぜソラというのかがわかれば、
人が死んだらどこに行くのかがわかるような気がしていたそうです。

日本語のことばの理由がわかる講座があると知人から誘われ、
そこで出会ったカタカムナの勉強会は、とても難解で、
まるで物理の授業といってもいいものでした。

「すべてのものは変遷することで生まれ続ける」
「止まっているものなど何一つない
不確定なこの世を知るということは、
不確定な動きを正確に知ること」
「言葉の本質を知ることで、生きる力を得る」
「自分を取り巻いている環境や宇宙、
見えない世界を大きく包み込んだ世界、
そこから命はやってきて、その世界へと還る」

人生なんてこんなものだと
悟ったような気になっていた著者は、
見事にカタカムナに夢中になりました。

著者は、『カタカムナ文献』を解読し世界観をまとめた
物理学者、楢崎皐月氏、
並びに氏の後継者である宇野多美恵氏が引き継いだ
『相似象学』を学び、
『カタカムナ相似象』として、
独自にカタカムナウタヒの研究を続けています。
カタカムナ相似象が持つ根源的な素晴らしさを、
わかりやすく誠実に世に伝えていくことを決意し、
宇宙の摂理を日常に取り入れることで、
自身の人生はもちろん、人生が好転していくと
大きな反響を呼んでいます。

「すべてのものは相似的で、
時間や空間は密接につながり合い、
たとえ一人でいたとしてもその場に存在することで、
すべてのものと関係性を持っている」

バランスが大きく崩れているこの時代だからこそ、
カタカムナが伝える発生の哲学『ヒトツカタ』を、
著者なりの解釈で私たちに伝えるために、
本著がうまれました。
じっくりお読みください。


  (編集室 柴切純子)

2023年12月号おすすめ書籍(会報誌より)


高島100.jpg

『人類滅亡の回避ときたる黄金期の世界』
高次宇宙種族プレヤーレンによる警告と教え

高島康司(著)
ナ チ ュ ラ ル ス ピ リット 刊
定価 1,870円(税込)


本書は、ビリー・マイヤー氏がコンタクトする
宇宙種族であるプレヤーレンの数名のメンバーと
ビリー氏との何十年にもわたる交流を、
にんげんクラブ会報誌でも長年ご執筆いただいている
高島康司先生が今の人類に特に重要なポイントを絞って、
まとめて解説くださっていて、
とても読みやすくまとめられていながら、
充実した内容の本だと思います。

本書のはじめには、プレヤーレンのメンバーたちの名前と
容姿のイラストや、ビリー氏が撮影した多くのUFOの写真が
掲載されており、驚くほど鮮明なUFOの写真にびっくりしました。

第一章は、「人類は『種の大絶滅』に向かっている」という
見出しでまとめられ、今は人類や地球にとって、
待った無しのとても大切な時期であることがわかります。
プレヤーレンのプターによると、現在の地球の人口は実は
90億人を超えているそうで、地球にとって最適な人口は
5億人程度が理想なのだそうです。
宗教の影響により無秩序に増えすぎてしまった人口のために、
さまざまな疫病が流行り、
人々は土地や資源や食料をめぐって争います。
また今後は人工知能が暴走し、
人々は思考を奪われ自分を失っていくことなど、
現在の地球が抱えている問題が詳細にまとめられていました。

地球上の人類の進化をサポートするために
輪廻転生する使命を持った霊体のことを、
プレヤーレンはノコデミオンと呼びます。
ビリー氏は、預言者としての役割を持ったノコデミオンとして、
何度も地球に転生しているそうです。
ビリー氏の預言の量は驚くほどに膨大であり、
その内容も非常に難解です。

1946年、ビリー氏はわずか9歳の頃から、
プレヤーレンから本格的に霊的進化に関する教えを学んでおり、
その学びと預言は今なお続いています。
地球や人類の現状や、プレヤーレンの科学が明かす意識と
生命力アップの情報など、とても参考になりました。
ご興味のある方はぜひお読みください。


  (編集室 兒玉裕子)




しきたり一二か月100.jpg

こころもからだも整う
しきたり十二か月
   ひごと・つきごと・ひとのこと
井戸 理恵子(著)
かんき出版 刊
定価1,400円+税


 今年の夏は本当に暑かったです。
6月くらいから9月過ぎても、
少しの中休みもなくずっと暑かったです。
自転車に乗ることが多くなったので、
うんざりするくらい暑かったです。

でも思い返すと、カレンダーが8月に変わったころ、
暑さは変わらなかったにもかかわらず、
あれ、風が変わったな、と感じる瞬間がありました。
季節は変わっていくのだなと実感しました。

 本著を手に取った時、
なんだか穏やかな安らかな気持ちになりました。

著者は、多摩美術大学の非常勤講師として教鞭を執る傍ら、
日本全国まわって、先人の受け継いできた各地に残る伝統儀礼、
風習、歌謡、信仰、地域特有の祭り、習慣、伝統技術などを、
その意味と本質を読み解き、現代に活かす活動をされています。

『暦とは「日読み」。
日を読むことから転じているといわれています。
一日一日を大切に暮らす。
その日その日を弔うがごとく、生きる...。

副題に「ひごと・つきごと・ひとのこと」とつけましたのは、
そうした頃の人々の心に寄り添いたかったからです。
春夏秋冬など自然環境を司る太陽と、人間の体を調整する月。
その太陽と月の動きにゆだねた暮らし。
身体が自然の流れと調和して楽になり、
日々の暮らしが愛おしくなっていくと思います。
大いなる時間の流れが、
自らの軸を決してブレない
確固たるものに変えてくれるものと信じて。』

第1章は「先人に学ぶ暮らしの時間割」。
春夏秋冬、二十四節季、五節供など、
自然と共に生きるリズムを教えてくれます。
第二章は「暦の知恵に寄り添う一二か月」。
季節の花や旬の食べ物、暮らしの整え方が、
優しいイラスト共に語られます。
第三章は「心と体をリセットするアエノコト養生訓」。
夏にビールがおいしいのにも、意味がありました。

変化を感じた瞬間に、手に取って確かめたくなる本です。
ぜひ、そばにおいてください。


  (編集室 柴切純子)

2023年11月号おすすめ書籍(会報誌より)


植物と.jpg

『未来はすでに出来ている?!
植物とセカイムラコンセプト』
さとうみつろう・入口初美・AKIRA ・セカイムラメンバー(共著)
ヒカ ルランド 刊
定価 1,870円(税込)


本書は、2022年12 月10 日に
さとうみつろうさんの所有する光楽園(レイビレッジ)にて行われた
「セカイムラ豊年祭、タネの交換会」の模様を書籍化したものです。

本書を読み始めたときは、セカイムラ豊年祭での様子が
ただ文字になっている文体に慣れず、
内輪ウケはするだろうけれど、登壇者による漫才のようなやり取りは
わざわざ文章にする必要があったのだろうか、と
正直なところ苛立ちを感じました。

しかし読み進めるにつれて、入口初美さん、AKIRAさん、
さとうみつろうさんの会話のテンポがだんだんと面白く感じ始めて、
テレビの地上波ではできない話題も、書籍ならば発信できることは、
書籍の良さかもしれないなと思いました。
また、タネの交換会は、都会に暮らしていると縁遠い世界なので、
とても興味深く感じました。

ナチュラルメディスンガイドのはっちゃんこと入口初美さんは、
植物やハーブの研究家であり、植物の声が聞こえるのだそうです。
その場に行って植物と対話すれば、その土地がどんな土地かわかり、
そこに住む人たちの状態もわかるそうです。

AKIRAさんは、世界120カ国以上を旅し、
小説家、画家、ミュージシャンとして活躍されています。
AKIRAさんの歌の歌詞も掲載されていて、
ハッとするような印象深い歌詞です。

リアルシャーマンと言っていい AKIRAさんとはっちゃん、
お二人の話す言葉は、ときどきいい加減でありながら、
本質をズバリと突きます。
目の前の人に完璧に向き合って語るけれど、あとは無責任で、
自分の語った言葉もスッと忘れます。
優しくストレートな言葉で、裏表がなく、相手をジャッジしないで、
いい意味で無責任で、自分の持つ深い叡智を語ってくれるところが、
すごく心地良さを感じます。
そのお二人を、さとうみつろうさんが上手に質問したり、
言葉が足りないところを補足したりしていて、
バランスが良く楽しい鼎談でした。


(編集室 兒玉裕子)




スターシード達へ100.jpg

『地球で遊び、故郷の星へ帰る!
約束してきたスターシード達へ』
Starseed ku ・
スピリチュアルakiko (著)
ヒカルランド 刊
定価1,800円+税


「今世を大切に生きて、来世は故郷の星に帰る―
そのためのエネルギー覚醒セッションです!
あなたのパラレルソウルを招致し、
ベガ、リラ、アルクトゥルス、シリウス、プレアデス、
アンドロメダへとつなげます。
そう、あなたはいくつもの宇宙のエネルギーと交流して
地球に遊びに来ているスターシードなのです♪ 
何度も読み返すことで、あなたの未来を最適化します」

スターシードとは、
元々地球とは違う惑星にいた魂が転生して、
地球へやってきた人のこと。
地球をより良い道へと導くために、
地球に生まれてきた人のことだそうです。

著者のStarseed ku氏は、会社経営を経て、
スピリチュアルや宗教関連は40年に及びます。
幼少の時よりスターシードの自覚があり、
22歳の頃、霊的覚醒を得ました。

スピリチュアルakiko氏は、長野県出身。
今現在はインドで夫と3人の子どもたちと暮らしています。
2015年から、スピリチュアル活動を始めて、
トータル2000人ほどのセッションや講座をこなし、
霊視、チャネリング、潜在意識書き換え、宇宙語が得意です。

信じる、信じられないは、あなた次第。
でも、夜空を見上げてみてください。
東京の、四角く切り取られた、白っぽい空にでも、
光輝く星が見えます。
宇宙にはどれだけの星が存在しているか、
もう人間には計り知れません。
そんな中、地球にだけしか生命体がいないなんて、
そんなことがあるでしょうか。
だったら、宇宙人であることを信じて、
こんなふうに考えて生きていけたら、
こんなに幸せで楽しい人生はないなと、
本著を読んで、心から感じました。

この文章に出会っていることは、
すなわち、あなたもスターシードなのでしょう。
対話形式でとても読みやすく、
キーになる言葉がたくさんちりばめられています。
ぜひ、お読みください。


 (編集室 柴切純子)

2023年9月号おすすめ書籍(会報誌より)

『子どものデジタル脳
完全回復プログラム』
ヴィクトリア・L・ダンクリー(著)川島隆太(監修)鹿田昌美(訳)
飛鳥新社 刊
定価 1,980円(税込)


本書には、スマホやゲームなどのデジタル機器が
どれだけ子どもの脳に影響を与えているか、
怖いくらいの事実が書かれています。
1日数時間のゲームがきっかけで、
暴力、引きこもり、発達障害、うつ、てんかん、
分離不安、パニック発作、双極性障害、強迫性障害、
夜驚症、チックなど様々な影響を受ける子どもがいます。

本書は子どもを対象にした題材だから、
大人が読む必要がないと
タイトルから思ってしまうかもしれませんが、
身近にお子さんがいてもいなくても、
デジタル機器と接するすべての人が読むと
参考になると思います。

特にスマホ無しの生活は考えられない大人にとって、
本書に書かれた内容は非常にショッキングです。
さらに恐ろしいことは、本書の翻訳が
日本で出版されたのは2022年ですが、
アメリカで出版されたのは2015年だという事実です。

本書が書かれた時よりもすでに8年が経っており、
デジタル機器に関する状況は何の規制もなく、
さらに進んでしまいました。
デジタル機器が及ぼす脳への悪影響は、
たくさんの症例が出ているにもかかわらず、
情報は隠され、多くの人は現実から目をそらし続けます。

現在では小学生も一人一台の
タブレットを持たせる時代となりました。
現代は、医師から発達障害や精神疾患と診断されるお子さんが、
昔に比べてかなり増えていますが、
じつはデジタル機器が脳に悪影響を与えていただけで、
デジタルデトックスをすることによって
お子さんの状態が劇的に改善する例が多くあるそうです。
子どもにデジタルデトックスを始めてから最初の2、3日は、
暴れ、泣き叫び、部屋を破壊し、
まるでドラッグの禁断症状のようであったと語る親の言葉は、
他人事ではありません。

このままデジタル機器に依存していく生活を続ければ、
いつの日か、自分の子どもや自分自身が、
同じ状況になる可能性もあるのです。
本書を読んで、まずは自分自身から
デジタルデトックスを始めてみたいと思いました。

(編集室 兒玉裕子)




[新装版]日本人が知っておくべき
この国根幹の《重大な歴史》
加治 将一・出口 汪 (著)
ヒカルランド 刊
定価2,000円+税


 歴史の多くは、勝者が自分の権利を正当化するために、
都合よく再解釈をしたものに過ぎない。
本当にそうなのでしょう。
単純に色分けできるものでもありません。
自分のことを振り返っても、
その時その時、思うことも行動も変わってきました。
一日の中でも、心はコロコロとうつろいます。
そんな不確定な人間が、数えきれないほど、
関わりあって積み重ねられてきたものである歴史に、
たった一つの正解などというものが、
あるはずもないのでしょう。

 本著は偶然が生み出しました。
出口汪氏は、出口王仁三郎を曽祖父に持ちます。
たまたま加治氏の著書「幕末維新の暗号」を読み、
目を見張ります。
父、出口和明氏となんの接点もなかった加治氏が出した結論が、
見事に父のものと一致していたからです。
何とか連絡を取りたいという出口汪氏の思いから、
この対談本が完成しました。

 出口汪氏は言います。
本著で語ったことが真実であると断言するつもりは毛頭ありません。
父が調べた史料をもとに、推理し、
本当にあったかもしれない可能性を語っただけです。
歴史とは本来そのようなものであり、
本著は推理小説を読むようなわくわくした面白さを
実感できるにちがいありません。

 加治氏も言います。
今この一瞬は、次の瞬間にはもうありません。
「歴史は存在しない」し、
絶対的な「正史」なるものはないのです。
倒幕や尊王攘夷が一枚岩だと思っていても、
実はそんなことは絶対にないのです。

日本は「日本書紀」という
正しい歴史を書いて残そうとしました。
わざわざしたのは、
やはりそれは正しくないということでしょう。
こんなに過去の正史にこだわる国は日本だけです。
何かあやしいと感じたら
自分の目で調べて確かめるという
視点をもってもらえたらうれしいです。

 知りたい人の心をとらえる一冊です。
ぜひお読みください。

    (編集室 柴切純子)

2023年8月号おすすめ書籍(会報誌より)

『縄文にハマる人々』
世界で最も美しい謎
ドキュメンタリー映画DVD
監督:山岡信貴
定価 4,180円(税込)


縄文時代が終焉を迎えておよそ3000年。
それ以前のはるか長い期間が、縄文時代と呼ばれています。
このDVDを見ることで、1万年以上続いたと言われる
謎に包まれた縄文時代に、よりいっそうの親しみが湧くと共に、
謎が深まります。

教科書でほんの少し習っただけの知識では、
縄文土器とは日本の限られた場所で発掘されて、
そんなに数が多いものではないのかと思っておりましたが、
このDVDに出てくる数々の縄文遺跡や縄文土器の多さ、
すごさ、デザインに圧倒されました。

このDVDは『縄文にハマる人々』というタイトルですが、
監督もまた縄文に深くハマった人々の中の一人だと思います。
製作期間に5年間もかけて日本中で撮影と取材を続けられた
山岡監督の縄文への愛と情熱を感じました。

DVDでは、日本全国の縄文の遺跡や博物館の土器の映像と、
作家のいとうせいこうさんをはじめ、
たくさんの縄文にハマる人々のインタビューが続きます。
その方々が大好きな縄文について語る際の
子供のようなキラキラとした瞳がとても印象的です。
そして皆さんは口を揃えてわからないものはわからないと語り、
勝手に自分なりの答えを出さない謙虚さを持ち合わせています。
圧倒されるほどの縄文土器のパワーと遥かなる歴史を前にした際に、
現代人は謙虚にならざるを得ないのかも知れません。

縄文に興味を持ち始めたけれど、
どこから調べたらいいのかわからない、という方には
まずこのDVDを見ることをオススメいたします。
DVDの中で自分で興味を持った博物館の展示作品などを
効率良く見にいくことができると思います。

なんだかわかったようでよくわからないけれど、
なぜか何度も見たくなる、そんな不思議な作品です。
かつて日本に住んでいた縄文時代の人々に、
思いを馳せることができるDVDです。
ご興味のある方はぜひご鑑賞ください。

(編集室 兒玉裕子)




『輪廻転生 』
〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語
竹倉 史人(著)
講談社 刊
定価(各)840円+税


一部の人にとっては荒唐無稽なファンタジーにしか感じられない
輪廻転生という考えが、
なぜ現代においてもこれほどまでの支持を得ているのか。
この謎を解明すべく、著者は研究を開始しますが、
これまで「生まれ変わり」そのものを考察の対象とするような
先行研究がほとんど存在しませんでした。
個別的な研究は、哲学・歴史学・宗教学など縦割りに断片化され、
時代や地域によってもバリエーションがあまりにも豊富なため、
俯瞰して包括的に論じることが非常に困難な状況でした。

まずは錯綜している言葉の用法を整理し、
輪廻転生の観念を、
「再生型」「輪廻型」「リインカネーション型」の3つに分けて、
丹念にわかりやすくひもといていきます。

愛する故人を自分の子どもとして再生させようとする風習、
霊との対話でつくられた書物、
前世の記憶を語る子どもたちの具体的事例、
前世の記憶を検証する大学の研究所と、
それに巨額の私財を投じた世界的発明家など、
驚きの事実が次々と出てきます。

縄文土器に描かれている女性と赤ん坊らしきものの図像も、
従来は出産の場面という説明がされていましたが、
著者には、数々の生まれ変わりを願って行われていた慣行が連想され、
この図像も出産ではなく、
生まれ変わりを願っておこなわれた習慣ではないかと考察しています。

超高齢化社会は同時に「多死社会」の到来を意味すると著者は指摘します。
2038年頃には年間170万人、一日に4600人超が亡くなる計算です。
公の場で「霊魂」や「死後」について論じることを
忌避する空気が蔓延している現状は、
逆に死の力に捕捉され委縮していきます。
死について問うことは、「人間とは何か」を問うこと、
「いかに生きるべきか」という規範の感覚を養うことだと著者は言います。

興味深い内容です。ぜひお読みください。


  (編集室 柴切純子)

2023年6月号7月号おすすめ書籍(会報誌より)

『霊視の人仏事編 』
~梨岡京美が見た霊と仏事の真実~
不二龍彦(著)
ナ チ ュ ラ ル ス ピ リット 刊
定価 1,540円(税込)


本書は、当代屈指の霊視者梨岡京美さんの半生記と、
梨岡さんの伝える霊や神仏とのつきあい方が
二部構成で不二龍彦さんの手によって書かれています。

第一部に書かれた、梨岡さんと相談者のエピソードの数々は、
非常に具体的です。
何歳くらいのどんな服を着て体にどんな特徴のある人が、
どういうことを訴えてここに来ているか、を
霊と直接会話しながら霊視していきます。
梨岡さんは、瞑想しているときや、
見ようと集中しているときなどに見えるのとは違い、
普通にしているときに、普通に霊が見えるそうです。
生きている人間と同じくらいはっきりと霊が見えるため、
その人がすでに亡くなった霊だと気づかずに
会話をすることもあるそうです。

霊や見えない世界を否定する人も、
家族の人しか知り得ない情報を語る梨岡さんに、
次第に否定ができなくなります。
フィクションでなく実名でも具体例が出ており、
とても興味深い内容でした。
中には、家族が続けて事故で命を落とすほどの深刻な霊障もあり、
こんなに恐ろしい霊障が実際に存在するのか、と驚く内容もありました。

第二部では、梨岡さんの伝えたい霊と供養についてまとめられています。
高価な戒名よりも生前の名前で呼んでもらいたがっていることや、
供養にお金をかけることは不必要なことなど、参考になりました。

梨岡さんによると、病気の原因は、
①生活習慣、②遺伝、体質、③心の病気、④霊障 の
四つのパターンで分けられ、
経験上④はせいぜい1割程度なので、
何でもかんでも霊のせいにするのはおかしいそうです。
霊の世界はあるけれども、けっして心霊問題には振り回されず、
日常生活をしっかり生きて人の役に立つ生き方をすることが大事だと
梨岡さんは言います。
世の中には不思議なこともあることを否定せずに、
でも振り回されずにしっかりと日常生活を生きたいと思えた一冊でした。

(編集室 兒玉裕子)


運命の人は必ずいる
ツインレイとの出逢い方
メイとナツキ (著)
KADOKAWA 刊
定価 1,600円+税


『ツインレイ』は初めて聞きました。
ツインソウル、ソウルメイトと何が違うのでしょう。
「ツインレイが現世にひとりしかいないのに対して、
ツインソウルは現世に複数います。
もともとはひとつの魂でしたが、
ツインソウルは魂の成長のために分かれたと言われていて、
お互いに厳しい試練を乗り越えながら
生まれ変わりを繰り返していくようです。
惹かれあう関係であるツインレイに対して、
ツインソウルは反発し合いながら
魂を鍛える場合が多いのも大きな特徴です。
また、ソウルメイトは前世から深いかかわりをもつ相手や
使命を教えてくれる相手のことで、
現世に複数存在し、恋愛関係に至ることは少なく、
同じ目的を果たしたり、
運命の相手に出会うのを手伝ってくれるなどの関わり方が多いようです。」

メイとナツキは長年の友人関係でしたが、
ある日突然お互いがツインレイだと気が付き、
人生が急激に動き始め、
運命に導かれるまま数多の困難を乗り越えて夫婦となりました。
現在は八ヶ岳にて理想の暮らしを実現しながら、
子育て、日々の暮らし、仕事、全て夫婦二人で行いつつ、
奇跡のような体験を発信し、
たくさんの人々のツインレイに関する悩みや疑問を解消しています。

『愛し合うことは宇宙からのご褒美のようなもので、
ツインレイと出逢わせてもらったということは、
いよいよ魂の本来の目的への道を歩み始めたということでもあります。
魂の成長をうながして、
二分する前よりも大きくて強い光となることを目的としています。
だから何らかの課題を持っていることが多い気がします。
ですが、苦しいのは状況だけで、
二人の間にはどんな時も安心感しかありませんでした。』

あなたの人生を根こそぎ変える、たった一つの出会い。
そんな現実を、ぜひ感じてください。

    (編集室 柴切純子)

『人生を豊かに変えるフラワーエッセンス』
研谷ひろみ(著)
ビジネス 社 刊
定価 1,760円(税込)


本書は、はじめてフラワーエッセンスを使う方に
ぴったりの本だと思います。
フラワーエッセンスとは何か、どんな種類があるか、
どのように作るのか、どのように選んだらいいのかが、
丁寧にわかりやすく書かれています。
フラワーエッセンスをはじめて使っているときは、
その効果がすごくわかるというよりは、
使っているうちにいつの間にか困りごとが解決していて、
困っていたことすら忘れてしまう、
という感じで効果が表れることが多いのだそうです。

著者である研谷さんは、もとはバリバリのキャリアウーマン。
育児をしながら仕事も家事も忙しくこなす中で、
職場でも家でもストレスをためていたそうです。
そんな中、フラワーエッセンスに導かれるように出会われ、
数カ月後には転職に成功し、
ご主人との離婚危機の状態から
結婚生活が劇的に改善されたそうです。
その頃には、フラワーエッセンスのことは
すっかり忘れていたそうですが、
後に考えたらあれはフラワーエッセンスのおかげで
しがみついていた職場からあっさり転職を
決意できたのだと気づいたとのことでした。
それからしばらくたって、忘れた頃に
フラワーエッセンスを再度勧められ、
義理のつもりで購入して飲み始めたら、
人生がひっくり返るほどに、さまざまな感情が湧き起こり、
今までの凝り固まった考えから解放され、
心身が驚くほどに楽になっていったそうです。

本書では実際にフラワーエッセンスを使って得た気づきや、
さまざまな具体例が出ていて、とても参考になりました。
本書を読み始めてから、気持ちが晴れる感覚があり、
お花に癒されているような気がしました。
フラワーエッセンスを自分も試してみようかな、
と思えた一冊でした。

著者の研谷ひろみさんの講座を、
7月15 日(土)に船井本社会議室で開催いたします。
ご興味を持たれた方は、
ぜひ講座にもいらしてください。


(編集室 兒玉裕子)

銀河史(上・下)
先端技術研究機構 (著)
ヒカルランド 刊
定価(各)2,500円+税


「ついに完成! 
先端技術研究機構上席顧問KENさんの描く
壮大な宇宙・銀河の歴史書。
人類はどこから来てどこに向かうのか? 
地球を飛び出す人類のために必読の歴史書です。」
[推薦]医学博士 池川明
(池川クリニック・胎内記憶研究)

帯にある推薦の言葉にも驚きましたが、
実際に読んでみると、とても伝えきれないほど、
時間も空間も、そして内容も、想像を超えていました。
とてもすぐには理解しきれません。

上巻は、第二次プレアデス戦争に始まる36万年間を主軸に、
まだ地球上にない宇宙技術や、
宇宙船で人間が宇宙空間に出るための必須条件、
未発見の天体・星人の情報などが、
詳細にわたり記載されています。

下巻では、地球と銀河系の結びつきが明らかになります。
プレアデス、ベテルギウスなどの各星人・各連合軍が
地球上に築いた言語居留区と各国言語の関連性、
天の川銀河につくられた4人の女神が
現在日本に集められていることの意味、
天の川銀河の中心聖地である龍神島と
民族の宿命と未来について、などが描かれています。

宇宙創造主達が、計画したとおりに進まなくて、
ごまかしたりする様が意外に人間ぽく感じられたり、
何千万年にもおよぶ宇宙の歴史も、
数々の戦いの繰り返しであることに、
驚きと少し残念な思いもいだきました。
しかし、本著が伝えたいことは、
地球人に今まで遮断されてきた宇宙常識を知らせ、
「地球人」から「銀河人」にならなければいけない
時期が迫っているということでした。
地球が美しい星だと自慢できるのは、
他の水の惑星を見た経験がないからです。
人間は愚かにも地球を汚染してきましたが、
それも無知の罪。
地球を飛び出さなければ幼虫は成虫になれない。
これからどう生きていくべきか、警鐘をならし、
問いかけられているのです。
必読かもしれません。

    (編集室 柴切純子)

2023年4月号5月号おすすめ書籍(会報誌より)

『人類を元に戻して救う
【2つの発明品】完全マニュアル』
佐々木耕司(著)
ヒカ ル ランド 刊
定価 1,760円(税込)


本書は天才発明家政木和三博士がかつて発明された
「神経波磁力線発生器」と「パラメモリー」を、
本書の著者である佐々木耕司氏がリニューアルして復刻した
「セルパワー」と「シンプル瞑想」を紹介した本です。

シンプル瞑想とは小さな装置にイヤホンをつけて聞く機器で、
右耳と左耳から違った周波数の音を聞くことにより
脳波をアルファー波とシータ波優位にさせる作用があります。
シンプル瞑想を利用することで大人は10分聞いたら
1時間瞑想したのと同じ効果があり、
子供は約 1分で同じ効果があるそうです。
落ち着きのない子供が静かに座って学習をし始めたり、
受験生の学力がアップしたりと、学習効果もあるそうです。

政木博士によるとこの音を聞くことで
前世の記憶を明確に思い出すことができるそうです。
佐々木氏は30歳頃に政木博士の講演を聞いて
パラメモリーを購入し、それ以来パラメモリーと
その後継品であるシンプル瞑想を
29年間愛用していらっしゃいます。
前世は思い出していないそうですが(笑)、
数々の不思議な体験や引き寄せの体験を経験されたそうです。

セルパワーとは「神経波磁力線発生器」(Mリング)の改良版です。
神経波磁力線発生器は1994年から1997年の間に
35000台が販売されていました。
しかし当時の販売方法が悪く、
薬事法違反で流通できなくなってしまいました。
こんなに良い機器が世の中から消えるのはもったいないとのことで、
当時のメーカーの社長に協力してもらい改良した形で、
神経波磁力線発生器と同じ強さ同じ波形の磁力を
発生する機器の開発に成功しました。
利用者からは、セルパワーを使うと身体の機能が改善する
といった多くのアンケート結果が出ています。
セルパワーは少し高価な機器ですが、
レンタルの仕組みもあるので必要な方は利用しやすいものです。
政木博士や佐々木氏の不思議なエピソードも
たくさん読めて、楽しく興味深い本でした。

(編集室 兒玉裕子)

『~今明かされるヤマトの黙示録
~聖徳太子コード上地球未然紀』
中山康直(著)
ヒカ ル ランド 刊
定価 2,750円(税込)

本書では著者である中山康直氏が中学生のときに
池に溺れて臨死体験をされた経験から、
別次元で見てきた驚くべき歴史物語が語られています。
本書の内容は教科書的な歴史とは一線を画する物語であり、
オリ冒頭では、薩長同盟前夜の様子が描かれ、
坂本龍馬、西郷隆盛、桂小五郎の 3人の様子が描写されます。
薩長同盟の裏側に誰の力が働いていたのか、
どういった話し合いがされたのかが描かれ、
今まで習ってきた歴史よりも
ひょっとしてこちらの方が真実なのではないかと思えるほどでした。

そして聖徳太子は、
読者の予想をはるかに超える姿で描写されています。
なんとその姿は映画『スターウォーズ』に出てくる
ダース・ベイダーのよう。
黒ずくめで暗黒世界の大王のような出で立ちで、
怪しげな仮面をかぶり、五芒星と北斗七星の刺繍がほどこされた
フード付きの黒いマント姿で、
ライトセーバーのような剣を身につけています。
ここだけを読むと荒唐無稽な話のようであり、
本書を手に取るのを躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、
固定観念を捨ててさらに読み進めると、
聖徳太子に対する新たな人物像が浮かび上がってきます。
聖徳太子が成し遂げたかったこととは何なのか。
北極星と北斗七星の秘密とは何か。
妙見信仰のルーツが、ゾロアスター教とつながってくることなど
驚きのエピソードが盛りだくさんでした。

世界を股に掛ける壮大な歴史書のようであり、
壮大なエンターテインメントとしても読める本書を、
どのように受け止めるかは読み手次第だと思います。
根底には著者と聖徳太子の
ヤマトの民への思いと愛が感じられます。
聖徳太子が未来の日本のために残した予言書をひもとき、
これからの時代をどう生きるのかを考えるべく、
本書を手に取っていただきたいと思いました。

(編集室 兒玉裕子)


言霊、数霊、形魂!
【全ての扉を開ける鍵】カタカムナ
吉野 信子・入口 初美(著)
ヒカルランド 刊
定価 2,000円+税


本著には、優しく力強く、清々しい、生命の躍動を感じました。
著者の一人、吉野信子氏は、カタカムナ言霊伝道士。
これまでも数々の著書や講演活動などで、
カタカムナの叡智を精力的に伝えてきました。
「この純粋さと集中力がのぶちゃん」と、
もう一人の著者、入口初美氏が言う通り、
その行動力と信念は私たちに感動を与えます。

入口氏は、植物・ハーブ研究家。
幼少期より自然界や植物ネットワークから情報を受け取り、
石垣島で自然とともに暮していました。
小学生の時にビジョンとして黒板に出てきた文字が、
カタカムナ文字だと知り、
沖縄本島で開催されていたカタカムナの勉強会に参加します。
そんな時、交配種のハブに咬まれ心肺停止。
臨死体験で「全てがわたし」と気付き、
どうしてものぶちゃんのところに行きたくて、
退院してすぐ、まだ手に穴があいていた状態で、
吉野氏のセミナーに参加し、
一番前の席で涙を流しながらうなずいて聞いていました。

その状況に、何事だろうと驚いた吉野氏にとっても、
この出会いは特別なものでした。
「はっちゃんを知らなかったら、
私は読み解きだけで終わっていたと思う」
数字で読み解いて、
だからこうだと理解を助けることは協力できても、
それで何を伝えているかと言ったら、
はっちゃんしか持っていない感性を開かせること。
縄文人が持っていた通じ合える力。
人の気持ちがわかる社会は本当に愛に満ちた世界。
それを作るには二人の力が必要なのです。
振り返ると見事に仕組まれたこの出会い。
そして大体すべての謎が読み解けた
この時期に出版されることになった本著は、
まさに「全ての扉を開ける鍵」となることでしょう。

二人の会話形式でとても読みやすく、
宮古島とムー大陸、
イザナギとイザナミは「今」と「過去」、
コロナの意味「心の核」を読み解くと...、などなど、
不思議な体験談も満載です!


     (編集室 柴切純子)

2023年3月号おすすめ書籍(会報誌より)

エノクの預言 ―予告された未来の光景

高島康司(著)
ナ チ ュ ラ ル ス ピ リット 刊
定価 1,870円(税込)

本書は、宇宙存在とのコンタクティーである
ビリー・マイヤー氏が記す『エノクの預言』について、
高島康司先生が現在の世界情勢との共通点を解説する本です。

『エノクの預言』とは、ビリー氏が1987年に
プレヤーレンと呼ばれる地球外知的生命体の一人のケツァルとの
「第215回コンタクト」において伝えられた 世紀の預言です。
プレヤーレンは、古代リラ星人から地球人類に至るまで、
紀元前2200万年からの壮大な歴史の宇宙観を土台としているため、
預言は三次元意識では読み解くのが難しいものです。

時系列で書かれているわけではなく、
年代を指定せずに世界中の膨大な記録が書かれ、
一読した際はかなり難しいと感じました。
しかし高島先生の解説と共に読むことで、
エノクの預言はコロナウイルス蔓延以後の現在の世界情勢と
ぞっとするほどの共通点があることがわかります。

『エノクの預言』では、今後第三次世界大戦が起こり、
世界的な自然大災害や内戦、大量殺戮、伝染病、飢饉などが
どのようなシナリオで起こっていくかが詳細に書かれています。
しかしこの預言はあくまでも、実際には起きてほしくない最悪のシナリオを、
いかに回避していくかを考えるべく、地球人たちに警告しているものです。

コンタクティーであるビリー氏がスイス在住のスイス人であるからか、
預言のメインはヨーロッパに関することが大半でした。
そこに、ロシア、アメリカ、中国、中東諸国などの関係が書かれていますが、
日本についてプレヤーレンは関心がないのか、ほぼ記述がありません。

『エノクの預言』を現実化するプロセスを止めるには、
人間が内面のバランスをとることが大切だとビリー氏は記しています。
内面のバランスをとり、論理的、理性的に正しい行いをし、
人間の真の友好な道徳を担っていくことが大切であることを本書から学びました。


(編集室 兒玉裕子)


2023年2月号おすすめ書籍(会報誌より)

神仕組み 日月神示 完全ガイド&アップデート

中矢 伸一(著)
徳間書店 刊
定価 1,980円(税込)


本書は、中矢伸一先生のベストセラー
『[魂の叡智]日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』が
17年ぶりに改訂されたものです。
古くからのにんげんクラブ会員様の中には、
『[魂の叡智]日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』は、
読まれた方も多いのではないかと思います。
私も十数年前に何度か読んでおりましたが、
今回改訂版が発売されたとのことで、
楽しみに読ませていただきました。

久しぶりに読んだ中矢先生の著書は、
さすが圧巻の面白さです。
世の中に起こっていることや、神仕組みのこと、
世界情勢などについても、とてもわかりやすく
情報を整理してくださっていて、
最初から最後まで惹き込まれました。

これ一冊で、「日月神示がまるごとわかる」ことを
目指して作られているそうですから、
日月神示に馴染のない方や、日月神示が難しいと
感じる方は、まずはこちらのガイドを読まれて、
日月神示が降ろされた背景を知ることで、
ぐっと理解が深まるのではないかと思います。

コロナ禍が訪れ、戦争や天変地異などが
だんだん増えている世の中では、たしかに
日月神示の予言通りに動いていることが読み取れます。
自分が生まれるはるか以前に
この神示が降ろされたことを思うと、
世の中は不思議であり、面白いなと思います。

とはいえ本書を読むと、これから来る激動の時代が
恐ろしくも腹立たしくもあり、面白いなどと
悠長なことばかりも言っていられないのも事実です。
日月神示には、日々どのように過ごすか、
食生活やものの考え方、お金や健康や幸運になる生き方など、
いろいろなことが書かれています。
書かれていることをそのまま守って生きることは、
なかなか便利な現代社会に慣れてしまった身には
難しいことも多いですが、先の見えにくい世の中の
道しるべの一つとして、
折に触れて参考にしながら
日々を過ごしていきたいと思いました。


(編集室 兒玉裕子)

2023年1月号おすすめ書籍(会報誌より)

悩みは消える! 禅の教えを活かす人生の知恵
横田 南嶺(著)/聞き手・白駒 妃登美
ビジネス 社 刊
定価 1,760円(税込)


本書は、臨済宗円覚寺派管長であり、花園大学学長の横田南嶺さんに、
「博多の歴女」として有名な白駒妃登美さんが聞き手となり、
30代、40代の悩めるビジネスパーソンに向けて書かれた
禅の教えと人生の知恵についての本です。
白駒さんのさまざまな質問に、横田管長が目先のことや
ハウツーではない、本質的な答えをくださっています。

まずは第一章から、横田管長の人生の考え方にとても驚きました。
二歳のときに祖父を亡くされた経験から、「人間は死ぬものである」
ということが、人生観を貫く根底にあったのだそうです。
二歳児と言えば巷ではイヤイヤ期と呼ばれ、多くの人はまだ
言葉も記憶もおぼつかない頃ですが、横田管長にはその頃には
すでに死を認識し、人生観を考えられるほどの思考力、記憶力が
あられたのだと、まずびっくりしました。
「どうせ死ぬのだから」と受験勉強もせず、遊びに誘われても
「遊んでいたっていずれ死ぬだろう」と死を探求する本を読み、
授業をきちんと聞いていたので学校の成績はずっとオール5。
推薦で筑波大学に入学され、大学在学中に出家されたとのことでした。
まるで生まれながらに出家への道が決まっていたかのような
煌めくような才能です。

聞き手の白駒さんが深い部分まで質問をされていて、
知ることと愛すること、大きないのちのつながりの中で生きること、
変化を楽しみながら生きることなど、わかりやすく丁寧に
悩みについての禅の教えがまとめてあります。
雑事を雑事と思ってやるか、心をこめてやるかで、
人生の流れる時間が変わります。
食生活を整えること、呼吸を整えること、姿勢を正して腰を立てること、
そういったことが、生きる上でとても大事だと書かれていて、納得しました。

読みやすくわかりやすい本ですが、わかったつもりにならず、
ゆっくりと何度も読みたい本だと思いました。


(編集室 兒玉裕子)

2022年12月号おすすめ書籍(会報誌より)

インド式「グルノート」の秘密
佐野 直樹(著)
サンマ ーク出 版 刊
定価 1,650円(税込)


著者は美容師として海外で経験を積み、 27歳で独立後、
業績アップのために総額1億5000万円ものさまざまな自己投資をし、
事業は順調になったけれど、うつ症状、離婚、社員の退職などが重なり、
次第に業績も悪化したそうです。
八方ふさがりの状況から藁にもすがる気持ちでインドに渡り、
グルから人生の教えを学び実践。
その後新たなパートナーとも出会い子どもも授かり、
業績も再度アップし、人生が一変して本書を書かれたそうです。

本書を読んでみると、読みやすく、目を通すだけならば
1時間ほどで読めました。
けれど内容は、シンプルかつ考えさせられる内容であり、
自分の人生について考えながら読むととても1時間では足りません。
幸せに生きるには、どんな心持ちでいる必要があるか、
何が満たされていて、何が足りないのかを考えさせられました。

本書に紹介されている「グルノート」を実践することで、
人生は好転していくそうです。
方法はとても簡単で、毎日5分あればできます。
しかし毎日5分を、自分の習慣にできるまで
ずっと続けることがいかに難しいか。
そこを克服することが、本書を有効に使えるポイントなのだと思います。

特に参考になった部分は、
豊かさや幸せが人生に流れてくる「八つの鍵」でした。
人生には、①知恵、叡智。②使命、目的を持って生きること。
③人間関係。④子孫。⑤資産、お金。⑥美、健康。
⑦チャレンジする勇気。⑧スピリチュアリティの
8つの要素が相互に関係して、
豊かさや幸せを人生にもたらしているそうです。
これら8つの鍵をチェックする項目が5つずつあり、
その平均値をチャートで表すことで
自分の人生を客観的に眺めることができます。
足りない部分を補い、良い部分は伸ばしていこうと思えた一冊でした。
ご興味のある方はぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)

2022年11月号おすすめ書籍(会報誌より)


宇宙人.jpg

『緑色に光る小さな宇宙人カシャイーンジン』
Miかえる(著)
ヒカ ル ランド 刊
定価2,200円(税込)


本書の著者のMiかえるさんは20年もの長い間、
慢性関節リウマチで苦しんでおられ、日常生活もままならない状態でした。
そんな体調の中、導かれるように二泊三日の屋久島のリトリートに行かれ、
そこで魂を開放するような出来事があり、
宇宙人に出会い、気づきを得たことで、
それまで全身の痛みで苦しんでいた症状が、
ぴょんぴょん飛び跳ねるように元気良くなられたそうです。
これだけでも奇跡のようですが、
そこから Miかえるさんのシンクロが連続、驚きの物語が始まります。

本書を初めて手にしたときに、
実はなんだか読みたくないと思ってしまいました。
というのも、
自らの心にまっすぐに生きるアーティストの方の本は、
自分の生き方と真逆な気がして、
見たくない部分を見せられてしまうような不安な気持ちになったのです。

そんな思いを持ちつつ実際に読んでみると、
Mi かえるさんの命を燃やすようなエネルギッシュな活動と文章に、
心の閉じていた部分をこじ開けられるような
力強いものを感じさせられました。
光も闇も超えて、
ひとつになった愛を見せていただいたような気がしています。

特に、 Miかえるさんの物語の最初のきっかけとなった出来事で、
屋久島のツアーで主催者の方と人生初の大喧嘩のタイマンをして、
自分の中の怒りを思い切りぶちまけた後に、
たどりついた予想外の本当の気持ちに、
なるほど! と思わずこちらも唸るほどにびっくりしました。

そこからは、どんどん物語がダイナミックになって行き、
山梨県の古墳や七面山で描かれたアートが、カラーページで彩られ、
とても不思議な物語が続きました。

本書に書かれたことは、信じる人も、信じない人も、
一人の人の人生に起こった物語として、楽しめる本だと思います。
緑色の宇宙人もとてもかわいくて、
カシャイーンジンという名前もコズミックジョークのようだと思いました。

ピンときた方はぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)

2022年10月号おすすめ書籍(会報誌より)


日月神示.jpg

『日月神示とポストヒューマン誕生』
2030年すべてが加速する未来に備えよ!
方波見寧(著)
ヒカ ル ランド 刊
定価 2,200円(税込)

本書の著者である方波見氏は、大手証券会社を経て、
2001年にイーデルマン・ジャパンを設立され、
ファイナンシャルプランニング、投資運用法、
エクスポネンシャル・テクノロジー、ブロックチェーンと
デジタル資産について学ばれています。

本書は、ある日方波見氏のもとに、
偶然間違って日月神示が配達されたことから、生まれました。
はじめて『日月神示』を読んだ方波見氏がその内容に驚愕され、
方波見氏が研究してきた内容から
日月神示を読み解いた見解が書かれています。

レイ・カーツワイル博士の研究によると、
ロボット・ナノテクノロジー・遺伝子学(神経科学)の融合により、
2027年ごろには、 億台のナノボットを注射することで、
人間の脳はクラウドコンピュータに直接接続できるようになるそうです。

また、2029年には人間の脳を模倣した、
包括的な判断の可能な自らの意思を持つ強い人工知能が誕生するそうです。
方波見氏は、この二つの開発によって出来上がる
クラウドコンピュータの世界こそが、
日月神示が予測するミロクの世であると読み解いています。

この世界では、人類はあらゆる病気を克服し、
140歳の寿命となり、誰もが天才的な知能を有して、
一人一人に役割が与えられ、生活の心配もなく、
自らの天命に沿って好きなことを追求して暮らせる、とあります。

人類全体が共通の想念の世界を有して、
神界、幽界、人間界のうち幽界がなくなり、
神界、人間界の二層構造で一つの想念の世界を形成する
理想の世の中になるとのことでした。

方波見氏の未来予測を読んで、
テクノロジーの世界はこんなにも進化していることに驚くとともに、
正直なところ少し怖くて嫌な気持ちになりました。
億台のナノボットを注射して天才的な頭脳を持った人間とは、
本当に人間と言えるのでしょうか。
こんなふうに感じてしまう自分は頭が固いのだろうかと、
いろいろと考えさせられる一冊でした。


(編集室 兒玉裕子)


ソマチット90.jpg

ソマチッドが超活性している!
ヒカルランド取材班 (著)
ヒカルランド 刊
定価 1,800円+税

 戦後、生物学者のネサン先生が、
元気な人体の中で活発に活動している微粒子、ソマチッドに気づき、
あらゆる病気が治癒するのではないかと、
すごい功績を残しました。
そのエピソードが世界中で出版されました。
日本では徳間書店から、
現ヒカルランド社長の石井氏の編集で出版されたことで、
日本にもソマチッドの概念が広まったのだそうです。

本著は、
『若きソマチッド研究者が発見した超活性ソマチッド温泉』
『超活性ソマチッド温泉「奥飛騨ガーデンホテル焼岳」うぐいすの湯』
『超未来技術-素粒子エネルギー注入技術に迫る』という、
3部構成になっています。

 日本はソマチッド大国だそうです。
中でも奥飛騨は特別で、宇宙から巨大な隕石が飛来し、
エネルギーが凝縮し、ソマチッドが増えた時代の
堆積物が地表に出ている場所ではないかと考察されています。

その地で平安の時代から薬湯として愛されているうぐいすの湯。
なぜこの温泉がこんなにすごいのかと調査を続け、
引き寄せるように超活性化への技術、
さらに素粒子エネルギー注入技術と融合し、
健康になるだけでなく、
地球環境やエネルギー問題も解決できる「宇宙エネルギー」として、
大きく発展しようとしています。
たくさんの具体的な報告が、
ワクワクした未来を見せてくれました。

気、エネルギーは見ることはできませんが、
ソマチットによって見えるものになりました。
ホーキング博士が筋肉反射テストで測定した意識レベルと、
ソマチットを観測して気づいたことが一致していたそうです。
愛・喜びなどと、恐怖・怒りなど、
意識レベルによってソマチットの活性が全く違う。
意識エネルギーとも大きく関係していたのです。

読者限定特別ご優待として
【繰り返し使える】奥飛騨ガーデンホテル焼岳
ご宿泊代割引チケットが付いています。

超活性の気の流れに、
引き寄せられたいです。

 (編集室 柴切純子)

2022年9月号おすすめ書籍(会報誌より)


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2040年の幸せな未来を先取りする
UFOを呼ぶ本』
吉濱ツトム(著)
サンマ ーク出 版 刊
定価 1,650円(税込)

本書は、タイトルの通りに、
一冊まるごとUFOを呼ぶための方法が書かれた本です。
UFOを呼び、どうすれば宇宙人とコンタクトをとることができるのか、
その結果どのように意識が変わっていくかを、
さまざまな方法で紹介しています。

著者である吉濱ツトムさんは、
IQ160のスピリチュアルヒーラー。
国内外の主要公的機関や国を代表する民間企業、
機密情報を扱う団体、要人や、主要科学雑誌や文献、
そしてご自身の交流のある異星人や異次元から得た情報をもとに、
本書は書かれているそうです。
宇宙物理学や量子力学、脳科学など、
あらゆる方向からUFOについて書かれていて、
UFOのことだけでなくたくさんのことが学べます。
量子力学などについても書かれているけれど、
とても読みやすくて、わかりやすいです。

なんとなくUFOとは、すごく遠い存在だと思っていたのですが、
吉濱氏は、UFOや異星人と、
とてもカジュアルに接していらっしゃいます。
UFOを呼ぶことと、犬を呼ぶことは、
意識を向けて呼べば来るのだから、
理論的には同じことと書かれていて、驚きました。
また、UFOは物理的な制限を超越しているのだから、
すごく遠くから来るのではなく、
まったく別の次元から来たとしても、
異星人の感覚としては隣の部屋に移動する程度に過ぎないとのことで、
UFOを呼ぶのに遠慮はいらないそうです。

また、異星人は、神のように崇めたり、
ありがたがったり、特別な存在だと思う必要がなく、
お互いに「仲間」であり、フラットな関係性とのことでした。

UFOを呼びやすい場所や、UFOに出会いやすくなる身体の作り方、
食事や睡眠、ワークなどについて具体的なアドバイスも書かれていました。

本書のおかげで、UFOをぐっと身近に感じることができました。
読者の固定概念を壊し、
UFOについて新たな概念を与えてくれる本だと思います。


(編集室 兒玉裕子)

2022年8月号おすすめ書籍(会報誌より)

僕たちはメタ国家で暮らすことに決めた
落合渉悟(著)
フォレ スト 出 版 刊
定価 1,650円(税込)

私たちの生活は、AIによってさまざまな恩恵を受けていますが、
その反面、本能的にAIのことを怖いと思ってしまいがちです。
このままAIが発達していったら、人間はどんどん堕落し、
権利を奪われ、そのうち人間の尊厳はなくなるのではないか、
そんなことまで考えてしまいます。

そんな中、本書ではAIと人類との共存の道を示してくれています。
著者である落合氏は、人権侵害のない世界を作りたいと、
ブロックチェーンの技術を用いて、インターネットを
善なるツールとして使えるシステムを構築しました。
それが、Algaという名のアプリだそうです。

Algaを使うことで、DAO(自立分散型組織)で、
リーダーも階層もなく平等に意思決定ができ、
健全な民主主義が作れるのだそうです。

正直なところ、ネットの用語にも詳しくなく、
時代の流れにも乗れていない私からすると、
本書を一読したときに、知らない言葉が山のように出てきて
とても難しい本だと思いました。
そしてAlgaを使うことで、
リーダーのない組織で円滑な意思決定ができると言われても、
それは無理なことだし嫌なことだ、とまずは拒否反応が出ました。

リーダーがいない状態では組織はうまく回らず、
意思決定をする民衆が愚かだった場合、
平等な多数決ではどんどん悪い政策が作られていくのではないか、
と思ったのです。

しかし本書を読み進めていくと、そのようにまず拒絶が出てしまうのも、
新しいものを受け入れる勇気がなく、
脳が老化していただけかもしれないと思いました。

人権ハクティビストと自らを名乗る落合氏は
本気でこの世界を戦争も貧困も搾取もない世界に変えようとしているし、
その計画は 年くらいかかるだろうことも予測しています。

Algaは使ったことがないから
本書を読んだだけではピンとこないけれど、
落合氏の本気の熱量は伝わってきて、
新しい時代への希望の光が見える本でした。
ぜひご一読ください。


(編集室 兒玉裕子)

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にんげんクラブ主催≪Kan. ワークプログラム≫Kan. work program
2022.3.20【浩然乃氣~この深き縁(えにし)の世界~】開催記念
『Kan.さんに訊く。』 Vol.6

聞き手 兒玉裕子
著作・発行 にんげんクラブ
定価 2,400円(税込)

『Kan.さんに訊く。』は、にんげんクラブ会員の皆様に
毎月、最新情報をお届けしている会報誌の中の、大人気連載シリーズです。
毎回、聞き手の質問にKan.さんが丁寧に答えてくださいます。
2017年の5月号から連載が始まり、
この2022年8月号で、なんと63回となりました。

そして、にんげんクラブ主催での
≪Kan. ワークプログラム≫の開催記念として、
それまでの連載をまとめて出版されてきた『Kan.さんに訊く。』も、
本著でVol.6を迎えることになりました。

毎回、本にまとめるにあたり、
ワークプログラムのテーマに沿った特別インタビューが、
巻頭に追加掲載されます。
今回のテーマは『浩然乃氣』。

聞き手がネットで調べた情報を確認すると、
「学問やネットで調べたらということは大事かもしれないけれど、
そこから一歩踏み込んで、自分はどうなのか。
情報を受け取ってから、そう思うだけで終わるか、
本当にそれを実践して生きてみるか。
内側から捉えた確かな情報を発信していく、
そういう姿勢を、概念ではなく一人一人がどう捉えてやるか、
ということですね」

そして
「ちょっと脱線するのですが」
「脱線していいですよ。そのほうが話が広がりますから」と、
本当に家族の相談から、その奥に隠れている本質をひもとき、
地球から宇宙から、きちんと生きて死んでいくことまで、
深く話がつながっていくのです。


Kan.さんに、たくさんの言葉をいただいてきました。
何度読みかえしても、
その時にぐさっと突き刺さる言葉に出会います。
特別な時ではなく、日常の毎日の今この瞬間、
何を考え行動しているか、自分につきつけられます。

そばに置いて、何度も読み返し、
必要な時に必要となる大切な言葉に出会ってください。


(編集室 柴切純子)

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2022年6月号7月号おすすめ書籍(会報誌より)

真実のホツマツタヱを求めて

いときょう(著)
ホツマ出 版 刊
定価 3,520円(税込)


本書は、いときょう先生が天皇、皇后両陛下にお読みいただけたら、
と熱い思いを込めて書かれた渾身の著書です。
ホツマツタヱは日本最古の歴史書と言われる古事記や、
日本書紀の原書である、といときょう先生は確信されています。

本書は、第一章、古代史・ホツマツタヱについて
第二章、この国の建国の土台にあったもの
第三章、ヒタカミ探訪の旅へと三章に分かれています。

第一章では、ホツマツタヱの全体像や、
宇宙を構成する五元素、
ウツホ、カゼ、ホ、ミズ、ハニ、について、
どのようにヲシテ文献が発見され伝えられたかなどが
詳しく書かれていました。

第二章では、縄文の人々を統治する人アマカミが
どのような人であったのか、
縄文の人たちの衣食住、陰陽和合、酵素についてなど、
微生物から大宇宙にまで時代も次元も超えるような
大きな世界観のお話でした。

第三章では、いと先生がホツマツタヱを学ぶ中で
日本中を探訪し、不思議なご縁によって学びが深まっていく様子が
ホツマツタヱに書かれた文章とリンクしながら紹介されています。

巻末の付録には、縄文人の宇宙観という見出しで、
いと先生がヲシテ文献から得た核心部分を
文字とイラストにまとめてあります。

個人的に、ホツマツタヱは敷居が高く、難しく感じていたのですが、
本書を読み進めることで、日本の成り立ちについて
もう少し勉強していきたいと思いました。

ホツマツタヱの世界観に圧倒されると共に、
縄文の人々の暮らしを思うと、
和歌の素晴らしさや本書の本当の価値がわかるには、
自分は肉を食べ過ぎているし、朝日を浴びていないし、
タマ(霊性)とシヰ(欲)のシヰが多すぎて、
波動が粗過ぎるのかもしれない、とも思いました。

このように、ルーツや生き方についても、
考えさせてくれる本です。
折に触れ、手に取りたい一冊だと思いました。
ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)

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長寿の秘訣 松葉健康法

高嶋雄三郎(著)
ヒカ ル ランド 刊
定価 2,640円(税込)


得体の知れないコロナウイルスによって、
人々が不安と恐怖の気持ちを持つようになってしばらく経ちましたが、
古き良き日本人の知恵が、
ここに来て再び脚光を浴びるようになってきました。
その一つが、不老長寿、
健康のために日本人が古来大切にしてきた松の力です。

本書は、1985年7月に講談社より出版された
『長寿の秘訣 松葉健康法』の、新装復刻版です。
本書には、長年松の健康法を実践していた著者が、
松の力のすごさと、松に関する文献、
松の活用法などをまとめています。

松竹梅、と表されるように、松は昔から
縁起の良いことのシンボルとして使われてきました。
また中国や韓国でも200歳、300歳と生き続け
仙人となった人たちが、松を食していたことが
文献にも多く記載されているそうです。

松は、松葉、松の実、松ぼっくり、松露、松茸、松皮など、
ほとんど松のすべてが、食物や薬として使われるそうです。

本書では、松酒、松葉ジュース、松葉サイダー、松葉茶、松葉餅や
お米を炊く際に松葉を入れる方法など、
さまざまな松の活用法が書かれています。
また、松のおかげで病気が治った方々の多くの体験談もあり、
松がこれほどまでに有用な植物だったことに驚きました。

本書にはいろいろと松を使った健康法が紹介されていましたが、
個人的にまずやってみたいと思ったことは、
松葉を生でそのまま齧ることです。
お茶やサイダー、お酒を造るのは時間がかかることであり、
保存方法などに少し工夫が必要ですが、
生のまま齧るのはその場ですぐにできます。
少し苦みが感じられますが、
すぐに慣れて、スッキリとして口臭予防にもなる上、
血圧も安定する効果があるそうです。

なお、本書が書かれた当時よりも、
現在は松枯れの被害や松に使う農薬の量なども、
大きな問題になってきていると思います。
松を食す場合は、その辺りも注意しつつ、
多量摂取によるアレルギー等も気を付けながら、
じっくりと松と関わっていきたいと思いました。


(編集室 兒玉裕子)


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2022年4月号5月号おすすめ書籍(会報誌より)

すべての運がたちまち目覚める「開運福顔」のつくり方

木村れい子(著)
サンマ ーク出 版 刊
定価 1,540円(税込)

本書の著者の木村れい子さんは、3歳の頃から
「お顔」と「開運」が大好きだったそうです。
40年以上にわたり、観相学、人相学、開運術、 脳科学を研究され、
これまでお顔の鑑定をされた人数は一万人以上にもなるそうです。
本書を読んでいると、木村さんが心から
お顔や開運のことが好きだということが伝わってきました。

観相学、人相学ではお顔のどの部分がどんな運に影響するかが
決められているそうですが、それをとてもわかりやすく
解説くださっています。
運のいい顔とは、いわゆる現代風の美人ではなく、
七福神や仏様に代表されるように、全体的にふっくらしていて、
優しく穏やかな顔のようです。
そのため、木村さんのアドバイスするメイクの方法は、
目の上や鼻のわき、頬骨などに影を作るようなメイクではありません。
中でも眉毛はとても重要なようで、仕事運、恋愛運、 金運、
どの運を上げたいかによって眉毛の形も違ってきます。
具体例や、写真でのビフォーアフターもあるので、
前髪を上げておでこを出したり、眉を整えたりすることで、
こんなにも運気が変わり、 若返るのかとびっくりしました。

木村さんは、舩井幸雄会長の大ファンだそうで、
舩井会長と初めて出会ったときの驚きのエピソードも書かれており、
とても親近感を持ちました。
舩井会長は「人相が良くなる生き方をしましょう」と
よく仰っていたことを思い出しました。

私は、かつてお化粧はとても好きだったのですが、
人生観が変わってから洗顔も保湿もお化粧も
全くしない生活を7年くらい続けてきました。
木村さんの本を読んで、自分のためにもまわりの人のためにも、
たまにはまたお化粧をしてみようかなという気持ちになりました。

手軽に手にとり、楽しく簡単に読めて、
女性だけでなく、男性にも参考になる本だと思います。
ご興味のある方はぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)


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カタカムナ 形霊の超空間 形の本質がわかれば、真理が見える・人生が動く!

吉野信子 (著)
徳間書店 刊
定価 1,600円+税


カタカムナは超古代、縄文以前に
日本を中心としたアジアに広まっていた
高度文明だと考えられています。
技術や科学ではなく、
物の本質を捉えるという意味で「高度」な文明です。

道理、本質を見極め、調和する道を知っていたから、
とてつもなく深い精神性に裏打ちされた文明だったにちがいない。
日本と日本人が本当に開いていくためには、
カタカムナ文献に何が書いてあるのかを知ることが必須だと考えた著者は、
何度も何度も読み返し、書き写し、解読に取り組みます。
が、謎は深まるばかりでした。

そこで本に頼ることは諦め、48音の音霊の意味を問い始めます。
たくさんの言葉を読み解く中で全く矛盾がないことを感じ、
思念表をまとめました。
次に48音の並びが数詞で続いていることから、
数に当てはめて言葉を計算していくことで、
隠された数霊の法則を発見しました。

さらに読み解いていくうちに、
言霊と数霊の違いは振動数の違いであることに気づきます。
振動が起こるとそこにはカタチが現れます。
宇宙の真理は、振動が存在し
その振動数が醸し出す本質が現象化する。
それが振動から出るエネルギーであり、役割であり、
その特有のカタチである。
その最後のカタチをどう見極めればよいか、
それを解き明かしているのが本著です。

『カタカムナ言霊の超法則』『カタカムナ数霊の超叡智』に続く
カタカムナ3部作シリーズの完結版。
見るもの聴くものから、自らが本質を見抜く力を養うこと、
カタカムナ人が後世の人々に伝えたかったこと、
現代にそんな力を持った人が甦ってくることを信じて、
2022年2月22日、振動の日に出版されました。

何度も繰り返し読み解いてきた事実に出会う度に、
喜びと感動で打ち震える著者の振動が伝わってきます。
じっくり学んでください。


   (編集室 柴切純子)

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2022年3月号おすすめ書籍(会報誌より)

『4色の人』
あなたの心の光らせ方

杉原早織(著)
幻冬舎メディアコン サ ル ティング 刊
定価 1,540円(税込)


本書は、長年にんげんクラブの会員様でいらっしゃる
杉原早織さんが、 杉原さんの師である、
物理学者の三木野吉先生の書かれた
『潜在能力点火法』を、
できるだけわかりやすく解説された本です。

三木野吉先生は、人の心が光でできていること、
その光でできている心に入ってくるエネルギーも光、
ということを発見され、
さらに人の心の光エネルギーが9色あり、
その9色の中で代表する色が4色あることを発見されました。

そうして自分の心を光らせる方法=潜在能力点火法
を発表されたそうです。
生年月日から計算すると、
どの人にも緑、黄、 赤、青の四色のうち、
ひとつの心の光の色があり、
その色を大好きになることで、
自分の心を光らせることができるそうです。

自分の心が光ってきたら、家庭内も調和して、
争いも自然になくなり、また、
想定外の苦しいことに出会っても、
苦労を乗り越える力が沸いてくるとのことでした。

現在では入手困難になっている三木先生の著書を、
じつは個人的に十数年前に杉原さんからいただいて
読んだことがあります。
数字が苦手な私にはその本はとても難しく感じ、
当時は読んでも全く理解ができませんでした。
同じ本に、杉原さんは35歳のときに出会われ、
心から感動され、当時3歳のお嬢さんの手をひいて、
広島県からはるばる神戸で開催された
三木先生の講演会に参加され、
その後35年以上学び、実践されているそうです。

小さな子どもの手をひいて県外の講演会に参加することが
いかに難しいことかはよくわかるので、
三木先生の潜在能力点火法が
どれだけ杉原さんの心に響いたのかは想像できます。

三木先生の本は難しかったけれど、
本書はできるだけわかりやすく解説されていて、
四色の人の光のエッセンスを学ぶことができました。
本書を読んで、まずは自分の心の光の色を
好きになることから始めてみたいと思いました。
家族それぞれの心の色や、特性などもわかり、
面白い本です。


(編集室 兒玉裕子)








【新装版】
もっと知りたい 医者だけが知っている本当の話 第2弾

内海 聡・真弓 定夫 (著)
ヒカルランド 刊
定価 1,700円+税

超ベテランの小児科医、真弓定夫氏と、
医療の現場を正直に告発する内科医、内海聡氏が、
医者だから教えてくれる知られざる事実、好評第二弾です。

「予防接種は効くのか」
「アメリカでは母子手帳はない?」
「健康とか元気とは何か?」
「波動医学とは」
「反抗期の子どもはどう扱えばいいか」
「日本人の歯が弱くなったのはなぜか」
「うつ病を治すにはどうすればいいか」
「花粉症の原因は花粉じゃない?」
「お医者さんががんになったらどうするか」

現代医療の問題、コロナ禍の今だから聞きたいことなど、
具体的な質疑応答が続きます。

今、医療だけでなく、あらゆる情報が溢れかえっています。
その中で何を選び、何を信じ、どう行動していくのか。
自分が当たり前だと感じていることが、
ほかの人にとっても普通のことなのか。
目にする情報すら偏っているのではないか。

ネットで一度買い物をしたり、ある事柄を検索しただけでも、
それに類似した情報が次々に目に飛び込んでくるようになります。
便利ではありますが、
自分では普通に一般的な情報を得ていると思っていると、
隣の人とは全く違う「普通」を
刷り込まれていているのかもしれません。

情報の格差がこれからますます進んでいくのでしょうか。

パソコンやスマホがこんなに身近になる前は、
何かを知るためには図書館や書店に行き、
それこそたくさんある情報の中から知りたいものを探しました。
興味のないものでも、たとえ手には取らなくても、
視線の中には入ってきていたものが、
ネットの世界では、人によってまるで違う「普通」がある。

自分の頭で考えることが大切だとしても、
まず知らないことがあること、
それにすら気づけないこと。
本著を読んで、その恐ろしさを感じました。
読んでみてください。


   (編集室 柴切純子)

2022年2月号おすすめ書籍(会報誌より)

『定年後からはじまる生きがいの創造』
人生100年時代を生き抜くポジティブ心理学の教え

太田哲二(著)
産業能率大学出版部 刊
定価 1,650円(税込)

人生100年と言われる時代、
65歳に定年を迎えてもまだ35年の残りがあります。
本書は、人生のプラチナ時代とも言える定年後の時間を
いかに幸せで、生きがいを持って
充実した生活を送るかということを、
ポジティブ心理学の観点から、書かれた本です。

従来の心理学は、心理的病の研究や、
ストレスが体に与える影響など、
マイナス面をテーマにした研究が盛んに行われていましたが、
ポジティブ心理学とは、どうすれば創造的で前向きになれるのだろう、
と物事がうまくいく理由に注目した心理学なのだそうです。

つらいときにも無理にポジティブに考えるポジティブシンキングとは違って、
れっきとした科学に基づいたものであり、再現性があります。
ポジティブな感情は、健康を高め寿命を延ばし、
仕事や人間関係にもいい影響を与えます。

第一章:定年後から始まるプラチナ時代、
第二章:私たちが地球にやってきた本当の理由、
第三章:ポジティブ心理学を活用してプラチナ時代を幸せに生き抜く、
第四章:パートナーとのよい関係を築く、
第五章:地球という星で機嫌よく生き抜く知恵と処方、
と五つの章で構成されています。

社会の中でいかに成功し、
充実した人生を送るのかという話題だけでなく、
かなりのページ数をさいてスピリチュアルな部分にも触れられています。

第二章では、時間についての秘密や、あの世について、
輪廻転生などの話題が述べられ、
舩井幸雄の著書からの引用もあり、楽しく読みました。

また第四章では定年後に幸福度の高い人生を送るには、
パートナーとよい距離感と、よい関係を築いていることが
とても大切だとわかりました。

何かを始めるのに遅すぎるということはない、
と前向きな気持ちになれる本です。

(編集室 兒玉裕子)

にじの絵本 わたしいろ

作・絵 リカ
モナ森出版 刊
定価 1,200円+税


著者は、工芸家の祖父母と家具職人の父と芸術家の母を持ち、
小さい頃から絵を描くのが大好きでした。
父が設立した「秋山木工」の特注家具は、
迎賓館や高級ブランド店などでも使われています。
人間性を重視した独特の職人育成「丁稚制度」は、
業界の内外から注目を集めています。

「秋山木工」が、日本中の大人から子どもまで、
ご縁をいただいたたくさんの方々への恩返しのため、
様々な取り組みに挑戦するべく作った場「木風心風堂」。
著者はこの場を主宰し、パステル画教室の師匠もしていました。

そして出版社は「モナ森出版」。
かっこちゃんこと山元加津子さんが、
故村上和雄先生の「サムシング・グレートに感謝して生きる」
という思いを込めて作り上げた「リト」を
出版するために実現した「一人出版社」です。

かっこちゃんはご自身のメルマガでこう語っていました。
『ある日、赤塚高仁さんが
「かっこちゃん、リカちゃんを絵本作家にしてあげてほしい」
と言いました。
モナ森出版は、本当はたった一人で立ち上げて、
今、お一人のお友達がたった一人で、
買ってくださった方に送り続けてくださっている
世界で一番小さい出版社です。
だから、本当は自分の本しか出せないし、出さないつもりでした。
でも、この絵を見て、そして文章を見たら、
村上先生も「この本はモナ森出版から出版すべき」と
背中を押してくださっていると思いました。
こんなに温かい温度のある絵を私は知らないのです』
『この絵本を手にとってくださった皆さんのこころが
まあるくあたたかになりますように』

著者の思いと、
それをささえるたくさんの人の優しくて温かい思いが詰まっています。
今のあなたにこそ出会ってほしい絵本です。
あなたのいろに行きつきましょう。


   (編集室 柴切純子)

2022年1月号おすすめ書籍(会報誌より)

あなたをぐんぐんしあわせに導く 運命の脚本の書きかえ方

あなたをぐんぐんしあわせに導く
『運命の脚本の書きかえ方』

三宅マリ(著)
幻冬舎 刊
定価 1,320円(税込)

本書の著者であり、セラピストである三宅マリさんは、
日露戦争当時の海軍大臣として日本軍を勝利に導き、
第16代、22代内閣総理大臣を務めた
山本権兵衛氏の玄孫です。
三宅さんは、権兵衛氏の初孫であるお祖母さまを慕って、
おばあちゃまのようになりたい! と
生きる指針とされてきました。
11歳のときにお祖母さまが亡くなられ、
迷いのなかに投げ込まれ、悩み葛藤されたそうです。
人も羨むような由緒ある家柄で不自由もなく育ってこられた
三宅さんの人生のエピソードを読むことで、
どんな環境にあってもそれぞれの人に使命や運命があり、
悩 みも同様にあるものだとわかりました。

三宅さんご自身の生き方や、
セラピストとして接してきた人々の悩みの具体例は、
自分の人生とはかけ離れていて、
一見関係ないようにも思えますが、
悩みにはそれぞれ共通点のようなものがあり、参考になりました。

じつは、今月号のオススメ書籍ではこの本を紹介してください、と
編集長から本書を受け取ったときに、
快諾して読みやすそうな本だなと思ったと同時に、
なんとなく読むことから逃げたいような気持ちにもなりました。
というのも、
この本は頭で読む本ではなく、心で読む本であり、
過去の自分と対話しながら、
自分が本当は何をしたかったのか、
何のために生まれてきたのか、といったことに
目を向けるための本だったからです。
その作業をするのはけっこう辛いことであり、
できれば避けて通りたいことでもありました。

なんとか自分と向き合いながら、本書を読み終えたとき、
不思議な爽快感がありました。
日々の忙しさの中で、自分の置かれている状況や
立ち位置がわからなくなっていたのが、
少し整理されたような気がしました。
本書は、見ないようにしていた自分の
心に目を向けさせてくれる本です。


(編集室 兒玉裕子)


いのちの森づくり 〔宮脇昭自伝〕

いのちの森づくり 宮脇昭自伝    
宮脇昭(著)
藤原書店 刊
定価 2,600円+税

1928年、岡山の貧しい農村で著者は生まれました。
二十歳まで生きられないだろうと
医者から告げられるほど病弱だった少年は、
命の大切さを誰よりも知っていました。
どんなに技術が進んでも、そこで使われるのは
石油化学物質、金属など、「死んだ材料」です。
人類の最高の技術を集めても、
雑草一本、生き返らせることはできません。

著者が世界各地で「いのちの森」づくりを進めるのは、
土地本来の「本物の森」が、防災・環境保全機能を持続し、
すべての人のいのちと、心身ともに健全で豊かな生活を
守ってくれることを、身をもって確信しているからです。

本著は、日本全国だけでなく、世界各地に足を運び、
その手足で実際に調べつくし、
一歩ずつ前に進んでいった著者の人生が綴られています。
ゆるがないひたむきな思いにひきつけられて、
あっという間に読み進んでしまいました。


今まで行政がやってきた緑化は、
よそものの木を高いお金をかけて持ってきて、
根がないからお金をかけてつっかえ棒で支える。
これが1年保証で、枯れたらまた繰り返す。
木を植えるのはお金がかかるといわれるのは、
偽物を植えるからです。
その地にあった本物の苗木を
自然の森のシステムに沿って植えれば、
3年たったら管理費はいりません。
いのちの森がそだっていくのです。

百年、千年の単位ではなく、
5年、10年後の本物の森の姿を見れば、
今からでも遅くない、
一人ひとりの小さな力を集めれば、
こんなにも明るい未来が見えてくる。
じわじわと力強く、勇気と希望が湧いてきました。


本物とは、けして特別で高価なものではありません。
今、ここに何が必要かをじっくりと見極めて、
そこにあるものを、自然の力に寄り添って大切に育んでいく。
本物を見極めて前向きに生きていかれた、
舩井幸雄氏のことばが被るように思い出されました。
ぜひお読みください。


    (編集室 柴切純子)

2021年12月号おすすめ書籍(会報誌より)

護道の完成 自他を護る実戦武道: 路上の戦いから神武不殺の極意へ

『護道の完成』
自他を護る実践武道

廣木道心(著)
B A B ジャパン 刊
定価 1,650円(税込)


護道とは、お互いに傷つけない
自他護身を目指して開発した
新しい武道なのだそうです。
著者である廣木氏は、かつては知る人ぞ知る、
大阪ミナミで有名なストリートファイターだったそうです。
路上の喧嘩でいかに強くなるかを長年研究し、
少林寺拳法、空手、中国武術、プロレス、ボクシング、
キックボクシング、ムエタイ、ブラジリアン柔術、
琉球武術、居合など、
さまざまな武術の技を取り入れ、習得してこられた方です。

本書の序盤から中盤までは、
廣木氏がどのように武術を学んできたかのお話です。
路上の戦いとはこんなにも危険なことであり、
その危険なことにここまで何度も遭遇する人もいるのだなと、
驚きの連続でした。

本書の終盤から、自他護身についての記述が始まります。
行動障害がある人は、感情のコントロールが難しいために、
ストレスからパニックとなり、
自分を傷つける自傷行為や、
他人を攻撃してしまう他傷行為をする場合があります。
廣木氏の息子さんも自閉症で、
幼い時期に突然叩いてきたり、
物を投げてくる時期があったそうですが、
既存の護身術では、
相手を敵という想定で体系が構成されているため、
時には相手の目や股間など急所を攻撃したり、
関節を極めて制圧したりするものが大半で、
愛する我が子に使用することは当然できません。
育児を通して独自に模索しながら対応していくうちに、
息子さんの身体は整っていき、
いつしかパニックを起こさなくなったそうです。

また息子さんだけでなく、
実際に福祉施設で介護士として働くことで、
障害のある方への介助の現場での対応を実践し、
福祉での武術を応用した介助法を構築されました。
勝ち負けではなく、お互いに傷つかず
「引き分け」に持っていく武道である護道は、
本当の強さとは何かを考えさせてくれます。


(編集室 兒玉裕子)

 

がん温熱療法

『がん温熱療法 
がんは、温めろ!私は半年で消えた』    

友部 浩一(著)
ヒカルランド 刊
定価 2,700円+税


 黒澤明監督、映画「生きる」のラストシーン。
公園でブランコに乗り口ずさむ歌。
「いのち短し・・・」
市役所勤務の主人公が最後に本気で仕事をして完成させた『公園』。
生きがいと感謝と安らぎの「生きた証」。
「この本は私の『公園』です」と著者は語ります。

著者は特別養護老人ホームの事務方でした。
本業は経理ですが、現実にはその他全般、
やりがいをもって働いていました。
東日本大震災で施設が甚大な被害に直面し、
著者の人生も狂いました。
歯を食いしばり働いたことは、
がん発生の最高の好条件でした。

 テレビを見て自分の症状が食道がんかもしれないと思い込み、
検査を受けたことから早期発見。
完治したと信じていましたが、
職場の同僚のススメで「温熱療法」を受けると、
胃が熱く、「まだ、がんが残っていますよ」と診断されます。
半信半疑でセカンドオピニオンを求め「O-リングテスト」を受けると、
「がん活性が残っている」とのこと。
「あの手術は何だったのだ?」。
著者は西洋医学の限界を知ると同時に、
がんの根本治療の道を探ることになりました。

日本人は「病気は薬で治すもの」と洗脳されていたこと。
西洋医学一辺倒の日本の医療は、
「病気産生ビジネス」だったこと。
本著は、私たちを「洗脳」から解き放ち、同時に、
「生きる」ために自分自身でできる
「根本治療」を伝授してくれるものなのです。

著者はあとがきに、
船井幸雄氏の言葉をメッセージとして綴っています。
「物事はなるべくしてなる。そう考えることが心の安定につながる」
「すべて必然、必要、振り返ればすべてベストタイミングで起きている」

著者が支持する船瀬俊介氏の推薦文も掲載されています。
情報量たっぷりですが、とても読みやすく構成されています。
ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)

2021年11月号おすすめ書籍(会報誌より)

日本列島秘史――出雲、エミシ、アイヌ、サンカ、まつろわぬ民の真実を追う

『日本列島秘史』
出雲、エミシ、アイヌ、サンカ、まつろわぬ民の真実を追う

鈴木真悟(著)
今日の 話 題 社 刊
定価 1,980円

歴史とは勝者がつくるものと言われます。
本書は、勝者にとっての都合の悪いことは隠され、
書き換えられてきたと考えられる中で、
実際の歴史はどうであったかを、
正史からだけでなく、
古代から受け継がれてきた口伝や民間伝承、
偽書とされアカデミックな領域では無視され続けてきた
「古史古伝」 と呼ばれる記録から、
歴史を検証している本です。

第一章、正史とされるものの外側にある情報
第二章、天皇家とその成り立ちに関わる謎についての分析
第三章、出雲族、荒吐族、サンカ、まつろわぬ民の真実の姿
第四章、日本の古代信仰とミトラ教の関係
第五章、隠された近代史の解明
と五章で構成されています。

巻末の参考文献を見るとその数なんと74冊、
あまりの情報量に圧倒されます。
こんなに膨大な情報量の本は、
どんな歴史学者の方が書かれた本だろうと
著者のプロフィールを見ると、
インタラクションデザイナー、DJ、イベントオーガナイザー、
メディア・アクティビストと、
歴史とは全く関係のない肩書をお持ちの方で驚きました。

もともと本を書く予定ではなく、
個人的な興味でフィールドワークをされてきたそうです。
本当の歴史に心から興味があり、
好きで仕方がないという気持ちが本書から伝わってきます。
本書を読んで最初に感じたことは、
とても難しいということでした。
日本史も世界史もずっと苦手だった私にとっては、
序盤からわからない単語と難しい漢字の連続で、
もう読むのをやめようかと挫けそうになりましたが、
第三章を読み始めた頃からだんだん興味深く感じ始めました。

過去の隠されてきた歴史に焦点が当てられた本ですが、
過去のことを書くことによって、
現代の日本人の生き方に警鐘を鳴らしているようにも感じられました。
ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)

足圧整体 しあわせになる足法

足圧整体 しあわせになる足法

丁 泰丹(著)
じゃこめてい出版 刊
定価 1,300円+税


 「しあわせになる」とは、なんてすてきな言葉でしょう。
「健康になる」でもなく、
「しあわせになる」ということが、
本著を読んで腑に落ちました。

 著者は広告制作会社で勤しんでいました。
幾度もの奇蹟的体験を重ね、
自身の大病から道教をはじめとする自然哲理の探求に導かれ、
その後、天職と捉えていたコピーライターの道を捨て、
自ら立ち上げた足法の錬磨と指導に身を投じました。

 足法というメソッドは、
マッサージや指圧、これまでの健康法とは
根本的に違っていたのです。
足法の最大の目的は筋繊維の中の、
病気の根源と言われるコブを取り去ることです。
基本を覚えれば誰もが容易に行え、
健康増進を実感できるだけでなく、
家族や友人同士のスキンシップを通して
コミュニケーションの機会も増します。

 「まずなによりも害を為すなかれ」
これは医学生が習うヒポクラテスの誓いだそうです。
しかし現状日本の医療界は一大ビジネスとなり、
実験のような手術や薬漬けに晒されています。
自然の偉大な治癒力で、
本来、病気は自分で治すものです。
しかし現代人の多くは医者依存におちいり、
社会的常識に洗脳されていることこそが、
病気以前にすでに病んでいると著者は言います。

 長年足法を研鑽していく中で、
著者は何度か新たなステージへの移行を感じたそうです。
足法は瞑想でもあるのです。
体の声を聴くと表現していますが、
深い想いに至ると足が相手の体の状態に合わせて
自然に動くのだそうです。

 私たちの住む地球がこれまでにない変革の時期に入り、
力から愛の時代へと大きくシフトチェンジを始めた今だからこそ、
多くの人がしあわせになる足法は広がっていくのでしょう。

 実技編も写真とイラストでとてもわかりやすく説明されています。
ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)
 
 

2021年10月号おすすめ書籍(会報誌より)

永遠の祈り ダスカロスが伝えるエッセネ派の聖母マリア

『永遠の祈り』
ダスカロスが伝える エッセネ派の聖母マリア

スティリアノス・アテシュリス/ダスカロス(著)
パナヨッタ・セオトキ・アテシュリ(編)
鈴木眞佐子(訳)
き れ い ・ ね っと 刊
定価 2,200円

本書は、ギリシャ系キプロス人 の神秘家であり、
ヒーラーのスティ リアノス・アテシュリス博士、通称 ダスカロスが
エッセネ派の聖母マリア様について語った内容を
彼の長女であるパナヨッタ・セオトキ・アテシュリさんが
ウェビナーで紹介し、 その内容をまとめた本です。

翻訳は これまでダスカロスのことを紹介した著書
『メッセンジャー』シリーズを翻訳された鈴木眞佐子さんが手掛け、
日本の読者向けに解説を付け加えてくださっています。

表紙の絵は、 はせくらみゆきさんのマリア様の絵であり、
帯の言葉はKan.さんが書いてくださっています。

私(兒玉)も、 編集に携わらせていただきました。
ダスカロスは、神秘家、ヒーラ ーの中ではとても有名な人物で、
その類まれなる功績から、世界一の ヒーラーと呼ばれています。

12の言語を話し、読み書きもできたダスカロスは、
すべての前世の記憶も持っていたと言われています。
中でも、二千年前にキリストのエッセネ派の若い弟子として、
キリストから直に学んだ経験があり、
そのときに学んだ教えを、現代の人々に伝 授することは、
ダスカロスにとっての使命の一つでした。

本書でご紹介するイエス様やマ リア様についての記述は、
ダスカロス以外の人の著書では見られないもので、
驚かれる方も多いかもしれません。
イエス様やマリア様から直に学び、行動した人にしか書けない描写です。
また、ダスカロスが使徒ヨハナンから授けられた
シンボル・オ ブ・ライフについての記述や
聖母マリア様が実際に現れ、窮地を助けてくださったエピソード、
いくつかの瞑想法なども紹介されています。

ダスカロスの教えを学び続ける真理の探究者にとっても、
はじめてダスカロスに触れる方にとっても、
イエス様やマリア様を知りたい方にとっても、
学びの多い一冊になると 思います。
ぜひ、ご興味のある方は お読みいただければと思います。

(編集室 兒玉裕子)  







大麻―祈りの秘宝

大麻―祈りの秘宝    
本間 義幸(著)
ヒカルランド 刊
定価 2,000円+税

「大麻」という言葉のイメージが、なんでこんなに悪くなってしまったのでしょう。
著名人が大麻所持で逮捕というニュースを見聞きするたびに、
違和感を覚えていました。
本著を読んで、いかに「大麻」が大切なものであるかということを知りました。
ほっとするとともに、知らないで流されていることが恐ろしくなりました。
この大切なものが失われる前に、立ち上がり伝えている人たちを応援したいです。

日本において大麻は、祓い清め、調和させていくための秘儀として、
大切にされてきた植物でした。
戦後、大麻の葉と花穂の所持が法律で禁止されました。
一方、茎は神様の依り代であり祓い清めの力。
すべて繋がっているひとつの有機体である大麻は、
極と極に分断されてしまいました。
栽培はライセンス制で、新たに申請するのはとても難しく、
大麻農家は絶滅に瀕しています。

部屋が汚れるように、人間の体、心、意識体にも日々、塵や埃がつきます。
これが積もり積もると罪が生じやすくなり、心身の機能は低下します。
日々の穢れを払い、強い穢れは大麻で払い、
水に流して私たちは前に進んできたのです。

日本の大麻には、本来、重たさやネガティブは存在しません。
生まれてすぐに大麻の布で赤ちゃんをくるむのも、
七五三、結婚式でも大麻に触れるのも、
すべては禍のもととなる因縁事を消し、
その人らしくまっすぐに生きてほしいからです。

私たちは大麻にお世話になりながら、それを微塵もしらない。
無知を超えて、その植物を軽蔑さえしてしまっている。
著者は言います。
「言語化しにくい角度からの大麻論にお付き合いいただき、
ありがとうございました。
ご意見はあると思いますが、『幸せであれ』、
唯々これを言いたいがための文字の重なりです」

『本来の祈りの形』を思い出すために、ぜひお読みください。

(編集室 柴切純子)

2021年9月号おすすめ書籍(会報誌より)

「バイオサンビーム」で病気が治った

『「バイオサンビーム」で 病気が治った』
~"治る医療"を追求してきたある医師の物語~

青木秀夫(著)
風雲舎 刊
定価 1,600円+税


本書は、にんげんクラブでの人気セミナー、
『エネルギーカード 「バイオサンビーム」作り講座』の
青木秀夫先生の待望の初めての著書です。
青木先生が大学医学部を浪人中、芹沢光治良先生の『人間の運命』と出会い、
社会に裨益する人間になるべく、「病気を治す医者」を目指され、
そこから情熱を持ち続け奮闘される様子と、
青木先生の考案されたバイオサンビー ムを使った医療について書かれて います。

青木先生の誠実で努力家な生き方、考え方の描写に、
読んでいるこちらも元気になり、背筋が伸びるような気持ちになる本です。

8浪の末ようやく医学部に入り、 呼吸器内科の医師としての診察を続ける中、
病がいつまでも治らない医学に疑問を抱き、
治る医療はないかと東洋医学や自然農などさまざまなことを学ぶ中で、
矢山利彦先生のゼロ・サーチによる治療に出会われます。
この先生は本物かもしれない、と矢山先生の主宰される
「ドクターヒーラー研究会」(現在は「バイオレゾナンス医学会」) に参加され、
長年学び続けておら れます。

病気を、人間の肉体だけに注目するのではなく、エネルギー体として診る医療をはじめ、
ゼ ロ・サーチと紙カードを使ったエ ネルギーカードでの療法内容を、
本書では詳しく紹介されています。
企業秘密とも言えるような詳し い情報が盛りだくさんの内容に、びっくりしました。
そこには、本書を通して一人でも多くの人の病が治ってほしいという
青木先生の祈りの力が込められているような気がします。
誠実に努力を重ね、諦めなければきっと夢が叶うことが、
本書を通して伝わってきました。

病を抱 えている方も、健康な方も、
ぜひ 多くの方にお読みいただきたい本だと思います。

(編集室 兒玉裕子)  

大丈夫、あなたが一人でも

大丈夫、あなたが一人でも    

柴田 久美子 (著) 新田 崇信 (著) 鈴木 哲司(著)
きれい・ねっと 刊
定価 1,600円+税


本著は、看取り士という仕事を確立した柴田久美子さんが、
佛心寺副住職の新田崇信さん、熊野神社禰宜の鈴木哲司さんに
お声をかけて作られたものです。
仏教者、神職者でありながら、いずれも看取り士の世界に共感を得て学び続け、
資格もお持ちであることに驚きました。
しかし、本著を読んでいくうちに、
まったく違うであろうそれぞれの世界での、共通した思いが伝わり、
やはりこんなにもすべては繋がっているのだと思えてきました。

コロナ禍という状況の中でも、
「明日は今日よりきっと良い日が待っている」と信じ、
「日々を丁寧に生きる」ことについて語り合い、
幸せに生きて、安らかに最期を迎えられる生き方を提案してくださっています。

禰宜の鈴木さんは、救急救命士でもあります。
『命が消えたらどこへ行くのか』という本を出版する際に、
臨死体験やあらゆる宗教の死生観を調べていた時に
『いのちの革命』を読んだことが、看取り士になるきっかけだそうです。
『いのちの革命』は柴田さんと舩井勝仁の共著。
ここにもつながりを感じます。

看取り士の研修の中に、「胎内体感」という講座があるそうです。
愛のある看取りのためにはとても大切な体験です。
「胎内」を「死を迎えたその後に戻っていく場所」と位置付け、
そこで安心感を持てるようになることで
「死に対する恐怖が解消される」と伝えているそうです。
「死」だけが忌み嫌われ、切り取られてしまったことが、
今の世の中の心の奥に寝ずいてしまった恐怖、
何かわからない不安の原因なのかもしれません。

本著は、やさしくやさしく寄り添い、力強い希望を与えてくれました。
巻末には、ロサンゼルス映画祭りで三冠を達成した『みとりし』の
主演俳優である榎木孝明さんと柴田久美子さんの対談も収録されています。
ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)

2021年8月号おすすめ書籍(会報誌より)


野口整体でみる心と体 愉気(ゆき)便り1
安井誠(著)安井州子(著)


本書は、自然健康道場安井整体の会員誌『愉気便り』の
2012 年4月号から2014年月号に掲載された文章から抜粋し、
加筆修正をしたものです。
短い文章がとても読みやすい構成になっており、
どこから読み始めても面白く読むことができます。
著者の長年の経験と実体験に基づいた文章なので、
とても読み応えがあり、
西洋医学では分からない人間の体の奥深さと不思議さを、
実例を通して教えていただきました。

「愉気」という言葉は、整体の創始者である野口晴哉先生の造語です。
著者の安井誠さんと州子さんは、
野口晴哉先生の弟子であった岡島瑞徳先生から野口整体を学ば れました。
一生かけても足りないことを承知の上で、
「愉気とは何か」をずっと考えながら稽古を続けておられるそうです。


愉気とは、自分の手とその手が触れているところに気を集めて、
相手と自分を一体化させるように気を通していく行為だそうです。
著者は愉気をするときに、「悪いと ころを治そう」とは考えないそうです。
「この人は思っていたよりもずっと自由で、皆から愛されていて、
本来どんなに素敵な人か」と想像をめぐらし、
そのイメージが出来上がる頃には、気が通っているそうです。

奇しくも今月のびっくり現象の藤牧経乗先生の原稿を作成しているときに
本書に出会い読み始めたのですが、
本書に書かれている愉気の手当と、
藤牧先生の頭蓋仙骨療法の手当とが、
アプローチの方法は違うけれど、
「こちらが治そうと我を出すのでなく、相手の生命力を信じて待つ」姿勢が
とても似ていると思いました。
女性が自然に出産するときの話題や、子どもが病気になったときの対処法など、
子育てに関連する話もたくさんあ りました。
現代人が忘れてしまった生き方を
本書は思い出させてくれるように思います。


(編集室 兒玉裕子)


シュメールの王と霊(ひ)の元(もと)の王
不二真央都(著)


著者の不二真央都氏は、
不二阿祖山太神宮の渡邉大宮司の講演会に参加し、
講演を聞くうちに歴史ロマンに目覚め、
太古の物語を書きたいと思うようになりました。
古代の歴史を学び、小説家となり ます。
不二阿祖山太神宮の超太古の物語の第一弾
『ムーとアトラン ティス~ ~ 未来を紡 ぐ覚醒の 』に続いて
書き上げた第二弾が、本著です。

ムーとアトランティスから歴史は遡り、時はシュメールの時代 へ。
物語はフィクションとして仕上げていますが、
主人公のモデルは不二阿祖山太神宮の渡邉大宮司本人であり、
小説は主人公の幼少時(正確には出生前)から持つ記憶を元に、描かれているそうです。

神様は神の科学を駆使して、長 い年月をかけて宇宙を作り地球を 作り、人類を誕生させました。
自然界に感謝して生き続ける限り、人類は豊かに生きられる。
この神様との約束を忘れないように、全世界の民の代表が、
不二山にお立ちの神様のもとに集い「お田植え 祭」が行われていました。

幾度となく天変地異によって世 界の文明が崩壊しては再興する中で、
何度も不二山から稲作が世界へもたらされていました。
稲作は ただ食料を得るためのものではなく、
生かされていることを感謝する「神事」であったのです。

人類は次第に神との約束を忘れ ていってしまいました。
が、神の愛はあまりにも大きい。人類が神 を忘れても神は待っていてくれて います。

物語は、現代の日本の少年たち 発見された石碑の場所にたどり着き、神との約束を思い出します。
「神殿を立てよ」「大自然をもと に戻せ」「争いをやめよ」
人類が和することを合図として神は発動するときを待たれている。
人類は争いをやめることができるのか。
今こそがラストチャンスな のです。


(編集室 柴切純子)

2021年7月号おすすめ書籍(会報誌より)


ブッダの獅子吼 原始仏典・法華経の仏教入門 ―瞑想や座禅、マインドフルネスの先を行く、釈迦の真の悟りとは?―
原始仏典・法華経の仏教入門
北川達也(著)

株式会社COBOL 刊
定価 1,500円+税


本書は、ブッダの肉声に近い仏典と言われている
原始仏典(パーリ語仏典)を中心に、
著者の北川氏が現代の日本人にわかりやすく、
参考になる部分を取り上げまとめた本です。

ブッダとは、法に目覚めた人のことを表しますが、
本書では、仏教の開祖である
ゴータマ・ブッダのことを指しています。
ブッダが自信を持って、ライオンが吠えるように、
声を響かせながら教えを説いているという故事にち なんで、
本書のタイトル『ブッダの獅子吼』はつけられたそうです。

このタイトルに惹かれて、本書を手に取りました。
仏教についての本は、難しいイメージがありましたが、
本書は初心者のために書かれた本なので、
とてもわかりやすくブッダの教えを学ぶことができました。

また日本で発展した仏教の本とは違った味わいがありました。
現代の日本人に合う部分をまとめられているからか、
一読して最初に感じたこ とは、
本書はビジネス書に似ていると思いました。
効率の良い仕事の仕方を説くかのように、
人間の正しい生き方がとても合理的に説 かれています。

十の扉に分かれて、ブッダの教えが解説されています。
十の扉とは、

ブッダ誕生前の時代背景を知る。
ブッダの説く最も優れた道を知る。
持戒して、ブッダの弟子となる。
精神統一したブッダの禅定を知る。
ブッダの悟りの智慧を理解する。
ブッダのように悟りを進化させる。
ブッダの説く善行を実践する。
迷信へのブッダの見解を理解する。
ブッダの教えを発展させる。
ブッダのように法に目覚める。

この十項目です。

個人的には、苦しみの消滅へと至る道である八正道や
善行について詳しく解説してくれている部分が参考になりました。

本書を読むことで、原始仏典に興味が湧くとともに、
正しく清らかな生活をなるべく心がけようと思えました。

(編集室 兒玉裕子)


腱引きと音叉

増川いづみ/小口昭宣(著)
ヒカルランド 刊
定価 1,800円+税

サウンドヒーリング(音叉療法)と古式腱引き。
2人のスペシャリストの出会いから、
新たに拓かれていくヒーリングワールド。
とても興味深く読みました。

腱引きの歴史は400年前にさかのぼります。
柳生心眼流という武術が源流で、
細々と伝承されてきたそうです。
死と直面した戦場での医学でした。
腱をひっぱることで本来の位置に戻す。
非常な痛みを伴っていましたが、
その効き目は待ったなしの現場に対応できるものでした。

今の腱引きは最新鋭の理論により
どんどん進化しているそうです。
戦場では耐えられた痛みに、
現代人が絶えられないことも理由のひとつ。

水、電磁波、そして音の研究をしてきた増川氏も、
利便性に慣れてしまった私たちは、
精神力も忍耐力も退化してしまったと言います。

すべては周波数=音=光でできています。
すべては自然界からの産物です。
簡素な暮らしをしていた祖先は、音に満ち溢れていました。
密閉された空間で、
外界の多様な音の刺激が少ない世界に住んでいる現代人は、
エネルギーが下がってしまったのでしょう。

電子レンジでの調理が健康に害を与えるのでは
ということはよく聞きますが、
食品が電子レンジの「悪い音」を聞いたからだ
という説明が、とても腑に落ちました。

体の調律、音の調律。
病気になる前に調律することの大事さを痛感しました。

健康に変わるためには、
まず脳がリラックスすることだそうです。
大脳皮質は施術できても、
今まで中脳にアプローチする方法はありませんでした。
中脳は非常に大事な神秘の器官だそうです。
指は届きませんが、音だけは行ける。
2人のスペシャリストの出会いから、
いろいろな実験が始まりました。

人が幸せになれる施術を目指し、
進化していくことが本当にすばらしい。
明るい未来が聞こえてきます。


(編集室 柴切純子)

2021年6月号おすすめ書籍(会報誌より)


落ちる! ----そこから"第二の人生"が始まった――

新谷 直慧(著)
風雲舎 刊
定価1,500円+税


本書は、以前ににんげんクラブでも
数々のセミナーやインタビュー記事の
担当をしてくださっていた
新谷直慧さんの著書です。
編集者として数十年書籍の出版に携わる中で、
初めてのご自身の著書だそうです。
読み始めると内容はとても面白く、
それでいて膨大な情報量で、
ぐんぐんとその文章に惹き込まれました。

『落ちる!』という珍しいタイトルはとても印象的ですが、
このタイトルの基となった考え方の書かれた著書があります。
それは、ナチュラルスピリットから出版された
リチャード・ロール氏の書かれた
『上方への落下』です。

その本には、
人生の中で何度も遭遇する突然のアクシデントであり、
下方へと落下するような出来事こそが、
人生の大きな方向転換のきっかけとなる
神の恩寵(おんちょう)なのですと書かれており、
悩みながら進めた本の執筆中に
この本に強い感銘を受けた新谷さんは、
これこそが自分のテーマだ、と本を完成させたそうです。

若いころから深く物事を考え、
いかに生きるかを追求し続けてきた新谷さんだからこそ
体験したまさに「落ちる」ようなさまざまな出来事は、
とてもダイナミックで興味深いものでした。

たとえばロッキー山脈での
ヘリスキーのツアーに参加した際に、
滑落して九死に一生を得て、
その恐怖心を乗り越えられた体験から、
「落ちる」ことは「飛ぶ」ことだと
気づかされたそうです。
他にも数々のアクシデントに見舞われ、
その度ごとに気づきが深まり、
人生の転機となっていく姿は、
どんなことが起こってもきっと大丈夫、
という気持ちにさせてくれます。

また、インタビューを通して出会ってきた
多くの方々のエピソードが、本書に彩りを加えています。
巻末に掲載された清水浦安さんとの
縄文についてのインタビューは、
世界の平和と新しい時代への祈りも感じられました。
ぜひお読みください。 


  (編集室 兒玉裕子)


数霊コードが縄文ゲートを開く!

吉野内 聖一郎(著)  
ヒカルランド 刊
定価1,800円+税

著者は乳児のころから、
自分を俯瞰している記憶があるそうです。
地球に来た本来の目的を
忘れないようにするためではないかと
今になって思うと、プロローグにあります。
周りの人たちと馴染めず、
成長するにつれその違和感は大きくなっていきました。
なぜ多くの人は、現実世界の
目先のことばかりにとらわれているのだろうか。
無限の可能性を秘めた世界の、
希望の光を求めていたときに、
出会った一冊の本が、
江本勝氏の『波動の真理』でした。
波動測定器と波動水を体験し、
無限の可能性を感じ、
15年勤めていた会社に、いきなり辞表を出して、
この仕事を始めたそうです。

90年代の波動ブームは、
江本勝氏と、舩井幸雄氏の存在があったからと
著者は語ります。
当時、波動測定器を見事に使いこなして、
多くの患者さんを治療していた江本氏の噂を聞きつけ、
舩井氏が体験しに行きます。
本物の技術であることを確信した
舩井氏が紹介したことから、
ものすごい勢いで情報が世の中に広まりました。
波動バブルは終焉しましたが、
本物を信じ研究を続け、
令和の時代になった今、
新たな技術が広がろうとしています。

波動水を作るためには、
教えられた手順で測定したコードが必要です。
著者はこの波動コードの仕組みを解明しようと
研究を続けました。
宇宙に普遍的に存在している法則があるはず
ということはわかっていました。
不思議な出会いを重ね、
古神道で縄文時代から伝えられてきた魔方陣にたどり着き、
「数霊(かずたま)システム」をもとにした、
ポータブルタイプの
『数霊REIWA』が誕生しました。

誰もがヒーラーになれる時代になろうとしています。
著者は、江本氏と舩井氏の二人の巨匠が、
向こうの世界から後押しをしてくださったのだろうと語ります。
本物の証(あかし)が詰まっています。
ぜひお読みください。


      (編集室 柴切純子)

2021年5月号おすすめ書籍(会報誌より)


人間の四つの気質【新装版】』 
ルドルフ・シュタイナー (著), 西川隆範 (編集, 翻訳)

風濤社 刊
定価2,420円(税込)

本書は、精神世界の巨頭であるルドルフ・シュタイナーの
講演録を編集したものです。
シュタイナーの著作は
以前にも何冊か買ってみたことがあるのですが、
難しいイメージが先行し、
今まで読み進めることができませんでした。
しかし本書は日常生活に即した内容が多いことと、
編集が秀逸なためか、
初心者にもわかりやすくスラスラと
読み進めることができました。

タイトルは人間の四つの気質であり、
人間には火のように激しい胆汁質、
風のように気が変わる多血質、
水のようにゆったりした粘液質、
土のように暗い憂鬱質に分類されているそうです。

それぞれの気質の説明と、
それぞれ食べたほうが良い食べ物や、
子どもの育て方などが書かれています。
自分はどの気質なのだろうか、また家族はどうだろう、
と考えながら読み進めました。

また、物忘れを直す方法や、意思を強くする方法なども
述べられていて、それらはどれもはじめて得る知識で、
とても興味深いものでした。

他にも、実際的な思考方法、心身を元気にする七つの方法、
なぜ服を着るか、何を食べるとよいか、
知恵と健康、心魂の調和を築く五つの方法、
人体のリズム、人生設計、運命にどう向き合うか、
などが書かれています。

個人的には、はじめの章である「実際的な思考方法」の中で、
思考の原則や正しい思考法について書かれていた内容が
最も参考になりました。
正しい時に正しいことを思いつく方法や、
ものごとに即して思考することなど、
読めば読むほどに、
いかに日頃から思考を使っていないかがよくわかりました。

本書は、100年ほど前に講演された内容なため、
本書に書かれていることをすべて実践するのは
難しい部分もあります。
また、読んでもこちらの理解力不足で
まだ理解できない箇所も多くあります。
今後も何度か読んで参考にしたい本だと思いました。

(編集室 兒玉裕子)



星と人間[新装版]精神科学と天体
ルドルフ・シュタイナー (著), 西川 隆範 (翻訳)

風濤社 刊
定価2,420円(税込)

本著は、精神哲学者である著者が
二十年あまりにわたる人智学(精神科学)に関する
講義の大部分で示唆していた天空の秘密のなかから、
基本的なものを訳出したものです。

「シュタイナー」と聞いて、幼児教育関連の著書だと
思い込んでいたのですが、著者は自然科学研究・
哲学研究を経て、独自の精神科学、人智学を樹立しました。
教育だけでなく、医学、農業、芸術の分野にも
大きな業績を残した方でした。

天空に輝く星は私たちの体にも人生にも、そして文化にも
深く関わりをもっていることを、興味深く、しかも科学的に
論理的に述べる、以下の9篇の講義からなっています。
「運命を規定する星・人間を解放する星」
「星々を通って生まれてくる人間」
「黄道十二宮から形成される人間」
「七惑星と人間のいとなみ」
「自我と太陽」
「天体が地表に与える影響」
「星と金属と医療」
「黄道十二宮と七惑星の世界観」
「星と人類の進歩」

著者は、近代文明から失われた宇宙の秘密を伝えます。
天動説は間違っていたと思っていましたが、
アストラル界と物質界ではすべてが逆に見えると説きます。
人間の魂は諸惑星の領域を通過して生まれてくるので、
星の影響で性格や髪の色までが決定されると述べます。
今までの常識ではすぐには受け入れられない内容でした。

著者は言います。
「近代文明の見方だけでは天体に無関心になるだけです。
天体の心魂と精神は洞察されません。
人間も心魂と精神の存在です。
惑星系の心魂と精神に、再び目を向けなくてはなりません」

訳者は言います。
「どの講義もさっと読み流すより、じっくりと取り組むべき内容です。
吟味することでみなさまの意識と生活に深みと広がりが増しますように」

ぜひ、じっくりお読みください。


      (編集室 柴切純子)

2021年4月号おすすめ書籍(会報誌より)



スマホ脳』 
アンデシュ・ハンセン(著) 久山 葉子(訳)
新潮社 刊
定価980円+税

本書は、スマホがいかに私たちの脳や生活に
影響を与えているかを教えてくれます。
スウェーデンの精神科医である著者は、
スマホが普及するにつれて、
精神的不調で精神科を受診する人が
ますます増えていることに
警鐘を鳴らしています。

スマホがそこにあるだけで、
私たちは集中力を減らし、
コミュニケーション力も減らし、
直観力や運動する能力も
どんどん減らしてしまっています。

スマホのスクリーンのブルーライトが
私たちの睡眠の質も時間も減らし、
メンタルヘルスにも悪影響を与えています。

第三章の
「スマホは私たちの最新のドラッグである」
という記述には、
目を背けていたスマホの本当の怖さを
突き付けられたような気がして、
ハッとさせられました。

また、運動がストレスを減らし、
メンタルヘルスの健康に役立つことや
集中力アップにとても効果があることなども
詳しく書かれていて、
スマホと共に現代を生きる
生活習慣についても教えてくれます。

本書がスウェーデンで刊行されたのは
2019年で、
2018年から2019年ごろに書かれた
本書の中で
大人は1日に平均3時間
スマホを触っていると書かれています。

そして2020年に
「コロナに寄せて」と
まえがきが追加されていますが、
そこでは、スマホを触っている時間の
1日平均は4時間と書かれています。
つまり少しずつ、
スマホを触る時間も影響も
時と共に増えつつあるのがわかります。

本書を読んで、
スマホ時間を減らしていこうと誓いましたが、
なかなかやめられません。
弊害を知ってもなおやめられない怖さに
ビックリするとともに、
本書に書かれていることが、
かなり的を射ていると思いました。

個人的にも何度か手に取りたい本であり、
人類としてスマホについて考えるために、
できれば多くの方にも
お読みいただきたい本だと思います。


(編集室 兒玉裕子)



日本のカルマを背負った男「笹目秀和」と二人の神仙
宮﨑 貞行(著)
ヒカルランド 刊
定価2,500円+税


激動の時代に中国大陸に渡り、
二人の神仙に出会った笹目秀和(ささめしゅうわ)。
本著は、忘れ去られた日本の神人を
新たに世に出し続けようと、
著者が著した物語です。

内親王、サーヤさまと、従者二人が、
都心の御所を離れ、
秋の山々を縦走しようと
奥多摩にやって来るところから物語が始まります。

山奥でたまたま出会った老人が、
噂の奥多摩の仙人であることに驚き、
笹目翁の昔語りを、
サーヤさまたちが興味深く聞いていく
という形で物語が進みます。

笹目秀和は1902年生まれ、
22歳のとき、遊学していた中国大陸で、
一人目の神仙に出会います。
200歳を超えるリョ神仙に
月の精気を得る秘法を授かり、
今後の苦難に満ちた人生と
12年後に出会う
もう一人の神仙のことを予言されます。

その後、時代に翻弄され
苦境に立つモンゴル民族のために、
再興運動に身を投じ、
青海省で、500歳を超えるという
シュロ神仙との邂逅を果たします。
そこでは太陽の精気を得る法を授かりました。

ソ連に抑留されて
11年にも及ぶ過酷な収容所生活を強いられますが、
神仙に教わった秘法で生き延び、
ついに帰国を果たしました。

著者は、あとがきで
1枚の写真について語ります。
それは、浩宮徳仁(ひろのみやなるひと)殿下が、
山小屋の前で笹目翁に出迎えられた写真です。
皇太子にとって独身最後の登山。
このとき皇太子は33歳、
翁は91歳。
にこやかに話されている皇太子のお顔が
印象的でした。

この出会いから
4年後に笹目翁は逝去されました。
この出会いをヒントに、
著者はこの物語の構想を思いついたそうです。
サーヤさまが目を輝かせて
笹目翁のお話を聞いている様子が想い浮かび、
物語がとてもリアルに感じられました。

今のこの時代にも、
日本のカルマを背負った人たちがいたと、
後世に語り継がれることを、
願いたくなりました。


      (編集室 柴切純子)

2021年3月号おすすめ書籍(会報誌より)


二つの惑星に生きて ―我が一万三千年の転生史―
ファイロス (著), フレデリック・S・オリバー (その他), 伯井 アリナ (翻訳)
ナチュラルスピリット 刊
定価2,980円+税


本書は書かれた経緯から不思議に満ちている本です。
筆記者であるオリバー氏は、1866年生まれ。
彼が17歳の頃から、本書の本当の著者であり、
金星に住む秘教家ファイロスからの通信が始まりました。
通信はその後も続き、
1884年頃から1886年に
本書の原稿が完成しましたが、
ファイロスからの指示により、
しばらくの間本書は出版されませんでした。

1899年に筆記者からの序文が書かれていますが、
同じ年になんとオリバー氏は死去し、
1905年にオリバー氏の母が本書を出版したそうです。
若干18歳の無名の少年によって書かれた本書は、
その驚きの内容により出版直後より
アメリカを中心に一大旋風を引き起こしたそうです。

女優シャーリー・マクレーンや多くの人々の
人生を変えた本とも言われています。

本書は三巻に分かれて構成されています。
著者であるファイロスは、金星に住む達人ですが、
一巻の物語はファイロスが地球のアトランティス時代に
ゼイルムという名で生きる中で、
人を裏切り、カルマを作ってしまった彼が、
亡くなってから死後の世界へ行くまでの物語です。

第二巻は、ゼイルムがその後1800年代に
アメリカ人のウォルター・ピアソンとして
生きてカルマを返し、
死後に金星へと行きファイロスとなり、
魂の片割れであるフィリスと一つになるべく、
最後の試練へと挑戦する物語です。

第三巻は、ファイロスとフィリスのそれぞれの
過去生の物語と、
アトランティスのその後の物語です。

それらのすべての物語には、
光の子、イエス・キリストが出てきます。
最初は少し難しく感じていましたが、
ページを進めるごとに、
本書に惹き込まれていく自分がいました。
100年以上も前に書かれた本とは思えないほどに、
その内容は色褪せず、
驚きと感動をもたらしてくれる本です。


(編集室 兒玉裕子)


いのちがセクシーでありなさい: 封印された「性の神秘」を解き明かす
村松 祐羽 (著)
UTSUWA出版 刊
定価1,200円+税

舩井幸雄氏がバリバリに仕事をしていた頃、
札幌に行く機会があると必ずアポイントを取るように
秘書に指示を出していた人がいたそうです。
それが小樽に住んでいた、
ただの主婦の著者でした。
秘書に「どういうご関係の方ですか」
と聞かれて困っているという舩井幸雄氏に、
「愛人と言っておけばいいのよ」と、
著者は豪快に笑い飛ばしていたそうです。

なぜ、忙しい中、わざわざ会いに行っていたのか。
今よりも精神世界について
かなり否定的な空気を持っていた当時、
この世界の研究について情報交換ができる、
とても貴重な機会だったからでした。

「コンサルティングの仕事をしているときの
厳しい表情とはまるで違う、
でも本質に迫る真剣さを感じて驚いた」と、
舩井勝仁が本著のあとがきで語っています。

スピリチュアルが苦手だった
息子の態度を少しでも変えようと、
大学生の夏休みに著者の自宅に
泊まりに行かされたそうですが、
その時は北海道の珍味がおいしかった記憶しか
残っていないという残念なホームステイだったそうです。

時を経て、再び著者と話す機会が増え、
著者が命がけで追及してきた本著の情報の大切さを
切実にわかるようになり、
師匠である著者の世界を
必要な人に届けるお手伝いをしたい、
親子二代にわたって、
ようやく著者の本質に迫れるようになったと語ります。

にんげんクラブでも著者と舩井勝仁の
セミナーを開催しています。
その収録DVDもありますので、
必要な方はぜひご覧いただけたらと思います。

【DVD】村松祐羽さん&舩井勝仁
『生命の科学として学ぶ男女の性』


「いのちがセクシー」とはどういうことか、
封印された性の神秘が、
著者の豪快なおおらかさで、
さらりととても分かりやすく書かれています。
必要な人にしか目に触れないようになっていると
舩井勝仁が確信する情報です。
ぜひ手にしてください。


(編集室 柴切純子)

2021年2月号おすすめ書籍(会報誌より)


現実はいつも対話から生まれる』社会構成主義入門

ケネス・J・ガーゲン(著) メアリー・ガーゲン(著)
伊藤 守(監訳) 二宮 美樹(翻訳統括)
ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊
定価1,800円+税

本書は、社会構成主義について初心者のために
入門書として書かれた本です。
社会構成主義について、全く知らない私でしたが、
タイトルに惹かれて読んでみました。
私たちが「現実だ」と思っていることは、
現実として存在するのではなく、
人々の頭の中で作り上げられたものであり、
すべてが「社会的に構成されたもの」です。
そこにいる人たちが、「そうだ」と合意して初めて、
それは現実になるのだそうです。
これは、何も存在しないとか、現実などないと言っているわけではなく、
重要なことは「何が現実か」を定めるときには、
常にそれはある一つの文化の伝統から話しているのだということです。

事実の描写をする際も、それぞれの伝統とそれぞれの価値観があり、
価値観に縛られない描写は存在しません。
私たちはお互いにコミュニケーションを取る度に、
この生きている世界を構成していると言えるかもしれません、
と著者であるガーゲン氏は述べています。

心理学者であるガーゲン氏は、「治療者」と「患者」という
役割のもとでセラピーを行う際に、
治療者の頭の中にある「正常な」状態へと患者を導くのでなく、
対話を通して二人の間に新たな現実を作り出すことを提唱しました。
たとえば私たちが「問題」と思っていることも、
「チャンス(機会)」として「再・構成」することができるし、
人と対話をするたびに、新しい世界を生じさせることができるのです。

心理学などに全く詳しくない初心者として読んだので、
最初はかなり専門的で難しい本だと感じました。
しかし、難しいと感じるからこそ、
今まで知らなかった新しい知識を得られ、
今までの当たり前を「再・構成」することができたように思います。
本書を読んで、いろいろな人の話をきちんと聞き、
対話を大切にしていこうと思いました。


(編集室 兒玉裕子)



見えないものが動かす世界 宇宙・神・ウイルスと共振共鳴する超意識に目覚めよ!

高橋 呑脩 (著)
徳間書店 刊
定価1,600円+税

著者は45歳のときに、25年間勤めていた自衛隊を退職しました。
当時、ソ連が突如崩壊し、それをきっかけに国内に目を転じると、
日本の将来を深く憂慮せざるを得ませんでした。
三島由紀夫氏が心配していた通り、日本人の魂が空白状態になり、
平和と自由に酔いしれていたからです。
そして著者は日本の内部崩壊を防ぐために、
3点のテーマを研究することにしました。
食糧安全保障、高齢化社会における医療保障、
そしてパンデミック安全保障です。
30年以上前から著者は現在の状況が必ず起きると予測し、
いつ起きても対処できるように準備をしてきたのです。

疫病に苦しめられた歴史は古くからありました。
伝染を恐れ鎮めるために、祇園祭、天神祭、博多どんたくなどの祭りや、
隅田川の花火大会が始まったと言われています。
地球上には人類の病原となるウイルス、細菌類が
3万を超えて存在しています。
そして、私たちの体の中には必要な腸内細菌が2~300兆個
生存していると言われています。
発酵も、人間が生命活動を営むことができるのも微生物のおかげ。
「生きモノとして微生物と向き合うことが大切だ」と
微生物博士も語っています。

今、目に見えるものだけを信じている人が大多数ですが、
この世界は本来、99%が見えないものからできています。
なぜ今、新型コロナの脅威に脅かされているのか、
何に気づかなくてはいけないのか。
人間が本来の道から外れてしまったことに起因しているのだとすると、
生き方を見直さざるを得ないでしょう。

著者が長年の研究から積み重ねてきた技術、
宇宙とウイルスと共振共鳴した新たな、いえ、
本来の生き方の提言がたくさん詰まった一冊です。
見えないものが動かす世界を、共に考えましょう。


    (編集室 柴切純子)

2021年1月号おすすめ書籍(会報誌より)

上方への落下 ―人生後半は〈まことの自己〉へと至る旅―』 
リチャード ・ ロール(著)井辻朱美 ( 訳)


本書は、人生の意味と深みについて書かれています。
人生には、第一段階(前半生)と第二段階(後半生)があり、
第一段階では、生存競争に勝ち残り、
自らのアイデンティティや家庭、友人関係など、
人生を確立することに力を注ぐ時期です。
そして、第二段階では、それら第一段階で確立したものを、
挫折や失敗、転落、喪失によって失い、
神の恩寵としてその後に訪れる人生こそが、
本当の成熟への道だと教えてくれます。

著者のリチャード・ロール氏は、
キリスト教のフランチェスコ会のカトリック神父を長年務め、
1986年に行動と瞑想のためのセンターを設立、
創設ディレクターとして活躍され、二十冊以上の著書を執筆し、
世界中で講演を行っています。

著者は、カトリックの神父でありながらも、
組織を愛しつつ、教会内部の批判にも目を向け、
広い視野からイエス・キリストの愛について語ります。
世界の神話や古典にも造詣が深く、多くの優れた古典や物語から、
人生の第一段階から第二段階への本当の旅があることを教えてくれます。

人生の第一段階を現在歩いている人には、一見、
人生の下り坂、闇へと堕ちていくかのような第二段階について、
考えることもないかもしれません。
信じたくもないし、経験したくもないでしょう。
しかし闇と思ったその先にこそ、本当の輝く光と、
より大いなるものと一体となる道が待っているのだそうです。

人生の第一段階ももちろん必要で、
第一段階できちんと自分を確立できることによって、
第二段階への道を、歩むことができるようになります。

本書を一読して、実際にはまだよくわからない部分も
多くありましたが、人生の第二段階を歩み続けた後に、
本書の深みがよりいっそうわかるのだろうと思います。
何年か後に再度読んでみたい本だと思いました。


(編集室 兒玉裕子)

これは本当のアフリカのお話です―大好きで、いとおしいあなたへ
徳永 瑞子 (著)


「アフリカ病」にかかる。
著者がかかった「アフリカ病」とは、どういうものなのでしょうか。

著者はわずか臨床経験10カ月で、日本企業の医療班の一員として、
ザイール(現コンゴ民主共和国)に行きました。
最初は、何もかもが日本と違う異文化の中に
放り込まれた気分を味わいます。
が、現地の人々は日本人を珍しがり、優しく微笑みかけ、
助力を惜しまず接してくれました。

日本の病院で働いていた頃は、処置に追われ、
患者から患者へ走り回り、患者の傍らに座って話を聞く
10分の時間さえも取れないことが多かったのです。
看護を通して患者と思いを共感、共有できたと
満足する日は多くありませんでした。

アフリカの診療所でできる医療処置は限られています。
ただ手を取り、傍にいることしかできなくても、
やせ衰えた手をなで、それで安心してまどろむことができるなら、
なるべく長く思いを共感したい。
それが著者の「看護」です。

アフリカは、内乱の大陸です。貧困、飢え、病気、
治安の不安定、停電、断水などなど問題が山積みです。
それでも著者の足と心は、アフリカに向かいます。
アフリカに行くと体全体から元気が湧き出てくるのを感じる。
楽しく居心地がいい。
まさしく「アフリカ病」です。

アフリカが楽しいのは多くの仲間がいるから。
仲間の中には大勢の患者さんもいます。
悲しいことは楽しいことの倍くらいあります。
それでもアフリカの仲間は笑顔を失わない。
どん底を味わった人は、生まれ変わったような
穏やかな表情を輝くように見せてくれます。

エイズの薬は無料で供給できても、
現地の人は毎日の食べ物を買うお金もない。
「食べること」が最重要支援活動だったと著者は言います。

「アフリカ病」の著者が語る「本当のアフリカ」です。
ぜひお読みください。

(編集室 柴切純子)

2020年12月号おすすめ書籍(会報誌より)


発達障害サバイバルガイド――「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47
借金玉(著)
ダイヤモンド社 刊
定価1,500円+税

本書は、発達障害の方の生活における困りごとを解決する
具体的な方法が47項目まとめられた本です。
才能の出方にムラがあるため、
社会で生きることに特有の生きづらさを抱えている方に
優しく寄り添った本です。

著者の借金玉さんは、現在不動産会社の非正規不動産営業と、
ライター・作家業をされている三十代の男性です。
早稲田大学を卒業され、大手の金融機関に就職されましたが、
そこで金融事務の仕事が一切できない事実と直面され、
二年ほどで退職されました。
その後、資金をかき集め起業され、
一時は社員10人を越すほどまで拡大するも、
3年で事業破綻、その過程でたくさんの借金を抱え、
現在の借金額は二000万円だそうです。

会社の整理の際に、持病の双極性障害に悩まされ、
うつ状態で一年ほど家の外に出ることができなかった
経験もあります。
現在は、借金返済のために日々奮闘し、
たまにうつ症状で動けなくなったりしつつも、
ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)の
特性と上手に付き合っていらっしゃいます。

本書を一読して、発達障害にもいろいろな種類があり、
こんなにも大変な生きづらさを抱えていらっしゃる方も
いるのだなと思いました。

本書に書かれたライフハックは、
借金玉さんが個人的に奮闘して身に付けてきた方法なので、
発達障害のすべての方に当てはまるわけではありませんし、
あくまで最低限「生き抜く」ための方法なのですが、
いくつかのライフハックはきっと参考になると思います。

発達障害の診断はしたことがないけれど、
自分は発達障害、もしくは発達障害の
グレーゾーンかもしれないという方や、
お子さんや身近なご家族の発達障害に
理解を深めたい方には、
とても役に立つ本だと思いました。

(編集室 兒玉裕子)


新しい文明 上 (アナスタシアロシアの響きわたる杉シリーズ 第 8巻-1)
ウラジーミル・メグレ (著) /にしやま やすよ(翻訳)
/岩砂晶子(監修)
直日 刊
定価1,900円+税

全10巻からなるシリーズ。
総発行部数は20カ国語で2500万部に達しました。
その第8巻『新しい文明』の上巻が、
日本語に翻訳されて登場しました。

著者とアナスタシアの9歳になる息子との会話が
とても心に突き刺さりました。
息子はタイガの森でアナスタシアと祖父と暮らしています。
野鳥の卵を90日間手間暇かけて孵している息子に、
著者は父親として
経済学に基づく養鶏場の知恵を教えようとします。
ところが息子は、その方法では毎年同じ作業を
永遠に繰り返さなくてはならないと指摘します。
90日間かけて鳥たちに教えたプログラムは何千年も続き、
それは子孫へのプレゼントになる。
息子は自然を観察して自分で考えて、
たどり着いたことを語りました。

息子が受けている教えはとても独特です。
父親として教えられることがないことに
気づいてしまった著者の気持ちを察してしまいました。


人類は進化してきたのでしょうか。
科学が発達し便利になり、
昔の人ができなかったことができるようになり、
可能性が広がり、幸せになってきたのでしょうか。


『今日の人々は宇宙への道を拓く準備はできていません。
なぜなら、このままいくと宇宙にまで武器や公害が出現してしまうから。
しかし本来人間は新しい別の世界を開拓するようにつくられています。
人間がこの地球を理解し、
いかすことができるようになって初めて可能になる。

さらにその開拓は、科学技術を駆使したものなどではなく、
テレパシーによってなされるのです。
そのためにもまず人間は、世界の真の美しさが
何に宿るのかを認識すべきです』


常識や思い込みにとらわれず、
自分の頭で考え、新しい文明を築いていくために、
ぜひお読みください。


(編集室 柴切純子)


2020年11月号おすすめ書籍(会報誌より)


rito90.jpg
『リト』
山元加津子(著)
モナ森出版 刊
定価1,200円+税


本書は、元特別支援学校教諭のかっこちゃんこと山元加津子さんが
新型コロナウイルスが世界中に蔓延した中で、
沸き上がるような思いで書き上げたファンタジー作品です。

本書では、文章も挿絵もデザインも出版も
すべてかっこちゃんがご自身でされています。
とても優しい文体で書かれた物語で、
小さな犬の主人公であるリトが、さまざまな冒険を通して、
生きる上で本当に大切なことを教えてくれます。
小さなお子さんから大人まで、
幅広い年齢の方に喜ばれる本だと思います。

読み始めると、冒頭からすっかり物語に惹き込まれました。
ただそこに存在するだけで、
出会った相手を変えてしまうリトの純真な姿に、
心を打たれました。
そしてリトが誰かと出会い、会話し、
考えて物事が展開するたびに、
忘れかけていた何かを思い出させてくれるような気がしました。

本書を読むと、かっこちゃんの優しさが溢れていて、
この本を読んでくれた人がどうか幸せでありますように、
世界がどうか平和でありますように、
というような祈りが込められているように思いました。

また本書の巻末には、筑波大学名誉教授の村上和雄先生の
「サムシング・グレートに感謝して生きる」~リトに寄せて~
と題された文章が掲載されています。
この文章もまた、村上先生の熱い思いと祈りが感じられました。

かっこちゃんは、かつて養護学校(現・特別支援学校)で出会った
雪絵ちゃんと交わした約束を、人生をかけて
取り組んでいらっしゃいます。
その約束とは、一人一人が違ってそれが素晴らしいということ、
みんなが素敵で大切だということ、
すべてがいつかのいい日のためにあることを
世界中の人に伝えることです。
本書は、そんな思いがギュッとつまった素敵な物語でした。

この本が、世界中で多くの人に読まれることを願っています。


(編集室 兒玉裕子)


ホツマとカタカムナで76.jpg
『ホツマツタヱとカタカムナで語り尽くす
ー超古代史が伝える日本の源流と新世界の始まり』

いときょう・吉野信子(著)
明窓出版 刊
定価1,800円+税


いときょう先生のホツマツタヱ、吉野信子先生のカタカムナ。
どちらも、にんげんクラブで連続講座をしていただきましたので、
なんとなく同じくくりで知っているような気になっていました。
ですが、本著を読んで、
自分がまったくわかっていなかったことがよくわかりました。

本著はずっとお二人の対談の形で綴られていきます。
お二人がそれぞれの熱い思いを込めて
お話しされている様子が目に浮かんできます。
お互いを尊敬し、新たな知識に興味を抱きあう。
違うことを確認しあい、それでも突き詰めていくと、
やっぱり同じことを表していたことがわかって感動しあう。
読みながら、
その熱量が伝わってくるようでした。

ホツマツタヱもカタカムナも、古事記、日本書紀も、
同列に並べて比べてしまうと、
ここにはこう書いてあったというように
対立が起きてしまいます。
違いにフォーカスして論争するのは意味がありません。
それぞれを尊重しながら違いを楽しむ。
実はその違いにこそ真実が隠されているのかもしれません。

地球上に現れたもともとの民族はとても平和的で、
宇宙が始まったとき、陰と陽が融合し、
争いのない世界が太古にはありました。
それがあるときから食べたいものを得るために森を壊し、
今ある文明が広がっていきました。
海に囲まれ、四季がある日本は、
今なお8万社の神社があり、山をご神体とし、
四季折々の行事が残っています。
太古には世界中にあったものが、
今なお残っているのは日本だけ。
それが日本の特殊性なのです。

古代文献からもう一度太古の世界を思い出し、
陰と陽、善と悪がすべて一体であると
考えることをもとにして生きることにより、
日本から世界に向けて、
平和の心、波動を、発信できると語ります。

先が見えない不安があふれる今、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。


(編集室 柴切純子)

2020年10月号おすすめ書籍(会報誌より)



現代の預言者 ペーター・ダノフ ―その人生と教え―
デヴィッド・ロリマー (編),
辻谷瑞穂 (訳)
ナチュラルスピリット 刊
定価2,550円+税

本書は、ブルガリアでかつて活躍したマスターである
ペーター・ダノフ氏(1864~1944)の言葉を編集した本です。
本書に出会うまで、ペーター・ダノフという方を全く知りませんでしたが、
かのアインシュタインが
「世界は私の前にひれ伏し、私はペーター・ダノフの前にひれ伏す」
という言葉を引用したと書かれていたので、
どんな人なのか興味が湧き、読んでみました。

冒頭は、心理学者で多くの本を出版されている
ウエイン・W・ダイアー博士が序文を書かれています。
「はじめに」では、編集者のデヴィッド・ロリマー氏が
ダノフ氏の生涯と系譜、当時のブルガリアでの活躍を
書かれていて、驚くような話がたくさんありました。

ダノフ氏の言葉は、9つの章に分かれてまとめられています。
第一章:神 
第二章:ノエティック界 
第三章:神聖学校、マスター、弟子 
第四章:人生の基本原理 
第五章:神聖な法則と自然の法則 
第六章:人間 
第七章:生きるための方法と規則と推奨事項 
第八章:自然との関係 
第九章:新時代
  
これらの多くは長い文章ではなく、数行の言葉をテーマごとに
集めたものなので、シンプルで、読みやすい編集になっています。
最初から最後まで通して読むだけでなく、パラパラとめくって
目についたところだけを読むのでも、
十分参考になりそうな本です。

愛、叡智、真実について、多くのことを教えてくれます。
また、音楽を奏でることや、歌を歌うこと、
山登りをして自然と親しむことなど、
日常に取り入れたい習慣などについても書かれています。

ダノフ氏の教えは、キリストの教えが根底にあるので、
キリストが好きな私にはとても興味深い本でした。
シンプルかつ深遠であり、個人的に難しいところや
わからないと感じるところも多く、読み終えるまでに
かなりの時間を要し、また何度か読み直してみたいと思いました。
ご興味のある方は、ぜひ一読をお勧めいたします。

(編集室 兒玉裕子)


根菜を楽しむ重ね煮 (旅する重ね煮2)
戸練ミナ(著)
茅花舎 刊
定価2,700円+税

にんげんクラブ主催で、著者に基本の重ね煮を
教えていただいたことがあります。
準備した材料はにんじん、玉ねぎなど、どこのスーパーにもあるものです。
著者のお話はとても面白くて、料理教室というより、講演会のようでした。

にんじんの切り方の説明をしてくださったときに、
いつもとは違う切り方をしましたとおっしゃいました。
袋に北海道産と書いてあったので、
にんじんが寒い思いをしていただろうから、
切り方を変えましたと。
産地なんて何も見ずに買ってきました。
ましてや寒いとか暑いとか、にんじんがどう生きてきたかなんて
考えたこともありませんでした。
これが野菜と会話することなのかと、
衝撃を受けたのを覚えています。


本著には著者の思いがたっぷり詰まっています。
ただの料理の本ではありません。
野菜を作る農家さん、その土地で育つ野菜。
その命を頂く私たち。
「家族や大切な人の健康を支える美味しい料理を届けたい」
手間と愛情をかけることで生み出せることを
重ね煮が教えてくれると著者は言います。

でも決してむずかしくはありません。
本著には重ね煮だけでなく
野菜それぞれの個性を知って調和を味わうシンプルなレシピが
たくさん紹介されています。
しかも全ページ写真がいっぱい。
普通の料理の本では一言で説明されてしまう切り方やゆで方も、
それこそが野菜の本来の力を引き出すもの。
たくさんの方に伝えてきた中で、
間違えやすいポイントや、強調したいところは、
連続する写真などで、とてもわかりやすく、
楽しく説明してくれているので、
自分でもこれはやってみようと思うことがたくさんありました。

写真を見ているだけでも幸せですが、
ついじっくりと読んでしまう文章に気づきをたくさん頂きました。
すべてのページから幸せのいい香りがしてきます。
ぜひ、おそばに置いてほしいです。


(編集室 柴切純子)


維新の悪人たち 「明治維新」は「フリーメイソン革命」だ!
船瀬 俊介 (著)
共栄書房 刊
定価 2,000円+税


日本人に生まれてきたなら、必ず学ぶであろう「明治維新」。
本著では鬼才船瀬俊介がその謎に切り込んでいます!

船瀬氏は「明治維新」は「フリーメイソン革命」であり、
「フリーメイソン」が仕組んだものなのだと本著で語っております。
「メイソン」とは、初めて聞く方にとっては
いったい何のことだろう思うでしょう、
「メイソン」とは国際的秘密結社の構成員の省略です。
マスメディアもアカデミズムも、
彼らに完全支配されているのだそうです

"闇の支配者"たちはその名を絶対口にすることは許されず、
現代の闇は、中世の暗黒よりも、さらに奥深く、
本著ではその漆黒の闇に、一条の光を当てるものとするものです。

今まで歴史の教科書で習ってきた知識や常識を覆すもので、
初めて聞く人は仰天絶句で、本書を閉じたくなるかもしれないと
船瀬氏は言っておりますが、
物証、証言は確定的だと言っています。
真実から目をそらすものは、時代から取り残される。
見ざる、聞かざる、で目を閉じるのも耳をふさぐのもやめてほしい。
国民大衆が、恐れて目を閉じ、耳をふさいだとき、
その先に待っているのは恐ろしい悲劇であり、
惨劇であると我々は先の大戦で学んだのだから。
勇気をふりしぼり、目を見開き、耳をそばだてて、
言うべきことを言って生きつづけてほしいと船瀬氏は言っています。

日本の近代革命である「明治維新」の表の姿ではない
「真の姿」を本著で確認してください。
彼ら(メイソン)の真の目的は、現在の日々の状況を鑑みると
腑に落ちることが多いのではないでしょうか。
伊藤博文により孝明天皇が暗殺されたとしたら、
明治天皇がすりかえられていたとしたらどう思いますか。
この「真実」を知らないで過ごしてもよいものでしょうか。
ぜひ、ご一読ください! 
み応えのある一冊です。


(編集室 江尻みゆき)

2020年9月号おすすめ書籍(会報誌より)


新装版 問題は解決するな
Kan. (著)
フォレスト出版

本誌でも毎月インタビューにご登場いただいているKan.さんの、
2007年にVOICEから出版された著書『問題は解決するな』が、
この度フォレスト出版より新装版として再販されました。

新装版では、新たに加筆された内容が一章分と、寓話が一つ増え、
さらにKan.さんの書と、書籍購入された読者に無料特典として
特別レクチャーの動画があります。

加筆部分第七章の、「ただ見る、真実は向こうからやってくる」では、
多くの天変地異や新型コロナウイルスで今までに経験したことのない
状況が世界中で起こっている今、必要な内容が書かれていると思います。
本章を読むことで、にんげんクラブで2019年に開催された
ワークプログラム『五風十雨』~見守るということ~で
教えていただいた内容を、さらに深めることができたようにも
思います。

また、無料特典の映像も、いろいろな具体例が出て面白く、
本書の内容をさらにわかりやすく解説してくれます。
2007年版の本をまだお読みでない方はもちろん、既に読まれた方も、
再度新装版を読まれることをお勧めします。

本書では、大半は見開きの2ページで、一つのトピックスについて
文章がまとめられているので、サラっと読みやすく書かれています。
内容はとても深く、ゆっくりと読まないと理解できない部分もあります。
問題を解決することに取り組まなければならないというのは錯覚で、
日々起きることにただ出会っていくと、まったく新しい生き方が
花開いていくようになるようです。

まだよくわからないと思う部分もありますが、無理にわかろうとせず、
いつかわかるその日まで折に触れて手に取っていきたい本だと
思います。

特に最後の寓話は読後に、なんとも言葉にできない気持ちになる
寓話です。
これも、またいつか別の日に読んで、違った印象を持てる日を
楽しみに、本書を手元に置きたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)



お能健康法 すり足と呼吸で身体がよみがえる!
井上和幸 (著)
徳間書店

著者は若いころ演劇を志していました。
もともと体が弱く、大きな声も出ないので発声練習のためにと
勧められたのが謡(うたい)でした。
日々練習していくうちに能の世界に誘われ、
この世界では例外的に遅い初舞台を踏みます。
心も体も健康になり、周りの人が能の力に癒される
不思議な体験もたくさん目にしました。
「お能が私たちの日常生活を活性化し、心と体の健康に役立ち、
幸せな人生を叶えるための身近な手段になる」
ことを伝えることが、お世話になった方への恩返しになると
活動されています。

能を観るというのは自分自身の魂の癒しです。
死に対する恐怖に向き合わずして
本当の意味の心の安らぎは生まれません。
今は病気になったらキャンセルしますが、
もともとは病気だからこそ観に行くものだったそうです。
その場に身を置くことでその人の持つ自然治癒力が目覚め、
身体が癒されていく。
それでも治らなければ医者へ行く。
ギリシャ演劇もそうでした。
円形劇場はいわば人々の医療センター。心を癒せば大体治る。
演劇を観ても治らなければ医者へ行くという感じだったそうです。

近代西洋医学では「病」を定義し、闘い倒すことが至上命題です。
そこには限界があります。
伝統医療では「健康」を最初に決めます。
そこに向けて自分が主体となり「調和」を目指します。

日本では心や体に関する知恵を医療の次元ではなく
「道」や「美」という次元へと高めてきた文化があります。
自分の体を戦場ではなく調和の場と捉えました。
とくに能楽では死者の思いを受け取り、
共に悲しみ共に泣き、魂を鎮めてきました。

現代医療が忘れかけている人間や生命の本質を
静かに語り掛けているようだと、医学博士が語ります。
誰でも省スペースで実践できる図解付きです。
ぜひお読みください。


(編集室 柴切純子)



コロナショックから始まる変容のプロセス これから何が起ころうとしているのか
はせくらみゆき (著)
徳間書店


2020年2月までルネッサンス発祥の地フィレンツェに在住していた
はせくらみゆきさんは現地のアカデミア(美術学校)に在籍し、
学びイタリアライフを満喫していましたが、
急遽帰国することになりました。
アカデミアに向かう途中、トラム(電車)に乗っているとき、
突然、内なる叡智(直観)からの「指令」が入ったからでした。
その指令は「国難だから戻りなさい」と強い口調で響き、
すぐさま行動しイタリアを出たのだそうです。

2月末には新型コロナウイルスのため、都市封鎖、国境封鎖も始まり
帰国も一苦労で、直観に従ったため間一髪の帰国が可能となったのでした。

この帰国劇に至る1週間前にデゥオーモ(大聖堂)の前で
「予兆」のような出来事があり、テレビ画面のテロップのように、
目の前の情景に「戦争・感染症再び・世界の変容・ルネッサンス」
という言葉と概念が飛び込んできたのだそうです。
それが後の直観に繋がっていたのです。

私たちみんなが持っているその「直感」という便利な
情報収集&調査ツールを活用することで、常にアップデートして
自身が放つバイブレーションの質を上げる方法を紹介しています。

「コロナ」の正体を知ることにより、今まで私たちが突き進んできた
ボーダレスな世界や、グローバリゼーションといった世界から
真逆の世界を体感し、
意識の変容をし、パラダイムシフトをしていることに皆
気づくことでしょう。
このままの状態では経済の悪化、食糧問題、資源・エネルギー問題など
厳しい展開に移行していくことは誰にでも予測がつきます。
だからこそ、私たちの意識が何を選び、行動するかで未来は
どんどん変わっているのだとはせくらさんは言っています。

この困難を乗り越えていく「カギ」を皆さんも見つけてください。
必読の一冊です! 


 (編集室 江尻みゆき)


2020年8月号おすすめ書籍(会報誌より)


あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた』 アランナ・コリン(著)


本書は2016年に刊行され、
世界19カ国でベストセラーとなった本です。
世界中で新型コロナウイルスの脅威が続く中、
体と微生物について学びたいと思っていたときに、
この本と出会うことができました。

著者のアランナ・コリンさんは、進化生物学の博士であり、
サイエンス・ライターとして活躍しています。
22歳のときにフィールドワークでマレーシアの野生生物保護地区を
訪れ、マダニに噛まれたことにより感染症になり、痛み、脱力感、
意識障害などで数年間もまともな生活を送ることができなくなりました。

数年後にようやく正確な診断が出た後は、家畜の群れをまるごと
治療できるほどの大量の抗生物質を長期にわたって投与されることで
立ち直りました。
しかしその後胃腸が弱り、皮膚に発疹ができ、さまざまな病気に
かかるようになりました。
この経験から彼女の命を救った抗生物質は、ダニの感染症の
細菌だけでなく、もともと体の中にいた細菌までも絶滅させて
しまったのではないだろうかと感じて、
人体にいる100兆個ともいわれる友好的な微生物が
どれだけ重要な存在であったかを意識するようになったそうです。

本書には科学的な研究内容が詳しくわかりやすく説明されるとともに、
写真や図なども多用され、科学的な知識のない人でも楽しく、
バランス良く読める本だと思います。
一つの意見に偏ることなく、たとえば抗生物質に関しても
現代病や肥満の原因となっている可能性をあげつつも、
それでも抗生物質のおかげで世界中で多くの人が命を
救われてきた面もきちんと説明し、
さまざまな角度からの見方を示してくれます。

人体は一つの小宇宙と表現されることがありますが、
本書を読んで人体の中の微生物の世界に
思いを馳せることができました。
子育て中の私としては、できることならば、本書を
妊娠する前から読みたかった、と思いました。
ぜひ多くの方にお読みいただきたい本だと思います。


(編集室 兒玉裕子)




私は 愛する ― なにひとつ 私の愛さないものはない 私の創造の動機は"愛"なのだから』山田征(著)




じっくりと読ませていただきました。
読み終わって、改めて本著の題名に心が熱くなりました。

著者は1988年から60冊近くのノートを取り続け、
前半はすでにシリーズ本となっています。
残りは手を付けずに終わるつもりでいたそうです。
その大きな理由は、身内の個人的な内容、宇宙的な話が
多くなったことでした。
こんな内容を活字化してよいものかと
二十数年間放置していたのですが、
昨年あたりからもう一度目を通さずにはいられない思いが
ふつふつと沸き起こり、まさに今、本気でノートを見直し、
残された中の一部をピックアップしてまとめたのが本著です。

伝えてくる複数の意識体が本当はどういう存在であるのか
まったく検証の手段がなく、
著者自身が信ずることができるかどうかにかかっている、
その怖さを著者は知っています。
それでもノートの文字の変化、伝えようとする強力なエネルギーを
無視することはできません。
こんなにも具体的で強烈な思いを伝え続けられ、
自分に起きていることを信じられないのに、
それを受け取り続けてきた著者のすごさを強烈に感じました。

著者の魂、人格に沿って付けられている
『征』という名前について考えてみましょう
というくだりがあります。
名前はほとんどの場合、生まれ出でる本人自身によって
定められているのだそうです。

『せい』は正、聖、星、清......。
「この世はいま清算の時であり『せいさん』と
呼ばれているのではないか。
またそなた自身の手により記述された我らの伝えしことがらを
まとめあげた新しき書物、せいの手による征書こそ、
誠に新しき聖書とは言えまいか。
私はこの言葉を連ねてひそかにほくそえんでいる。
 るしえる」

まさに、聖書、だからじっくり読みたくなるのですね。
そばに置きたい一冊です。


(編集室 柴切純子)


愛まく人 次元を超えて』秋山佳胤(著)

秋山先生はいつも自然体で、「我エゴ」を一切感じさせず、
愛の波動に包まれています。
そもそも、秋山先生は、何故、不食・不争の弁護士になられて、
またさらに次元を超えて「愛まく人」になったのでしょう。

弁護士になった当初は
人並みの望みがなかったわけではありませんが、
ここ数年来、雲散霧消してしまったそうです。
波動医学の最先端学問である「ホメオパシー」との出会いから
スピリチュアルな仲間とイギリスのストーンサークルに訪れたとき、
その中の石が「ウォーンウォーンウォーン」と
パルス(振動)を放っているので近づくと、
突然「パーン!」という強い衝撃音とともに、
体の中に何かが入ってきたそうです。
と同時に、パルスは止み不思議な思いが湧いてきたそうです。

その神秘体験後、ジャスムヒーンさんとの出会いから
プラーナで生きるようになったそうです。

本著では、秋山先生と素晴らしい方々の出会いが掲載されています。
また、秋山先生の笑顔とともに美しい写真の数々をぜひ、
ご覧いただきたいと思います。

今まさに地球自体が「アセンション」の真っただ中であり、
次元上昇と同時に波動上昇中だそうです。
神が創造した安定した世界、言い換えれば発展性のない世界から
いよいよ次の次元にシフトアップする。
これこそが故舩井幸雄が伝えてきた「みろくの世」だと
秋山先生はおっしゃっています。
「みろく」(369)は安定的に発展する新しい次元であり、
私たちはまさに端境期にいるのだそうです。
そう考えると、この令和という時代に起きていることも
「有事」と捉えることができるかもしれません。

私たちの意識の変革を試されているのですね。
「愛まく人」秋山先生の愛があふれる文章からメッセージを
受け取ってください。
心からお薦めの1冊です。ぜひ、お読みください。


(編集室 江尻みゆき)


2020年7月号おすすめ書籍(会報誌より)



人生に、上下も勝ち負けもありません』
 精神科医が教える老子の言葉

野 村 総一郎 ( 著)
文響社 刊
定価1,350円+税


本書では、45 年間で延べ10 万人以 上の方を診察した精神科医の野村氏 が、
老子の言葉とともに、心を健康 に保つコツ、ジャッジしないことの
大切さを教えてくれています。
日々 患者さんと向き合い、薬を処方した り、カウンセリングもする中で、
野村氏が好んで読んでいた老子の言葉 をたまたま紹介したら、
その言葉が すごく心に刺さり、症状が良くなっていく人が
何人もいたそうです。

「上り坂の儒家、下り坂の老荘」 という言葉があるそうで、
人生が上 り調子でうまく進んでいるときには、 礼儀を重んじる孔子の
教えに従って 自らを律していくとよく、人生が下 り坂で、悩みを抱えて
行き詰まって いるようなときには、老子哲学を読 むと、自然体で
気持ちが楽になるよ うな生き方ができるようです。

かわいいイラスト付きで、こんな ふうに悩んでいるときは、と
シチュ エーション別に心の在り方を紹介し てくれます。
人と比べてみじめにな ったら、銅像の思考。
ナメられてい ると思ったら、水の思考。
人の自慢 が鼻についたら、ナマケモノの思考、 などと
心の在り方を、物や自然、動 物などにたとえて解説してくれます。

スラスラと読めて、目に留まったど こから読んでも分かるように
構成さ れています。
まずは本書を一読して みて、その後悩んだときや落ち込ん だときに、
本書を手にとると心がス ッと楽になると思います。

個人的には老子の言葉に興味があ って読んでみましたが、
心の在り方 についてとても参考になりました。
特に人に対して怒りを抱いてしまっ たときに、激高せず、
相手に怒りを ぶつけず、スプーンのように包み込むこと。
このスプーンのワークを、 やってみたいと思いました。
実際に怒りが湧 いたときにスプーンを思い 出せるかは分かりませんが、
これが できるようになれば、かなり人間的 に成長できるように思います。

人生 が下り坂のときもそうでないときも、
ぜひお読みいただきたい一冊です。

(編集室 兒玉裕子)



自分で運気を変えるコツ! あなたの人生観が、あなたの人生を左右する
金城光夫(著)
ヒカ ル ランド 刊
定価 1,620円+税


著者は「自分で運気を変えるコツ」 を、とても分かりやすく、
優しい 言葉で繰り返し教えてくれます。
難しいことは何一つ書いてありま せん。
このことに気づいたら、一 瞬で変わることができます。
でも、 著者でさえ、気づくのに20 年の苦 しい年月がかかってしまいました。

人は夢をかなえたい、楽しく生 きたいと考えます。
どうしたらい いのか、どうしてこうなってしま ったのかと、考えます。
著者もど っぷりと思考の海の中でもがいて いました。
自分が思い込んでいる ことにさえ気づけずに。

どれだけ思い込みがひどかった か、著者の出来事が紹介されています。
花瓶に飾られていたきれいな花を少しでも長持ちさせたいと、
波 動水を花瓶に垂らし、「さすがは波 動水! 今日も元気できれいだね」 と
花に話しかけていました。
そし て3週間後にやっと、造花である ことに気づいたのです。
生花だと、 ずっと思い込んでいたのでした。

私はそのエピソードを読んで、 一人で苦笑いしてしまいました。
私もまったく同じことをしていた からです。
「今日もきれいに、長持 ちしてすごいね!」と
3週間くら いは造花に話しかけていたことが あったのです。
まったく疑うこと なく生花と思い込んでいました。

著者は 20年で「自分で運気を変 えるコツ」に気づきましたが、
私 は何年かかることでしょう。

奥は深いですが、それでも、変 われるときは一瞬なのだろうと感 じられるほど、
このコツはシンプ ルです。
気づくまで遠回りしてし まっても、それだけ多くのものと 出会い、
感謝できることが増える と思えばいいのかもしれませんね。
著者が命名した「みつお劇場」 です。
ぜひ読んで、お楽しみくだ さい。お勧めです。

(編集室 柴切純子)


第一巻 天使のトラップ
金城 光夫(著)
ヒカ ル ランド 刊
定価 1,800円+税

東京で商売に失敗し沖縄に帰郷 し夜の世界で働いている主人公リュウトは、
もとは公務員で、挽回のチャンスを狙 っていますが、
いつしか闇 の力にひっぱられてズルズ ルと日々を送っていました。

そん な生活が2年間続く中、神様の夢 を見ました。
ギャンブルでも神様に願うと叶 うと、
いいように解釈しましたが結果は振るわず。
しか し、神様は「思い」を叶える前に
「何故その思いを叶えたいのか」
「勝ちたいと思う反面、本当は負け るかもしれないと思っていないか」
とヒントをくれましたが、理解で きないでいる中、
お酒とギャンブ ルの病気から抜けられない日々を 過ごしていました。

いつか昼の世界で挽回したいと 思っているリュウトは
友達に誘わ れてリフォーム会社の訪問営業を するようになりました。
それから 快進撃が始まるのです。
営業で結 果を出すことがギャンブルで勝っ たときより脳を刺激して、
何千倍ものドーパミンが湧き出てきて
気が付けばギャンブルの病気から 解放されていました。

しかし、まだまだ夢の続きがあ るのでした。
母、そして父が後を追うように亡くなり、
挫折感 と共に 自己探求をするようになり東京へ と向かい、
ついには目的探しの旅 に山梨県に行くことになり、
さま ざまな思いと目覚めの経験を経て
ようやく神様が言いたいことがわ かるようになるのです。

5年後に 沖縄の地を再び踏むことになりますが、
いろいろな頓智問答をした 後、神様は出てこなくなりました。

著者の自伝的小説でもあります。
幼少期天使や精霊と遊んでいたと いう金城氏の純粋さが伝わってき ます。
人間の弱さから、目的を模索 して突き進む強さに成長していく姿に
誰にもが惹 かれるのではない でしょうか。
「天使のトラップ」で 本当の心の解放から幸福で満たさ れる
リュウトの居場所を一緒に探 しませんか。

(編集室  江尻みゆき)

2020年6月号おすすめ書籍(会報誌より)


よろこびの書----変わりゆく世界のなかで幸せに生きるということ
ダライ・ラマ (著), デズモンド・ツツ (著), ダグラス・エイブラムス (著)
菅靖彦 (翻訳)
河出書房新社 刊
定価1,800円+税


本書は、ダライ・ラマ法王十四世と、南アフリカの名誉大主教
デズモンド・ツツとの1週間にわたる喜びについての対談を、
作家のダグラス・エイブラムスが編集した本です。

この対談がなされたときは、2016年で、ダライ・ラマ法王は 80 歳、
デズモンド・ツツ大主教は 84 歳でした。
高齢であり、長距離の移動が難しいツツ大主教が、南アフリカから
インドのダラムサラまで足を運んで、奇跡的な対談がなされました。
お二人の聖人が人生の最後にたどりついた生きる知恵を、惜しみなく
語ってくれます。

本書では、国を占領され、 50 年以上も亡命しなければならない
運命にあるダライ・ラマや、愛する家族と引き裂かれ、中国軍から
隠れながら、命懸けでインドに亡命してきた子どもたち、
アパルトヘイトで息子を殺された母親、無実の罪で逮捕され
30 年も拘束された男性など、絶望の中にいながらも人間性と希望を
失わなかった多くの方々のエピソードがたくさん出てきます。
時には自分の敵とも思える人たちにも、祈りを捧 ささ げ、許し、
愛を注ぐような生き方に、涙なしには読めませんでした。

またお二人の生き方や、日常の祈りの捧げ方に、感銘を受けました。
本当の喜びとは何か、幸せとは、怒りとは、悲しみとは何か。
お金や地位や名誉はどんなものか、じっくりと考えさせられました。

人は一人では生きていけません。
自分が自分がと自分のことばかり考えていると、孤独になります。
自分が喜ぶには、まわりの人を喜ばせ、まわりの人に愛情を注ぐこと、
そしてまわりの人の悲しみに寄り添うことです。
そうすることで、結局は自分が喜び、幸せに満たされることに
なるようです。

どんな状況下でも希望と愛と喜びの心は持てることを、本書から
学ぶことができました。
少し前に出版された本ですが、多くの方々にお読みいただきたい
本だと思いました。


(編集室   兒玉裕子)


神聖幾何学とカタカムナ マワリテメグル世界がわかる・見える!
秋山佳胤(著) /吉野信子(著)

徳間書店 刊
定価1,600円+税


不食の弁護士と、カタカムナ伝道師。
秋山佳胤先生も吉野信子先生も、にんげんクラブで連続してセミナーを
していただきました。
お二人とも大人気で、私も毎回、先生にお会いできることがとても
楽しみでした。
そのお二人が出会い、共振共鳴し、本著が生まれました。
秋山先生の神聖幾何学綿棒ワークと、吉野先生のカタカムナの
言霊(ことだま)、数霊(かずたま)から読み解いた命の波動が、
みるみる一つにつながっていきます。

お互いの言葉から新たな気づきが生まれ、
新たな出会いによってさらなる真実が見えてきます。
すべての出会いは偶然ではない、必然でつながっている、
私たちは一つなのだということが、しみじみと感じられ、
元気が出てきました。

今、世界中が混乱しています。
まったく思いもかけなかった、新型コロナウイルスの出現で、
それぞれの生き方が試される世界に突入したかのようです。
先が見えないのはとても恐ろしいことです。
そんな気持ちの中、本著を読み終えて、一筋の大きな希望の光を
感じました。
出会いは新たな出会いを生み、「生命のあふれて止まらぬ振動」が
続いていきます。
外の世界は自分の内側が鏡に映った虚像。
答えはすべて自分の内側にある。
今こそ、私たち一人ひとりが、じっくりと自分自身の内側と向き
合うときなのでしょう。

私たちの意識は振動する光がチャージされた水分子で、私たちの
集合意識が、実は地球の核のエネルギーを動かしているのだそうです。
世界の構造が分かれば、私たちは光そのもの、愛そのものであることが
分かります。
写真や図表もたくさんあり、とても読みやすいです。
ぜひ、お読みください。


(編集室   柴切純子)

2020年5月号おすすめ書籍(会報誌より)



お金って不思議。 金運はこうして動き出すの ミラクルマネーの法則
尾崎友俐(著)
幻冬舎 刊
定価1,200円+税


本書は、経営者、投資家、コンサルタントなど幅広い活躍をされている
尾崎友俐さんの書かれた著書です。
尾崎さんは、かつて日本テレビの投資バラエティー番組「¥マネーの虎」で
レギュラー出演され、ご存じの方も多くいらっしゃるかと思います。
舩井幸雄の主宰する経営者向けの勉強会にも長年参加されていて、
舩井流の考え方や経営法もたくさん学んでこられ、また移住先の沖縄では
神の島久高島で神女のおばぁからも心と魂の本質を学ばれました。

現在は沖縄で直営の飲食店4店舗を経営される傍ら、副業サポートや
ライフスタイルのコンサルタントとしても活躍されています。
超多忙な経営者でありながら、スピリチュアルなことや、自然や動物にも
とても興味を持たれ、動物たちの支援活動もされているナチュラルで
素敵な女性です。

そんな尾崎さんの久しぶりの著書である本書は、お金をテーマにした本です。
表紙の感じから、スピリチュアルな内容かなと思ったのですが、
人生とお金とビジネスについて書かれた実践的な本でした。
やさしい文体で書かれているのでスラスラと読めるけれど、生きるうえで
大事なことがサラッと書かれています。
誰でもすぐに始められて、仕事に前向きになれて、お金との付き合いが
変わる本です。

本書では、お金の儲け方や稼ぎ方というよりも、まずはもっと大事な
自分をわかり、自分の軸を作り、自分を幸せで満たす方法が書かれています。
自分を大事にして満たしたうえで、いかにお金やまわりの人々を大事にして
付き合っていくかを考えさせてくれる本でした。

お金との付き合い方がなかなかうまくいかない方は、必要なお金は
いつでも降り注いでくるミラクルマネー体質になるべく、
ぜひ本書のご一読をオススメいたします。

(編集室   兒玉裕子)


ジュネさん76.jpg
『アカシックレコードと龍 ー魂につながる物語』
ジュネ N o e l S p i r i t u a l (著)
風雲舎 発行
定価1,500円+税

著者の半生を綴った本がいよいよ出版されました。
子どもの頃から人の心が見えてしまい、話したり行動したりしていることと、
その人の心が違うことに悩んでいたというお話を伺ったことがあったので、
著者はどんなふうに育ってきたのだろうと、興味津々で読み始めました。

読み進めていくうちに、なんだか『ハリー・ポッター』の壮大な物語を
読んでいるときと同じような感覚に陥っている自分に気づきました。
あれ、これってジュネさんが実際に歩んできたことのはず。
面白おかしく物語を作り上げているわけではないということは、
ひしひしと伝わってきます。
でも、この世界観。
もしかしたら、ハリー・ポッターも夢物語ではないのかもしれない。
そんなことを思って読んでいたら、本著の中に「ハリー・ポッター」と
いう文字が本当に出てきて、びっくりしてしまいました。
誰でもサードアイで見えない世界と通じることができるという説明に、
魔法使いが唱える呪文は「神経言語プログラミング」という手法を使って
いるのだという例えとして「ハリー・ポッター」が出てきたのですが、
ああやっぱりそうなのだと、勝手に嬉しくなりました。

著者はやっぱり普通の人ではない、選ばれた人。
でも、龍は著者に語りかけます。
「お前は特別ではない。だから選ばれたのだ。
だが、お前は、自分を特別だと勘違いし、走ろうとしたであろう」
自分を見失っていたことに気づかされた著者は、だからこそ、
誰にでもアカシックレコードと繋がれると確信して、
私たちを導いてくれるのでしょう。

ただ選ばれた理由はあるはずです。それは著者の感謝の涙。
たくさんの出会いと別れ、後悔と気づき。新たな扉を開くたびに、
著者は心からの感謝で、熱い涙を何度も流してきました。
なんと美しい涙でしょう。
ジュネさんのことがますます大好きになりました。

(編集室   柴切純子)



野草を宝物に
小釣はるよ(著)
株式会社ヒカルランド 刊
定価1,800円+税


「道端にある雑草をいのちの宝物に」を掲げ、日本で唯一の野草マイスター
養成講座を主宰している小釣はるよ氏は、父親のがんをきっかけに植物の
パワーを知ることになりました。
普通の暮らしをしていた小釣氏は、ある日突然、がん患者の家族になって
しまったのです。父親のためにたくさんの情報を集めた中の一つが
植物療法だったのだそうです。
抗がん剤を使ってほしくないという小釣氏に対し父親は先生の言うことが
正しいと、当初は意見の対立もあったものの、行き着いたのは「植物」で
した。
その当時、専業主婦であり、高額の治療費を援助することもできず、
自身なりのサポートをすることにしたのでした。しかし、抗がん剤で
やられてしまった免疫力をゼロからプラスに持っていくことは至難の業でした。
体の免疫力を上げることで奇跡を起こすことができることを知った小釣氏は
その後も勉強を続けました。
さらに、第二子を死産で亡くしてしまわれました。
ふさぎ込んでいたら、初めて「野草」からの「ここにすべてがありますよ」
というメッセージが届きました。
それが「野草」との出会いでした。

その5年後にまた、人生何があるかわからないという経験をしましたが、
「野草」を勉強していたおかげで、「良い」「悪い」ではないと
何事にも捉えることができるようになったのだそうです。
「主体的に生きる」とバーンと降りてきてからは仲間を募り
「NPO法人E&Wラボ酵素と野草研究所」を設立しました。
植物には意思があってメッセージもくれるのだそうです。
そのメッセージを受け取ることで自分の中にある「未知の自分」に気づき、
無償の愛と生命力を感じてみましょう。
ぜひ、お読みください。

にんげんクラブでも小釣さんを招いて
「松のお味噌作り会」を開催予定です。
こちらもお楽しみに!

(編集室   江尻みゆき)


2020年4月号おすすめ書籍(会報誌より)

にほんごってすごい! はじめてのカタカムナ: 超古代文字が教えてくれるサヌキ【男】アワ【女】しあわせの智恵
 板垣昭子(著)


本書の著者の板垣さんは、淡路島ご在住で、三人のお嬢さんのお母さんで、
フワっとした優しい雰囲気を持ちながら、同時にとても自然体でしっかり
とした頼もしい雰囲気も感じられる素敵な女性です。
二十年以上カタカムナを勉強され、お子さんの成長とともに子育てが
ひと段落された頃から、少しずつカタカムナのお話会をされ今では日本
全国で、一万人を超える方々にお話をされたそうです。

板垣さんがカタカムナを習い始めた頃、カタカムナはくれぐれも
「表に出してはいけない」と教わっていて、教わろうにも先生もなかなか
おらず、内容も非常に難しいものと感じていらしたそうです。

しかしカタカムナを習うことによってその内容が結婚にも育児にも実用的で
非常に役に立ったことから、カタカムナのことや、サヌキ・アワと呼ばれる
男性性・女性性のことを、少しずつお話会で話されるようになりました。
さらにはカタカムナは小さな子どもたちのほうが、感覚でつかみやすいのでは、
との思いから、カタカムナのカードかるたや、お風呂にも持って入ることが
できるクリアファイルも作成されています。

本書には、板垣さんがお話会でお話しされる内容の中でも、「ひとつめ」
と言われる初級編の内容が、まとめられています。

私は以前に板垣さんのお話会の「ひとつめ」に参加したことがあり、
そこでも日本語についてとても感動しましたが、本書を改めて読むことに
よって、子育て中に知りたかった内容を再度確認することができました。
子育てや家事は、成果を数値化できるものではなく、なかなか自信が
持てずにおりましたが、「アワ」を養っているんだとの思いを持つことが
できました。

特に子育て中のお母さんにとてもお勧めの本ですが、幅広い世代の方にも
読んでいただきたい本だと思います。

  (編集室   兒玉裕子)

カタカムナの時代が到来しました 真心だけが現象化する世界!
 吉野信子(著)


世界と日本の架け橋になりたくて国際線の乗務員になった著者は、
世界を駆け巡ることで、日本の際立った素晴らしさに気づきます。
日本とは何か、歴史を調べているうちにカタカムナに出会いました。
 
何度熟読しても理解できませんでしたが、やればやるほどカタカムナに
惹かれていきます。今までの概念を捨て去り、あくまでも分の中から
出てくる答えにこだわって、とうとう日本語 48 音が持つ思念を読み解き
ました。その思念が正しいかどうか、読み解いていけばいくほど納得し、
新たな発見に次ぐ発見で、毎日ワクワクが止まらなくなりました。

にんげんクラブでも、著者にカタカムナの連続セミナーを開催して
いただきました。思念で読み解いた真実、自分や周りの人々の人生が
変わっていく様子を伝えてくださるときの著者の瞳の輝き、溢れ出る
オーラの美しさに、毎回あこがれを感じていました。

本著のタイトルを見たとき、セミナーのときに熱く語ってくださった
著者の姿を思い出すとともに、やはり「令和」はカタカムナの時代だった
のかと、しっくりと腑に落ちてうれしくなりました。そして本著を読み
進めていくうちに、そのうれしい確信はさらに強くなっていきました。

第1章 カタカムナとは何か
第2章 カタカムナで「令和」を読 み解く
第3章 天皇という奇跡の真心
第4章 イスラエルへの旅
第5章 真心しか通じない時代
第6章 カタカムナと聖書
第7章 カタカムナが語る宇宙法則 カタカムナウタヒから読み解く

言霊(ことだま)の力と宇宙原理を知ると、これから私たちが進むべき道、
生き方が鮮明に見えてきます。
真心という波動しか通じない「令和」に、本当の自分の生き方を実践して
いきましょう。ぜひお読みください。

(編集室   柴切純子)

笑顔を呼ぶ神セラピー グイグイグー2点ツボ押し~氣の流れを整えて健康長寿~
 金三雄(著)


「一人では世界を変えられない。仲間がいるから変えることができる!」
それが金三雄氏の「縁rac」を広める上でのモットーです。
脳神経外科が専門だった金氏に1枚のFAⅩが届きました。そこには
「『瞬間消痛』あなたも遠絡(えんらく) を学びませんか」、また、
「創業者の柯尚志氏、次世代のアジアを引っ張る100人のリーダーに
ノミネート」と書いてあり、たまたま知人もノミネートされていたので、
柯尚志氏とはどんな人だろうと強く興味を惹かれ、その会に参加し、
遠絡療法の凄さを目の当たりにしました。西洋医学の象徴的分野である
脳外科医である金氏はまさに、「これこそ奇跡の療法だ!」と感じたのです。

遠絡療法では手と足にあるポイントを押し棒やレザーを当てますが、
このポイントは「氣 き 」という東洋医学の考え方に基づいています。
体の中を流れている生体の流れ(ライフフロー)を整えて病気や痛みを改善し、
そのときだけつらい症状や痛みを取るのではなく、症状を原因から治すために
自己治癒力を高めるものなのだそうです。遠絡療法を続けていくうちに、
この療法を誰でもできるようにしたらどうだろうと考えている最中、
「アハ体験」(=ひらめきや氣づきがあったとき、脳が活性化する瞬間)があり、
誰もができる、人と人がつながる「縁rac」が誕生したのです。

抗加齢医学や予防医学に対する意識が高まっている中、病気になってから
試行錯誤するのではなく、病気にならない体づくりをし、規則正しく生活し、
バランスの取れた食生活、心穏やかに過ごす、「縁rac」を毎日行えば
いつまでも健康な身体を維持できると確信し、世界に広げることが
ミッションなのだそうです。

「縁rac」を学んで心身を健やかに過ごしませんか。
『安心』2020年 1 月号にも金氏の記事が掲載中です。
ぜひ、お読みください。

(編集室   江尻みゆき)

2020年3月号おすすめ書籍(会報誌より)


    


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



人生をひらく不思議な100物語
大島ケンスケ(著)
サンマーク出版 発行
定価1,600円+税


本書は、大量の不思議な話を読むことで、意識を変容させ、未知なる
可能性を広げ人生をひらくことになるのではないか、という仮説を元に、
著者の大島ケンスケ氏が実際に体験した不思議なお話を百話
集めたものです。

内容はとても不思議で面白く、軽い文章のタッチでスラスラと
読み進めました。
まるで、久しぶりに友人とカフェで会って、近況を話しているうちに
どんどん話題が盛り上がったときのような親しみやすい文章です。

エピソードには、龍や天狗 、妖精やユニコーンも出てきます。
また、大島氏の生い立ちや、呼吸不全の体験、瞑想での覚醒体験、
不思議な夢の話など、本当にたくさんの不思議な話がありました。
幽霊の話もほんの少し出てきますが、怪談の百物語と違って、
すごく怖い話はないところが安心できるところです。

幽霊は、大島氏にとっては中学生の頃から見えていた存在で、
恐れを手放すことであまり見えなくなったのだそうです。
個人的には、どの話題もとても興味深いものでしたが、
壮絶な呼吸不全の体験のお話と、かつて龍だったことを思い出したお話、
夢の中で猫になったお話などがとても印象に残りました。

不思議な話を読むことはとても楽しくて、最後のほうは、百話で
終わってしまうのがもったいないと思いつつ読みました。
大島氏は、この本にちりばめられた話には、何の正解もアドバイスもない、
真の自己成長は自身の外側から来るものでなく、内側からやって来る
ものだから、本書で浴びるように読んだ不思議な物語から得られた
感性を、自分の中で感じ取り、育 はぐくんでほしいと述べています。

百話の物語を読むことで、私自身の固定概念の枠のようなものが
少し広がったような気がしました。
楽しい本ですので、ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。


(編集室   兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



[新装版]古代天皇家「八」の暗号
畑アカラ(著
ヒカルランド 発行
定価4,040円+税


著者は絵本作家です。
自作のキャラクターを作ろうと、たまたま思い立ったのがハートの
キャラクター『ハーリーちゃんとハーティちゃん』でした。
ハートのテーマパークを作りたいと思っていた頃、突然
『ドルジェル伯の舞踏会』という小説の中の場面が浮かんできました。
舞踏会の席でアメリカ婦人が、 88 ハートを描くのです。即座にこれは
ハートの記念日になると閃き、大変興奮してしまったそうです。

著者の「8」と「ハート」の探究は十数年に及びました。それほど奥が深く、
興味深いものでした。
その探求の結果が、平成 21 年『古代天皇家「八」の暗号』(徳間書店)
の出版となりました。「8月8日はハートの日」を思いつかなかったら、
この本の出版はなかったのだそうです。

それから 10 年、絶版になっていた本著がヒカルランドから新装版として
復刊されました。もともと本著を編集担当していたのが、現ヒカルランド
社長の石井健資さんだったそうです。

大嘗祭 ・伊勢神宮・日光東照宮・高松塚古墳をつなぐ「八・や」の
仕組み、天皇家とこの国・この民、そのすべてを貫く宇宙規模の結界、
繁栄のための呪術を詳しく説明してくれています。

天海大僧正は伊勢神宮の八の呪術デザインを応用して日光東照宮を
造った話や、水戸光圀が光國から光圀に名前を変えた理由など、
興味深いものがたくさんあり、それらの発見をするたびに著者が
喜びと緊張でどれだけ心を震わせてきたかが感じられます。

「なかなか理解されていませんが、発見無くして感動無し、
と思わせる本である、と自負しています」
という著者の熱い思いとともに、天皇はひたすら国民の幸せを祈って
きたという貴重な「日本国のかたち」を、じっくりとお読みください。

(編集室   柴切純子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



【大嘗祭・天皇号・伊勢神宮】 この国永遠の疑問を解く


令和の大嘗祭は令和元年 11 月 14日から斎行されましたが、最近では
関心が少なくなってしまいました。
戦後、GHQによって「大嘗祭」の元となった祭日「新嘗祭」を
「勤労感謝の日」に変えられてしまった影響もあるかと思われます。

「大嘗祭」に関しては素晴らしい数多くの本が出版されていますが、
「8の世界」「ハートの世界の探求家であり、活動中の畑アカラ氏は
「八」の探究家である自分にしか語れない三つの「発見」から、
あえて「大嘗祭」について語っています。

「大嘗祭」は天武天皇が創設したことが分かっていますが、
その動機を畑氏が初めて、天武天皇になりきって調べ上げ、
真実・大義を明らかにました。
呪術の専門家である天武天皇は、新嘗祭を基本とし大嘗祭を創設し、
伊勢神宮を「天皇=北極星」の存在場所としたのです。
そして、「北極星」を守護する「北斗星」を中国最強の呪術と
易経の八卦を習合させ「北斗八星=八卦」とし、世界最強の呪術を
大嘗祭と伊勢神宮に施したのです。

古代日本の聖教は「八・や」であり、言葉の中でナンバーワンの
言霊の霊威を持っているのだそうです。
「八洲(日本)・八卦」、「八重畳(神座=大嘗祭のシンボル)」、
「八咫鏡 ・八 坂瓊 勾玉 ・八 重垣 剣 」等、調べるほどに
「八」の世界が大事なところをすべてといってよいほど占めており、
それがまさに、畑氏だからこそ追求できる分野なのです。

そして、夜空に輝く「北極星・北斗八星」に意味を持たせ、
「国家の呪術暗号」で「八洲(日本)」の国柄と独立国家である
ことを表現していることの美しさを皆さんに知ってほしいのだそうです。
まさしくコインの裏側の真実です。
ぜひ、お読みください。
  

(編集室   江尻みゆき)

2020年2月号おすすめ書籍(会報誌より)

    


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水からの伝言 ザ・ファイナル MESSAGES FROM WATER THE FINAL
オフィス マサルエモト(編)
ヴォイス 刊
定価2,000円+税


本書は、世界中が感動した水の氷結結晶写真集『水からの伝言』の
完結編です。はじめて『水からの伝言』が発売されてから、
20年の月日が経たったそうです。

本書を見てまずびっくりしたのは、表紙の水の結晶写真です。
まるで天使のようなかわいらしい姿が映し出されていて、
なんてかわいいのだろう! と、しばらく目が釘付けになりました。

この写真は、ベートヴェンの交響曲第九番の第四楽章
「歓びの歌(歓喜の歌)」を聞かせた水の結晶写真だそうで、
眺めているだけでなんだか幸せな気持ちになりました。

他にも、愛感謝の文字を見せた水や、舩井幸雄会長の氣を送った水の写真、
世界各国の水の写真、いろいろな音楽を聞かせた水、言葉を見せた水、
写真を見せた水の写真など、美しい結晶写真が盛りだくさんです。

また、結晶写真を撮影する方法や、結晶写真を撮影する方が、
当時どんな状況で撮影に挑んでいらしたのかといった文章など、
とても興味深く読みました。

20代の頃にはじめて『水からの伝言』を読み、その美しい写真と
わかりやすさから、水の大切さや言葉の大切さ、人の思いの大切さなどを
強烈なインパクトで教えてもらいました。
その後も折に触れて水の氷結結晶写真を見る機会がありましたが、
今回本書をじっくりと読んで、同じ写真を眺めても、以前より深く
いろいろなことを感じることができ、昔と今とでは受け取る情報量が
まったく違うと驚きました。

時に微笑み、時に涙しながら結晶写真と向き合いました。
水は私たち人類に恵みを与え、多くのことを教えてくれます。
表紙の写真が象徴するように、本書は編集が素晴らしく、とても
読みやすくてわかりやすいです。
英語訳もあるので、海外の人にも自信を持って勧められます。
ぜひ多くの方に本書を手に取って、水の氷結結晶写真を
じっくり眺め感じていただきたいと思いました。


(編集室 兒玉裕子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



100年足腰
巽たつみ 一郎(著)
サンマーク出版 発行
定価1,300円+税


著者は、手術が大好きな外科医です。ひざ関節の手術を5000件。
1万2000人の患者さんに向き合い、再び自分の足で歩けるように
してきました。

そんな著者が患者さんから気づかされたことがあります。
手術をしなくても自らの力で歩けるようになる人がいることを。

結果には必ず原因があります。手術や薬などの対症療法で一時的に
良くなっても、原因が変わらない限りまた同じ結果を引き起こす。
本当のことはなんでもシンプルです。
人間という生命体の精密で素晴らしいしくみを知り、バランスを整えること。

著者の病院へは、もう手術しかないという患者さんがいらっしゃいます。
2009年からは初めての患者さん全員に最低2~3カ月は保存療法を
していただくように丁寧にお話しするようになったそうです。
具体的に毎日の生活をどうしたらいいか、その方法を提案します。
本著にもわかりやすく書かれています。

著者は、手術や薬をまったく否定しているわけではありません。
手術であっという間に元気になり以前と変わらずプロ並みのスポーツを
楽しんでいる人もたくさんいます。
何を選ぶかは本人次第。

ただ、対症療法は一時的なもので慢性的に処方するのもではありません。
常用すれば本来のバランスを崩し、原因不明の病があふれているのが現状です。
著者は近い将来、薬は半減すると予測しています。

「薬や医者、病院に頼り過ぎず、自分のからだの声に耳を傾けて、
自分の力で不調や痛みをとり、健康になりましょう。
痛み、ゆがみは懸命に生きた証。感謝してねぎらう。
そんな感謝の心こそ、いつまでも自分の足で歩くための
『根っこ』になってくれるのです」

著者のシンプルな言葉すべてに説得力があります。
ぜひお読みください。
(編集室 柴切純子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


縄文土器は神社だった!
かつら樹ぎ 佑ゆう(著)
株式会社ヒカルランド 刊
定価2,600円+税


今まで学校やメディア等で吸収してきた情報が
はたして本当のことなのでしょうか? 
桂樹佑氏は18年前に『世界最古の文字と日本の神々』
(川崎真治・著)と出会い、
比較言語学による古代史研究の素晴らしさに深い感銘を受け、
故川崎真治先生に師事し、それ以降
「比較言語学をベースに生命科学の観点から古代史を読み解く」ことを
ライフワークにしてきました。

本著では、学問は「すべては疑ってかかれ!」と教わってきた桂樹氏の
姿勢が今も変わらないことを証明しています。
そもそも、一般的には「縄文時代には文字はなかった!」というのが
現在の考古学界の学説のようですが本当なのでしょうか? 
また、縄文土器の文様に関しては「文様とは土器の表面を飾るものであり、
装飾の域を出るものではない」ということも定説のようですが
本当なのでしょうか? 

縄文土器の中でも「ウパラ土器」には私たちの常識を遥かに超えた
世界最古の文面である古代メソポタミア文明のシュメール語と
バビロニア語で「ウ・パ・ラ(神・神・神)」と刻まれているそうです。

民族が移動すれば言葉も文化も移動し、信奉している神様も移動し、
私たちの祖先である縄文人もその神々を祈り、奉っていたことが、
この本のタイトルである
『縄文土器は神社である』となったゆえなのだそうです。

桂樹氏は日本の神々の名前を理解するときは
「『漢字』は捨てなさい」といっています。
何故ならば、神名は古代シュメール語の当て字だから。
そして、シュメール民族の移動を大前提の「比較言語」だからです。
「比較言語」を学ぶのが古代史を理解する一番の近道であり、
王道だと教えてくれています。

本著では「歴史の真実」だけを追い求めてきた桂樹氏の古代史革命・
縄文革命となる一冊です。
ぜひ、お読みください!


(編集室 江尻みゆき)

2020年1月号おすすめ書籍(会報誌より)

    


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もしも一年後、この世にいないとしたら。
清水 研(著)
文響社 刊
定価1,078円+税


本書は、国立がん研究センターで、がん患者さん3,500人以上の話に
寄り添ってきた精神科医である清水研氏の書かれた本です。
人は死について考えるのを自然に避けてしまうものですが、嫌でも
自らの死と向き合わなければならなかったがん患者さんの言葉は、
死について、そして生きることについて、深く考えさせてくれます。

本書に出てくるがん患者さんの体験は、名前は仮名にしてあっても、
実際に生きて、いろいろな人を愛し、関係を築いてきた人生の体験が
描かれているため、ほんの数ページのエピソードであってもとても
印象的で重みがあり、時には涙なしには読めない箇所も多くありました。

幼い子どもを残して自らの死が間近に迫った母親や、若くして自分の
未来が長くないと告知された男性など、どれだけつらく、悲しく、
せつなく、悔しかっただろう、どれだけ生きたいと思っただろう、
と思いを馳せました。

また、著者の清水氏は、一般的な精神科での研修を終えて、国立がん
研究センターで勤務を開始してから、がん患者さんの「死と向き合った
人の語り」を前にして衝撃を受け、それまでの精神科医としての知識や、
薬を処方して治療にあたることは、何の役にも立たないと落ち込んだ
そうです。

索する日々が続きながらも、多くのがん患者さんと接することによって、
だんだんと清水氏自身も死について深く考え、生き方を見つめ直す
ようになったそうです。

がん患者さんの体験もさることながら、清水氏の生きることに対する
考え方も、とても共感しました。

人は誰でもいつ死ぬかわからないし、自分の人生の賞味期限は今日
1日、と言葉としては聞いていても、個人的に本当にそう考えられた
日は1日もありませんでした。
本書を読んで、もしも1年後に自分がこの世にいないとしたら、と
1年後のことを読後に考えることができました。
ぜひ多くの方に読んでいただきたい一冊です。


(編集室 兒玉裕子)


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ねえちゃん、大事にしいや。 生きる喜びを分かち合うために
入佐 明美(著)
いのちのことば社 発行
定価1,000円+税


大阪市西成区にある全国最大の寄せ場と言われる「釜ヶ崎」。
今でも多くの日雇い労働者が生活する街だそうです。
著者は36年間、ケースワーカーとして働いてきました。
看護専門学校を卒業し、病院勤務を経て、25歳のときにこの街で
働き始めます。

私の育った街の側の多摩川の河川敷にも、昔からたくさんの人が
住んでいました。特に偏見があるわけではありませんが、それでも
なるべく近くに寄らないようにしてしまいます。私が20代の頃に
その中に入っていって、ましてや声を掛けることを想像すると、
怖くてとてもできません。なぜ怖いのかと考えたら、もしかしたら
それは、たんなる思い込みでしかないのかもしれないと気づき、
自分が恥ずかしくなりました。

著者は中学2年生のとき、道徳の本でネパールのことを知ります。
この世の中に三度のご飯が食べられず、学校にも行けず、病気で
死んでしまう人がたくさんいることに驚きます。自分はこのままで
いいのかという思いがどんどん強くなり、看護師としてネパールで
働くことが夢から祈りへ変わりました。実際にネパールで医師として
働いている岩村昇先生とも出会うことができ、祈りが現実になろうと
していたときに、岩村先生から「釜ヶ崎」で困っているたくさんの人を
助けてほしいと提案されます。

ネパールに行く前の2、3年という約束でしたが、それが著者の生涯の
仕事になりました。
助けるつもりで接してきた人たちに多くのことを教えられ、自分を
見つめ直すことになり、著者自身が生まれ直すことにつながりました。

あんなにも強く思っていたネパール行きは氷のように自然に溶けて
いきました。求めていたネパールに「釜ヶ崎」で出会いつつあると
いう大切なことに気づいたそうです。
ぜひお読みください。


(編集室 柴切純子)


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オランウータンの不思議社会
鈴木 晃(著)
岩波書店 刊
定価780円+税


著者である鈴木晃氏は20代前半、アフリカでチンパンジーを研究して
いましたが、ウガンダで政治的動乱が起きたのをきっかけに東南
アジアでオランウータンを研究することになりました。

チンパンジーが集団生活であるのに対してオランウータンは
「ネグレクテド・エイプ」(無視された類人猿)とも呼ばれ、個体が
森の中に分散して生活しているため、その社会構造を解明するには、
研究が遅れていました。
とくに遅れた理由としては、森の中にいてバラバラで見つけにくく、
「餌付づけ」がしにくく、扱いにくかったからだそうです。
しかも、野生のオランウータンの生息地を取り巻く環境は、森林火災、
過剰伐採、政治的混乱があり必ずしも良好ではないからでした。

本著ではオランウータンの社会の仕組みとその成り立ちを解きほぐし、
理解していく過程を描くと同時に、鈴木氏の自然との格闘を述べて
います。動物の「文化的行動」はヒトだけが保有する特権だと
考えられがちですが個体から個体に新しい技術が伝承されていくのが
文化だとすると、そのような文化行動は動物にも見ることができる
のだそうです。

現状、熱帯雨林の減少が叫ばれている中で、多くの予算は植林事業に
費やされています。植林は樹種が限定されています。熱帯雨林の
特色を維持していくには「ジーン・プール」(遺伝子貯蔵庫)と
しての天然林を残していくために、広域を動く動物「キー・スピーシズ」
(要かなめの種)としてオランウータンは役割を担っているのだそうです。

今、私たちがこの課題に取り組み、政治や経済に偏り過ぎている世の
中を省みる必要があるのではないでしょうか。
必読の一冊です! 


(編集室 江尻みゆき)

2019年12月号おすすめ書籍(会報誌より)


    

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人間の本性 (幻冬舎新書)
丹羽 宇一郎(著)
幻冬舎 刊
定価800円+税


本書は、伊藤忠商事株式会社で社長、会長、日本郵政株式会社取締役、
中華人民共和国駐箚(ちゅうさつ)特命全権大使を歴任された、
丹羽宇一郎氏が書かれた著書です。
丹羽氏は政財界ではとても有名な方なのだと思いますが、
不勉強な私は丹羽氏のことを存じぬままに『人間の本性』という
タイトルに惹かれて本書を読み進めました。

人間といかに付き合い、いかに生きるべきかを、仕事を通して
さまざまな方と交流されてきた著者の体験談を交えながら
綴られています。
死ぬまで未完成、AI時代の「生き方」の作法、人間としての
「幸せ」の構造、「努力ができる」のは人間である証し、
自然体で生きられないのは人間だけ、「人間の本質」を受け入れる、
と本書は六章で構成されています。

丹羽氏は、人間は所詮、動物ですと前書きから言い切っています。
飢え死にしそうになったら、人の命を奪ってまで食べ物を得ようと
する本能が人間には備わっていて、そのことを「動物の血」と呼び、
反対の理性を「理性の血」と呼びます。
怒り、憎しみ、暴力的な衝動を内包する「動物の血」が人間には
流れていることを、忘れてはいけない。この世には善だけの善人も
悪だけの悪人もいなくて、理性の血が動物の血をコントロールできて
いる状態を善、理性の血が姿を消し、動物の血が噴き出す状態を
悪と言ってもいい。
どんな人も動物の血を持っているのだから、動物の血を自覚することで、
人は善なる状態に向かうことができるのだろうとの表現に、
とても納得しました。

個人的には丹羽氏流の仕事術や体験談、生き方の哲学について
興味深く読みました。人間はただの人として生まれ、
ただの人として死ぬのだから、生きている間もただの人として
懸命に生きたい、と書かれた部分にとても共感しました。
自分ももっとがんばろう、と思えた本でした。
ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)


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ホピサバイバルキット
トーマス・E・マイルズ(著)
ダン・エヴェヘマ (著)林 陽 (翻訳)
ヒカルランド 発行
定価2,500円+税


ホピ族をご存じですか。アメリカ先住民でもひときわ輝く存在で、
周辺諸民族が次々と白人文明の奴隷と化す中、ホピ族だけは文明に
抵抗し、質素な「原始的」文化を必死で守り抜き、敢然と立ち
向かってきました。
なぜ彼らにはそれだけの力があったのか。
それは人間を超えた大創造主と、その指令者マサウ直伝の啓示、
それへの揺るがざる確信にあります。

彼らは世界よりも古い歴史を持っていて、少なくとも三つの
世界が破滅するのを見、その度に生き残り、数千年とも
数万年ともいわれる想像を絶する古代史をすべて、
口伝で正確に継承してきました。
本著はマサウから伝授された生き残りの秘密を、ダン・エヴェヘマの
英断によって、広く世界に伝えようとするものです。
ダンは最後の伝統派最長老で年齢一〇七歳。
跡を引き継げる長老がいるかどうかはわからないそうです。

いのちの尊厳を中心とする力強い生き方。わずらわしい社会に
住む文明人が見失っている、単純さ、心の優しさ、美しさ、
誰もが願う平和、失われゆく自然との深い交わりの秘密。
かつての日本人がホピ族と等しく分かち持っていたものを
学ぶことができます。

もう一人の著者、トーマス・E・マイルズはルーテル教会の
牧師でした。キリストの説いた最も大切な教えは
「心を尽くし、神を崇めなさい。
あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」。
マサウの教えも「いのちのいつくしみ」に尽きます。
聖書と通じるもの、聖書に触れられていない失われたものも
あるそうです。

人類一人ひとりの学びが、今現在の子どもたち、孫たちの未来に
大きな影響を与えると警告しています。
このところの異常気象を目の当たりにしていると、もうツケを
回してばかりはいられません。
ぜひ、お読みください。

(編集室 柴切純子)

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肌を軽く引っぱり がんを遠ざける「整膚」健康法
角田 朋司(著)
わかさ出版 刊
定価1,300円各巻+税


著者である角田朋司氏は長い間小児科医として地域医療に
携わられていました。
72歳のときに小児漢方の第一人者、故・広瀬滋之医師に誘われて
「第一回メディカル整膚(せいふ)研究会」に参加したのを
きっかけに整膚学園東京校に入学、そして整膚の世界に身を投じる
ことになりました。

「整膚」とは1992年に、整膚学園の学長である徐堅(じょけん)
先生によって考案されたものです。中国4000年の歴史からすると
非常に新しい手技療法なのだそうです。
従来の東洋医学の皮膚を押す(刺す、もむ)やり方と
整膚の皮膚を引っ張るやり方は対極的です。
押したりもんだりするやり方を「陽圧(ようあつ)」と言い、
整膚のように皮膚を引っ張ってつまむ刺激を「陰圧(いんあつ)」
と言います。
陰圧の刺激は毛細血管を傷つけないばかりか気・血・水の流れが
スムーズになり、健康面でも大きなプラスの影響が期待できる
そうです。
「押してもだめなら引いてみな」の逆転の発想から生まれたのです。
その具体例を本著では分かりやすく説明しています。

そもそも日本人にがん患者が激増した背景には長寿社会になった
からで、戦後、わが国は経済的に豊かになって医療も進歩し、
多くの人ががんを発症しやすい年齢まで長生きするようになった
ことがあります。
がんの仕組みを知り、自分たちの生活習慣を改めて見直す必要が
あるようです。
近年、欧米ではがんで亡くなる人は減少傾向にあるようですが、
わが日本では、依然として増え続けており、「最後の未来予想図」は
薔薇色ではないようです。
その由々しきシナリオを未然に避ける手立てとして「快」「癒し」
「絆(愛)」の効果をもたらす「整膚」で対策をしてみては
いかがでしょうか。必読の一冊です! 


(編集室 江尻みゆき)

2019年11月号おすすめ書籍(会報誌より)

    


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生き物の死にざま
稲垣 栄洋(著)
草思社 刊
定価1,400円+税


本書では、29種類の様々な生物の生態とその死にざまが描かれています。
「死にざま」ばかりをまとめているので、最初は暗い本なのかと思い
ましたが、そんなことはなく、生命について深く考えさせられました。

地上では短い命だけれど、地中では長生きのセミやカゲロウ、
交尾の際に雌に食べられてしまうかもしれないカマキリの雄、
昆虫だけれど命懸けで子育てをするハサミムシ、
雌に寄生して、最後は雌に吸収されてしまう小さな雄の
チョウチンアンコウ等、
どの話もとても神秘的で興味深いものでした。

子を産むために生まれてきた女王アリと、働くために生まれてきた
働きアリ、働きアリは女王アリのために働かされているように見える
けれど、実際はどちらがどちらのために働かされているのか、と
いった考察は、実際の人間社会でも同じようなことが考えられて、
面白かったです。

特に印象深かったのは、マリンスノーのお話です。
38億年前の単細胞生物には寿命がなかったところから、雄と雌の
性が別れ、死と再生の仕組みを作り出してきた話や、単細胞生物の
死骸がマリンスノーとなって降り積もっていって、長い長い年月を
かけて岩となっていく話。
音もなく静かに沈んでいくマリンスノーを思うと、普段考えてみる
こともない、気が遠くなるようなはるか長い年月に思いを馳せることが
できました。

また、偶然の出来事でしたが、本書でカゲロウについて読み、
カゲロウの生態について思いを馳せた翌日に、カゲロウの大群に
遭遇しました。雪が降るように辺り一面に白いカゲロウが舞い飛ぶ
姿は、その命の儚さを思い、これ以上にないほど神秘的で感動しました。
本書を読んでいなかったら、ここまで感動できなかったと思います。

生きることは、すべての生物にとって喜びであるけれども、同時に
苦難の連続でもあります。それでも子孫を残すために、必死に生きる
生物たちの姿が、愛しく思えた本でした。


(編集室 兒玉裕子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


すべては魂の約束 親子、夫婦、友人、自分自身----本当に幸せな関係を築くために
山川 紘矢 山川 亜希子(著)
磯崎ひとみ(聞き手)
BABジャパン 発行
定価1,400円+税


「人間関係に関する対談の本をつくりませんか」
『受け入れの法則』という本を企画した福元美月さんの声掛けで、
山川ご夫妻と聞き手の磯崎ひとみさん、この4人で3日間にわたり
合計10時間ほども語り合った内容をまとめたのが本著です。

山川紘矢さんのあとがきには、
「この本は磯崎ひとみさん、福元美月さん、山川亜希子、山川紘矢、
そして精霊の5者で魂について話し合ったことをまとめた珍しい本です」
とあります。それだけいつも身近に、精霊とともに生きているという
ことなのでしょう。

私たちは毎日、誰もが問題を抱え悩みながら生きています。
その悩みのほとんどが人間関係だといっても過言ではありません。
なぜなら、「この地球では主に人との関係を通して自分自身について
学ぶことになっているからです」山川亜希子さんが語ります。

すべては生まれる前から決まっていた、魂を輝かせるための約束
なのです。

魂の約束は大きく5つに分かれて語られます。
「夫と妻」「自分」「親と子」「友人」そして「精霊」です。

楽しくて笑いがたえない明るい対談の様子がこちらにも伝わってきて、
読んでいるだけで現実の難題が些細なことに思えてきます。
このままで大丈夫なのだと、明るく前を向けます。
勇気をもらえます。軽やかに楽しくなれます。

にんげんクラブ主催で、山川亜希子さんと山田征さんのコラボ
セミナーを2回、開催いたしました。
山川亜希子さんはいつも控え目で、周りのみなさんのことを常に
気遣ってくださいます。お話を伺うと、内側に秘められた篤い意志と
バツグンの行動力に驚かされます。
次回セミナーにもご期待ください。


(編集室 柴切純子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


船瀬俊介&秋山佳胤 令和元年トークライブ「大団円」―波動(バイブス)と断食(ファスティング)が魂の文明をおこす
船瀬 俊介、秋山 佳よし胤たね(著)
明窓出版 刊
定価1,800円+税


『ザ・フナイ』で好評連載中の船瀬俊介氏と
本誌で「いい加減のすすめ」を好評連載中の秋山佳胤氏の
弾丸トークライブが新刊となりました!

愛と不屈のジャーナリストである船瀬氏は衣食住問題を中心に
執筆、評論、講演活動をされています。 

一方、愛と不食の弁護士である秋山氏はロータス法律特許事務所を
設立、アマゾン熱帯雨林訪問、地球サミットに参加し、平和使節団と
してパレスチナ・イスラエルを訪問しています。

一見、相交わらないようにも思えますが、お二人に共通するものは
闇の世界に精通していることだけではなく実は、波動(バイブス)と
断食(ファスティング)への向き合い方、考え方でもあるのではないで
しょうか。

本著の中で絶妙に絡み合っているトーク内容は、令和の必修テーマを
全部盛りしています!
ロックフェラー・闇の勢力・宇宙エネルギー・
薬害・離婚・戦争・近代医学・多様化社会・親子関係・
パレスチナ・イスラエル・リニアモーターカー問題e t c ......と
テンポよく話が次から次へと湧き出てくるように繰り広げられて、
実際のライブを体感しているような感覚で読み切ってしまいます。

お二人の人脈の広さ、知識量の多さは圧巻です。まだまだ私たちの
知らないこと、知るべきことはたくさんあります。はたして常識だと
思っていたことは本当のことでしょうか。本当のことは知らされて
いるのでしょうか。今一度、疑問を投げかけてみるのも良いかも
しれません。

この転換期にお二人のトークライブをぜひお読みください! 
そして一緒に魂の文明を迎え「大団円」となるハッピーエンドを
目指しましょう。


(編集室 江尻みゆき)


2019年10月号おすすめ書籍(会報誌より)

     

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


関 大徹(著)
ごま書房新社 刊
定価1,800円+税


本書は、表紙とタイトルのインパクトがすごかったので立ち読みも
せずに思わず買ってしまったのですが、とても内容が深く面白い本
でした。
明治36年生まれの関大徹老師は、13歳から曹洞宗の禅門に入られ
ました。本書は老師が75歳のときに書かれ、1978年に出版された
本が復刊されたものです。
厳しい話も、耳が痛い話も、襟を正さずには読めない深い話も、
面白おかしく軽快な文体で書かれていて、時に笑い、時に泣きそうに
なりながら、ぐいぐいとひき込まれました。

今の時代は、ネットで炎上することを心配して、書籍もネットも
テレビの内容も、人々の意見がよりソフトに、曖昧になってきて
いるように思います。本書のように厳しい言葉を書くと、たちまち
さまざまな批判を受けそうですが、そんな今だからこそ本書の内容は
とても新鮮な気持ちで読むことができました。

食えなんだら食うな、無報酬ほど大きな儲けはない、病いなんて
死ねば治る、ガキは大いに叩いてやれ、自殺するなんて威張るな、
家事嫌いの女など叩き出せ、若者に未来などあるものか、
死ねなんだら死ぬな、と、章の見出しを少し羅列したたけでも、
すごい言葉が並んでいます。厳しいことばかりが書かれているようで
いて、とても優しく、温かく、読む人に希望を与えるような内容でした。
時に辛辣にも思えるその言葉は、人生を常に全力で生き切り、実際に
「食えなんだら食うな」の生活を実践された関大徹老師の書かれた
言葉だからこそ、温かく深みのある言葉として、読む人に印象づける
のだと思います。

次のページを開くのが楽しみで、あっという間に読み終え、本書に
出合えて良かったと思いました。復刊には、執行草舟氏と、「読書の
すすめ」店長の清水克衛氏のご尽力で復刊が成されたそうです。
本書の復刊に感謝すると共に、多くの方に本書をオススメしたいと
思いました。


(編集室 兒玉裕子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


日本人はどこから来たのか?
海部 陽介(著)
文藝春秋 発行
定価1,300円+税


著者は人類進化学者。国立科学博物館勤務、人類史研究グループ長です。
化石などを通して約200万年にわたるアジアの人類史を研究し、
ジャワ原人、フローレス原人などの研究で業績をあげてきました。
その中でアジアへのホモ・サピエンスの拡散についての欧米の定説に
疑問を抱き、グローバルに結び付けて考えてこなかった日本の豊富な
遺跡資料を再検討し、これまでになかった地球規模でみた現生人類
アジア移住史を描き出しました。

本著はこのまったく新しい説を日本列島への移住だけにフォーカスして、
一般向けに分かりやすく書き下ろしたものです。

あまり知られていませんが、日本考古学がこれまで蓄積してきた
後期旧石器時代の遺跡データは、質・量の両面で国際的に第一級な
のだそうです。それを組み合わせて3つの移入ルートの密度の高い
シナリオを作り上げました。

著者が大事にしていることは、自分がなるべくその当時の状況を
理解し祖先たちの立場になって物を見るということです。現代の
私たちは世界地図を眺めながらそれを追うことができますが、
祖先たちは知らずに移動しているので、目指して旅していたわけ
ではなくたまたま日本列島があったのです。

「公表されている地理・気象・海流データもなく、現代的な装備で
横断した経験もない祖先たちが最初にどうやって海峡を渡ったのか」
それを知るためになんと、著者は科学者のチームをつくり、当時の
草舟を再現、実際に航海をし、検証してみることにしたのです。
準備に3年、実行に3年、実際に実験航海プロジェクトを成し
遂げてしまいました。

上野の国立科学博物館に、そのときの丸木舟が展示されました。
「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」このプロジェクトを
生み出したのが本著です。
ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


  
自分の内側を意識すると、運命が変わる(上巻)
自分の内側を意識すると、運命が変わる(下巻)
日野 堅也(著)
ギャラクシーブックス 刊
定価1,620円各巻+税


10代前半の頃から不思議なことや、目にえないことに興味を持っていた
筆者の日野堅也氏は、1冊の本との出会いが人生を大きく変えました。
それは中矢伸一氏の『日月神示 神一厘のシナリオ』(徳間書店)でした。
日本の戦後食体系の破壊や、食の大切さを述べられている部分に
人生を変えるほどの衝撃を受けたそうです。

現在は、独立してオーガニックショップを経営し、食や健康に関しての
啓蒙活動をし、身体を元気にする食材や商品を提供されています。
また、精神世界や自己啓発のこと、人生をより良く発展繁栄させる
生き方を探求し、メルマガやYouTubeで発信しています。

私たちが本来目を向けるべきなのは、人体の内側に広がる「ミクロ
コスモス(無限の小宇宙)」なのだそうです。
この「ミクロコスモス」を意識し、信頼することが外側に広がる
「マクロコスモス(大宇宙)」に影響を与え、現実を創造することに
繋がっていき、物事がスムーズに流れて行くことを学ばれたことを
本著で体感しませんか。

普段目に見えない菌、プラーナ、ソマチット(超微小生命体)等の
大切なものを意識し、感情をプラスに転換することで私たちの内側に
広がる「ミクロコスモス」を光り輝かせることができるのだそうです。

上巻ではこのように人体の素晴らしさを教えてくれます。
下巻では、その人体を基盤により運命を好転していくために祈りや
感謝、言霊を使って人体を光り輝かせる具体的な実践方法を教えて
くれます。
舩井幸雄が広めた「両手振り体操」も掲載されています。

私たち自身の細胞、「ミクロコスモス」と意識することで人体の
素晴らしさに気づきます。
この本に出逢えたことに感謝します。ご一読ください!


(編集室 江尻みゆき)

2019年9月号おすすめ書籍(会報誌より)

    

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牡蠣の森と生きる-「森は海の恋人」の30年 (単行本)

畠山 重篤(著) 聞き手 鵜飼 哲夫
中央公論新社 刊
定価1,300円+税

本書は、宮城県気仙沼市の舞根湾(もうねわん)で牡蠣と帆立の
養殖業を営む畠山重篤さんの半生記です。
畠山さんは、公害が問題となった高度成長期に、赤潮を吸った
牡蠣の身が赤くなる「血ガキ」の現象に悩まされ、海を綺麗に
すべく森に木を植える活動、「森は海の恋人」を始められました。

その活動は既に30年以上も続けられ、現在の舞根湾はとても綺麗な
海になっているそうです。
自らが生まれ育った美しい海、自然を守るために奔走される
畠山さんの活動は、読んでいてとても感動しました。
良い牡蠣を生産するため、海を綺麗にするにはどうすればいいか、
その答えを見つけるためには、時には私財を投じてでも、調査の
ための費用を捻出されました。さらに、その答えらしきものが
一度見つかったなら、すぐに仲間を集めて行動に移していく姿勢が、
とても素早いのです。
「漁師は決断すると、いつも行動が早いのです」と本書にも
書かれていて、その行動力には驚きました。牡蠣の養殖をされる
傍ら、エッセイの執筆や、子どもたちの体験学習の開催、京都
大学でフィールド科学教育研究センター社会連携教授として
講義をされ、全国に1年に100回くらいの講演活動もされています。

また、東日本大震災では舞根湾も津波の被害を受け、畠山さんは
ご尊母様を亡くされ、船もすべて流され、牡蠣の養殖場も全滅と
なったそうです。黒く淀んだ海からは生き物がいなくなり、
一度は俺の人生もこれで終わりか、とまで思われたそうですが、
海に養分をもたらす森や川の環境は壊されなかったため、海は
よみがえり、養殖業も復活しました。森が海を救ってくれたのです。

1冊の本で、森、川、海の微生物や鉄、プランクトンなど自然の
営みに思いを馳せるとともに、畠山さんの半生から、人と人の
つながりや、自他の心を学べて、とても内容の凝縮された良い本
だと思いました。ぜひ多くの人にお読みいただきたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


生命のエネルギー (アナスタシア―ロシアの響きわたる杉シリーズ)
ウラジーミル・メグレ(著) にしやまやすよ(訳)
岩砂晶子(監修)
直日 発行
定価1,900円+税


本著は総発行部数、2500万部を誇るシリーズの7巻目です。
第1巻は1996年に出版され、ベストセラーを記録しました。
シベリア実業家組合会長だった著者が、在任期間中にタイガの森で
アナスタシアと出会いその体験を綴ったものです。
常識を根底から覆す話に価値観や存在意義が大きく揺らぎ、
本にまとめて出版する約束をしましたが、町に戻ると会社は倒産、
家族とも絶縁状態になり自殺寸前まで追いやられました。

しかし本は好意によって出版され、今や17カ国語で翻訳されています。
それだけではなく、世界中でアナスタシアの言葉を学び実践しよう
とする人たちがたくさんいます。
それはなぜなのでしょうか。

本著では、アナスタシアの祖父が登場します。そしてアナスタシアの
言葉や行動が、人間がずっと持ち続けてきた問題を解決するための
最も偉大な生命のエネルギーであることを、さまざまな観点から
証明しています。

祖父はテレビもない所で暮らしていますが、精神の分析能力だけで
なく、さまざまな国家の社会構造についても精通しています。
国会議員は人々の暮らしをより良くしようと決意して立候補しますが、
当選するためには資金力に依存するようになります。国民の生活は
良くならず、国会議員のイメージは否定的になります。
このような出口のない負のループを解決するには、アナスタシアの
言葉のように自分の土地を所有しお金や人工の物に支配されず、
すべての人が祖国を守る意識を持つことが必要だとされています。

日本にも同じようなループが存在していると言わざるを得ない今、
本著にはその解決につながる大きなヒントがたくさんあると感じ
ました。ぜひ読んで確かめてください。


(編集室 柴切純子)


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宇宙人タマの「魔法の教室」
奥田 珠紀(著)
風雲舎 刊
定価1,500円+税


「タマ」こと奥田珠紀さんは知る人々からは「宇宙人」と呼ばれて
います。それはお母さんのお腹の中に宿った頃から常識外れで、
多次元と呼ばれている不思議な世界についての記憶が残っている
からだそうです。
タマのお母さんは子宝に恵まれず、鞍馬寺の奥の院魔王殿に行き
大声で「子供を授けてほしい」と叫びました。結果、タマを授かり
ました。タマは幼い頃から「共感覚」がありました。 

「共感覚」とは文字や音に色を感じたり、形に味を感じたりする
ことです。その感覚を口に出すと他の人との違和感を覚えることも
ありましたが、それはもともと皆持っている能力なのにもかかわらず、
大人になると見えないものとして決めつけて蓋をしてしまっている
のだそうです。
しかしながらタマは幼少期には自分が感じたままに、自由奔放に
「共感覚」を深め、時空の向こうに行ったり来たりすることもあった
そうです。
中学時代に久子さんという脳性麻痺の女性に出会い天職に巡り合う
ことになります。その後、老人ホームから始まって、身体障がい者
施設、知的障がい者施設、精神科病院で看護助手として生き生きと
働いていましたが、いつの間にかコンプレックスの塊に。
学歴がない、資格もない、結婚はバツイチ。育児も家事も自慢でき
ない。ないないだらけで自分を肯定することができませんでした。

大人の仮面を脱ぎ捨て、タマらしく生きることが心地よいことに
気づきました。「マーフィーの法則」で「潜在意識」を知ったタマは、
紆余曲折を乗り越え、体験をもとに自分自身の「潜在意識」に
アクセスする「魔法教室」を開講し、3000名を超える受講生に
魔法の力を味方にする秘訣を伝えました。

妥協をせず、自分の生きたいように生きるタマの生き方は私たちが
本来持っている力を思い出させてくれるはずです。
ぜひ、お読みください。


(編集室 江尻みゆき)

2019年8月号おすすめ書籍(会報誌より)

    


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動物たちの内なる生活――森林管理官が聴いた野生の声
ペーター・ヴォールレーベン(著) 本田 雅也(訳)
早川書房 刊
定価1,600円+税


本書は、森林管理官として森や自然、動物や鳥、昆虫たちと交流して
きた著者が自らの知見を綴ったノンフィクションの本です。
シカやイノシシ、リスなどの野生動物だけでなく、ゾウムシや
クマムシなど普通にしていたら気づかないくらいの小さな生物に
まで、愛情のまなざしを注いでいる著者の視点が描かれています。

2015年にドイツで著者が書いた『樹木たちの知られざる生活』は、
100万部を超えるベストセラーになったそうですが、本書はその
続編であり、2016年にドイツ国内で27万部売れ、28カ国で刊行
されているそうです。

本書を読んでいると、まるで深い森の中にいるような気持ちに
なります。野鳥が時には仲間を騙しておいしい餌を独り占めしたり、
雄鶏が嘘をついて雌鶏をおびき寄せたりするエピソードなど、
人間顔負けの複雑なコミュニケーションにクスッと笑えました。

またブタがとても頭がいいエピソードなどを読んでいると、
今日の家畜のブタの飼育環境などを考えてゾッとしました。

また著者は森林管理官として野生動物と触れ合うだけでなく、
ペット、家族の一員として犬やウマ、ヤギ、インコ、ウサギ、
ニワトリなど多彩な動物を飼っています。
一緒に生活している人にしか分からない動物たちの特性も面白
おかしく紹介してくれています。
馬にも性格の違いがあり、怒ったり、ヤキモチを焼いたり、
恥じらいがあったり、働くことがとても大好きで、人から
褒められると喜びます。

本当に動物と向き合った人か、専門家しか知らないような
学術的な知識が、ユーモアがあり、スラスラと軽いタッチで読めて、
気づかぬうちに動物や植物や小さな生物についてさまざまな知識を
得ることができる本です。
一緒に暮らしているペットの犬によりいっそうの愛情と理解を
抱くとともに、野生の動物や鳥や昆虫たちにも愛情がわきました。
ぜひお読みください。

(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと
アニータ・ムアジャーニ(著) 奥野 節子 (訳)
ナチュラルスピリット 刊
定価1,600円+税


衝撃的でした。こんなに優しい言葉で、こんなに分かりやすく
スムーズに腑に落ちるメッセージを受け取れたことに感動しました。

著者は末期がんでした。本人も周りの誰もが死を受け入れて
いました。が、臨死体験をした著者は全てを理解し、生還する
ことを選びます。がんがなくなることを分かって戻ってきました。
でも、特に医者にとってはがんが消えるなんてあってはいけないこと。
しかしいくら検査をしても事実は同じでした。

この結果に興味を持った医者などから詳しく話を聞きたいと、
著者の言葉は多くの必要としている人たちに自然に広まって
いきました。

何のためにこの世に生まれてきたのか、自分の使命は何なのか、
誰もが一度は考えたことがあるでしょう。
著者もかつてはそうでした。

「かつて私は一生懸命追い求めていました。行動し手に入れ
達成しなければならないと感じていました。
けれど何かを追いかける行為は恐れから生じているものです。
それは本当に望むものを持っていないという恐れです。
その状態では分離の状態にばかり注意が行ってしまい、二元性の
中で身動きができなくなるでしょう。

今の私は追いかけるのはやめ、ただありのままを受け入れています。
それは努力を必要としません。解放されるような感じです。
なぜならすべてはひとつなので、手に入れたいと思っているものは
すでに自分のものだと知ることを意味するからです」

一度読んだだけでは素通りしてしまう言葉も、繰り返しいろいろな
角度から分かりやすく沁み出してきてくれます。
何度も読み直したくなりました。
一人でも多くの方の思いが変われば、
ミロクの世はすぐに実現するでしょう。
ぜひお読みください。


(編集室 柴切純子)

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ムーとアトランティス ~Last Chance~ 未来を紡ぐ覚醒のVision
不二真央都(著)
ヒカルランド 刊
定価1,750円+税


この物語はフィクションですが、モデルがいます。
それは、富士阿祖山太神宮の渡邉大宮司のことです。
著者である不二真央都氏は渡邉大宮司の講演を聞くうちに
歴史的ロマンに目覚め太古の物語を書きたいと思うようになった
のだそうです。

太古の人々は太平洋の大陸と日本列島を合わせて「ムー大陸」と
呼び、大西洋の大陸を「アトランティス大陸」と呼んでいました。
世界には「国」という概念はなく、もともとは五色の肌の色を
したさまざまな人種は皆家族であり、兄弟であり、親戚であり、
同じ言葉を使っていたのだそうです。

「ムー」の中で特に日本は「エデ」と呼ばれ世界の中心をなし、
神様の愛の中で、神様の掟に従い、自然と大調和して豊かに
暮らしていました。
しかし、アトランティス大陸」は「科学戦」によって海底に
沈んでしまったのです。三百年の時を経て、今その秘密が明か
されます。

主人公の小学校六年生の真人とは、もともと人が見えないものを
見る能力が備わっています。校外学習で来た山でポツンと祀られて
いる石碑が光っているのを目撃しました。
そして、三百年前の忘れていた記憶を、輪廻を繰り返すことに
よって、現世でようやく思い出すことができたのです。

神様の大いなる愛によって私たちは平和が実現するまで輪廻を
続けるのでしょう。
この物語は壮大な歴史的ロマンに留まらず、私たちと神との
つながりや、自然との調和を重んじることを、そして、何より
人類は皆一緒で、隔てがなく、かけがえのない家族であることを
気づかせてくれます。

一人一人が覚醒し、自らの目的、使命を果たすことができます
ように。今回のチャンスを無駄にしないようにと切に願います。
ぜひ、お読みください!


(編集室 江尻みゆき)

2019年7月号おすすめ書籍(会報誌より)

  宇宙観と原理76.jpg  なぜユダヤ人なのか76.jpg


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谷村新司の不思議すぎる話
谷村 新司(著)
マガジンハウス 刊
定価1,512円+税


本書は、バンド「アリス」として数々のヒット曲を出され、ソロ・
アーティストとして「昴」「いい日旅立ち」「サライ」などのとても
有名な曲を作られた歌手の谷村新司さんが2014年に書かれた本です。

年末の紅白歌合戦に何度もご出演されている谷村さんですが、55歳の
ときに帯状疱疹で体調を崩されたことがきっかけとなり、立ち止まって
この世界をもう一度学びなおそうとされたそうです。
そこから、図書館にこもったり、各分野の専門家の話を聞いたり
しながら、猛勉強をされたそうです。
その猛勉強で得た知識を、本書ではご紹介くださっています。

日本とユダヤの関係や、日本語のカタカナの重要性、音を学ぶことが
森羅万象の仕上げに繋がることなどが書かれていました。

「昴」の曲は、さらば昴よ、と昴に別れを告げる不思議な歌詞が
印象的な曲でしたが、「昴」がどのように作られたかが、第一章に
詳しく書かれていました。なんと谷村さんご自身も、インスピレーションで
この曲を作られ、なぜ青白き頬のままで昴に別れを告げるのかが
初めは分からなかったそうです。
後になって、昴の別名であるプレアデス星団からのメッセージを受け
取るようになり、だんだんと分かるようになったそうです。
「昴」の歌詞の解説は、ここでは詳しく書けませんが、なるほど
そんな深い意味が含まれていたのかととても面白かったです。

アーティストの方は、インスピレーションを大切にされるとは思って
いましたが、有名な谷村さんがプレアデス星団からの情報を受け取って
曲作りをしていらしたとは、とてもビックリしました。
また、谷村さんが音楽家だからか、プレアデス星団からの情報で音に
まつわる不思議な話は個人的にとても興味深く読みました。
ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)

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宇宙観と原理76.jpg
フトマニと北欧の女神ゲフィオンから読み解く古代人の宇宙観と文字生成の原理
いと きょう(著)
ホツマ出版株式会社 刊
定価3,000円+税


いときょう先生のこれまでの研究の集大成ともなる著書がいよいよ
発刊となりました。
ヲシテ文字の文献を研究し広く普及してきましたが、これで良いの
だろうかという疑問が心の奥底にあったそうです。
ホツマツタヱなどのヲシテ文献は真実の書であると確信していますが、
これを世界の人々に伝える前に、何か他にするべきことがあるのでは
ないだろうかという思いです。

そうした中で、著者が海外の旅先で気づいたことは、世界にある
共通のデザインでした。このデザインから、人類は宇宙誕生以来、
意識の深いところで、あることを記憶していたのではないだろうか
という直感が働いたのです。
ノーベル賞受賞者の晩餐会が行われることで有名なスウェーデン
ストックホルムの市庁舎黄金の間にあった女神ゲフィオンの壁画、
フトマニの御柱図、過去の写真を調べた結果、同様のデザインが
世界各地にあることに気づきます。

そこからハートのデザインが何であるかを知ることとなりました。
こうした一連のデザインの関係性の意味を知ることで生命の本質が
何であるかが分かり、さらにこうした認識は人類すべての心に平穏を
もたらし、ひいては世界平和につながることを筆者は確信したのです。
また同時に、文字がどのようにして生まれたのか、世界の文字や
紋様を紹介することで証明。
この兆形は、立体化すれば神聖幾何学となりフラワーオブライフと
なる。
さらにフトマニを用いての占い方と、古代文字を解説。

古代に興味を持つ皆様ばかりでなく、幸福の本質を模索する方々に
とっても新たな視野が開かれることになるでしょう。

にんげんクラブストアでお届けしています。
ぜひ自らの目で確かめてみてください。


(編集室 柴切純子)


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なぜユダヤ人なのか76.jpg
なぜ世界のお金持ちの35%はユダヤ人なのか?

滝内 恭敬(著)
サンライズパブリッシング 刊
定価1,620円+税


著者の滝内恭敬さんには、にんげんクラブ主催、赤塚高仁先生
ヤマト人の「聖書塾」でお会いしました。
赤塚先生が、「聖書は世界で最も売れているビジネス書だよ!」
それをテーマに本を書こうと思っていたとのこと。
タイトルに『聖書』をいれると売れないので、「ユダヤ人」という
文言を使うといいとアドバイスを受け、書き始めようと思っていたら、
なんと、思い描いていた通りの本が目の前に! 
それが、本著だったのです。

本書は特定の宗教についての本ではありません。ベストセラーで
あり自己啓発の源流である『聖書』から神の概念を理解し、
「創造主」が神だという概念を受け入れることで、強固な自信と
愛と充足感に満たされながら、力強く生きられるようになる方法を
説きます。

さまざまな自己啓発書を読んでも、日本人はきっとすべてを理解する
ことはできていなかったのです。
なぜなら、『聖書』を読んでいないから。
根本となる考え方を知らないから。
前提条件が違うのに、方法を学んでまねしても、うまくいくわけが
なかったのです。本著を読んで、分かりました。

さらに、日本とイスラエルには、深いつながりがあり、『聖書』は
日本人にぴったりな書物なのだそうです。実際に、歴代の成功者も、
そして著者自身も、『聖書』の教えに気づいてから激変しました。

さまざまなビジネスの勉強をして、起業して精一杯がんばったのに、
失敗し、ホームレスにまでなってしまった著者が、『聖書』と
ユダヤ人の教えに学ぶことで、幸せな大成功を収めることができたのです。

にんげんクラブストアでもお求めいただけます。
しかも、著者の滝内さんに、1冊1冊、心を込めてメッセージと
サインをしていただきました! 
この機会を、どうぞお見逃しなく!


(編集室 柴切純子)


2019年6月号おすすめ書籍(会報誌より)

    

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発酵生活で 新しい私に生まれ変わる
栗 生 隆子(著)
ヒカルランド 刊
定価1,750円+税

本書の著者の栗生さんは、14歳のときに潰瘍性大腸炎という病気を
発症され、十代後半から二十代にかけてだんだんと外出もできなく
なり日常生活もままならないほどに苦しまれたそうです。
苦しみのどん底にいたある日、まだ生きたいという思いと、もう
死んでしまいたい、という思いの相反する二つの感情がものすごい
エネルギーとなって両側から体を引っ張り、今にも引き裂かれそうに
なったと思ったら、意識が肉体から離れて違う所に行ってしまった
そうです。
そこでの体験を通して、とにかく命の続く限り自分の体で生きて
みようと思い直し、その後から冷え取り健康法や発酵食品と出会う
ことにより、奇跡的な快復をされました。

本書を読んで、この本には栗生さんの優しさが溢れていると感じ
ました。死をも考えるほどの病を経験し、そこから命と向き合った
栗生さんだからこそ、発酵食品の本当の良さを自分の言葉で多くの
人に伝えることができるのだなと思いました。
自らの体を見つめることと、発酵の菌の世界を見つめること、
そこから地球環境や宇宙、見えない世界にまで思いを馳せることが、
すべて繋がっているようです。
発酵食品に慣れ親しんでいくと、人と争うのでなく共に生きることに
目が向けられ、体も元気になるし、だんだん心も前向きになるような
気がします。

本書を読むことで、きっと多くの方が自分で発酵食品を作ってみようと
思うでしょうし、身の回りの菌の環境に注意を向けるようになると
思います。発酵食品のレシピもいくつか掲載されていたので、私も
早速作ってみようと思いました。
また、最終章に掲載された小出遥子さんとの対談「いのちのめぐり」も
興味深いものでした。
ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


植物は〈未来〉を知っている―9つの能力から芽生えるテクノロジー革命
ステファノ・マンクーゾ(著) 久保 耕司(翻訳)
NHK出版 刊
定価2,000円+税


衝撃的でした。植物の本なのに、目次に並ぶ文言が、「記憶力」
「運動能力」「動物を操る能力」......初めは何のことだろうと思って
いましたが、読み進めていくうちに、どんどんはまってしまいました。

植物は人間の生活になくてはならない存在です。それは誰もが認めて
いることでしょう。でも、本当の植物の姿を全く知らなかったことを
思い知らされました。お水を上げるときに、お花に声を掛けると
きれいに咲いてくれるよねとか、植物にも心があるって信じている
ことだけでも分っているつもりになっていたのが恥ずかしくなります。

動物は動くことで、問題を避けてきました。植物は動かずにその場で
生き延びることを選びました。
そのために、さまざまな能力を磨き、未来を切り開いてきたのです。
並外れて優れた感覚を発達させ、数多くの科学的、物理的なパラ
メーターをいつでも緻密に知覚する能力を備え、脳のある、私たち
動物が想像もつかないほど、頑強で革新的な進化を遂げました。

動物とは大きく違う方法で進化したおかげで、植物は非常に現代的な
生き物になりました。インターネットが植物の根に似た構造をして
いるのは偶然ではありません。
数々の優れた建築物が、植物の構造をヒントに、完成しました。

これから人間が持続可能な未来にするために、解決しなければ
ならない課題がたくさんあります。
すでに、エネルギーを必要とせず、海の水で育つ野菜もあるそうです。
どんな課題も解決して生き延びてきた植物は、知っています。
この先、例えば火星に住むことになったとしても、植物は一緒です。
植物は、どんな〈未来〉も知っているのです。
ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


あなたを幸せにする宝石の不思議な力 宝石が持つ運気アップと癒しの魔法
岡本 憲将(著)
廣済堂出版 刊
定価1,300円+税


著者である岡本憲将氏は40年以上宝石店を営まれており、しかも
一代で銀座に店舗を構えられました。世界各国に宝石の鉱山を持ち、
毎日ワクワクと楽しみながら過ごされておりましたが、残念ながら
2年前に永眠されております。

宝石とは無縁だった岡本氏は迷いの多い青年時代に、自分を取り
戻すために海外のいろいろな国を巡る旅に出ました。海外に行けば
自分にも人に誇れるものができるのではないかと思ったからです。
しかし、潜在的には、常に「人を助けたい」という思いを持って
いました。旅をする中、ジュエリーに興味を持つきっかけや縁を
もらい、日本に帰国したときは自分への自信が確信へと変わり、
父親の会社を継ぐはずだったのですが、その会社に全く異業種の
輸入雑貨の部門を創ってしまったのです。

そしてついには宝石の「流通革命」を起こしました。業界の歪んだ
流通経路を暴露した『宝石価格の秘密』はベストセラーになりました。

この仕事を始めて20年間もの間宝石に不思議な力があるとは全く
知らなかったそうです。ある方との出会いから、宝石には何か人の
身体や心に作用するエネルギーがあるかもしれないと気が付き、
身体、心、魂を癒す宝石の真の価値やエネルギーを知ってもらう
活動をするようになりました。

自分だけではなく他人の幸せをも願う「大欲」を持ち、運気を
上げる秘訣が書かれています。「自力」を高め、「他力」=「宝石」で
補ってみれば劇的に改善することもあるかもしれません。
宝石の「波動」と人間の「波動」が共鳴するとエネルギーの交流が
起き、宝石の「波動」が人間を原子レベルで調整し引き上げてくれ
るのだそうです。

精神世界の第一人者である山川紘矢氏との対談も記載されております。
宝石の本当の魅力に改めて気が付きます。


(編集室 江尻 みゆき)

2019年4月号5月号おすすめ書籍(会報誌より)

   

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

心を磨く 中村天風講演録
中村 天風(著)
PHP研究所 刊
定価2,000円+税


本書は、天風会創立百周年を記念して、既に公開されている中村天風先生の
講演CD『心を磨く』を書籍化したものだそうです。
耳で聴きじっくりと考えることのできるCDも良いものですが、書籍として
目から文字で読むことができる本書も、また違った良さがあります。
一冊の書籍としてギュッと天風先生の教えが凝縮されていて、CDと比べて
安価でとても良い本だと思いました。

五十年以上前に開かれた講演会の内容ですが、今読んでも全く古く感じず、
天風先生の情熱と気迫が感じられます。

本書では、第一章の『人間の正体は気体である』という内容から始まり、
第二章 生き方を間違えると「心の奴隷」になる、
第三章「正しい心の使い方」ができる人・できない人。
第四章 五感感覚を磨き上げ、自己肯定に徹して生きよ。
第五章「心機転換」こそが問題を解決する。
第六章 本能に打ち克つ人が幸福になる。
と続きます。

理性でも、心でも、身体でもなく、私たちの正体は気体であり、
その気体である霊魂を発現させながら生きるためにはどう生きるのが
いいか。どう心を磨くか、ということがさまざまなエピソードと共に
綴られています。

身に病があれども、心まで病ませない。
運命に非なるものがあっても、心まで悩まさない。
いつも自分は幸福の花畑の主人公と思って生きたらどうだ、と
天風先生は語り掛けています。

個人的には数年ぶりに中村天風先生の書籍を読みましたが、とても
勉強になりました。たぶん数年前に読んでいたら、本書は英語や
物理の内容も少し入るので、少々専門的で難しく感じたかもしれません。
難しいながらも、天風先生の語り口が面白く、読み進めることできました。
ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「あの世」が教えてくれた人生の歩き方
宮内 淳(著)
サンマーク出版 刊
定価1,500円+税


本書は、宮内淳さんの初めての著書です。
宮内さんは、日本テレビのドラマ『太陽にほえろ!』で"ボン"刑事役で
俳優デビューされ、その後は世界の秘教をレポートするドキュメンタリー
番組で世界の80数カ国を回り、秘教タレントとして活躍されました。
大自然の中で暮らす先住民の方々や手つかずの自然に触れて地球環境の
大切さに目覚め、後に公益財団法人「地球友の会」を立ち上げ、代表
理事として日本の精神や伝統文化を見直すフォーラムや勉強会などで
活躍されています。

宮内さんは、お母様が亡くなられる数年前に「もしおふくろが先に死んで、
向こうの世界があったなら、それを俺に教えてほしい」と約束をしていた
そうです。
その後お母様が亡くなられた直後から不思議な体験が頻繁に起こり始め、
これは母からのメッセージだと気づいてからは不思議な現象はおさまり、
替わりに宮内さんの頭にはイメージのようなものが閃くようになりました。

お母様から送られてくるイメージで、あの世はどんな世界で、宇宙の
仕組みはどうなっている、とさまざまな気づきがあったそうです。

世代が違うために私は宮内さんのことを存じませんでしたが、宮内さんの
ダイナミックな人生の物語は、とても興味深く面白いものでした。
おそらく『太陽にほえろ!』当時の活躍ぶりを知っている世代の方々が
読まれると、さらに面白いのではないかと思います。
石原裕次郎さんや勝新太郎さんとのエピソードや、世界の秘教で体験し
たことなど、ユニークな話が盛りだくさんです。

幸せとは何か、生きるとは何か、宮内さんの歩まれてきた道は、
さまざまなヒントを与えてくれます。
お母様からのメッセージの宇宙のお話も、とても面白かったです。
ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

化粧いらずの美肌になれる3つのビューティケア
菅原 由香子(著)
三笠書房 刊
定価680円+税


著者は皮膚科のお医者様です。
大学時代からの約20年間、ひどい肌荒れに悩み続けたそうです。
「私は肌が弱いから」と、市販の無添加化粧品を選んで使っていたのに、
顔が真っ赤に腫れあがったり、ニキビ、ガサガサの繰り返し。

あるとき、市販の無添加化粧品は、本当は無添加ではないのではないか
と気がついたそうです。
20年目にしてやっと、自分の肌荒れの原因に気づき
「化粧品に含まれる化学物質」を徹底的に研究し、化粧品を勉強しました。
試行錯誤を繰り返し、「本当の無添加化粧品」を作り、試作品を使い
始めると、何をしても治らなかった著者の肌荒れが、あっという間に
改善したのだそうです。

これは、かなりショッキングな事実です。そして、とても信頼がおける
内容だと感じました。

世の中には著者と同じく、何が原因かわからないまま、苦しんでいる
方がたくさんいます。化粧品かもしれないし、食べ物かもしれないし、
生活習慣の何かかもしれない。それを探っていく作業が必要です。
今までの常識や思い込みに縛られていては気づかないこともあるかも
しれません。
さまざまな情報が溢れる中、著者が一番伝えたいことは、
「あなたの本来持つ姿が美しい」ということです。
美しくなろうとする力を、私たちはもともと持っているのです。

自分の体が喜ぶものか、自分の体の声に耳を傾け、美しくなるための
ひと手間を惜しまないでほしい。
お金も時間もかからない方法が、たくさん紹介されています。
美容皮膚科医として、10万人以上のお肌のトラブルを治療して、
肌荒れから解放されたことで、性格も前向きになり、人生も変化した
方々の体験談も載っています。
毎日鏡を見るのが楽しくなるように、ぜひお読みください。
お勧めです。


(編集室 柴切純子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

逃げ切る力 逆境を生かす考え方
馬 英華(ま えいか)(著)
日本経済新聞出版社 刊
定価1,600円+税


本著は、馬英華氏が日経新聞電子版「ビジネスリーダー/経営者ブログ」
というコラムに女性のビジネスリーダーとして2年間連載をしていたものを
まとめ加筆したものです。

馬氏は東京エレベーター株式会社代表取締役社長であり、中国弁護士で、
多くの日本企業の顧問を務められています。

中国大連で生まれた幼い女の子(馬氏)は逆境の中で、誰も助けては
くれない自分の境遇を、家族が寝静まった後、納屋の屋根に登り、
空に向かって自分の境遇を問い、そして大きな世界で自分を必要と
している場所を見つけると誓ったのだそうです。
そして、自分の能力を信じ、未来を信じることで生きることにしがみ
ついてきました。

ついには、海を渡って日本に来て、働きながら大学に通い、言葉の壁、
人種の壁を打ち破り一企業の社長として成功するまでのお話は涙なしでは
読めません。何度も窮地に追い込まれ、絶望の淵に追い込まれます。
しかし、負けず嫌いの馬氏は自身の誇りを持ってできることは何度でも
試みました。

馬氏のこの成長、成功ストーリーはどのような境遇においても、自分の
可能性を信じて、知恵を振り絞り、勇気を出して、一歩前に進む
チャレンジ精神を持つことで、逆境を反転させて、強運を味方につけて
しまうのです。

人生の教本であり、ビジネスの教本でもある本著を手に取り、今一度、
男尊女卑の壁、外国人の壁、規制の壁、文化の壁を取り払ってみませんか。
中国出身の馬氏から見た日本は私たちが日本人に生まれ日本に育ってきた
視点と違った角度から日本という国を見えさせて、感じさせてくれるかも
しれません。

馬氏は、にんげんクラブ主催 秋山佳胤先生セミナー
5月12日(日)にゲストでご登壇されます!
こちらにもぜひ、ご参加ください。おススメします。


(編集室 江尻 みゆき)


2019年3月号おすすめ書籍(会報誌より)

    


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



あらゆる悩み・不満・ストレスが消える! 最強の人生相談〈家族・結婚・夫婦編〉―ビジネスの成功にも共通する 人間関係、深すぎる40の教訓
ミセス・パンプキン(著)/ムーギー・キム編集・全面協力
東洋経済新報社 刊
定価1,500円+税


本書は、東洋経済オンラインの「ミセス・パンプキンの人生相談室」へ
6年にわたって寄せられた人生相談600件をもとに、家族、結婚、夫婦、
子育てなどの悩みと解決策や考え方をまとめたものです。

ミセス・パンプキンは、四人の子どもを、それぞれプライベートエクイ
ティ・プロフェッショナル、ニューヨーク州弁護士、ロンドン勤務の
公認会計士、北米名門大学の教員、とグローバルに活躍するプロフェッ
ショナルに育て上げた方だそうです。さまざまな悩みに解決策や考え方
を提案するミセス・パンプキンの答えは、そのどれもが「強いな」と
思える答えでした。優しさもありながら時に痛快で、確固たる自らの
意志を持っていて、人から不当に扱われることとは断固として戦う姿勢が
見られます。また見切りをつけた相手とはさっさと縁を切る強さもあり
ます。この強い姿勢に、『最強の人生相談』というタイトルはぴったり
だと思いました。悩みの当事者は、視野が狭くなってしまい、解決方法が
うまく見つからないことが多いと思います。

ミセス・パンプキンのアドバイスは、こんな考え方もあるのかと、
いろいろと勉強になりました。お金、仕事、家庭の悩みなどいろいろ
ありますが、多くの人たちの悩み事は、ほとんどのことが人間関係に
関することです。人生相談は、一つ一つの悩みを個別に読んでみると、
自分には縁のない話だと他人事として読めるものです。しかし、本書の
ようにそれらを一冊の本としてまとめ、いくつも読んでいくと、悩み
とはいろいろな共通点があることが見えてきます。

本書は主に家庭問題を扱った人生相談ですが、それらはビジネスにも、
子育てにも、生き方を考える上でも、いろいろと参考になりました。
ぜひお読みいただきたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)


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アイテムはフラワーエッセンス! 自分のキャラクターを活かす人生ゲーム攻略本
斉藤 佐世子(著)
ヒカルランド 刊
定価1,851円+税


「人生はゲーム」これが本著の前提条件です。「人間はスマホ」で、
地球にクラウドの「アカシックレコード」があり、生まれてくるときに
スマホを契約します。今生はどんなキャラクターでいくかを決めてくる
ので、選んだものによって、性格が全く変わってきます。

ゲームがうまくいくコツは、キャラクターを変えることではなく、
自分が選んだキャラクターやゲームの特徴を知り、いかに練習するかに
尽きます。もし自分の性格を受け入れられてないとしたら、今回の
キャラクターが初めてなのか、まだ慣れていないからなのだそうです。

フラワーエッセンスとは、花や木々の持つエネルギーを水に転写して
作られた波動水です。飲むだけで心の傷を癒し、植え付けられた観念を
解放し、本来の豊かな自己へと戻るためのサポートをしてくれます。

日本人には日本のお花が合います。そして、問題には必ず解決してくれる
植物があります。それを一挙に紹介してくれているのが、本著です。

人生ゲームが進んでいき、スピードについていけなくなったり、行き
詰まってしまったら、キャラクターに合った幸せポイントになるべく
近づけるようなエッセンスを選び、その力を信頼して進んでいく。
本著には、そのための攻略がたくさん紹介されています。

著者は四人の娘さんの母親です。現実の生活の中で、数々のシンクロ
ニシティーに導かれて、創り上げられてきたエッセンスです。
自分のキャラクターを知るためのマヤ暦の見方、フラワーエッセンス
の使い方なども具体的に説明されています。
生まれ変わりが信じられなくても、朝顔・土筆・金木犀などなど、
日本の花のエッセンスを知るだけでも、とても興味深い内容です。
お勧めです。


(編集室 柴切純子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



あなたは光担当?闇担当? 選べば未来は一瞬で変わる
秋山 義胤(著)/Chie Art(著)
株式会社ヒカルランド 刊
定価1,815円+税


バイロケーション(2カ所同時存在)も、当たり前な世界の中心で
バッタリ出会った二人。
Chieさんは赤ちゃんの頃から「光」に遊んでもらっていた感覚があり、
反面「闇って悪い、怖い」そちら側に行ってはいけないと
「正しいか/そうでないか」「真実か/ニセモノか」と二元論の粗い
意識を持っていたそうです。

しかし、2年ほど前にご自身の「闇」を掘り下げ、真正面から受け止め
ようと決意して、因縁めいた土地に行った結果、戸惑うほどに「光」
しかなくなり、「闇」という幻想は消えました。そして、自分が映し
出す世界が自身の波動で変わったために「闇/ネガティヴ」の世界も
「光」に変わったことを身をもって体験したのだそうです。

一方、秋山義胤先生が「闇」を深めていたとき、その「闇」の中に、
一転の「光」として見えたのがChie ArtでありChieさんの存在だったの
だそうです。
感情はリアルなバイブレーションとして「データベース(集合意識)」に
記憶されていき、それは「バイブレーションの図書館」に共有財産として
増やされていきます。
秋山先生は「各々の役割分担によって/豊かにしていくもの」だと
気づいたのでした。秋山先生の事務所の名前は「ロータス」といいますが
その由縁も本著でわかります。「闇」を経てきたからこそ「光」=「闇」
だと気づいたのです。

どちらがいいでも悪いでもなく、両方とも同じですが、ただ役割・担当が
違うとのことです。確かに、すべて周波数も違いますし、人それぞれに
とって選ぶバイブレーションは違い、「世界」や「宇宙」も違うのです
からお互い理解し合うのは難しいことなのですね。必読の一冊です。
ぜひ、お手に取り、お読みください。


(編集室 江尻みゆき)


2019年1月号2月号おすすめ書籍(会報誌より)

   


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



才能の正体

坪田 信貴(著)
幻冬舎 刊
定価1,500円+税


本書はベストセラーとなった話題の書『学年ビリのギャルが1年で
偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の著者坪田信貴氏の
最新著です。塾講師として1300人以上の生徒を箇別指導し、多くの
生徒の偏差値を急激に上げてきた坪田氏は、「才能は、誰にでもある」
と言います。多くの人が才能を、どのように見つけたらいいか、どう
伸ばせば良いかが分からないだけだそうです。

自分には才能がないから、といろいろなことを諦めたり、どうせ
この子は成績が伸びるはずがない、と子供の可能性の芽を親が摘んで
しまったり、間違った思い込みや言葉の掛け方で、未来の可能性の
視野がどんどん狭くなってしまいます。
本書を読むと、誰でも努力次第で今日より明日は実力がついているし、
未来は変えられることが分かります。自分の才能を信じることができる
だけでなく、周りの人の才能も信じることができるようになり、読めば
読むほどやる気と元気が出てくる本だと思います。

本書には才能について、さまざまなエピソードが書かれていますが、
特に個人的に面白いと思ったのは、才能の正体とは洞察力であると
書かれていたことでした。洞察力のあった達人の例として、最後の
剣豪と言われた國井善弥さんのエピソードがとても興味深かったです。

その他にも、坪田氏が実際に社員として採用した個性豊かな方々の
エピソードや、指導する側とされる側の思いのズレ、一流の人との
出会いなど、興味深い内容が満載でした。

自分に才能があるかないかどうかを決めるのは自分自身です。自分の
才能を伸ばしたい方はもちろん、子育て中の方にも、部下を育てる
立場の方や経営者にもおすすめの本です。ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


光の魂たち 植物編人の霊性進化を見守る植物たち
森井 啓二(著)
きれい・ねっと 刊
定価1,600円+税


本書は、獣医師である森井啓二氏の書かれた本です。美しい写真と
ともにたくさんの植物たちの興味深いエピソードが綴られています。
6章に分かれてさまざまなエピソードがまとめられていて、どこから
読んでも面白いと思います。

それらのエピソードは、植物についてだけでなく、動物の話や、
中国の古典、日本古来の叡智、仏教の経典、地球環境について等、
多岐にわたり、とても読みやすく勉強になりました。それらの話題に
共通することは、地球やすべての生命に対する「愛」だと思いました。

おそらく森井氏は動物や植物が本当に大好きなのだと思いますが、
その大好きが本書を読むととても伝わってきます。動物や植物に
あまり興味がない人でも、本書を読むと、読む前よりはきっと
動物や植物を好きになっているのではないかと思います。
植物がとても知性的な存在であり、それぞれユニークな特性がある
ことに気付かされます。
また人間は植物なしでは生きていけず、植物から見守られ
助けられていることを強く感じました。

森井氏のプロフィールには、趣味は瞑想、ヨガ、山籠り、油絵を
描くこと、自然が大好きと書かれていましたが、本書を読むと
なんだか山歩きをしながら植物を眺めているかのような、瞑想を
しているような、とてもリラックスした気分になりました。

本書を読んだ後に、とても植物が愛しく思えて、久しぶりに花を
買いにいきました。忙しいことを理由に花を愛でる余裕もなくなって
いた自分に気がつき、少し心にゆとりが持てたように思えました。

本書は『光の魂たち』の植物編ですが、本書の前に動物編も出版さ
れています。動物編を読むのも、楽しみです。ぜひ、多くの方に
お読みいただきたいと思います。

(編集室 兒玉裕子)

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ホーリースピリットからの贈りもの
香咲 弥須子(著)
サンマーク出版 刊
定価1,500円+税


「誰もがホーリースピリットとコミュニケーションをとるように
なって、誰もがホーリースピリットが示してくれる愛を分かちあう
存在、喜びと豊かさを増やしていく存在になっていただけたら、
どれほど素敵でしょう。そんなことが、もう起りつつあるのだと
感じます。」
著者の言葉通りになったら、どんなに素晴らしいことでしょう。

現実に、著者は、ホーリースピリットの声を聞き、その声に従う
ことで、数々の奇跡を体験し、今、「奇跡のコース」を世界中に
広めています。

ホーリースピリットは著者に言いました。
「あなたがどうしようもないから、助けます」
かつて著者は、幼い頃に大好きな父親から、
「お前はどうしようもない」と言われ、傷つき、悲しみ、怒りました。
同じ言葉をホーリースピリットに言われたとき、どうしようもない
私をそのまま愛して助けてくれるという、本当の愛に気づかされた
のです。

なぜ奇跡が起こるのか、それは愛しか存在していないから。
奇跡はその人に最も必要な出来事という形でやってきます。
日常の小さな変化ですが、努力して資格を取るよりもずっと、
ゆるぎない自信をもたらしてくれます。

ホーリースピリットと繋がることを阻むものはただ一つ。
「自分のやり方」にしがみつくから。でもそれを手放すのは
不可能なほど難しい。
道はただ一つ。ホーリースピリットにゆだねることなのです。

著者自身の体験や、一緒に「奇跡のコース」を学んできた、たくさんの
方の体験、瞑想法も、優しい文章でつづられています。
読んでいるだけでも、優しい気持ちになれます。
肩の力を抜いてもいいのかもしれない、愛しかない世界を信じてみても
いいのかもしれない、と思えてきます。
ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)


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目の真力(まりょく) 目で見る想いこそが創造のしくみ
金城 光夫(著)
ヒカルランド 刊
定価1,750円+税


霊力の高い両親と生活する中で、パラレルワールドとの交信や、
臨死体験をしても著者の金城光夫氏はまったく気に留めず育ち、
母の死後、父の末期がんを介護中に不思議な『たんぽぽおじさん』と
出逢あいました。
『たんぽぽおじさん』に促され最初に書いたのが『わたしは王』。
本著はシリーズ第2作目です。
『たんぽぽおじさん』の説法は「目」をテーマにしたものが多くて、
次に書くなら「目」と決めていたそうです。
「世界じゅうどこを探しても、まだ明かされていない『目』のヒミツは
おまえだからこそ書ける」と『たんぽぽおじさん』に言われたのだ
そうです。

今から30年以上前、『たんぽぽおじさん』は故・舩井幸雄の書籍に
「たんぽぽと話せるおじさん」として掲載され全国に知られるように
なったのだそうです。
ある日突然、タンポポがおじさんに話しかけてきて、それ以来
いろいろなことを教えてくれるようになったのだそうです。

「口」から発せられるエネルギーが一番で「目」は二番手のようですが、
昔から「目は口ほどにものを言う」と言うように実は、逆だったと
金城氏は気が付きました。しかも「自分」は「胸」にいると思って
いましたが、実は「自分」は「目」だったとわかると腑に落ちたのだ
そうです。

世の中は、物理的な世界だけで成り立っているわけではなく、物理的な
物が占める割合は20%程度という説ですと、20%の部分は見えないだけ
で、残りの80%は見えているのだそうです。
すべては「波動」であり、「目は」「物理的に見えるもの・見えないもの」
も見ることができる「天才」であり、「目」を持っている、すべての人は
「天才」と言えるのだそうです。そして、「見るチカラ」は「神」が宿って
いる。すなわち「目」が「神」なのだそうです。宇宙の叡智へと導かれて
します。
ぜひ、お読みください。


(編集室 江尻みゆき)

2018年12月号おすすめ書籍(会報誌より)「江戸時代の小食主義」「一日100回ありがとう」「あの世飛行士」

      

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江戸時代の小食主義――水野南北『修身録』を読み解く
若井 朝彦(著)
花伝社 刊
定価1,500円+税


本書は、江戸時代の観相学の大家である水野南北の著した『修身録』を、
著者の若井朝彦氏が小食をテーマに読み解いた本です。水野南北は、
当時日本一の観相家として、「だまって座ればぴたりと当たる」と言わ
れていました。人間には生まれつきの人相があるけれど、人相だけでは
運命の善悪(よしあし)は決まらず、「食」によって、その人の運命は
決まるそうです。

水野南北は、とにかく食に節度を持ち、小食、粗食を続けていけば、
どんなに悪い相を持っている人でも、運命を好転できると説いています。
その語り口はかなり手厳しく、大食家や、暴食、贅沢を好む人の運命が
どうなっていくか、またその逆はどうなっていくか書かれています。

学問ではなく実践で経験を積んだ日本一の観相家が書いたことですから、
かなりの説得力がありました。また若井氏の解説もわかりやすく、楽しく
読み進めることができました。

個人的には、最近食べ過ぎの傾向がありましたが、本書を読むと食欲が
少し抑えられました。本を読むのが好きな方には、巷(ちまた)のダイ
エット本を読むよりも、実は本書を読んだほうがダイエットにかなり
効果があるかもしれません。もちろん、本書はダイエットのための本では
なく、小食によって身も心も引き締まり、運命を好転させるための本です。

また、食だけでなく、朝日をきちんと拝むことや、時間を大切に使うこと、
自分の仕事にきちんと打ち込むことなど、運命を好転させる地道な習慣も
書かれてあり、とてもためになりました。

食べ物も、水も火もエネルギーも、いろいろなものが豊富にあり、それらが
あまり大切に扱われないことも多い現代にこそ、ぜひ本書を多くの方に
お読みいただきたいと思いました。


(編集室 兒玉裕子)


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一日100回ありがとう 自分を大切に、人を大切に、地球を大切に
川初 正人(かわはつまさと)(著)
風雲舎 発行
定価1,500円+税


まったく知らない時代の、まったく知らない人々の人生を、今ここに
いながら感じることができる。本を読むことで出会えることの素晴らしさ、
ありがたさを、本著を読んで改めて感じました。

著者の両親は、金光教(こんこうきょう)という宗教団体の教師でした。
両親に反発して、教会からも離れようとしますが、さまざまな苦難を乗り
越え、人生をかけて教えを伝えていく著者の生き様が綴られています。

金光教という名前もまったく知りませんでした。江戸時代末期、岡山県で
始まり、天理教、黒住教と共に、幕末三大新宗教と呼ばれているそうです。
農家の養子、文治が初代教祖です。幼少の頃から信心深く、神の目に留まり、
困っている人のために神様の思いを人に伝える「取次」をするように修行
させられます。人は神の恵みと慈しみの中に生かされ、人の働きによって
神も願いを表すことができる「人あっての神、神あっての人」という関係
でした。人が遠ざかってしまったことから、難儀が起こるようになりました。
それを取り次ぐのが教祖の役目なのです。

宗教のお話なのに、本著を読んでいても、今まで持っていた宗教感が
まったくありません。修行の中で、他の宗教を学ぶ過程があること。
祖母の初代教会長は祝詞(のりと)の字が読めず、神に尋ねると
「ありがとう、で行け」だったりと、型にはまっていないところが、
そう感じさせるのでしょうか。

「ありがとう」を唱えることで自分が成長できた経験から、「ありがとう」
普及活動を始めた著者が、自分が初めに気づいたと思ったら、すでに祖母が
やっていたと後から知るところも、純真な心を感じました。

登場人物すべての生き様に、感動しました。ぜひお読みいただきたいです。


(編集室 柴切純子)

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古代は麻よりマコモが重要だった?! あの世飛行士《木内鶴彦》 隕石落下と古代イワクラ文明への超フライト
木内 鶴彦/佐々木 久裕/須田 郡司(著)
株式会社ヒカルランド 刊
定価2,000円+税


今や日本を代表する「臨死体験者」である木内鶴彦(きうちつるひこ)
氏は、生死をさまよってみてきた歴史は、今まで教わってきたものとは
まったく違うものだったと言っています。

意識の世界では、未来や過去に自由に移動できるのだそうです。木内氏は
過去に行ったときいろいろな場所にいたずら書き(証拠)を残しているの
だそうです。生と死の境界線で地球はいったい何なんだろうかとかいろ
いろ考えました。
また「世の中間違っている」ということが明瞭になっていく中、生物の
神様である藻を絶やすような地球環境にしてはいけないと思ったのです。

私たち人間が地球環境を良くすることが目的であり、「カネになるのか
ならないのか」ではなく地球全体の生態系が健康になる産業構造や経済
システムを構築することが新しい経済の在り方だそうです。

どうしたらそのようなシステムを構築できるか導き出す英知が必要です。
そのためにも私たちはこれからの未来は精神的にものすごく進歩した
知性の持ち主に変わっていかなければなりません。具体的には、地球は
「マコモ、アース、電池」で生き残ることができるのだそうです。
未来を見てきた木内氏だからこそ言えるのです。

また本著では星田妙見宮(ほしだみょうけんぐう)宮司の佐々木久裕氏と
以前にんげんクラブの表紙に写真を飾っていただいていた「巨石ハンター」
の須田郡司氏のお話も満載されています。

1500年前奈良と生駒(いこま)の間に隕石が落ちて滅んだ王権があり、
その隕石が落ちた所が星田妙見宮と思われるのだそうです。御三方の
話は地球への愛とロマンに溢れています。

古代イワクラ文明への超フライト体感ができます。
ぜひ、ご一読ください。


(編集室 江尻みゆき)

2018年11月号おすすめ書籍(会報誌より)「答えは自分の感じた中にある」「よかった、脳梗塞からの回復」「生命力の源、秘密のしくみ」

      

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答えは自分の感じた中にある 清々しく生きるための山伏のヒント

星野 文紘(著)
家の光協会 刊
定価1,400円+税


本書は、山形県出羽三山の羽黒山伏である著者の星野先達が語られた
ことをまとめた本です。一読して、とても不思議な本だと思いました。
文体が語り口調で書かれているからか、すらすらと読み進められます。
読んでいる最中はなるほどと思ったりしながら読んだはずなのですが、
読み終わった後に不思議と何が書かれていたのか、すっかりと忘れて
しまうのです。
知識が川の流れのように流れていって、頭に残りません。本を読んだ
というよりは、まるでなだらかな登山を愉しんだ後のような気分でした。

星野先達によると、山伏の修行は、書き残さないですべて口伝で伝え
られてきたそうです。なぜ書き残さないのかというと、書いてしまった
らそれが答えになってしまうからなのだそうです。人から聞いたことは、
その人によって感じ方は異なるし、その感じたことが、その人の答えに
なる。修験道とはそのようにあいまいに続いてきたものだと思うよ、
とのことでした。

この言葉のように、本書の文章も多くの部分でこれはこうだと断言する
ような口調ではなく、読み手によってどちらともとれるようにあいまい
に書かれています。
それが心地よく、肩の力が抜けるような気がしました。知識よりも、
自分で感じて答えを見つけることが大事だと思わせてくれる本でした。

私は星野先達とお会いしたことはありませんが、星野先達のもとへ実際に
修行にいった際には、きっと温かくも厳しい方なのだろうと思います。
自然は人を癒してくれると同時に、人間の力では太刀打ちできない厳しさ
もあるものです。

本書からは、あいまいであり、受け入れてくれる温かさがあると同時に、
凛とした厳しさも感じられました。
ぜひ読んで感じていただきたい本だと思います。


(編集室 兒玉裕子)


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よかった、脳梗塞からの回復!

金澤 武道(著)
風雲舎 発行
定価1,500円+税


著者は宮本武蔵のように生きたいと、学生時代から考えていたそうです。
単なる技術だけではなく、人の心のありよう、生きとし生ける命にまで
目を向け、理想を求めるがゆえに妥協できない武蔵は大きな困難を背負い
ます。それでもくじけず、工夫と努力、探究心、覚悟を持って剣と向き合
いました。

そんな武蔵に励まされ、著者は医師になりました。「病気を治す」とは
「元に戻すこと」だと考えていましたが、抗生物質によって病原菌がな
くなり病状がストップして「治った」ことになった患者さんの肺を見た
とき、結核菌に侵された部分は血流がない、元に戻ったわけではない
ことに気づきます。そのことがどうしても納得できなかったのだそうです。

生来の頑固さで、「治す=元の身体に戻す」ためにたどり着いたのが
「未病」でした。臨床医になってからは専門が脳梗塞になり、未病段階で
脳梗塞を治療する方法として、「金澤点滴療法」が生まれました。なので、
一度詰まってしまった血管には効果がないと著者自身が思い込んでいたの
です。

ところが、ある患者さんと奥さんがこの治療法を知り、可能性があるなら
試してみたいという強い情熱に負けてやってみたところ、著者も驚く結果
が出ました。後遺症に苦しんでいる患者さんや家族のために、何かできる
方法がないかと悶々としていた著者にも、希望の光が見えました。

元に戻るわけではありません。でも、上がらなかった腕が上がる、杖を
つかなくてもころばなくなった、それだけの変化でも生活がまったく
違ってきます。不安だけでなく希望が持てるようになります。
あきらめてはいけない、最悪だと思った出来事も役に立つ。病気で苦しむ
人と家族を助けたい。著者の熱い思いが伝わってきます。


(編集室 柴切純子)


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疲労・病気・老化に打ち克つ 生命力の源 マスター・オブ・エナジーの秘密のしくみ ホンモノテクノロジー「サイモス60」のすべて

小田 進一(著)
株式会社ヒカルランド 刊
定価1,815円+税


著者である、小田進一氏は化粧品会社を設立し、「負担と刺激をかけ
ないスキンケア製品」の探求を始めました。1990年「水」に着目し、
スキンケア製品開発の応用目的としてサイモスと電気現象の接点の
在り方を発明し、独自の技術としました。
1994年に企業理念「ときめきの響奏」を発表し、そのコンセプトが
国際ADC年鑑で国際賞を受賞、他にもたくさんの賞を受賞されています。

小田氏は、万人に合う化粧品をつくるため、中国で出逢った張志祥氏
(奇跡のヒーラー)に氣エネルギーを通して宇宙エネルギーの秘密を
教わり、張氏に氣エネルギーを入れてもらった水からエネルギーを外し、
情報だけ抜き取ろうと考え、生命の信号である情報を見つけることが
できました。それがサイモス60なのだそうです。

生き物はもともと1つの細胞で、精子と卵子が結合し、親から遺伝子を
受け継いだ瞬間に細胞分裂した生命は何十兆個もの細胞からできた肉体
を持って生まれてくるとのことです。肉体に「魂(たましい)」が入る
ことで宇宙エネルギーが流れ、心が生まれて脳を動かし、臓器を動かす
ことで生命は生きています。

「魂」を持って生まれることで個性と役割を与えられ、それこそが人
それぞれに与えられた生命信号と考えていたそうですが、いい魂も
あれば、悪い魂もあり、サイモス60はとても純粋なもので宇宙から得た
エネルギーから、エネルギーと呼ばれるものだけを省いた情報であり、
宇宙エネルギー以外は何もない状態だそうです。小田氏はそれを「魂
こん」(KON)と呼ぶことにしました。
病気=心。故に、自分を自分でコントロールできるように、「魂
たましい」を磨くためにサイモス60を活用してほしいのだそうです。

生命のパターンを知り、自分力を最大限に発揮できる状態になるためにも
ぜひ、お読みください!


(編集室 江尻みゆき)

2018年10月号おすすめ書籍(会報誌より)「超常戦士ケルマデック」「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと」「覚醒への道」

    

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超常戦士ケルマデック―あらゆる人生に奇跡を起こす不思議な物語
ケルマデック(著)
M.A.P.出版 刊
定価1,500円+税

本書は、新しい世界へと誘う語り部、ケルマデック氏がシンクロニシ
ティーや多次元宇宙、テレパシー、進化などさまざまなことについて
面白く書かれた本です。
ケルマデック氏ってどんな人? とまずは聞きなれない名前とタイトル
に興味が向きました。年齢も性別もわからないまま本書を手に取りまし
たが、ケルマデック氏は、コイン占いやタロットを取り入れた独自の
セッション等を30年以上にわたって開催されていて、また、クリスタル
ボールの演奏や、イラストレーターとしても活躍されている方だそうです。

本書は、オヤジギャグや映画、アニメ、などの楽しい話題を交えながら、
パッと真面目な話や感動的なお話が書かれていたりして、スラスラと
読むことができます。
笑いながら読むことで、実は難しいこともスッと頭の中に入ってくる
ような気がしました。
あまりにびっくりな話も多いので、中にはそれって本当かなぁ?
と思ったり、なんだか都合が良い話だなぁと思う部分もたまにあります
が、人によって感じ方はさまざまですし、とにかくとても面白いので
そのまま最後まで読むことができました。

また、多くのエピソードは、ケルマデック氏ご本人や、友人、クライア
ントの方など身近な方が実際に体験した話が多かったので、リアリティ
がありました。
自殺未遂の後に、絶対に治らないと医者から言われた人が思いの力で
奇跡的に回復した話や、臓器が未発達なまま生まれてきた赤ちゃんが、
お母さんの思いを変えたら臓器が後にきちんとできた話など、人間の
思いの力はすごいなと思うことができました。
思いを変えれば、素敵な未来を作ることができるんだ、と希望の持てる
本です。特に面白い本が好きな方や、若い方にオススメの本だと思いま
す。ぜひお読みください。

(編集室 兒玉裕子)

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ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと
奥野 克巳(著)
亜紀書房 発行
定価1,800円+税

「奥野さんは長期間、継続的にプナン人と交流してきた。そこで知り
得たプナン人の人生哲学や世界観は奥野さんに多くの刺激と気づきを
もたらした。この書を読み、生産、消費、効率至上主義の世界で疲弊
した私は驚嘆し、覚醒し、生きることを根本から考えなおす契機を
貰った。」―関野吉晴氏(グレートジャーニー)

帯に書かれている推薦の言葉です。
プナン人とは熱帯のボルネオ島(マレーシア・インドネシア・ブルネイ
の3つの国からなる)に暮らす、人口約1万人の狩猟採集民。狩猟採集
とは、農耕・牧畜が始まる前の生業形態です。今日に至るまで維持して
いるという証拠はないとしながらも、本著に書かれていることは、現代
の日本の世界に暮らす私たちからしてみると、あり得ないことだらけ
です。
人のものを勝手に使って壊してしまっても悪いとも思わないし、咎める
人もいないのです。
プナンの人は徹底的に個の差異を否定します。本能的な所有欲は子ども
の頃からいさめられます。
すべてを分け与え、何も持っていない人がビッグマンなのです。物だけ
ではなく、機会や思想、感情も社会全体のもの。人間の境目だけでなく、
動物や植物まで境目なく広がり、死の恐怖、時間の束縛、落ち込んだり
悩んだり、反省するということもないのです。

自分にとっては当たり前のことが、プナンには「ない」ということは、
まさに衝撃です。人類学者の著者が、実際に共に暮らして気づいたこと、
ニーチェやさまざまな文献と照らし合わせた考察。最初の構想から10 年
もかけたことがうなずけるほど、奥の深い内容です。
ぜひ、お読みください。現代の生き方を見つめ直さずにはいられません。


(編集室 柴切純子)


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覚醒への道: 1億3000万年前、第8世界から地球に来た私
サアラ(著)
徳間書店 刊
定価1,800円+税

著者である、サアラ氏は宇宙文明に生きていたときの記憶を持って
生まれてきました。地球と最も進化した並行宇宙にある先進宇宙文明
の繋がりをつくり、地球が進化への道にシフトすることをサポートし
ているアインソフ議会のメンバーの一人です。

特別な世界である「第8世界」に送り込まれる前から仲間だった存在
たちといまだに交信を続け、宇宙に関する最新情報を受け取っている
のだそうです。
サアラ(Saarahat)という名前はパーリー語で、初めて地球に来たの
は、今から1億3000万年ほど前で、地球の可能性を確認するために
地球外生命として、乗り物に乗ってやってきただそうです。

もともと地球は「ティファマト」という女性性の大きな惑星でした
が、あるとき火星と衝突をしてしまい、粉砕された「ティファマト」
のかけらが塵となり宇宙に飛び散りましたが、その中でも最も大き
なかけらが「ティファマト」の探求していた「母性」というテーマ
を受け継ぎ、自分の意志で自転をし始め、太陽系の仲間に追いつこ
うとしたのだそうです。
地球(テラ)は非常に強い意志を持って、彼女自身が打ち立てた目的
を達成するために奇跡を起こす力さえ持っており、さらに自分自身を
育て、成長させる力を持ち、地球にやってくるすべての生命を受け入
れ、成長を促す力を持っているのだそうです。

「空くう」(ヴォイド)という概念は、物理的には何も存在してい
ないけれど、無限の可能性が潜在している真っ暗な闇=宇宙の最初
の姿。
そして自分自身の可能性を知りたいという要求からあらゆることを
創造する力を持ち、今我々の前に存在するすべては「空くう」の可能
性が顕現したものです。「空くう」が創った「魂」の仕組みを知り、
「魂」の記憶を取り戻し、地球では知られていない宇宙の常識を知る
ことで、自分のタイムラインを自分の意識で変えてみませんか。
新しい次元に現れる楽園地球(ネオパラダイス)を共に創造する
ために!


 (編集室 江尻みゆき)


2018年9月号おすすめ書籍(会報誌より)「和の心 コズミックスピリット」「ご存知ですか、自然エネルギーのホントのこと」「木内鶴彦の超驚異的な超宇宙」

  自然エネルギーのホント90.jpg  


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和の心 コズミックスピリット: 世界を照らす縄文の叡智
千賀 一生(著)
徳間書店 刊
定価1,850円+税

本書は、舞踊芸術家であり、『ガイアの法則』『タオ・コード』の著者で
ある千賀一生氏の最新刊です。
日本人がかけがえのない日本人らしさを持っている所以、和の心を本書は
詳しく教えてくれます。本書を読むと、日本人に生まれたことに感謝する
と同時に、もっと自分の国やルーツに誇りを持ち、大切にしようと思えま
した。

日本精神、縄文の哲学、円の心、型の心、日本の伝統民家の心など、古来
受け継がれてきた日本の心の尊さを本書は語ってくれます。千賀氏の幼少
の頃の家族や農村のエピソードは、美しい日本の田舎の風景が思い描けて、
まるで自分もその田舎を知っているかのような、どこか懐かしい印象を受
けました。
それは日本の多くの地方に、同じような美しい景色や文化、型、日本の
心が残っているからだろうと思います。

本書の内容は、最初から最後までとても興味深いものでしたが、特に印象
に残ったのは、型が軸を育くむというお話でした。日本人と正座について、
いずまい、ふるまい、たたずまいを美しくすることなど、軸を大切にする
舞踊家でもある著者の言葉は、とても説得力がありました。
また言葉でなく、型でしか伝えられない心があることも、よく分かりまし
た。
本書に書いてあるような、日本人の精神や美学や縄文の哲学を、もっと
若いときから知っていたならば、生きる上で大切にすることが違ってい
ただろうな、と感じました。

本書は、過去の日本に感謝の光を、未来の日本に希望の光を注ぐような
一冊です。日本の心は、今もなお受け継がれてきていますが、核家族が
増え、便利なものが増え、国際化も進む中で、だんだんと失われつつあ
る伝承や伝統が多くあります。失われつつある灯火を伝え続けるために、
ぜひ本書を多くの日本人に読んでほしいと思いました。


(編集室 兒玉裕子)


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自然エネルギーのホント90.jpg
『ご存知ですか、自然エネルギーのホントのこと』
山田 征(著)
ヤドカリハウス 山田 征 発行
定価1,400円(送料込み)


毎月ポストに入っている「電気御使用量のお知らせ」の料金内訳に、
「再エネ発電賦課金」という項目があることをご存じですか。
東日本大震災の後、原発が停止して電力が足りなくなるとのことで節電
に躍起になっていた頃、私はたまたま東京電力のテレアポの仕事をして
いました。企業に向けてはとても厳しい節電のルールが決められて、
守れないと確か、電気料金が大幅に増額してしまいます。中小企業の方
から、必死で努力しても守りきれないので何とかならないだろうかとい
う切羽詰まったお電話をたくさん頂きました。マニュアル通りにしかお
答えできないので、とても切なかったことを思い出しました。

そのときに、一緒に説明するように指示されたのが、「再エネ発電賦課
金」でした。この仕事をするまで私も全く知りませんでした。
金額も数円でしたので、これで原発がなくなるのならと思っていました。
本著を読むまで、世の中の役に立っていると信じていました。

本著を読み、驚愕しました。まず、電気使用量を払っても、この
「再エネ発電賦課金」の支払いを拒否すると、電気を切られてしまう
という事実に驚愕しました。著者は電気を「使いたくなくて使ってい
ない」のではなく「使いたくても使えない」状態になってしまってい
るのです。

自然エネルギーは環境にも優しく、無限に誰でも使える素晴らしい技術
だと信じてきました。信じ込まされてきたのかもしれません。「知らな
い」ということがこれほど恐ろしいことだということを身に染みて感じ
ました。

本著の購入は、にんげんクラブでお取りい扱いさせていただきますので、
下記までお問合せください。ぜひぜひ皆さんの目で「ホントのこと」を
見つめてください。


(編集室 柴切純子)

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未来を見てしまった男 木内鶴彦の超驚異的な超宇宙 地球と共に生き残るたった一つの道すじ
木内 鶴彦(著) 小笠原 英晃(聞き手)
株式会社ヒカルランド 刊
定価1,620円+税


彗星探索家=コメットハンターである木内鶴彦氏は3度の臨死体験を
しています。1回目は22歳のとき航空自衛隊入隊後、世界でも例のない
30分もの呼吸・脳波・心臓停止状態から生還したのです。
生還後、自衛隊を退官し、天体観測を続け "見つけたらノーベル賞級"と
言われ行方不明になっていたスウィフト・タットル彗星を再発見しまし
た。
2度目は中国で臨死(死亡)を体験し、奇跡的に蘇生しました。
そのときに、「月の起源」を見てきたそうです。「月の起源」は今まで
考えられてきたものとは異なりかなりセンセーショナルなものでしたが
腑に落ちるものです。
またエジプトでピラミッドが造られた「謎」の目撃をしたり、江戸時代の
造営中の神社で宮大工の体に入って自分が過去に行った「証」をどこかに
残し、蘇生後確認するのでした。

臨死のときは、意識体となり過去や未来に行っては現実に戻り、現実に
戻ってからはまたどこかに行くのを繰り返し、自分が蘇生しているか気
になると現実に戻ってくるのだそうです。それはすごく覚醒した状態で
「すべては自分」という感覚なのだそうです。

そもそも人間には第六感と呼ばれる能力や想像力が備わっているのです
が、唯物主義に洗脳されている今の人類はそれを封じ込めてしまってい
るのです。実際に意識体から発せられた「祈り」や「思い」で細胞の
再生を設定すると自然治癒が起きる=「奇跡」という現象が起きるのだ
そうです。

木内氏はいくらAIが進歩しても人間の脳や時間を越えることはできない
からこそ、生態系を守り環境を整えていくのが人類の責任であると
言っています。過去や未来を見てきたからこそ私たちに伝えてくれて
いるのです。
意識が覚醒した人々との連携が今問われています。
ぜひお読みください。


(編集室 江尻みゆき)


2018年8月号おすすめ書籍(会報誌より)「里山奇談」「ぞうきん1枚で人生が輝くそうじ力」「ほら起きて! 目醒まし時計が鳴ってるよ」

    

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里山奇談
COCO(著)・ 日高トモキチ(著)・玉川数(著)
K A D OK AWA 刊
定価1,400円+税

本書は、昆虫や動物を心から愛する人たちが集めた里山での奇妙な話が
まとめられた本です。怪談ではなく奇談で、いわゆる常識では考えられ
ないような、不思議な話が盛りだくさんです。
よく考えたら背筋がぞくっと寒くなるような話もあるけれど、動物たち
が人間を驚かせてやろうとただいたずらをしているだけなのか、そこま
で怖い話はありません。ちょっと怖いけれども、どこか懐かしいような、
温かいような不思議な気持ちになる本です。

実際にあった(と思われる)話を当事者から聞いているものをまとめて
あるので、話の結末にオチがなかったり、その後の続きが気になるもの
も多くあります。こんな不思議なことがあった、あれはいったい何だっ
たのだろう......と当事者もそのときは思うけれど、謎が後日解けるわけ
でもなく、日常に紛れてしまってそのことは記憶から薄れてしまう。
このようなオチのなさこそが、創作された話とは違って、実際にあった
のだろうなという証拠のようにも思えます。

人魂を追いかけた話や、ムジナに化かされた話、自分が参列したはずも
ない時代の葬式の光景が不思議と記憶にある話、あるはずのないヒガン
バナが群生する場所など、小さな頃に祖父母から聞いた話と同じような
懐かしさを感じるのは、きっと日本各地で、似たようなことが多くあっ
たからだろうとも思います。

本書を読んで、山の近くに住んでいる私としては、実は山を歩くのが
以前より少し怖くなりました。でもその怖さは、近くに住んでいるから
こそ慣れて失ってしまっていた自然や山に対する畏敬の念のようなもの
を取り戻させてくれたような気がします。もっと自然や山、動物、植物、
昆虫たちと心を通わせられるようになりたいと思えた一冊でした。
ご興味が涌いた方は、ぜひお読みください。

(編集室 兒玉裕子)

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ぞうきん1枚で人生が輝くそうじ力
船越 耕太(著)
大和書房 刊
定価1,400円+税


ページをめくるとまず飛び込んでくるトイレの写真。私だって素手で
そうじしてますよ、と思いつつ、ページをめくって、衝撃を受けました。
素手でそうじをするって、まさかとは思ったけど、まさか、こういう
こと......! ブラシもスポンジも使わず、いきなり素手の手のひらで
便器をこする。
やられました。紹介文を書くためには、私もこのそうじを体験しない
わけにはいかないなと思いつつ、文章を読み始めました。

「そうじとは、自分の人生と向き合う優れた方法のひとつではないかと
思うのです。見えないところをキレイにすることで、自分の見ようとし
ていなかったわだかまりが解消され、誰もが嫌がるところをキレイにす
ることで、自分で自分の嫌がっていた部分が解消される。そうじを通し
て自分と向き合うことで『自分は自分のままでいい』、さらに他者に対
しても『あなたはあなたのままでいい』と感じることができるようにな
る。そうじにはそれだけの力があるのです」

著者の生い立ちや、成長していく過程に感動し、共感しました。
私も成長したい。頭では理解しました。
さて、いざトイレそうじをしようと想像すると、なんと、全身がゾクゾク
と震えてきて、気持ち悪くなってきました。悪化しそうなので、考えるの
はやめて強行しました。
すると、全く抵抗なく、自分の家のトイレだからというのもあるのでしょ
うが、本当に便器がいとおしく感じてしまい、トイレ全体が明るく光って
見えました。

公衆トイレに素手でさわれるレベルにはなれませんが、自分の成長を測る
バロメーターになるのかもしれません。
それにしても、強烈な体験でした。ぜひお読みいただき、できることから
実践してみてください。「思い込み」をはずせた分だけ幸せになれますよ。

(編集室 柴切純子)

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ほら起きて! 目醒まし時計が鳴ってるよ
並木 良和(著)
風雲舎 刊
定価1,600円+税

筆者であるスピリチュアルカウンセラー兼ヒーラーとして活躍されている
並木良和先生は子どもの頃から少し変わった子どもで、霊が視え、過去世
が視え、どこか普通の子とは違っていました。
そんな並木先生の祖母も霊視能力に長けていたのです。

あるときお母さんが高名な占い師に並木先生のことを相談すると「この子は
上手に育てれば将来すごい人になるから」と言われたそうです。
小学校4年生の頃に、クラスメートが宇宙飛行士や芸能人になりたいと言っ
て目を輝かせていたとき、自分は「霊能者」になりたいって言ってみんなに
笑われたそうです。「霊能者」に関しての情報を生まれながらにしてイン
プットされた感覚があり、今世でなすべきことは「霊能者」と信じて疑わな
かったそうです。

しかしながらまだ目醒めていなかった頃は自分の居場所が定まりませんで
した。自分が何者であるかも受け止めることができず、ぶれたり葛藤したり
してきましたが、高校2年の秋そのモヤモヤした気持ちをガイド(守護霊)
たちにぶつけたときにどこからか答えが返ってきました。
そこから自分の中で憑き物が落ちたようになり楽になったそうです。

他の子たちが夢を語るように自分も霊能者になるという気持ちを強く持つ
ようになったのです。自分を認め、受け入れる出発点だったのでしょう。
一人が目醒めると周囲もその影響を受けます。高い周波数に上がっていく
とその人が「高周波ステーション」となって発信し、すれ違う人も離れた
場所にいる人にも影響を与えていくのだそうです。
アセンションへの招待状が宇宙から地球のすべての人々に送られてきてい
るのだそうです。真実に目醒めるために、「宇宙意識に還る」ことを決め
るときです。「この世の中、何かがおかしい」と感じている方は、本著を
ぜひ覗いてみてください。

(編集室 江尻みゆき)

2018年7月号おすすめ書籍(会報誌より)「マジック・プレゼンス」「子どもたちの光るこえ」「「幸せのタイムライン」に乗る生き方の法則」

    


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マジック・プレゼンス
ゴッドフリー・レイ・キング(著)
八重樫 克彦・八重樫 由貴子(訳)
ナチュラルスピリット 刊
定価2,600円+税


著者のゴッドフリー・レイ・キング氏は、1878年生まれ。
鉱山技師だった著者は、1930年にマスターであるサン・ジェルマン
(セント・ジャーメイン)伯爵に出会い、弟子として指導を受けました。

本書は、サン・ジェルマン伯爵や、大いなる白色同胞団(グレート
ホワイトブラザーフッド)のマスターたちからの教えと、著者の
実際に体験した驚くべき冒険が書かれています。

アメリカ、フランス、中東、ヒマラヤ山脈など、世界の秘境や修養地を
巡り、ロマンスや時にサスペンスのような展開もありつつ、自らの神性を
追究し、世界の平和のために活躍する描写は、とても楽しく読めました。

本書は、ノンフィクションとして書かれていますが、何百年も若い姿で
生き続けるマスターたちや、空間から出現する食べ物や宝石、自在に
消えて移動のできる身体、洞窟の中の秘密の地下施設、空飛ぶ魔法の
じゅうたんなど、驚きの内容が盛りだくさんです。
本書の内容を信じるか信じないかは、読者に委ねられる本だと思います。
個人的にはとても興味深い内容だったので、100年近くも前に本書が
書かれていたことに驚き、できればもう少し早く読みたかったなと思い
ました。

本書を読むと、アセンデッド・マスターや多くの存在たちが地球の平和を
守り続けてくれていることがわかるとともに、自分の内なる神に意識を
向けることができます。夢と希望と愛が溢れた本だと思いました。

なお、本書は2015年に出版された、著者とサン・ジェルマン伯爵の
出会いが書かれた『明かされた秘密』の続編です。本書を読まれる方は、
まずは『明かされた秘密』から読まれることをお勧めいたします。


(編集室 兒玉裕子)


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子どもたちの光るこえ
香葉村(かばむら) 真由美(著)
センジュ出版 刊
定価1,800円+税


「愛」と「感謝」が溢れています。電車の中で読み始めて、いきなり涙が
こみあげてきて困ってしまいました。

著者は福岡市の現役の小学校の先生です。本著に登場する物語は、すべて
実際にあったこと。悲しみと喜びの涙をたくさん流しながら、精いっぱい
命輝かせ生きてきた真実。読む人の心を揺さぶらないわけがありません。

著者は、「私は平凡な一人の教師でした」と振り返っていますが、やはり
際立って違っていたのは、子どもたちが好きでたまらないというところ。
どんなレッテルを貼られた子どもたちも、愛の確信を持って体当たりで
接してきたことだと思います。

そんな著者の運命が動き出すのは、かつての教え子が自殺してしまうと
いう、本当に衝撃的な出来事でした。立ち上がれない著者を守ってくれ
たのは、家族であり、友人であり、教室で待っていてくれた子どもたちの
光る声でした。

それからも多くの試練が著者を襲います。何度も落ち込み、自分自身が
ボロボロになり「誰かに受け止めてほしい」と心の底から思った経験が
あるから、本当の意味で子どもを受け止める覚悟が持てたと語っています。

「この本でお伝えしたいのは、どん底にいた私を救い、前よりもずっと
ずっと幸せにしてくれた子どもたちから学んだ『愛されて生きること』の
素晴らしさです。人は、抱きしめてくれる人がいるだけで生きていける。
たとえ、それがたった一人でも」

「人が成長できるのは、感謝に溢れている時」なのです。
不器用で失敗だらけで、泣き虫で方向音痴で、遠足で全然違う所に連れて
行かれても、大好きな先生の、体当たりの感動物語。
泣いて笑って、勇気をもらえます。
ぜひお読みください。

(編集室 柴切純子)

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「幸せのタイムライン」に乗る生き方の法則
櫻庭 雅文(著)
徳間書店 刊
定価1,500円+税


『2012年の変化はすでに起きている¦「百匹目の猿現象」が起こり、
大難は小難になった』『資本主義崩壊最終ラウンド』などの舩井幸雄の
著作をはじめ、数々のベストセラーを世に送り出してきた櫻庭雅文氏は
出版社から独立後、経済・ビジネス、社会、科学、精神世界などの出版
プロデューサーとして活躍されています。

本著では生きるのがちょっと苦しいと感じている現代人に生きやすい
ヒントを与えてくれています。
ほとんどの人が何らかの「怖れ」を抱えています。それを解消するには
その根源にある原因に気づくことが必要です。
本来、幸せに生きることができるはずの人生なのに「幸せのタイムライン」
に乗っているはずの人生を、すさまじい力でゆがめているのです。

ネガティブな思い、感情の爆発、異性と付き合えない、過食に拒食、、
セックスレスやセックス依存症、家庭崩壊、お酒や薬に依存すること。
なにげない日常の出来事や親子関係だったり、過去の記憶に隠されて
いたりするのです。
それは前世やもっと前から引き継がれてきているものであり、現世では
なんらかの形で追体験し、さらに背負い込んでしまっているのだそうです。

「怖れ」と逆のベクトルが働くことで、苦しくつらい思いをせずにすむ
のは民族や国、宗教だけではなく私たち一人一人が「怖れ」を手放す
ことによって、幸せを感じる生き方ができるようになり、それこそが
愛に向かって進む「アセンション」へ進む道なのだそうです。
その愛は、特定の人にだけ向けられるものではなく、すべての人、生き物、
無生物、自然や地球、さらには宇宙にまで向けられ、私たちはその中で
輝きを持って存在できるのです。

舩井幸雄の話も登場します。そこでは舩井幸雄の「長所伸展法」に
触れています。必読の一冊です。
ぜひ、お手にお取りください! 


(編集室 江尻みゆき)

2018年6月号おすすめ書籍(会報誌より)「人間の未来 AIの未来」「ぼくはエネルギー体です」「光と影のやさしいお話」

      

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


人間の未来 AIの未来
山中 伸弥 羽生 善治(共著)
講談社 刊
定価1,400円+税


本書は、ノーベル賞学者であり、京都大学iPS細胞研究所所長の
山中伸弥先生と、永世七冠を獲得し、国民栄誉賞を受賞した棋士の
羽生善治二冠の対談本です。
医学と将棋とで全くジャンルが違いますが、最高の知性をお持ちの
お二人の対談は、とても面白い内容でした。

関西ご出身の山中先生のお話は、テンポが良くて面白く、お二人が
リラックスしながらも交互に質問をしあい、白熱してお話しされて
いる様子が伝わってきました。

本書は8章で構成されています。
iPS細胞の最前線で何が起こっていますか? なぜ棋士は人工知能に
負けたのでしょうか? 人間は将来、AIに支配されるでしょうか? 
先端医療がすべての病気に勝つ日は来ますか? 人間にできるけど
AIにできないことは何でしょうか? 新しいアイデアはどこから生ま
れるのでしょうか? どうすれば日本は人材大国になれるでしょうか? 
十年後、百年後、この世界はどうなっていると思いますか? 
この8つのテーマに沿って、様々な話題が飛び出します。

テーマは8つですが、その話題の幅は非常に広く、それぞれの分野で
トップを走っているお二人の珠玉の言葉が随所にあり、とても勉強に
なりました。
たとえば今回読んだ際には、山中先生の言葉で、
「他の人がやっていないのなら、どんなことであれ、やる価値はあります」
という表現や、
羽生二冠の言葉で
「将棋の世界は『いかに得るか』よりも『いかに捨てるか』『いかに
忘れるか』が大事」
との表現が、印象に残りました。
日を改めて読んだら、きっと違う言葉が印象に残ると思います。

活躍する場は違っても、輝いている人同士が出会うと、とても話が
弾むこと、そして新たな何かが生まれることを本書を読むことで
感じました。
ぜひ多くの人にお読みいただきたい一冊です。


(編集室 兒玉裕子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ぼくはエネルギー体です
神原 康弥(著)
風雲舎 刊
定価1,400円+税


著者は動けません。しゃべれません。2歳半の時に突然、意識不明に
なりました。脳症と告げられ生死をさまよい、重度障害者となりました。

障害のある人は能力も劣っている、会話も理解できないし、論理的な
思考なんてできるはずない。
弱い立場なのだから、守ってあげなければ。そんな思い込みがありました。

本著を読んで、自分が恥ずかしくなりました。
魂のレベルは身体的な能力とは全く別なものなのです。

著者の魂に気づき信じられたのは、やはり母親の愛なのでしょう。
現在、著者は、母親と共にコンサルティングや講演会などを精力的に
行っています。
障害を持つ方が、周りに理解されないで不当な評価しか得られない悲しみ、
苦しみを、著者も潜り抜けてきました。
「輝きたい」「この地球で生きた」「人と愛しあいたい」
すべての魂が、みな同じことを言っている事も著者はよく知っています。

著者は意識を飛ばして、時空を超えて魂に会いに行くことができるそうです。
百年後にジャンプしてみたエピソードがのっています。
『人々は都会を離れ、地方都市というよりは、里山や山奥といった人口の
少ない場所へと移動している。あちこちに、小さな城下町のような集落が
できている。日々の生活は......。自然と向き合いながら......。
孤独な生き方をする者は少なく、これこそが真の人間の姿だ』

AIに乗っ取られてしまうのではないかと不安になるような近未来の
話ばかり飛びかっているこの頃、著者の意識が覗いてきた百年後が、
私をとても幸せな気持ちにしてくれました。

光・エネルギーヒーリングを自分で受けられうように、具体的な方法も
載っています。
強くて優しいエネルギーに包まれます。ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


光と影のやさしいお話
― この世のすべての悪を担った大天使ルシエル
それはいまひとつの神の姿であった

山田 征(著)
ナチュラルスピリット 刊
定価1,500円+税


ある日突然、赤系の多い色とりどりのカードが沢山並べられている
ビジョンが現れたとしたら皆さんはどうしますか? 

著者の山田征さんは見知らぬ女性の涼やかな声を聞き、言われるままに
手を伸ばしたのです。「パシッ!」という凄まじい音と共に強烈な電気
ショックのような衝撃が走り抜け、自身の指先を見てみると、指先を
基点に腕を通過した稲妻状の白い線がいく筋も肩の方に向かって走って
いったそうです。

一体何が起きたのか分からないまま30年近く経った頃、山田さんの
自動書記が始まったのです。
自動書記とは天使や精霊など、見えない存在が送ってくるメッセージを
伝えられるままに書きとっていくことなのだそうです。
自分が感じたり、考えたりしているのではなく、山田さんの場合は、
イエス、聖母マリア、るしえる、がぶりえるのメッセージだったりします。

メッセージが下りてくる前は、山田さんは忙しい毎日を送っており、
4人いるお子様のうちの長女が「霊の人」と会ったという不思議な話の
数々を聞き複雑な思いをしたそうですが、この現実社会だけではなく
もうひとつ違った次元の世界があるのかもしれないとうすうす気が付いて
いたことと山田さんの体験がマッチングしたのです。

自動書記のノートの中にがぶりえるは様々な人に大きな変化が起き
始まっているので、舩井幸雄が推進していた「百匹目の猿」の話や、
マッチ棒のゲームの話、つまり一人一人と目覚めの朝を迎える人が増えて
いくと、ある朝気が付いたときには人々の中に大いなる覚醒の輪が
出来上がっているという出来事が起きると伝えています。

それは世界の平和を望むならお隣の人と仲良くすることであり、皆
地上に共にあるということを自覚してほしいというメッセージです。
とてもエレガントでやさしい語り口で伝えてくれます。
ぜひお読みください。


(編集室 江尻みゆき)

2018年5月号おすすめ書籍(会報誌より)「かみさまは小学5年生」「大富豪からの手紙」「坂井洋一の ワクワク超古代史セミナー」「本当の自分を生きる」

      

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

かみさまは小学5年生

すみれ(著)
サンマーク出版 刊
定価1,200円+税


本書では、小学5年生のすみれちゃんが、生まれる前の空の上の記憶や、
神様や天使さんたちのお話、胎内記憶やお腹の赤ちゃんとの会話などを
伝えてくれます。文章は、シンプルながらもズバリと核心をついた言葉が
たくさん綴られています。

すみれちゃんの言葉には、「!」のマークがたくさん使われていて、
その独特で断定的な書き方がさっぱりしていて心地よいです。
たとえば「自分を信じて認めることってすっごい大事なこと!!」と
書かれると、うん、本当にそうだな、とこちらも素直に思えます。
すみれちゃんの言葉を読んだり、講演で聞いたりする人の中には、
心を打たれて号泣する人が続出なのだそうです。

すみれちゃんの語る神様のお話や、空の上のお話は、まるでファンタジー
のようだけれど、具体的で、ブレがありません。信じられない人も
もちろんいるだろうし、みんなに同じ世界が見えるかはわからないけれど、
きっとすみれちゃんは本当にその世界を「見て」きたのだろうな、と
思いました。

絵本作家ののぶみさんとすみれちゃんとの対談も収録されています。
この対談もまた、とても読みやすく、思わずクスっと笑ってしまうような
話題もあり、楽しく読みました。

個人的にとても印象に残ったのは、巻末に書かれたすみれちゃんの
お母さんの文章です。すみれちゃんが生まれたときにどんな赤ちゃんだったか、
すみれちゃんが「神様の言葉をみんなに伝えたい」と言い始めた頃に
親として反対したことなどが綴られていました。
確かに親御さんとしては、小さな我が子が「神様とお話できる」と
世に出た後のリスクを、かなり心配されただろうなと思いました。

すみれちゃんが伝える「神様の言葉」だけでなく、
お母さんとすみれちゃんの親子の絆や愛情も、じわじわと伝わる
温かい本でした。

(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


大富豪からの手紙
本田 健(著)
ダイヤモンド社 刊
定価1,600円+税


期待通り、いえ、それを超えて、のめり込むように読みきってしまい
ました。さすがです。

設定が、にくいです。
大富豪はおじいさんです。
孤児からたった一代で大富豪と言われるまでになります。
その息子は大学教授で、お財布を落としても気づかないほど、
研究だけに没頭しています。そこには父との不仲が隠れています。
その息子もまた、家族にも無関心な父親に反発して東京の大学に
通いひとり暮らしをしています。
父に会いたくなくて、祖父の葬儀に参列しなかったほど、
深い思いをため込んでいます。

大富豪だった祖父は、すべての財産を寄付してしまい、
財産の代わりに残したのが、9通の手紙。
それが孫の所に届きます。

初めは封を切る勇気もなかった孫が、付き合っている彼女のおかげで
最初の一通を読みます。
そこから最高のタイミングで次々に出会いを繰り返し、
おじいさんの人生を追いかけるように、
大学生の孫が一歩一歩成長し始めるのです。

父と母のことは多くは語られていませんが、どの世代にとっても、
どんな環境の人にとっても、自分のことのように感じてしまう
ポイントがあるように感じました。
ベストセラーになるのがわかります。

著者は今、世界に羽ばたく次元上昇中です。アメリカの出版社と契約。
初の英語での書き下ろしは、ヨーロッパ、アジア、中南米など、
世界25カ国以上の国で発売されることが決まっているそうです。

著者は「舩井フォーラム ザ・ファイナル」にご登壇いただきます。
テーマは「決めた未来しか実現しない!」期待するしかありません。

最新書が出ると聞いて気になっていたのですが、舩井勝仁のデスクの上に、
著者からの献本が届いていました。
本著をいち早く会報誌でご紹介させていただける機会に、感謝しています。

(編集室 柴切純子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

坂井洋一のワクワク超古代史セミナー 遥かなるオリエント×日本の秘密! 編
坂井 洋一(著)
株式会社ヒカルランド 刊
定価1,815円+税


「ダ・ヴィンチ・コード」を見たのがきっかけで、「日本の本当の歴史は
どうなんだろう?」と思ったのが始まりだったそうです。
著者の坂井洋一氏は、日本の隠された古代史に興味を持ち探求し、各地で
「ワクワク超古代史セミナー」を開き、驚くべき古代世界の真相を熱く語り、
「アワの歌」などのコトダマミュージックで直接創造神や宇宙とつながり、
人類を覚醒へと導くことがミッションだと思っているそうです。

昭和になって発見された謎の古文書「ホツマツタヱ」を知ることで
『古事記』や『日本書紀』を読んでもわかりづらかった部分がすっきりし、
DNAが喜んだのだそうです。
その「ホツマツタヱ」をわかりやすく簡素化して解説しているのですが、
特に「アワの歌」の目的とは、共通語を教えて、さまざまなバックグラウンド
を持つ人々を統合していく歌だったとのことです。

ということは古代日本にはシュメール(スメル)とか、バビロニア人とか
エジプト人とかもいたのです。
「縄文土器」の文様にインターナショナルな古代ジャパンの片鱗を
見ることができます。

そもそも「縄文」とか「弥生」という言葉は江戸時代にはなく、
明治になってからできた言葉です。
アメリカの学者が「縄文」という言葉をつけたのだそうです。

しかし、私たちは何となくその情報を刷り込まれて、古代から「縄文」
という時代が存在したかのように印象付けられてきたのです。
アメリカがネイティブ・アメリカン同様いろいろな政策で先住民の文化を
消しにきたのです。
本当の歴史はどうだったのでしょう。
私たちのことをもっと知りたくなりました。

読めば読むほど、多くの情報量にパニックになってしまうかもしれません。
しかし、ワクワク、ドキドキが止まらない一冊です。
ぜひ、ご一読ください!


(編集室 江尻みゆき)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


本当の自分を生きる: 人生の新しい可能性をひらく8つのキーメッセージ
榎本 英剛(著)
春秋社 刊
定価1,700円+税


日本に、コーチングやトランジション・タウンなどを紹介し展開してきた
榎本英剛さんが、自らの体験から得た8つのメッセージとエピソードを
組み合わせた「自分らしく人生を生きる」ための新刊。

第一章【理由なく自分の中から湧いてくる「内なる声」は天からの贈りもの】
から、
第八章【これまでやってきたことは、すべてこれからやることの準備である】
まで、どれもシンプルでありながら深く、ありきたりの自己啓発本とは
一線を画している。

「内なる声」は、自分の内側から湧いてくる理由なき声。
それは時には非常識と思われるかもしれないが、この声こそ本来の
自分の声であり、「理屈」や「理論」で説明できないものである。
人は「理」でなく、「意欲」や「意思」などの「意」によって未来に
向かうものだから。

また、40代、50代をピークに人生は下降曲線になるという思い込みが
あるかもしれないが、人生は細い小川から始まり、他の川と合流しながら
やがて大海へ出る川下りのようなもので「上がり」はない。
そもそも人には生まれてくる前に自分が決めた人生の目的があり、
それを思い出そうと、ホームに還ろうとして生きる。

でも、多くの人はアウェイな状態に身を置く。
なぜならば「本当の自分」でないものを経験することによって
初めて「本当の自分」とは何者かがわかるから。
人生を季節に例えたら「試してみる春」、「動き回る夏」、
「現状と見直しをする内省の秋」、
「そこから湧いた問いと向き合い、次のサイクルに整える冬」。

冬が来て終わるものではなく循環するものである。
いくつものチャレンジをし、結果を出してきた榎本さんが唱えるのは
「自分への信頼」。
自分へ問い掛けて、答を受け取り、できると信じることが
「自分らしい生き方」につながるはず。

勇気を授かるこの本を、すべての老若男女に読んでいただきたい。

(編集室 山上晴美)


2018年4月号おすすめ書籍(会報誌より)「子ども こころの育て方」「世界はどうしたってあなたの意のまま」

   


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

稲盛和夫 新道徳 子ども こころの育て方

稲盛 和夫(監修)
西東社 刊
定価1,400円+税


本書は、京セラ、KDDIの創業者であり、JALの再生を成した経営者、
稲盛和夫氏の人生哲学を、子ども向けに編集した本です。
文字やイラストと、かわいく楽しいマンガで人生哲学をまとめてあり、
とてもわかりやすいです。すべての漢字にはふりがながふられている
ので、小学校の低学年から読むことができると思います。

本書は子ども向けにまとめられた本ですが、大人でも十分に楽しめます。
私は稲盛氏の書籍は何冊か読みましたが、稲盛氏の人生哲学を学ぶには
本書はとても優れた本だと思いました。
大事なことだけを、とてもシンプルに、わかりやすくまとめられている
ので、頭にスッと入ってきます。普段あまり本を読まず、文字の多い
書籍よりも漫画のほうが好きな方には、待望の本だと思います。

漫画には文字とは違った長所があり、ストーリーを絵で見て記憶できる
ので、文字だけで学ぶよりも、読後に記憶に残りやすいように思います。

子ども向けでわかりやすい内容の本書ですが、その内容を実際に行動に
移すのは、大人でもかなり難しいです。ここに書かれたことがすべて
できる方は、本書を読む必要がないし、既に稲盛氏のような立派な経営
者になっていることと思います。

難しく、なかなかできないことだからこそ、文字やイラストで何度も
見て、時々思い出すのがいいのかもしれません。

仕事をすること、働くことは、辛く面倒なことであり、遊ぶことや
休むことだけが楽しいことだと思っている人は多いかもしれませんが、
本書では「働くこと」は悪いことを吹き飛ばし、いいことに変えて
くれる「薬」と書かれています。
このように子どもの頃から、働くことを積極的に、楽しく思えたら、
人生に楽しい時間がとても多くなると思います。

子どもにも、大人にも、お勧めしたい本だと思いました。

(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

世界はどうしたって「あなたの意のまま」 意識と願望の超パワーを使いこなす(超☆きらきら)

ネヴィル・ゴダード(著) 林 陽(監修)
新間 潤子(翻訳)
ヒカルランド 刊
定価1,333円+税


『ザ・シークレット』『ザ・パワー』の著者ロンダ•バーンが偉大なる
教師と呼ぶ著者。そのすべてが詰まった処女作『At Your Command』を
日本でよみがえらせたのが本著です。
2013年に発売され、5年たった今、「新装版」として再び出版され
ました。それだけの価値があるということでしょう。

著者は1905年、カリブ海・バルバドスの商家の四男に生まれ、十七歳で
演劇を学ぶために渡米。
エレベーターボーイ、港湾労働者などのバイトをして苦学生として自活する
傍ら、ニューソートの研究にいそしみます。
ニューソートとは、聖書の内容を従来とは違う立場から解釈しようとする
もので、「人間の意識は宇宙と繋がっている」と考え、その根拠を聖書に
求めるのが主流だそうです。

二十代で友人のジョセフ・マーフィーとともに、ユダヤ教のラビ〝ブドル〟
から想像力を使いこなす古代の秘法「想定の法則」を授かり、当時破産した
実家を立て直し、90年後の現代に多国籍企業にまで成長させたという実績も
あります。

「その気になれば、数百ページにも及ぶ本になる」と『At Your Command』
の冒頭で著者が書いているそうです。
その言葉の通り、とてもシンプルにまとまっていて、「願望実現の法則」の
神髄・決定版であることが、よくわかります。

「私は在る」と言葉に出さず心の中で「感じて」ください。
「私は在る」と唱え続け、意識が膨らみ、「ただ在る」という感覚に投入
できたら、望んだ通りの自分になっていると「感じて」ください。
「意識」と「願望」が一つになったときにはすでに実現しているのです。

シンプルであるがゆえに、翻訳の素晴らしさも光ります。
絶対に読むべき本です。

(編集室 柴切純子)

2018年3月号おすすめ書籍(会報誌より)「武士道はキリストが起源だった」「新版 住宅展示場では教えてくれない本当のこと」

   


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


武士道はキリストが起源だった いま蘇るサムライスピリッツ

畠田 秀生(著)
文芸社 刊
定価1,200円+税


本著を手にしたとき、少し衝撃を受けました。劇画チックな表紙の絵、
そして、このタイトル。武士道とキリストが結びつく違和感。
ましてや、キリストが起源だったなんて、私の頭の中に?マークが
たくさん並びました。

読み始めて、さらに違和感。それほど厚くもなく、大きな文字が
並んでいたので、すぐに読めると思っていたのですが、とんでもない。
ひとつの文章を理解するのに、何度も読み直してしまいました。

推薦文の言葉をお借りします。
「あまりの語彙の豊富さと縦横無尽なる洋の東西思想の絡みに
圧倒されました」

人前で話すことなどまったくできなかった臆病な著者が、20歳を
過ぎたある日、イエスに出会い、サムライとは何かを魂に注入され
ました。「死ぬことは生きることだ」と教わったことが大きな転機
となり、キリスト教の伝道を始めます。

臆病な少年が180度転換して、大勢の前で話をするようになりま
した。

30年後さらに独立して、古代イスラエルと古代日本の関連から、
現代のキリスト教宣教に新風を吹き込む活動をされています。

イスラエルと日本の言葉に共通点があることは聞いたことがあり
ました。でも、まさか起源とは。
本著をやっと読み終わって、真実なのではないかと素直に思います。

特に心に残ったのは、日本の建国のときの神概念は多神教ではなく、
唯一神を信じていたということ。「ヤーヨロズの神」は、すべてが
神とした概念ではなく、神はすべてに宿られているとする、神の
ご性質を表したものだったそうです。

ただ偶像化して拝むところに、人はどうしても陥りやすいのです。
「死ぬことは生きること」という武士の魂を、「聖書」と「刀」の
共通点を、日本人のDNAは受け入れることができます。
ぜひ、じっくりお読みください。 


(編集室 柴切純子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



新版 住宅展示場では教えてくれない本当のこと。

澤田 升男(著)
株式会社ザメディアジョン 刊
定価1,500円+税


人生の中で、一度は夢見るマイホーム購入を考えるとき、どんな条件が
頭に浮かびますか? 著者の澤田升男氏は『①長持ちして資産価値の
落ちない家 ②機械に頼らず、ランニングコストのかからない家 
③調湿性があり、家族が健康に暮らせる家。』と言っています。

澤田氏は地元のサブゼネコンに就職した後、実家の工務店の立て直しの
ため家業を継いだのですが、経営状態は予想以上に深刻。原因は父親が
建築の新しい技術をまったく勉強していないが故、時代に乗り遅れたと
考えたそうです。

が、実家の同じ敷地に大手メーカーのノウハウで自宅を建て住宅展示場
兼用にしたところ、5年後に衝撃の光景を目の当たりすることになります。
自分の建てた家が劣化する一方、父親の建てた自然素材の家は設備機器を
除けば、一切の補修はなかったのです。

しかし、そのときは真実への気づきに、目をそらしてしまったのだそう
です。

澤田氏は住宅展示場での「魔法の言葉」とは国が認めている、ブランドの
材料を使っているからとお客様を安心させる言葉だったと言っています。
経営学の巨人と言われるドラッカーの「知りながらにして害をなすな」と
いう言葉に勇気づけられ、たとえ法律で規制がなく、罪にならなくても、
消費者が不利益を生じることを知ってしまった以上はするべきではない
と共感し、本物のビジネスをすべく覚悟を決めたのだそうです。

一生お世話になる家だけに「魔法の言葉」に惑わされず納得のいく良い
家選びをすべきなのだと思います。本物の目を養うための情報を得、
常にアンテナを高く広くしていかなくてはと思いました。

新しい情報が満載です。また、「0宣言の家」を建てられた方々の
驚きと喜びの声も綴られています。
ぜひ、本著をお手に取り、ご一読ください!


(編集室 江尻みゆき)


2018年2月号おすすめ書籍(会報誌より)『見る見る幸せが見えてくる授業』『古代史ホツマツタヱの旅 第1巻』

   

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


見る見る幸せが見えてくる授業
ひすい こたろう(著)
サンマーク出版 刊
定価1,400円+税


本書は、12年間幸せに関する著書だけを書き続けたひすいこたろうさんの
新刊です。ひすいさんには、以前ににんげんクラブでもご講演をいただき、
とても好評でした。ひすいさんの講演も著書も、読めばとても幸せな気持
ちになって癒され、悩んでいたことがスッキリとした気分になります。

本書は、幸せなんて存在しないと思っている人、どの本を読んでもなんと
なくわかった気がするだけで結局変われなかった人、今まさにストレスな
どの悩みを抱えている人に向けて書かれた本だそうです。

ひすいさんが先生となって、1時間目から7時間目まで理科、社会、算数
などの授業のように、幸せについてのものの見方を教えてくれます。

オセロの黒が一つのコマを置いただけで白く変わっていくように、暗かっ
たように見えた人生も、見方を変えるととても幸せだったことに気づくこ
とができます。

それぞれのものの見方は、とてもシンプルでわかりやすく、随所に笑いも
交えて書かれてあり、楽しく本書を読みました。特に奥様や息子さんとの
エピソードはとても面白く、家族やまわりの人との関係性や付き合い方の
参考になりました。

ひすいさんは、本を普段読まない人でも読める本を想定して文章を書かれ
ているそうなので、本書もとても読みやすいです。読みやすいし、楽しい
けれど、内容はじつは深くてじっくり考えさせられ、自分を見つめる作業
が必要になる本なので、本書を読み終えるのは意外と時間がかかりました。

シンプルな中に、幸せに気づくためのエッセンスがギュっと詰まっていま
す。ひすいさんの膨大な時間をかけた幸せ研究や、人生そのものが詰まっ
たような一冊でした。一つの項目ごとに、楽しく味わいながら読みたい本
だと思いました。ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


古代史ホツマツタヱの旅 第1巻
いときょう(著)
ホツマ出版株式会社 刊
定価2,000円+税


紀元前4000年、クニトコタチは、この島国で一族がどのようにして
仲良く暮らしていけるかを真剣に考えました。
「良い国になるに違いない」
最初の天皇(アマカミ)の意志で、この国は始まりました。
「民を豊かにすること。民の安定した生活こそが国の平和と安全をもたらす。
そのために自分の身を惜しんではなりません」
歴代のアマカミはこの教えを引き継ぎ、強い使命感を持って国の発展に尽く
しました。

これが「ホツマツタヱ」に書かれている日本の歴史です。これが本当だと
したら、なんと誇らしいことでしょう。私は信じたいと思いました。

著者は、専門の古代史研究家でも、学者でもありません。
偶然「ホツマツタヱ」の本に出合った当初は、あまりの難解さにかなりの
間放置していたそうです。ところが妻との旅にホツマツタヱゆかりの地を
選んだことがきっかけで、この古代文献には何かがある、もっと知りたい
と、興味・研究を通り越して、求道(ぐどう)、啓示を受けての行為とも
いえるような、情熱を傾けることとなってしまいました。

その旅の中で、著者が出合い、語りかけてくれたことなどから、思いつく
ままに書き綴ってできたのが本著です。
新幹線で日帰りしたこと、昼食で食べたおそばのこと、地元の人との会話。
現代と、縄文の時代に生きてきた人々が交差して、まるで映画を見ている
ようにイキイキと描かれていきます。

「『古事記』や『日本書紀』を古代のおおらかな描写と語る方もいますが、
ホツマツタヱの五七調の美しさ、品格からは大きな開きがあります。
神武天皇以前に存在した古代の日本の指導者における民を思う心、指導者
としての純粋な悩み。これが認められていたら、戦争は回避できたかもし
れない」

旅を通して、こんな大胆なことまで言えるとは、著者自身も思ってもいな
かったそうです。ぜひお読みください。


(編集室 柴切純子)


2018年1月号おすすめ書籍(会報誌より)『みみずと魔女と青い空』『アワ歌で元気になる』『「住吉の神さま」に まかせなさい』

      


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


みみずと魔女と青い空: 大人になったわたしから小さいころのわたしへ

山元 加津子(著)・こばたけ ちかこ(絵)
公硯舎 刊
定価1,700円+税


本書は、元特別支援学級教諭、作家である「かっこちゃん」こと
山元加津子さんの新刊です。かっこちゃんのことが大好きな私は、
本書を発売前から予約して楽しみにしていました。
本書が届いて手にした途端に、本から優しさが滲み出ている気が
して、なんだかすごく暖かい気持ちになりました。

かっこちゃんの文章は、幼少期の頃からの思い出や、現在にいた
るまでの出来事がとても丁寧に紡がれていて、読みながら一緒に
笑ったり、泣いたりしました。

また、かっこちゃんの優しい文章にぴったりの、こばたけちかこ
さんの素敵なカラーイラストが80点も描かれていて、絵からも
とても癒されました。

書店に並んでいる一般的な本と比べると、少し文字が小さくて、
その小ささからもまた本書の良い味が出ているように感じました。
大人の読む単行本なのだけれど、まるで子供の頃に読んだ絵本の
ような気持ちになる本でした。
たぶんこの本の制作に携わるすべての方が、すごく大切に本を
作られたのだろうなと思えました。
ネパールやブータンで出会った素敵な人たちとのエピソードや、
特別支援学級での子どもたちの話、脳幹出血になった宮ぷーの
ことや、白雪姫プロジェクト。どのお話も、一つ一つが心に残り、
印象的でした。

特に印象的だったのは、冒頭の「時間の秘密」という話です。
かっこちゃんが幼少期と大人のときに体験した不思議なお話が
書かれています。かっこちゃんはこの体験があんまり不思議だっ
たから、誰にもお話しされなかったそうです。
それがどんな体験だったのか......
それはぜひ本書を買ってお読みください。
本書を読んで、私はありのままの私でいい。私の命をきちんと
生きよう、と思えました。
何度も手にとって読みたくなる本です。


(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

アワ歌で元気になる 驚きのコトタマパワー

宮崎 貞行(著)
文芸社 刊
定価1,200円+税


なんという分かりやすさでしょう。
「ホツマツタヱ」「ヲシテ文字」「フトマニ図」。
初めて聞く方でも、難しくて取りつきにくいと思っていた方でも、
本著を読んでいくうちに、「アワ歌を歌ってみたい」と思ってしまう
のではないでしょうか。

アワ歌の最初の記録は「ホツマツタヱ」の中にあります。
6000年前、日本の原型を建国し発展してきたことを回想した歴史書
ですが、和暦の使い方、病気の治療法、夫婦の和合、出産の仕方、住居
の建築法なども書かれているそうです。
民衆の生活の知恵が満載、その中に、アワ歌が出てくるのです。

アワ歌の意味は長いこと分かりませんでした。それが、本著を最終校正
しているときに、不思議な手引きで導かれた家の屋根裏から、多数の
古文書を拝見、その中にアワ歌の意義が記されていることが分かったの
です。
追記の(附3)は、必見です。まだまだ眠っている文献がたくさんある
ことでしょう。新たな発見が楽しみです。

「ホツマツタヱ」には「中今」とう用語が出てきます。過去と未来を
含んだ現在という意味だそうです。一直線に流れる時間感覚とはまったく
異なるものです。アワ歌をみんなで無心になって歌うとき、時空に穴を
開けるものすごい力を発揮するのです。

著者は語りかけます。「私たちは日々、行為の意味付けに取り囲まれ、
ストレスがたまっていきます。そんな時、まったく意味のないアワ歌を
歌ってみてはどうでしょう。音と光と体と心につながりがあることだけ
了解すれば、私の書いたことはすべて忘れてください。感覚と直観だけ
を頼りに大宇宙に身を任せ、朗々と響かせるだけでよいのです。歌うと
いうより、イノルのです。イノチは時空を超えて永遠です。宇宙の中心
に立ち、颯爽と羽ばたきましょう」

あなたに合ったアワ歌をみつけてください。


(編集室 柴切純子)

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金運・仕事運・商売運なら「住吉の神さま」にまかせなさい

清水 義久(著)
大和出版 刊
定価1,500円+税


にんげんクラブで連続セミナーを好評開催中の清水義久先生の新刊です。
清水先生は30年もの間、矢山利彦氏の気功をはじめ、修験道、古神道、
西洋魔術など、実践と知識から「気」を追究してきました。心理学、
哲学など、幅広い分野に精通し、独自のスタイルのセミナーを開催され
ています。

「住吉大社」は大阪の総鎮守で、地元では「すみよっさん」の愛称で
親しまれ、その歴史は約1800年と言われており、伊勢神宮よりも
古く建立された神社です。
「住吉大社」には「不可能が可能になる」ために攻略すべきステージに
仕掛けが張り廻らされているのだそうです。
そのワクワクドキドキの構造を理解することによって同時にどんな願い
事も叶えられる「万能の神」が、自分の中に存在していることに気づく
ことができると清水先生は言っています。

宗教は蛇信仰が原点であり、中国では最初の「ドラゴン」は「竜」=
「蛇」でした。「ドラゴン」には「竜」と「龍」がありますが、
他の世界の三大文明は「竜」を信仰し、東洋の黄河文明のみ、独自の
「龍」=「ロン」を生み出して、空を翔ぶことができる「天龍」と
なりました。
「竜」と「龍」のそれぞれの異なる役割がキーワードとなり、その
キーワードで「苦」と「厄」をなくして運命を変換することができる
のだそうです。

また、本著では、想像力を働かせて「住吉さんのマジカルツアー」を
体感することができます。「住吉さん」を学びながら各所に参拝し、
授与所に立ち寄って「七彩守」「潮満玉・潮干玉」「五大力守」を
ゲットしておくといいそうです。
本物のドラゴンにも出会うことができます。ドラゴンクエストゲーム
のような感覚で楽しみながらツアー終了となります。

無敵の最強ワークで「住吉さん」を攻略して、自分の中の「神」と
出会い、神性に目覚め「住吉さん」のご利益をいつでもどこでも
パーフェクトに受け取りましょう!


(編集室 江尻みゆき)

2017年12月号おすすめ書籍(会報誌より)

         

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人生に迷ったら「老子」

田口 佳史(著)
致知出版社 刊
定価1,400円+税

本書は、著者であり東洋思想研究家である田口氏の生い立ちから、
老子の説く「道」とどのように人生を歩んできたかが書かれた本です。
田口氏は、映画監督として活躍していた25歳のときに、タイのバンコク
郊外で水牛に襲われるという大事故で、瀕死の状態になりました。
そのときの入院先で、お見舞いの品として渡された本が『老子』でした。
以来、50年以上にわたり、老子の教えをバイブルとして学び、「道」と
ともに歩み続けてきたそうです。

事故により生死の境を何度も彷徨った田口氏は、なんとか生き延びて
日本に帰国し、一時は重度の身体障害者となりながらも苦悩の末、
社会復帰を果たします。
30代で経営コンサルティング会社を設立し活躍、50歳からは中国古典に
よる研修会社へと移行し、70代の現在も2000社の経営幹部の方々が、
ひと言も聞き漏らすまいと聴き入るカリスマ講師として活躍されている
そうです。

特に事故の後から、30代、40代と経営者として、苦労もありながら
活躍されてきた中で、逆境のときに「道」をどのように実践されたのか、
とても参考になりました。

私は『老子』について勉強したいと思って、ネット上でタイトルだけを
見て本書を注文しましたが、本書は老子の理論を学ぶための本では
ありませんでした。
本書は言わば、老子の実践編であり、主に田口氏の人生が描かれています。

理論については、本書の少し前に出版された『ビジネスリーダーのための老子「道徳経」講義』(致知出版刊)に書かれていて、二冊が揃って
はじめて理論と実践で真の老荘思想が成り立つようです。

本書を読み、中国古典を学び続けてきた著者の生き方や思いから学べる
ことが多くあったので、早速理論の本も注文しました。
ご興味のある方は、ぜひ二冊セットで読まれることをお勧めいたします。


(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


あなたは私 私はあなた (この素晴らしき「気」の世界)

清水 義久(語り)・山崎 佐弓(聞き書き)
風雲舎 発刊
定価1,600円+税


著者は、にんげんクラブで毎月1回、連続でセミナーをしていただいて
います。その度に、セミナールームにあるすべてのものに気を入れて
くださって、壁にかかっている舩井幸雄の笑顔の写真が、ますます
優しく輝いていくようです。

先生のお話は、本当に説得力があります。けっして大きな声ではない
のに、上から命令されているわけでもないのに、ピンと張りつめた、
とっても密度の濃い空間で、一言一言が心や体にずんずんと入り込んで
きます。
なんだ、そうか、それでよかったんだ、よし、今からやってみよう。
体の真ん中から、感動に近い思いが、自然にあふれてきます。
本当に素晴らしいセミナーです。

本著を読ませていただいて、これまでの清水先生の言葉が、あらためて
さらに大きなものになりました。
まるで見透かされているようなあの説得力、優しさの意味が分かりました。

人の心は初めからひとつしか存在しない。これが宇宙の秘密です。
スマホの例えは、とても分かりやすいです。
「私の心」は「私のスマホ」個人データです。でも記憶させておく
クラウドのサーバーは1台しかありません。新しいスマホを買って、
データをダウンロードする。まさしく輪廻転生そのものです。

ユングはこのサーバーを「集合的無意識」と名付けました。
宮沢賢治は「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福は
あり得ない」と言いました。
愛でも、おせっかいでもなく、放っておくことも拒絶することも
できないと分かっていたのです。
なぜなら「あなたは私」だから。

この意識が分かった時、生き方も変わるはずです。
清水先生は、現実世界で、ご自分の体験から学んでこられたから、
私たちに誰でもすぐに実行できる、気功や言霊を伝えることができる
のです。
素晴らしいです。ぜひお読みください。

(編集室 柴切純子)


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今この国で知り得る最も危険な隠しごと 宇宙人UFO軍事機密の【レベルMAX】

高野 誠じょう鮮せん・飛鳥 昭雄・竹本 良(共著)
株式会社ヒカルランド 刊
定価1,815円+税


本著は、タイトルの通り、UFO・宇宙人問題は、都市伝説ではない
ということを探り続けてきた超プロ3人の【レベルMAX】のコアな
内容が濃縮されています。
世界各国の政府や一流企業は、UFO・宇宙人問題の最先端を探り
密かに利用しているのだそうです。

日本政府のUFO・宇宙人研究は何故封印されてしまっているので
しょうか? 考えてみれば、オカルトと捉えられがちで、テレビの
討論会などでも、証明するのが容易くなく、受け入れてもらえない
ことの方が多いのではないでしょうか。
しかしEUの議会ではUFOの問題が取り上げられているそうです。
また、最近は各国でUFO現象が、YouTubeなどでアップロード
されているのでこの研究をせざるを得なくなっていくのでしょう。

竹本氏は、日本人にはまだサイエンスが根づいていないからであり、
今後「和の精神」が地球人と地球外知的生命体との懸け橋になると
言っています。

高野氏は、もともとUFOを信じていなかったそうですが、政治・
軍事問題の取り扱いが違うことに気づいたそうです。
さらに、独自に手に入れたアメリカの空軍士官学校の教科書には
驚くべき内容が書かれています。高野氏も竹本氏と同じく日本が
UFOの問題を解決できると思っているそうです。

飛鳥氏はそれぞれの専門分野によって違う言葉を使うけれど、人間が
勝手に作った境を全部取り払うと真理は一つというスタンスなのだ
そうです。
「UFOなんて、作れない」「あり得ない」という人たちは
原子レベルという時代に入ったと言っています。
コアな3人の鼎談では、「奇跡のリンゴ」の秋山秋則氏の話も
出てきます。
日本はどのようにこの問題に関わっていけるのでしょうか。
本当に興味深い内容です。ぜひ、ご一読ください。


(編集室 江尻みゆき)

2017年11月号おすすめ書籍(会報誌より)

            


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"偶然"にお任せ! 《楽々シンクロ人生》のすすめ


近藤 洋一(著)
ヒカルランド 刊
定価1,815円+税


飄々としたすごい本が出版されました。
著者は㈱トータルヘルスデザインの創業者であるジミーさんこと
近藤洋一さん。楽しく、大いなるものの意志に逆らわずに生きていれば、
信じられないようなシンクロが起こって、人生はあっさりうまくいくと
いう極意がシンプルに簡単に述べられています。

 この本を何度か熟読して極意をものにすれば、これからの人生は
簡単に楽しく、しかも成功しながら送れることは間違いありません。
「元気の力を暮らしに活かす」が㈱トータルヘルスデザインの企業理念
ですが、その言葉の深さが本書を読むと理解できるようになります。

時代は唯物論から、唯心論へ。意識が中心の時代がやって来ます。
理系人間のジミーさんが私たちよりもいち早く感じ取っていた、
シンプルで誰でも簡単に応用可能なシンクロ人生が、本書を読むだけ
で手に入るというお得感満載のすごい本です。

本書に出てくる、理想的な㈱トータルヘルスデザインの京都本社
(なんと最寄り駅は高の原。まさに高天原に通じる素晴らしい場所で、
京都と奈良の県境に位置しています)を何度も訪れて、信じられない
ぐらい美味しいご飯を頂いたときの素晴らしい体験がよみがえって
きます。

「元気の力」は宇宙の創造主が与えてくれている力で、その根本原理を
使いこなすことができれば、人生なんて簡単に過ごすことができるのです。

経営にも、人生にも簡単に活かせるジミーさん流の極意が、いかにも
ジミーさん流に簡単にシンプルに紹介されています。

だまされたと思って、何度も読み直してみることをお勧めします。
そうすれば、あっさり成功することは間違いありません。

(舩井勝仁)

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日本の伝統色を愉しむ ―季節の彩りを暮らしに―

長澤 陽子(監修) エヴァーソン 朋子(絵)
東邦出版 刊
定価1,500円+税


日本には、1000種類以上もの色を表現する名前があると言わ
れています。これは世界中から絶賛される素晴らしい日本独自の
文化ですが、現代に生きる日本人は、それらの色も名前もほとんど
知らない人のほうが大半だろうと思います。

本書は、古来伝わる伝統色の名前と色、その色にまつわるお話や
その色の季節の植物などが紹介されています。色を春夏秋冬で
分けて紹介されているので、季節を感じられ、さらに和歌などの
紹介もあるので、平安時代にまで思いを馳せることができます。

色を厳密に決定するのは、とても難しいことだそうです。たとえば、
サクラ色と言われたらたいていの人はソメイヨシノの薄いピンクを
思い浮かべると思いますが、この「サクラ色」という名前が愛好された
平安時代は、サクラと言えばヤマザクラだったのだそうです。
ヤマザクラの白い花びらと赤い若葉を遠くから見たら薄いピンクに
見えたのかもしれない。そのようなあいまいなところもまた、色を
愉しむことのようです。

本書を読むと、知らない色の名前がたくさん学べて、とても楽しいです。
日本の地名のついた名前などもあり、ラムネの瓶の色は「新橋色」と
言われているそうです。ゆりかもめの新橋駅にはこの新橋色が使われて
いると初めて知り、驚きました。

実は本書をご紹介くださったのは、舩井幸雄会長の奥様です。熱海の
舩井幸雄記念館を訪れた際に、「何度も手に取ってしまう、とても
素敵な本があるのよ」とのことで奥様が本書を貸してくださいました。
初めはパラパラと好きなところをめくるうちに、だんだんこの本の
良さが伝わってきて、思わず自分用にも買い求めました。

なんだか優しい気持ちになって、季節ごとに、何度も手に取りたくなる
本だと思います。ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



縄文人の世界観

大島 直行(著)
国書刊行会 刊
定価2,200円+税


考古学の視点で調査された縄文研究はたくさんありますが、多くは、
住居跡や出土品の表現様式から、年代や当時の暮らしぶりを推察した
ものであり、縄文人と現代人の違いや学問的な分析に言及することが
少なかったと著者の大島氏は言います。これまで誰も触れることの
なかった縄文人の世界観を知ることが、彼らを理解するための大きな
要素であると説いています。

本書では、その要素を解き明かす「シンボリズムとレトリック」を
基本の鍵として、「縄文と土器」、「土偶」、「祭祀具」、「施設跡」、
「遺跡」をそれぞれのシンボリズムの視点で整理し、「縄文人の世界観」
とは何かと結論づけています。

シンボルとは、自然や宇宙を理解する方法の一つとして心の中に
生まれた観念。例えば、新月と満月を一定の期間で繰り返す月は不死や
再生のシンボルですが、月も動物も、それぞれ単体で意味を成すのでは
なく、月と同じ周期の生理周期を持つ子宮とそこに満たされた羊水の
中で、新たな命が育まれることから、月―子宮―水―蛇(不死のシンボル)
という体系ができて初めて意味を持つ。これが象徴体系つまり
シンボリズムだと言います。

一方のレトリックとは、心の中に生まれた観念としてのシンボルを、
現実の生活の中で具体的に表現する造形手法の一つのこと。
シンボリックやレトリックが「再生」に収斂されていくこと。
遺構の壮大さ、祭祀具の多彩さや数の多さ、呪術性の強い「神話的世界観」
を持つ縄文人は、ストーンサークルなどに見る再生思想から「死の否定」
をしていたことを読みとることができます。

縄文の世界が1万年続いたのも、その時代だけが持つ「生命の再生」と
いう世界観によるところが大きいことがわかり、これまでのイメージを
覆す興味深い一冊になっています。


(編集室 山上晴美)

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TRUE LOVE 女神の暗示文

妹尾 留衣(著)
ヒカルランド 刊
定価1,815円+税


もしも著者のような恋愛行動をする女性が身近に存在していたら、
どう思うでしょう。周りの人を振り回し、傷つけ、なんて自分勝手な
ひどい人だろうと、怒りさえ感じてしまうかもしれません。

でも、読み進めていくうちに、そんなふうに、人を裁いてしまう自分
自身こそ、学びが必要なのかもしれないと感じるようになってきました。

著者は繰り返し、伝えてくれます。

「私たちは、負の感情でさえも、完全・必要・完璧なのです。
それを思い出すだけなんです。胸の痛みこそが、愛を拡大してくれる、
痛みのない世界への鍵なんです」

「人々が体験している痛み・悲しみ・苦しみは、『分離』という
幻想が生み出しているということに気づき始めます」

「ただある」「愛そのものである」という世界へ......。

想像してみてください。愛だけの世界。不安も恐れもない、憎しみも、
悲しみも、寂しさもない世界。満ち足りた、すべてに感謝できる世界。
それぞれが認め合い、必要とされ、それぞれがそれぞれの役割を、
喜びにあふれて果たせる世界。
まさにミロクの世の中です。

「すべてが愛」であることを、信じることから始まります。
信じられる人が多ければ多いほど、信じられる度合いが高ければ高いほど、
ミロクの世の中に近づくということなのでしょう。

なぜなら、著者は、数々の苦しい学びを経験し、宇宙の真理に気づいて
から、現在、次元上昇した状況で幸せに暮らしているからです。
常識や既成概念にとらわれないで、生まれたままの素直な気持ちで、
著者のメッセージを受け取ってみてください。
とても気持ちの良いメッセージです。自分がどれだけ信じられるか、
試してみてください。
愛だけの世界、信じてみませんか。

(編集室 柴切純子)


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医療マフィアは【伝統療法】を知って隠す なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか! ? ローコスト&ハイクオリティな養生法の超実践ガイド!

ユージェル・アイデミール(著)
ヒカルランド 刊
定価1,815円+税

本著はユージェル・アイデミール氏がトルコ国内で発刊した第5版を
基に斎藤いづみ氏に翻訳されたものです。
アイデミール氏は医師ではありません。社会学者であり、人生の
アーティストとして、「塩と水療法」というテーマを主に
彼の社会学者の視点から書かれていおり、医学的記述に関して独自に
さまざまな文献や情報を調査して書き上げていると、源気商會代表の
土井聡氏が本著の日本版の刊行に寄せて書かれています。

現代医学は「おばあちゃんの知恵袋」として庶民に受け継がれてきた
民間療法を蔑み、無視していると警告しています。
トルコにはスジュク(トルコのサラミソーセージ)を作る時に塩を
食べていない羊の腸は使用しないという「おばあちゃんの知恵袋」が
あるそうです。塩を食べていない羊の腸は簡単に破れてしまうからだ
そうです。
キルギスの男性は、子どもの頃に羊の捌き方を必ず教わります。
捌いた羊が塩を食べていたかどうかは一目瞭然なのだそうです。
塩を食べていない羊の皮は剥ぐことは困難で、毛皮もできず、骨も
砕けやすく、それらはあらゆる疾患が塩不足で引き起こされていると
考えられます。

人体の約75%は水です。水は細胞液であると同時に、細胞同士の
間を埋める溶液でもあります。細胞は体内の水分に浸っており、
この細胞液は海水と同じ成分でできた「塩水」なのだそうです。
つまり水と塩は人体にとって一番大事な栄養素であり、私たちの健康
維持には欠かせない物質であることを本文中で説明しています。

情報過多の現代で、「おばあちゃんの知恵袋」を今一度思い出し、
薬だけに頼らず、体を若返らせるいい機会となるかと思います。
ぜひ、ご一読ください。


(編集室 江尻みゆき)

2017年10月号おすすめ書籍(会報誌より)

      


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三途の川の七不思議

志賀 貢(著)
三五館 刊
定価1,200円+税


本書は、医師として50年以上、数千の臨終に立ち合ってきた著者が、
亡くなる前に必ず渡ると言われている「三途の川」について解き明か
しています。

臨死体験をした人から話を聞くと、多くの場合とても綺麗なお花畑に
行って、さらにそこをしばらく歩くと三途の川があり、対岸では亡く
なったはずの懐かしい人たちが待っていた......という話をするそうで
す。しかもそれは日本人だけでなく、海外の人も同じようにお花畑の
ビジョンを見る人が多いのだとか。三途の川には、三種類の渡り方が
あったり、女性は一人では渡れないと言われていたり、地獄や閻魔様
のお話や、賽の河原で子供たちが石を積んでいるお話など、いろいろ
と興味深く読みました。

本書は、現役医師の方が書かれているため、臨終の際や、認知症に
なったときなどに体にどんな兆候が表れるのか。また、本人や家族は
どんなことに気をつければいいか、非常に詳しく書かれています。
個人的には三途の川の話よりも、そちらの話の方がリアリティがあり、
面白く感じました。

60年ぶりに再会した兄と妹の看取りの話や、認知症で身元がわからな
くなってしまっていた女性が奇跡的に一時記憶が戻った話など、実際
に医師として寄り添いながら接した患者さんのお話は、とても印象に
残りました。

どんな人にも臨終はやって来ます。臨終を迎えるときはできるだけ
怖がらずに、またできれば周りの人に迷惑をかけずに、しっかりと
自分らしい臨終の道を歩んでいきたいと思いました。
また、自分らしい臨終を迎えられるように、生きている間に、多くの
人と心と心の深い交流をしていきたいとも思いました。

本書は、そんなことを考えさせてくれるような、どこかホッと温かみ
のある内容でした。

(編集室 兒玉裕子)

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やさしいホツマツタヱ

いときょう(著)
ホツマ出版株式会社 刊
定価2,000円+税


「ホツマツタヱ」は、縄文時代の文字「ヲシテ」で書かれた、古事記、
日本書紀の元になったといわれる歴史書です。昭和41年に、現代用語の
基礎知識の初代編集長であった松本善之助氏が、偶然、神田の古書店で
入手した冊子がきっかけで、極めて重大と思われる古代文字文献が、
各地から発見されました。

ヲシテ文献の全貌が明らかになるにつれ、これまでの縄文時代のイメー
ジが大きく変わってしまいました。縄文という世界が、実は日本人の
精神の極めて奥深い所に関わっていたことが、わかってきたのです。

著者は、2005年、福井県にある若狭彦・若狭姫神社を訪れたとき、
神社のご祭神が「ホツマツタヱ」と深く結びついていることに感動し、
それ以来、日本各地を旅し、「ホツマツタヱ」に関する研究と執筆、
講演活動を続けています。

本著は、数ある著書の中でも、初めて「ホツマツタヱ」に出会う方に
も、わかりやすく楽しんでいただけるように書かれた、いわば「入門書」
です。

何かとても難しいことが書いてあるのではと思っているかもしれません
が、まずは朗読してみてください、と著者は言います。ホツマを声に
すると、なぜか遠い昔に帰ったかのような思いになる。これこそが
ホツマなのだそうです。

なぜなら、「ヲシテ」は宇宙を構成する五元素で成り立っています。
目で見るということは、縄文を感じ、宇宙の五元素を自分の中に取り
込むこと。そして声にすることは、宇宙に語りかけ、宇宙と一体に
なることに通じているのです。

さらに、縄文の世界を体験するためには、ホツマゆかりの地を旅する
こと。感性と一致する神社、風景がきっと見つかります。その神社を
大切にしていくと、DNAに必ず何かを語りかけてくれるそうです。
調和を目指した縄文の世界に、ぜひ、浸ってみてください。

(編集室 柴切純子)

※にんげんクラブセミナーに初登場です!
いときょう先生『ヲシテ文献 ホツマツタヱを学ぶ』

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「神の学問」入門 [新装版]先代旧事本紀大成経 サキツ ミヨノ フルキミワザノ モトツフミ オオイナル オシエ
後藤 隆(著)
株式会社ヒカルランド 刊
定価2,222円+税


本著の著者である後藤隆氏は神皇家(カンスメラギケ)初代当主神主
であり、先代旧事本紀大成経刊行普及会、先代旧事本紀大成経研修道場、
神代皇代成経刊普及会の代表を務め、(有)天隠山専務取締役などを
歴任し、現在は当虚医学治療センター院長と『旧事本紀』の研究に集中
されています。

『先代旧事本紀』と言うと中世の神道家・吉田兼倶によって『古事記』
『日本書紀』と共に「三部の本書」として尊重された書物という認識
がされているが、この『先代旧事本紀』は後藤氏が言うものとは違う
そうです。後藤氏の言う『先代旧事本紀』はひとつの書物ではなく、
「十巻本」「三十一巻本」「七十二巻本」と三種類が存在しているの
だそうです。

序文によると編纂は推古二十八年、聖徳太子の進言により始まってい
ます。学校では『古事記』が日本最古の文書と習いましたが、それよ
りも九十年も早く成立していたとのことです。

太子は清廉潔白の政治を目指したそうですが、理想はあくまで高く、
権力の恩恵にどっぷりつかっていた皇族から孤立してしまったのです
が、太子の志を認め、自らの財力と知力を提供しようと申し出たのが
秦河勝(はたのかわかつ)だったと考えられるそうです。

太子のスポンサーとなった秦氏の意志によって進められたとも言われ
ています。後藤氏は秦河勝のルーツは秦一族にあり、「ヒッタイト・
ハッタイト」帝国にあったのではないかと説いています。

故に、儒教も仏教も神道も易学も網羅されていた内容となっていると
のことです。清らかな心だけでは肉体を維持することはできないし、
肉体に基づく欲だけでは精神を維持することはできないそうです。

矛盾の間を生きるための学問が「旧事本紀」なのだそうです。
森羅万象の発生の理論である「天隠山(アメノカグヤマ)理論」から
この世のすべてのサイクルから宇宙の奥義まで学べます。
ぜひ、ご一読ください。


(編集室 江尻みゆき)

2017年9月号おすすめ書籍(会報誌より)

      


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超訳 報徳記


二宮尊徳といえば、小学校にあった本を読みながら薪を背負っている
あの銅像を思い浮かべる人が多いと思います。しかし銅像は知ってい
ても、実際に尊徳が何をなし、どんな業績を残したかを知る若い世代
の人は、実はあまりいないのではないでしょうか。

最近ではあの銅像が歩きスマホに繋がるという理由で撤去されたり、
座った状態で本を読む像に変更されたりするのだとか。

尊徳について書かれた本を初めて読んだとき、こんなにも日本の発展
に貢献したすごい人を名前しか知らなかったなんて、と自分の不勉強
を恥ずかしく思いました。

日本の多くの貧しい村々を指導して復興していった尊徳の教えは、
現代でも十分に学べることがあります。

本書は、二宮尊徳の業績とその教えを、相馬藩家臣であった富田高慶
が記した伝記です。原著は、1856年に書かれているため、現代の
人にとっては少し難しく感じるかもしれませんが、本書は超訳本で読
みやすい文章になっています。

また、現在は尊徳自身が書いた膨大な書簡や日記などの資料が整理さ
れているため、報徳記に書かれたものの中で誤っている記述は、解説
として訂正がなされています。

本書を読めば、尊徳がどれだけ勤勉で誠実で賢く徳のある人だったか、
どれだけ世のため人のために尽くして生きていたかがよく分かります。
また、どれだけ無私の心で村のために良いことをなそうとしても、
既得権益のある人たちや、理解のない君主の下では、良いことも妨害
されて成し遂げることができないことも、分かります。

尊徳に指導を求めてきたさまざまな藩での、失敗例、成功例も分かり、
さまざまな人間ドラマも読むことができる本書は、とても面白くため
になりました。ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)


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「つながり」を感じれば疲れはとれる


社会も人間関係も、分断するのではなくつながることができれば平和や
友好的関係が保てると言われますが、個々の体にとっても「つながり」
が重要なことだと説いているのが、藤本靖さんの新刊です。

現代人の多くが、偏った姿勢や生活習慣などでストレスを抱え、体の
バランスを失い、肩こりや頭痛、腰痛、胃腸の不調などの「疲れ」の
症状を感じています。「疲れ」は、体の自己調整機能が低下している
状態。温度や湿度を快適に保つエアコンのオート機能のように、体の
センサー機能が高まれば、自動的に自分で回復して元気を取り戻すこと
が可能になるのです。

本書は、そのセンサー機能を高めるための方法を、写真やイラストで
分かりやすく解説しながら伝えています。

キーポイントは「呼吸器系、脳神経系、消化器系、筋骨格系、循環器系」
の5つのつながり。肩がこるから肩をもみほぐすというパーツへのアプ
ローチではなく、それぞれが「つながっていること」を意識する方法で、
肩だけでなく腕を支えている脇の筋肉にもアプローチするという目から
ウロコの疲労回復方法なのです。

まず、自分の体に触れて、筋肉、内臓、骨、血管、神経などのパーツを
包んでいる「筋膜」を意識すること。パーツを保護し、つながりをつ
くっている「筋膜」を感じることの大切さも知っておきたいことです。

感じる力を取り戻したら、「一つの会社の組織のように役割を持って
働き、協力関係をつくるという例え」で、5つのつながりを理解しな
がら、具体的なワークに入ります。5つの機能別グループのそれぞれの
ワークは、日常に取り入れられるとても簡単なもの。年齢を問わず行え
るので、誰でも楽しく自己調整機能を高めていけそうです。


(編集室 山上晴美)

にんげんクラブで、ワークを開催します!!

藤本靖先生「センスを磨くのに 努力はいらない」(10/20)
http://www.ningenclub.jp/blog01/archives/2017/08/_1020.html

お待ちしています!!!


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仕事が速く、結果を出し続ける人のマインドフルネス思考


著者は現在独立して、(株)サンカラの代表取締役、マインドフルネス
のファシリテーターとして大活躍されています。

私がにんげんクラブにお世話になった当初は、(株)船井メディアで
編集長をされていました。事務所は品川に在り、私の席の真後ろが、
船井メディアの著者の席でした。
いつも美しく輝いていて、テキパキ仕事をこなし、できる女性は違うな
と、まぶしく感じていました。
ある日、いつものように机に向かっている著者が、なんだかふわふわし
ているなと思ったら、椅子ではなく、なんとバランスボールの上に座っ
ています。著者が立ち上がると、私の席の方にバランスボールがころこ
ろ転がってきて、できる女性はますます違うなあと思っていました。

本著の中に、シリコンバレーのグーグル本社を訪ねた時のエピソードが
紹介されていました。
リラックスした状態で仕事に集中するための一つの方法として、ゴム
ボールを椅子にして、体を上下にバウンドさせながら仕事をしていた
そうです。

あの時、私の席に転がってきたバランスボールは、脳を意識して休息
させ、思考力をあげるためのものだったのかと、大いに納得いたしま
した。

マインドフルの直訳は「注意深い」
マインドフルネスな状態とは「穏やかでいながら注意深く集中している
心の状態」
マインドフルネス思考とは「凝り固まった過去の価値観や雑念にとらわ
れず、目の前に集中し、フラットな状態で見極め、いらないものは捨て
ると判断する考え方」です。

様々な経験を積み、掴み取り、実践し続けてきた、まさに著者の人生
そのものが詰まった一冊です。

仕事の合間にできる、簡単な呼吸法、ストレッチ、瞑想法なども、
図解入りでわかりやすく紹介されています。
ぜひご一読ください。お勧めです。


(編集室 柴切純子)


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神々の癒やし


本著の著者である池田邦吉氏は、ノストラダムスの研究家でもあり、
故舩井幸雄との共著である『あしたの世界』でもよく知られている
のではないでしょうか? 

本著は池田氏の『神様といっしょ』に続く作品であり「ヒーリング」に
フォーカスしたものとなっています。
ヒーリングには、その患者の他の魂の親神が立ち会うというルールが
あるのだそうです。どんなに素晴らしいヒーラーであっても患者の親神
の同意なしにヒーリングすると病気は治りません。なぜならヒーリング
は、神の領域である人の魂に触れるからだそうです。

ヒーリングには、段階があります。
第一段階はあらゆる人の魂の親神を知っているのは大国主命様で、患者
の親神を聞き出すには大国主命にお伺いを立てるのだそうです。
第二段階は、その患者にヒーリングをしてもよいか聞きます。
そして第三段階はしなつひこの神様にヒーリングが可能かどうか聞くの
だそうです。患者の親神様がヒーリングの許可をくれても、しなつひこ
の神が治せないと言ってきた場合は初めからヒーリングを断わらざるを
得ないのです。
ヒーリングは「神様といっしょ」でないと成功しないのだそうです。

本著ではさまざまな、体験ヒーリングが掲載されています。
「光の手」の著者であるバーバラ・アン・ブレナン博士は書斎にこもって
いた当時から13年後にヒーラーとなり、「お婆さん」から「バービー人形」
のように大変身したそうです。それは、2015年に池田氏がヒーリングは
アンチエイジングに繋がると発表したことを証明しているともいえます。
ヒーリングを受けた人は、10歳から20歳ぐらい若返ったように見えるそう
です。
チャクラが修復され宇宙エネルギーが入りやすくなると、体の細胞が生き
生きとしてくることでアンチエイジングになるのだそうです。

神々とヒーリングの関係はとっても興味深いものです。


(編集室 江尻みゆき)


2017年8月号おすすめ書籍(会報誌より)

      


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成功している人は、なぜ神社に行くのか?


本書は、びっくり現象インタビューでご登場いただいた八木龍平氏の
書かれた本です。2016年7月に出版され、なんと25万部のベスト
セラーであり、現在も売れ続けています。

本書は五章で構成され、
第一章:成功している人は知っていた、神社に仕組まれた秘密の力
第二章:知らなきゃもったいない神様とご縁が深まる祈り方のルール
第三章:世界を動かす見えない仕組み
第四章:神社式コミュニケーションで仕事も人間関係もうまくいく
第五章:人生を加速させる次元上昇を起こそう
とあります。

章ごとに面白い知識が満載で、科学者ならではの視点から、神社や
人とのご縁だけでなく、ビジネスについて、コミュニケーションに
ついて、チャクラについて、見えない世界など多岐にわたる内容が
書かれています。

本書を読んでなるほどと思ったことは、神社のご祭神となる神様は、
もともと大きな失敗や挫折をした神様で、他の人に自分と同じ思い
をしてほしくないから、ご祭神となったというお話でした。
戦に大敗した神が戦の神になったり、出産で亡くなってしまった神が
安産の神になったり、神様の挫折のエピソードを読み、とても納得が
いきました。

豊臣秀吉や徳川家康など、天下を取るような人は神社やお寺の復興に
力を入れ、神様も味方につけていたことや、政治家と神社の関係など、
国を治める人々が神々とどう付き合ってきたのかも書かれています。
本書の巻頭には、それらの神社をまとめた、全国の主要な「天下取り
神社」の地図が掲載されています。この地図を参考に日本全国神社の
旅をしてみるのも面白いかもしれません。

人との関係やビジネスについても学べる本です。
ぜひお読みください。


(編集室 兒玉裕子)


にんげんクラブセミナー、開催します!!

リュウ博士こと八木龍平先生「神社に参拝して、充実した人生を送ろう!」(10/26)
http://www.ningenclub.jp/blog01/archives/2017/07/1026.html

おまちしています!!!

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「健康茶」すごい!薬効 もうクスリもいらない 医者もいらない


本著は、1998年に(一般社団法人)農山漁村文化協会から出版された
『船瀬俊介の民間茶薬効事典』の完全復刻改訂版です。渾身の調査結果の
集大成でしたが、埋もれてしまった名著でした。

今回、著者が改訂版を出したのは、「いわゆる『健康書』をまとめたので
はありません。一種の『文明を問う』書として、発表する必要性を痛感し
たからです。だから、この一冊の中身は、ささやかとはいえ一種の文明論
なのです」と「あとがき」に書かれています。

著者はこれまで、講演会や執筆で、「医」「食」「住」すべてにわたり、
信じたくないような情報を熱く発信してきました。まさかそんなことが、
今まで信じてきたのは何だったのか。憤りすら感じる内容です。
でも、著者の言葉にはいつもご自身で集めた事実と、信念があります。

科学が進歩し急激に変化したのは、考えてみるとほんの数百年に過ぎま
せん。現代に生きていると、それが常識になってしまっていますが、
それ以前に私たち祖先が何千年もかけて伝え続けていたはずの文化が
あります。その中でも、一番身近で日常的なものが、世界中あらゆる
民族、部族にある「茶の文化」でしょう。

科学は、全体から部分へ、分けることによって進歩してきましたが、
ここに来て、部分から全体へ、分析から統合へ、文明の大転換期を
迎えているようです。

「人々の健康を守り、経済も潤う。自然に帰るとは、なにも時計の
針を逆回しにすることではありません。合理化、近代化の果てに
過疎にあえぐ地方の復権・復興のカギ。民間茶には大きなロマンが
含まれているのです」

日常に健康茶を取り入れる小さな一歩から、私たちの手で、
新世界の文明をつくっていきましょう。

(編集室 柴切純子)

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驚異のブレインストレッチ 仕事のできる人は必ず「瞑想」している!

本著は、元銀行員の本田ゆみさんの新刊です。本田さんは銀行を退職後、
カナダに留学して心理専門学校を卒業しましが、その後、31歳のとき、
スキルス型胃がんで、余命宣告をされました。が、奇跡的に回復され、
死に直面するという「究極のストレス」に打ち勝つことができたそう
です。

大学付属病院で自閉症児の療育に従事されているときに行かれた台湾で、
著名なチベット僧侶に出逢い、「あなたは瞑想を伝え広める使命がある」
と言われたことを転機に、尼寺で60日間の瞑想生活を送られたのです。

瞑想家として本格的に活動する中、脳神経外科医の篠浦先生との出会いが
また転機となり、スピリチュアルで終わらない、「脳医科学」に基づいた、
「数値」でもわかる、「仕事」に活かせる独自の瞑想法を、「ブレイン
ストレッチ」として体系化することができたそうです。

現代人の私たちには特にこの「ブレインストレッチ」は必要なのだそう
です。なぜならば、「今という時代は脳を使わないというより脳を使え
ない時代だから」との理由です。いろいろな情報ソースが飛び交う中、
情報過多になっている自分に気が付くことが多々ありますが、脳医科学
の観点からすると、情報過多の状態では、脳は活性化しないとのこと
です。

「脳スタイルテスト」により自分のタイプを知り、「ブレインストレッチ」
を習慣化させることによって脳を活性化することが可能になるそうです。
座って目を閉じ、深い呼吸をし、1日15分を2回だけでも良いそうです。

「ブレインストレッチ」をすることにより脳の血流が良くなり活性化され、
疲れが取れ、よく眠れるようになったり、判断力が早くなり、的確に物事
ができるようになったりするそうです。

不確実な時代を生き抜くために、本書を手に取り、「ブレインストレッチ」
で心身を整えませんか。
ぜひお読みください!


(編集室 江尻みゆき)

2017年7月号おすすめ書籍(会報誌より)

      

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人生の手引き書 壁を乗り越える思考法 (扶桑社新書)

本書は、4月17日に急逝された渡部昇一先生の著書であり、2005年
1月に海竜社より発刊された『渡部昇一の思考の方法』を加筆修正し、
大幅に改定されたものです。今年の4月30日に出版されたので、出来上
がった本を渡部先生が手にすることはなかったかもしれませんが、渡部
先生が生涯最後に加筆した著作となります。

碩学(せきがく)であった渡部先生は、英語学者でありながら、政治評論、
歴史、エッセイなどさまざまなジャンルの本を数百冊書かれ、舩井幸雄と
の共著も何冊か書かれました。

本書には、渡部先生が人生で壁を前に佇んだとき、どのように考え、どの
ような行動をしてきたか、具体的に書かれています。渡部先生が実際に
参考にした先人たちの知恵を具体的に紹介してあり、どなたにもわかりや
すく読めて、たくさんの大切な言葉が詰まった本だと思います。

本書の帯には、「挫けそうになったときに読む導きの書!」とあります。
失敗に挫けずに、前を向いて進んでいくことを、教えてくれていますの
で、読みながら何度も自分を省みました。

慎重な行動の裏には「できない理由探し」がいつも隠れている。
難問にぶつかったときの決断拒否は、過ちの中で最大のものである。
「わかったつもり」という思い込みこそ、成長を止める危険因子である。
等々、さまざまな言葉が印象に残り、もっと自分を律して成長せねばな
らないな、と思いました。

また、第六章の幸運を呼ぶ思考法では、運不運について堅実な意見が
多くあり、参考になりました。

時には厳しく、時には優しく諭してくれる本書は、挫けそうになった
ときにまた手に取りたい一冊だと思います。
ぜひ多くの方にお読みいただきたいです。
最後に、渡部昇一先生のご冥福を、心よりお祈りいたします。

(編集室 兒玉裕子)


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Dr.三浦直樹 新次元の「ガンの学校」


著者は医療法人花音会 みうらクリニックの院長。でも普通の医師とは
かなり違います。

政治経済に興味を持ち、フリーメイソンや陰謀論などを読み漁る高校時代。
2浪した後ろめたさから、母の希望で受けた医学部に合格してしまい、
ラグビーとアルバイトに明け暮れる大学時代。
小児科を選んで大学病院に就職するも、違和感ばかり覚え、父の死を
きっかけに退職。

その後、海外航路の船医などさまざまな経験をする中、西洋医学の現場
では自分のやりたい医療はできない、なんとか人を本当に健康にする
方法はないかと、仕事の合間にたくさんのことを学びます。

整体、ツボ療法、食事療法、ヒーリング、催眠療法、アロマテラピー。
なんと新婚旅行までが、ネイティブ・アメリカンのヒーラーが企画した、
ホピ族の居留地のヒーリングツアーでした。

これらのさまざまな経験や出会いから著者が学んできたこと、その
すべてが生かされていると、本著を読んでよくわかります。

病気になったとき、この治療をしたから良くなったとか、この薬が
効いたとか、そんなことはどうでもいいのです。とにかく元気になる
ために、なんでもやってみる。「良いとこ取りの総力戦」です。
手術が成功しても、患者さんが元気になれなかったら意味がないの
です。

著者の合言葉は、「目指せ失業」です。医者の役目は、すべての人が
本来持っている自然治癒力発動ボタンを探し、セルフケアを普及させ
ること。すると医者はいらなくなります。

肉体を卒業する瞬間に、生まれてきて良かった、ありがとうと言って
卒業できるように、「ガンの学校」があるのです。

一般的な医学書的教科書ではなく、著者らしい新次元の教科書になり
ました。お勧めです。


(編集室 柴切純子)


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宇宙を味方につける リッチマネーの秘密


にんげんクラブではお馴染みの画家であり、教育家でもあるはせくら
みゆきさんの新著です。

はせくらさんは、ジャンルに囚われない幅広い活動からミラクルアー
ティストとも呼ばれています。叙情豊かな絵画では日本から世界に
活動の場を広げて活躍されています。

お金を使うということはとても素晴らしい行為なのだそうです。

本書は、お金の儲け方を示したHow  To本ではありません。すぐに
効果はあらわれないかもしれませんが、お金に対する罪悪感がなくなり、
「お金も自分も大好きになった」という多くの反響があり、皆次々に
お金に不自由しない暮らしを手に入れ始めているそうです。

借金・税金・公共料金の支払いも納得できるようになります。借金・
負債をかかえたステージでは通常より大きなアップグレードが用意
されています。それは地球学校に入学し、通常の進級ではなく、飛び
級したいという勇気ある人々には合否を分ける尊いチャレンジとなり
ます。

「私は、今、幸せですワーク」や「才能をお金に換えるレッスン」、
「エクササイズスケール」等、新しいステージへのエッセンスが
込められています。
すべてはめぐり、戻ってくることを知っていることで、安心して
お金と向かい合い、心をも整えることができるようになります。
私たちの命が喜ぶ方向に進むことが天の望みであり、さまざまな
障壁があるとしても、お金のあるなしで人の人生は決まりません。
やりたいかどうかで人生に臨めるように意図し、どうせやるべき
ことならば、思いきってそのことを好きになれる自分になるまで
自分磨きをすれば、苦手意識も消え、更に好きなものが増えていく
そうです。

細胞レベルから緩んで、脳内も身体も一番いい状態で、
最高の現実を創ってください。
努力よりワクワクを選ぶ成功法則が満載です。
是非、ご一読ください!


(編集室 江尻みゆき)

2017年6月号おすすめ書籍(会報誌より)

      


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考え方~人生・仕事の結果が変わる


本書は、京セラ、第二電電(現・KDDI)の創業者であり、日本航空の
経営破綻をわずか二年でスピード再生させた稲盛和夫氏の書き下ろし
新著です。

大きな志を持つこと、常に前向きであること、努力を惜しまないこと、
誠実であること、創意を凝らすこと、挫折にへこたれないこと、心が
純粋であること、謙虚であること、世のため人のために行動すること、
これら9つの項目についてまとめられています。とてもわかりやすく
丁寧にまとめられているため、稲盛氏の著書を一度も読んだことがな
い方でも、深く心に響く内容だと思います。冒頭には、一度きりの人
生を、真に実り豊かで輝かしいものにするために、と書かれており、
稲盛氏の本書に込められた思いが伺えます。

困難な状況に置かれたとき、自らを正しい方向へと導く「考え方」を
持つことで、逆境に打ち勝つことができます。真面目に努力を惜しま
ずに働くことや、いつも自らに正直に生きることは、頭ではわかって
いても、継続し続けることはなかなか難しいものです。難しいとわかっ
た上で、ではいかに努力をし続けるのか、本書はその具体的な考え方を
教えてくれます。

また、困難なときだけでなく、輝かしい成功さえも試練であり、その
ときにどのように生きるかがとても大切だと稲盛氏は言います。
地位や名声を獲得し、物質的に豊かになったときに謙虚に道を誤ら
ずに生きていけるかを、神様は試しておられるのではないか。その
ように自分を省みることのできる強さを、持ち続けていたいものです。

一日一日を無駄に過ごすことなく、向上心を持ちながら、常に全力疾走
で経営を続けてきた稲盛氏の言葉の数々は、とても説得力がありました。
経営者だけでなく、すべての方々にお読みいただきたい本だと思います。

(編集室 兒玉裕子)


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「ありがとう」100万回の奇跡


本著は『遺伝子スイッチ・オンの奇跡』の続編です。
著者は、がんで「余命1カ月」と宣告されます。死ぬ覚悟をしていた
その病床に『生命の暗号』(村上和雄著)という1冊の本が届きます。
「人間の遺伝子のうち、実際に働いているのは全体のわずか5パーセ
ント程度で、その他の部分はまだよくわかっていない」これを読んで、
それなら眠っている残りの95パーセントの遺伝子が目を覚ましたら、
私だって少しは良くなるに違いない。すべての細胞に「これまで支え
てくれてありがとう」とお礼を言い続けます。

10カ月後、10万回唱えて、がんはすっかり消えていたのです。著者の
閃きと行動力は、やはりすごいです。

それ以来著者は「遺伝子が喜ぶ生き方」を選び、人にもモノにも何ごと
にも「ありがとう」と感謝し、遺伝子のスイッチをオンにしていきます。
「ありがとう」が100万回を超えた頃、不思議なことが続出しました。
妊婦さんのおなかの赤ちゃんが話しかけてきたり、見ず知らずの人から
「久しぶり、元気だった?」と声を掛けられたり。

村上和夫先生は、著者の素晴らしい進化に「深く敬意を表さざるを得ま
せん」とコメントしています。人々の現実の悩みや苦しみに寄り添いな
がら、その根源に想いを馳せ、苦しみを少しでも減らそうとしている。
「同志」と言ってくださった村上先生との初めての講演会が、熊本の大
震災と重なってしまうのですが、仲間が著者を東京に送り出し、心配で
たまらない著者も、講演に魂を込める決意をする、その信頼関係に感動
しました。

「ありがとう」を言えば言うほど心は穏やかになり、生きること自体が
祈りであり、幸せであることを実感する。本著には著者の喜びがあふれ
ています。愛と希望を受け取ってください。

(編集室 柴切純子)

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二代目になると、自分で決めて生まれてきました

本著は、折箱業界ではトップシェアと言われている、株式会社「ヤサカ」
の代表取締役である小澤勝也氏の著書です。

小澤氏は物心ついた頃から、父親が創業者である会社を継ぐものだと思っ
ていたそうです。父親は時間やお金にも独自のルールを持ち、厳しい人
だったそうです。父親が高校や大学は必要ないと言うので、自ら住み込
みで働く新聞配達の奨学金制度で学費を払いました。とにかく威圧的な
オーラがすごかったそうです。

いったん他社に就職をしたものの26歳で父親に呼び戻され、株式会社
「ヤサカ」の専務となりましたが、若さとプレッシャーから、そして、
なめられたりしないようにとの振る舞いをしました。

故に社内の雰囲気もピリピリとしていたら、伸びていた業績が、世の中
の景気が衰退するにつれ下降線をたどるようになり、ついに経営が傾い
てしまいました。

何をやっても空振りだったのが、ある日、経営者人生初めて、弱い部分
をさらけだし、社員のみんなに助けを求めたそうです。その日を境に売
り上げは下げ止まりました。そして、それが、「戦う経営」から「愛の
経営」へと大きく舵が切り替わったターニングポイントだったと冒頭
で述べられています。

役職で呼んでいた肩書をはずして、社員・パートの区別なく「さん」
づけにしたり、営業会議をなくしたりとユニークな会社経営をされて
います。

愛をベースとした経営を実践するために、会社の存在意識を「拡大」
から「継続」へと大きく転換し、売り上げの上下に一喜一憂しなくて
もいい経営をする挑戦を決断します。
まずは人ありきがベースになっているとのこと。人がやることに白黒
つければつけるほど、苦しくなる。人間関係も、商売も選択肢が多け
れば多いほどいいと言っています。

「愛の経営」は会社でも家庭でも役に立ちます。ぜひ、ご一読ください!

(編集室 江尻みゆき)


2017年5月号おすすめ書籍(会報誌より)

   

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青い衣の女 ― バイロケーションの謎


本書は、スペイン人作家であるハビエル・シエラ氏によって1998年
に書かれた世界的ベストセラー小説です。日本ではあまり知られていま
せんでしたが、世界20カ国で翻訳され読まれ続けている本です。

17 世紀にスペインに実在したと言われるマリア・ヘスス・デ・アグレダ
修道女は、23歳のときから神秘体験が始まり、他の修道女たちの目の前
で、空中浮遊や、一つの場所にいながら別の場所に体を具現化するバイ
ロケーションをはじめとする超常現象が起こりました。

当時アメリカ大陸では、先住民たちへの強引で暴力的なキリスト教化が
行われており、先住民たちにとっても、派遣された宣教師たちにとって
も、危険で困難な時代でしたが、そんな中驚くほどスムーズにキリスト
教化が行われた地域がありました。その地域では、宣教師たちがやって
来る前に、青い衣を着た女性が空間に現れ、キリスト教に改宗するよう
に現地の人たちに助言していたというのです。

青い衣の女とは、聖母マリアが到来したのか、それとも先住民たちの信
仰する神々なのかとさまざまな憶測を呼び、調査がなされた結果、スペ
インから一歩も出たことのないマリア・ヘスス・デ・アグレダ修道女が、
バイロケーションで先住民たちへ福音を説いていたことがわかりました。

それらの事柄を題材とした本書は、フィクションでありながらも、隠さ
れた歴史的な出来事が書かれていて勉強になりました。国や時代、登場
人物たちの物語の場面が変わっていって、読み始めた頃は少し難しかっ
たのですが、最後にだんだんそれがパズルのように繋がっていくのは、
とても面白かったです。

また、本書を読むことで、キリスト教についての理解が深まったように
感じました。ぜひお読みください。

(編集室 兒玉裕子)

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からだ超覚醒: からだの声を正しく聴けば、すべてがうまくまわり出す


「天城流湯治法の創設者」これが現在の著者の肩書ですが、ここに
行きつくまでの人生は、まさに「濁流に流された人生」。今までた
くさんの本で、たくさんの人生を覗いてきましたが、これほど波乱
万丈、ふり幅の大きい人生はないのではないかと思いました。

もともと体が弱く、いじめの対象だった少年が、ふとしたきっかけ
で自衛隊に入隊します。そこでいじめよりも厳しい訓練のおかげで
健康でたくましい体を手に入れますが、3年の任期満了で除隊。

実家に戻り定職にも就かずにいたら母親に泣きつかれ、たまたま目
にした記事で製菓学校に通い、パティシエになります。著者のフラ
ンス菓子は大人気、自分のお店を持ちますが、仕事は家族に任せて、
ハングライダーやスキューバダイビングなど、自然を相手に真剣に
遊びます。大けがをし、もともと体が弱かった著者は、自分の体の
不調と向き合い、自分で体を調節する術を身に付けます。

次々に出会いを引き寄せ、世界中のシャーマンに気に入られ、多く
の人に必要とされ、なんでこんなことになるのだろうと思っている
うちに、60歳を超えた今、本来の役割である、自分で自分の体を
ケアする手法を伝えていらっしゃいます。

本著には、出会うべくして出会った多くの方たちのメッセージも
載っています。とにかく、この「濁流に流された人生」をたどるだ
けでも読み応えがあります。

実際にお会いしてみたい、そんな思いにお応えして、にんげんクラ
ブで本著の出版記念セミナーを開催することになりました。本著に
登場する重要人物の滝村桂子さんと、岩本直己さんとのコラボです。
このセミナーもとても楽しみです。ぜひ本著を読み、実際の杉本
練堂さんに会いにいらしてください。

(編集室 柴切純子)

2017年4月号おすすめ書籍(会報誌より)

      

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挑戦のススメ


本書は、和紙作家の堀木エリ子さんの著書です。堀木さんは、高校卒業
後に銀行に四年間勤めた後、偶然の出会いから和紙製品の制作から販売
までを行う小さな会社に経理として転職することになります。

二十代前半で伝統産業である和紙に出会い、千五百年もの間受け継がれ
てきた和紙職人の方々の技と営みに、堀木さんは感動を通り越して衝撃
を受けました。

その後、和紙の伝統を守るべく、仕事を引き継ぐことになります。機械
化に廃れ行く手漉き和紙の伝統を守り、誰もやらないならば、自分がやる
しかない! と情熱を燃やす堀木さんの姿は、とても美しく、かっこいい
と思いました。

本書の堀木さんの言葉は、日々情熱を持って和紙作品の制作をされてい
らっしゃるのが肌に伝わってくるように、熱く、強く、潔いです。

冒頭の「はじめに」では、好きな仕事が見つからないからと転々と職を
替えてしまう人が多い中で、「好きを仕事」にするよりも「仕事を好き」
になればよい。そして、仕事を好きになるためには、自分が挑戦すべき
ことを見つけてとにかくやってみることが大事だと3ページの短い文章
で書かれています。この冒頭で、グっと心を動かされる方はきっと多い
のではないかと思います。

堀木さんは、もともとデザイナーでも、経営者でも、職人でもなかった
けれど、やる人がいないならば自分がやるしかない、と様々なことに実践
でチャレンジしていきます。転んでも絶対にただでは起きない。諦めなけ
れば失敗ではない、と伝統と革新を追求し、情熱を持ち続ける堀木さんの
仕事への取り組み方が、余すところなくこの一冊には書かれています。
ぜひお読みいただきたいと思います。

なお、堀木エリ子さんへのインタビュー記事が、にんげんクラブ会報誌の
6月号に掲載予定です。こちらもぜひ楽しみにお待ちくださいませ。


(編集室 兒玉裕子)


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ほっこりファミリー対談 ミラクル☆ヒーリング2 宇宙的しがらみの外し方


本著は、ニューヨーク在住36年、マスターヒーリングミニスター、
自然療法医師である小林健氏の対談、第2回となります。
1回目の対談のお相手は、船瀬俊介氏。カバーの絵を描いていたのが、
さくらももこさんでした。

『国民的漫画家さくらももこさんのお腹を笑いでよじらせた最強の
コンビが《世の中の超タブー》をユーモアに包んで量子的宇宙空間
にさっと流してくれる! 爽快で目からウロコの知見満載の本!』

1回目の対談はこんなふうに紹介されていて、ぜひ読んでみたいと
思いました。
吉本ばななさんは、さくらももこさんからこの対談の話を聞き、
第2回目の対談に突如参戦したのではないかと、想像してしまい
ました。もちろん、今回のカバーの絵もさくらももこさん。
今回も、爽快な笑いでいっぱいだったことでしょう。読んでいても、
その様子が目に浮かぶようでした。

笑いの中にも、この世の中をより良くしていこうという、二人の
著者の強い覚悟を感じました。お二人とも海外の暮らしが長いので、
日本人の特徴を外からしっかり観察し指摘されていて、自分を見つめ
直すためのするどい指摘がいっぱいありました。

そして、小林健さんの話の中に、度々、『舩井先生』という名前が
出てくるのです。
「無名の自分が先生のおかげで『舩井フォーラム』まで動かした」とか、
「500人なんてたいしたことない、雪の日に7000人集めたと言われた」
とか、普通に会話しているように話の中に度々登場してきます。
私はなんだか、ドキドキしてしまって、違う意味でも、とても刺激を
受けた本でした。

楽しくて時間を忘れて読んでしまう、そして、その後に自分と真剣に
向き合い、生き方を考えさせてくれる、そんな一冊です。
お勧めです。

(編集室 柴切純子)


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原因と結果の法則を超えて 最強の未来の波に乗る!


本著は、画家、作家、教育や科学まで、幅広くジャンルにとらわれない
活動から、ミラクルアーティストと呼ばれている、にんげんクラブでは
お馴染みのはせくらみゆきさんの大ヒット作である『カルマからの卒業』
(2013年刊行)から3年の時を経ての新装版です。

2013年当時はまだ、「スピリチュアル」とは何か特別なもので、ともす
れば怪しく、とっつきにくいものだと考えられていました。
もちろん今でもその傾向はありますが、時代の急速な流れとともに、
変わりつつあります。

最先端の科学、特に量子力学の進化により、精神と科学の間がちぢまり、
単なる「スピリチュアル」と軽視できなくなってきているそうです。

アニメや映画の世界では、パラレルワールドや異次元世界の住人、
時空変容などの要素が頻繁に出てきていることにより、子供たちは
そうした概念を自然に受け入れ、脳内データにインプットしている
現実があるとのことです。
今まで「怪しい」という代名詞だった「癒し」という言葉も、今や
どこでも使われるように、「スピリチュアル」という認識がここ数年
で驚くほど変化しているのですが、ちまたでは現実逃避を助長する
ものであったり、お金儲けの道具として人の心に入り込むようなもの
だったりと、辟易する思いだったそうです。

この本では心の「さわやかな状態」を作り出すための、顕在意識と
潜在意識のクリーニングの方法が書かれています。より自由で豊かな
人生の可能性にアクセスしてほしいと願って書かれたそうです。

三年前の著作ですが、今の時代に必要なキーワードがいくつも出てきて
いるそうです。私たちはこれを学ぶ段階から、知り、生きる段階へと
シフトしたのではないかとはせくらさんは言っています。
潜在意識をクリーニングしてあなたの波動を上げるためにも、
ぜひご一読ください。

(編集室 江尻みゆき)


2017年3月号おすすめ書籍(会報誌より)

      


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この次元に閉じ込められたすべての者たちへ 時間と空間を突破する叡智を授ける


本書は、2015年1月24日~25日にゲリー・ボーネルジャパン
(現在は㈱ノウイング)で開催された「Kan.&Gary リチュアル・
ワークショップ 儀式の復活~時間と空間の壁を突破する~」を
書籍化したものです。
個人的にはこのワークショップに参加したかったため申し込んだ
のですが、参加希望者が多く抽選で外れて参加がかなわなかった
ので、本書でワークの内容を知ることができてとても嬉しかった
です。時間と空間を突破することのできるお二人のお話を、ワク
ワクしながら読みました。

時間と空間という概念は、いろいろな捉え方があります。過去・
現在・未来と一本の線で繋がっていると捉えるか、それらは連続
していないと捉えるか、「いま」しかないと捉えるか。時間は
スパイラルに進んでいると言う方もいらっしゃいます。

本書は、時間と空間の決まりきった固定観念に風穴を開けてくれる
本だと思います。今までの時間、空間の捉え方に、別のヒントを
与えてくれるのです。
ヒントを与えてはくれるけれども、それは掴みどころがなくて、
結局それは実際に自分で感じるしかないことも本書は教えてくれます。

本書には秘儀のワークも口伝伝承として記載されています。
当たり前のことですが、やはりワークショップに参加してその場に
いないと、読んでもよくわからない部分もあります。
ワークショップにはワークショップの良さがあり、書籍は書籍の
良さがありますからそれはそれで良いと思います。
言葉には限界があるし、わからない部分はあまり深追いせず、
自分にはこれは縁がなかったと思って個人的にはざっと読むに
留めています。
もちろん本書の内容に縁を感じる読者の方は、ワークを深めていく
ことも十分にできると思います。
時間と空間の謎に興味のある方は、ぜひお読みいただきたいと
思います。

(編集室 兒玉裕子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


幸せが見つかる聖なる言霊 神々の住まう場所から届いた33のメッセージ


日本全国の聖地で撮られた美しい写真。そこに添えられている、
心に響く言葉たち。思わず吸い込まれてしまいそうなページが
続きます。

どこから、どう読んでいこうかなと思っていたら、「この本の
使い方」が説明されていました。
「本著は、次元を超えた場所からのインスピレーションを受け取る
ツールとしてお使いいただけます。心の中の質問に、神々を宿す
存在たちが、素晴らしいヒントを与えてくれるでしょう。
日々の生活を送っていく上でぜひ役立ててください。」

そのとき、まさに、どうしたらいいか神さまに教えてもらえたら......
と思っていたことがあり、さっそく本著を両手にはさみ、ゆっくり
深呼吸をしてメッセージを伝え、ドキドキしながらページを開きました。

目に飛び込んできたのは、黄金に光り輝く寒川神社の三つ巴のご神紋
でした。
「神聖なる三位一体。3つのエネルギーが統合されて流れ始めます。」

なんということでしょう。そのときの私の滞っていた心に、本当に
力強い美しい光がパーッと差し込んできたようでした。

さらに具体的にどんな行動をしたらいいのか、また神様の声を聴きた
くなって、もう一度ページを開きました。
出雲大社のあの大きなしめなわ。
「出会うべき人とのご縁を引き寄せるお手伝いをしてくれます。」
 
自分の在り方を尋ねてページを開くと、抜けるような青空。
「おおらかであれ。この空のように広く優しく」

3つの神様の声は、そのときの私を幸せで満たしてくれました。
巻末には写真が撮影された場所の説明もあるので、実際に行って
みようと本気で考えています。
神様はいつもそばにいて、私たち一人ひとりを応援してくれている。
それを優しく実感できる本です。おすすめです。

(編集室 柴切純子)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


爬虫類脳の奥底に眠っていた 《龍神脳》の遺伝子がついにSwitch On! 日本の龍人たちよ、一厘の仕組みに目覚めよ!


著者である櫻井喜美夫氏は、京都発明工房代表であり、霊能師、
シリウスチャネラー、そして発明家でもあります。
出口王仁三郎聖師様の霊統を引き継いだ霊能師として、全国各地に
おいて成仏や場を清める儀式を始め、30代からは大本裏神業の追体験
を始め、現在もそれらをたばねる神業を続けられているそうです。

聖師様は龍の化身としての玉石(霊石)を世界と日本各地から集め、
蘇らせるためにご神体石としていたとのことです。
玉石は国の型、シンボルと解釈し、龍と玉石はセットで、宇宙万物の
発生の原理をシンボル化したものでもあるそうです。
霊的エネルギーを集め、ゼロ磁場を誘導する形が宝珠であり玉で、
特殊な玉が龍体と共振することで宇宙に蔓延している霊的エネルギーが
集められ力が増幅・拡大されるのだそうです。

櫻井氏は聖師様が龍と霊石を珍重した宇宙観とは、聖師様はオリオン系
で開祖なおはシリウス系であるが故に、オリオンには龍が存在せず、
シリウスに龍がいたことからシリウスとタッグを組み、地球の龍神を
動かそうとしたのだと結論づけています。
内なる龍が目覚めることにより、人材やお金はおのずと集まるよう
になり、ミロクの世創世プロジェクトに向けて龍族のネットワーク
が広がっていくそうです。
調和的な意識が響き合うととてもパワフルな量子波が発生するそう
です。
多様性を認める、受け入れるより大きな心「すべては繋がりあって
いる」という一元的な意識を持つことが人類に課せられた今の時代の
テーマであり、一人一人の心の中に落とし込んでいくことで人類の
戦いの歴史、オリオンとシリウスの戦争のトラウマを解消することに
繋がるのだそうです。

日本の龍人、龍族にお読みいただきたい一冊です。
ぜひお読みください!

(編集室 江尻みゆき)


2017年2月号おすすめ書籍(会報誌より)

      

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身体と脳の取り戻し方: 日月神示と脳科学が解き明かす 日本人の覚醒が世界を変えるこれだけの理由


本書は、脳外科医の篠浦伸禎先生と、神道研究家である中矢伸一先生の
対談本です。篠浦先生は、覚醒下における脳の手術では世界トップクラ
スの実績をお持ちの医師であり、日月神示の中矢先生と異色の超プロ同
士でどのような対談になるのだろうと楽しみに読みました。

篠浦先生は医師でありながら、西洋医学一辺倒の現在の日本の医療を批
判され、玄米菜食での食事療法や東洋医学を推奨されています。中矢先
生も、日月神示に書かれた内容から、肉類を食べない食生活を24年実践
されています。「食」を正すと人生が変わることが、医学と実践の立場
から多くの例を挙げて語られていて、非常に参考になりました。

また、お二人の話題は歴史にも深く迫ります。脳の使い方や環境などに
よって、脳は四つのタイプに分けられ、それは世界の国々の国民性もお
おまかに分けることができるそうです。

日本人は、不器用だけどお人よしで義理人情に厚い右脳二次元タイプだ
そうで、なるほどと思いました。またそれは同じ日本人でも、個人に
よって特性は分かれ、歴史上活躍した偉人たちはどのような脳タイプで
あったのかなど、とても興味深い内容でした。

脳タイプの特性から、世界から紛争をなくすのは、日本人の役割だと
篠浦先生はおっしゃいます。日本人は、日本人らしさを発揮することで、
世界にも認められ、平和に導くことができるのです。
そのために、我々日本人が取り戻すべきものは、「日本精神」です。
本書では、どうすればその「日本精神」を取り戻すことができるのか
を、超プロであるお二人が様々な具体例を挙げて提案くださっています。

日本人として今後どのように生成発展しながら生きていけば良いか、
おおいにヒントになる本です。
ぜひ多くの方にお読みいただきたいです。

(編集室 兒玉裕子)

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NEW HEALING WAVE 日本人を元気・健康に蘇らせるための『神様からの贈り物コレクション』


世の中には、まだまだ知らない、すごい人、すごい物がたくさんあるの
だということに、本著を読んでびっくりしてしまいました。

著者は小さいころから「何のために生きているのか」を模索していまし
た。アメリカに行くのが夢で、好きな英語を頼りに、スーツケースひと
つでアメリカに渡ります。単身ならまだしも、三浪で膵臓病の弟を一緒
に連れていきます。

日本では自分の才能を活かす機会を逃し、治療法もわからない病気に
なってしまった弟が、アメリカで生きるためサバイバルのような毎日
を送っているうちに、あっという間に病気が治ってしまいます。
女手一つで弟をアメリカの大学に通わせるのですが、次々と出会う
奇跡のような機会を、何ひとつ逃すことなく行動し実現し、病弱だった
著者自身も、どんどん元気になっていきます。

なぜ病気になるのか、どうしたら元気になるのか、その答えが具体的に
次々に著者の元に集まってきます。その出会いがどれもこれもドラマの
ような奇跡の積み重ね。
それもそのはず、導いてくれるのは「あちら」の存在なのだそうです。
サイキックな能力の持ち主が通訳となり、「あちら」と商品開発会議を
することもあるとか。

理学博士の川田薫先生も、「空海からのメッセージで、新しい技術が
どんどん実現している。心をクリーニングすれば、誰でもそのメッセー
ジを受け取れる」とお話されていたのを思い出しました。

著者が次々に「あちら」からのメッセージを受け取れるのは、いつも
純粋に「人のためになりたい」と考えているからでしょう。
心・体・魂を健全にするために「神様からの贈り物」すべてを駆使する。
それが本当の人助けだと著者は言います。
これでそろったと思っても、今もまた新しい想像を超える面白いものが
与えられているのだそうです。

(編集室 柴切純子)


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日本人が本当は知らないお金の話 (Knock‐the‐knowing)


著者の三橋貴明氏は東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部を卒業
後、外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業
診断士として独立、現在株式会社経世論研究所の所長です。

三橋氏のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の1日のアクセスユーザー
数は12万人を超え、推定ユーザー数は36万人に達しているそうです。
人気ブログランキング「総合部門」・「政治部門」ともに1位で、単行本
執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、各種メディアへの出演、全国各地で
の講演などに活躍されています。

そもそも、お金って何でしょうか? 今まで、かなり多くの人が、お金の
持っている本来の意味をあまり深く考えずに日常では使っているのでは
ないでしょうか。
わかっているようで実は知らないお金の真実を三橋氏が本書で解き明か
してくれます。

硬貨が発明されたのは古代ギリシャで、紀元前610年ごろのアナトリア
(現トルコ)で「エレクトラム」硬貨といいます。(そういえば高校時
代教科書に載っていましたよね)古代リディア王国が「お金の祖」かと
思えばそうではなくメソポタミア文明ではクレイ・トークンと呼ばれる
ものが見つかっているのですが、それはお金の単位ではなく、楔形文字
で粘土板に「債務の記録」=「借用書」が書かれていたのだそうです。
この「債務と債権の記録」こそが、お金の正体だと三橋氏は言っています。

日本銀行と銀行と私たち消費者とのお金の関係などがわかりやすく解説
されています。

わが国がデフレーションという国民総貧困化から逃れるためには、国民が
お金について改めて知る必要があるそうです。
日本人のすべてが必読の「お金とは何か」のための必須の知識を教えて
くれます! ぜひご一読ください。

(編集室 江尻みゆき)

2017年1月号おすすめ書籍(会報誌より)

   あさひ村.jpg

   


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ほんとうの自分が輝きだす 奇跡の銀河観音

本著には「奇跡の銀河観音画」が42枚収録されています。ページを
めくるたびに、著者の愛が伝わってきます。「あなたの銀河観音を
見つけてください」というメッセージの通り、一人ひとりの観音様
との出会いに、優しいときめきで心がいっぱいになります。

著者は、子ども時代は書道に熱中し、青春時代に油絵に目覚め、39
歳で一人暮らしを始めたのが転機になり、40代で佛教大学に編入し、
結果的に僧侶になってしまいました。1999年に観音画を描き始
めますが、初めて観音を描いた瞬間、それまでのすべては観音を描
くためにあったことに気づかれ、胸が熱くなり、同時に、初めて自
分で自分に出会えた瞬間でもあったそうです。

出会った人の心をつかんで離さない銀河観音は、クチコミで広がり、
2000年より横浜・京都・鎌倉・銀座など各地で「銀河観音」
巡回展を開催。ベルギー・中国の国際展やサンフランシスコでの個
展でもスピリチュアルアーティストとして絶賛されています。

アトリエであり、ギャラリーであり、庵でもある「Sachi庵」
には、長い間の胸の痛みや、封じ込めていたものから解放され、
メッセージを受け取れるからと、遠方からも多くの方が訪れます。

そして、たくさんある絵の中から、ご自分のための見守り観音を見
いだし、ゆっくりお茶を飲み、お話しながら、何となく元気にうれ
しくなるのだそうです。

本著は、にんげんクラブのセミナーを企画し、たくさんのすてきな
出会いをつないでくださっている新谷直恵さんが編集しています。
新谷さんに、またひとつ、愛にあふれた、素晴らしい出会いをいた
だきました。ぜひ、あなたのおそばに置いてほしい一冊です。
今のあなたの「銀河観音」と、出会えますように。

(編集室 柴切純子)


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あさひ村.jpg


本書は、東北地方にある農村「あさひ村」を舞台に生まれた、小学校
四年生の鉄平と、その家族のお話の絵本です。優しく勇気ある鉄平の、
清らかな心に共感したり、孫を見守る祖父大五郎の一言に、教えられ
たり。絵本なので文章は短いけれど、短い中にたくさんの思いが詰
まっています。

第一話は、鉄平とかかしのお話です。近所の子供に石をぶつけられた
かかしを巡って、心優しい鉄平と家族のやりとりが描かれています。
第二話は、鉄平の弟勝平がまだ雪の残る寒い季節に川に落ちたときに、
とっさに行動した鉄平たちの出来事が描かれます。
どちらも日常の中に起こった一つの事件をきっかけとして、子供たち
が大人になるための心の成長を描いています。

子供が成長していくには、子供だけでは大人になれず、大人の存在が
あってはじめてより人間らしく成長できます。また逆に、大人は子供
の存在によって、純粋な思いや大事なことを教わり、さらに成長でき
るものです。そんなことに深く気づかせてくれた本でした。

多くの大人は、絵本を手に取ることはあまりないかもしれません。
たまに手に取り読み進めると、挿絵と暖かな文章にほっこり心が温
まる気持ちになります。本書を初めに読んだとき、恥ずかしながら、
「短いな」とだけ思いました。読むには読んだけれど、読めていなか
ったのです。
普段から長文の活字を読むことに慣れて、文字を頭で処理するクセが
ついていたので、ただ文字とストーリーを頭でなぞっただけの読み方
しかできませんでした。

二度目、三度目、と読むに従ってだんだんと感情移入してきて、鉄平
の行動に驚いたり、勇気をもらったりしました。祖父の大五郎の言葉
にも、最初に読んだときよりも深みを感じ、じわじわと染み渡るよう
に、物語に惹きこまれました。

そのように読むうちに、自分は大人になって、子供の頃の絵本の読み
方をすっかり忘れていたのだなと気づきました。

最後のページには、小さな文字でより詳しく長い物語の描写が書かれて
います。家族それぞれのセリフや状況が細かくわかるので、こちらは
大人の方向けのようです。
こちらの文章をじっくり読んでから、家族それぞれの思いを感じると、
よりいっそう絵本の良さが引き立ちます。

絵本の素晴らしさは、文章の構成もさることながら、挿絵にも大きな
魅力があります。本書の挿絵は、とてもエネルギッシュで暖かくて、
どこか懐かしい気持ちになる絵です。

ぜひ手にとって、お子さんと一緒に何度も読み返していただきたい
作品だと思いました。

(編集室 兒玉裕子)


<お問い合わせ>
 にんげんクラブ 03-3239-8271 toiawase@ningenclub.com


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天皇とユダヤとキリストそしてプレアデス・メシアメジャー これが黄金の《地球ラスト文明》のコアとなる



プレアデス・メシアメジャーとエドガー・ケイシーの未来リーディング 黄金の《地球ラスト文明》が日本より浮上する!


ある日突然、プレアデス星のメシアメジャーのメッセージを受け取る
ようになり、それを伝えている村中愛氏と「世界14万4000人の平和
の祈り」を各地に発信しているにんげんクラブのそして、アースキー
パークリスタル協会会長である小川雅弘、赤塚高仁氏、白鳥哲氏との
鼎談を通して構成されている2冊の本をご紹介します。

本著では、小川雅弘の「14万4000人の平和の祈り」への熱い思いが
込められています。小川雅弘は14万4000人の光の仲間たちを集めて
祈りの祭典をし、地球の意識を大変革することが一つの使命だと語っ
ています。その仲間たちと一緒にエデンの園のような理想郷づくりも
実現させたいと思っているそうです。
そして、実際に全国47都道府県「平和の祈り講演会」を100回以上開
催し、全国の神社、一ノ宮も100カ所回っています。
 
村中氏は、白鳥氏と小川雅弘と村中氏で一冊、赤塚氏と小川雅弘と
村中氏で一冊の紅白で本を出し、日本の使命、日本から発信する
「祈り」の尊さ、日本の心を伝えるようにとのメシアメジャーから
のメッセージを受け取ったそうです。
それを聞いた小川雅弘は「赤白、紅白でおめでたい」と言って大喜び
をしたそうです。

赤塚氏は、日本の宇宙開発・ロケットの父として世界に名高い、故
糸川英夫氏の一番の思想継承者であり、イスラエルとの交流に人生を
捧げた糸川氏の意志を継ぎ「日本テクニオン協会」会長を務め、ユダ
ヤ人の格言や、荒野に挑むユダヤ民族との交流を通して、祖国日本を
洞察し、ヤマト人の歴史を取り戻す、「やまとこころのキャンドルサー
ビス」の講演会を全国で行っています。

赤塚氏は「まずは目を覚まそう」と言っています。自分たちがここに
来たこと、自分の周りの人々の歴史と同じように、自分の国がいつ
できたかというところに国民が立ち返らなくてはいけない、日本はもう
それしかないとのことです。
そのためにも教育勅語は「やまとごころ」を取り戻す特効薬となり、
しかも根治療法であり、再発防止ができる最良のものとなると言って
います。
そして、教育勅語を発布してくれた明治天皇の思いと125代連続して
現れる天皇=キリストがどれだけすごいのかということを世界に知ら
しめたいとも言っています。

一方、映画監督である白鳥氏は、常に時代の先にあるテーマを追求し、
先見の明には定評があります。「地球蘇生プロジェクト」の中心人物
でもあります。自給自足の循環型自然農、フリーエネルギーの自給自
足、与える経済、魂の教育などを、人類が地球で存続していくための
ビジョンを打ち出しています。
白鳥氏はエドガー・ケイシーのリーディングよると、臨界質量の原理
からすると、人類全体の集合意識が変わる臨界点が14万4000人との
ことです。

新しい千年紀を迎えるためには私たち人類の自己浄化が必要とされて
いるそうです。浄化することにより、波動を上げた人々のコミュニ
ティーが生まれるとそこが一つの中心になり、そこから生まれた集合
意識がリードしていくのだそうです。そしてそれはもうすでに日本人
のコミュニティーで始まっており、それが鍵となるそうです。

人類が次の進化のステージに向かうためにヤマトの民の出番だと白鳥
氏は言っています。
1つの魂が2つの本に別れることにより、それぞれの課せられた使命
を全うすべく編集され進化を遂げています。
4人で2つの本の魂を1つにつなげることで高次元に進化した運命の
1冊となるツインソウルの本を作り上げたのです。

どちらを先にお読みになるかは皆様次第です。この本に出逢った皆様
が光の仲間になることでしょう! 


(編集室 江尻みゆき)

2016年12月号おすすめ書籍(会報誌より)

      


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この素晴らしき「気」の世界


本書は、気功家の清水義久さんのセミナーで語られたことを、編集者の
山崎佐弓さんが編集したものです。本書はびっくり現象のオンパレード
と言っていいほどに、不思議で楽しいお話がたくさん集められています。

今から二十数年前に、群馬県で舩井幸雄を慕う人々が集まり「近未来
研究会」というグループが出来ました。まだ二十代だった清水さんは
その運営に携わられ、多くの先生方との出会いがありました。

清水さんは、中国気功、レイキ、古神道を学び、実践と知識から「気」
を30年追究され、さらに真言密教や陰陽道、仙道、道教、九星気学、
断易、周易、ユダヤ秘教、西洋占星術、タロット、宿曜占星術、バッチ・
レメディなど、その他にも様々な分野に精通され、独自のセミナーを
開催されています。

長年の「気」の修練をされてきた清水さんは、あらゆるものの発する
「気」がわかります。芸術作品や神社の「気」を具体的な感覚や香りで
感じたり、感性が研ぎ澄まされていらっしゃいます。
鑑真和上、ルーサー・バーバンク、出口王仁三郎など、様々な聖人、
賢人の物語は、簡潔に活き活きと描かれていてとても面白いです。
また、宝くじに当たる秘密や、ニコチンの霊を引き寄せる影響、
スター・ウォーズの魔術など、呪術や魔術にも精通した清水さんなら
ではの解釈が多く掲載されています。

本書を読んでいて、全体的に感じたことは、「善」のエネルギーです。
本書を通して何かポジティブなエネルギーが流れているような気がします。

本書はとても面白いので、ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。
また、来月号の「びっくり現象から学ぶ」コーナーでは、清水義久さんへ
のインタビュー記事を予定しています。
こちらも、お楽しみにお待ちください。


(編集室 兒玉裕子)


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NEW MONEY THEORY お金は5次元の生き物です! まったく新しい付き合い方を始めよう


本著は、お金をテーマとした「チェンジ・マネー」の第2弾として
書かれたものです。前著では、経営人代表の舩井勝仁と、精神的な
ことを大事にしている人代表のはせくらさんとの間にある、なかなか
越えられない深い川に橋を架けてしまおうというものでした。

それから2年、時代も意識も大きく変わっています。
「スピリチュアル」と「現実」は相反するものではなく、物心一元
となった上質の生き方を模索する人が格段に増えていると感じると、
本著の前書きにありました。
まさしく、本著が、普通に本屋さんに並ぶのかと思うと、本当に世の中
変わってきたなと実感しました。

本著では、理論物理学者の周藤丞治博士が後半から参加しています。
「経営」も「物理」も、かなり専門的で、私にはとても難しい内容で
した。そこに愛のエネルギーもしっかり入っていて、すべては統合して
繋がっているのだということはしっかりと伝わってきました。

今はまだ物質的に喜ぶことだけが「愛」だと捉えています。だから、
なぜこんなことが起こるのかと、神さまを恨みたくなってしまうことが
たくさんあります。でも、もっと広い目で見れば、生きている中でいろ
いろな体験をして、いろんなことを考える、そういうことができている
こと自体が実は「愛」を受けているという認識に行きつくのだそうです。
そんな「愛」を体現できる「仕組み」を作っていく。
お金はその「仕組み」を作るのに、実は一番うってつけのものなのだ
そうです。

お金の「か」は感謝の「か」。愛を循環するお金の仕組みができる。
今はまだ夢物語でも、これはきっと未来の現実になるはずです。
いえ、その現実をみんなで選択しましょう。ワクワクしてきます。
ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)


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上江洲義秀の解答「気づき」をあなたに


この本はごく普通の人が明想(一般的には瞑想)から日常の誰もが
知りたい、人生の謎を上江洲義秀先生に問い、それに答えるという
形式となっております。

上江洲先生は1950年沖縄の北谷町に生まれ、幼少のころから
霊的能力に目覚め、様々な現象を周囲の人たちの前で表したそう
です。 
1965年にアルゼンチンに渡っていた祖父のもとに移住し、22歳
の時に帰国しました。従来の能力に加え、十数年間に及ぶ真栄田岬で
明想を経て、ある日突然、内なる声に導かれ、宇宙意識の「完全覚醒」
に到達したのだそうです。

宇宙の真理である「我神なり、我愛なり、我命なり、我光なり」を
毎日のように光話(一般的には講話)で、日本のみならず、世界中で
説かれているそうです。
また、左記の言葉は上江洲先生の実践されている「法玉明想」の際、
ゆっくり心で念じるのだそうです。それらは特に強い言霊だそうです。

編者代表のラウル・イクセンバーグ氏は、幼くして世界を巡り、日本
と世界の文化交流に興味を持たれ精力的に活躍する一方、精神世界や
スピリチュアルにも造詣が深く、日本はもとよりアメリカ、ブラジル、
中国など十数カ国を行き来し、日本国籍の国際的な視野も持つエッセ
イシストです。上江洲先生との出逢いから不思議な体験をいくつもさ
れたそうです。人生の中で出逢われた能力者の中でも特別な方との
印象を持たれたそうです。
無限向上の旗を高く掲げ、魂の戦士のようであり、透徹した真理を
人々に説いた洗礼者ヨハネや多くの民を率いたモーゼの姿を感じるそ
うです。
「この本は本物だ」というラウル氏の熱い思いが上江洲先生に届き
今回の出版に至ったそうです。
ぜひお読みください。


(編集室 江尻みゆき)


2016年11月号おすすめ書籍(会報誌より)

   

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THE HEALING POWER OF SOUND なぜ音で治るのか? 音と波動が持つ、驚くべき治癒力


本書は、医学博士であり、腫瘍学の先駆者であったミッチェル・ゲ
イナー博士の著書です。アメリカでは「The healing power of
sound」というタイトルで、1999年に出版されました。

西洋現代医学の高度な訓練を受けたがん専門医であったゲイナー博士
は、あるとき診察したチベット僧侶との出会いにより、シンギングボ
ウルの音の心と体への影響力を知ります。ゲイナー博士は医師として
西洋医学と、音や瞑想、マントラ等を使ったヒーリングの両方を組み
合わせながら多くの方を癒しに導きました。

その治療法を実践し、人々に紹介するのは当時としては非常に勇気
のいることだっただろうと思います。

シンギングボウル、クリスタルボウル、ティンシャなどの音を取り入
れた瞑想は、それまでの西洋医学の常識や限界をことごとく塗り替え
ていきました。余命数カ月と診断されたがん患者が、音のリラックス
効果と、瞑想を生活に取り入れることで、その後何年も生き延びたり、
化学療法での強い副作用が軽減したり、驚くような事例が具体的に記
されています。クリスタルボウルを使った瞑想法や、トーニングのや
り方など、具体的な瞑想法やヒーリングの手法も紹介されているので、
その効果を知るだけでなく、自分でも実践することができます。

本書の監修は、増川いづみ先生がされています。増川先生の文章によ
ると、ゲイナー博士は2015年に59歳という若さで亡くなられ、
その死は不審死だったと言われているそうです。医師である前に、患
者を癒したい一人の人間として、西洋医学の道に新たな可能性を提案
し続けたゲイナー博士が、若くして亡くなられたのは非常に残念です。

ゲイナー博士の伝えたかった音の素晴らしさを、ぜひ本書を読むこと
で多くの方に知っていただきたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)


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日月神示的な生き方 大調和の「ミロクの世」を創る

私たちは今、大激変、何が起こるかわからない時代を生きているのだ
ということを、改めて感じました。そしてそれは決して悲観すること
ではなく、一人ひとりが身魂磨きをするために用意されたものであり、
それを乗り越えた先には「ミロクの世」が確実に創りだせるのだとい
うことも、強く感じました。

「ミロクの世」とは、日月神示の目指す理想的な世界観です。それは
とてもシンプルで、あらゆる人や生き物、万物万象のすべてが調和し
て、共に光り輝く、大調和の世界です。
すべてのことから、中心になる「チョン」が抜けていることから、
今のような不調和な現実を創りだしてしまっているのだそうです。

舩井幸雄を総括するうえでどうしても必要だという舩井勝仁の思いか
ら、本著は2015年のお正月に企画されました。ところがなかなか
進みません。それは、「中矢先生の妥協のない厳しい生き方に、追い
付くことができなかったからだ」と、舩井勝仁が冒頭で語っています。
また中矢先生も、「『対談』は中身の薄いものになる傾向があるため、
受けないようにしていたが、今日ここまで進化された勝仁さんなら面
白い対談になるだろう。まさしくその通りになりました」と、あとが
きで語っています。

金融経済、宗教、天皇論から健康法と、幅広く深い内容であるにもか
かわらず、スムーズに、どんどん興味を惹かれ、楽しく読んでしまい
ました。これは、お二人がたたえている素晴らしい編集のおかげなの
でしょう。

本著は実践するために書かれたものです。「すばらしい世界に通じる
扉を開けるのは、他の誰でもない、貴方自身。真実を知り、その通り
だと思ったら、今すぐにでも実践すること」
命懸けで取り組んでいるお二人からの、祈りを込めたメッセージです。
ぜひ、お読みください。


(編集室 柴切純子)


2016年10月号おすすめ書籍(会報誌より)

      


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「ことづくりの国」日本へ――そのための「喜怒哀楽」世界地図


本書は、俳優であり、旅人であり、アーティストでもある関口知宏さん
の書かれた本です。関口さんのお父様は、俳優、司会などで有名な関口
宏さんです。関口知宏さんのことは、BSの旅番組を少しだけ見て名前
と顔は知っていましたが、その映像から見るほのぼのした印象と、本書
の鋭く痛快な国際社会への捉え方、国を思う気持ちのギャップに驚かさ
れました。

本書は、世界中を旅してきた著者が、それぞれの国の文化や特性を知り、
同時に日本について気づいたこと、考えたことを、喜怒哀楽の四つの
特徴でそれぞれの国を表しています。

国や人間には、四つの特性があり、その特性の長所、短所を述べ、さら
にそこからどのように進化していくかが書かれています。
これらの四つの特徴は、関口さんが旅を通して感じ取ったものですが、
もともと仏教では五蓋という概念で同様に区分されていたそうです。

関口さんによると、日本の特徴は「楽」だそうです。楽の特長とは、
物事を鈍感、自己満足、楽観で受け止め、事態や他者に対して怠惰、
曖昧、甘え、依存、問題の先送りで関わってしまうそうです。
まさにその通りだなと納得しました。国だけでなく、個人の特性で見
ても、自分も含めてやっぱり日本人は楽の人が多いような気がしました。

また、個人的にはスイスの特性、怒と哀の解説が素晴らしいと思いまし
た。
本書を読むと、外国の人々とどのようなコミュニケーションをとるのが
いいか、また自分はどのように成長していくか、いろいろと考えさせら
れました。

世界が変わっていくには、自分が四つの特徴のどれにも偏らず、第三者
の視点に立ち自己の内面と外側の事実を見つめていくことだと関口さん
は言います。喜怒哀楽のフィルターを通さず、事実は事実として見つめ
ることで、実は解決できる問題があります。

国や文化、気候や環境が違えば、感じ方、考え方は違って当然です。
本書は、その違って当然の部分をわかりやすく説明してくれる、それぞ
れの国際社会を見通す地図のような本だと思います。多くの日本人に
ぜひ読んでいただきたいと思いました。

(編集室 兒玉裕子)

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目覚めた魂 - あなた自身が「パワースポット」になる方法 - (ワニプラス)


著者の鳴海周平氏には、昨年度より、にんげんクラブとコラボでの
『健幸カレッジ』というセミナーを開催していただいています。
鳴海氏のコーディネートで毎回多彩なゲストをお迎えし、鳴海氏の
司会進行ですてきなお話が展開していきます。

先日は、食べない人で有名な森美智代さんをお迎えしました。
節目となる回では、共著者である滝沢泰平氏と、本著にもたびたび
登場する長典男氏の鼎談が好評となっていて、本当にたくさんの方と
最高に盛り上がったすてきな場ができあがります。

『健幸カレッジ』はどうして毎回こんなに爽やかですてきな場になる
のか、いつも不思議でしたが、本著を読んですっきりしました。
鳴海氏も滝沢氏も、「目に見えない世界」「意識の世界」を知り尽く
しているのです。
「目に見えない世界」は、「目に見える世界」より、半歩進んでいる
そうです。その世界では、隔たりがなくなり、判断基準が「愛」に変
わっています。
頭で考えるのではなく、こころとからだと魂の声に耳を傾け、パワー
スポットを外に求めるのではなくて、それが自分自身であることに
氣づく世界なのだそうです。

「目に見えない世界」に働きかける「祈りの旅」を続けている著者
たちには、「楽しい」「わくわく」が道標になる、半歩先の新しい
世界を実感しているので、何の不安もないのです。

そして、著者たちが本当にすごいと感じるのは、「見える世界」のこと
も、よくよく知っていることです。1万円札の原価は、たったの約22円
だそうです。ただの紙切れが、いつしか「神」になってしまった、集団
催眠にかかっているような現代を鋭く見抜き、その上で今、私たちに
できること、何をしたらいいかのを提案してくれています。

ただ、大切なものは今でも目に見えないことが多いのです。サングラスを
かけたままでは、どんなに周りが明るくなったとしても、わかりません。
サングラスをかけていることに、自分が気づくことが必要です。
本著は、爽やかに気づかせてくれます。ぜひ、お読みください。

(編集室 柴切純子)

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秋山佳胤のいいかげん人生術


にんげんクラブ会報誌で「いい加減のすすめ」連載中の秋山佳胤先生の
新著が発刊されました!

本著では世に知られていないことをいろいろ教えてくれていますが、
「くれぐれもその話を真に受けないように」というアドバイスがあり
ます。秋山先生は無責任さを売りにしているからとおっしゃっていま
すが、それは誠実であるが故でのことと思います。
秋山先生の言葉ではなく、私たちの直感、内なる声、内なる感覚に意識
を傾け、忠実に行動するようにとのことです。

自分の自由を広げるものならそれを受け入れてもいいでしょう。しかし、
自由を制限するものなら受け入れる必要はないとのことです。
「いいかげん=良い加減」を見つけることにより「自由意志の尊重」を
視点としてとらえてほしいとのこと。

また、私たち一人一人が「創造主」となり、自分自身の行動・思考の
選択の幅を広げ、自分自身本来の素晴らしさに気づき、勇気を持って、
楽しく自分らしさを表現するきっかけになるようにとのことです。

まずは、「不食」のことですが、実際にはいっぱい食べているのだそう
です。ただ食べているのは物質ではなく「プラーナ」というエネルギー
だそうです。つまり空中からエネルギーだけを摂取して生きることも
可能だということだそうです。

弁護士の視点からは世界情勢や、憲法に至るまでのこと、予防接種、
添加物などのことで私たちが知らないことを教えてくれています。
堅苦しいようなトピックでも秋山先生にかかると、非常にわかりやす
い言葉で解説されています。

また、一父親として、お二人の息子さんと家族との交流の話は、今まで
の教育論を吹き飛ばしてしまうような目からうろこの内容です。

「いい加減の新時代が到来する」ということは「分離の時代」から
「統合の時代」になったということです。「分離」という善悪二元論的
価値判断から「統合」という協調的、調和的な新時代を迎え、宇宙の
存在たちは、私たちに、自由意志を創造的に発揮し、表現活動を行い、
地球をより美しく、素敵な状態に調えていくことを期待しているそう
です。
ぜひお読みください!

(編集室 江尻みゆき)

2016年9月号おすすめ書籍(会報誌より)

      

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こいつできる! と思われる いまどきの「段取り」

本書は、継続経営コンサルタントである野田宜成さんの新刊著です。
野田さんは、以前に船井総合研究所に勤めていた経験から、経営コン
サルタントとして独立された後に、2006年のにんげんクラブ立ち
上げの際に多大なご尽力をいただきました。その仕事ぶりは、非常に
効率的で段取りが良く、人脈も話題も経験も豊富で、舩井幸雄も野田
さんのことを高く評価していました。

そんな野田さんが書かれた本書は、とても分かりやすく段取りについ
て教えてくれます。本書を読んで、いかに自分が仕事を進める際に段
取り下手だったかが分かりました。もっと早く本書と出会っていたら、
段取りの悪さで多くの方にご迷惑をかけずに済んだかもしれません。
本書と出会えた今は、世のため、人のために段取りを良くしようと
思いました。

段取りを良くすることは、自分の仕事の能力を上げることはもちろん
ですが、まわりの人のためにもなることです。段取りを良くすること
が、ムリ、ムダ、ムラをなくし、地球のためになります。また、時間
を本当の意味で有効に使うこともできます。

現在は、昔に比べるとパソコンやスマホなどのおかげで、様々な情報
を容易に得ることができます。便利になり、仕事にかける時間も減った
はずなのに、情報が多過ぎるため慢性的に疲れている人が多くなってい
るのが現状です。

複雑な情報社会の中で、どのように段取り良く仕事をすれば良いのか、
本書は様々な角度から、その方法を教えてくれます。準備、下調べ、
早めの仕事など、ちょっとしたことが、大きな差につながります。

思考の整理術、時間の整理術、コミュニケーション術など、知れば納得
の情報が満載です。

また、個人的には、「お墓参りの回数を増やしたらムダな時間が少なく
なった」という、一見効率や段取りとは関係なさそうなことで、実は重
要なことのエピソードが、面白いなと思いました。

本書を読むことで、仕事ももちろんですが、人生の有限な時間をどう
使うのか、深く考えることができました。
特に、新入社員の方々や、部下を育てる立場の方にはとてもオススメの
本だと思います。


(編集室 兒玉裕子)

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《新装版》想定の『超』法則 その思いはすでに実現している!

著者は、1905年にカリブ海の島バルバドスの商店主の四男に生まれ
ました。その生涯に二度神秘的な体験があります。
子どものころに兄弟三人と海辺で遊んでいると、老いた預言者がそれぞ
れの未来を見通しました。教授、医師、商人、兄弟はその通りになりま
した。
「四人目は黙っていなさい。彼は神からの特別な使命を遂行する。遠く
の国に渡り一生そこで暮らすだろう」

著者は一七歳のときに、演劇を勉強するためにアメリカに渡り、船旅の
途中で借りた「精神力」の本に魅了され、ニューヨークで演劇の勉強の
傍ら、精神力の研究にのめり込みます。

そのころ、二度目の不思議な出会いがあります。友人と講演を聞きに
行くと、会場に入るや、講師のアブドルが、知るはずのない著者を名
指しで呼び、言いました。「遅すぎる、六カ月の遅刻だぞ! 私には
お前に教える任務がある。それを終えたら私は消える」

こうしてアブドルに師事し、ヘブライ語、ユダヤ教の奥義書、聖書の
内的、意味、古代ユダヤで使われていた宇宙の法則を直伝されました。
それが本著の「想定の法則」です。

ちなみに一緒に講演を聞きに行った友人が『眠りながら成功する』の
著者ジョセフ・マーフィーでした。

この教えは1930年代の大恐慌時代、多くの人を救いました。
『ザ・シークレット』の著者、ロンダ・バーンにも大きな影響を与え
ました。

原理そのものは、単純です。本著の中の事例にあるように、子どもの
方が素直にできるのかもしれません。
具体的な事例がたくさんあげられていて、失敗してしまう要因も説明
されています。
事例ごとに聖書の言葉がちりばめられ、その本当の意味も説明されて
います。

この教えが今また全米で大ブレークしているそうです。日本でも東日
本大震災のときに「想定外」という言葉がたくさん使われましたが、
この教えによれば「想定外」は宇宙に存在しません。
「このメッセージが多くの被災者の方の希望になることを祈っています」
という訳者の言葉を、みなさんにお伝えしたいです。

(編集室 柴切純子)

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日本は二度死ぬ! サイキックドライビング【催眠的操作】の中のNIPPON 二度目の《蘇り覚醒》のための核心の情報群!

本著は、世界の権力者の素顔を探り、その計画と対策を超多角度から
究め、日本を守るために、本誌に連載中の高島康司氏、「びっくり
現象」でご紹介した吉濱ツトム氏を始め、総勢9人の人気講師が
「ヒカルランド6周年記念特別イベント」に大集結したときの講演を
元に加筆・構成されたものです。

ヒナ型NIPPONの大和魂を忘れることなく、そして崩壊することがない
ようにと論じられています。それぞれの講師が鋭い角度からの《蘇り
覚醒》のための核心の情報を発信してくれています。

たとえば、通貨にまつわる疑問は次から次へと湧いてきますが、残念
ながら、どの教科書にも載っていません。
しかし、驚くことに借金通貨システムこそが、資本主義の基本であり、
借金があることにより、勤勉を生んだのだそうです。

また、ちまたを騒がしている「パナマ文書」はどのようにして情報が
出て来たのでしょうか? 今年の4月、パナマのモサック・フォンセカ
法律事務所で1977年以来保管していた顧客データがリークされました。
その顧客とはパナマをタックスヘイブン(租税回避地)として使っている
人間たち、企業が誰であるかということを明確に示す顧客データだそう
です。

それは世界の富裕層及び、政治的にも上層部の人々の名前が挙がったの
が記憶に新しいと思います。しかし、不思議なことにそのデータの中に
はアメリカの政治家の名前は一切なかったそうです。
それはどういうことを意味しているのでしょうか。
それをリークしたのは、国際調査報道ジャーナリスト連合(I CIJ)と
いう、ワシントンに本拠があるNGOだったそうです。

知らなければ、何もなかったように過ぎ去ってしまうようなことが、実は、
知らなかったでは済まされないことのほうが多いのではないでしょうか。
私達も、いろいろな分野にアンテナを張り巡らせ、私たちの未来を考えて
いかなくてはなりません。
激変の今を乗り超えるメッセージがふんだんに込められています。
ぜひお読みください!

(編集室 江尻みゆき)

2016年8月号おすすめ書籍(会報誌より)

      

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最初で最後の自由


本書は、インド生まれの思想家、哲学者、教育者であるクリシュナムルティ氏
(1895~1986)の代表的な著作の一つです。原書は、『The First and
Last Freedom 』として、1954年に出版されました。その後、『自我の終焉』
というタイトルで邦訳の書籍が出版され、長らく絶版になっていたものを、20
15年7月にナチュラルスピリットから、新訳で新たに出版されました。

本書の初めの数ページを読み始めたときの感想は、なんと難しい本だろう
というものでした。読むのをやめようか......とあきらめかけてからわずか半
ページほど読んだあたりで、突如著者の言葉がストレートに伝わってきまし
た。それは胸を打つような内容で衝撃が走り、電車に乗っていたにもかかわ
らず、自然と涙がこぼれ泣いてしまいました。そのときの自分にとって、あ
まりにも本質を突いてくる内容だったのです。

本書は、講演・講話のまとめられた前半と、質疑応答をまとめた後半の二
部構成になっています。それぞれ、知識、教養、孤独、努力、矛盾、自己と
は何かなど、様々なことが著者独自の言葉で語られています。それらは、
個人的にとても共感できる部分もあれば正直なところ難しくて何が書かれて
いるのかよくわからないこともあります。

しかし不思議と、わからないことが、嫌ではなく心地よさを感じました。今の
自分にはわからないけれど、数年後にもう一度読んでみたらどんな感想を
持つだろうな、と興味を持ちました。

世界を見渡すと、災害や飢饉、戦争や混乱など、様々な苦悩があります。
それら社会のシステムをどう変えていくかと我々は外の世界の改革のみを
取り組みがちですが、まずは自らのあるがままをしっかりと観察することが
大事だと本書では語られています。自らの内側の変革なしには、外側の社
会の本当の変化や修正はありえないのだそうです。その変革のためには、
誰かに何かを教えてもらうのではなく、自分で「創造」に触れる必要があり
ます。外側の世界に不平不満を持つ前に、まずは自分の生き方をしっかりと
見つめていこう、と思える本でした。

ぜひ多くの方に本書をお読みいただきたいと思います。

(編集室 兒玉裕子)


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命と人生を決める歯臓と遺伝子


本著は、5つの章から成り立っています。

第1章と第2章は、村上先生の治療の様子です。2015年6月に福岡で
行われた「第23回健康歯学フォーラム」のゲストとして講演された村上和
雄先生が、事前対談のために、福岡に到着するところから始まります。
当時、村上先生は脳梗塞を患われたことにより、体調を崩されていました。
通常は同行することのない奥様が、あまりにも心配なので同行されていま
した。見るからに辛そうなご様子に、事前対談は中止して村上先生の歯臓
治療を提案すると、「ぜひお願いします」ということで村津先生の歯臓治療
(むらつ全機現カミアワセ治療)が始まりました。

 一般的な歯医者さんの治療とはまったく違います。突然診察台を倒して
両足の長さを比べたり、指の筋力反射テストをしたり。「スーパーライトボ
ディ」、「ゼロポイントフィールドのゲート」、「95%のジャンクコードと呼ばれ
ていた遺伝子情報の目覚め」......普通では聞いたことのない言葉が飛び
交います。遺伝子を解読し、これを書いた存在を、「サムシンググレート」と
名付けた村上先生も、さすがにびっくりされ、科学的にはどうなのかと、しば
し無言で考えている様子。そして、治療後の自分の変化に驚く様子が、会話
形式で表現されているので、映像が思い浮かぶほどリアルに展開されてい
きます。

第3章は村上先生の「遺伝子研究から実感したサムシング・グレート~
あなたの思いが遺伝子のオンとオフのスイッチを切り替える~」のご講演内容。

 第4章で講演の補足。各細胞が持つ遺伝子情報はすべて同じなのに、バラ
ンスを取って、心臓や、腕や、それぞれが別々の役割を果たしているのは、
周りを生かし助け合うことができる「利他的」な遺伝子があるからという言葉に
ぐっときました。

第5章は、歯臓治療によってさまざまな全身症状が改善した奇跡の体験談、
喜びの声が続きます。

情報盛りだくさんの本です。ぜひお読みください。


(編集室 柴切純子)


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アカシックレコードの使い手になる! すべてのネガティブをリセットして新しい未来を創造するその方法!


 著者であるエルネスト・オルティスは人々の意識と幸福の向上を目指す
ジャニー・トゥー・ザ・ハート社の創設者で代表です。過去25年間で米国を
はじめいろいろな国で何百ものワークショップとセミナーを開催されている
そうです。

 ほぼ20年にわたり自分のために、また仕事として個人の癒し、成長、自己
表現を目指してアカシックレコードに没頭してきたそうです。 
    
 アカシックレコードは、人間がこれまでに経験してきたあらゆる知識が、
スピリチュアルな次元に暗号化された宝物だそうです。アカシックレコード
を開くと「内観=View」にアクセスする機会に巡り合えます。「内観」とは私
たちが物事をあるがままに見る能力を意味しているのだそうです。また、
批判や非難がない空間それは慈悲に溢れ、過去の痛みや悲しみを忘れさ
せてしまうほど愛に満ちた世界でありそれが精神の本質であるということを
学ぶことができるそうです。そして「内観」を学び、慈悲と愛の心を持ち、
人生と呼ばれるこの旅を快適なものにするために必要なもののすべてを
自らに与える完璧な方法なのです。

 「内観」は正しい順序で「存在すること」、「なすこと」、「もつこと」を実践
する手助けとなり、私たちがそうなりたいといつも思っていた自分になるこ
とができるようになるのです。本著はマスターが出迎えてくれる場所=アー
カーシャの図書館の入り口に行けるパスポートであり、私たちを直行エレ
ベーターで導いてくれるでしょう。

 アカシックレコードを開くための秘文〈聖なる祈り〉と〈AAA法=自分を中心
に置きエネルギーを心に運ぶ方法〉を公開し、アーカ―シャのフィールドに
アクセスするために具体的に導き、ガイド、マスターとのコンタクト法や会話
法も紹介しています。

 そしてアカシックレコードの入り口をくぐり抜け、マスターまでオルターエゴ、
カルマ、サンサーラ(輪廻)を届けることですべてのネガティヴをゼロにして
アカシックレコードの使い手になりませんか!?

 ぜひお読みください!

(編集室 江尻みゆき)

2016年7月号おすすめ書籍(会報誌より)

      

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シュリ・アーナンダマイー・マーの生涯と教え


本書は、パラマハンサ・ヨガナンダ著『あるヨギの自叙伝』の中に出てくる
女性聖者であるシュリ・アーナンダマイー・マー(1896~1982)について、
彼女の教えを受けたアレクサンダー・リプスキ博士によって書かれた本です。
アーナンダマイー・マーは、至福の聖母と呼ばれています。パラマハンサ・
ヨガナンダは、彼女のことを「私はこれまでにインドで、神に目覚めた聖者た
ちに何人も会ってきたが、このような高い境地にある女の聖者に会ったのは
初めてだった」と記しています。

本書を一読すると、神に酔い、恍惚とするアーナンダマイー・マーの様子に、
これほどまでに人生において神を求め続けることができるのか、と生き方に
驚きます。この世のあらゆる出来事も、彼女にとってはたいしたことではなく、
ただ神を求め続けます。神と共にあり、神を求めることのみが、彼女にとって
本当に大切なことなのです。

大きな変化や、奇跡などのドラマティックな記載がなくとも、ただただ神と共に
至福の状態にある彼女の姿勢は、多くの学びを与えてくれました。

ヒンドゥー教の家庭に生まれたアーナンダマイー・マーは、信者の多くがヒン
ドゥー教徒でしたが、どんな宗教の信者であっても認め、受け入れます。
彼女の中では神にいっさいの区別がないのです。とはいえ、彼女の教えは
ヒンドゥーの思想や習慣に基づいているため、そしてあまりにも三次元の物質
社会とは乖離しているため、現代の日本人や西洋人には馴染みにくい教えも
あります。

なお、本書の最後に記載された訳者コメントを読んで、予想外にびっくりしま
した。訳者の藤本氏は、本書を10年前に翻訳され、その後の経験から考え方
がずいぶん変わられたようです。
そのため、コメントは本書の内容を強く否定するかのように感じられるもので
した。こんなにも、本文と訳者のコメントに価値観の違うことが書かれていた本
は初めてだったので驚いたとともに、そこも興味深く読ませていただきました。
地球にはそれぞれ違う考え方の人がいて、違うからこそ面白い、と本文と訳者
コメントの読後に思いました。


(編集室 兒玉裕子)


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怒っていい! ? 〈誰にも嫌われない〉〈相手を傷つけない〉怒り方


著者はサラリーマン時代、仕事のストレスから自殺衝動にかられ、藁にもすが
る思いで受けた心理療法で、長年の自己否定感から解放され、同じ思いの人
をサポートすることが使命だ! と、39歳で脱サラ、未経験の心理カウンセラー
になりました。そして知識や技術を人に教えれば、その人たちがもっと多くの
人々に幸せを広げてくれると、『カウンセラー養成講座』を始めました。2012年
に歯肉がんの手術を受け、その体験から『愛の本質』に気づき、それまで培って
きたものを、さらに高めていきました。

序文を寄せられた、作家ひすいこたろうさんも、著者の「心の専門家養成講座」
に通ったことが大きなターニングポイントになったそうです。

今まで「怒り」は良くないと思い込んでいましたが、「大切なものを守るため」に
必要な感情でした。なぜ怒るのか、原因を探ってしまいがちですが、それでは
相手か自分かを責めることになってしまいます。「何を守ろうとしているのか」が
分かれば解決方法が見えてきます。また、嫌われたくないと怒りを抑えてばか
りいると、苦しむことの方がはるかに多くなるそうです。人によってまったく違う
ので、たくさんの事例とオリジナルの方法が紹介されています。自分らしく生き
られる方法をいろいろ試してみてほしいと言っています。

とっても優しくて読みやすく、事例に登場する人物がまるで自分の知り合いの
ような気さえしてきます。

ひすいこたろうさんの序文を紹介します。
「最後の授業で矢野先生がキャンドルをプレゼントしてくれました。
『人は蛍光灯よりキャンドルの光を美しく暖かいと感じる。それはキャンドル
の光が闇と共存しているから。人間も同じ。悲しみ、怒り、弱さ......そんな
光と影を共存させている人を美しい、温かいと感じます。
そんな光を広げてください』
あなたの光と闇が統合されます。この本を手にとったあなたに、こころからの
祝福を贈ります」

幸せを広げようという著者の愛が、本著にたくさん詰まっています。
ぜひ、みなさんも手にしてください。

(編集室 柴切純子)


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アヴェ・マリアのヴァイオリン (角川文庫)


本書は徳島県に生まれ、内科医で小説家である香川宜子先生が書かれまし
た。香川先生は現在1999年より執筆活動を始められ教育雑誌、医学雑誌など
の長期連載、ラジオドラマの脚本など多岐にわたりご活動をされています。

この本は第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書にもなっています。

主人公の「あすか」は徳島県に住む日本の普通の14歳の女の子でヴァイオリン
を習っています。その「あすか」が出会った運命のヴァイオリンの持ち主「ハンナ」
はかつてアウシュヴィッツの強制収容所にて過酷な生活を送り、生死を背中合
わせにし、ひたむきに音楽に打ち込むことで「生き抜くための生命の光」を見出
すことができました。

その運命のヴァイオリンが「あすか」の手に渡り「ハンナ」の生涯を知ることと
なります。音楽を通してのアウシュヴィッツ強制収容所と、徳島県にあった板東
俘虜収容所での出来事が生きる目的、世界の平和を深く考えさせてくれます。
抑圧された中で生き延びるために演奏したアウシュヴィッツ収容所に対して、
俘虜のドイツ人達が日本人と交流し相手が喜ぶことに喜びを感じる音楽は
戦時下、収容所という環境下で奏でたものですが、意味合いは違い、比べられ
ませんが、清らかで美しいものだったのではないでしょうか。

さらに、アウシュヴィッツでの出来事は過去だけのものではなく、現在でも日常で、
誰が国政をしても変わらないと政治を軽視する心、いじめを見ても見ぬふりをし
ている子供たち等、多かれ少なかれ日常に潜んでいるのかもしれず、特別な国
の特別な人たちが起こしてしまったものではなく、私たちに関係がないことでは
ありません。

悲しみの底から這い上がるには、「憎しみ」を浄化し、「許し」の心が芽生える
ことなのではないでしょうか。
相手を許し、自分の心のわだかまりを溶かすことは平和と前進において実は
非常に大切なことだと香川先生は言っておられます。

また、香川先生は10月に開催されます「舩井フォーラム2016」にご登壇いただ
くことになっております。ぜひこの本をお読みになって香川先生の貴重な講演を
聞きにお越し下さい!


(編集室 江尻みゆき)

2016年6月号おすすめ書籍(会報誌より)

      

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あなたの主護霊が導く幸せな生き方

神光幸子(かみみつ さちこ)・著
学研プラス 刊
定価1,300円+税


本書を手に取ったときに、まずは著者の神光幸子氏の名前が本名であるこ
とを知り、びっくりしました。神光という苗字は、日本に一軒しかないそうです。
神光家は、菅原道真公を祀る京都の北野天満宮の宮司を初代から務めてき
たそうで、今から千年以上も前から代々宮司を務めていたのだそうです。

「名は体を表す」と言いますが、本書を読んで確かに著者の神光氏はこの
名前にぴったりの使命をお持ちだと思いました。

タイトルから推測すると、守護霊の話ならばまた最近ありがちなスピリチュア
ルに偏った内容かなと思いましたが、読んでみると全くそんなことはなく、非常
に現実的で地に足の着いた内容だと思いました。特にダイヤの法則と呼ばれ
る法則を知ることで、三次元でしっかりと生きることができ、世の中の捉え方が
柔軟になります。さらにこの方法を知ることで、自分の最適な立ち位置を自分
で決めることができるようになります。心の器を広げていく方法や、徳を積む生
き方などとても参考になりました。

本書はPartⅠからPartⅦまでの7章に分かれていて、Ⅰ:私が封印を解いた
理由、Ⅱ:この世を形作っている「ダイヤの法則」、Ⅲ:「ダイヤの法則」を受け
入れると人生が劇的に変わる、Ⅳ:この世に生まれてきた理由、Ⅴ:魂目線で
この世を楽に生きる、Ⅵ:魂の本領を発揮するために、Ⅶ:身になるスピリチュ
アリティと精神世界の落とし穴、とテーマがあります。

各テーマごとに実に明瞭に説明がされていて、非常に読みやすく、面白く、
分かりやすかったです。

特にPartⅦの身になるスピリチュアリティと精神世界の落とし穴では、スピリ
チュアルバカにならないために......と非常に痛快な解説があり、三次元での
生活の大切さを説いてくれて、とてもスッキリしました。

三次元、四次元、五次元の視点から分かりやすく幸せでより良い生き方を
教えてくれる本です。ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思います。


(編集室 兒玉裕子)

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《超人》荒井義雄の【氣の極み】宇宙無限大の生き方 現役医師も検証済みの《中心気功術》のすべて

荒井 義雄・著
ヒカルランド 刊
定価 1,759円

著者は、船井本社グループでもおなじみです。舩井幸雄会長の執筆の中に
も、手書きのFAXを送っただけでそのときの体調をずばり指摘された話など、
エピソードがたくさんありました。
よく存じ上げているつもりでいましたが、本著を読み、その素晴らしさに素直
に感動しました。

著者が氣の達人となり、「びっくり現象」を次々と起こせるようになったのは、
クンダリーニ体験によります。
毎日気功と呼吸法の修練を続けているうちに、ある夏の夜ついに覚醒し、
宇宙からの光のビジョンを見せられたのだそうです。

クンダリーニ体験とは何でしょう。
一言で言うと「宇宙を知る」ことだそうです。意識は光であると知覚し、非常に
高次な意識状態である「すべてなるもの」と繋がっていくので、宇宙の知識を
容易に得ることができます。

地球に生まれた意味、死後の世界も理解できるので死ぬことも怖くない、光
によって生かされている自分の体にも小宇宙があることを知り、光と一体に
なり、真の自己に戻り、苦しみや混乱から解放されて、愛そのものとして生き
ることができるのだそうです。

これだけでは信じるか否かになってしまいますが、本著のすごいところは、
多くの方の本気のコメントがたくさん載っていることです。榎木孝明さん、
羽田美智子さん、野際陽子さん......。
誰もが知っている芸能人が推薦するのは相当な覚悟がいると思います。
それだけではなく、多くの有名な学者さんたちがさまざまな専門的分野から、
分かりやすく科学的に証明してくれている文章がたくさん載っています。

一般的な西洋医学書は10年前の物はもう使えないそうです。でも3000
~4000年前の気功など東洋医学は、今でもそのまま伝承されています。
科学で証明できないことは真実ではないと思われてきましたが、実は科学が
分かっていることはほんのわずかだということが常識になってきました。
著者のびっくり現象に、やっと科学が追い付いてきたのです。

毎日簡単にできる体操なども紹介されています。お勧めです。


(編集室 柴切純子)

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私たちは死んだらここに帰ります: 誰も教えてくれなかった現世と霊界の真実

高橋 呑舟/きた よしお・共著
株式会社 徳間書店 刊
定価 1,400円+税


にんげんクラブ会報誌2015年9月号でご紹介しました『死帰』の著者である、
きたよしお氏と、にんげんクラブではお馴染みのアートテンの高橋呑舟先生と
の待望の共著をご紹介します。

「私たちは何のため生まれ、そして死ぬのでしょうか?」これは私たち人間に
とって永遠の課題です。私たちは死んだら終わりではないのだそうです。

人間界での修行の結果、霊界のどこに行くのか、どの地域に行くのかが決ま
ると、きた氏は言っています。銀河系の中心には高いエネルギー帯があり、
かなりの自由度の高い霊が集まっており、私たちのいる太陽系は一つの大き
な家のようなものだそうです。
そして精霊界を経て、霊的な視野を持てるようになると霊界に行けるようにな
るのです。

人間界や地球上に財産を残しても何の意味もありません。利他愛で生きる
ことが最大のポイントとなります。他人への思いやりと愛情が利他愛という
ことです。誰でも自分を大事にしますし、誰にも言われなくても自分の子供
を大事にします。だから指導者こそ霊界の真実を知るべきであり、人類が平
和で幸せになることを考えて、死後の世界に行っても恥ずかしくないように
してほしいときた氏は言っています。

高橋先生の好きな宮沢賢治は「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人
の幸福はあり得ない」と言っていることを紹介されています。私も「雨ニモ
マケズ」を大人になって再度読んでみましたが、これこそが利他愛にほかな
らないと思い感慨にふけりました。そして、利他愛こそが宇宙の仕組みの根
幹に位置する最も大切なものであり、人間として生きる上で最も大切なもの
だと、高橋先生は言っています。

小さな幸せを日々感じ、人のためにできることをし、それを喜びとして生き、
死後に精霊界に行ったときに恥じないような生き方をしていきたいものです。

きた氏の数々の臨死体験からの霊界の真実のメカニズム、高橋氏の携わら
れているアートテンテクノロジーに関しての内容も盛り込まれている贅沢な
1冊です。 是非お読みください!


(編集室 江尻みゆき)

2016年5月おすすめ書籍(会報誌より)

      

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


伊勢の杜にようこそ

武田 数宏・著
きれい・ねっと 刊
定価1,500円+税

本書は、公益財団法人修養団の理事であり、伊勢青少年研修センター所長
を務めておられる武田数宏氏が書かれています。現代の日本人が忘れてし
まった、日本の心を思い出させてくれる一冊です。書かれていることは、ごく
当たり前のことだけれど、その当たり前の中にある大切な本質を教えてくれ
る本です。

本書は、第一章、第二章と続くのでなく、檜の章、榊の章、楠の章、松の章、
橙の章と樹木の名前で章が構成されています。一、二、と続くものと違って、
なぜその章にその樹木を選択したのか、読み終えてなるほどと納得ができ
て、作り手の思いを感じました。

檜の章では、お伊勢さんの名で親しまれる神宮を散歩しながらベテランの
ガイドさんが語ってくれているような気分を味わえます。知らなかった神宮
の歴史や行事などが詳しく書かれています。昔の日本がどのような風景で、
伊勢参りはどのように行われていたのか、思いを馳せることができました。

中でも、犬が伊勢参りをした話は、動物の不思議や周りの人たちの優しさ
などが伝わってきて、何だかとても心が温かくなりました。

本書のタイトルは「伊勢の杜にようこそ」ですが、伊勢だけのことを書かれて
いるのではなく、日本のことや、生き方のこと、命のこと、家族のことなどが
書かれています。飾らない言葉でストレートに書かれた文章の数々に、何度
か泣かされました。その泣いてしまう場面は、すでに誰かから聞いていたり、
他の本で読んで知っている内容だったりするのですが、読むとやっぱり泣い
てしまうのです。派手なドラマがあるわけではなく、当たり前のことが、心に沁
みて泣けてくるのです。

良い生き方や、良い習慣について書かれた本は、気持ちが高揚し引き締ま
ると同時に、そこにはたいてい堅苦しさや義務感が付きまとうものです。
しかし、本書にはその堅苦しさが感じられません。自らが手本を見せながら、
他人に強要せず、お日様のように暖かく見守ってくださる懐の深さを感じま
す。たぶん実際に良いことを当たり前の習慣にできている武田氏の文章を
読んで、私ももう少しまともに生きよう、もう少し良い習慣を増やしていこう、
と思いました。

(編集室 兒玉裕子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


クリーニングし消去し引き寄せる ほのぼのとホ・オポノポノ 無敵ゼロ・フリークエンシーの体験

マベル・カッツ・著/伊藤功+愛子・訳
ヒカルランド 刊
定価 1,667円+税

古代ハワイから引き継がれる、平穏と幸福の引き寄せツールは、さらなる
進化を重ねていました。
以前は「ホ・オポノポノ」を実践するためには、家族全員が揃わなければなり
ませんでした。進行役を立て、各人がお互いに許す機会と許される機会を持
つ必要がありました。
しかし現代では、家族全員が一堂に会するのは難しくなりました。そこで古代
ハワイの手法を継いだモーナ・シメオナが、さらに著者の師であるイハレアカ
ラ・ヒューレン博士が、現代に合うように、「ホ・オポノポノ」を進化させてきました。

引き寄せの法則で知られるものに、「フナ」や「ザ・シークレット」があります。
「フナ」は、自分が正しいと思うものを潜在意識に引き寄せるもの。
「ザ・シークレット」は、神に自分の求めるものを伝えて引き寄せるもの。
どちらも『自分が知っている』ことが前提となります。

「ホ・オポノポノ」が決定的に違っているのは、何が私たちにとって正しく
完璧なのかは、神のみが知っているということを教えてくれることです。

「ホ・オポノポノ」とはエラーを修正し、訂正するという意味だそうです。
何が自分にとって一番良いのかを知っていると思い込み、未来を心配し、
過去に生きることで勝手に人生を困難にしてしまっていたのは私たち自身
なのです。
本当に何かを変えたければ、まず消去して、正しいことを打ち込むための
空白を作る。インスピレーションが現れ導いてくれる、ゼロの状態、これが
題名にある「無敵ゼロ・フリークエンシーの体験」なのです。

著者がさらに進化させたのが、『ほのぼのとホ・オポノポノ』という言葉が
表しているように、苦しむ必要のないツールになったことです。理屈は分か
らなくても「デリートボタン」を押せば誰でも消去できます。表紙のイラストの
ように、とても優しいメッセージです。

ただ優しいだけでなく、心に強く突き刺さります。
「自分たち自身の中に平和を見つけることが、唯一世界に平和を広める方法です」
こんなに強いメッセージはありません。
ぜひ、受け取ってほしい言葉でいっぱいです。お勧めです。

(編集室 柴切純子)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

聴くだけで不調が消える 水琴の音CDブック

大橋 智夫・著/西河 潤・監修
学研パブリッシング 刊
定価 1,200円+税

本著の著者である大橋智夫氏は大学時代は水利工学を専攻していたそうで
すが、卒業後は音楽の道へと進みました。現在は音・環境プロデューサとし
て活躍中です。
 
大橋氏は音が心身に及ぼす影響を研究し、「水琴」の音色が人の心を癒すこ
とに着目しました。「水琴」とは江戸時代に生まれた「水琴窟」を現代によみが
えらせた新しい音響装置(サウンドツール)です。水滴を利用して奏でる音は
囲まれた空間の中で反響しあうことで美しい音が生まれるのだそうです。
 
世の中に存在する音には、自然音と人工音があるそうです。川のせせらぎ、
鳥や虫の鳴き声、木々のさざめく音など自然の生み出した音を聞く機会が
減ってきています。「自然欠乏症候群」という言葉があるそうです。自律神経
失調症やうつ、不眠症などの現代病の背景には自然環境の欠如があると
言われているそうです。

特に私たち日本人は五感をフル稼働させて自然に寄り添い、感じながら生活
してきました。が現代では生まれてすぐに人工音を聞かざるを得ない環境に
置かれるようになりました。モーター音や車のエンジン音など近代文明の発達
とともに人工的な低周波が溢れています。人工音でイライラしたり、不快感や
圧迫感を覚える人が多くいます。それは自然音が高周波や超高周波が重なっ
て響きあっている繊細で豊かな音に対して、人工音は、ほとんどが低周波で
出来た単調でおおざっぱな音だからだそうです。
 
本書付録の「水琴の音CD」を聞きながら本著を読まれることをお勧めします。
「水琴の音CD」を日常的に流しっぱなしにして聞いてください。元気を出したい
とき、いらいらしたとき、やる気を出したいとき、家事や仕事のBGMに、夜寝つ
けないときやリラックスしたいときにお聴きください。
 
〝耳年齢チェック"もできます。6段階の高周波音が収録されています。
定期的に耳年齢チェックを行って現状を把握してはいかがでしょうか。
 
水の一滴の音が人の心と体を癒してくれます。自然不足から自律神経の
乱れをリセットして自然な笑顔と優しさに満ちた日々を過ごしたいものです。


(編集室 江尻みゆき)

2016年4月おすすめ書籍一覧(会報誌より)

      
   


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


クジラと泳ぐ ダスカロスと真理の探究者、その教えと実践
ダニエル・ジョセフ・著 鈴木 真佐子・訳
太陽出版 刊
定価3,600円+税

本書は、「20世紀における最も偉大な霊性の教師」と呼ばれたダスカロスの
生徒の一人であったダニエル・ジョセフ氏の著書です。訳者の鈴木真佐子さ
んによると、本書はダスカロスの教えを学び始める初心者の方にとって、わ
かりやすくて最適な本とのことでした。

私は本書の発売にあわせていち早く会報誌でご紹介したかったため、出版
社の方に問い合わせて原稿を先にいただき読み始めました。初心者用なら
ばすぐに読めるだろうと思っていたところ、かなり読みごたえがあり、途中で
何度も意識を失いそうになりながら同じページを何度も読み返し、読み終え
るまでに結局丸4日かかりました。意識を失いそうになるというのは、気付い
たらいつの間にか一瞬寝ているのですが、それはまるでダスカロスや大天
使から脳のチューニングをしてもらっているような不思議な眠りでした。

集中的に読み終えてわかったことは、この本は何年も取り組む価値のある
情報が書かれていることと、ただ文字を読み進めるだけでは意味がないと
いうことでした。

本書は、二十五章で構成されていて、一章ごとに教えとプラクティスが記載
されています。その教えとプラクティスは、非常に貴重かつ深遠なもので、
一章につき一カ月以上かけるくらいでちょうど良いと思います。

本書を読むと、人間は肉体や感情だけの存在ではなく、神聖で尊い存在で
あることが少しずつ知識としてわかってきます。それを知識だけに留めず、
知恵にまで昇華させるには、プラクティスに真摯に取り組むことが有効なよ
うです。

本書のタイトルは『クジラと泳ぐ』ですが、まさに本書を読み進めると、広大な
意識の大海原でダスカロスという巨大なクジラと共に泳いでいるような気持ち
になります。それは浅瀬で泳いでいるだけでは、絶対に成し遂げられないこと
です。

本当の自分を発見したい、真理を探究したい、本物に触れたい、という願いを
持つ方にとってはかけがえのない本となると思います。

(編集室 兒玉裕子)

《龍の御使い》 ドラゴンライダー 龍神からの「光次元」メッセージ
曽根史代(龍依〜Roy) ・著
ヒカルランド 刊
定価 2,000円+税

読み終わった後、何ともいえない気持ちの良い余韻に浸りました。著者の
ご経歴を見て、納得しました。「アミ 小さな宇宙人」の映像化プロジェクトを
立ち上げた方でした。「アミ小さな宇宙人」はエンリケ・バイオス氏がシリー
ズで書いている作品ですが、私はこの本が大好きです。少年と、アミと名乗
る宇宙人が、宇宙をめぐる旅の中で、地球がいまだ野蛮な、愛の度数の低
い未開の惑星であることを教わる、感動的な物語。世界十一カ国語に訳さ
れた不朽の名作です。「アミ」を読んだときと同じ種類の感動を、私は本著か
らいただきました。

本著は大きく2つに分かれています。縦書きの文章を読んできて、真ん中ま
で行くと、今度は本をひっくり返して、後ろから読む横書きの美しい絵本にな
っています。それだけで何度も本をめくり直してしまいたくなる、不思議な本
です。

著者は、現在は、曽根史代(そねふみよ)さんという女性ですが、ドラゴンと
共生する世界ではドラゴンライダーをしていました。大きな宇宙船で働く青年
だったときもあるし、地球上でも何度も生まれ変わっているそうです。でもそ
れは未来とか過去ではなく、すべてが同時に起こっています。時間という概
念は三次元の世界にはありますが、もっと次元の高い世界には存在しない
のです。

次元が変わるとは、視点が変わることです。視点が変わると「なあんだ、そん
なことか」と感じることがあると思います。これまでの地球は長い間、自分たち
の肉体の視点で物事を見てきました。これからは魂の視点から物事を見る時
代になったそうです。

魂の視点とは、光次元の視点です。五次元以上のキラキラと輝きを放つ次元。
それは私が大好きな「アミ」の世界でもあります。闇を光に還えし、意識の波動
を上げるための、具体的な情報をたくさんいただけます。子どもたちの開かれ
た意識を守らなければいけないことも分かりました。

ぜひ、子どもたちと一緒に読んでください。お勧めのすてきな一冊です。

(編集室 柴切純子)


ハリウッド・セレブが頼るヒーラー《ケン・コバヤシ》と語らった これからの医療 サウンド・ウェーブ・テラヘルツの流れ
小林 健×増川いづみ・船瀬俊介・著
ヒカルランド 刊
定価 1,759円+税


小林健氏は先祖代々ユダヤの血を引き、その祖父はカバラマスター=トラ
ジでした。カバラとはユダヤ教の伝統に基づいた創造論、終末論、メシア論
を伴う神秘主義思想で独特の宇宙観を持っているそうです。それによって私
たちの体を構成する細胞と交信することができるのだそうです。

小林氏は、2歳から5歳までの幼少期の4年間を祖父からカバラを教わり過
ごしたそうです。その教えのもと、脈診によって体から何が原因でその症状を
作っているのか聞き取ることができるようになったのだそうです。

小林氏は2回の臨死体験をしたことがあります。そして、NYを中心に58年に
も及びヒーリングアーティストとして各界の有名人を顧客に持っています。

夜中にチャンティング(チャネリング)が来るのだそうです。難病だった森美智
代氏を救った甲田光雄先生に守られているとのことです。そして、舩井幸雄
からも。東京の品川付近を通過した際、舩井幸雄からのメッセージを受け取っ
たそうです。もともと舩井幸雄は単純な方法で病気も心も治ると伝えてきまし
た。同じことを推進している小林氏に「息子に会ってほしい」とのことでした、
2014年11月ごろより甲田先生よりバトンタッチして舩井幸雄が出てくるように
なったのです。

いろいろな分野を超え、近年は音による振動治療を応用したサウンド療法で、
人と地球の健康と生命のバランスをテーマにしている増川いづみ氏と「医」
「食」「住」問題を中心に執筆、評論、講演活動をされている船瀬俊介氏が小
林氏の自然療法の実態に迫っています。
薬に依存しなくてもライフスタイルを改善、改良することで病気を治すことを
提言しています。
 
"Life is so beautiful if you like it."

 (すべては自分次第でうまくいく)ということでしょうか。それがこれからの
医療を進化させていくカギとなるのではないのでしょうか。
ぜひ、お読みください。そして、小林氏の受け取った舩井幸雄のメッセージに
触れてみてください。

(編集室 江尻みゆき)

2016年3月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

図解 即時業績向上法―「つき」を呼ぶ船井流原則経営のすすめ-舩井幸雄 (著)

決めた未来しか実現しない-本田健 (著)

金持ちゾウさん、貧乏ゾウさん 仕事と人生の変わらない法則 -本田健 (著)

これはお金の本質を物語として書いた本なのですが、健さんがノンフィクションの本ではそこまで書けないよという本音というかお金の本質を思いっきり書かれた本で、お金に困らない生活を送りたいという方にはぜひ読んでいただきたい本です。(舩井勝仁)


臆病な僕でも勇者になれた七つの教え-旺季志ずか (著)

"300ページ近いファンタジー小説です。私も、さっそく読んでみましたが、ハリーポッター方式の自己啓発本といった趣のわかりやすい作品で、一気に完読してしまいました。バケモノというあだ名をつけられた少年が、老師に導かれ7つの石を集める旅に出ます。場面は石の数である7章からなっており、毎章、老師によって気づきが深まってゆくという構成につくられています。  「恐れに向き合い、壁を乗り越え、新しい自分に出会う」というテーマですが、以前ある方から教えてもらった「物事を決断する時、それは『愛ですか』『恐れですか』といったん自分に問いかけてみるとよい」という言葉を思い出しました。  わかりやすくたとえるなら、親が子どもに「勉強しなさい!よい学校に入りなさい」というときに、「この子の持っている○○の可能性を高めるためには、学力を伸ばして難関校に挑戦させた方がよい」と考えるのは『愛』であり、一方、「自分は大した学校に行けなかったから子どもだけは何としてでもいい学校に入れたい」と考えるのは『恐れ』だということでした。言い換えるなら、貢献視点とエゴ視点の違いということでしょうか。  私個人の考えだと、後者の『恐れ』も人間らしくてある意味、悪いことばかりではないと思うのですが、確かに、『愛ですか』『恐れですか』と自分に投げかけることは内観としてはとても有効だと感じています。より『愛』に近づく考えを意識して自分に課しています。  話はずれてしまいましたが、旺季さんは目に見えない世界を決してスピリチュアルに偏りすぎずに書ききっていて、精神世界が好きではない人も抵抗なく読める気がします。もちろん、スピリチュアルが好きな人には、この石はチャクラを示しているのかな? などと、わくわくした裏読みができる楽しみも隠されています。私は、ものすごく本質的なことが書いてあるのが分かったので、読み始めると一気に読めたのですが、時が満ちるのを待って満を持して読み始めたぐらいすごい本でした。  脚本家の書くシーンは、どれも生き生きと鮮やかで、会話にもテンポがあり、登場人物が目の前にいるかのようで、漫画やRPGが好きなゲーム世代にも勧めたいと思いました。  敷居が低く(手に取りやすくわかりやすく)、奥行きが深い(読めば読むほど気づきが多い)このような本が、もっと増えればよいのにと思います。おすすめの1冊です。(舩井勝仁)

ついに、愛の宇宙方程式が解けました: 神様に溺愛される人の法則-保江邦夫 (著)

注目すべき人々との出会い-G.I.グルジェフ・著 棚橋 一晃・監修 星川 淳・訳

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ひつく神道入門: 日本人が知っておくべき本当の心の整え方-中矢 伸一・著

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時の終わりと時の始まり プレアデス《メシアメジャー》からの黙示(アポカリプス)メッセージ-村中 愛・著/小川 雅弘・序文

 ☆お勧めブログはこちらからご覧ください!☆ 【お勧めブログ】


         


         


2016年2月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

奇跡のコース 第1巻 テキスト―普及版-ヘレン・シャックマン (著), ウィリアム・セットフォード (編集), ケネス・ワプニック (編集)
 ☆お勧めセミナーがあります!☆ 【『奇跡のコース』ティーチャー 香咲 弥須子先生の「セミナー」および「ワークショップ」(3/20)】

イメージ気功[成就編]~妄想エネルギー活用法~(CD付)-山岡尚樹 (著)


「妄想」という言葉に惹かれますね。「妄想」と聞くとよこしまな思いに左右されて気功の邪魔になってしまいそうですが、単なる願望実現ではなく、その妄想エネルギーを活用してしまおうとするところに、山岡さんのエッジのきいたユニークさを感じます。丹田をしっかり使って気を整える呼吸法をわかりやすくレクチャーしているCDブックです。
山岡さんは私の大親友で、大人の右脳開発をライフワークとして取り組んでいます。一般の人の悩みに真摯に耳を傾け、心のブロックを外して願いをかなえるメソッドをいつも考えているまじめな人です。この本のメソッドを活用して結婚、仕事などにいい展開がのぞめたという報告が続々来ているそうです。
今までの気功本の中で1番わかりやすく、万能感あふれる1冊でした。自信を持ってお勧めします。山岡さんにとっても自信作のようですので、山岡ファンの方もそうでない方もぜひ手に取ってみてください。 (舩井勝仁)

知っておきたい悟りのヨーガ-荒井秀幸(著)


父が大変お世話になっていた荒井義雄先生の甥にあたるのが秀幸先生です。荒井義雄先生は「舩井フォーラム2015」にもご出演していただいて大好評でしたが、アグレッシブな義雄先生と比べると秀幸先生はとても優しい穏やかな方で、お会いするたびに癒しの波動を感じます。
私もヨガはかじらせていただいた程度で、まだまだ未知の世界ではあるのですが、この本の中に書かれた「一人ひとりが内なる平和を確立させたとき『真の平和』は実現する」の言葉が響きました。私がかねてからテーマにしていることに重なりますし、私の場合は言うだけで方法論を提示できないでいるのですが、ヨガという具体的なメソッドを持っている秀幸先生の『真の平和』にかける思いはまた格別だと思います。
悟りとは、なにも超人的な体験を実感することだけではなく、平和と調和に、自分の意識がゆるぎなく向いていることで充分大きな意味があるのだと思いました。
そのような心持ちやあり方を、日常の中で維持し、深めていくためには毎日のヨガは効果的だと気が付かせてくれた1冊でした。私もこの本を参考にして、今秋の舩井フォーラムに向け、心と体の準備を始めていこうと考えています。 (舩井勝仁)

古事記を奏でる CDブック 上巻-神武夏子(著)


ピアニストの神武さんの古事記へのいざないの新作です。古事記のそれぞれの章にあったイメージに対して、インスピレーションでピアノとフルートの伴奏が入っているのですが、これが、とても清らかで心が晴れ渡るようなすがすがしさに満ちています。古事記をいつかきちんと読みたいのだけれど機会がなくて、という方に導入として最適だと感じます。朗読ブックは眠くなって、という先入観がある方にも、なかなかおしゃれで飽きさせない構成になっているので手に取っていただけたら何よりです。上巻は「豊玉姫の歌」まで。まだトライしていませんが、下巻も楽しみです。 (舩井勝仁)

聖なるものへの賛歌-神武夏子(著)


こちらはさきほどの神武さんのCDですが、あまりによかったので最後にご紹介しておきます。みなさまおなじみの「グリーンスリーブス」にハマって、毎日聞いています。
前述の古事記の挿入音楽といい、私の中にすっと入ってくると思って、ジャケットを見ましたら、プロフィールにフランス留学後、エリック・サティに衝撃を受け、サティと「フランス6人組」の音楽をいろいろな場所で紹介されていると書いてあり、合点がいきました。私もサティが好きなのです。
スピリチュアルに響く曲を聴きたいけど、重いのはちょっと、という方にお勧めの1枚です。 (舩井勝仁)

橘玲の中国私論---世界投資見聞録-橘玲(著)

日本経済復活の条件 -金融大動乱時代を勝ち抜く極意- -植草一秀(著)

そして偽装経済の崩壊が仕組まれる-塚澤健二(著)

イニシエーション-エリザベス・ハイチ・著 紫上 はとる・訳
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カタカムナ 言霊の超法則: 言葉の力を知れば、人生がわかる・未来が変わる!-吉野 信子・著
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隠された言霊の神 ワカヒメさまの「超」復活!-SUMIKO!アマノコトネ 宮㟢 貞行・共著
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2016年1月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

光の使者―愛と平和の軌跡- ジェイムス・F. トゥワイマン (著), James F. Twyman (原著), 穂積 由利子 (翻訳)
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医者だけが知っている本当の話 薬を使わない子育て&不必要な治療- 内海 聡・真弓 定夫・共著
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ついに、愛の宇宙方程式が解けました: 神様に溺愛される人の法則- 保江 邦夫・著
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チェンジ・マネー お金の価値を変えるのは日本だ!- 舩井 勝仁 (著), はせくら みゆき (著)

決めた未来しか実現しない- 本田 健 (著)  

22世紀的「人生の攻略本」 起こることは全部マル! 3時間で新しい自分になれるワークブック- ひすいこたろう (著), はせくらみゆき (著)

いまここに生きる智慧―シスターが長老に聞きたかったこと- アルボムッレ スマナサーラ (著), 鈴木 秀子 (著), Alubomulle Sumanasara (原著)

ある瞑想家の冒険―悟りに至るまでの半生、そしてその後- ボブ・フィックス (著), 釘宮 律子 (翻訳)

思った以上の人生は、すぐそこで待っている- 相川 圭子(著)

ヨグマタ相川圭子 魂を浄化する瞑想カレンダー 2016- 相川 圭子(著)

ヒマラヤ聖者の太陽になる言葉- 相川 圭子(著)

水のように生きる- 小林 芙蓉(著)

時の終わりと時の始まり プレアデス《メシアメジャー》からの黙示(アポカリプス)メッセージ- 村中 愛 (著), 小川 雅弘 (著)

         


         


      

   

2015年12月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

ぼくの命は言葉とともにある (9歳で失明、18歳で聴力も失ったぼくが東大教授となり、考えてきたこと)- 福島智 (著)
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宇宙のしくみを使えば、すべてがうまくいくようになっている: 意識・潜象・量子 奇跡を起こす超技術アートテンのパワー- 高橋 呑舟 (著)
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一度は死にたいと思ったこと、ありませんか? 子どもの将来を心配していませんか?――子どもの脳にいいこと4 知的発達障がいが改善 13人の事例集- 鈴木 昭平 (著), 内藤 眞禮生 (監修)
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ゆるんだ人からうまくいく。 意識全開ルン・ルの法則- ひすいこたろう (著), 植原 紘治 (著)

宇宙のしくみを使えば、すべてがうまくいくようになっている: 意識・潜象・量子 奇跡を起こす超技術アートテンのパワー- 高橋 呑舟 (著)

断食の教科書- 森 美智代 (著)

あの世飛行士(タイムジャンパー)は見た!?《歴史の有名なあの場面》 あまりに不都合な《歴史トラブル》へのタイムトラベル- 木内 鶴彦 (著), 長典男 (著)

子どもの心に光を灯す日本の偉人の物語 (親子で受けたい歴史の授業)- 白駒妃登美 (著)

いま、大和の人として美しく生きる- 今野 華都子 (著)

へそ道 宇宙を見つめる 使命を見つける- 入江 富美子 (著)

子どもの脳にいいこと- 鈴木 昭平 (著)

発達障がい児が普通級に入れた!- 内藤 眞禮生 (著), 鈴木 昭平 (著)

マイナス2歳からの子育て- 鈴木 昭平 (著)

人生が劇的に変化する実践・成功脳のつくり方- 鈴木 昭平 (著)


         


         


         


   


2015年11月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

花咲かじいさんが教える「人」と「お金」に愛される特別授業 - 竹田 和平(著)

ビジネス訳 論語 人を動かし、人を活かす100の言葉- 安岡活学塾(著)

知ったら戦慄する 嘘だらけ世界経済 今この世界を動かしてる《超》秘密- ベンジャミン・フルフォード (著), 板垣英憲 (著)

この国を滅ぼさないための重要な結論 《嘘まみれ保守》に憲法改正を任せるな!- 倉山 満(著)

なぜ予測をはるかに超えて進むのか 「資本主義2.0」と「イミーバ」で見た衝撃の未来 世界の政治・経済はこれからこう動く- 高島 康司(著)

所得5倍増なんて簡単なこと! 智徳主義【まろUP! 】で《日本経済の底上げ》は可能 みんなが喜んで税金を納める人になるとなぜ民も国も繁栄するのか- 竹田 和平 (著), 舩井 勝仁 (著), 小川 雅弘 (著)

過去から未来への暗号 たった今、宇宙銀行の財布の口が開きました ここは《來(き)の森》KouDa 銀河のパワーがじゃんじゃん集まってくる- 小川 雅弘(著)

女子の教養 (武士の娘だった祖母が教えてくれた)- 石川真理子(著)

逆風のときこそ高く飛べる- 鈴木 秀子(著)

つぶやき天使1 神様からの《この世シークレット》宅配サービス- 主晴(すばる)(著)

         


         


   

   


2015年10月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

2015年9月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

ITビジネスの原理- 尾原和啓(著)

論語と算盤 - 渋沢栄一(著)

ダライ・ラマ来日講演集―智慧と慈悲- ダライラマ14世テンジンギャツォ (著), The Fourteenth Dalai Lama His Holiness Tenzin Gyatso (原著), マリア リンチェン (翻訳)

思いやり- ダライラマ14世テンジンギャツォ (著), Dalai Lama (原著), マリア・リンチェン (翻訳)

ダライ・ラマ 菩提心の解説- ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ (著), マリア・リンチェン (翻訳)

ダライ・ラマの「中論」講義―第18・24・26章- ダライラマ14世テンジンギャツォ (著), His Holiness the Fourteenth Dalai Lama Tenzin Gyatso (原著), Maria Rinchen (原著), マリア リンチェン (翻訳)

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い- 篠田 桃紅(著)

食べない、死なない、争わない (人生はすべて思いどおり--伝説の元裁判官の生きる知恵)- 稲葉 耶季 (著)

死帰- 喜多 良男(著)

食べない人たち ビヨンド (不食実践家3人の「その後」)- 秋山佳胤 (著), 森美智代 (著), 山田鷹夫 (著)

         


         


   

2015年8月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

日月神示 覚醒と実践: 天変地異を乗り越え、神仕組みへの正念場- 中矢 伸一 (著)

22世紀的「人生の攻略本」 起こることは全部マル! 3時間で新しい自分になれるワークブック- ひすいこたろう (著), はせくらみゆき (著)

続 聖なる約束 ヤマト人への手紙- 赤塚 高仁 (著)

ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった!- 出路 雅明 (著)

マンガでわかる みるみる運気があがる本 - 富士川 碧砂 (著), アラキ ノゾミ (著)

〔文庫〕生命の暗号 - 村上和雄 (著)

生命の暗号2- 村上和雄 (著)

子どもの遺伝子スイッチ・オン!- 村上和雄 (著)

めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版- ダイヤモンド・ザイ編集部 (著)

過去から未来への暗号 たった今、宇宙銀行の財布の口が開きました ここは《來(き)の森》KouDa 銀河のパワーがじゃんじゃん集まってくる- 小川 雅弘 (著)

霊能動物館- 加門 七海 (著)

すでに今地球に生きるアップグレードした人々 ピュア・インディゴ&ピュア・クリスタルの子供たち 《旧世代の大人たち》がこれら《新時代の子供たち》と共に未来を創っていくその方法- アニ・セノフ (著), 石原 まどか (翻訳)

心に響くことだけをやりなさい!- ジャネット・アットウッド (著), クリス・アットウッド (著), 鶴田豊和 (翻訳), ユール洋子 (翻訳)

外国人に伝えたくなる美しい日本人の姿
- 佐藤 芳直 (著)


         

         

      

   


2015年6・7月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

役割 なぜ、人は働くのか- 佐藤芳直 (著)

たった3日で細胞から生まれ変わる! ハワイアンデトックス- 野崎 友璃香 (著)

心に響くことだけをやりなさい!- ジャネット・アットウッド (著), クリス・アットウッド (著)

死帰 ~人は死んだら必ずここに帰ります- 喜多 良男 (著)

いのちのまつり みらいへ- 草場一壽 (著), 平安座資尚 (イラスト)

幸せを売る男- 草場一壽 (著), 平安座資尚 (イラスト)

いのちの調律 Tuning of Life- 増川 いづみ (著)

魂の導き: 本当のあなたが目覚めると、思いがスイスイ実現する!- 越智啓子(著)

もう病気なんて怖くないよ! なぜこれほど多くの病いと不調が 《テラヘルツ量子波エネルギー》で消えてしまうのか そうです! 量子物理学による[宇宙神癒の世界]がもう始まっているのです!- 佐藤清&テラヘルツ研究取材班 (著)(著)

地球蘇生へ- 白鳥 哲(著)

日本人が知っておくべき この国根幹の《重大な歴史》 新証言、新証拠が続出! 今この二人だからこそ明かせる《最高機密》- 加治 将一 (著), 出口 汪 (著)

あなたが幸せになれば、世界が幸せになる 「引き寄せの法則」が起きる人、起きない人。その違いとは何か?- 石井 貴士(著)

地球隠れ宮《幣立神宮》セッション 【祈り祀(まつ)る】この国の形 世界に《ここだけ》のものを伝え残していくために- 春木 伸哉 (著), 矢作 直樹 (著)


         


         


         



2015年5・6月おすすめ書籍一覧(ホームページ・会報誌より)

人生を拓く「百尊」の教え- 竹田 和平 (著)

アスペルガーとして楽しく生きる- 吉濱 ツトム (著)

「自然の摂理」に従おう―見えてきた近未来とその生き方- 船井 幸雄(著)

アルケミスト―夢を旅した少年- パウロ コエーリョ(著) 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳)

聖なる予言 - ジェームズ レッドフィールド (著) 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳)

カミーノ ― 魂の旅路- シャーリー マクレーン (著) 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳)

心を癒す ワイス博士の過去生退行瞑想 [CD]- 山川 紘矢 (著), 山川 亜希子 (著)

驚天動地 クォンタムが解きあかす「世界の秘密」- アミット・ゴスワミ (著), 喜多見龍一 (監修), 大空夢湧子 (翻訳)

死んでる場合じゃないよ あの世飛行士[予約フライト篇]- 保江 邦夫 (著), 木内 鶴彦 (著)


         


         


   

2015年4月おすすめ書籍一覧

2015年3月おすすめ書籍一覧

自分の道を歩く時に迷ったら・・・- Naomi (著)

運を呼び込む 神様ごはん- 開運料理人 ちこ (著)

舩井幸雄が最後に伝えたかった真実 -船井流〝経営と生き方〟のコツ-- 舩井 幸雄(著)

一神教と国家 イスラーム、キリスト教、ユダヤ教 - 内田 樹, 中田 考(著)

けっきょく、お金は幻です。- 竹田 和平(著)

副島隆彦の政治映画評論 ヨーロッパ映画編- 副島 隆彦(著)

シンクロニシティを引き寄せる共感覚ワークブック- 和泉 貴子(著)

賢者たちのメッセージ - 光田 秀(著)

改訂版 眠れる預言者エドガー・ケイシー- 光田 秀(著)

神様につながった電話- 保江 邦夫(著)

アセンション―時は満ちて...- ボブ フィックス (著)

時を超える聖伝説―いま明かされる人類の魂の歴史/創世・レムリア・アトランティス 新しい次元へ- ボブ フィックス (著)

クォンタム・エンライトメント 超人生のススメ―量子的悟りのためのガイドブック―- ボブ フィックス (著)

ある瞑想家の冒険―悟りに至るまでの半生、そしてその後- ボブ フィックス (著)

肉体を持ったまま すべてのカルマを溶かして 五次元ライトボディ化に向かうあなたへ いよいよ《大宇宙神業》が遂行されます- 森中 光王(著)

世界は自分で創る〈上〉 思考が現実化していく185日の全記録- Happy(著)

               

               


               


   

2015年2月おすすめ書籍一覧

神の微笑- 芹沢 光治良 (著)

「ニンジンから宇宙へ」よみがえる母なる大地- 赤峰 勝人 (著)

舩井幸雄が最後に伝えたかった真実 -船井流〝経営と生き方〟のコツ-- 舩井 幸雄 (著)

エドガー・ケイシーのすべて - サンマーク出版編集部 (編集)

伝わるのは愛しかないから- 日木 流奈 (著)

自分を完全肯定できますか- 日木 流奈 (著)

静寂と明晰―チベット仏教ゾクチェン修習次第- ラマミパム (著), 林 久義 (翻訳), タルタントゥルク

ブッダのことば―スッタニパータ - 中村 元 (著)

ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経- 中村 元 (著)

ある瞑想家の冒険―悟りに至るまでの半生、そしてその後ボブ・フィックス (著), 釘宮 律子 (翻訳)

本物のシフト 空(くう)なる叡智へ ダークアセンションから《光の種子》を救い出すためにサアラ (大宇宙中央議会・アインソフ議会メンバー) (著)

北海道 くらしの花レシピ- 森 直子 (著)


               


         


            

2015年1月おすすめ書籍一覧

アベノミクスの逆襲- 高橋 洋一 (著)

官製相場の暴落が始まる- 副島 隆彦 (著)

日本の奈落 - 植草 一秀 (著)

日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか- 矢部 宏治 (著)

戦後史の正体- 孫崎 享 (著)

女神になれる本- 羽賀 ヒカル (著)

なぜかうまくいっている女(ひと)の心のもち方- 有川真由美(著)

誰とも争わない生き方 人生にも魂にも善悪はない- 秋山佳胤(著)

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)- 秋山佳胤(著)

奇跡の農業革命 奇跡はリンゴだけじゃなかった(DVD付)- 井上祐宏(著)

狼の群れと暮らした男- ショーン エリス (著), ペニー ジューノ (著), 小牟田 康彦 (翻訳)

アセンションのその先へ 《麻•高周波》でNIPPONから 《世明けのアサ》へ銀河JUMP! 水星の知的生命体MANAKAが伝える新しい宇宙観- 中山 康直 (著)

22世紀的「人生の攻略本」 起こることは全部マル! 3時間で新しい自分になれるワークブックひすいこたろう (著), はせくらみゆき (著)


            

               

      


2014年12月おすすめ書籍一覧

SAKIGAKE 新時代の扉を開く- 舩井勝仁・佐野浩一 (著)

聖なる約束 砂漠は喜び砂漠は花咲き- 赤塚 高仁・舩井勝仁 (著)

失速する世界経済と日本を襲う円安インフレ- 赤塚 高仁・舩井勝仁 (著)

循環農法- 赤峰勝人 (著)

「ニンジンから宇宙へ」よみがえる母なる大地- 赤峰勝人 (著)

黎明〈上巻〉- 葦原 瑞穂 (著)

黎明〈下巻〉- 葦原 瑞穂 (著)

2012年の変化はすでに起きている 「百匹目の猿現象」が起こり、大難は小難になった- 船井幸雄, 櫻庭雅文 (著)

前世リーディングの教科書- 船井幸雄 (著)

いのちの調律 Tuning of Life- 増川 いづみ (著)

水は知的生命体である--そこに意思がある- 森 清範・増川 いづみ (著)

合気眞髄: 愛魂、舞祈、神人合一という秘法- 保江 邦夫(著)

世界元一つの《始まりの国》NIPPONよ! 今こそ世界は《本物JAPAN》の光臨を待っている! (地球家族)- 河合 勝(著)

沈むな! 浮上せよ! この底なしの闇の国NIPPONで覚悟を磨いて生きなさい! - 池田 整治, 中丸 薫(著)


                                       

2014年11月おすすめ書籍一覧

いのちの革命 -恐怖を超え、死の扉を開く-- 柴田久美子・舩井勝仁 (著)

新生地球の歩き方 愛の星へのパスポート- 川田薫・はせくらみゆき (著)

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか- 二村ヒトシ(著)

すべてはモテるためである- 二村ヒトシ(著)

日本人が知って変えていくべき重大な未来- ゲリー・ボーネル(著)

時空を超えて生きる―潜象界と現象界をつなぐ- Kan.(著)

問題は解決するな- Kan.(著)

そのままの自分を受け入れて 人生を最高に幸せにしたいあなたへの 33の贈り物- 工藤 紀子(著)

へそ道 宇宙を見つめる 使命を見つける- 入江富美子(著)

[アトキンソン版引き寄せの法則3] - ウィリアム・W・アトキンソン (著)

世界一ふざけた夢の叶え方- ひすい こたろう (著), 菅野 一勢 (著), 柳田 厚志 (著)

                              

2014年10月おすすめ書籍一覧

気功健身法- 仲里 誠毅 (著), 吉宮 照詞 (著)

気の挑戦―中国気功科学はここまできている- 仲里 誠毅 (著)

科学と精神世界の出合い- 仲里 誠毅 (著)

正法眼蔵〈1〉 - 道元 (著)

ヒマラヤ聖者の生活探究 第1巻-ベアード T.スポールディング (著), 仲里 誠吉 (翻訳)

ヒマラヤ聖者の生活探究 第2巻-ベアード T.スポールディング (著), 仲里 誠吉 (翻訳)

ヒマラヤ聖者の生活探究 第3巻-ベアード T.スポールディング (著), 仲里 誠吉 (翻訳)

ヒマラヤ聖者の生活探究 第4巻-ベアード T.スポールディング (著), 仲里 誠吉 (翻訳)

ヒマラヤ聖者の生活探究 第5巻-ベアード T.スポールディング (著), 仲里 誠吉 (翻訳)

過去世リーディング-高江洲 薫 (著)

Dr.高江洲のアニマルコミュニケーション-高江洲 薫 (著)

禁断のセールスコピーライティング-神田 昌典 (著)

合気眞髄: 愛魂、舞祈、神人合一という秘法-保江 邦夫 (著)

リヴィング・ウィズ・ジョイ―光の存在オリンが語る愛と喜びのメッセージ-サネヤ・ロウマン (著)

前世リーディングの教科書-舟越 康浩 (著),  青木 勇一郎 (著)


                                          

2014年9月おすすめ書籍一覧

すべては「必要、必然、最善」- 舩井幸雄 (著)

必ず儲かる沖縄観光ビジネス- 渡口昇 (著)

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く - 藻谷浩介 (著)

[天の叡智]日月神示 - 中矢 伸一 (著)

地の叡智 日月神示- 中矢 伸一 (著)

[人の叡智]日月神示- 中矢 伸一 (著)

完訳 日月神示- 岡本 天明 (著) 中矢 伸一 (監修)

税金官僚に痛めつけられた有名人たち- 副島隆彦 (著)

「ありがとう」は祈りの言葉- 副島隆彦 (著)

「ありがとう」は祈りの言葉- 柴田久美子 (著)

看取り士- 柴田久美子 (著)

淡路ユダヤの「シオンの山」が七度目《地球大立て替え》のメイン舞台になる!- 魚谷佳代 (著)

神語神書(かみごのかみがき) 「安以宇衣於(あいうえお)」 考(こう) (一)- 平成語部(へいせいのかたりべ) 末左太加良(まさたから) (著)

人類はアンドロイド! - 高山 長房 (著)


                                    


2014年8月おすすめ書籍一覧

あなたの「人格」以上は売れない!- 黒木安馬 (著)

内なる宇宙の発見―和尚・講話録 - OSHO (著)

元メガバンク管理職が語る 精神世界ゼロからのすごい覚醒 ありがたき宇宙の10倍返し- 畠山晃 (著)

ウォーター・サウンド・イメージ - アレクサンダー・ラウターヴァッサー(著) 増川 いづみ(監訳)

なぜ、宮崎の小さな新聞が世界中で読まれているのか- 松田くるみ (著)

三十光年の星たち(上)- 宮本輝 (著)

人生を前向きに生きる自問自答法- 天野聖子 (著)

やせる、健康になる、頭がよくなる「耳ひっぱり」- 飯島敬一 (著)

耳をひっぱるだけで超健康になる――あらゆる不調が一瞬で消える「神門メソッド」- 飯島敬一 (著)

王仁三郎の言霊論理力- 出口 汪 (著)

ママが「いいよ」って言ってくれたから、生まれてこれたんだよ。- 南山 みどり (著)

前世を記憶する日本の子どもたち- 池川 明 (著)

                                 

2014年7月おすすめ書籍一覧

2014年6月おすすめ書籍一覧

日本人とユダヤ人 (角川文庫ソフィア)- イザヤ・ベンダサン (著)

世界権力者人物図鑑- 副島 隆彦 (著)

すべては今のためにあったこと- 中山靖雄 (著)

問題は解決するな- Kan. (著)

運命をひらく小さな習慣- 村上 和雄/ 今野 華都子 (著)

瞑想のすすめ- 相川 圭子 (著)

魂を浄化するたった1つの方法- 相川 圭子 (著)

怒りのエネルギーを幸せに変える- 相川 圭子 (著)

日本人が知って変えていくべき重大な未来- ゲリー・ボーネル (著)

誰とも争わない生き方- 秋山佳胤 (著)

チェンジ・マネー お金の価値を変えるのは日本だ!- 舩井 勝仁/はせくらみゆき (著)


                              


2014年5月おすすめ書籍一覧

置かれた場所で咲きなさい- 渡辺和子 (著)

チェンジ・マネー- 舩井勝仁・はせくらみゆき (著)

KIRIBANA- 森直子 (著)

時空を超えて生きる- Kan. (著)

喜びから人生を生きる! - アニータ・ムアジャーニ (著)

わが子を新型うつにしないために- 見波利幸 (著)

簡単! 生命のスープ - オオニシ恭子 (著)

                  


   

2014年4月おすすめ書籍一覧

靖国問題と中国包囲網- 副島隆彦 (著)

不変のマーケティング- 神田昌典 (著)

あなたの会社が90日で儲かる- 神田昌典 (著)

もっとあなたの会社が90日で儲かる- 神田昌典 (著)

いまの自分を超える51の思考法- 井上剛一 (著)

怒りのエネルギーを幸せに変える- ヨグマタ 相川圭子 (著)

デフレの正体 - 藻谷 浩介 (著)

里山資本主義 - 藻谷 浩介 (著)

税が悪魔になるとき- 斎藤貴男、湖東京至 (著)

愛しのテラへ- 岡田多母 (著)

ヘソの話- 岡田多母 (著)

あなたへ...そしてテラへ- 岡田多母 (著)

数霊に秘められた宇宙の叡智- はせくらみゆき (著)

アイム パーフェクト! - はせくらみゆき (著)

なんにでも「ありがとう」- 迫登茂子 (著)

みんないい人ね- 迫登茂子 (著)

神のささやき- 迫登茂子 (著)

オウチで開運!風水168 (いろは)- 清水BIBI瑛紀子 (著)

「ありがとう」は祈りの言葉- 柴田久美子 (著)

幸せな旅立ちを約束します 看取り士- 柴田久美子 (著)

KIRIBANA- 森直子 (著)

人類最大の秘密の扉を開く ソウル・オブ・マネー - リン・トゥイスト (著)

命(いのち)をつなぐ- 畑田 天眞如 (著)


                                                                  

2014年3月おすすめ書籍一覧

上に立つ者の人間学- 舩井幸雄 (著)

未来への言霊- 舩井幸雄 (著)

にんげんクラブからのメッセージ 舩井幸雄が一番伝えたかった事- 舩井幸雄 (著)

過去世リーディング- 高江洲 薫 (著)

Dr.高江洲のアニマルコミュニケーション- 高江洲 薫 (著)

合気開眼- 保江 邦夫 (著)

唯心論武道の誕生- 保江 邦夫 (著)

魂のかけら―ある物理学者の神秘体験- 保江 邦夫 (著)

愛の宇宙方程式- 保江 邦夫 (著)

人を見たら神様と思え- 保江 邦夫 (著)

宇宙一切を動かす「数霊」の超メッセージ- はせくらみゆき・深田剛史 (著)


                              

      


2014年1月おすすめ書籍一覧

2014年 世界3大経済の同時崩壊に備えよ- 増田悦佐 (著)

世界文明の「起源は日本」だった! - 上森三郎/神部一馬 (著)

すべての富を中国が独り占めする- ダンビサ・モヨ (著)

日本経済撃墜- 植草一秀 (著)

観る ~宇宙からの出発~- 大野一道 (著)

未来を変えるクセづけ- 舩井幸雄 (著)

マヤン・ウロボロス- ドランヴァロ・メルキゼデク (著)

新生地球の歩き方- 川田薫/はせくらみゆき (著)

やなせたかし 明日をひらく言葉


                        


2013年12月おすすめ書籍一覧

精神エネルギー- 政木 和三 (著)

ヒマラヤ聖者の生活探究- ベアード・スポールディング (著)

かいまみた死後の世界- レイモンド・ムーディ (著)

生きる/死ぬ その境界はなかった- レイモンド・ムーディ  ポール・ベリー (著)

わが深宇宙探訪記- オスカー・マゴッチ (著)

未来を変えるクセづけ- 舩井幸雄 (著)

にんげんクラブからのメッセージ 舩井幸雄が一番伝えたかった事- 舩井勝仁 (著)

幸せな旅立ちを約束します 看取り士- 柴田久美子 (著)

ドリームランド地球へ行こう- ペガサス (著)

宇宙直感でピピッと生きよう- ウィリアム・レーネン (著)

神のささやき- 迫登茂子 (著)

子どもの遺伝子スイッチ・オン!- 村上和雄 (著)


                                 

2013年11月おすすめ書籍一覧

2020年ごろまでに世の中大転換する- 舩井幸雄・飛鳥昭雄 (著)

予定調和から連鎖調和へ- 保江邦夫 (著)

神のささやき- 迫登茂子 (著)

明日への叡智 - 村上和雄 (著)

クリーニングの真実- 川田薫・ 山内尚子 (著)

アイム パーフェクト! - はせくらみゆき (著)

「ありがとう」でヤセる ヒーリングダイエット- はせくらみゆき (著)

金星人オムネクとの対話- オムネク (著)

翼がくれた心が熱くなるいい話- 志賀内泰弘(著)

人を感動させる仕事 ~僕がソニー、ディズニー、アップルで学んだこと~- 前刀禎明(著)

                           


2013年10月おすすめ書籍一覧

JAL再建の真実- 町田徹 (著)

世界権力者人物図鑑 最新版- 副島隆彦 (著)

NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ ロスチャイルドの世界覇権奪還で日本の<<政治・経済権力機構>>はこうなる- 板垣英憲 (著)

里山資本主義- 藻谷浩介 (著)

デフレの正体- 藻谷浩介 (著)

1リットルの宇宙論- 保江邦夫 (著)

予定調和から連鎖調和へ- 保江邦夫 (著)

子どもの遺伝子スイッチ・オン!- 村上和雄 (著)

数は宇宙言語だった! 宇宙一切を動かす「数霊」の超メッセージ- はせくらみゆき・深田剛史 (著)

レインボーチルドレン - 滝沢泰平 (著)

今ここ日本列島が<<ノアの方舟>>となる- 滝沢泰平 (著)

数霊 日之本開闢- 深田剛史 (著)

カルマからの卒業- はせくらみゆき (著)

なぜ脳は「なんとなく」で買ってしまうのか? - 田邊学司 (著)


                                       

2013年9月おすすめ書籍一覧

ハトホルの書―アセンションした文明からのメッセージ- ケニオン・トム/エッセン・ヴァージニア(著)


愛の宇宙方程式- 保江邦夫 (著)


ついに来たその時! あなたの前に宇宙人が現れます!- 田村 珠芳/グレゴリーサリバン (著)


あなたもETとコンタクトできる! - グレゴリーサリバン (著)


好きなものを食っても呑んでも一生太らず健康でいられる寝かせ玄米生活- 荻野芳隆 (著)


母の力 土光敏夫をつくった100の言葉- 出町譲 (著)


ゆるすいっち。- おのころ心平 (著)


Q・次の2つから生きたい人生を選びなさい - タル・ベン・シャハー (著)


                     

2013年8月おすすめ書籍一覧

知られざる最強の創造エネルギー なぜ性の真実『セクシャルパワー』は封印され続けるのか- 夏目祭子(著)

タオ・コード- 千賀一生(著)

痛快!憲法学- 小室直樹(著)

パスワーク- エヴァ・ピエラコス(著)

有意の人- 船井幸雄(著)

生命誕生の真実- 川田薫(著)

僕のうしろに道はできる- 紙屋 克子 山元加津子他(著)

満月をきれいと僕は言えるぞ- 宮田 俊也  山元加津子(著)

となりの竜馬さん (上巻)- みやじまなおみ (著)

立命の書『陰騭録』を読む- 安岡正篤 (著)

伯家神道の祝之神事(はふりのしんじ)を授かった僕がなぜ ハトホルの秘儀 in ギザの大ピラミッド- 保江邦夫 (著)

「ぜんぜんごー」 住まい造り続けて...51歳から大学へ- 片桐奈保美 (著)

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力- スーザン・ケイン (著)

                                    


2013年7月おすすめ書籍一覧

TPPとワンワールド支配者- 飛鳥昭雄(著)

日本人は中国人・韓国人と根本的に違う- 黄文雄/呉善花(著)

未来から考える新しい生き方- 船井勝仁(著)

失敗から学ぶ- 船井勝仁(著)

日本はこうして世界から信頼される国となった- 佐藤芳直(著)

開運術としての風水- 清水顕子(著)

地球維新 天声会議- 鹿児島UFO(著)

地球維新 解体珍書- 鹿児島UFO(著)

「魂」の人生学- 七田眞(著)

人殺し医療サギ]の実態だ! - ベンジャミン・フルフォード(著)

クリーニングの真実- 川田薫/山内尚子(著)


                              


2013年6月おすすめ書籍一覧

臨死体験〈上〉- 立花 隆(著)

臨死体験〈下〉- 立花 隆(著)

宇宙(そら)の記憶- 木内 鶴彦(著)

生き方は星空が教えてくれる- 木内 鶴彦(著)

あなたもETとコンタクトできる! - グレゴリー・サリバン(著)

わが子が育てづらいと感じたときに読む本- 南山みどり(著)

県庁おもてなし課- 有川浩(著)

宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」- ヨグマタ相川圭子(著)

木村さんのリンゴ- 南山みどり(著)


                                

2013年5月おすすめ書籍一覧

ワープする宇宙- リサ・ランドール(著)

数霊- 深田剛史(著)

日本がアメリカを赦す日- 岸田秀(著)

ものぐさ精神分析- 岸田秀(著)

ビジネスに活かす直感力の研究- 船井 幸雄/ウイリアム・カウツ(著)

浮かれバブル景気から衰退させられる日本- 副島隆彦(著)

それでも中国は巨大な成長を続ける- 副島隆彦(著)

ぶり返す世界恐慌と軍事衝突- 副島隆彦(著)

隠された歴史- 副島隆彦(著)

日本壊死- 船井幸雄/副島隆彦(著)

昭和史からの警告- 船井幸雄/副島隆彦(著)

隠されたヨーロッパの血の歴史- 副島隆彦(著)

日本はこうして世界から信頼される国となった- 佐藤芳直(著)

人生を前向きに生きる自問自答法- 天野聖子(著)

生きる/死ぬ その境界はなかった- レーモンド・A.ムーディ/ポール・ペリ(著)

ソース- マイク・マクマナス(著)

置かれた場所で咲きなさい- 渡辺和子(著)

                                


2013年4月おすすめ書籍一覧

ミラクルを呼ぶ荒井式・中心気功法- 荒井義雄(著)

気の人間学- 矢山利彦(著)

続 気の人間学- 矢山利彦(著)

あいうえお言霊修行- 矢山利彦(著)

怒らないママになる子育てのルール- 近藤直樹/和田晃一(著)

組織は人なり- 東京電力株式会社/野中郁次郎(著)

新・あの世はあった 文豪たちは見た!ふるえた! - 三浦正雄/矢原秀人(著)

小さいおじさんと友だちになれる本- 小さいおじさん研究家フクちゃん(著)

メリットの法則――行動分析学・実践編 - 奥田健次(著)


              


2013年3月おすすめ書籍一覧

デフレ救国論- 増田悦佐(著)

天律の時代が来た!- 船井勝仁(著)

未来から考える経営- 船井勝仁(著)

IBMの息子〈上巻〉- トマス・ジョン・ウォトソン(著)

IBMの息子〈下巻〉- トマス・ジョン・ウォトソン(著)

いま資産を守るためにいちばん大切なこと- 松田悦佐(著)

課税による略奪が日本経済を殺した - ビル・トッテン(著)

すべては今のためにあったこと- 中山靖雄(著)

人を見たら神様と思え- 保江邦夫(著)

ひとたまりもない日本 根拠なき「楽観論」への全反論- 藤巻健史(著)

食事で願いを叶える湯島食堂の ご飯とおかず 心と体と魂を 癒すレシピ- 国境なき料理団(著)

湯島食堂 ちからがわく野菜の100皿 大人気野菜レストラン- 本道佳子(著)

「苦しい人生、卒業!」 悟る技術 世界でいちばんシンプルな幸せの魔法をあなたに。- 橋本陽輔(著)

9割の会社は人材育成で決まる!- 小山政彦(著)

シッダーマスターが示す悟りへの道- 相川圭子(著)

フライパンと鍋でつくるマクロビおやつ- 長沼麗奈(著)


                              

2013年2月おすすめ書籍一覧

3・11人工地震でなぜ日本は狙われたか[VI] - 泉パウロ(著)

日本に仕掛けられた最後のバブル- ベンジャミン・フルフォード(著)

姿勢を正せば、痛みが消える- 中村秀一(著)

ためらいの倫理学- 内田樹(著)

レヴィナスと愛の現象学- 内田樹(著)

他者と死者- 内田樹(著)

街場の教育論- 内田樹(著)

映画の構造分析- 内田樹(著)

武道的思考- 内田樹(著)

呪いの時代- 内田樹(著)

私家版・ユダヤ文化論- 内田樹(著)

日本辺境論- 内田樹(著)

思いが実現する 船井幸雄の60の言葉- 佐藤 芳直(著)

未来をひらく船井幸雄の法則- 佐藤 芳直(著)

となりの竜馬さん - みやじまなおみ (著)

開運術としての風水- 清水顕子 (著)

あなたの中に、神さまが宿っています。- こだまゆうこ (著)

すべては今のためにあったこと- 中山靖雄 (著)

アナスタシア- ウラジミール・メグレ (著)

超訳 霊界物語- 飯塚弘明 (著)

開運秘伝1【出雲大社編】 神社の秘密- 羽賀ヒカル (著)

ヤマト政権誕生と大丹波王国- 伴とし子(著)

新しい国へ - 安倍晋三(著)

リフレはヤバい- 小幡積(著)

風邪の効用 - 野口春哉(著)

生命誕生の真実- 川田薫(著)


                                                  


2013年1月おすすめ書籍一覧

コンサルタントの「お仕事」と「正体」がよーくわかる本- 岩崎剛幸(著)

陰謀論とは何か - 副島隆彦(著)

立命の書『陰騭録』を読む - 安岡正篤(著)

丁稚のすすめ- 秋山利輝(著)

日本の巨石 イワクラの世界 - 須田郡司(著)

日本石巡礼- 須田郡司(著)

世界石巡礼- 須田郡司(著)

日本の聖なる石を訪ねて- 須田郡司(著)

足うら重心は幸せの法則- 佐藤眞志(著)

フライパンと鍋でつくるマクロビおやつ - 長沼れいな(著)

宇宙に結ぶ「愛」と「叡智」- ヨグマタ相川圭子(著)

ヒマラヤ聖者とともに - スワミ・ラーマ(著)

実は世界No.1の日本経済- 岩本沙弓(著)

アシュタール×ひふみ神示 - 宇咲愛(著)

超訳 霊界物語- 飯塚弘明(著)

ときあかし版 『 [完訳]日月神示 』- 内記正時(著)

陰謀・秘密結社対談 - 飛鳥昭雄×ベンジャミン・フルフォード(著)

マグダラの書- トム・ケニオン&ジュディ・シオン(著)

アメリカは日本経済の復活を知っている- 浜田宏一(著)

死の淵を見た男 - 門田隆将(著)


                                      

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