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こだまゆうこのスマイルレポート 2013年

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常識の壁の崩壊と、ペガサスさんのセミナー

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。
今日はクリスマスですね。毎年我が家ではたいしたクリスマスのお祝いはしませんが、ケーキだけはなぜだか食べています。会社からの帰り道や、コンビニで、ついおいしそうなケーキを見かけて雰囲気に負けて買って帰ってしまうのです。明日になったらケーキも半額になるので一日待てばいいのですが、やっぱり雰囲気に負けて今日食べたいと思ってしまうのが、不思議です^^。

読者の皆様はどんなクリスマスをお過ごしでしょうか。
世界中に笑顔のあふれる素敵な一日となりますように。


さて、先日の土曜日は、にんげんクラブが主催する、ペガサスさんの講演会に行ってきました。

私にとってペガサスさんは、なんだかよくわからないけれど、なぜかとても気になる存在です。大ファンというわけでもないのですが、著書は全部読んでいます。著書についても、納得できるところとできないところが両方あるのですが、次回は買わずにいようかなと思いつつも、新刊が出るとやっぱり気になって買って読んでしまいます。


たぶん、外国暮らしが長くて、日本の常識にはおさまりきらないペガサスさんのことを、頭では好きになれないのだけれど、心や潜在意識では好きなのだろうと思います。もしかすると、その自由なキャラクターに嫉妬しているのかもしれません。いい意味で、既成概念や常識をこわしてくれる女性だと思います。
それと、ペガサスさんはその立ち居振る舞いが一見ふざけているように(?)も見えますが、実はものすごく勉強家であり努力家で、繊細な女性だと感じるところがあるので、そういう部分が好きで惹かれるのだと思います。


さて、今回のセミナーは、個人的な感想としては、にんげんクラブ主宰のセミナーであり、身内の人間が言うのも何ですが、進行も何もあったものじゃないような、ちょっとグダグダな流れのセミナーでした。過去にいろいろなセミナーに出席してきましたが、あそこまでグダグダなのは初めての経験!?・・・・・と、思えるほどでした。

ペガサスさんの講演は普段は面白いはずだし、ヒカルランドでの講演は大好評につき3回目の講演が開かれるほどなのに、今回の講演はなんというか、ペガサスさんと、ナビゲーターである勝仁社長の波長がうまく調和しなかったからなのか、ハチャメチャなのです。

すぐに話が脱線してしまったり、どうでもいい話がいつまでも続いたり、と見ていてハラハラしました。その光景は、夫婦漫才を見ているようで確かに笑えて面白いのですが、本当にこれは講演会かしら?と疑問に思ってしまうほどでした。

こんな講演では、さぞお客様はお怒りだろう・・・・と思って客席を見渡すと、じつはその夫婦漫才のような講演を聞いて本当に満足そうに楽しんでいらっしゃる方が8割、完全にひいてしまって不機嫌モードの方が2割、と見受けられました。

意外にも喜んでいらっしゃる方のほうが多いことに驚くとともに、講演とは、聴衆の方々の好みによって好き嫌いがはっきり分かれるものなのだなぁと思いました。

さて、この講演でびっくりしたことは、勝仁社長が宇宙語を話され、その宇宙語をペガサスさんが同時通訳で日本語にする、というコーナーでした。
なんだかんだと恥ずかしそうにされながらも、壇上で宇宙語を話される勝仁社長にびっくりし、それを堂々と通訳するペガサスさんの姿は、私の常識の壁をガラガラと崩してくれました。この珍しい光景が見られただけでも、講演に行った甲斐がありました。


また、懇親会では、少し緊張が解けてリラックスしたからか、また一段とペガサスさんらしい時間が流れていました。そうきたか、と何度も口にしてしまうような、予想外の流れでした。それから、宇宙人のメッセージが聞こえる方からのお話や、様々な質問が飛び出したりして、ここではより深いお話が聞けたように思います。

それにしても、ヒマラヤ聖者の生活探求を信じていますから、自分はけっこう頭がやわらかいほうだと個人的には思っていたのですが、まだまだ私の頭は固かったのだなぁ、と今回よくわかった一日でした。

ペガサスさんは今後は、ペガサスというコードネームを返上して、活動されるそうです。お名前が変わられると聞いて、完全に引退して表舞台から姿を消されるのかと思っていましたが、どうやら今後もたぶん日本でバリバリと活躍されるのではないかと今回講演を聞いて思いました。

やり方はそれぞれ違うけれども、みんなの思いは、世界に調和と平和をもたらすことです。今後のペガサスさんのワールドワイドなご活躍を心から期待しています。

未来を変えるクセづけ

未来を変えるクセづけ

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。

先日のにんげんクラブ宇宙人大会(宇宙からの黙示)では、多くの皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございました。私も久しぶりにたくさんの方々の集まる場に顔を出せて、とても嬉しく思いました。それにしても参加して思ったことは、講演者の方々も、聞きに来られた方々も、この講演会にピンと来てご参加された方は、皆さんやっぱり「宇宙人」のようだなぁということでした。ご本人が自覚しているか、していないかは別として、宇宙に故郷を持つ方々や、ウォークインと呼ばれる宇宙人の魂が地球人に宿った方ばかりのように思いました。

私自身も、この大会の準備などを手伝うことで、ようやく自分で自分のことを宇宙人だなぁと認められるようになってきて、なんだか生きるのが楽になってきたように思います。勝仁社長は、まだ手放せないものがあって、この大会ではちょっとお疲れになってしまわれたそうですが、きっと来年の大会では満面の笑顔で臨まれるのではないかと思っています。


ところで宇宙人大会では、私は主ににんげんクラブのブースで、舩井会長の新著未来を変えるクセづけ―舩井幸雄の金言集(海竜社)の販売をしておりました。

この本は、およそ二年ぶりの舩井会長の新著であり、舩井会長がお名前を船井から舩井に変えての記念すべき、はじめての本となります。しかも宇宙人大会の日は、前日にようやく見本が届いたくらいに、出来立てのホヤホヤでした。おかげさまでたくさんの方々にご購入いただくことができました。

実は本書の編集には、企画の段階から私もお手伝いをさせていただきました。
舩井会長は、過去40年以上にわたって、400冊を超える本、しかも様々なジャンルの本を執筆されています。そのため、1~2冊の本を読んだだけの読者の方には、少し誤解されてしまうことも少なくありません。

舩井会長の本質は、地に足のついた努力型の経営者だと思います。世の中の仕組みを解明するために、仕事以外の余暇時間すべてを使って、誰よりも勉強をしてこられたと思います。努力型経営者である部分が理解されず、たった一冊や二冊の本を読んで、わずかな知識だけでオカルトだとか、怪しいと噂されてしまうことは、非常に残念だと思っていました。

宇宙人大会の懇親会での席上で江本勝先生は、「舩井先生は、まだスピリチュアルなことが話せなかった時代に、当時誰もが認める大実業家であったのに、精神世界のことをとりあげてくださった。我々にとっての大恩人です」とおっしゃっていました。まさにこの言葉のとおり、舩井会長の存在は日本における精神世界の常識を変えた大功労者であり、これからの日本の未来を形づくるキーマンであると思います。

もし舩井会長がいらっしゃらなかったら、日本の精神世界はもっともっと時代遅れだったことでしょう。これからの日本の未来も、単に精神世界を語るだけでなく、舩井会長のように地に足のついた状態で精神世界に心を開いていくことが、きっと良い未来を築いていくのではないかと思います。

さて、そんな舩井会長の魅力を、できるだけ多くの方に紹介したい!という企画のもとで作られたのが、本書『未来を変えるクセづけ』です。

本書は、舩井会長の今までの著書のアンソロジーです。40年以上前からの、すでに絶版になってしまった本からも、多数の言葉を選んでいます。というのも、若い頃の勢いのある舩井会長の言葉が、非常に今の時代にも心に響くのです。これだけの努力を重ねた上で、現在の舩井会長があるのだ、ということが本書を読むと少しおわかりいただけるかもしれません。

最後の出典一覧には、25冊の著書名が掲載されていますが、実際にはこの3倍以上の本から、珠玉の言葉を選びだしました。もちろん、この一冊を読めば舩井幸雄がわかる!だなんて大それたことはとても言えませんが、舩井幸雄の人となりや、過去40年間のエッセンスが味わえる一冊にしあがったのではないかと思っています。

舩井会長ご自身も、2年ぶりの著書の発刊に、非常に喜ばれていたようです。見本の著書をご自宅に届けにいった際には、満面の笑顔で「かっこええ本やな」と嬉しそうに仰っていました。

舩井会長は、最近は、以前よりもずいぶんお元気になられているように感じます。
偶然にも(?)来年の大河ドラマは黒田官兵衛です。
今までに、何十人もの霊能者の方が、舩井会長は黒田官兵衛の生まれ変わりだ、と伝えに来られました。これが本当かどうかは神のみぞ知るところですが、確かに黒田官兵衛と舩井会長には、驚くほどに共通点があるように思います(このことについては、いつかブログで書きたいと思っています)。

2014年は、どんな状況でも決して諦めることのなかった負け知らずの黒田官兵衛が、そしてどれだけ辛い病状でもきっと良くなると確信し続けてきた舩井会長が、日本中で話題になる年のような気がしてなりません。

舩井会長の新著未来を変えるクセづけ―舩井幸雄の金言集ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思っています。

『未来を変えるクセづけ』
目次
成功する人の考え方
よい会社の条件
伸びる人のクセづけ
ツキを味方につける
宇宙の原理、世の中のルール
良心にしたがい、包みこもう
すべては必要・必然
本物の生き方
あとがき

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赤ちゃんはお母さんを選んで生まれてくる

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。

今年は台風や竜巻などの災害でびっくりすることが多かったですが、今年の冬は、非常に暖かいですね。今朝の熱海は、朝は雷を伴い竜巻注意報が出るほどのけっこうな雨が降っていたにもかかわらず、10時以降は雲ひとつないほどの快晴となり、日差しの当たる場所での体感温度は20度くらいでした。
暖かいのは、過ごしやすいことなのですが、もう12月なのにこんなに暖かいと、なんだか少し不安になりますね。


さて、先日は、たいわ士である南山みどり様のインタビューに行ってまいりました。(南山様のブログ → http://ameblo.jp/mmangels/ ホームページ → http://www.tensinoegao.com/

南山様は、胎内記憶の研究で有名な、産婦人科医である池川明先生のもとで、赤ちゃんからのメッセージをお伝えされたり、ご自宅でのカウンセリングやヒーリングなどをされていらっしゃいます。著書に、わが子が育てづらいと感じたときに読む本 宇宙チルドレンがあります。

また、先日から上映されている映画『かみさまとのやくそく』にも出演されています。南山様の取材原稿は、私の産休の関係で、ずーっと先になるのですが、来年の9月ごろ(?)に会報誌にてお伝えできる予定です。


南山様のことを知ったのは、実はにんげんクラブの取材で池川明先生にクリニックでお話を聞かせていただいたときに、たまたま南山様が池川先生のクリニックを訪れていたことから、名刺交換をさせていただいたことがきっかけでした。そのすばらしいタイミングに驚き「いつか良いタイミングで南山様の取材をしたいですね」と、編集長の重冨とその時は話をしていたのですが、なかなかタイミングがつかめずにいました。
2年ほどたって、たまたま私が妊娠中だったことから話題に上り、ようやくそのタイミングがやってきたのでした。


導かれるように南山様に取材依頼のお電話をかけてみると、南山様がちょうど良いタイミングで公開される映画の出演をされていることや、近々本の出版の予定があることなどが重なっておられたようで、南山様にとっても、機が熟したベストなタイミングでの取材依頼だったようで、非常に喜んでいただきました。


このようなことがあると、取材相手は自分たちで考えて厳選しているように思っていたけれど、本当はすべて直前に神様や指導霊などから指示を受けたものを、私たちはただ受け取っているだけなのかもしれないなぁ、というような気持ちになります。きっと実際にそうなのでしょうね。

世の中に奇跡や偶然は本当はない、と船井会長は言われていますが、だんだんと少しずつ、その言葉の重みがわかってきたように思います。


南山様のお話を聞いていると、子どもは親を選んで生まれてきていること、世の中を、特に家族や両親、お母さんを助けようとして生まれてきていることが、非常に納得できました。詳しい内容は、来年の9月ごろの会報誌に書く予定ですので、それまでのお楽しみ・・・にしたいと思います。

ところで、その原稿には直接関係のないお話として、ちょっとしたエピソードをご紹介します。
じつは、南山様は取材でお話をされる際に、時どきなんらかの存在か、時には私のお腹にいる赤ちゃんとも通信しながら、話をされていました。

「あのことを言い忘れているから、きちんともう一度話したほうがいいよ」とか、「ほら、今大事なことを言い忘れたでしょう?」などと、赤ちゃんも一緒に聞いていて、たまにアドバイスをくれるのだそうです。

取材が終わった時には、「お手洗い大丈夫ですか?」と南山様から聞かれ、もう少しくらい我慢できるかなと思い「大丈夫ですよ」と遠慮したところ、「ちゃんとトイレに行ったほうがいい、とママに伝えて」と、赤ちゃんから言われたそうで、思わず赤面してしまうような図星の伝言もありました(笑)。


また取材時とはいえ、たいわ士を職業としていらっしゃる南山様に、あまり自分の赤ちゃんからのメッセージを無料で聞いてしまっては失礼になるだろうなと思ったので、個人的なことは聞かないようにしていたのですが、帰り際に「赤ちゃんが、『お風呂が大好きだから、ゆっくりお風呂に入ってね』と言っていますよ」と教えていただきました。これを聞いて、この言葉は絶対に私の赤ちゃんからの言葉だろう、とビックリしました。

というのも、私は一日のうちで一番お風呂の時間が幸せに感じるひとときで、お風呂に入るたびに「はぁ~生きてて良かったぁ~。今日も一日幸せだったねぇ~。こうして毎日お風呂に入れて、なんて幸せなんだろうねぇ~。ところで私がお風呂に入っていたら、お腹の中の赤ちゃんも気持ちが良いものなのかねぇ。」などと、毎日必ずお腹に向かって話しかけていたからです。

妊娠しているとはいえ、今はまだ赤ちゃんとはっきり会話ができるわけでもなく、あまり妊娠の実感が湧かなかったのですが、はじめてリアル(?)な意思疎通を感じた瞬間でした。


こんなことからも、やっぱり人間は肉体だけの存在ではなく、本質は魂であって、赤ちゃんは意思を持って、そしてお母さんを選んでこの世に生まれてきているのだ、ということがわかりました。

とっても笑顔の素敵な南山様、原稿を皆様にお届けできるのは、まだまだ先になってしまいますが、にんげんクラブでは近々に南山様のセミナーを開催したいと企画しております。
また詳細が決まりましたら、ホームページでお知らせしますので、どうぞお楽しみに。

ハートで感じる

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。
今年も早いもので、あれよあれよと12月になってしまいました。毎年のことですが、この時期は忙しく過ごしています。今年の正月休みは、一月の土日は4日5日と続くので、多くの方は出勤が6日からとなり、ここ数年の中でも最も長い正月休みとなりそうですね。長いお休みの前に、忙しいのはある意味で仕方のないことなのかもしれません。

先日は、およそ四ヶ月ぶりに熱海から東京へと遠出をして、ちょうど来日していた女性聖者サイマーの取材に行きました。この取材の様子は、また再来月あたりに皆様にお届けできると思います。

ひさしぶりに会うサイマーは、相変わらずすごいオーラを発していました。取材が始まってすぐに、通訳の方が私のことを「彼女は今妊娠五ヶ月ですよ」と紹介してくださると、サイマーは間髪いれず、「あなたがインドのクンバメーラの地で赤ちゃんが欲しいと祈っていたのを見たよ。それから魂があなたのお腹に宿るところも見ましたよ。」と言ってくれました。

クンバメーラの地で祈ったかどうかは正直に言うと憶えていないのですが、そこで強く祈ったかどうかはともかくとして、赤ちゃんが欲しいということは、ここ数年常に潜在意識の中では一番の希望としてあったので、その辺りもサイマーはお見通しだったのかもしれません。その後この赤ちゃんについてサイマーからはちょっとびっくりなことを言われたのですが、深く考えるといろいろ悩みそうなので、あまり気にしないように、気楽に過ごしたいと思いました。


さて、取材が始まると、様々なことをサイマーは教えてくれました。サイマーは英語で喋っていて、多少聞きなれない単語があっても、その場でサイマーが何を喋っていたのか、すべてわかっているような気がしていました。(後から編集するときのために、念のため通訳の方にも入っていただきました)そして、三日ほどたってみて、録音した音源を再生してみると、サイマーが何を言っているのか、なぜだか半分くらいしかわかりませんでした。通訳の方に入ってもらって、本当に良かった・・・・。と思ったほどでした。


このことから、実際に人と会って話を聞く際には、言葉だけではない何かを五感全体、第六感も含めて感じ取っているのだなぁ、と強く思いました。そういえば、以前ドイツにいた頃に、日本とスカイプでインタビューをした際に、画面を通してのインタビューはなんだか意思疎通が上手くいかずにやりづらいなぁと感じていたのは、やっぱり五感全体で感じることができなかったからだなぁ、と思いました。

それにしても、ドイツに住んでいた頃は、苦手なドイツ語を話されるのが非常に苦痛な環境だったため、英語で話せる場合は超ラッキーという認識で、友人たちと英語で語り合う毎日でした。帰国して二年半、一度も英語を使う機会がなかったら、サイマーのゆっくり喋る英語までわからなくなっているとは・・・・。必要性が無い限り、人間ってがんばれないものですね・・・・(苦)。


サイマーと話していて最も印象に残ったのは、「ハート」で感じることです。
三次元で生きていると、どうしても目で見て確かめたことや、知識や常識として習ったことばかりを、重要視してしまいます。私たちは肉体だけの物質ではありませんから、そのような偏った三次元だけの目で見ていたら、ほんとうの本質を掴むことができなくなります。今後は、ハートの中に入って、目で見たことや耳で聞いたことよりも、どう感じたのかハートからの声を、もっと大切にしていきたいな、と思いました。

船井会長もよく「心臓(ハート)に聞きなさい」「良心の声を聞きなさい」とおっしゃいます。ハートをもっと大切にしていったら、この多次元世界をもっとリアルに体感できるようになるのかもしれませんね。


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(写真は、例によって本文とは関係ありませんが、半農半Ⅹ生活のヒトコマの写真です。
 我が家の一坪農園(といっても我が家に庭はないので、車で20分かかる山奥の別の土地)はいい感じで収穫期を迎えられそうです。今のところ作業はすべて主人がやり、私は食べる専門ですが^^土に触れて地球を感じることも、大切なことですね。)

ご報告と、寄合を開催してみて気づいたこと

にんげんクラブ会員の皆様こんにちは。
しばらくブログを更新できずにいました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

こちら熱海では、秋晴れの気持ちの良いお天気が続いています。お天気も景色も抜群にいいのですが、なぜだか近頃はとっても風が強いです。特に山の上のほうでは、気を抜いて歩いていると転んでしまいそうなくらい、突風が吹き荒れています。春先は毎年風が強いのは覚悟していたのですが、秋もこんなに風が強くなるのですね。なんだか不思議なお天気です。


さて、本日は、読者の皆様に一つご報告があります。
私事で恐縮ですが、とても嬉しいことがありました。

というのも、我が家にとって待望の命を、お腹に授かることができました。
現在は妊娠五ヶ月を過ぎ、ようやくつわりが終り安定期に入ったところです。
来年四月の末頃には、出産の予定です。

結婚してから早や五年半、このようなご報告ができる日をずっと夢見ていたので、今はとても嬉しい日々を送っています。

これからも、体調の許す限り大好きなお仕事も続けていきたいと思っております。
四月前後のしばらくは、このブログも少し滞りがちになったり、もしかすると育児のことばかり書いた日記になってしまったりするのかもしれませんが、そんな時は(苦笑いしながら・笑)暖かく見守ってくださるとありがたいです。
今後とも変わらず、どうぞよろしくお願いいたします。


以上が、本日のご報告です。ありがとうございます。
さて、下記からの文章は、ブログタイトルのテーマに戻ります。


私にとって、無事の妊娠と出産というのは、ここ五年くらいの一番の夢であり、目標でした。とはいえ、命というものは、努力をしたから生まれるというような単純なことではないので、神様にお任せするしかありません。そんなこんなで、ここ五年の間、一番の夢であると同時に、一番の悩みの種でもありました。

そんな中、妊娠云々とは全く関係なく、今年はにんげんクラブの寄合を熱海で開催しました。第一回を開催し、「今後はできるだけ毎月開催しますから、ぜひ来てくださいね」と参加者の方々にご連絡をしたにもかかわらず、妊娠が発覚し、その後ずっと開催できずにおりました。

そんなこんなで、つわりの症状があったために寄合は開催できないけれど、まだ安定期にもなっていなかったため事情も説明できず、たぶん前回の寄合にご参加くださった方々や次回の寄合参加を楽しみにしてくださっていた方々には、「こだまさんは、口ばっかり、いいかげんな人だなぁ」と思われてしまったかと思います。

お約束していたのに、開催できずにおり、申し訳ございませんでした。
この場をお借りして、皆様にお詫びしたいと思います。


ところで、寄合を開く前に、勝仁社長から面白いジンクスを聞いていました。
そのジンクスとは「全国でいろいろな方が支部代表や寄合の開催をしてくれていますが、どういうわけだか、にんげんクラブの寄合を開催するようになると、全く関係がないのに、本業のビジネスが上手くいく方が多いのですよ」とのことでした。
寄合を開いた翌日には、仕事の依頼が数件舞い込んできたり、何か良いことが起こったりする話が、何件も寄せられるのだそうです。

とはいえ、本業の調子がよくなるもなにも、にんげんクラブの活動こそが私の本業ですから、そんなジンクスには全く期待せず、寄合を開くこととなりました。
結果的には、寄合を開いた翌週に、全く予期せず妊娠をしていたことが発覚し、なんだか本当ににんげんクラブの寄合ジンクスに効果があったように感じました。


と、このように書くと、なんだか「寄合を開催しませんか?」とやんわり強要する怪しい宣伝みたいになっちゃうのですが・・・・(笑)。

何も私はにんげんクラブの寄合をやったからこそいいことがあったのだよ、と怪しげなことを言いたいわけではありませんし、ましてや、寄合をやらなければいいことは起こらないよなんて、逆説的に脅すようなことはもちろん言いたくもありません。だから宣伝をしているわけではないのです^^。


普通は、寄合をやったことも、妊娠をしたことも、全くの偶然で片付けられることでしょう。しかし、世の中に偶然というものはなく、なんらかのつながりが、あったとしてもおかしくはありません。そこで、つながりがあったと仮定して、今回の出来事のメカニズムを説明すると、こんなことです。


やってみた方はおわかりだと思いますが、寄合を開催するのは、けっこう手間がかかります。皆様に無事に参加していただくには、告知やメールの連絡や会場の手配など、きめ細やかな連絡をしなければならないものです。やるからには、これを本業の仕事以外の時間に、自分の利益とはいっさい関係なく、やり遂げねばなりません。
そして開催すると、参加者の皆さんが楽しめているかとか、その場を上手くしきるために、自分はそこまで楽しめず、いろいろと心配することもあるかと思います。

そうして寄合を終えてみると、参加いただいた方からの「楽しかったよ。ありがとう!」という気持ちが、幹事の方に向けていっせいに寄せられるのでしょう。その「ありがとう」の気持ちだけで、他に報酬は何もなくとも、開催して良かったなぁ~と、幹事の方は思えるのではないでしょうか。


で、何が言いたいかというと、寄合の幹事をすると、ご参加いただいた方の「ありがとう」の思いの貯金が、一時的に幹事さんに集まるので、それが固まりとなって、ポンと他のことで、幹事さんご自身が「ありがとう」を言いたくなるような何かが起こるのではないでしょうか。


ということで、本当は寄合でなくても、ただありがとうの思いの貯金を、貯められる何かをやれば、なんでもいいのだと思います。

町を掃除したり、人の役に立ったり、なんでもいいから「ありがとう」と人から思われる何かをやることが、結果的に自分も幸運になるし、サムシンググレートの思いに沿っていることなのだろうと思います。


私にとって、寄合を開催したことは、ひとつのきっかけでしたが、自身の生活にこんなに嬉しいことがあったので、寄合開催者としてこれは皆様にご報告する義務があると思いまして、この文章を書きました。

先ほども書きましたとおり、宣伝ではございませんが(笑)、にんげんクラブの寄合を開催してみることは、けっこう楽しいし、人からも感謝されることの一つだと思いますので、ご興味のある方はぜひ率先してチャレンジしてみてくださいませ♪


おへそのさき

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

先週の台風は、伊豆大島では大きな被害がありましたね。行方不明者の捜索活動は今も続けられているそうで、一日も早く、一人でも多く、行方不明の方々が見つかることを祈っております。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、一日も早い復興を願っております。

そして一難去って、また今週末にも大きな台風が日本列島に上陸すると言われています。この台風でも、どうか被害が最小限におさまりますよう、お祈りを続けたいと思います。

天災と人の意識はリンクしていると言われますから、日本中、いや世界中の人々が、これまでの自分の生き方を反省し、生かされていることに感謝し、世界が平和でありますよう祈り続けたら、起こるはずの天災も、きっとなくなるのではないでしょうか。まわりの人々がこの仮説を信じる信じないは別として、自分自身はそう信じて、今日も時々祈りながら、日々の生活をしたいと思っています。

またそう気負わずとも、考えてみればどんな行動も、祈りの気持ちを持ってすれば、生活そのものが祈りになりますね。まだまだ生活の行動全般は祈りとはほど遠い未熟者ですが、いつかはそうなりたいなと思います。

さてさて、話は変わって、本日は皆様に、素敵な絵本をご紹介したいと思います。

その絵本とは、映画『1/4の奇跡』の入江富美子監督の作られた子ども向けの絵本、「おへそのさき」です。この本は、一般の書店では手に入らないものですが、しちだ教育研究所から発売されています。


こちらで購入可能です。→http://item.rakuten.co.jp/shichida/119010/
アマゾンでも手に入るようです。こころを育てる七田(しちだ)式えほんシリーズ「おへそのさき」

入江監督は、何度かこのブログでもご紹介しました、「へそ道」というセミナーを主宰されています。へそ道セミナーを、私は以前に受けさせていただきました。その同期の方々とは、なんだか「へそ」で繋がっている安心感があるのか、ありがたいことに今でも時々親交を深めさせていただいております。

以前に、そんな「へそ仲間」の方々と、伊勢神宮へ参拝しに行く機会がありました。

正宮での正式参拝が終わった後、別宮の荒祭宮へ行って、そこでは各自が願い事というか、これからの決意表明というか、とにかく祈りをささげました。

その時に入江監督は、詳しくは忘れましたが、超ワクワクする仕事がしたい!というような祈りをしたのだそうですが、みんなの参拝が終わった10秒くらい後に、同じくへそ仲間でしちだ教育研究所代表取締役社長の七田厚さんから、「うちで子ども向けの絵本を作ってみませんか?」とオファー受けたのだそうです。

入江監督は以前から「いつか絵本も作ってみたいなぁ~」という願望を持っていたそうです。
七田社長も、入江監督に絵本づくりをオファーしてみよう、と以前から思っていたそうなのですが、いつその話を入江監督に切り出そうかな、と考えていらっしゃったそうです。

そこで、たまたまころあいがよさそうだった参拝の後に、なにげなく話をしてみると、「さっきお祈りしたことが10秒後に叶っちゃった~!!すごいね!早すぎるね!」と、大変驚かれていました。

その時にへそ仲間の一行は、「神様がこんなに早く叶えてくださったとは!きっとその本は面白い本になるね!」などと言って盛り上がりました。

そんな経緯があって、この度できあがった本が、「おへそのさき」です。
なんだかこの本が無事に出来上がったこととか、参拝の後のタイミングとかを考えると、人生って、本当に偶然はないのだなぁ、すべてが必然だなぁと感慨深くなります。


おへそのさきは、読んでみると、想像どおりとっても優しくて暖かい絵本で、たくさんの子どもに、読み聞かせしてあげたいな、と思いました。
この本を子どもの頃から何度も読んでもらうと、自分や他人に対する愛情や信頼感が深まるように思います。

内容はネタバレになってしまうため、あえて書きませんが、とてもオススメです。ぜひお子さんやお孫さんがいらっしゃる方は、何度も読み聞かせをしてあげてほしいと思います。


36歳、刺激的な一年の始まり

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。

秋らしい日々が続いていますね。またしても台風が近づいているようですが、皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか?


先週、勝仁社長から出たばかりの保江邦夫先生のご著書、予定調和から連鎖調和へをお借りしました。

伯家神道の祝之神事(はふりのしんじ)を授かった僕がなぜ ハトホルの秘儀 in ギザの大ピラミッドの続編と言っても良いこの本も、前著同様とても楽しくて、一日で一気に読んでしまいました。保江先生のご著書は、文体に勢いがあると同時に、(いちおう)ノンフィクションで、実際に保江先生のまわりに起こっていることが書かれているので、楽しく読み進められるのだと思います。


今回の本では、リーマン面が変わった、ということでその解説を保江先生は詳しくしてくださっています。天才理論物理学者である保江先生ですから、たぶんすごいことを読者向けにやさしく書かれているのだと思うのですが、根っから文系志望だった私は、リーマン面やシュレーディンガー方程式、という単語を聞くだけで自動的に脳のシャッターを閉めてしまいます(苦笑)。

そんなこんなで、よくわからない部分も多少はあったけれど、ある時点からこの世の次元が変わった、ということはわかりました。

その変化が、2012年の12月23日からと言う人もいるし、まだ変わらないと言う人もいます。

たしかにここ二年くらいで世の中の次元が変わってきているな、と思うのですが、いつから?と聞かれたら、東日本大震災の後からのようにも思えるし、やっぱり2012年12月23日からのようにも思えます。
それとも、私個人だけの話で言えば、船井会長の元に現れた不思議な中学生T君に会った2007年くらいから実は変わっていたのかしら?とも思えます。


それで、いろいろ考えた後に、そうだ、私にとって次元が劇的に変わるのは、この本を読み終えた10月6日の日曜日深夜からだ!今までの変化では生ぬるいから、今日からもっと変化して行こう!と思うことにしました。


というのも、本書を読むと、保江先生の見事なまでの確信っぷりに、影響を受けるからです。保江先生の次元がここまで変わったのであれば、自分も確信すれば人生が変わるはず!といい意味での刺激を与えてくれる本でした。

折りしも、じつは10月7日の月曜日は私の誕生日でした。誕生日の前後数日は、天使がたくさん飛んでいるので、願い事がたくさん叶うのだよ、と友達から聞いたことがあります。確かに例年を思い出してみると、誕生日の前後は印象的なことが多いような気もします。


せっかく記念すべき誕生日の前日にこんなに面白い本を読んで、世の中の次元が変わったことを確信できたのだから、きっと明日からワクワクとすばらしい日々が続いていくだろう。予定調和から、連鎖調和の次元へと変貌していくだろう。そのために、日々良い調和を保てるように、自分からいろいろと動いていきたいな、と思うことができました。


さて・・・・・。そんなハッピーでお気楽なことを考えて眠りについた誕生日、朝の五時からとんでもない刺激で目が覚めました。

あれ?腕がかゆいな、蚊にさされたかな、ちょっと痛い気がする。でもいいや、そのまま寝てしまおう、と寝ぼけた私は思いましたが、10秒くらいたって、いやいやいや、この痛みは冗談ではないレベルになってきた。痛い!熱い!これはアイツに違いない!と飛び起きました。


そうです。何が起こったかというと、以前にも書きましたが、私がこの世で一番苦手なムカデ(以下、言葉にするのも怖いので、Mちゃんと呼びます。)に左腕を三箇所も噛まれていたのです。


急いで電気をつけると、枕の上を悠々と歩くMちゃんがいました。起きるのがもう少し遅かったら、顔や頭をやられていたな・・・・。と顔面蒼白になりながら、なんとか退治しました。(なぜだか真横で寝ていた主人と犬二匹は無傷。)


誕生日の朝の目覚めから、Mちゃんに三箇所も噛まれるだなんて、きっと36歳、年女のこの一年は、超刺激的な一年になるに違いない。

アンラッキーな自分を慰めつつ、これってちょっとしたネタになるなぁ、これからの一年は楽しみだな、とポジティブに考えようとしました。
きっとこの年は、自分が想像もしないようなびっくりすることが起きるのだろう、と。


さて、その日の夕方。朝の出来事も忘れかけた頃、なんとなんと、別のMちゃんに左足の小指を噛まれる、というミラクル(?)が起こりました。(この時も隣にいた犬二匹は無事。)

冗談でしょう?と泣きそうになりつつも、応急処置をしようと風呂場に行ったら、さらに別のMちゃんにも遭遇しました。

いったい全体、今日という一日はなんなんだ!これは何の引き寄せなんだ???
泣きっ面に蜂、という言葉がこの日ほどしっくりきたことはありません。誕生日という特別な日に、一日に四箇所もMちゃんに噛まれたマヌケな自分に、びっくりするやらあきれるやら。


しばらくは凹みましたが、これはいよいよ、この一年は超刺激的な年になりまっせ~、覚悟しときや~、という宇宙からのメッセージだと今の私は捉えています。

さて、なんだかすごく長い文章になってしまいましたが、何を言いたいかというと、これだけ次元と思考を変えてくれる保江先生の本、予定調和から連鎖調和へ、オススメです。たぶん皆様には今回の私のような出来事は起こりませんから、ぜひ安心してお読みください。

うさとの服

先日、熱海の起雲閣で、ファッションデザイナーさとううさぶろうさんのブランド、「うさと」の服の展示会が開催されました。熱海では、年に2回だけうさとの服の展示会が行われます。この一年、今かいまかとこの時を待っていました。

うさとの服、はご存知の方も多いかと思いますが、知る人ぞ知る、自然素材の服です。

さとううさぶろうさんのプロフィールを、貼り付けておきます。


1948年、北海道生まれ。「うさとの服」デザイナー。
日本で企業デザイナーを経験したのち、ベルギーの首都ブリュッセルで
オートクチュール(高級注文服)の創作に携わる。
1994年からエネルギーの高い布を求めてアジア諸国を旅する。
1996年、タイのチェンマイに拠点を移し、「いのちの服」づくりに着手。
手つむぎ、手織り、天然染めの布に"宇宙の法則"をデザインし、
自然をまとうような心地よい服を誕生させる。
「想い」ごと手渡しする「展示会」方式が、日本各地に広まっている。
タイ・チェンマイ在住。
うさと ホームページより)  


私がうさとの服に出会ったのは、もう10年くらい前になります。小淵沢で行われた久司道夫先生のセミナーに行った際に、うさとの服を着ていらっしゃる方がいました。とっても素敵な服だなぁと思って、思わずその方に「その服はどこで買えるのですか?」とお聞きしたのがはじまりでした。

それからうさとの服にはずっと興味があったのですが、当時は三次元バリバリ目線の独身の私、自然素材の素朴な服を着るのは、ちょっぴり恥ずかしくてなかなか手が出せませんでした。それから10年たってみて、ようやく身も心もうさとの服を着られる余裕(?)が出きてきたように思います。(結婚してごく一般的なモテ度を気にしなくて良くなったから・・・と言うと怒られてしまうかな?笑。)


また、先月にインタビューをさせていただいた、深田剛史さんとはせくらみゆきさんが、たまたまお二人ともうさとの服を着ていらっしゃって、それがとっても素敵に見えました。

このように素敵な方が自信を持って着ていらっしゃる服、というところも私にうさとの服を着る勇気を与えてくれたように感じます。勇気、と書いた理由は、今の日本のビジネスシーンと、うさとの服とはあまりにも不釣合いすぎて、なかなか着る勇気がでないからです。

そういえば、確か三陸海産プロジェクトのスタッフの方だったと思うのですがが、ブログの中で、「それまでうさとの服がずっと好きでいつも着ていたけれど、震災を経験してから、それを着るとまわりの自然とつながってしまうし、心がリラックスしてしまうから、暫くは勇気がなくてうさとの服を着ることができなかった。復興が進んできてから、ようやくまた着られるようになりました。」というようなことを書かれていたのが印象的でした。


今回の展示会では、どうせならば服を買うだけでなく、さとううさぶろうさんがどんな思いでこの服を作っておられるのかを知りたい、と著書あいをよる おもいをつむぐ
も買って読んでみました。

そうしたら、こんなにも大変な経験をされながら、宇宙と調和する服作りをされていらっしゃるのか、とものすごく感動しました。

手つむぎ、手織り、でかかわるすべての人が愛を表現しているうさとの服、とってもオススメです。

うさとの服では、一枚の布を織る人には、糸を紡いで染めるところから織り上げるところまで全部やってもらうし、一枚の服を縫うには必ず、一人の人に最初から最後まで縫ってもらうのだそうです。そのように、作業を分けずに、きちんと一人でやりきることで、ものづくりの思いがちぐはぐにならず、さらに完成する喜びを縫い子さんにも味わっていただけます。だから、すべてのうさとの服には、縫った人の名前が書かれたシールが必ず貼ってあるのだそうです。

なんだか、(これはもちろん手つむぎや、手織りではありませんが)子どもの頃にお母さんに手作りしてもらったワンピースや、手編みのセーターが愛情いっぱいで、着ていてとても嬉しくて誇らしかったことを思い出しました。

お近くで販売会があれば、ぜひ行かれてみてください。そこへ行っただけで、なんだかフワっと身体が安らぐ気分になると思います。着ているだけで、自然のエネルギーや命を体感できる服だと思います。

そのうちにんげんクラブでも販売会を企画したいですね、と計画しているところです。

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(今回購入した服たち。年に2回しか見る機会がないので、思わずたくさん買ってしまいました・汗)


地域での寄り合い

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

秋晴れの良いお天気が続いています。昨日は熱海の自宅付近から、とっても美しい虹を見ることができました。一昨日も夕方に少し虹が見えたので、二日連続で虹を見られたことに感動し、なんだかいいことがありそうな予感がしています。(まぁ、これと言っていいことがなかったとしても、虹を見られただけでも既にいいことですね♪)


この一ヶ月の間、いろいろあって熱海から一歩も出ていません。じっくりと熱海に腰を据えてみると、熱海のいいところがいろいろ見えてくるものですね。
熱海という町は、地域の結束が案外強い土地だと感じます。お祭りや学校行事、町内のイベントなどで、地域の人たちは協力しあって、各町内会で密接なつながりを持っています。


一方、我が家は熱海の中でも山奥の別荘地に位置しています。ということで残念ながら、我が家には町内会もないし、地域密着なコミュニティには入れてもらえません。お祭りはさほど好きではないので、別にいいといえばいいのですが、ちょっと寂しいのも事実です。

この別荘地は、二百件くらいの家がある中で、30~40くらいの家が、そこに永住しています。ということは、残りの160件くらいは東京近辺の人が多く、行楽シーズン意外は空き家状態、いわゆるゴーストタウンです。この状態を、防犯上どうか?と思うか、わずらわしい近所づきあいがなくて静かでいいねぇ、と思えるかは性格の問題だと思います。

さて、そんなちょっと変わった地域に住む我が家ですが、この度永住している有志の人たちから声が上がり、この別荘地でも永住組で自治会を作ってはどうか?という寄り合いが開催されました。この別荘地は1960年代に作られたものですから、作られてから50年もたってようやく自治会が誕生しようとしています。

自治会を作ろうと思った理由は、永住者が以前に比べて増えてきていること。永住している人の中でも高齢者が多くなってきつつあること。一軒一軒の距離が離れているし、横のつながりもいっさいないので、いざ病気になったり災害が起こった際には安全確認が迅速にできないこと、などだそうです。

今までは、山の中に住んでいるとは言っても、管理事務所に整備された偽りの自然空間に住んでいるように感じていました。周辺の木の伐採や道の清掃、外灯の電球の交換や備品の修理などもすべて管理事務所がやってくれるし、ゴミもゴミステーションにいつでも捨てられます。近所で出会う人と挨拶を交わしても、週末を過ぎるとすぐにいなくなってしまう人たちなので、なんだかホテル暮らしのような地に足のつかなさを感じていました。


そんな中で、地域の寄り合いが開かれることが、嬉しいなぁと思いました。人付き合いの希薄な気楽さというのはある意味であるかもしれませんが、長い目で見るとやはりそれは不自然な関係です。世代の違う人たちと話を交える中で、やっぱり人は人と繋がって生きているのだなぁと実感できました。過疎化や高齢化の進んでいく町や村では、なるべく若い人から率先して、このような取り組みを活性化していく必要があるのかもしれないと思えました。

とはいえ、読者の皆様のお住まいの地域では、町内会はあるのがあたりまえでしょうし、なんともレベルの低い横のつながりのお話なのですが、地域の交流が少なくなってきつつある日本の中には、こんな地域もあるのですよ、ということで今回ご紹介させていただきました。

人は人と交流することで、成長したり学んだりしていくものだと思います。これからも、にんげんクラブの寄り合いも大切にしつつ、地域密着の寄り合いや、趣味の寄り合い、などさまざまなコミュニティの輪を広げていきたいと思います。


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(地域の寄り合いの後に大きな虹が見られたので、なんだか神様から「進む道は間違っていないよ」と言ってもらえたような気がしました。)

『にんげん』

台風一過、熱海では秋晴れのお天気が続いています。この台風では、川が氾濫し大変な被害が出た地域が多いそうですね。一日も早い復興をお祈りしております。

この台風の知らせとともに、お世話になった大切な方があの世へと旅立たれた知らせが届きました。死は永遠の別れではないとはわかっていても、生前の笑顔を思い出すと、やはりせつなく感じられるものですね。突然のお別れがなかなか信じられず、以前にこのブログで書いたサイコマンテウムではないですが、ある日ひょっこりとまたあの笑顔を見せてくれそうな気がしています。たとえ姿は見れなくとも、魂は永遠だから、やっぱりまたいつか会えると信じています。

ここ数ヶ月、勝仁社長によく「にんげんクラブ」を立ち上げた頃のことを質問されました。
船井幸雄会長がどのような思いでこの会を立ち上げたのか。今後のにんげんクラブについて考えるにあたって、原点に戻ることはすごく必要なことのようです。
私も、質問を受けるたびに、その時に思いだすことをポツポツと語っていたつもりではありましたが、どういうわけだか自分の記憶からすっかりと抜け落ちていることがありました。


というのも、船井会長が2005年のオープンワールドでの講演で、「今年でオープンワールドは終りにします。次からにんげんクラブを立ち上げようと思います。」と発表した時、そのオープンワールドでの発売に向けて、船井会長がこれまでにないくらい非常に力を入れて書かれていた本がありました。その本のタイトルは『にんげん』でした。

人間の正しい生き方と、世の中のしくみについて、見えない世界も見える世界もひっくるめて、船井会長のありったけの知識を詰め込んだ本が本書でした。船井会長は、その十年前の1995年に『エゴからエヴァへ』を書かれていますが、十年ぶりくらいに書き下ろした、渾身の一冊です。


たぶん船井会長はこの本を書かれた時にすでに「にんげんクラブ」を作ることを決めておられました。不特定多数の人へ向けてではなく、特定の方へ、安価でありながらも正しい生き方を教えることで有意の人を増やし、その集合意識で百匹目の猿現象を起こしていくこと。そんなことを目指してにんげんクラブは作られたように記憶しています。

実際には、船井会長がオープンワールドでこの宣言をしてから、にんげんクラブが立ち上がるまでには半年くらいの期間が必要でしたので、「にんげんクラブの原点」について聞かれると、創業から後のことしか思いだせず、その半年前のことはすっかり忘れてしまっていました。

そういえばにんげんクラブの原点はにんげんだったなと、こんな大事なことを忘れてしまっていた自分にちょっぴりあきれもしたのですが、まぁ当時はそれだけ必死だったということで、許してもらおうと思います。(タイトルの文字を見れば思い出せそうなのに、不思議ですね。)

ということで、あらためてにんげんを読み返してみると、かなりスピリチュアルなことにも踏み込んでいる本です。にんげんクラブ誌で、スピリチュアルな内容のインタビュー記事をまとめる際には、地に足がつくように、スピリチュアルに偏りすぎないように、といつも肩に力を入れていましたが、最近はスピリチュアルに偏りすぎなようにも思っていました。でもにんげんを読んでみて、ああ、なんだ別に間違ったことをしていたわけではなさそうだ、船井会長はいつだって時代の先駆けであった、と安心しました。

人々の思考と時代に応じた新たな発見やスピリチュアルな出来事が出てきますので、2005年当時と比べると今のにんげんクラブはびっくりな記事が増えてしまっていますが、船井幸雄会長の原点さえ忘れなければ、それはそれでいいのだと思います。

にんげんクラブの皆様の中で、『にんげん』をお読みになったことがない方は、ぜひこの一冊をお読みになられてはいかがでしょうか。また、一度読まれた方も、今一度目を通してみてください。今読んでもとても楽しく学ばせてもらえる本だと思います。


はじめての熱海寄り合いが開催されました。

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

まだまだ暑い日は続いていますが、少しずつ過ごしやすい秋の訪れを感じています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先週は、こちら熱海ではじめての寄り合いが開催されました。

前回は一件もお問い合わせがなかったので、もしかして今回も誰も来てくださらないかなぁと恐る恐る募集してみたのですが、結果的には7人の方が熱海にいらしてくださいました。

しかもその内訳は、地元の熱海一人、湯河原二人で、後の四人の方は東京や神奈川など遠方から電車に乗っていらしてくださいました。
しかも、前日になってシークレットで勝仁社長もご参加いただけることとなり(結局シークレットということを忘れて、全参加者にあらかじめメールでバラしてしまったのですが・笑)合計9人のちょうどよい感じの人数で、熱海駅前の居酒屋笑笑での開催となりました。

何度かブログに書いたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は思春期の頃は別として、基本的には人見知りで、口下手で、友達もあまり多くありません。そんな私ですが、今回は自主的に寄り合いの言いだしっぺとなってしまいましたので、会をまとめるためにも、当然ながらいっぱいしゃべらなければなりませんでした。

勝仁社長が上手い具合に良いフォローをたくさんいれてくださって、なんとか普通にしゃべることができましたが、後になって考えてみたら、せっかくの寄り合いの写真を撮り忘れていたり、調子に乗って言わなくてもいいことまで言ってしまったり、失敗も多かったように思います。

それから、食べ物を注文するときに私が適当に選んだのですが、その時にお腹がすいていたためか、なぜだか脂っこいものばかり頼んでしまいました。

にんげんクラブの方は菜食の方が多かったため、結局皆様が食べられないものを頼んでしまったようで、すごく反省しました。

今回は遠方からいらっしゃる方のために、駅近くの居酒屋での開催となってしまいましたが、次回からはやっぱりファミレスを含め、皆さんが喜んでいただける場を検討したいと思います。

寄り合いをやってみて思ったことは、比較的家が近所で、さらに「にんげんクラブ」という共通の枠組みがある中での人との交流は、とても面白いな、ということでした。
はじめてお会いするにもかかわらず、なぜだか共通の話題が自然とあって、古くからの友達のような雰囲気になれるのはすごいことだと思います。


まだ少し私も含め参加者の方も緊張がとれていないとは思いますが、回数を重ねていくことで、本当に親しくなっていって、そこから新たなものが生まれていけばいいな、と思っています。

寄り合いで聞いた勝仁社長がにんげんクラブや寄り合いでやりたいと思っていることは、

①縁の下の力持ちのような存在になること。

②それぞれの参加者が自己主張できて、みんながそれを否定しないで受け入れるような場を作ること。

③にんげんクラブは船井幸雄を好きな人が集っているクラブなので、船井流の経営ノウハウや哲学を発信していくこと。

この三つなのだそうです。ウロおぼえなので、もしかすると間違っているかもしれません。

私もこの三つの提案に賛成です。

また個人的にさらに付け加えるとしたら、にんげんクラブを通して、日本人の日本人らしさを磨き、日本人の良い習慣を世界に発信していけたらいいな、と思っています。②のつけたしかもしれません。

たかだか数千人の小さなクラブで、ちょっと大きな夢を語ってしまったかな、とも思うのですが、本当は日本人とかいうよりも、いずれにんげんクラブにはもっと大きな役割がやってくると思っています。

ちょっと個人的な話となってしまいますが、私には今まで具体的な夢や目標がありませんでした。いつも泥縄で生きていて、がんばって将来のことを考えてみようと思っても、せいぜい半年から一年先くらいのことまでしか興味がありませんでした。(ヒマラヤ聖者のようになりたいという夢はずっと持っていますが・笑)

さて、そんな私ですが、数年前から大きな夢ができました。それはアセンションをした後に宇宙大使になることです。

江戸時代から明治にかけて、鎖国をやめて世界と貿易をし始めたように、そう遠くない未来に、宇宙人との交流が始まると思います。もう始まるところでは、とっくに始まっていることでしょう。

その宇宙人との交流を、にんげんクラブをとおして形あるものにして、スムーズに橋渡しができるようにしたい、というのがもっぱらの夢です。

宇宙というとすごく広大なイメージがありますが、自分のハートの中を深く深く感じていけば、そう遠い存在ではないと思います。

まだまだ自分もできていないのですが、様々な勉強をしながらも、常識の枠をはずし、意識波動を上げていって、いわゆるアセンションができるように、目標を持っていきたいと思っています。

たぶん船井会長も、にんげんクラブを立ち上げる際に会員、ひいては人類の大規模なアセンションを望んでおられたのではないかと思っています。

なんだか最後には変なことを書いちゃった文章となってしまいましたが、②のように、こんな夢みたいな話も、堂々と自己主張できるのが、にんげんクラブのいいところですね(^^)/。

アセンションへの一歩

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。

こちら熱海では毎日暑い日が続いておりますが、各地では猛暑や大雨、はたまた桜島は噴火の火山灰などで大変だそうですね。
皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか。ご無事をお祈りしております。


このブログの原稿を、書こう書こうと思いながらも、つい長い間書きそびれてしまいました。毎日の変化は様々あったはずなのに、書いて遺すことをしなかったから、ここ数週間が遠い日の記憶としてサラーっとしか思い出せません。

考えてみれば、幼少期から思春期の若い頃は(今もまだ若いつもりですが・笑)、脳もまだフレッシュだったからか(?)、時系列で記憶がしっかりしていました。
年齢を重ねると誰しもそうなるのか、記憶は時系列に関係なくなり、その記憶さえもけっこういいかげんなものだと感じるようになってきました。そしてそのあいまいさが意外にも心地よく、過去も未来も結局「いまここ」なんだなぁと思う今日このごろです。


さて、話が脱線しすぎて何の話だかよくわからなくなってきましたが(笑)、ここ数週間のサラーっとしか思い出せない記憶の中で、特に印象的だったことは、何と言ってもにんげんクラブの取材で、数霊の深田剛史さんとはせくらみゆきさんのお話が聞けたことです。

その前の保江邦夫先生もそうですが、深田さん、はせくらさんと、宇宙人の魂を持つ人々の取材が三件も続きました。

感嘆のため息が出てしまいそうなくらいも面白いお話ばかりで、会員の皆様に早くお伝えしたいなとワクワクしています。


この三人のお話を聞いて気付いたことは、自分は今まで、がんばったり、努力したり、いろいろと悪戦苦闘してきたけれど、まだ全然アセンションができていないな、ということでした。

アセンションを目指しましょう!などと偉そうに交通整理の旗を振ってきたようなつもりでいましたが、深い部分でのアセンションとは何ぞや?ということは結局わかっていませんでした。本はたくさん読んで知識はあっても、たんなる知識で終わっていたのです。

もうすでにアセンションができている人はできているし、ヒマラヤ聖者のようになれている人も実際にいる。保江先生も、深田さんも、はせくらさんも、なんというか軽やかで毎日がワクワクと楽しそうなのです。この方たちと自分との違いは何だろうかなどと、いろいろと考えさせられました。

たぶん、一番大きな違いは、私のほうが制約とか恐怖心がたくさんあることだと思いました。「~しなければならない」とか、「~であるべき」とか、そういう思いが多すぎて、自分もまわりの人も縛り付けているように感じたのです。

たとえばアセンション一つをとっても、「アセンションしたい」「アセンションする」「アセンションした」というごく普通の言葉よりも、「アセンションしなければならない」「アセンションするべきである」というようななぜか制約の言葉をあえて使ってしまうのです。

しかも無意識に、「努力したり修行したりしなければアセンションはできない」もしくは「アセンションしなければならない。そのために、今よりもっと努力すべきである。」と思い込んでいました。
こんな文章、読んでいるだけで重苦しいですよね(笑)。

これからは、努力とか我慢とか、なんだか自分を犠牲にするようなマインドでなく、
もっともっとハッピーオーラが出せるように、自分とまわりの人を、許して、感謝して、喜んで、愛して、楽しんで生きたいなぁ、と思いました。

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熱海ファミレス寄り合いについてのお知らせ

22日木曜日19時から予定しているファミレス寄り合いですが、よく考えたら熱海駅から歩いていける距離にはファミレスがありません。遠方からいらっしゃる方のために、寄り合いはファミレスでなく、熱海駅前の居酒屋で開催する予定です。
ということで居酒屋寄り合いですから、お酒好きな方もどうぞお越しください。

ちなみに私は注射の前の消毒でさえも腕がはれ上がるほどのアルコールアレルギーですから、アルコールはまったく飲めません。ということで、飲めない方もどうぞお越しください^^。

22日午後3時までは参加申し込みを受け付けますので、ご参加希望の方は
ningenclubatami@yahoo.co.jpまでぜひご連絡くださいませ。

熱海の寄り合いと宇宙人鼎談

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。
毎日暑い日が続いていますね。早いもので7月もあと2日となりました。最近の熱海は海水浴シーズンですから、観光客の方々がたくさんいらしています。こんな季節は、会社へ通勤するにも、一本道を間違えただけで大渋滞に巻き込まれてしまったりします。

先週のブログでは、時間をはずした日に熱海で初のファミレス寄り合いをやります!と書きました。前日にこのブログでひっそりと募集して、当日にメルマガに掲載するというあまりに唐突すぎる企画だったためか、結果は残念ながらお問い合わせ0件でした。ということで、普通に一人でファミレスでご飯を食べて終わりました(笑)。

これはひょっとしてお金を介在しない熱海企画が世の中から必要とされていないということなのかなぁ、熱海では寄り合いは開かないほうがいいのかしら、とも思いましたが、兵庫支部代表である山内尚子さんより激励のお電話をいただいて、さらに塚本千秋さんからも激励のメールをいただいたので、懲りずにもう一度やってみたいと思います。

次回は8月22日木曜日19時から、熱海市内のファミレスで行いたいと思います。熱海は不便な町なので、観光がてらに金曜日とかのほうがいいかしら、とも思ったのですが、冒頭にも書いた通り今は夏休みシーズンで観光客が多いので、金曜日の混んでいる時期をはずしました。

ちなみに熱海は月に一度は必ず花火大会がある、変わった街です。ディ●ニーランドか!?と言いたくなるような頻繁さに、花火嫌いとしては迷惑この上ないイベントですが、地元の人の大半も観光客も喜んでいるので、これが熱海の名物なのだと思います。だからもしご希望があれば、いずれは「熱海で花火をみながら寄り合いしましょう会」なるものも開いてみたいと思います。(8月23日には花火はありません。)

温泉観光がてら、熱海の伊豆山とやらに住んでいる宇宙人好きの変わった女に会いに行ってみるか、と思った方、ぜひのご参加をお待ちしておりますね^^。
お申込は、ningenclubatami@yahoo.co.jp まで、ご連絡くださいませ。


さて、宇宙人好きな、というので思い出しましたが、先日ノートルダム清心女子大学教授の保江邦夫先生とにんげんクラブの小川社長、勝仁会長との鼎談取材がありました。これは別名宇宙人鼎談と言ってもいいと思います。

伯家神道の祝之神事(はふりのしんじ)を授かった僕がなぜ ハトホルの秘儀 in ギザの大ピラミッドを読んで興奮した私は早速取材を計画したのですが、当日はなぜだか小川社長も勝仁会長もちょっとテンションが低い気がしました。取材が始まる前から「今日の取材はこだまさん一人で何とかなるでしょう。僕らは必要ないのでは?」と笑って言われるほどでした。何週間も前からずっと楽しみにしていた取材だったので、ハタから見るとめんどくさいくらいに興奮しすぎだったのかもしれません。

結果的には和気藹々と楽しい取材ができましたが、原稿にはならないようなマニアックなお話ばかり質問してしまいました。また、いつもの取材では極力脇役に徹するようにしているつもりでしたが、ひょんなことから墓穴を掘って、話の中盤からなぜだか私自身が主役級にしゃしゃり出てしまった場面もありました。後から考えるとやっぱり興奮しすぎだったのだろうと思います。

取材をしている間、勝仁会長は終始うなずきながら、「いやぁ、今日はよくわかりました。そういうことか。」と、何がわかったのかは教えてくれないまま何度も頷いていらっしゃいました。最終的に何をそんなに頷いているのか質問すると「僕は地球由来の地球人だということがよくわかりました。」とのことでした(笑)。

それにしても、大学教授であり、世界的にも有名な理論物理学者であり、合気道の師範でもある保江先生と、勝仁会長や小川社長、50を過ぎた肩書きのある真面目な男性たちが、真面目な顔をして2時間半もの間宇宙人の話を延々と続ける光景は、一昔前、いや、ちょっと前のにんげんクラブでさえ、ありえなかった光景でした。そんな一見ふざけているかのような話題を、嬉々として原稿にしている自分もいます。

原稿を作るのは、実はスピリチュアルであるほど難しいので、以前と同じように真面目に仕事をしているつもりなのですが、なんというか今まで住んでいた世界と、まるで違う世界にハマりこんでしまったかのように感じています。そして今まで住んでいた世界にいる人が私の原稿を読んだら、「精神に異常をきたしてしまったか、もしくはふざけて書いているのだろう」と思われるかもしれません。それがわかるので余計に原稿作りは難しく勇気がいります。

世間一般にはまだまだ認められなくとも、ほんの数%のわずかな人でも原稿を真面目に読んでくださって、なるほどそうか、とこちら側の世界に一歩足を踏み出してくださったら、それがこの取材を行って原稿を作っている成果なのかもしれません。

普段熱海にいると、平和すぎて何の変化もないように感じますが、こんな日常から時代の変化を感じ取っています。

扉一枚向こうの新しい世界は、意外とものすごく近い場所に存在しているのかもしれませんね。
さ来月のにんげんクラブ会報誌の宇宙人鼎談をお楽しみに!!

お金のトラウマ克服への道、最初の一歩

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

来月号のにんげんクラブのインタビューでは、にんげんクラブ名古屋支部のワクワクミロクフェスティバルを主催いただいた方々にご登場いただきます。

以前このブログに、ミロクフェスティバルの感想を書きました。その時も書きましたように、このイベントは集客面が上手くいきませんでした。当日は、私は講演を見る暇はなく、受付やブース付近で主にお手伝いをしていたため、メインホールでどんな講演がなされたのか、ほとんどわからずに過ごしていました。

イベントの翌日、中山恵美賀さん、名古屋支部代表の小杉泰三さん、大阪支部の鳥居厚孝さんの三人にインタビューをさせていただきました。

お話を伺うと、名古屋支部の皆様方は、並々ならぬ必死の思いで準備をされ、このイベント作りに励んでくださっていたことがわかりました。でもその時には、前日のイベントで疲れていたこともあったし、まだ集客失敗のショックが強かったためか、皆様の熱い思いが実はあんまり心に響いてきませんでした。

一月以上たってから原稿に取り組みはじめて、ようやく皆様の熱い思いがわかるようになってきました。そうしたら名古屋支部の方々は本当にエゴのない心で、良い世の中づくりのお手伝いができるようにと、必死に準備をされてきたことがよくわかりました。

最後の10日くらいは、皆さん徹夜に近い状態でいらしたそうです。中山さんは、大切な娘さんの結婚式さえもミロクフェスティバルの日であったために即答で断って日程を変更してもらったそうですし、小杉さんは普段自らが中心となって行ってきた地元の防災の取り組みがまわりに認められるようになり、震災復興副大臣がお忍びで防災の話を聞きにくるというような大きな役割の日に、やはり即答でそれを断ってミロクフェスティバルにかけつけた、というような話もありました。

二つとも、普段これ以上に大切な日はなかなかあるものではありません。ミロクフェスティバルを、本当にやるの?どちらが大切なの?と、神様から試されているかのような選択肢だと思います。それでも、お二人とも即答でミロクフェスティバルを選んでくださいました。

片や自分は、この何年もの間仕事以外のことで、一円のお金ももらえないのにこんなも必死に何かを人のためにしたことがあっただろうか、と考えてみましたが、考えるまでもなく、あるはずがありません。

船井本社に入る前の私は、一年くらいお給料の出ないいわゆるブラック企業でタダ働きをしていたことがありました。それは世の中のためというよりかは自分の夢のためとかエゴのためでしたが、お金をもらえないことはやっぱりすごく辛かったし、世間にも申し訳ないような気がしていました。簡単に言うと地獄のような日々でした。

船井本社に入社して、はじめてお給料をいただけた時は、本当に心から嬉しかったことを思い出します。そんな経験もあったために、それ以来お金をいただけない仕事は絶対にしたくなかったし、こんな自分を雇っていただけたのだから、少しでも会社の利益になり恩返しのできる人間になりたい、と思いながら過ごしてきたつもりです。

そんなこんなで、今回の名古屋支部の方々の無償の熱い思いは、私にとってかなりのカルチャーショックでした。原稿をまとめながら、皆さんの行動力に感動して涙が出てきました。

もしかして自分は、かつてお金を失った経験がトラウマとなり、またお金が無くなったらあの地獄のような日々に戻ってしまうかもしれない、という恐怖心を常に抱えているのかもしれないな、と思いました。
これは戦前生まれの方々が、日本人は命懸けでがんばり続けなければ、かつてのようにまた戦争で酷い目にあわされるかもしれない、という恐怖心が生涯抜けないことと、レベルは違い過ぎますが似ている部分があるのかもしれません。

お金に関しては、カルチャーショックを受けた今でもやっぱり何が正しいのかわからなくて、まだ迷いの最中にいるし、今日から突然全財産を寄付して世のため人のために働くことなんて、まだまだできないのですが、勇気を持ってすこしずつでいいから、エゴと恐怖心をなくして活動していきたいな、と思いました。

究極は、何も持たず、心も清らかに、良いことのみを行っていけば、マザーテレサのように、自分のお金を持たずとも、必要なお金はすべて集まってきて、たくさんの人々を愛で救える人になれるのかもしれませんね。

さて、文章の最後に、本当に突然すぎますが、明日はマヤ歴の中で時間をはずした日というとても大事な日なのだそうです。25日から26日にかけて、銀河の同期?がはじまるのだそうで、各地でたくさんのイベントが行われます。高知の小川社長のお庭ではミネハハさんを招いてコンサートが催されるとのことでした。

私も少し勇気を出して、最初の一歩を踏み出して、自分からいろいろと活動をしてみたいと思います。ということで、あまりにも急なお話ですが、手始めに明日の晩25日木曜日に18時半から熱海でファミレス寄り合いをしたいと思います。もちろん参加費は各自が注文した料理代金のみです。今後もまずは月に一度くらいのペースで熱海での寄り合いを開催していこうかなと思っています。

あまりにも急なので、都合のつく方はいらっしゃらない可能性が大ですが、このブログをお読みになられた方で、ご参加可能な方は、ningenclubatami@yahoo.co.jpまでご連絡くださいませ。

神農クリームとMちゃん

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。
梅雨が明けたばかりだというのに、すごく暑い日々が続いていますね。
昔はこんなに暑かったかなぁ?などと思う今日この頃ですが、熱中症などにならないよう、帽子や日傘などを用意して、お気をつけくださいませ。


熱海の田舎暮らし山暮らしを始めて、ようやくアイツの洗礼を受けました。アイツとは、名前を書くのも本当は嫌なほど、私にとっては恐怖の対象、ムカデちゃんです。
あんまり気持ちの良い話ではありませんが、これからの季節、同じ状況になられた方が困らないように、ここに体験談と対処法を書いておきます。
以下は、固有名詞を何度も書くとまた引き寄せてしまいそうで嫌なので、Mちゃんと書きたいと思います(^=^)。


今朝ほど、洗濯物をたたもうと手をのばしたら、突然チクっと手に何かが刺さったような感覚がありました。痛っ!と思ってよく見ると、8センチくらいのMちゃんがパニックになって洗濯物の奥に逃げていきます。もちろん私もパニック状態です。

キャー、あなたも私が怖いかもしれないけれど、私もあなたが怖いのよー!と思いながら、我が家の犬たちに二次被害が出てもいけないので、Mちゃんのついている洗濯物をおそるおそる持って、そのまま洗濯物ごと窓からポイと庭に投げ出してしまいました。庭に洗濯物を投げるだなんて乱暴な、と思うかもしれませんが、どうしてもMちゃんが怖いのです。(二時間後に拾いに行きました)

じつを言うと、私がこの世で一番怖いのは、Mちゃんなのです。
というのも、我が家では姉が幼少期にMちゃんに噛まれ、まだ小さかったからか、毒が体質にあわなかったからか、病院で大変な騒ぎになったのだそうです。毒で腕がパンパンに腫れ上がり、痛みで泣き叫ぶ子どもを医者や看護士さんが押さえつけ、ふとん針のようなものを患部に何度も刺して血と毒を搾り出す、というような荒治療が行われたと教えられました。

これは幼い私を怖がらせるために母が話を大げさに言ったのか、本当にそんなデンジャラスな治療(?)が行われたのかは謎ですが、35年以上前の田舎の町医者の話ですから、そういうこともあったのかもわかりません。


ということで、こんな話を聞きながら育ち、Mちゃんが出るたびに家族中で大騒ぎになりながら対応してきたために、すっかり私はこの年までMちゃん恐怖症となってしまいました。

さて、半ばパニックになりつつも、噛まれた部分はどんどん痛くなってくるし、病院に行かなければ駄目だよね?と思いつつ、とりあえずいつもの万能薬、神農クリームを塗ってみました。すると、ズキズキとした激しい痛みは、すぐに止まりました。その間、噛まれてから1分くらいの出来事でした。


その後も、激しい痛みはほとんどなく、その代わりに患部が熱く火照ったような状態が30分ほど続きました。人差し指の爪の付け根のツルツルした皮膚を噛まれたのですが、よく見ると、そこの毛穴から汗が吹き出しています。こんなところから汗をかくのを見たのは、生まれてはじめてでした。体の細胞が、患部を火照らすことで、汗として毒を出そうとしてくれていたのかもしれません。

その後、いろいろとインターネットでMちゃんに噛まれた時の対処法を検索してみると、すぐに出てくる情報は、水や保冷剤で冷やして、ムヒやキンカンなどの虫刺され薬を塗り、痛みがとれなければ病院へ、とあります。たしかに患部は火照ったように熱くなってきますから、冷やすというのも一つの手のように思いますが、でもなんとなく、それをやるととっても痛そうだなぁと思いました。

そんな中で、43度以上の熱めのお湯で火傷しない程度によく洗うと良い、と書かれている文章を発見しました。その情報によると、Mちゃんの毒は43度くらいで酵素が破壊され、効果がなくなるのだそうです。
そこで、30分以上たってもうほとんど痛みはなかったけれど、いちおうお湯で洗っておきました。火照った部分を冷やす、というよりもせっかく治ろうと思って患部が火照っているのだからさらに温めるほうが理に叶っているような気がしたからです。

結果は、やはり正解だったようで、お湯で洗ったら火照った部分がすっきりしたように感じました。手を拭いた後は、またしても神農クリームをしっかり塗りました。

結局、その後はなんともなくなりました。今は、噛まれてから5時間くらい経過しましたが、傷みも火照りもまったくなく、噛まれた部分もまったく異常はありません。どこを噛まれたのかもわからないくらいです。昨日外出中に蚊に刺された部分のほうが、よほど跡も違和感も残っています。


そんなこんなで、神農クリームのおかげで、Mちゃんに噛まれはしたが、痛かったのはたったの1分だった、という貴重な経験ができました。
おかげさまで、病的なほどのMちゃん嫌いも、少しは克服できそうです。


ということで、読者の皆様、Mちゃんに噛まれた場合は、神農クリームと43度以上の熱めのお湯で洗浄、これが良いようです。
不思議なのですが、Mちゃん駆除の親切で専門的なページや、専門家や医者の意見ほど、すぐに冷やせ、と書かれています。
こんな権威のありそうな人たちの意見だと、信じてしまう人がたくさんいると思います。
冷やすと痛みは酷くなるようですから、お間違えにならないようにご注意くださいませ。

なお、それぞれの体質やMちゃんの種類(足と頭の色が赤色で大きなサイズのMちゃんは猛毒だそうです)によっては、痛みやアレルギーがもっと酷い場合もありますので、応急処置をした後に、発疹が出たり痛みが治まらない場合は、必ず病院に行かれてくださいませ。


以前から神農クリームや神農シャンプーが大好きなファンでしたが、今日からは神農クリーム信者となりそうです(笑)。何度も書いていますが、Mちゃんだけでなく、蚊やブヨに刺された際や肌荒れ、関節痛など、なんにでも効く万能薬だと私は思っています。ぜひ皆様もお試しくださいませ。

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(Mちゃんに咬まれて五時間後の指。どこを咬まれたのかさっぱりわからないでしょう?正解は、人差し指の爪の付け根、どちらかというと中指寄りです。正解を書いてもやっぱりわからないほど跡が残っていません。あ、色気のないお見苦しい指ですみません。)

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(お見苦しい指の写真だけではなんだか申し訳なく思ったので、文章とは関係ありませんが、元祖美人犬、船井家のゴンちゃんの写真を載せます。ゴンちゃんはシュっとしてて、美人なんですよ~。ビックリするほどのジャンプ力もまだ健在です。)

僕のうしろに道はできるを見て

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。

7月になりましたがまだ少し、梅雨のお天気ですね。西日本では大雨の被害があったそうですが、皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか?

先日、宮田俊也さんと山元加津子さんのドキュメンタリー映画『僕のうしろに道はできる』を作られた岩崎靖子監督が船井本社の品川オフィスにお見えになられたそうです。
そこでこのお話を伺った重冨が、その後ちょうど熱海オフィスに用事があったため、急遽熱海オフィスでこの映画のDVDを一緒に鑑賞させていただけることになりました。


にんげんクラブ愛知支部の主催したワクワクミロクフェスタでは、この映画の短いバージョンが上映されており、すごく見たいと思っていたのですが結局叶わずに過ごしておりました。月日がたって、まさかこんな形で見ることができるとは驚きでした。
さて、映画を見終わってからの感想は、これは涙なしには絶対に見られない作品だと思いました。

脳幹出血を突然患ってしまった宮ぷーこと宮田俊也さんが、もし助かったとしても一生植物状態で、絶対に意識を戻すことはありません、と医者から告げられたにもかかわらず、かっこちゃんや妹さん、それからたくさんの方々の看病や祈りのおかげで、奇跡の復活を遂げました。

今ではレッツチャットという装置を使った意志の疎通もきちんとできるようになり、車椅子に乗ってかっこちゃんと近所に外出することもできるようになりました。これは奇跡のようだけれど、奇跡ではありません。植物状態と言われる人々も、命ある限り、きっと回復する道はあるはずなのです。

この映画が広まることで、世界中のたくさんの方々が、絶望の縁から救われ、希望を見出せるのではないかと思いました。
もしかすると、今この瞬間に苦しんでいる方やそのご家族が、この映画の存在を知らないというだけの理由で、これからもずっと苦しみ続ける日々を過ごすかもしれません。それはすごく悲しいことだし、嫌なことだな、自分だったら耐えられないな、と心から思いました。


ということで、自分にできることは何だろう?と考えた結果、今このブログでこの作品を紹介しているというワケです。

私は、かっこちゃんのことも、宮ぷーさんのことも、存在は知っていたし、かっこちゃんが大好きだから本や文章は読んでいたし、白雪姫プロジェクトがどんな活動をされているのかも、だいたいは知っていました。でもその「知っている」は、「ほぼ知らない」に等しいことだったのだな、と映画を観てから改めて感じました。

私の知っているは、知っているではなかった。今は映画を見て、以前よりも知ることができた。できればたくさんの人に、私と同じような「知っている人」になって欲しいな、と思います。

たぶん、映画を観ない人と観た人の「知っている」がまったく別物なのだと同様に、実際に脳幹出血を患った宮ぷーさんや、看病をし続けているかっこちゃんの、本当の「経験したから知っている」とは、ほど遠いものだと思うけれど、それでもこの映画を観ることで、たくさんのことを知ることができるでしょう。

たくさんの驚きと発見があり、希望の光と大いなる愛情、癒し、そして勇気を得ることができると思います。

ぜひお近くの会場で、映画をご覧くださいませ。またできれば、皆様のお住まいの地域での自主上映をされてみてはいかがでしょうか。私もいつか熱海で自主上映会を企画したいなぁと考えています。自主上映会について詳しくはコチラをご覧下さい。 → ハートオブミラクル

なお、この映画を製作した岩崎靖子監督には、今後にんげんクラブ会報誌の中にもコラムを書いていただく予定です。どうぞお楽しみに。

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半農半X を目指したい

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

長い雨が続いて、我が家の小さな庭の花や野菜たちは、ちょっと元気がなくなっています。皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか。


何年か前から、半農半Xという生き方 に興味があります。

この言葉は、京都府の綾部に住む塩見直紀さんが、1995年から言い始めた言葉だそうです。
簡単に言うと兼業農家、という意味でもあるのですが、半分農業をやって、残りの半分をX、つまりその人それぞれにあった仕事や使命をする生き方なのだそうです。

兼業農家ほど本格的でなくても、自分たちが食べるぶんだけでも農業ができる半自給的生活でもいいようです。若かりし頃の船井会長は、半農半コンサルタント、だったのでしょう。私の場合は、半農半筆というところでしょうか。

おかげさまで熱海に住むようになって二年以上の月日がたち、生き方、考え方が少しずつ変わってきたように思います。

どんな風に変わってきたかというと、ターシャの庭若杉友子の「一汁一菜」医者いらずの食養生活のように、田舎のおばあちゃん風な生活に憧れるようになりました(すでに田舎者ですし、物理的にも徐々に歳はとっていっていますが・笑)。
昔と比べるとファッションや流行にはほとんど興味がわかなくなってしまったし、都会の友達とも少しずつ疎遠になってしまいました。


適度に仕事をし、適度に犬と戯れ、適度に自然を楽しみ、かっこいい半農半Xを目指しています。
巷のナウなヤング(←この言葉を使っている時点でヤングとは言い難い...)とはかけ離れた目標だなとも思いますが、よく考えたら、半農半Xこそがこれからのナウなヤングの目指す道なのかもしれませんね^^。かつて安全地帯が大ヒットする直前まで、彼らは北海道の旭川近辺で、農業をしながら曲を作り続けてきたのだそうです。自然と近いほうがインスピレーションは湧きやすいのだろうと思います。


その他に田舎生活で変わったことと言えば、都会に住んでいた頃だったら絶対に絶叫しているような巨大なアシダカクモなどが部屋の中にいても、「タラちゃん」と名前をつけてしばらく一つ屋根の下に共存してみたり、なぜだか今年は大量に発生するゲジゲジが壁を歩いていても、新しいオブジェの一つくらいにしか思わなくなりました。

とはいえ、さすがにヘビとムカデとスズメバチと毛虫は、いまだにこわくてしょうがないのですが、その他の昆虫類は、さほどこわくなくなりました。たぶん、今の私はある日突然家の中に小さいオッサン(妖精)がいたとしても、きっとさほど驚かないと思います。
 
もうひとつ、かつての自分では考えられない変化は、漬物を作るようになったことです。ぬか漬け、塩漬け、酢漬け、らっきょう漬け、にんにくの醤油漬け、梅シロップ漬け、梅干し、などといろいろ発酵ならぬ腐敗させたりで失敗しながらも、楽しんでいます。来年こそは味噌作りに挑戦してみたいなぁなどと、無謀にも思っています。

また一方で、都会暮らしの頃は理系の研究一筋だった主人は、熱海に住んでから土日はプランターでの無農薬野菜作りに夢中になり、口を開けば野菜の話ばかりになりました。
口を開けば鉄のサビの話ばかり、という状況よりは野菜の話題は面白いので、夫婦の会話が少し増えました(笑)。今の季節はトマト、ナス、じゃがいも、ルッコラ、にんじん、えだまめ、いんげん、バジル、サンチュ、サニーレタス、赤しそ、コリアンダー、キュウリ、ターサイなどの野菜を作ってくれています。どれも夫婦二人で食べてちょうど良いくらいの量を、少しずつ作っています。

家庭菜園とはものすごく大変なのかと思っていましたが、土日を利用して手をかけてやれば、平日は雨が降れば何もしないでも意外とすくすく育ってくれるものなのですね。

主人には、平日はモーレツに働いて、たまの休みの日は庭の菜園で野菜を作っていらした土光敏夫さんのような素敵な男性になってほしいと勝手に思っています。ちょっと(かなり?)理想が高すぎるでしょうか・笑。船井会長も、清廉潔白な土光さんの大ファンだったそうです。


これらの変化は、田舎に住んでいる方であれば、あたりまえの生活ばかり。

けれども、都会暮らしに慣れていた人間にとっては、世界が変わったかのような劇的な変化です。
幼少期から畑の手伝いをさせられていた船井会長にとっては、農業は非常に大変で重労働だったという思い出が多いようですが、インドア派でもやしのように育ってきた私にとっては、プランターの家庭菜園は憧れの存在です。(とはいえ、もっぱら今は食べる専門です。)

半農になると、肝心な使命であるXのほうも影響を受けることでしょう。もしかすると今でもすでに、田舎に住んだことで私の文章のキレや面白みはなくなりつつあるのかもしれませんが、精神的な安定は昔よりも今のほうがずっとあるので、まぁそのうち自分らしさも出るかもしれないなと感じています。自然を慈しむように、文章もずっと書いていけたらいいな、と思っています。文明社会が忘れつつある大切な何かを、自然や土と触れ合うことで、忘れずにいたいと思います。

と、なんだか自分のことばかり書くエッセイのような文章になってしまいましたが、にんげんクラブ会員の皆様も、ぜひ一緒に、半農半Xな生活をはじめてみませんか?

今はちょっと大きな締め切りがせまっているのでなかなか踏み切れずにいますが、もう少し落ち着いたら、にんげんクラブの熱海支部を今さらですがたちあげて、熱海サロン、寄り合いを開きたいな、と思っています。その時は、ぜひ皆さんで、半農半Xについて語りたいですね。

天狗!

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。ジメジメとした暑い日が続いていますね。皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか。

先日、相曾誠治さんの著書『サニワと大祓詞の神髄』を読む機会がありました。
相曾さんは1910年生まれ。故人となられましたが知る人ぞ知る古神道の研究家です。
佐藤愛子さんの著書私の遺言 (新潮文庫)の中でそのお名前を知った方も多いのではないでしょうか。佐藤さんを苦しめるアイヌの怨念のすごすぎる霊現象を、多くの霊能者の中から唯一解決することのできた大霊能者でもあります。

さて、その相曾さんの本を読んで、非常に神々しく清い方、という印象を受けました。

ご著書も非常に面白く参考になりました。定価4,800円とちょっと高めですが、その価値は十分にあると思います。
ただ、清すぎるがゆえに、「水清ければ魚棲まず」といった感じで、世間の人からは近寄りがたいイメージを持たれてしまうかもしれません。その潔癖さから、ご自分の信じている古神道以外は受け付けず、仏教など他の宗教を悪く言う部分が目立ちました。特に、大本教は一番気に入らないというか気になるようで、30ページに一度くらいの頻度で大本の悪口(?)が書かれていました。


相曾さんが言うには、あの世には神界とか霊界とか人間には説明できないくらいすごいしくみになっているけれど、その中に天狗界というのがあるそうです。
その天狗の中にも、善玉の天狗もいれば、鳥や獣のように非常に程度の低い悪さをする天狗もいるそうです。


さて、相曾さんが何度も書かれていたことは、大本の出口王仁三郎さんには、天狗がついているということでした。
また、以前にこのブログでも紹介したモンゴル神仙邂逅記神仙の寵児〈第1巻〉太陽を喰う男 (1976年)を書かれた笹目秀和仙人や、日月神示の岡本天明さんにいたっても、みんな天狗系なのだそうです。
天狗だからこそ、先のことがわかったり、時には鶴仙にのって山から山へ飛んだり、派手なパフォーマンスで人を驚かせることができたけれど、所詮天狗はレベルが低い、騙されてはいけない、とのことでした。
そうでなかったら、大本は二度も政府から弾圧を受けて潰されることもなかったはずだ、と相曾さんは言います。


王仁三郎さんは「私のやることは100年後にならなければ人から理解されない」というようなことを言っていたかと思いますが、さすがの相曾さんも、王仁三郎さんが雛形を作りのためにわざと政府に大本を潰させた、というところまでは見抜けなかったようです。


とはいえ、天狗、というのはまぁ納得できる部分もあります。
王仁三郎さんは、他の神様とも繋がっていたとは思いますが、天狗も間違いなく使いこなしていたと思うのです。


王仁三郎さんとは関係ありませんが、ここでちょっと筆休めに余談を書きます。
私はかつて有名な女性霊能者Mさんからはじめてお会いした頃に、
「こだまさんには、弁天様と、女性には珍しいのですが天狗さまがついていらっしゃいますね~。」と教えていただいたことがあります。

その言い方は深刻な感じではなくて、ひたすら明るく笑顔で言われたため、へー天狗さんかぁ、きっと善玉の天狗さんなのね♪と勝手に解釈したのですが、今となっては善玉だったのか悪玉だったのかは怖くて聞けません(笑)。

また、私は奈良県の天河、吉野、大峰山付近などの、修験道の人が行くような山に特別な興味があります。今住んでいる伊豆山も、かつては有名な修験道の霊場だったそうですし、相曾さんが言うには天狗が書いたという日月神示もよく読みますので、天狗の一匹や二匹憑いていても、おかしくはないと思います。

以前に、出口王仁三郎さんが重要な場所だと言った「皆神山」に行った日、眠りに入る前のすごく鮮明な夢かビジョンで、天狗が出てきて「お前は何者だ!」と怒鳴られた経験があります。
その夢は何匹もの天狗とウシトラノコンジンという名の金色の龍やいろいろな色の龍が皆神山付近にすいよせられるように空から集まってきて、自分も空を飛んで、それがぐるぐるまわっておいしそうなバターに...いや、違った、金色の巨大な球になる、というところで終わりました^^。

普段は現実と似たような夢か、過去に戻るかくらいしか夢のレパートリーはないので、そんな珍妙な夢を見てはじめて、「ああ、天狗って本当にいるのかもな」と思った次第です。

そして王仁三郎さんのこともあまり知らず、皆神山のいわれも知らず、予備知識ゼロでただ友人に連れていってもらっただけの皆神山で、天狗の夢を見たからには、やっぱり王仁三郎さんと天狗さんは、何か関係があったのではないかなと、ひとりよがりですが思います。

で、結局何が言いたいかというと、相曾先生の言うこともわからなくはないですが、天狗も悪霊もお稲荷さんも龍神も、必要があって世の中に存在しているのですから、ただ悪いと決め付けるのではなく、最終的にはみんなで仲良く手をとりあって、仲良くしていければいいなぁと思いました。

って、天狗様がついていると太鼓判を押された私が言うには説得力は全然ないかもしれませんね(笑)。

天狗さんが憑いていらっしゃっても、鼻高ポキンぞ!とならないように、なるべく謙虚に生きたいと思います。


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(天狗さんの写真は持っていなかったので、龍神さんを載せておきます。鼻の穴から青いエネルギーが出ているの、見えますか~?)

広島寄り合いにて

にんげんクラブ会員の皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。

関東でもいよいよ梅雨入りですね。山の北斜面の崖に建っている我が家では、これからしばらくは、ジメジメとしたカビとの戦いの日々が始まります(苦)。昨年、一昨年と、クローゼットや押入れ、部屋のタンスの裏側など、いたるところがカビだらけになりましたが、今年はバイオのカビ防止剤をいたるところに貼って、防御力を高めてみました。さてどうなるやら・・・・結果はまた夏の終わりごろにレポートしたいと思います。

さて、先週は日本一おいしいソース(と私は思っています)を作る企業、広島県のオタフクソース株式会社さんへと取材に行って参りました。

私の故郷は山口県岩国市ですが、岩国市は山口県の広島に最も近い東側の市なので、買い物に行くのも広島、勤めに出るのも広島、お好み焼きはもちろん広島風、と勝手に広島県に仲間入りしているような気分になっていました。そのため今回、ほぼ地元の広島県のオタフクソース株式会社に取材が決まった際は、とても嬉しかったです。

オタフクソースでは、正午についたということもあり、まずは新施設WOODEGGにて、お昼ごはんにお好み焼きをごちそうになりました。ここでびっくりしたのは、すでに席に並べられていた箸袋に、日付と、にんげんクラブ兒玉裕子様、と名前が印刷されていたことです。この名前入り箸袋は、見学へ来られた方々に喜んでもらえるように、社員の方が自分たちでアイデアを出して始めたことなのだそうです。

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(こちらが、噂の箸袋です。記念に持って帰りました^^)

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(目の前でおいしそうな広島お好み焼きを焼いてくださいました。オタフクソース株式会社の社員の方は、皆さん広島お好み焼きが焼けるのだそうです。)

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(こちらが出来上がったお好み焼き。当たり前ですが、すごく美味しかったです。)


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(食後のデザートには、名前入りのサプライズが!こんなおもてなしの心も、さすがですね。)

船井幸雄会長は、経営がすばらしい会社、敷地内がイヤシロチである会社として、いつもオタフクソースさんを紹介しています。箸袋一つにしても、おもてなしの心が随所にある会社が、オタフクソースさんなのです。
オタフクソースさんは、大正11年から創業されている歴史ある会社であり、人々に喜びと幸せを広めることを自らの幸せとする、たらいの水哲学に代表されるような未来型の経営をずっと続けておられます。創業者の佐々木清一様は、世のため、人のためにマクロな視点から経営を進めてこられました。その佐々木様の思いが、長年社員に伝わり続けてきて、会社の敷地内を超イヤシロチにしているようです。

そのすばらしさを書き始めると、超長文になってしまいますので、来月のにんげんクラブ会報誌の船井哲学を聞くのコーナーで詳しくご紹介したいと思います。

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(こちらは、WOODEGG内の、お好み焼きミュージアム。昭和30年代のお好み焼き屋さんを再現したのだそうです。なんだか懐かしいです。)


さてさて、オタフクソース株式会社での取材を終えたら、18時からRCC文化センターにて広島寄り合いが行われました。にんげんクラブ事務局に事前に参加お申込があったのは、勝仁社長と、私を含めて、9名だと連絡があったのですが、当日はなんと30名近い方にお集まりいただきました。

にんげんクラブの全国大会や地方大会などにはスタッフとして裏方で参加していますが、実は「寄り合い」に参加したのは今回が初めてでした。今さらながら、ようやく寄り合いの雰囲気を知ることができました。

いつもは一方的に会報誌の文章を書くだけですので、お読みいただいている方と地方で交流できて、生の感想などをいただけるのは、すごく新鮮です。実際に現地に行って取材をしたり、人と会って直接やりとりをすることは、本やホームページで得られる内容の何百倍もの情報量があるのだな、と当たり前のことを今さら痛感しました。

また、お集まりいただいた方の中で、私が入社してすぐの頃から、8年近くずっと励ましのメールをくださっていたTさんもいらしており、8年ごしで初めてお会いできたことにびっくり感動しました。
それから、「お会いできるのを楽しみにしていました」とおっしゃってくださった女性の方も数名いらして、すごく嬉しかったです。たくさんの方に支えられて文章を書かせていただいているのだなぁと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

このように遠く離れた地方で、にんげんクラブの会報誌をお読みいただける方々がいらっしゃって、その方々と繋がることができるのは、とてもありがたいかけがえのないものだと思いました。

今回広島の寄り合いに参加してみて、日々の仕事をしていると、時には辛いときや苦しい時もありますが、仕事というのは神様からのありがたい贈り物なのだなぁと、感じることができました。これからも顔晴って、日々精進して、良い文章を書きたいと思います。

まだ寄り合いにご参加されたことのない会員の皆様も、実際に行ってみると楽しい出会いや発見があると思います。ぜひお近くの寄り合いに一度ご参加されてはいかがでしょうか。


きっと、うまくいく

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

こちら熱海では、そろそろ筍の旬も終わりかけ、汗ばむような暖かい日々がやってきています。今年も熱海オフィスでは、庭から生えてきたたくさんの筍をいただくことができました。筍ご飯をいただくことが、毎年の春の楽しみです。皆様のお住まいの地域ではいかがでしょうか。

それから、そろそろ虫の多い季節になってきました。ここ数日は、夜中の蚊に悩まされて睡眠不足な日々が続いています。市販の殺虫剤はどうにも好きになれないし、蚊取り線香は犬がいるため、火事が心配・・・・・ということで、毎晩解決策が見つからずにいます。

ところで、すでに蚊や虫に刺されてしまった場合に、とてもおススメなのは神農クリームです。

ほんものやでも販売しているのでご存知の方も多いかと思いますが、このクリームはとにかくなんにでも効果があります。肌のトラブルにもいいですし、傷、筋肉痛、関節痛にもいいです。そのすごさがよくわかるのが虫さされです。やぶ蚊やブヨなどに刺されると、ちょっとやそっと市販のかゆみどめを塗っても、スースーするだけで痒さは全然変わりませんが、神農クリームを塗ると、一時的に患部がグーっと熱くなり、痒みが増します。そこを少し我慢すると、あら不思議、あんなにひどかった腫れがあっという間にひいてしまいます。

虫がたくさんいる我が家では、今では神農クリームが手放せず、1階と2階に一つずつ常備しています。まだ使ったことないわ、という方はぜひお試しくださいませ。


さて、前おきが長くなりました。
先日、二年以上ぶりに映画館へ行ってきました。
面白かったので、今週はその映画についてご紹介したいと思います。

かつての私は無類の映画好きで、小学生の時の将来の夢は「獣医か、映画評論家」と豪語しておりましたが、子ども心は移ろいやすいもので結局どちらにもなれませんでした。
月々のお小遣いは千円だと言うのに、600~700円くらいするSCREENやロードショーなどの映画グラビア雑誌を嬉々として毎月かかさず買っていたあの頃が懐かしいです(笑)。


さて、あんなに好きだった映画も、今は二年以上映画館へ行かなくとも何も感じないようになってしまったのは、年をとったせいでしょうか。もしくは映画や音楽嫌いの船井会長から少し影響を受けているのかもしれません。また、テレビの大きさや性能が昔より良くなったので、わざわざ映画館へ行く必要性もあまりなくなってきたのかもしれませんね。
(ちなみに二年前に映画館で見た映画は、入江富美子監督の「天から見れば」です。)


さて、二年ぶりにわざわざお金を払って見に行った映画とは『きっと、うまくいく』でした。
この映画は先日日本で公開されたばかりのインド映画で、3時間もある長い作品です。期待どおりですごく面白かったです。

学園コメディでありながら、笑いあり、涙あり、歌と踊りあり、青春あり、ラブロマンスあり、社会問題もありと何でも揃った完全なるエンターテイメント映画で、三時間飽きずに見続けることができました。インド映画興行収入歴代NO.1だそうで、ハリウッドなどでも大評判なのだそうです。

楽しみながらも、今のインドにおける競争社会などもよくわかり、いろいろと考えさせられました。(といっても、この映画に出てくる主人公たちは、インドの中でも相当な「勝ち組」に属する人たちの競争の話であって、汚い部分や暗いディープな部分はすべて隠したインド映画です)

また、このインドの若者の元気さ、映画のダイナミックさに対して、日本はどうだろう?ということも考えさせられました。

船井会長の言う、すなお、勉強好き、プラス発想、この三つの特性を持っている人が、ビジネスで成功する人の三条件、というのが非常によくわかる映画でもあります。

インド映画は長いし退屈!という印象は、一掃されると思います。

あらすじは、ネタバレにならないようにあえて書きませんが、見れば必ず元気でハッピーな気分になれる映画ですので、ご興味のある方は、ぜひ映画館へ足を運ばれてはいかがでしょうか。

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(C)Vinod Chopra Films Pvt Ltd 2009. All rights reserved
(写真は、映画.com のサイトより)

謙虚さを忘れていました

にんげんクラブ会員の皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。
緑が美しく初夏の日差しがまぶしい季節、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

この季節は、暑過ぎず寒過ぎず、一年のうちでもかなり過ごしやすく良い季節ですね。こちら熱海の山奥では、そろそろ虫がたくさん発生する時期でもあります。自然豊かな場所で暮らすには、苦手な爬虫類や虫とも、それなりに共生していかねばなりません。まだまだ虫好きレベルにはなれませんが、少しずつ慣れてきつつある今日このごろです。

さて、話はガラっと変わりますが、にんげんクラブ会報誌の中で、私が陰騭録についての記事を書いているのはご存知でしょうか。楽しく書き続けてきましたが、たぶんあと3ヶ月くらいで終了する予定です。さてその陰騭録ですが、来月のにんげんクラブ会報誌の中での記事は、「謙虚さ」について詳しく書きました。

この記事を書きながら、「まさに今の自分にぴったりの記事を書かされているな」と日々の暮らしを反省しました。というのも、最近の私は、謙虚さが不足し傲慢な生き方になっていたからです。

ちょっと関係のない話のように思えるかもしれませんが、ゴールデンウィーク中に、なぜか我が家では、「ガラスが割れる」ということが頻繁に起こりました。私事で恐縮ですが、少しここで書かせていただきます。

ことのはじめは、留守中に我が家の愛犬ゴンコちゃんが、家の前を通った通行人を追って、家の窓ガラスを大破させました。しかも留守中な上に、携帯電話を家に忘れて外出していたため、発見するまでに時間がかかってしまいました。

たまたま近くにいたご近所さんたちが、犬がそれ以上の怪我をしないように、ガラスを窓枠からとり外し、雨戸のシャッターを閉めていてくれました。幸いにも通行人の方に怪我はなく、大事には至りませんでしたが、ご近所さんにはたくさん迷惑をかけたし、犬には怪我をさせてしまったしで、飼い主としての監督不行届きであったな、と深く反省しました。その後、今後のことも考えて、割れたものと、これから危険のあるものと合計三枚の窓ガラスを割れにくいものに新しく付け替えることにしました。


ようやく窓ガラスの交換が終わった次の日、今度は主人が一番大事にしているビールグラスを不注意で割ってしまいました。グラスを割るなどということは、数年に一度くらいしかないのに、妙なシンクロだなぁと思っていました。

さらにそれから五日後、今度は主人がメガネを落とし、レンズが割れてしまいました。

そんなこんなで、たった一週間くらいの間に、窓ガラス3枚の代金、犬の夜間緊急治療代、ビールグラス、メガネのレンズ二枚、と思わぬ出費になってしまいました。

家計にはちょっと痛い出費ではありましたが、きっとこの三つの出来事は、見えない存在たちが、私に強烈なメッセージを送ってくれていたのだと思います。

たぶん、このままの傲慢な生き方、考え方をしていたら、大切なものがガラスのように脆く割れてしまいますよ、気をつけてね!と教えてくれたのだろうと思います。

そんなことから、もっと日々の出来事に感謝して、謙虚さを大切に生きなければならないのかもしれないな、と思っていたところ、たまたまにんげんクラブ会報誌の陰騭録の記事で、謙虚さについて細かく解説せねばならない状況となった次第です。

記事を書きながら、なんだか神様や見えない存在から、「メッセージの意味が、本当にわかったの?わかっていないでしょ?ちゃんと謙虚に生きなさいよ!」と、更なるダメ出し(?)を受けたような気分でした。

そんなことを考えてみると、私たちを守ってくれている見えない存在たちは、頻繁にメッセージをくれている上に、かなり根気強く親切に何度も繰り返して教えてくれるものなのだな、と思いました。

知らず知らずのうちに、傲慢な態度をとってしまって、失礼のあった方には、ごめんなさいと謝りたいです。これからは、どんな時も謙虚さを忘れずに、素直と感謝の心で生きていきたいと思います。

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(久しぶりの登場ゴンコちゃん、窓ガラスが割れて一番ビックリした張本人です。ちなみにご近所さんのお話では、車が爆発したような大きな音がしたのだそうです。ケガさせてごめんね。)


とりとめのない記事を、いつもお読みいただきありがとうございます。ここに記事を書かせていただいて、皆様にお読みいただくことは、私の元気の源です。皆様本当にいつもありがとうございます。


楽しいフリーマーケット

にんげんクラブの皆様こんにちは。
長いゴールデンウィークもようやく終わり、仕事が始まりました。皆様はゴールデンウィークはいかが過ごされましたか?

私は前半は、にんげんクラブ名古屋大会へ行き、後半の四日間はおとなしく熱海近辺で過ごしていました。昨年のゴールデンウィークには高山市まで行ってみましたが、あまりの人の混雑ぶりにすっかり懲りてしまったので、今年は自宅近辺で溜まった仕事をしつつゆっくりすることにしたのです。

しかし、ゆっくりと思ったのもつかの間、私の住んでいる熱海市は日本でも有名な観光地だった・・・・ということをすっかり忘れておりました。
ちょっと近所のスーパーへ行こうにも、大渋滞に巻き込まれるし、ちょっと喫茶店へ行こうにも、30分待ちなどと言われてしまいました。

そんな大混雑の熱海を満喫した日々の中で、一日だけ熱海のフリーマーケットを見ることができました。ということで、今日はいつものブログとはちょっと趣向を変えて、ほのぼのした記事を書こうと思います。(考えてみれば、このブログは「熱海伊豆山通信」というタイトルなのですから、ほのぼのした熱海の日常を書くのがしっくりくるのかもしれませんね。)

さてさて、じつは私はフリーマーケット(以下:フリマ)が大好きです。掘り出しものを発見できる宝探しのような気分が、ワクワクと気持ちを高めてくれます^^。また、青空の下で売り手の方々とお客さんが思わず話が弾んだり、地元の情報交換をしたりできるところも、フリマの醍醐味です。買い物を楽しみにいくというよりも、お祭りに行くような気持ちでいつも楽しんでいます。

家に帰ってみると、なんでこれを買ってしまったのかしら?と思うこともしょっちゅうなのですが、それもまたフリマの面白いところだと思ってしまいます。(ちなみに私の主人はなぜだかフリマやリサイクルショップが大嫌いなのだそうで、私がフリマで買い物を楽しむと、いつもとても不機嫌になります・笑)

ところでフリマを見ていると、つくづく日本は豊かで物が余っている国だなぁと思ってしまいます。以前にドイツのフリマに行った際には、売っている品々が日本ではとうてい商品にならないような古びた(アンティークとも言えない)ものも多く売られていたことに驚きました。かなり驚きはしましたが、おそらく逆に外国人が日本のフリマを見ることのほうが、カルチャーショックは大きいと思います。外国人から見ると、日本はなんと物を大切にしない国なのだろう、と思われてしまうかもしれません。


また同じ日本でも、東京と熱海とではフリマの雰囲気が全然違っています。東京のフリマはびっくりするほどの人の多さと、品揃えと質の高さです。いくら中古と言っても、高級ブランド品やメーカー品がこんな値段で売っているの?と驚きを隠せません。
一方熱海のフリマは、出店者が少ないからか、手作りの器やカバン、アクセサリーを売る人が多く、古着は子供服などが多いように思います。手作りの品は新品である上にとても安く、たぶん都会だったら倍の値段かもしれないなぁ、と思うような良心的な熱海価格です。

じつは今回のフリマでは、熱海の船井本社で働くMさんの奥様も出店されていました。Mさんの奥様は、趣味でカバンや髪留め、シュシュなどを手作りされています。
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Mさんの奥様から、麻紐で編んだ手作りバッグと毛糸で編んだ髪留めを購入し、たっぷりと楽しく世間話に花が咲きました^^。手作りの暖かさが伝わってきます。ちょっとしたお買い物や犬の散歩にちょうど良さそうな大きさです。


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こちらはかわいいゾウさんのティーポット。面白い形だなぁと眺めていたら、おじさんが100円で売ってくれました^^。早速気に入って使っています。(主人には、なんでこんなかわいくないものを買うのかわからない、と言われましたが・苦笑)

以前にブログでも紹介した「地球に優しい生活」のDVDを見てから、物をもっと大切にしよう、という気持ちが以前よりも強くなりました。だからかはわかりませんが、みんなが笑顔のフリマ会場を訪れると、なんだかすごく落ち着きます。この映画は、アメリカでのタイトルはNO IMPACT MANでしたが、私にとってはかなりのインパクトがあり、日にちがたってからも、ジワジワと影響を与え続けています。(こんなに気になるのならばいっそDVDを買ってしまおうかしら・・・と、この映画のポイントとは真逆のことを考えてしまうあたりが、まだまだ未熟なのですけれど。)

今あるものに目をむけて感謝して、使わせていただいて、時が来て必要がなくなったときには誰か必要な人にお譲りする、フリマってすごく良いシステムだなぁと思います^^。
来年のゴールデンウィークは思いきって自分でもフリマに出店してみようかな、と今から考えています。

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おまけの写真。久々に登場、ウェル君です。出かける時はいつも「一緒に連れて行って」と大暴れします。元の飼い主に捨てられた記憶がまだ消えないのかもしれません。次はフリマも一緒に行こうね。

ミロクフェスティバル愛知大会 ありがとうございました。

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。
ゴールデンウィーク真っ只中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先日の27日は、にんげんクラブ愛知支部主催での、ミロクフェスティバル愛知大会が行われました。これは総勢32名の講師陣が集う、オープンワールド級のビッグイベントでしかも運営は、すべてにんげんクラブ会員のボランティアの皆様という、常識では今までになかったすごいイベントでした。この大会に向けてご活躍いただいた愛知支部の皆様、本当にありがとうございました。


さて、私は普段原稿書きの仕事に手いっぱいで、準備には何の手伝いもせず、当日ヘルプに行っただけの立場なので、偉そうなことを書くつもりはさらさらありませんし、その権利もありませんが、行ってみて感じた正直な感想を腹を割って書きたいと思います。


結果として、ミロクフェスティバルは半分は大成功で、半分は大失敗、だと思いました。


まずは、言いにくいことのほうから・・・大失敗のほうから書くと、一番の失敗はなんと言っても、集客がきちんとできなかったことでした。


もちろん、愛知支部の会員の皆様方は、普段は自分のお仕事をされていて、それ以外でのボランティアにもかかわらず、ものすごく力を貸してくださいました。これだけの講師の先生をお呼びして、場を作るのですから、すごい手間と労力がかかっているのは、今まで運営に携わってきた私には、痛いほどにわかります。
よくぞこれだけすごい手間のことをやってくださった、と驚きと喜びとともに、感謝しきれないほどに感謝しています。

だから、失敗の原因は私を含めた株式会社にんげんクラブ側の運営方法と連絡や準備、コミュニケーションの不足に全面的にあると思っています。


どれだけ多くの講師を集めてきて、どれだけ広い会場を借り切っても、肝心のお客様がいてくださらなければ、やった甲斐がありません。お客様のいない中で講演をしてくださった講師の方々にも、ブース出展をしてくださった方々にも、大変な失礼になってしまいます。また、たくさんの講師の先生をお呼びしているために、講演料や交通費がたくさんかかって収支は赤字ですから、資本主義的な視点から見ると、やっぱり失敗です。


船井幸雄会長は、「儲からないことは悪だ」とおっしゃいます。また、「理屈よりも結果だよ」とよく教えてくださいました。

儲からないことは悪、と言ってしまうと守銭奴的な考え方に聞こえてしまうかもしれませんが、そうでなく、良心に従って本当に良いことを命懸けでやっていれば、自然とお金は入ってくるようになっているのだよ、という教えの中での言葉です。
もし良心に従った仕事を命懸けでやっていても儲からなければ、それは何かが間違っているのだからやめるか、改善すべきだよ、儲からないことはやってはいけないよ、とかつて何度も教えていただきました。


そのようなことで、私は何も手伝わなかった立場のくせに、とにかく大失敗だと決めつけてしまって、ミロクフェスティバルの日は一日中、落ち込みました。そしてこの落ち込みと経験をもとに自分に何が足りなかったか反省し、今後はどのように運営に協力をしていくか、いろいろと考えさせられました。

さて、書きにくい部分を書いて、十分に空気が重くなったところで(笑)、今度は大成功のことについて書きたいと思います。

このミロクフェスティバルは、表の世界ではにんげんクラブの愛知支部大会、勉強会でありましたが、見えない世界での本当の本当の目的は、世の中をよくするために、なくてはならない非常に大事なご神事でした。(と言っても、実は私自身はそのことはまったく知らないで、次の日に愛知支部の皆様に取材をさせていただいて、詳しくお話を聞いてからその事実を知ったのでした^^)


ボランティアで活動してくださった会員様たちは、神懸かったようなアイデアと活動を通して、このイベントを開いてくださいました。それらの方々の心に私心はいっさいなく、まさにエヴァの心のみで、何ヶ月もかけてこのご神事の準備をしてくださいました。本物の榊も入手して会場に備え、神様へ奉納する歌や踊り、そしてエヴァな心の祈りが成就しました。

中心になって動いてくださった愛知支部の中山恵美賀様は、なんとお嬢様の結婚式の日程を即答で断ってまで(どうしても行けないから代理を立ててほしい、と言ったらさすがに結婚式の日程は変更になったようですが・笑)、このイベントに命懸けの準備をしてくださいました。


見えない世界では、神様たちが大喜びで、このイベントを見守ってくださっていただろう、と思います。皆様の祈りの気持ちが重なって、すべてが奇跡のようなすばらしいイベントでした。

また、見える世界では、会員様だけの力で、これだけのイベントの準備ができるのだ、ということの布石を作ってくださったと思います。このイベントの良い部分を参考にしながら、今後は無理のないイベントが全国で展開していくのかもしれません。

そんなこんなで、見える世界の金銭面では赤字になってしまったことの失敗に落ち込みつつ、見えない世界での完璧なご神事の成功に喜び、名古屋からの帰りの新幹線では、ものすごく複雑な心境でした。

お金も、見えない世界もどちらも大事だし、私もいろいろな価値観を変えていかねばならないのかな、などと頭は混乱するいっぽうでしたが、ふと窓の外を見上げると、完璧なまでに美しい富士山が姿を見せてくれました。

それを見て、「大丈夫、すべては必要、必然、ベストなことなのだよ。今日は大成功だったね、しっかり見ていたよ、ありがとう」と神様が微笑んでくれたように思いました。


片側だけからの視点で見て、失敗だ、成功だ、と人間視点からの判断をくだすのはよくないな、神様の視点から見るのが大事だな、人生は表と裏と両方あって、いろいろあるから楽しいのだよな、と思いました。

最後になりますが、ミロクフェスティバル愛知大会の主催をくださった会員の皆様、それから会場にご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

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(動いている新幹線の中から携帯電話でとった富士山の写真。今まで新幹線からとった富士山の中で、最高の一枚だと思っています。)

荒井義雄先生とのお電話にて

にんげんクラブの皆様こんにちは。

4月も後半になって初夏のようなお天気の日もあれば、冬に逆戻りしたかのような寒い日もありますね。
最近では震度5強くらいの比較的大きめな地震が日本でも度々起こっていますし、海外では多くの死者が出るような地震が起こっているので心配です。中国四川で起こった地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々が少しでも早く安全な場所で生活できますようにお祈りいたします。


インターネット上では、最近大きめな地震があった、石巻、三宅島、淡路島、この三点を地図上の線で結ぶと、二等辺三角形のような形になり、その二等辺三角形の重心がちょうど富士山だということで、話題になっているようです。
 偶然にしては出来すぎているような出来事ですが、このブログを読んでくださっているにんげんクラブの皆様がたには、「偶然はない」ということは説明しなくとも既におわかりだろうと思います。なんらかの存在が、日本を守ってくれているのでしょうね。


話はガラっと変わって、先ほど、荒井義雄先生からお電話がありました。
「にんげんクラブ会報誌の5月号のインタビュー記事が非常に評判が良かったので、会報誌が余っていたら送ってくれませんか?」とのお電話でした。

この記事は編集した自分で言うのも何ですが、後半部分の宇宙についてのインタビューは、今までにはちょっとないような面白い記事だったと思います(笑)。ついでに裏話をしますと、あの宇宙インタビューは、紙面の関係上1ページくらいしかご紹介しておりませんが、実際にはあの話題がなんと2時間も続きました。その情報にも多くのヒントをいただきながら、勝仁社長と小川社長はウガンダのビクトリア湖やイースター島のカルデラ湖のご神事をされたようです。

小川社長のご神事の詳しい情報は、こちらのブログに載っています。
http://earthkeepercrystal.blog118.fc2.com/

それにしても、お忙しいのに、本当にワールドワイドですね・・・・(笑)。

アマテラスの胎盤の話から、岐阜県、ウガンダ、イースター島とおよそ一年かけてご神事を行ってきました。まったく疑うこともなく、ただひたすらに、行動する小川社長の姿勢は、本当にすごいと思います。
この三つの地点でご神事が完成すると、空中に見えないピラミッドが出来る、と荒井先生のところではお話をお聞きしていました。また、お告げの通りに行動していけば、新たなものが浮上してくる、という話もありました。そして、関係あるのだかないのだかわかりませんが、こんな話を書いていたら、今日のニュースで、イスラエルのガリラヤ湖の湖底から、謎の巨大建造物が見つかったと出ていました。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35031201.html?ref=yj

アトランティスの遺跡でしょうか・・・・・。
本当は今日のブログでは「食」に関するDVDについての紹介と感想を書こうと思っていたのに、荒井先生のお電話をきっかけとして、自分の意思とは関係なく、あれよあれよとなぜだかこんな記事を書かされることになってしまったので、何か意味があるのだろうと思います。(最近の私の最大の目標は「宇宙大使になること」ですので、常識的には多少変な文章だと思っても、ここでは自由に書いていきたいと思っています。)

ちなみにはじめに荒井先生のことを書こうと思ったのは、今日のお電話の内容がすごかったからです。

荒井先生と電話ごしにお話をしていると、花粉症でつまっていた鼻がだんだん通ってきました。そんなことを思っていると、「こだまさんは今、ノドが悪いみたいだね~。鼻は花粉症で、左の穴が詰まっているな。右は通っているようだけど。それから左腕がしびれているね。」と、私の体調をズバリと当ててくださいました。まさに、ノドはイガイガしていて、左の鼻だけ詰まっていて、左腕は、左手に受話器を持ちながら電話をしていたから少し痺れていました。

「まさにその通りです、ちょっとお待ちください」と、左腕の受話器を右手に持ち替えて会話を続けると、「左腕の痺れがなくなったね。」とズバリとまた当てられました。受話器を持ち替えたことは知らせていないのに、こんなに詳細にわかるのだなぁとびっくりしました。

荒井先生が、いろいろなことをおわかりになるのはすでに知っていることですが、それでもやっぱり毎回ビックリしてしまいます。
人間には無限の能力があることを、荒井先生は教えてくれます。
また、荒井先生のような波動の高い方とお話をしていると、自然と遠隔ヒーリングの効果があるようです。

私もいつか荒井先生のように、自分らしい能力を伸ばして人のお役に立てたらいいな、と思いました。

中山靖雄先生から教えてもらったこと

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

先日、映画「四分の一の奇跡」の入江富美子監督と、へそ道合宿でご一緒した皆様たちと、伊勢の中山靖雄先生のご自宅へお邪魔しました。たっぷりと中山先生のお話を聞かせていただいた後は、旅館に宿泊して、翌日は修養団で山岡賢講演を聞き、みどりさんの案内で内宮と外宮で正式参拝をした後に、お神楽を奉納(に便乗・笑)と、すごく贅沢な日程となりました。

中山先生は数度の脳梗塞でお体が不自由になられて、目も見えなくなられました。
中山先生は、講演をする際は、その講演の参加者一人ひとりの方のお名前を覚えて、朝から神宮様に参拝し、その方のことと、その日の講演が良いふうになるようにお祈りされていました。目が見えなくなられてからも、奥様の緑さんに参加者のお名前を読み上げてもらって、テープに録音し、それを何度も聞いて憶えておられました。

現在の中山先生は、お体がご不自由なためになかなか講演をすることもできません。
そんな中、ご自宅で2時間ほどいろいろなお話をしていただきました。時に声を出しづらい場合は、自然に緑さんが話しを変わり、説明をしてくださいました。
緑さんは時に手となり足となり口となり、中山先生の代わりをされています。そんなお二人の姿を見ていて、これぞ理想の夫婦のあり方だなぁ、としみじみ思いました。

お二人を見ていたら、いつも夫婦仲良しの船井会長と奥様の関係にそっくりだなぁと思いました。
じつは、中山先生の奥様の緑さんと、船井会長の奥様は、すごく雰囲気が似ていらっしゃいます。
夫婦は一心同体と言いますが、すごい人の奥様になられる方とは、やっぱりすごい人なのだな、とつくづく思います。

また、かつて私の祖父母が晩年に、「私一人では一人前ではない、半人前かもしれないけれど、夫婦仲良くしていたら、二人で1.2人前くらいになるから、それでいいんだよ。」と教えてくれたことを思い出しました。

中山先生と奥様の緑さんのお話や、寺岡先生の講演の中で、いろいろとメモをしたので、ここで紹介します。→ から後は、私の感想や補足です。

● 言う気は勇気  → あまり意見を言うのが好きでない私には、勇気が足りないのだなぁと思いました。

● いいこと言って、いいことして、いいこと思って、いい人になる。
→いいことを言うのが、一番はじめにやればいいことだとは、目からウロコでした。

● 詫びて花咲き、お礼で実る。 → ごめんなさい、とありがとうは大切ですね。

● 朝、「おはよう」と言うのは、いいことですか?悪いことですか? 答えは、「あたりまえのこと」です。あたりまえのことが、いつの間にか「いいこと」になってしまいました。「いいこと」にしてしまうと、それはいつしか「やらないでもいいこと」になってしまいます。

● たとえば、自分が寝て起きて、自分の布団を上げることは、いいことでも、悪いことでもなく、あたりまえのことです。では、何をすればいいことになるかというと、おばあちゃんの分も布団上げてあげること。これは人様の役に立つことですから、いいことです。

● すんだことはみんないいこと。これからおこることもみんないいこと。私に悪いことがおこるはずがない。
  → 緑さんが、人生で様々な場面に遭遇するときに、いつも口にする言葉だそうです。


● すべてを感謝し、常に喜び、絶えず祈る。
→ このように生きていきたいと思います。

● 陽気に暮らすことが大切。
→ 真剣なだけじゃ疲れますものね。

● 人の心に響く上手い講演のポイントは、お話の中で7割を笑いにし、1割を感動にする。
→ 笑うとたくさん呼吸をするから、身体も心も緩んで、大切なことがよく響くそうです。

● 人は幸せだから感謝するのではなく、感謝するから幸せになる。
→ 本当は、まわりに感謝も幸せもたくさん溢れているのですね。

● 病気をするのはやさしくなるため。事故をするのは謙虚になるため。
→ 病気のときは特に人のやさしさが身にしみますね。事故をするときは、ちょっとした不注意とかイライラとかが原因なことが多いからですね。

● 自覚している人間を叱るのは、罪悪である。
  → なるほど、おぼえておきます。

● 今ここに 起こりしことは総てみな 御親の愛の仕込みなりけり
→ だから、すべては必要、必然、ベストですね。

● 三種の神器のかがみ まがたま つるぎ に共通することとは何でしょうか?それは、「磨くこと」です。だから日本人にとって磨くことはとても大切です。
→ ぞうきんでふくと「福」が来るといいますし、身の回りも御霊も磨いていたいですね。


メモの紹介はこのくらいにしておきます。もっと中山先生の教えを知りたい方は、すべては今のためにあったことをお読みください。
これから私も、たくさんのいいことを言って、このブログでもたくさんのいいことを書いて、それからいいことをして、いいこと思って、いい人になりたいと思っています(^O^)/。

お読みいただきありがとうございます。

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(写真は、早朝の夫婦岩です。)

私の心霊?体験

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

先週末は、台風のように吹き荒れたお天気でしたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
熱海は今日も少し強めの風が吹いています。

さて、「私の心霊?体験」などと、思わせぶりなタイトルを書きましたが、どんな人でも、この世に生きていれば一生のうちに心霊体験の一度や二度はあってもおかしくないことでしょう。

先日読んだ生きる/死ぬ その境界はなかった 死後生命探究40年の結論
レイモンド・ムーディ、ポール・ペリー 共著 堀天作訳 矢作直樹監修 に書かれていましたが、アメリカ人の四分の一、ヨーロッパ人の三分の一はなんらかの霊的体験をしたことがあるという調査結果があるそうです。

この本は、ものすごく面白くて、また来月号のにんげんクラブ会報誌のおススメ書籍コーナーで紹介しようと思っています(しつこいと思われるかもしれませんが、毎回このブログを読んでくださる方ばかりではないと思いますから^^)。

さてさて、私の心霊?体験について、青春時代のくだらないエピソードですが、この本を読んでいたら、ぜひとも皆様に披露したくなったので、ここに書こうと思います。ちなみに、まったく怖くはありません。

あれは私が高校三年生の文化祭の前日の出来事でした。
文化祭ではクラスで何か一つ催し物をすることとなっており、私たちのクラスでは、オバケ屋敷をやることとなりました。とはいっても、教室のカーテンを閉め切って、机とダンボールで迷路みたいなのを作って、オバケ役は入ってきた人を大声や水鉄砲で驚かせるというだけの、じつに簡単なオバケ屋敷でした。

前日の20時くらいまでかかって迷路を作り上げて、すっかり暗くなってしまったけれど、最後にこのオバケ屋敷がどれだけ怖いか試しに実験してみよう!ということになりました。普段明るい教室の中が暗くて足元もおぼつかないので、単純な作りでもそれはそこそこ怖い気持ちにはなりました。もちろん私たちは、その迷路を作った張本人ですから、どこからオバケが出てくるかもだいたいわかっています。

実際にオバケ役にスタンバイしてもらって、女子5人で、一列になって迷路を進んでみました。私は前から四番目です。
さて、あるオバケが出てくるポイントで、クラスメイトの男子がワーっと大声で私たちを驚かせました。
キャーっとこわがって、「やだなぁ、A君こわいじゃん!」などと笑って楽しく通りすぎようとしたところで、A君の出てきたくぼみから、もう一人の男子がワーっと奇声を発して驚かしにきました。
同じポイントから二人も出てくるとは全く思っていなかった私と列の最後にいた女子は、本当にびっくりして腰を抜かして転んでしまいました。

その男子学生は、笑わず、会話もせずにそのまま入り口のほうに歩いていこうとするので「えーちょっと!どこ行くの?あんた誰?」と制服の背中の部分を掴んで呼び止めましたが、彼は振り返りもせずに私の手を振り払って、スタスタと歩き去ってしまいました。

さて、オバケ屋敷から出てみて、一緒に歩いていた女子たちに、
「さっきのA君の後ろの子、本当にびっくりしたよね、誰だったんだろうね?」と聞くと、「は?何のこと?」と言ってきます。

すぐさまA君をつかまえて、「A君の後ろにいたの誰?」と聞いても「何言ってるの?俺は一人でいたよ。」と言われてしまいました。どうやら、その子を見たのは、私と私の後にいた女子の二人だけだったようです。

当時は絶対にA君がウソをついていると思っていたので、「もうウソはいいから、本当のことを教えて」と、かなりしつこく聞きました。しかしA君は、「俺が隠れていたところをちゃんと見てみろ、どう考えても一人しか入れないだろう。」と言います。

当時のA君はさほど信用に値しない人でしたが(笑)、実際に見てみると、一人しか入れそうにもありません。あまりにも気になって、A君には三年以上たってからもしつこく何度か聞いてみましたが、やっぱり「ウソは絶対についていない」とのことでした。


あの時私たちを驚かせたのは、夏の学生服を着た生身の身体を持った男子です。暗いとは言え、目は慣れてシルエットはわかる程度でしたし、私は背中の制服まで掴んだというのに、どう考えてもシルエットや声から推測される該当者がクラスメイトにはいませんでした。

とはいえ、幽霊というのは半透明なものだろうと考えていた私にとって、その出来事は霊体験としてはインプットされず、すぐに忘れてしまったのですが「夏の夜の未解決体験」として、頭の片隅に残りました。


さてさて、そのお話はそれで終わりですが、それから数年たって、祖母から不思議な話を聞きました。以前にもどこかで書いたことがあるかもしれませんが、ある日祖母が一人で家で留守番をしていると、インターホンが鳴ってお客さんが来ました。出てみると、なんと数年前に死んだはずの自分の弟だったそうです。弟は、生きていた頃とまったく変わらず肉体を持った状態で、律儀にインターホンまで押して来訪し、祖母の部屋で小一時間ほど、お茶を飲んで昔話をして、普通に玄関から帰って行ったそうです。

その話を聞いた時も、やっぱりまだ幽霊は半透明だろうと思っていたので、そんな不思議なことがあるのかなぁ、祖母が寝ぼけていただけじゃないのかなぁ、と思ってあまり気にしませんでした。

それから何度かそんな話を本で読んだり、人から聞いたりしましたが、やっぱりそんなことがあるのかなぁ、と思っていました。心霊体験というのは、もっと怖いものであるべきだろう、と勝手な想像で思っていたのです(笑)。

さてさてさて、すごく説明は長くなってしまいましたが、結論としては、冒頭で紹介した本書を読んだら、あまりに詳しいムーディ博士の解説に、あれは霊体験であった、と確信が持てました。ムーディ博士の実験によると、実際にきちんと肉体を持った状態で、亡くなった人に会うことができるのだそうです。

ムーディ博士は、死者に会うための部屋「サイコマンテウム」を実験室として作って、100人以上の人の臨床試験をしました。なんとその中で8割もの人が、実際に亡くなった人と会い、会話をし、時には抱きしめられたそうです。

ムーディ博士ご自身も、亡くなった祖母が生前より少し若い肉体の状態で、自宅のリビングの扉をあけて入ってきて、しばらく会話をしたのだそうです。

これは怖い話でもなんでもなく、実際に起こることですし、古代ギリシアでは当たり前のように使われていた方法なのだそうです。

人は誰でもこの世の人生が終われば、あの世へ行くことになっています。生まれてきたことと同じくらい、死はあたり前のこと。亡くなった人とも交流ができるのですから、生きると死ぬの境界は、本当はないのですね。

サイコマンテウムの話以外にも、本書にはびっくりする話がたくさん載っています。
この本に出会えて良かったなぁと思っています。

フリーズする脳 ~思考が止まる、言葉に詰まる

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

三寒四温とはよく言ったもので、もう初夏?と思うほどに暖かい日が続いた後には、ぐっと寒い日がまた始まりました。ファンヒーターの灯油はもういらないかと先週は思っていましたが、やっぱり追加で買い足さなければ耐えられそうにありません。
皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか?


先々週に閃輝暗点のことを書きましたが、あれから脳についての本ばかり読んでいます。

というのも、最近は自分でも自覚症状があるのですが、ちょっとボケているなぁ(汗)と思うことが多いからです。月に一度はお会いしている親しいはずの人の名前が一時間以上思い出せなかったり、パソコンのメールを開いたと同時に何をしようとしていたのか思い出せなくなったり、なんてことが多くなってきました。

ちょっと気をつけなければならないなぁ、と思っていた矢先に閃輝暗点があり、たまたま講演でお会いした御薗治療院の中村秀一先生に相談してみたところ、サーっと脳の状態を霊視(?)してくださって
「脳の血管の状態があまりよくないようですね。今後のために一度病院に行って、頭部CTとか撮ってみるのもいいかもしれませんよ。」とアドバイスをいただきました。
そんなこんなで病院へ行って、おかげさまで今のところ脳の異常はなかったと医学的には言われました。(物忘れに関しては、ちょっと異常なのですけれど・苦笑)


医学的には異常がなかったとしても、閃輝暗点はその後も再発するし、
花粉症のためかいつもボーっとする、物忘れもひどい、
仕事の能率も今ひとつ上がらず昔のように文章が書けない、
同じオチのギャグを繰り返し言ってしまう(しかも面白くない・笑)、ということで
本格的に悩みなじめて、脳科学の本やボケ防止の雑誌を読み、脳に良いとされる食材や生活習慣などをとりいれはじめました。
(具体的には睡眠をきちんととったり、魚を多く食べたり、やめていたコーヒーも飲み始め、ニンニクオイルの含まれためいらくアホエンを飲んでいます。家事も前より計画的にやるようにし始めました。)

中でも今の自分の症状に最も当てはまり、読んでいて最も参考になったのは、この原稿のタイトルとなったフリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)でした。築山節先生の本は、以前にメールマガジンでもお勧めした脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
をお読みいただいた方もいらっしゃるかと思います。

とにかく「あるある!」のオンパレードで、今の自分の生活が以前に比べていかに脳にとってよくない生活習慣を続けていたのかがよくわかりました。

ところでこうして文章に書いていると、いかに私がボケまくった人間であるか、ということばかりを書いた文になってしまいそうですが、じつはそれだけで書いているのではありません。

冷静になってまわりを見渡してみたら、私だけでなくまわりの多くの人にも本書に書かれている「フリーズする脳」のボケ症状があてはまるように感じています。
特に、インターネットやスマホの登場によって、脳をうまく使えない若い人が増えているように思います。そして脳をうまく使えない人同士が集まっていくと、その集団は言葉だけではないコミュニケーションの不足したギスギスとした団体になってしまいます。

ボケとはお年寄りだけの問題かと思っていましたが、著者の築山先生もおっしゃるように、今は20代、30代、40代と若い人でも、若年性健忘症の症状で病院に行く方が多いのだそうです。

私自身は物書きを生業をしているために、脳が使えなくなってしまっては廃業ですから、危機感が人よりちょっと高かったというだけで、多くの現代人の生活は、より楽なほうへと流れていってしまった結果、フリーズすることが多くなっています。

そのフリーズは、パソコンと同様たまにフリーズするくらいですと、さほどの支障はありませんが、これが頻繁になってくると、取り返しのつかないことになります。最近「面倒くさい」という言葉が、以前よりも増えてしまった方は、脳がフリーズしかけているのかもしれません。


本書では、実際に患者として築山先生のもとを訪れた下記の10人の方のケースを解説しながら、なぜそうなったのか、と対処法を教えてくれます。

・ 商談の最中に不意に言葉が出なくなる、人前で話すのが怖くなった証券マン
・ よく知っているはずの名前が思い出せない、思考がちぎれていく大学教授
・ PCの前で頻繁に自失する、空回りし、疲弊していくシステムエンジニア
・ ネット依存的な生活を送っているうちに、物忘れが激しくなった総務部主任
・ 会話の相手が複数になると、話が聞き取れなくなる、頭に入らなくなる営業マン
・ 転職先の企業で度々思考停止状態に陥るようになったエリートビジネスマン
・ 文章が思い浮かばなくなり、偏執的に見直しを繰り返すフリーライター
・ 上司になった途端、考える力が衰え、仕事ができなくなった元「優秀な部下」
・ すぐ感情に支配され、頭の中が真っ白になる、元「冷静なキャリアウーマン」
・ 集中力が続かず、空白の時間が増えていく、「勝ち組」思考の司法浪人生

10人の方の例をご覧いただくとわかると思いますが、病院を訪れた方は、もともと普通の人、もしくはかつては普通よりも仕事のできた人々でした。

ちょっと最近フリーズする機会が増えてきたなぁ、と思われる方は、ぜひ本書をお読みになられてはいかがでしょうか。よろしければ、脳が冴える15の習慣とセットでお読みくださいませ。
 


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長い文章を、ここまでお読みいただきありがとうございます。
フリーズする脳とはまったく話が変わるのですが、ここで一つ宣伝です。
私のブログにも度々登場した、女性聖者のサイマーさんが、6月に来日されることとなりました。

ダルシャンは無料となっています。
アメリカやインドまで会いに行くのは大変ですし、次はいつ来日されるのかわかりません。
ぜひこの機会に、ダルシャンだけでも行かれてはいかがでしょうか。

サイマーさんの情報はこちらです。

http://www.sai-maa.com/jp/events

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(この写真は、小川社長のご自宅の一室に飾られているサイマーさんの巨大なお写真です。)


地球にやさしい生活

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

関東近辺はすっかり桜が満開になりましたね。熱海のソメイヨシノも見頃を迎えています。例年よりもずいぶんと早い桜の開花だからか、桜の色がいくぶん白っぽく見える気がします。

先週の土日は、岐阜県の高山市まで足を伸ばしてみました。古い町並みにはひな祭りの人形がいくつか展示されていて、とても珍しい雛人形の鑑賞を楽しみました。さすがに高山はまだまだ寒く、桜が見られるのは一月後くらいになるだろうと思いました。
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(明治天皇がモデル?のお雛様。すごく珍しいですよね。)

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(いろんなお人形が一同に並んだお雛様。ダイナミックなひな壇です。)


さて、今日は「地球にやさしい生活」について書きたいと思います。
私の住む熱海は人口が少ないため、実は普通のレンタルビデオ屋さんが(ほぼ)なかったのですが、数ヶ月前からビデオ店が開店し、たまに利用しています。

つい先日も、休み前にフラっとビデオ店に寄ってみると、以前からずっと見たかった地球にやさしい生活 [DVD]が置かれているのを発見したので借りてきました。

これは映画で配給されている頃から、ずっと見たいと思っていた映画でしたが、なにせ熱海に住んでいるので、なかなか近い場所で上映していることがなかったために、見る機会が得られなかった映画でした。

ワクワクしながら見始めて、見終わるまではあっという間、という感じで、ずっと釘づけになって見ました。

この映画は、ニューヨークのど真ん中に住む、コリン・ビーバンさんと、その家族の、地球にやさしい生活をする、ドキュメンタリー映画です。英語版タイトルは、「NO IMPACT MAN」(地球へのインパクトのない人)です。
具体的に言うと、ゴミを減らして、食べ物は草食で地産地消にして、電気も使わない、地球への負担をなるべくゼロに近づける、という生活です。トイレットペーパーも紙おむつも使わず、服など新しいものは買わない、移動は徒歩か自転車で、洗濯も手洗い、エレベーターも使わないため、25階とかでも全部階段で登ります。

コリン・ビーバンさんは、このようななるべく地球に負担の少ない生活を、家族の協力を得ながら少しずつ始めるのですが、家族の葛藤やストレス、その生活を始めてからのメリット、デメリットを、詳しく伝えてくれるこの映画には、とても考えさせられました。

コリンさんの奥さんは、1歳の娘さんの子育てをしながら経済雑誌の編集の仕事をしている、バリバリのキャリアウーマンです。お肉も買い物も大好きで、カフェイン中毒と言っても良いほどのコーヒー好き、自分では食事を作ったこともない、という都会生活を謳歌している方です。彼女が子育て、仕事を続けながら、地球に優しい生活を続けていくのは非常に大変だったことと思います。

コリンさんだけでなく、奥さんと1歳のお嬢さんも一緒に悩み、苦しみ、楽しみながら、一緒に奮闘する姿を見ることで、目に見えない家族の愛情とか、本当に大切なものなどを、垣間見ることができました。

大変だろうなぁ、すごいなぁと思う一方で、エコな生活が気持ち良さそうでちょっと羨ましいな、マネしたいなと思える部分もたくさんありました。
ただし、ゴミを減らすために、ミミズを飼って生ゴミの分解をしてもらっていたら、ある日突然家中にハエが大発生するハプニングなどは、虫や田舎暮らしに比較的慣れている私でも、これは絶対無理!と思ってしまいました(笑)。


また驚いたことは、アメリカでは、1年間このプロジェクトをやってみて、自分たちの生活にとって何が大切で何がそうでないかを、しっかりと見極め文章で紹介したい、というコリンさんの活動を、応援する人たちもいる中で、ものすごくバッシングする人が多かったことです。

時には殺人予告ととれるようなひどいメールを送りつけてくる人もいて、なぜ地球にいいことを試みようという個人の活動に対して、こんなにも感情的になるものなのか、とすごくビックリしました。
日本だったら、多少は非難する人がいたとしても、そこまでひどいことを書く人がいるかなぁ、と思いました。


日本ではこの映画はほとんど話題になりませんでした。

それは日本の大衆がこの映画を必要としていないからでしょうか。
それとも、この映画が爆発的にヒットしてしまったら、個人の消費が極端に落ち込んで、経済がめちゃめちゃになってしまう、という恐怖感から、わざとヒットさせないようにメディアが無視しているからでしょうか。

どちらの理由もあり、なのかもしれませんが、この映画はこれからの生き方を考えていく上で、とてもヒントになる映画だと思います。

ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思いました。

世の中の9割のことは・・・

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。
春一番が到来し、春の訪れを感じられる今日このごろです。
熱海ではつい最近まで暖房を入れていたのに、今日は暖房なしでも少し汗ばむ陽気です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。


先日、目の前の視界になんだか小さなプレデター(光学迷彩装置をつけているときのもの)がいるみたいにぼやけてきたなぁ、と思っていたら、そのぼやけ具合がどんどん大きくなっていって、終いにはパソコンの画面がまったく見えないくらいになってしまいました。

なんだこれ?と驚いていると、今度は視界にピカピカチカチカとなんだかひも状のものが現れます。それは目をつぶっても現れて、左側の視界に、ギザギザした龍がゆっくりゆっくりと螺旋を描くように旋回しているように見えてきました。

ギザギザ龍は、しばらく視界にとどまって、結局このびっくり体験は、30分くらい続きました。その後、同じ日の夜に運転していると、またあのギザギザの龍が30分ほど、今度は右側の視界に出てきました。


こんな体験は初めてだったので、ついに私も神が見えるようになった!と一人で喜んでいましたが、あまりに気になったので次の日にネットで調べると、これは別に珍しいことではなく、閃輝暗点という現象なのだそうです。

あの芥川龍之介も閃輝暗点を見ていて、それを題材に歯車という小説を書いているそうです。おなじみウィキペディアによると、偏頭痛の直前になることが多いらしく、頭痛を伴わない場合は脳梗塞や脳血栓などの恐れがあると、ちょっと心配なことが書かれていました。

とたんに心配になった私は、急遽脳神経外科のある病院へ行って頭部CTを撮影することになりました。ウィキペディアで調べてから、病院の検査結果が出るまでの間は、ありとあらゆる悪いことばかりを考えました(笑)。

検査後、結局は何の異常もなし、とのことで、「本当は偏頭痛になっているのに気付かない人もいるから、ストレスをためず、たまには外で運動してくださいね~」とお医者様からアドバイスをいただきました。
(診察の際に、「どんなものが見えましたか?」と聞かれ、「小さいプレデターみたいのが見えて、ギザギザの龍が・・・」と説明した際のお医者様の「???こいつ正気か?」みたいな怪訝な顔は忘れられません。プレデターじゃなくて、モザイクがかかったような・・・にすればよかったです(笑)。)


それにしても、プラス発想とは面白いものです。確かにあの日はいつもより身体が重く疲れていたので、たぶんあのギザギザの龍のようなものが見えたときに、「こわい!何これ!」と思っていたら、その後偏頭痛になったかもしれません。

もしくは、閃輝暗点のことをはじめから知識として知っていたら、「これから偏頭痛がくるはずだ」と思ってやっぱり偏頭痛になっただろうと思います。

でも「やった!神が見えた!今日から私も霊能者の仲間入りか!?」と本当に面白がってギザギザを楽しく観察したために、急激に脳からハッピーなホルモンが出て偏頭痛にならなかったのだろうと思います。


検査するまで心配している間のマイナス発想2日間は、朝おきるのも嫌になるほど、すごく憂鬱で身体の重い日を過ごしました。

あの日に私を何らかの宗教に勧誘すれば、7割くらいの確率で勧誘に成功できたかもしれないほどの、マイナス思考っぷりでした(苦笑)。
(ちなみに閃輝暗点をネットで調べなければ、神が見えたと調子に乗った私がなんらかの宗教を立ち上げる可能性も2割くらいはありましたが^^(笑))


ところで、医学やプラス発想に関する本ではないのですが、先日面白い本を読みました。その本とは新・あの世はあった 文豪たちは見た!ふるえた! 心霊・超常現象が眠れる意識をどう覚醒させたかです。
この本は来月のにんげんクラブ会報誌でもご紹介する予定です。

本書は超一流の作家たちが、自らの霊的体験を記したものを集めて解説してある本です。
その中で新渡戸稲造がアメリカで有名な霊能者と語った際の記述が、とても気に入ったので紹介します。


話しの間に私はこうのべた――「私は、この世の事柄の9割は真面目に考える値打ちはないと言っては、友人を驚かすのです。この世の事柄のたいていは、いたずら扱いしてもかまわないのです。1割の事柄は、これは厳粛に考えねばなりませんが。」

グランドン夫人は顔を輝かせて言った――「それはウォルターの申しますのとほぼぴったり同じ言葉でございます」
ところで「ウォルター」(実は夫人の亡兄の名前だが)とは、彼女を通して話したり行ったりする霊のことである。
それから夫人はこう付け加えた――「ウォルターはいつも申します、人間には笑いが足りないと。」

 事物の評価が急速に変わりつつあるとき、霊がいたずらを好み、冗談をとばし、道化を演じるのを目にするのは、楽しいことではないか。

「編集余禄」(新渡戸稲造全集編集委員会編『新渡戸稲造全集』第20巻 教文館 昭和60年)

この箇所にあるように、世の中で起こることの9割は、いたずら扱いしてもかまわない、とは素敵な考えだと思いませんか。


あの新渡戸稲造もこのように考えていたのだな、と考えると、日々の悩みが冗談ごとのように思えてきて、悩みなどほとんどなくなっていくように思えます。

たとえそれが閃輝暗点であっても、神が見えた!といたずらのように考えていたら頭痛が起こらなかったように、9割のことは問題なく過ぎていくのだろうと思えてきました。

残りの1割は厳粛に考えねばなりませんが、どうせ生きるならば9割は面白おかしく、
楽観的に考えて生きていきたいと思いました。

おへそを究める

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。
花粉のシーズンの到来とともに、春の訪れを感じている今日このごろです。
先日は、はじめて河津桜を見てきました。

とても美しい桜に癒され、菜の花とのコントラストがすばらしくて、こんな景色はそうめったにあるものではない、と嬉しく思いました。私たちが行った時間はもう暗くなる手前の夕方でしたが、もしお天気の良い午前中に見れたらもっと美しかっただろうと思います。来年こそは渋滞のない時間に早起きをして桜を見に行きたいと思いました。

さて、先週の木曜日から金曜日にかけて、入江富美子監督の「へそ道基礎コース」を受講してきましたので、その感想を書きたいと思います。この会は、コピーライターのひすいこたろうさんとデザイナーのトミーさんが企画した12人限定の会でした。

入江監督の講演を聞かれた方や映画を見られた方はご存知だと思いますが、入江監督はとってもパワフルで、エネルギッシュで、その行動力は時としてまわりの人から最高の褒め言葉として「アホ」と表現されてしまうほどに(入江監督、スミマセン・笑)、普通の人には想像もつかないほどの実行力のある女性です。入江監督がさらにすごいと思えるのは、それだけの行動力と実績があるにもかかわらず、まったく偉そうにすることがなく、いつも誰にでも気さくで、すぐにまわりの人と仲良くなれることです。大阪出身の入江監督のトークには、いつも笑いがあってまわりの人を明るく楽しくしてくれます。

そんな入江監督のへそ道ワークショップでは、まずは入江監督の今までの体験や気付き、さらにへそにまつわる秘密などを教えていただいて、その後はみんなでワークをしたり、自分の気持ちをシェアしたりと、とても充実したものでした。私って、本当はこんな願望があったんだなぁとか、あの苦手だと思っていた人は実はこんなに愛しい人だったのだなぁ、などなど改めて自分を見つめなおすきっかけとなり、様々な気付きがありました。

へそ、と言えば、2006年のにんげんクラブ立ち上げの時からご入会いただいている貴重な会員様はもしかすると憶えておられるかもしれませんが、私がにんげんクラブではじめて書いたコラムのタイトルは、たしか「おヘソの話」でした。これはやんちゃだった若かりし頃の自分が、へそにピアスを開けた際に、へそ周辺から白いけむりのようなものがモクモクと出てきた気がして、それを見てから一分後くらいに、貧血になってバッタリと倒れてしまった、へそはどうやらにんげんにとってすごく大事なところらしい・・・・ということを書いた珍妙な文章でした(笑)。当時、船井会長はこの文章をとても褒めてくださって、私も嬉しかったのを憶えています。そんなことから、へそに人一倍興味を持っていた私は、今回の入江監督のワークショップでへそに関する気付きがいっぱいあり嬉しかったです。なぜヘソピアスで貧血を起こしてしまったのかも、入江監督のお話を聞いていたらなんとなくわかりました。(残念ながら、今はすでにホームページからも削除されており、整理整頓の悪い私のパソコンにもデータは残っておりません。)

(そういえば、この文章を書いていたら、メルマガ会員様のお便りで、体内記憶のあるお子さんが「生まれる前にパパとママのことを、おへそから覗いていたよ。」と言っていたお話も思い出しました。やっぱりおへそってすごいですね~。池川明先生によると、体内記憶のある子どもの100人のうち2~3人はヘソから外を見ているのだとか・・・。)

なんというか、理想の自分になるためのセミナーとはちょっと違って、ありのままの自分を認めて、そのままの自分で理想の世界を現実に引き寄せる、というようなセミナーでした。ほぼ初対面の参加者の方々とも、生まれる前から知っていたかのような親近感がわいて、みんなつながっているように思えました。私って、ずっと宇宙から愛されていたんだなぁと心底思えて、他の人も心底愛する気持ちも湧いてきました。

もっとたくさん書きたいところですが、あまり書くとネタバレになってしまいますので、この辺りで書くのをやめておきます。とってもオススメのワークショップですので、ご自分のミッションを生きたい方はぜひ受講されてはいかがでしょうか^^。

入江監督のへそ道ワークショップのお知らせは、こちらのサイトで見ることができます。
↓  ↓
http://www.iriefumiko.com/


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(セミナー終了後に、受講証をいただいて、みんなで記念写真をとりました。入江監督は、前段真ん中です。)

心がネガティブになってしまった時は

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。
熱海では、梅の花が満開に咲いています。
今は花粉症の方にはちょっとつらい季節になってきましたね。

野山の花々や桜が咲いてとっても美しい季節ですが、花粉症持ちの私にとっては、この季節は一年で一番不調な時期でもあります(苦笑)。
できれば薬に頼らずに、良い対処法がありましたら、教えてくださいませ^^。


さて、こんな不調な時期にありがちなのが、身体だけでなく心の不調和です。
今日のブログでは、ちょっとネガティブな時の心とのつきあい方を書こうと思います。
と言っても、たいそうな方法でなく、単なる気持ちの切り替え方です。

ネガティブになることが日頃からない方は、読み飛ばしてくださいね^^。

なんだか身体が元気じゃないなぁって時は必ず、心もなんだかソワソワとしはじめます。

私の場合は、いくつもの締め切りが重なったり、確定申告の書類整理をしなくちゃ、とか慣れない作業に重い腰を上げようと思ったら(苦笑)、身体じゅうが石で固まってしまったのじゃないかしら?なんて思ってしまうほど、心と身体が言うことを聞いてくれないときがあります^^。

また、これといった悩みもないはずなのに、前にも後にも進めない、そんな心理状態になってしまうことが、文章を書いているときには時々あります。
(ちょうど昨日そんな心理状態になりました・笑。年に数回定期的にやらかすので、職業病かもしれません^^)

そんな状態になったときの私は、家に一人でいるときに、床にうずくまってみます。
正座のままお辞儀をして、頭を腕と床で抱え込むような格好をしていると、なんだか胎児に戻ったような気分になってきます。そのままの状態で目をつぶってひとしきりボーっとしてみて、落ち込んだ心にトコトンつきあいます。
泣きたかったら泣くし、呻きたかったら呻いてみます。

そして十分にボーっとして、落ち込んだ心につきあった後に、
「このままの私でもいいから、1ミリだけ進んでみよう。1ミリでも進めたらそれでいいじゃない。」と思うことにしています。
どうせ動いても、動かなくても、今より悪い状態にはならないんだから、1ミリだけ動いてみよう、と。

その1ミリとは、落ちているゴミを1つ拾うだけでもいいし、文章だったら一行書くだけでもいい、誰かや何かのためになって、その時考えられる一番簡単で一番出来そうなことを、たった一つだけでいいからやってみるのです。
普段だったらすごくつまらないささいなことかもしれないけれど、今日の自分はそれが出来たら、100点満点だ!と自分を全部肯定するのです。

一つやってみると、「今の自分は最低な状態かもしれないけれど、少なくともさっきの自分よりは1ミリくらいは人のためになった。」と思えるようになります。

そうやって少しずつできることをやっていくと、一ミリ、またもう一ミリ、と少しずつ身体も動くようになってきて、その後うまくいけば流れにのってスムーズに普段どおりの仕事にとりかかることができるようになります。

それでも上手くいかなかったら、またどん底の心にしばらくつきあって、気が済んだらまた1ミリ進もうと思う、を繰り返してみます。

だいたいは、動けなくなるような時というのは、たいそうなことをやらなくちゃいけないと深刻に思いこんでいるので、もっともっとハードルを下げればいいのです。
「1ミリだけ」とこれ以上にないくらいハードルを下げると、どれだけめんどくさがりの私でも、まぁ動いてみようかな、と思えるので不思議です。

ムリして明るくふるまおうと思わなくてもいいし、がんばろうともしないでいい。最低な気分のままで「気分は最低だけど、そんな自分でも1ミリは進めた。おお!やればできるじゃん。すごいじゃん。偉いじゃん。」と自分に都合よくできたところだけを見るようにしています。

こうして1ミリ1ミリ、もぞもぞと芋虫のように前進していれば、いつかは蝶のように飛び立てる日がきっとやってきます。

最低だった気分もいつしか(花粉のない)春の日のうららかな午後のように、さわやかで優しい気分になれるはずです。

以前は心がふさぎがちな時はいろいろと気分転換をして気を紛らわせていましたが、その時の自分にできることを、できるぶんだけ、焦らずにコツコツとやっていくのが、結局は心が晴れる一番の近道なのかなぁ、と最近は思うようになりました。


読者の皆様はこんな状況になることは少ないかもしれませんが、もしもネガティブな気持ちで動くのがおっくうになってしまったときは、ぜひ「一ミリだけ」を思い出してみてくださいね。

安岡正篤銀座サロンにて

にんげんクラブの皆様こんにちは。少しご無沙汰していましたがいかがお過ごしでしょうか。インド帰りで体調を崩しぎみのこだまゆうこです(苦笑)。
インドの菌はなかなかしつこかったからか、はたまた私の胃腸が弱ってしまったのが原因かはわかりませんが、あれからよく発熱したり腹痛をおこしたりしています。これも浄化浄化!と日々思いながらすごしています。

先週の火曜日は、にんげんクラブの取材が栃木県でありました。その前に、たまたま東銀座で待ち合わせをしていたら、駅を出てすぐのところに安岡正篤サロン(正式名称は安岡活学塾)なるものがあったので、5分の時間を利用して少し立ち寄ってみました。

もうお読みいただいているかと思いますが、にんげんクラブの会報誌で、ひょんなことから安岡先生の「陰騭録」のコラムを書きはじめることになったので、これは行かねばならないだろう、との思いのもと、恐る恐る行ってみました。

入り口に入ると、カッチリとしたスーツにネクタイ姿の年配の男性がすぐに快く迎えてくださいました。他にも3名ほどのお客様がいらっしゃいましたが、皆さんカッチリとした服装をなさっていて、「さすがは安岡先生のサロンだなぁ」と思いました。そこはなんだか休日であろうとも、ネクタイを締めなければならないような気分になるピシっとした雰囲気の空間でした。取材前だったために私もスーツを着ていて本当によかった、セーフだった、などと内心思ってしまいました(笑)。

それにしても、空間とはその場の雰囲気をすごく持っていると思いました。安岡先生のサロンは、普段は活学セミナーといって、論語の素読や論語・漢詩のセミナーを行っています。また、毎月第三土曜日には、子ども論語塾を行っているそうです。そのような空間だからかわかりませんが、空間全体が寺子屋のような、勉強をしたくなる雰囲気が漂っていました。

そこは何をする場ですよ、と教えられなくても、場はそれぞれの波動を出しているように思います。祈りの場は祈りの雰囲気になるし、遊びの場は遊びの雰囲気になるものです。

余談ですが、物書きを職業とする私は、以前は仕事の大半は自宅で行っていました。熱海に引っ越して環境が良くなったら、さぞ良い原稿が書けるだろうと川崎に住んでいた頃は期待していたのですが、いざ引越しをしてみるとなんだか家ではぼんやりして全く原稿が書けなくなり、どうしたことだろう、としばらく不思議に思っていました。

というのも、私たち夫婦が家を買った場所はたまたま何十年も前からある別荘地だったので、その土地一帯は、都会で日々忙しく働いている人が休日にリラックスをしにくる場所でした。そのリラックスの雰囲気が、家全体、別荘地全体を覆っているので、なんだかボーっとしてしまうのです。

さて、同じ熱海でも船井本社のある西山町では、ものすごく原稿が書けます。これはなぜかというと、もちろん仕事好きの船井会長のオーラに包まれているから、というのもありますけれど、じつは西山町は明治の頃から文豪たちが好んで住んでいた土地なのだそうです。同じ熱海市でも、受ける雰囲気は全然違うので、面白いですね。


さて、余談が長くなってしまいました。

安岡先生のサロンでは、安岡先生の若き日のお写真や、描かれた書画、出されたお手紙、などが展示されていて自由に見ることができます。
しかもその日はたまたま安岡先生のお孫さんの安岡定子さんがいらっしゃいました。待ち合わせ時間までの五分間立ち寄っただけですが、お孫さんにお会いできるだなんて、なんだか嬉しいなぁと一人ニヤニヤしてしまいました。

安岡活学塾でしか売られていない書籍などもあり、安岡先生のファンの方にとっては聖地のような場所でした。東銀座近辺に行かれることがあれば、入場無料ですのでぜひお立ち寄りになられてはいかがでしょうか。

本から取り入れる知識も貴重なものですが、足で実際に行ってみて、肌で触れていろいろな物事を感じると、より知識が深くなる気がします。私もたったの5分ですが、勇気を出して行ってみた自分と、行かなかった自分とでは、ずいぶん知識の幅が深くなったように思えました^^。

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(安岡先生の大きなお写真が、お部屋の真ん中で迎えてくれます。にんげんクラブ会報誌で、なるべく分かりやすい文章が書けますように・・・・と思わず手をあわせてお祈りしてしまいました・笑。)

クンバメーラでの気付き

にんげんクラブの皆様こんにちは。
明日は各地で雪が降るそうですね。気をつけてお過ごしください。

こちら熱海オフィスでは、インドから帰国して一週間以上たちましたが、空気が乾燥していたため喉をやられて、今でも咳きが止まりません。運悪く私の身近にいなければならない方々からは、「インドの菌をまきちらしている」と迷惑がられています。

さすがに一週間もたつとインド気分はだんだんなくなってきているのですが、インドではずっと火の儀式が行われていたため、煙の香りがすっかりと身体に染み付いてしまったようで、帰国後何度も髪の毛を洗うのですが、未だに煙臭いです。

洗ったばかりなのに煙の匂いのする髪の毛を乾かしながら、かつてとある芸能人が覚せい剤の毛髪検査にひっかからないように2週間くらい逃亡したことを思い出しました。
ひょっとするとあれと同じように、しっかりとインド臭に染まってしまった髪の毛はあと1週間くらい煙臭さがとれないのかもしれません。

クンバメーラの会場では、到着3日目に髪の毛を洗いましたが、4日目にガンジス河で頭のてっぺんまでもぐって沐浴をして、その後すぐに下痢嘔吐発熱の三拍子で寝込んでしまったので、それから帰国するまでおよそ1週間シャワーも浴びられませんでした。

ということで、足の先から髪の毛の一本一本まで、ガンジス河の天然トリートメントを体中に吸収したままの状態で、日本に帰国することとなりました。新幹線では誰も隣に座りたがらなかったし、駅からのタクシーのおじさんも一言も喋ってくれなかったので、たぶんすごく臭かったのだろうと思います(笑)。

と、こんなことばかり書いていると、「こだまゆうこのインド不潔ツアー」みたいな印象になってしまうので、もう少しまともなクンバメーラの感想を書きたいと思います。


クンバメーラとは、3年ごとに、インドの4つの聖地で行われるヒンドゥー教最大のお祭りです。

中でも今回のアラハバードで行われたお祭りは、12年に一度の最も大きなお祭りでした。
この期間中にこの地のガンジス河で身を清めると、解脱することができると信じられていて、インド中、世界中からアラハバードめがけて人々が集まってきます。

サイマーさんは、数千年も続くクンバメーラの歴史の中で、ジャガッドグルとしてテントを設営した初めての女性です。

また、今までならば日本人は単なるツーリストとしてしかクンバメーラに来ることができませんでした。そのため、今回サイマーさんのテントに滞在した一行は、数千年のクンバメーラの歴史の中で、日本人団体として初めて、クンバメーラの会場で共に祈り共に修行をした団体でした。

ということで、私たち一行は、バスが会場に到着した瞬間からすごい数のカメラに取り囲まれ、地元ではかなり有名人だったようです。インドの新聞の一面に白い装束を身に纏った私たちが大きく取り上げられていました。

2ヵ月後にはとりこわすテントも、かなりしっかりと作られていたので、あの地でテントを設営くださった方々の労力を考えると、感謝感激でした。

今回の旅では、現地は凍えるほど寒いですよ、とあらかじめ伝えられていたため、私たちは日本から防寒着と寝袋をリュックに担いで持参して行きました。道の事情があるため、スーツケースは認められておらず、荷物は自分で担いで歩ける重さまでなので、持っていくものをすごく厳選しなくてはなりませんでした。なるべく人に迷惑をかけず、自分で自分の身を守るために、細心の注意を払いながら荷造りをしました。(結局はいろんな方々にご迷惑をかけてしまったのですが・・・汗)

冷暖房はいっさいないので、極寒の中寝袋と毛布だけで震えながら眠ることとなり、はじめはどうなることかと思いましたが、もしもの時にと持っていった災害用のアルミシートはものすごく役立ちました。オススメです。
いろいろなものが不足する環境では、普段日本では味わうことのない、物のありがたさを痛感しました。


クンバメーラの地でサイマーと一緒に歌い、祈る中で、心も身体もすっかりと入れ替わったような気がします。
サイマーの目を見るたびに、涙が溢れて止まりませんでした。
そして涙が溢れた後には、涙が出る前よりも、細胞が細かくなって、まわりの人に対してハートが開けたような気がしました。

特に寝込んでしまった時は、「なんで私だけこんな辛い目にあうのだろう」「インドになんて来なければよかった」など、ネガティブな感情もたくさん出てきてしまったのですが、これも必要必然だったと思いました。
体じゅうが浄化され、その時の私に最も足りなかったのは謙虚さだな、と感じました。

普段日本で暮らしていると、人と比べたり、誰かを批判したり、知らず知らずのうちにしていました。物も豊かさもあってあたりまえで、自分は人より特別な存在なんだ、と心のどこかでは思っていたのかもしれません。

そんな傲慢な心が少しなくなって、自分は神の子であると同時に、何ほどのものでもないちっぽけな存在なんだ、と思いました。


また、60人もの人が一同に集まると、この人のことを特別好きだなと思える人や、この人はちょっと苦手だなと感じる人など、やっぱり自分のエゴの目線で人々を比べてしまいます。
でも本来は、私たちは一つの存在です。

すぐに差別や区別をしてしまう傲慢な心を、ガンジスの神々から諫められたように感じました。

寒くて簡素なテント暮らしも、24時間大音響で鳴らされるインド音楽も、喉が痛いほどの空気の乾燥と土ぼこりも、日本にいたら耐えられないけれど、クンバメーラの地ではすべてありがたいもののように思えました。
精霊たちとともに、見える世界も見えない世界も一緒に我々は生きているのだ、と感じることができました。

12年後にもう一度クンバメーラに行きたいですか?と問われると、その時の体力や気力と相談しなければわかりませんが、今の気分では「行きたい」と答えるだろうと思います。

インドでは普段の自分の傲慢さに、少し気付くことができて、これからはもっと、日々の日常に感謝しながら、出会う人も、出来事も、すべては自分に必要なことなのだ、と思いながら生きていきたいと思いました。
そして必要あって出会う方々には、自分にできる精一杯の愛情を届けたいと思います。

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(石の神様を祭る儀式です。石にバター、ハチミツ、ヨーグルト、砂糖などをまぶしていって、すごくおいしそうでした^^。)


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(上の写真の石が、最終的にこんなになります。この石、完全に生きていますよね。)


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(こちらは、クリシュナ神殿です。すごい数のオーブたちです。他の写真もたいていオーブだらけで、何をとっているのやらわからないほどでした。)

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(サラスバティー川で、みんなでボートに乗りました。カモメたちがキラキラ輝いて美しくて、なんだか夢の世界にいるようでした。)


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(このテントのグルは、な、なんと304歳の聖者です。サイマーさん曰く、この方とお友達だそうで、「私だったら300年も生きるなんて退屈だわ~」とのことでした・笑。304歳なのにあんまり特別視されていないところがすごい・・・・。)

クンバメーラと聖者サイマーさんとの7日間

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。
しばらくご無沙汰しておりました。
昨日、無事(?)にインドから帰ってまいりました~^^!

このインドの旅では、人生感が変わるようなことがいくつもあって、本当に充実した旅でした。先日のブログで少し書きましたが、サイマーさんという女性の聖者のもとで、クンバメーラに参加する一週間でした。

サイマーさんは、インドの歴史の数千年の中で、西洋人で、また女性ではじめてジャガットグルという称号をいただいた方です。

(ジャガットグルという称号がどれだけすごいことなのか、あんまりよくわからなかったのですが、クンバメーラの地にテントを張っているたくさんのグルたちを見て、どれだけすごいかがよくわかりました。多くのグルの中でもある称号以上でないと、テントと張ることはできず、中でもジャガットグルはインドに60人しかいないそうです。)

実はお名前くらいしか知らない状態で現地入りしたのですが、行ってみて、本当にすごい人だと思いました。

もともとこのツアーに行くことになったのは、中健次郎先生と小川さんとの対談記事を作っていた時に、部屋の中にサイババさんがいるような気がしたことに始まります。「うわー、今サイババさんがここにいる気がする。しかもインドに呼ばれている気がする。クンバメーラはすでにキャンセル待ちだったけれど、サイババさんが来いと言うなら絶対に行くことになるはずだから、とりあえずクンバメーラのキャンセル待ちリストに申し込んでみよう」と思ってしまったことから、予定どおり(?)キャンセルが出て、行くことになってしまいました。

今回のクンバメーラはインドのアラハバードという町であったのですが、日本からデリーまで9時間半、さらに乗り継ぎで1時間半、そこからバスで3時間とものすごく遠かったです。これだけ聞くと、現地に着くまで15時間くらいかとお思いかもわかりませんが、大人数での移動ですしインドですから何がいつ変更になるやらわからず、乗り継ぎにたくさんの時間を用意しなければいけなかったりで、現地に着くまでだいたい2日かかりました。移動だけでもものすごく疲れました。

会場に到着して一日目の夕方に、サイマーさんとのダルシャン(聖者に会うこと)があり、会場の玉座のような椅子に座ったサイマーさんの足元に、信者は列をなして並び一人ひとりがひざまづいておでこを床につけました。
これは、日本人には馴染みのない聖者との挨拶の仕方で、名前くらいしか知らないサイマーさんの足元にひざまづくことにはじめはかなり抵抗があったのですが、場所が変われば慣れるものですぐに平気になりました。

そこでは大音量でインドの歌が流れており、サイマーさんはダルシャンの間じゅう、ピンマイクをつけた状態でその歌をずっと歌っていました。自分のダルシャンの番が終わり、ふとまわりを見渡すと、何人かの女性が、なぜだか涙を流しています。

サイマーさんはずっと歌っているし、まわりの人は泣いていてよくわからないし、なんなんだこの世界感は・・・とドン引きしてしまって、変なところに来てしまったなぁ、とその時はちょっと思っていました。

二日目になって、石の神様をお祭りする儀式があって、それに参加した際に、サイマーさんが参加者一人ひとりに、花の首飾りをつけてくれました。自分の首に花をかけてもらって、サイマーさんが通りすぎてから2メートルくらい離れたところで、ズドーンと何かが心を溶かしたようで、本当に突然涙があふれてきて止まらなくなりました。普段たいした悩みも特にはないし、心に傷があったわけでもなかったので、悲しかったり苦しかったりして泣いているのとは違います。言葉にするのはものすごく難しいのですが、魂が震えて喜んでいるかのような気持ちで、涙が止まらないのです。まわりを見渡すと、私以外の参加者も同様に、涙がとまならくなって泣いている方がたくさんいました。

中健次郎先生のインタビューで、サイババさんに触れてもらった後、後姿を見たとたんにズドーンと癒しの波動がきて、一日じゅう涙が止まらなくなった、とありましたが、あの状況とほとんど同じ状態だったのだと思います。

三日目にも、サイマーさんと一緒に歌を歌う1時間が設けられたのですが、その時もただ歌っているだけなのに号泣してしまって、ハンカチが涙でぬれて大変でした。

聞くとろこによると、サイマーさんは、普段もいっさい眠ることはなく、いつでも祈りを続けておられるそうです。意識の98%くらいがいつも天界におり、残りの2%くらいが肉体に入っていろいろなことをしているそうで、誰のどんなことでもお見通しとのことでした。

ところで、この旅に出る直前に、エジプトで転んで2-3日寝込んでえらい目にあった勝仁社長から、「今度のこだまさんのインドの旅は、絶対に過去のカルマを解消しに行く旅だから、本当にいろいろ気をつけたほうがいいですよ。御霊磨きをしっかりやって行ったほうがいいですよ。」とアドバイスを受けていました。

サイマーさんのところに着いて3日目までは毎日のカレーも美味しく食べられるし、お腹をこわすこともないし、瞑想三昧、歌三昧ですごく元気にすごしていましたが、やっぱり一筋縄にはいかなかったようです。

4日目にガンジス川での沐浴があり、それに参加した後に、お約束どおりの嘔吐、下痢、発熱とすごく大変な目にあいました。あのガンジス川に入ったらあたりまえだ、と思われるでしょうけれど、60名~70名くらいの日本人がいっせいに沐浴をしたのに、こんな病気でダウンしてしまったのはなんと私一人だけでした。

そんなこともあって、5日目と6日目は、ヤギャと言われる儀式が24時間ぶっ通しで行われ、それに参加するのがこの合宿でのメインイベントだったのですが、60~70名の中で、唯一私だけヤギャに参加することができませんでした。

そんな中、不思議なことがありました。
ベッドで寝ながら、高熱で体が震えて、ゼイゼイと息をするのも一番大変だった時に、夢かうつつか幻か、夢(?)の中に突然サイマーさんが現れて、身体のお腹あたりのエネルギーをフイっととってくれました。その瞬間にハっと目が覚めて我に帰ると、震えていた体がウソのようにスっと軽くなって震えが止まり、楽に息をすることができるようになりました。

ものすごくはっきりとした夢だったし、本当にサイマーさんが癒してくれた実感がありました。ヤギャに参加できなかったことは残念でしたが、この体験はとても印象深く新鮮なものでした。

(ちなみに現地の気温は、昼間は30度近くまで上がりますが、夜はなんと2度くらいまで冷え込みます。いちおうお部屋とベッドは設置されていますが、布張りの部屋なので、豪華なテント、といった感じでむちゃくちゃ寒いです。それだけ寒い中で暖房はいっさいありませんから、夜じゅう寒くて大変でした。)


とまぁ、語り出せばとまらないほどにいろいろと感じることはありましたが、あまりにも長くなりすぎるでしょうから、この辺りでブログはおしまいにします。
サイマーさんの奇跡は、会った時だけでなく、帰国してからも日常の中にどんどん起こっていくのだそうです。

今はまだちょっと疲れで弱っていますが、これが治って元気になったら、これからもっとたくさん楽しいことがありそうな気がしています。

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(こちらがサイマーさんのテントの入り口です。見渡した限りでは、どのグルよりも一番美しいテントでした。他の写真はまた後日にアップしますね。)

中山靖雄先生のすごい本が出ます。

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

一昨日の成人式では、すごい雪でしたね。皆様は、お怪我などされていませんでしょうか。テレビのニュースを見ながら、「成人式で着物を着ている時に、こんなに雪が降って大変だね。かわいそうだね。」とつぶやくと、隣で聞いていた主人から「ならば俺の実家(北海道)はどうなるのだ。雪は降って当たり前だ。」と言われ、それもそうかと思いました^^。

さて、本日は中山靖雄先生のすごい本のお知らせをします。
その書籍とは、すべては今のためにあったことです。



皆様は、伊勢修養団の相談役であられる中山靖雄先生のにんげんクラブ会報誌のインタビューを憶えておられますでしょうか。
2012年の6月号にご登場いただきました。実はインタビューでは、所用があって私は伊勢まで取材に行くことが出来なかったのですが、テープおこしを読ませていただいた段階で、こんなにすばらしい方の原稿を作らせていただいて、ありがたいなぁ幸せだなぁと思いました。
読者の皆様からの反響も、とても多かった原稿でした。


このたび中山先生が、初の著作を出されることとなり、ずいぶん前からとても楽しみにしていました。
刊行前に文章を読む機会に恵まれ読んでみると、心が洗われるように、涙がとめどなく溢れだし、ハンカチなしでは読めない本当に感動する本でした。

その本に出てくるエピソードのひとつに、以前にも聞いて知っているはずなのに、どうしてこんなに涙が出るのだろうと思えるお話があります。
にんげんクラブの会報誌でも、「許しおおすこと」として同じエピソードを書かせていただいたので、憶えていらっしゃる方も多いかと思います。

簡単にその描写を書かせていただきますと、

あるご夫婦のお嬢さんが、5歳の頃にトラックに轢かれて亡くなられました。
そのご夫婦は、当然胸のうちでは悲しみや怒りなどがあったと思うけれども、事故のお相手の方に土下座をされ、「このような事故のめぐりあわせにあわせてしまって、ごめんなさい。」とお詫びをされたそうです。

たとえ頭ではわかっていても、自分がもしも同じ状況になった場合に、このご夫婦のようにふるまえるでしょうか。
それはその時になってみないとわからないけれども、とてもとても難しいことだと思います。
このエピソードを読むたびに、私は涙が溢れてきます。

そのご夫婦と、その事故のお相手の方は、30年後のお嬢さんの命日に、偶然ならぬ必然によって、お墓参りでまた出会うことになります。
後にそこでどんな奇跡が起こるか、続きはご著書をお読みくださいね^^。

ところで、このようなすごいエピソードというのは、非常に珍しいとお思いかもしれませんが、本当はもしかすると、ひっそりと目立たないだけで珍しくないのかもしれません。
というのも、12年くらい前によく似たエピソードを、私は以前に勤めていた会社で社長から聞いたことがあります。


その会社は、電気メーカーの部品を販売する会社でした。
ある冬の日、地方の営業の方がトラックを運転していたところ、雪道でタイヤがスリップし、対向車と正面衝突してしまって、お相手の運転されていた60代の女性が亡くなられ、同乗していた一人の女性が重体になられてしまう事故が起こってしまいました。

事故を起こした方はそのまましばらくの期間警察で過ごすこととなりました。
そんな中、お通夜の日だったかお葬式だったか記憶が定かではないのですが、社長がお香典を持って急いで謝罪に行ったところ、亡くなった女性のご主人が何度も土下座をされながら、

「どうか社長さん、お願いします。彼をクビにしないであげてください。彼はこれから未来のある若者です。今回の事故は彼が悪いのではありません。妻はそういう運命だったのです。どうかお願いします。」と泣きながらお願いをされていたそうです。

もちろん社長も同時に土下座をし謝っていたことと思いますが、長年連れ添った妻を亡くしたお葬式の場で、事故の相手のことを気遣う言葉が出るご主人は、なんと強く優しい方だろう、自分だったらできるだろうか、と非常に印象に残りました。

ドラマやニュースの中の話であれば、相手は企業なのですから、やれ損害賠償だ、やれ慰謝料の裁判だ、もちろん本人はクビにしろ、といった話が出てきて葬式では罵倒されるのが通常だと思うのですが、現実にはこんなにも心の暖かくなるようなお話が、きっとひっそりとあちこちに存在しているのでしょうね。

このエピソード以外にも、中山先生のご著書には、心のくもりがとれるお話がたくさんあります。
もうすぐ店頭での発売となります。
本当に感動する良い本です。ぜひ皆様読まれてみてくださいませ。

追記:今週の土曜日から、インドのお祭りクンバメーラに修行(?)に行って参ります。来週はブログはお休みとなりますので、ご了承くださいませ。

女性性の解放

にんげんクラブの皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
皆様はどのような年末年始を過ごされましたでしょうか。

私は、12月31日から1月3日まで、主人の実家である北海道の旭川市に帰省していました。
1日と3日には、かなりの大雪が降ってしまって、人生初の雪かきをしました。
特に3日は、家の前の道と前庭の雪かきをして、車を掘り起こさねば空港に行くこともできないので、かなり焦りました。

たった二日間雪かきをしただけですが、今だに腰痛に悩まされています。
雪の降る地方に住む方々は、こんなにも大変な重労働を雪の降るシーズンにはほぼ毎日やらなければならないのは、さぞ大変だろうと思いました。

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(ただ黙ってやるべきことをやらねばならないことを、嫌というほどわからされてしまう自然の猛威に、しばし呆然。幼少期からここに住んでいたら、もっと忍耐強い性格になれただろうと思います。私の体力は北国の嫁としては失格だということがよくわかりました。)


ところで、皆様は今年の目標を決められましたでしょうか。

私は恥ずかしながら、いちおうは毎年年初に目標を立てているのですが、根があきっぽいのか、年末ごろになると、すでに年初の目標が何だったのかすら思い出せず・・・・というパターンをいつも繰り返しているような気がします。実際に昨年の目標も思い出せません。
つける薬がないとはこういうことでしょう・・・><。


つける薬はないながらも、いちおう今年の目標を決めると、
「利他の心で地道に」「整理整頓清掃(これは毎年言っています)」
それから、「女性性の解放」を目標にしたいと思います。

特に女性性の解放は、女性らしさに欠けるというニュアンスのことを、このところ先輩がたやチャネラーさんなどいろいろな方々からアドバイスをいただいているので(汗)、ひとつ真剣に取り組んでみたいと思っています^^。


さて、女性性の解放ということで、新年早々にご紹介するには少々気がひけるのですが、ちょっとショッキングなすごいことが書かれている本を、ご紹介したいと思います。
オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)


この本は、私は知りませんでしたが一時けっこう話題になった本だそうで、ご存知の方も多いかもしれません。


本書は、ひとことで言えば、今の若い女性たちに、「もっと女性性を大切にしましょう。女性の身体ってすばらしいんですよ。結婚っていいですよ。赤ちゃんを産むって宇宙とつながるすごいことなんですよ。」ということを教えてくれる本です。

しかし、アマゾンのレビューを見ていただくとわかりますが、今日の時点で、327件のカスタマーレビューがあり、なんとなんと151件が星1つです。

さらに、星5つも71件ほどあります。

ということで、読む人が読めば、すごくためになる本でもあるし、別の読む人が読めば、ものすごく気分を害される本にもなる・・・・という読み手によって意見が両極端に分かれるすごい本です。

どこかの新聞社の人は、読んだだけで噴死しそうになったそうなので、
ちょっと気分が落ち込んでいる人は読む時期をずらすとか、読みたくないな、と直感で思った方は読まないよう、気をつけてくださいね。

昔はどこにでもいた根はやさしいけどおせっかいで口の悪いオバちゃんが、その人によかれと思って言ったことが、その口の悪さゆえに結局相手に善意は伝わらず逆恨みされてしまった、というような現象がたぶんおこっているのだろうと思います。

文体が少々キツい部分もあり、ちょっと極論なところもあるのですべてを鵜呑みのするのではありませんが、それでもじっくりと読めば著者の愛情が伝わってきますし、何よりもっと女性性を大切にしようと思えたので、個人的にはこの本を読んでよかったと思いました。星は5つつけたいと思います。

特に、昔の女性は月経血を自らの力でコントロールすることができて、生理用ナプキンを使わなくとも下着を汚すことがなかった、ということを知って目からウロコが落ちた気分でした。

ということで、今年一年、女性性の解放がどこまでできるかはわかりませんが、がんばってみます。

ちなみに、中健次郎先生のご紹介で、「世の中の女性たちの女性性の解放が今世の使命」とおっしゃっているインドの聖者、サイマーさんのクンバメーラ祭りツアーに、来週の土曜日からはるばるインドへ行ってきます。

たった今、「これはたぶんカルマの解消だからしっかり準備していったほうがいいですよ」と勝仁社長からもすごく説得力のあるお言葉をいただきましたので、しっかりと御霊磨きの準備をしてからインドで女性性を解放していきたいなと思っています^^。

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