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こだまゆうこのスマイルレポート 2011年

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いまここ を感じる

にんげんクラブの皆様こんにちは。 熱海在住のこだまゆうこです。
冬ばれの良いお天気が続いています。あっという間に今年ももうあとわずかですね。

今年は、世界中の人が震撼した東日本大震災があり、たくさんの辛い経験がありました。
被害に遭われた方々のご冥福を祈りながら、謙虚な気持ちで新しい年を迎えたいと思っております。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

皆様は、今年の目標を達成できましたでしょうか。
私自身は、今年の目標が何だったのか、例年通りすでに忘れてしまいました(苦笑)。
気を取り直して、来年の目標を掲げるとするならば、来年は「いまここ」を大切にする、にしたいと思っています。

「いまここ」について書こうとしながら、未来である来年の目標を書くのは
すでに本末転倒な気もしますが(笑)、まぁこの原稿を書いている今から、「いまここ」に集中しようと思います。


去年は様々な大変なことがあったけれど、来年も、より良い世の中への激変期なので、何かが起こる可能性があります。
(もちろん大難を小難にできるかどうかは、私たち人間の生き方にかかっています。)

そのように何かが起こった時も、そうでない時も、どんな時でも、「いまここ」に焦点をあわせる、これを徹底したいと思います。

未来のことは、心配せずに、過去のことは後悔しない。
何事にも執着せず、ただ今ここを進んでいく。

「いまここ」では、愛とか光、絶えず降り注がれているそういった力を、感じることができるかもしれません。どんな状況にあっても、その愛や光を感じられる自分でありたいと思います。

本当の意味で「いまここ」に集中できたことはないけれど、もしもすることができたら、その時はもしかすると時間の感覚はなくて、スローモーションのように瞬間瞬間を感じられるのかもしれません。


世の中に、本来偶然はないと言われています。
たとえどんなときでも、すべては必然であって、私たちに必要なサインは、いつでも示されているようです。
いまここに集中することができていたら、どんな時も、それらのサインを見つけることがきっとできると思うのです。


どんなに大きなことを成し遂げる時も、どんなに高い山を登る時でも、
進むときは一歩一歩、いまここに集中し、いまここを感じながら、歩を進めるしかありません。


本当に「いまここ」の至福の状態にいるのならば、一歩を進める必要はないのかもしれませんが、三次元に住んでいる私たちの生活には、やはりどうしても時間の制限があるので、その生活の中では、一歩を進める必要があるようです。


その一歩一歩の歩を早めたり、ワープさせたりするヒントが、
「いまここ」に示されるサインなのかもしれないと思っています。


と、久しぶりのブログでなんだかおかしなことを書いている気もしますが、
頭がおかしくなったわけではない(・・・と、思います)です。

来年のいつか、このブログを読み直して「そうそう!『いまここ』が大切なんだよ。なんだここに書いていたんじゃん。」と思っている自分がいるような気がします。

未来はこれから来る先のことではなくて、すでにあるもの。

そんなことを感じられる一年でいたいと思います。

それでは皆様、今年一年、お世話になりありがとうございました。
明るく朗らかに、愛と感謝に満ち足りた、良いお年をお迎えくださいませ。

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心のデトックスセミナー

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。
しばらくご無沙汰しておりましたが、皆様お変わりございませんでしょうか?

あっという間に11月も終りが近づき、クリスマスのイルミネーションが街角では見られるようになりました。時がたつのは年々早くなっているように感じますね。

先週の日曜日は、船井本社の相部多美さんからの紹介で、前田知則先生の心のデトックスセミナーへ行きました。船井勝仁社長からも、このセミナーの良さはよく聞いていました。

相部さんによると、「前田先生のセミナーは、とにかくすごくオススメですよ。いろいろな過去のトラウマなどもデトックスできるんですよ。」とのことでした。言われてみれば、確かに彼女はここ1年くらいでずいぶんオーラや雰囲気が変わったように思います。これは心のデトックス効果かも・・・・私もぜひその恩恵にあやかりたい(笑)、とのことでセミナーに参加させていただきました。

昼の13時から18時までと、たっぷりの時間受けることのできるセミナーは、講演と瞑想の二部構成になっていました。

はじめて聞く前田先生の講演は、優しい口調で、たまにジョークを交えて丁寧に説明してくださって、最後まで飽きずに聞くことができました。

しかし、このセミナーはリピーターの方が多いからか、はじめて行った私にはわからない単語がけっこう出てきて(フェイクアイテム、Aボタン、Bボタン、Cボタンなど)、頭の中をクエスチョンマークが飛び交ってしまいました。休み時間にまわりの人に単語の意味を聞いたりしながら、なんとか話についていこうと必死でした。

そのようにわからないことが実はたくさんあったのですが、それを認めたくない私がいたのか、日頃から自己啓発などの本はかなり読んでいるため、前田先生の講演の際に「そんなことは聞かなくてもすでに知っているもんね」と意地悪に何度も思ってしまう自分がいました。

知識として知っているだけで、全く理解できていないし、実践できていないのですから、知らないとほぼ同じ(もしくは知らないより性質が悪い)ですよね。
我ながら頭でっかちで素直でなかったと反省しています。


講演のポイントの一つは、自分の抑圧された感情である怒りや不安などをおさえこまず、しっかりと向き合って味わうこと。
言葉で書くのは簡単ですが、やっぱり難しいですね^^。

そんなこんなで、セミナーを受講してすぐの頃は、
「面白かったけど・・・ちょっとよくわからなかった」
「すでに知っていることを聞いてきた」という印象を持っていましたが、
日がたつごとに、ジワジワと、
「あの時に前田先生がおっしゃっていたことはこういうことかな」と思う機会が増えました。

なんとなく、自分はこうだ、と決め付けていたものが、本当はそうじゃなかったのではないか?と
疑問が持てたり、自分の心の奥に眠っていた感情に気付くことができつつあるような気がします。

また講演の際にメモしたノートを見直すと、
見直すごとになんだか新しい発見があるように思います。


そのように考えさせてくれる前田先生の心のデトックスセミナーは、
やっぱり面白いと思いました。

と同時に前田先生のセミナーには、リピーターが多い理由が、
なんだかわかったような気がしました(^^)/。

前田先生のセミナーは、こちらで検索できます。→http://rakurakulivenet.com/ご興味のある方は、行かれてみてはいかがでしょうか。

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(ブログ記事とは関係ありませんが、一昨日は空に虹が出ていました^^)

インターネットの世界に潜む魔物たち

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

寒い日や暑い日がかわるがわる訪れるような妙なお天気が続いていましたが、
熱海の山の木々も、ようやく紅葉してきました。
熱海オフィスでは、最近の少し寒い日にはサンラメラを使うようになりました。
もうすぐ冬がやってきますね。


ここ二年ほどは、テレビを見ない生活をするようになって、テレビ中毒からはようやく解放されたかなぁと思っているのですが、その代わりに今は人様に自慢できない習慣ができてしまいました。
それは、パソコン中毒です。

船井会長の10月31日のブログでは、パソコン、スマホ、携帯電話をできるだけやめよう、と書かれています。
テレビを見ない私は、まさにパソコンの虜になってしまって、
たまに生活に支障が出ることがあります。

(と言っても、幸か不幸か、私は軽めの電磁波過敏症なため、パソコンを長時間触っていると、手が痺れて頭はクラクラ、酷い時にはしばらく立てなくなってしまうので、一般のパソコン好きな方よりは、パソコンと接する時間は少ないかもしれません。)

もちろん、パソコンのすばらしさ自体を否定するつもりはありません。

パソコンの登場によって、様々な情報が公開されるようになったし、
日本から遠く離れたドイツでの生活では、パソコンに本当にお世話になりました。
ボタン一つで日本の読みたい本がドイツまで届くし、ホテルの予約も、電車の予約も、
すべてインターネットで手続きができることは、ドイツ語のできない私にとっては、
非常にありがたいものでした。

遠く離れた家族とも毎週のようにテレビ電話で話すことができましたし、
にんげんクラブの会議やインタビューなどにも参加することができて、
一昔前では考えられないような便利さを感じました。

そして今、ドイツから日本に帰国して、
人よりも動物と遭遇する確率のほうが高いくらいの山奥に住んでいる身としては、
どこでも自由に買い物ができるインターネットはなくてはならない存在です。

パソコン、インターネットが今ほど発達していなかったら、
たぶん熱海での田舎暮らしはできなかっただろうと思います。


そのようにパソコンを毎日たくさん使っている私ですが、たくさん使っているだけに、
パソコンの良い部分も、悪い部分も身にしみてわかってきます。

良い部分は先ほど言ったとおりたくさんあります。

悪い部分はと言うと、まず体に悪いことです。
そして、精神にも悪いようです。


誤解を恐れずに感じていることを書くと、パソコンには魔物が潜んでいるだろうと個人的には思っています。

世の中には、神界、霊界、幽界、現界、と分れていて、私たちは現界に住んでいます。

この中の幽界には、自縛霊や魔物など、私たちにとり憑いたり、そそのかしたりして、世の中を悪い方向に進めようとする、たちの悪い霊魂が住んでいるようです。
より良く生きるには、いかにこの幽界の存在とアクセスせずに生きるかは、
とても重要だと思います。


さて、インターネットの登場によって、これらの世界の他に、
私たちは現界の地球よりもずっと広くて複雑な「インターネット仮想現界(以下、ネット界)」を作ってしまいました。

あたり前ですが、そこは私たちが住んでいる本当の世界ではありません。
ネット界でどれだけモテてヒーローになれても、どれだけ自由に振舞えて居心地が良かったとしても、それは本当の世界ではないのです。

ネット界では、様々な有益な情報を見ることができるし、
たくさんの人たちと友達になり繋がれることができるけれど、幽界同様に魔物が住んでいます。


その魔物たちは、私たちの魂「・」を体「○」から抜け出させ、
ネット界にずっと居続けるように、ささやき続けます。
そうして長時間ネット界にいた魂は、気付けば、いつも魂が体から抜け出た状態で、
現界の生活をするようになってしまうのです。

ネット界の魔物にとり憑かれ、ネット界にい過ぎたために、現界での生活はおざなりになって、
頭がおかしくなってしまった人を、私は何人か知っています。


インターネットの魔力を、私の経験談でたとえ話をしてみます。
ドイツに住んでいた頃に、はじめの2ヶ月近く、インターネットが繋がりませんでした。
インターネットのない生活を送っていたある日、ネットカフェで2時間ほど集中してネットサーフィンをしました。2時間たって、お会計を済ませて外に出た瞬間に、金髪、青い目の外国人の多さにとてもびっくりしたことがあります。
びっくりした後に、そこはドイツであり、そこでは自分が外国人だということに気がつきました。
この体験は、私にとって強烈に印象に残りました。

というのも、その時はすでにドイツに住んでから1ヶ月くらいたっていたし、
ドイツのネットカフェはさほど仕切りがないので、隣でネットをしている人たちもみんな外国人、
お会計を済ませてくれた店員さんももちろん外国人という状況の中で、
ネットカフェから一歩外に出るまで自分がドイツにいるということを完全に忘れていたということが、とてもショックだったのです。

お会計では日本円ならぬユーロを払い、「ダンケ(ありがとう)」とドイツ語でお礼まで言って店を出たというのに、ドイツにいることを忘れてしまうなんて、ぼんやりするにもほどがあります。
あの時の私は、完全に魂が体から抜け出た状態だっただろうと思うのです。

この経験から、たったの二時間で、自分がどこにいるのかもわからなくなるような魔力のようなものが、インターネットにはあることが、よくわかりました。


パソコンや携帯電話がなかった頃の時代を思い出してみると、

今よりもっと、上手に文字が書けたのではないだろうか。
今よりもっと、漢字を知っていたのではないだろうか。
今よりもっと、人と人との関係が親密だったのではないだろうか。
今よりもっと、物事が単純ではなかっただろうか。
今よりもっと、ストレスや疲れが少なかったのではないだろうか。
今よりもっと、地に足がついていたのではないだろうか。

と、様々なことが思い浮かんできます。

そして何よりも、

今よりもっと、日々の記憶が鮮明だったのではないだろうか?


と思えてしまいます。

ネット界に長い時間居過ぎると、現界でたとえ美しい町を歩いていたとしても、
あまり感動しなくなります。
ネット界の中でネットサーフィンをするように、美しい景色の記憶がサーっと流れて消えてしまうのです。

と、長々と書いてしまいましたが、
パソコン、インターネットのすばらしさをすべて否定するのではなく、なるべく使用時間を減らして、上手につきあっていきたいと思っています。


ところで、パソコンを見なくなって空いた時間には、何をすべきでしょうか。

今の私の目標は、断然「土いじり」を習慣化させることです^^!

家庭菜園でも、お花を育てるのでも何でもいいので、土に触れる時間を増やすと、
インターネットで得られる情報とはまた別の、もっと価値の在る情報を、
指先からダウンロードできるのではないか(笑)、と思っています。

と言いつつ、このブログの文章はパソコンや携帯から見るものなのですが・・・・(苦笑)。

願わくば、皆様の少なくなったパソコンとのおつきあいの時間の中ででも、
読んでいただけるような価値ある文章を書けるよう、日々精進して行きたいと思っています^^!

善光寺と戸隠神社

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。
今日も熱海では気持ちの良い秋晴れが続いています。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

先週のブログでは、皆神神社について書かせていただきました。
そして善光寺と戸隠神社についての感想はまた後日書きますとお知らせしたのですが、
一週間経ってみると、旅の記憶は思い出すのにとても苦労しますね(苦笑)。
記憶は鮮明なうちに文章に記録して残さないとダメだな、と痛感しています><。

さて、気を取り直して、善光寺と戸隠神社についての感想を書きます^^。


皆様は、お朝事という行事をご存知でしょうか。
善光寺では毎日朝の読経のお勉めがあって、それをお朝事と呼んでいます。
これに参加するのが、善光寺をお参りする真髄だ・・・と聞きましたので、
朝は5時に早起きして、お朝事に参加することにしました。

善光寺には、宿坊が全部で39あります。
宿坊とは、もともとお寺なのですが、全国から善光寺にお参りにいらっしゃる方々を、
「お疲れで、外は寒いでしょうから、うちのお寺で休んでいかれるといいですよ」と、
泊めてあげたことから始まるそうです。

前回のブログにも書きましたが、宿坊に泊まると、
一般の旅館に泊まるのとは違った楽しみが味わえます。

旅館と比べると、バスタオルやドライヤーが用意されていなかったり、
他人様とふすま一枚を隔てた場所で寝たりと、少し不便なところはありますが、
善光寺参りの醍醐味を味わうには、断然宿坊での宿泊&精進料理をオススメいたします^^。
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(宿坊薬王院での精進料理。このほかにもたくさんのお料理が出ました。)

お朝時の前には、「お数珠頂戴」という儀式(?)が行われました。
てっきり私はそれに参加するとお数珠をもれなくもらえるのかと楽しみにしていたのですが、
頭の上にお数珠を置いてもらうだけの行事でした。
ちょっぴり残念でしたが、たしかによく考えてみると、毎日参加者全員にお数珠を配っていては、莫大なコストもかかるし、用意するのが大変ですよね^^。

お朝事が始まると、お坊さんたちの読経が心地よく耳に響きます。
(あんまりにも心地よくてそのまま眠りの世界に誘われてしまう方も多くいらっしゃいました(笑)。)なんだかインドの情景が思い浮かぶような素敵な読経でした。

ただ、善光寺は山奥にある永平寺などと違い、街中にあるので、
参拝の方のお賽銭を投げる音や話し声、遠くを通る車の音など様々な音が聞こえてくるので、
そんなに厳粛な雰囲気ではありません。

より崇高な雰囲気を求める人にはちょっともの足りないかもしれませんが、
人間くさくて面白いお寺だと思いました。

数十分の読経が終り、真っ暗な廊下を手探りで歩くお戒壇めぐりをして、
善光寺の見学を終えました。

(この日の善光寺は、工事中だったことと、お朝事でなんだか写真がとりにくい雰囲気だったため に、残念ながら良い写真がありません。ご紹介できずごめんなさい。)

続いては戸隠神社へ行きました。

戸隠神社では、こんなに歩かないとダメなの?とちょっとビックリするくらい歩きました。
紅葉のシーズンだったこともあり、観光客がとても多く、
残念ながら思ったほど神秘的な感じはしませんでしたが、それでもとても癒されました。
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(とっても長~い階段が続きました)

CMでも流れているように、杉の大木がたくさんあって、あたり一帯は荘厳な雰囲気です。sugi.jpg


戸隠神社は、奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の五つの神社があわさった総称です。それぞれの神社はそれぞれ固有の特徴があって、興味深かったです。

火之御子社では、大きな杉の大木に触りにいくと、
触った瞬間に顔の上に大きな木の葉が落ちてきて
「馴れ馴れしく触るんじゃないよ」と言われてしまったような気がしました。

触ったのは葉のない杉の木だというのに、こんな大きな落ち葉がタイミング良く顔の上に落ちてくる確率はあまりないと思ったので、「ごめんなさい」と心の中で謝りましたが、ちょっとテンションが落ちました(笑)。
その後奥社の参道の途中で、杉の大木を触ったら、触った瞬間に少し遠くの太い木の枝が突然ミシミシと音をたてて折れてしまったので、やっぱり触るなと言われた気がしました。

いちおうどちらの木も「ちょっと触らせてください」とお断りしてから触ってみたのですが、あまりお気に召されなかったようです。
むやみやたらと、神社の木を触ってはいけないのかもしれません。

奥社では、おみくじを引く際に、宮司さんに年齢を言うと、
宮司さんが社務所の奥の部屋へおみくじをひきに行ってくれます。

シャカシャカと何度もおみくじの棒を振っている音が聞こえます。
なんだか普通におみくじを引くよりも、占いをしていただいているようで面白いなと思いました。


すべての神社で、これからの日本と世界の平和をお祈りしてきました。
そして微力ではありますが、私も平和のため、より良い世の中づくりのために
何かお役に立ちたいと思いました。
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(九頭龍社の神殿)

と、なんだかダラダラと旅日記のようなブログの文章となってしまいましたが、
こんなご時世にはるばる長野の神様までご挨拶に行けたことに、
ありがたいことだと感謝しています。

皆様も、お忙しいかもしれませんが、いつか善光寺と戸隠神社をお参りしてみてくださいませ。きっと一生に一度の良い思いでになると思います。


☆☆☆
ここからはおまけの文章です。お祈りついでにちょっとご紹介しますと、11月1日は、伊豆山神社に行って、にんげんクラブご入会特典のお守り袋を、お清めのご祈祷をしていただきました。
あまり宣伝をしていないので、ご存知ない方も多いかと思いますが、
このお守り袋は、にんげんクラブご入会特典と、継続の際のプレゼントです。

にんげんクラブは熱海で生まれたので、熱海の伊豆山神社でお清めをしていただいています。
ちなみにお守り袋の中身は何も入っていないので、何かを入れていただいてもかまいません^^。お気に入りの「石」やお札などを入れてみてももいいと思います。
携帯につけたり、カバンにつけたりと、皆様ご自由に使い方を考えてみてくださいね。
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皆神神社へ行ってきました

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。
秋もすっかり深まってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今日の熱海は長袖シャツを着ていると、少し汗ばむほどにとても暖かく、気持ちの良い日です。

今週末は、プライベートな旅行で友人たちと長野県の
皆神神社、善光寺、戸隠神社にお参りに行ってきました。

神社などにご興味のない方には、ちょっと面白くない文章となってしまうかもしれませんが、本日は皆神神社について書きたいと思います。


皆神神社は、長野県の松代、皆神山の山頂にあります。
私はこの神社のことは全く知らなかったのですが、知る人ぞ知るミステリースポットとして、
一部マニアにはとても有名な神社だそうです。
皆神神社、とインターネットで検索してみると、たくさんの方がこの神社についてまとめたレポートを読むことができると思います。
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(写真は、すべて小沢真有美さんが撮影したものです。)

さて、皆神山の、車が一台ずつしか通れないような細い山道を行くと、
山頂にはなんだかとても興味深い神社がありました。


駐車場には、皆神山は人工のピラミッドだという説や、UFOの航行基地だということなどが、
看板に書かれていました。
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こういうことが堂々と看板に書かれているということに、まずはビックリしました。

私にはとても興味深い記事ですが、スピリチュアル嫌いな人がここに来たならば、
看板を見ただけで引き返そうと思うかもしれません(笑)。


境内には、清流にしか住むことのできないはずのサンショウウオが産卵したと言われる
やけに濁った沼のような池がありました。
さして気にもせず単なる汚い浅い池だと思ったため、写真は残念ながら撮っていないのですが、
じつは一説によるとこの池は深さが10メートル以上もある底なし池なのだそうです。

本殿でお祈りをすませると、奥のほうにもいくつかの神殿がありました。

どうやらこの場所は、大本教の出口王仁三郎さんとも縁の深かった場所のようです。

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こんな石碑がありました。(地質学上 世界中心山脈の 十字形せる 珍の神山 天霊の 聖地に些しも 違わざる 尊き神山 皆神の山   出口王仁三郎 と書かれています。)


tenthikagome.jpg また、小さな神殿もあり、小さな天地カゴメの宮が作られたのは、平成元年と、案外最近のようです。
国常立の大神様や、八百万の神々様、龍神様、モーゼやキリスト、ギリシヤ神話の神々にいたるまで(なんでもありですね・・・・)が、祀られた宮のようです。

goshinnboku.jpg
(立派なご神木がありました。)


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奥のほうには、さらに神殿があり、その裏にはいかにもいわくありげな石の穴がありました。
なぜこんなものがこんなところにあるのかはさっぱりわかりません。
見た感じでは浅い穴ですが、一説によると、前述の底なし池とこの穴は地下で繋がっていて、
空気穴のような役目があるかもしれない、とのことです。


普段見えないものが見えたり聞こえたりといった霊感はほとんどない私ですが、
そんな私でも、皆神神社にはなんだか並々ならぬ神様(?)がいるような気がしました。


人工のピラミッド説があるところなど、秋田県の黒又山の雰囲気と
ちょっと似ているようにも思いましたが、黒又山よりは、皆神山のほうがイヤシロチだと思います。
(と言っても、まわりはゴルフ場で、神々しいイヤシロチ、とはまたちょっと違うのですが)

面白かったね、ひさしぶりに神社へお参りに来たなぁ、などと感想を言いながら、その日宿泊する善光寺の宿坊へと向かいました。

この宿坊は、やはりお寺だけあって、普通のホテルとは違い、
なんだか厳粛な空気が流れています。

どこにもそんなことは書かれていないにもかかわらず、
「私語厳禁」という気持ちになってしまうのです。

おいしいご飯を食べて、お風呂に入って、気の合う仲間との一泊旅行なはずなのですが、なんだかずっと勉強会や合宿に来ているような気分でした。

シーンと静まり返った雰囲気の中で、会話もなかなか盛り上がらないので、
次の日の善光寺での早朝のお朝時のために皆早めに寝ることにしました。


ところで、そんな厳粛な雰囲気の宿坊で寝たからか、その日の晩に、不思議な夢を見ました。

夢だけあって設定はムチャクチャですが、鮮明で面白い夢だったので、
この場でシェアしたいと思います。


夢の中の私は、宿坊のお宿から体を抜け出し、魂だけが空を飛んで、皆神山まで行きました。

神殿の上空あたりで、「うわぁ、何処かと思ったら、ここは今日行った神社だな」と思っていると、
目の前に天狗が現れて、「お前は誰だ!何者だ!」と強い口調で聞いてきました。

ワオ!天狗が出てきた、生まれてはじめてこの目で天狗を見た!とビックリしながら(夢なので実際には見ていないのですが・笑)、「誰って、えーと、こだまゆうこです。」と答えると、

そんなことを聞きたいのではない、とでも言いたげな感じで、さらに「お前は誰だ!」と聞かれました。

そのように真顔で聞かれてしまったので、
確かに私の名前はこだまゆうこなのだけど、それは単なる生まれたときにつけられた名前であって、名前というものがなかったら私はいったい何者なのだろう???
私はいったい何者で、何のためにここにいるのだろう?などと、

と考え込んでしまいました。するとさらに、

「お前はいったい何者なのだ。その答えを出せ。」と言われ、
さっきまで空を飛んでいた私は、考え込んだら飛ぶパワーがなくなってしまったのか、
皆神神社の、神殿と奥のほうにある神殿の中間くらいのところに降り立ちました。


上空を見ると、先ほどの天狗と、どこから現れたか金色の大きな龍がいました。
この龍は、以前にも夢で見た覚えがあり、天狗よりもずっと格が高い存在のような気がしました。(以前の別の夢からも推測するに、この龍はたぶん国常立大神の仮の姿だと思います。)

龍と天狗は、その場でくるくると一緒に丸い球を形づくるように飛びまわりはじめました。
まるでダンスを踊っているかのようです。
しばらくすると、さらに周りの山々から、何人かの天狗や龍や、他のエネルギー体のようなものが集まってきて、その球に吸い寄せられて、皆神山の上空でくるくるまわり始めました。

そしてそれをしばらく見ていた私も、しばらくするとその球に吸い寄せられていき、一緒にくるくる回って、そこで目が覚めました。

とまぁ、やはり夢なので・・・・たいしたオチもなくすみません^^(笑)。


起きてからも、先ほどの鮮明な夢が気になって、しばらく眠れず、
「お前は何者だ!」の声が、何度も頭の中で響きました。

行ったときにはよくわからなかったけれど、皆神神社はこんな夢にも出てくるほどに、
よほど印象に残ったのだなぁと思いました。

そんなこんなで、すっかり長文になってしまったので、善光寺や戸隠神社の感想については、
また後日書きたいと思います。

なんだか妙な文章となってしまいましたが、
皆神神社の魅力をそこそこお伝えできたかと思います^^。

ご興味を持たれた方は、ぜひ行ってみて下さいませ。
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(皆神山山頂から見たまわりの山々の景色)

心を育てる、読み聞かせ

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

突然ですが、皆様は本屋さんではどのコーナーがお好きでしょうか。
本屋さんでどんな棚に興味があるかで、その人はどんな性格なのかが、けっこうわかりますね。
私は、精神世界、家事、趣味、育児、ペット、エッセイ、などの棚が好きです。

本屋さんでは仕事柄ひととおりぐるりと回りますが、
昔から、あまり頭を使わない簡単そうな本のほうが好きです^^。


ところで、先日は、お休みの日にぽっかりと時間が空いたので、
熱海にある戸田幸四郎絵本美術館へ行ってきました。

熱海の駅から車で20分くらいの、気持ちの良い小さな美術館でした。


そこでは、いろいろな絵本の原画や、オブジェが展示してあり、お庭や噴水もかわいくて、まわりの雰囲気と良く調和していました。
お庭からは、絶景の海が良く見えて、癒されますし、カフェのカレーライスも、とてもおいしくて、お気に入りの場所が、また一つ増えたような気分です。

戸田幸四郎さんの絵本は、「そういえば小さい頃にこの絵を見たな」と
記憶の片隅にある程度でした。
「走れメロス」以外の絵本は、まったくストーリーを憶えておらず、
良い機会だったのでいろいろと読んでみました。

すると、少ない言葉で物語が展開していくにもかかわらず、
かなり深く、いろいろなことを考えさせられる本が多いことにびっくりしました。

特に、宮澤賢治さんの書かれた「竜のはなし」が絵本になったものは、
竜のものすごい優しさが心にしみて、涙が出そうでした。

このように、切なく、温かい気持ちになる絵本を、小さな頃から読んでいたら、
人の気持ちがわかる心優しい人に育つかもしれないな、と感じました。


戸田幸四郎さんの描く絵は、「走れメロス」や「竜のはなし」などの、
深く重いストーリーへの挿絵として、油絵で重厚なタッチのものと、
0歳から3歳くらいまでを対象にした絵本の、シンプルで底抜けに明るいタッチのものとがあります。

たぶん、子どもの頃には、重厚なタッチの方はあまり好きではなかったかもしれませんが、
大人になってから見ると、子どもへの絵本だからこそ本物を・・・と願って描かれた戸田さんの気持ちが、わかるような気がしました。
この挿絵だからこそ、心に響くのかもしれない、とも思いました。


また、シンプルで明るいタッチも、計算されつくしたシンプルさを、
そこから感じとることができました。


おかげさまで、とても充実して、リラックスのできるひと時を過ごすことができました。

こんなひと時を過ごせたおかげで、小さな頃からの情操教育として、
読み聞かせは大切だと改めて思いました。
以前に甥っ子がまだ1歳半くらい頃に、絵本の読み聞かせをしてあげたら、
いつもは落ち着きがなくて、日本語もまだ理解できていなさそうなのに、
おとなしく楽しそうにじっと本を見つめていたことを思い出しました。

きっとわからないなりに、言葉だけでない何かを、絵本から感じとっていたのだと思います。


また、大人になってからも、たまに絵本を見ることは、かなり大切だと思います。
読み聞かせは、子どもにとってだけでなく、それを読む大人の心にも、
忘れていた子ども心や優しい心を、取り戻してくれるのかもしれません。


読書の皆様も、もしお時間があれば戸田幸四郎絵本美術館に、
ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

お時間のない方は、本屋さんの絵本コーナーなどで、しばらく子ども心に戻って、
絵本を眺めてみてください。きっと楽しいひと時を過ごせると思います。


万病に効く冷えとり健康法

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

キンモクセイの甘い香りがする季節となりました。

毎年誕生日が近づいてくると、キンモクセイの香りがするので、
私にとってワクワクした好きな香りなのですが、
なぜか夕方にキンモクセイの香りを嗅ぐと、とても寂しい気持ちになります。
ああ、これから寒い季節がやって来るな、と思ってしまうのかもしれません。


ところで寒い季節と言えば、2、3年ほど前から「冷えとり健康法」という健康法をたまに行っています。この健康法を行ってから、寒い季節が少し楽になりました。

この健康法は、ものすごく簡単に言うと、絹と綿の靴下の重ね履きをして足を暖める健康法です。

進藤義晴先生というお医者様がこの方法を提唱されています。

(こちらの本がとても詳しくオススメです。)

(こんな本もあります。私ははじめにこちらから読みました。)

絹には、毒素を排出する作用があるそうで、綿や毛などの自然素材は、その働きを補う作用があるそうです。そこで、絹→綿→絹→綿→毛 など、絹と綿を交互に重ねばきをしていくと、足の裏からどんどん余分な毒素が出ていくとのことでした。

足は心臓よりも、平均して5度くらい体温が冷たくなっているため、足元だけ重ね着をしてその温度差をなるべくなくす(できれば足元のほうを暖かく)するのが良いようです。

また、靴下の重ね履きとともに、ゆっくりと半身浴をして汗を流すことも、とても体に良いようです。

冷えとりをはじめると、はじめは様々な好転反応が出てきます。
そこでつらい時期をちょっとがんばると、今まで薬なしではいられなかったような症状も、次第に治っていきます。

病気も治るし、白髪もだんだん減って、顔のシワやシミもなくなるそうです。

ただ、内臓などに疾患がある場合は、シミや蕁麻疹などの形で、皮膚から毒素が出ていくことがあるそうです。そのため、冷えとりをしたら、シミが増えた!とビックリされてしまう方もいらっしゃるかもしれません。そのようなシミは、冷えとりを続けて、毒素が排出されていくうちに、また消えてなくなるそうです。


手軽にできるし、いいことづくめの冷えとり健康法ですが、
残念ながら女性らしいスカートなどのファッションは、足元を冷やすものが多いです。
特に毎日スーツを着なければならないOLさんなどは、冷えとり健康法を行うのは、
ちょっと難しいかと思います。

私自身も、何度か冷えとり健康法にトライしてみたものの、
できるファッションも限られてしまうので、何度も挫折しています。

しかし、何もせずとも健康でいられた10代、20代の頃のような体力と比べると、
やっぱり衰えている自分がいます。

どれだけ服装を女性らしく着飾っていたとしても、冷え性や便秘、生理痛、アレルギー体質など、中身が不健康な自分を隠しながらのオシャレは、なんだかかっこ悪いな・・・とも思っていました。

(ファッションに関しては、こちらの本はかなりオススメです。
 女性らしく、かわいく冷えとりが取り組めそうです。)


まだまだ実験中ですが、せめて家にいるときだけでも、せめて会社のデスクに座っているときだけでも、と少しずつ冷えとりを行っています。

仕事上、どうしても冷えとりのできない時には、家に帰ってからゆっくりと足湯や半身浴をするなど、少し工夫もしています。


冷えとりをしていると、いろいろな好転反応が出て、苦しいときもあるのですが、風邪をひいた時などと違って、冷えとりの好転反応でのだるさなどは、なぜか我慢ができます。

あるときは、一時間ほどゆっくりと半身浴をして汗を流したら、顔に一つ小さなホクロができました。たぶん、女性にとって顔にホクロが新しくできることは、とてもショックなことだと思います。
たったの一時間でホクロができてしまったことに、とてもビックリしましたが、冷えとりについての本を読んでいたので、体の毒素が皮膚の表面に出てきているんだ、となんだか嬉しく捉えることができました。

こんな風に、いろいろなことをネアカに捉えることができるようになったのも、
冷えとり健康法のおかげかもしれません。

劇的な効果がある薬などとは違って、「なんとなく、いい感じ」という感想の健康法ですが、
「なんとなく、いい感じ」ってなかなかないものですよね♪

こんなちょっとした生活の工夫から、みんなが健康になって、明るくなればいいな、と思っています。

ご興味のある方は、簡単ですので、ぜひ冷えとり健康法をはじめてみてはいかがでしょうか。


100個チャレンジ!

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

今週は三連休が二連続で続きましたね。皆様はどのようなお休みを過ごされたでしょうか。

我が家では、熱海の山奥に引っ越してからというもの、田舎が物珍しいのか、よく東京からお客さんが来るようになりました。

先週は、主人の職場の学生さんたちが五人も泊まりにきていました。
正直に言うと、にんげんクラブ全国大会の前の週から休みなしで働いていたので、休みの日くらいゆっくり休ませてよ、と思っていましたが(笑)、実際に来てみると、それなりに楽しく過ごすことができました。

自分よりも一回りも違う学生さんたちの話を聞くと、いろいろと教えてもらえることや気付かされることが多くあります。彼らの会話には、ゲームやアニメの話が多くあり、残念ながらあまり話題についていくことができず、私も年をとったなぁ・・・・と気付いてしまいました(苦笑)。

彼らは我が家に来て、口を揃えて同じことを言いました。それは、

「この家にテレビがあったらもっと良かったのに」

ということでした。

「テレビ見ないんだからなくてもいいでしょう?」と言うと、
「何で見ないんですか。もったいない。」とのこと。

「何か見たくなったらネットで見ればいいじゃない。テレビ見てる時間のほうがもったいないよ。」と言い返すと、すかさず

「ネット見るならテレビ買ったっていいでしょう。少なくとも40インチのテレビを置かなくちゃ。インテリアとしてもテレビがないのはイケてないですよ。」

と、まるでテレビが三種の神器と言われていた時代の人のように、大型テレビがステイタスシンボルだと彼らは思っているようでした。

しかも一人の学生にいたっては、みんなで夜中にDVDの鑑賞会をしようかと思って、お気に入りのアニメを全巻持ってきたのにと残念がっていました。

せっかく熱海まで来てビデオ鑑賞って・・・・うーん。時代は変わったなぁ、なんだかさみしいなぁ・・・・としみじみ思いました。

ところで、前置き(?)がかなり長くなってしまいましたが、
テレビがないのはいただけない、と何度も言っていた彼らから、
「テレビはないけれど家の中に物が少ないというのはいいですね。」とけっこう褒めてもらいました。これは、以前は言われたことのない褒め言葉だったので、ちょっと嬉しかったです。

というのも、ダンボール三箱の荷物でドイツ生活を続けたのが幸いし、日本に帰国後は、二度の引越しと荷物整理のため、持っているものを処分しまくり、去年流行った断捨離をできる限り行いました。

そんなこんなで、そこそこ外面はすっきりとした家にはなったと思います。
しかし、まだまだ自分の中で納得のいくものではなく、日々試行錯誤をしていたところです。

さて、そんなときに、本屋さんで100個チャレンジ  生きるために必要なモノは、そんなに多くない!
という本を見つけました。

これは、アメリカ人のデーブ・ブルーノさんという方が、「more and more」の資本主義の買い物欲に心を占領されてしまった自分にうんざりして、私物を100個以内に絞って、2008年の誕生日から1年間暮らしてみる。という挑戦を、本にしたものです。

読みものとしては、外国の翻訳書特有の、描写がしつこいという点に好き嫌いがあるかもしれませんが、とにかく100個チャレンジという試みは、とても面白いと思いました。

100個チャレンジにはいくつかのルールがあって、
● 家族や他人には強要しない。
● 家族との共有物(食器など)は、一つと数えない。
● 本を読むのは好きなので、本棚ひとつ分を一つと数える。
● 新しいものを買う前に、古いものを処分する。
● 万が一プレゼントをもらってしまったら、一週間以内に、自分で使うか(その場合は私物を一つ処分する)、人に譲るかを決める。
● 下着と靴下は、全体で一つと数える。

などなど、計画が続くように、無理のないルールがあります。

なんだかこの本にはとてもワクワクさせられたので、私も次の誕生日から、100個チャレンジに挑戦してみようかな・・・とちょっと思いました。

しかし、気候にあまり変化のないカリフォルニア住まいの男性のデーブさんと、四季のある日本の女性の私とでは、生活スタイルが違うので、200個チャレンジではどうだろう?と、はじめからできなさそうな予感もしています(笑)。

どう考えてもまだ私物が1,000個以上はあると思える私にとっては、100個の壁はなかなか難しそうです。

デーブさんは、この100個チャレンジで、目に見えないお金では買えないたくさんの大切なことに気付くことができて、チャレンジ期間が終った今でも、私物は100個以内に納まっているようです。


ちょっと話がそれますが、日月神示には、御魂を磨いて、とにかく身の回りを掃除しなさい、と何度も書かれています。

物を減らせとは別に書かれていないように思うのですが(書かれていたらすみません)、いつも掃除をきちんとしていようと思ったら、やっぱり物は少ないほうが掃除もしやすいですよね。

そう考えると、100個チャレンジはなかなか面白い試みだと思います。
皆様の中で、ご興味のある方は、ぜひ100個チャレンジを行ってみませんか。
(そしてできれば私にその感想を教えて、背中を押してください・笑)

きっと一年後には、違った価値観の自分と会えるように思います^^!

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我が家の散らかし番長、ゴンコちゃんです。けっこう大きくなったでしょう?

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毎日が抜け毛とイタズラとの闘いです。動物を家の中で飼うのって、とっても大変なんですね。

にんげんクラブ全国大会にお集まりいただきありがとうございます!

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

まずは、にんげんクラブ全国大会にお集まりいただきました皆様、ご協力いただきました皆様、
誠にありがとうございました。
おかげさまで、全国大会は大成功に終えることができました。

皆様と一緒に、ひふみ祝詞を献上できたことと、船井会長の体調回復と、日本や世界の平和へのお祈りができたこと、心から感謝しております。
大会が無事に行えたのは、一人ひとりの皆様の、ご協力のおかげです。
ありがとうございました。


お祈りをしているときは私は舞台袖にいたのですが、
会場全体がひとつになって、愛の波動を出していることがひしひしと伝わってきて、
温かい涙が自然とこぼれてきました。

目には見えないけれども、「祈り」に力は必ずある。
あのお祈りをする前と、した後とでは、「今」から続いている未来の出来事が、
ずいぶん変わったように感じました。
3千人から5千人の有意の人が、日本を、変えていく。
その確信が、さらに強くなった気がしました。


ところで、9月11日の翌日、12日月曜日は、
熱海オフィスで船井会長にインタビューをしたところ、
普段よりも入れ歯の調子が良く、とてもお元気そうでした。

11日の講演では、35分も喋ったために、今日はもしかするとあまり話せないかも・・・・
という心配はどこへやら。
「今日は入れ歯の調子が良いんだよ」と、はっきりとした声で
一時間近くもインタビューに答えてくださいました。

講演のあった翌日だというのに、
「今日は朝の四時から起きて、昨日の講演をわかりやすくまとめた船井幸雄ドットコムの原稿を書いていたんだよ。」とニコニコ顔です。

(その原稿は、今日のブログに出ているのですが、本当に詳しくて、わかりやすい文章ですよね。)


「講演の次の日だというのに、船井会長の入れ歯の調子がこんなに良いなんて、
これは絶対に、 お祈りの効果ですね!」

と、その場にいたスタッフは皆で喜びました^^。

当の船井会長は、「それは、ありがたいことだなぁ」と、本当に嬉しそうでした。


何度も書きますが、あの時会場で祈ってくださった皆様、
そして会場に心を寄せていただいた皆様、本当にありがとうございます。

船井会長のお話によると、あの場にいた方で、ご自分のガイドに拒絶されなかった方は、
エゴが最低限で、パワーが大きくなり、効率的に生きられるようです。


私自身は、昨日くらいまでは、全国大会疲れと仕事が溜まって(苦笑)、
正直に言うといつもよりも不平不満の心やエゴが強かったようにも思うのですが・・・・><
なんだか今日あたりから気分もすっきり、
以前よりもエゴの少ない良い人間になれそうな気がします(笑)。

これからどんな自分に変わっていけるのか、とても楽しみですね☆

皆様とともに、手をとりあいながら、それぞれの使命を全うしていきたいと思います^^!


とり急ぎ、本日は皆様へのお礼と全国大会の感想でした。
ありがとうございます!

にんげんクラブ全国大会まで、あと2日です!

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。

いよいよ、にんげんクラブ全国大会まで、あと二日ですね。
皆様にお会いできるのを、今か今かととても楽しみにしております。

9月1日に船井会長のブログの記事が発表されてから、
チケットのお申込が殺到し、おかげさまで事務局では猫の手も借りたい状態に、
大変な忙しさとなりました。
熱海オフィスにいる会長秘書の相澤さんと私は、
後からその状況を聞くだけなのですが、びっくりするやら嬉しいやらで、
笑いながらありがたくて嬉しすぎて泣きそうな気分でした。

それにしても、船井会長の書く言葉の力には、本当にびっくりしました。
船井会長のブログでは、この原稿は超慎重に、言葉を選んで書いた文章、とのことでした。
フーチや、第一生命体などの言葉をはじめて読まれる方には、びっくりな文章だろうと思います。


ところで、昨日お会いした船井会長に、
「会長のブログが更新されてから、すごい勢いでチケットが売れているそうですよ!!!」と、
興奮してお伝えしたところ
「そうかそうか。ははは。」と、嬉しそうにニコニコと笑っておられました。

船井会長の笑顔は、まわりの人をとても明るい気分にさせ、ゆったりとした安心感を与えます。
そのまま別室に行ってしまわれたので、それ以上は話していないのですが、
なんだかとても嬉しそうな会長でした。
それを見た私も、とても幸せな気分になりました。

当日は、船井会長が参加いただけるか、それとも魂でのご参加となるかはわかりませんが、
今からとても楽しみですね♪
今一度、船井会長のブログをお読みくださいませ。

当日は、目には見えないけれども、それぞれ個人の人の人生だけでなく、
日本に、世界に、いろいろな変化が、起こるのだろうと思っています☆

9月9日までは、ローソンの販売、そして当日は、会場で当日券がございますので、
ぜひ奮ってご参加くださいませ。

全国津々浦々、遠いところからお越しの方も、たくさんいらっしゃると思います。
皆さんご無事で、会場にいらっしゃいますように。

当日は、魂レベルで繋がったの友人の方々と、楽しまれてくださいね。

(今回はなんだか宣伝のようなブログとなってしまいましたが・・・・・・。
 全国大会の前には気分が高まって、他の話題が書けないんですよ~(笑)。
 ということで、短いですが、これで今日のブログを終ります^^!)


日月神示にもとづく祝詞集CDと木の精霊の話

こんにちは。にんげんクラブのこだまゆうこです。
いよいよ、にんげんクラブ全国大会まで、日が迫って参りました。

毎年のように、この時期はなんだかバタバタとしておりますが、
皆様にお会いできることを思うと、とてもワクワクと嬉しい気持ちでいっぱいです。

ぜひお友達にも呼びかけて、会場にいらしてくださいね。


今週は、ちょっと不思議?なお話をしたいと思います。
つい先日の土曜日の話です。
何の理由もなしに、突然胸が苦しくなって、悲しみの気持ちに包まれることがありました。

何事だ?と、全然わけがわからぬまま、昼間から原因不明に一人でうわーん、
と泣き出してしまって、とまらなくなりました。

その日の前日に、会長秘書の相澤さんと夕飯を食べに行って、
久しぶりに夜の11時近くまで外でおしゃべりをしたので、
もしかして海辺をさまよっている悲しい霊魂でも連れて帰ってきてしまったのだろうか・・・・・。
別にそんな霊を連れて帰るほど気分が落ち込んでいたわけでもないし・・・・。
などと、かなり悩みました。


一方では、悲しくて仕方なくて、叫びだしそうな自分がいるのですが、
もう一方で、いったいこの事態はどうしたことだろう?どうすれば解決できる?と
冷静な自分もいます。

結局、一日中胸の苦しみと悲しみはなくならず、夜になって主人が帰ってきても、
ソワソワと気もそぞろで、ご飯も喉を通りません。

これはさすがに何かがおかしい、と思って、
試しに日月神示にもとづく祝詞集
CDをかけてみました。


事情を知らない主人には、「食事時にこのBGMはさすがに変だろう」と、
びっくりされてしまいましたが、

「なんだか今日は昼間から意味不明に悲しくて仕方がない。
何かの霊(?)がひっついているのかもしれないから、ちょっと我慢してください。」
とお願いをしました。

ウソのような本当の話ですが、CDをかけて3分ほどした頃に、
胸の苦しみと、原因不明の悲しみは、フワっとなくなりました。
フーっと深呼吸ができるようになって、その後はご飯もきちんと食べることができました。

すごいCDだなぁ、とビックリしました。

じつは、以前にも、このCDにはびっくりさせられたことがあります。
愛犬ゴンコちゃんが、何か音楽をかけるとステレオの音を怖がって吠えていたのですが、
試しにこの祝詞CDをかけてみたら、まったく怖がらず、
喜んでステレオの近くに寄っていったのです。
今でもこのCDはゴンコちゃんの大のお気に入りです。

その時にもビックリしましたが、今回は自分の体で体感できたので、余計にビックリしました。


さて、日月神示のCDのおかげで胸の苦しみがとれてしまったら、
調子の良いもので、そのことについてはすっかり忘れてしまいました。

物事には、原因があって、結果があるのが世の常ですが、
なぜ胸が苦しくなってしまったのかは、考えてもどうせわからないことなので、
気にもしませんでした。喉元過ぎれば熱さ忘れる、の言葉通りです。


それから三日ほどたって、車の運転をしてボーっと(?・危険ですね・笑)していると、
フワっと一瞬のひらめきで、なぜ先日胸が苦しく、悲しくなったのかがわかりました。


というのも、我が家の庭には樹齢30年は超えるミズキという大木がありました。
鳥達の集う立派な木で気に入っていましたが、台風で枝が折れたら危ないから、という理由で
ご近所さんから伐採してほしいとの依頼がありました。

自分よりも長く生きているであろう木を、人間の都合で切ってしまうのはとても嫌で悩みましたが、他人様にご迷惑をかけ続けるわけにもいきません。

植木職人さんと相談して、泣く泣く伐採してもらうこととなりました。

本来ならば、そこまで切ると普通の木は枯れてしまいます。
しかし、この木はとても生命力の強い種類の木だそうで、おおかたの枝を切ってしまっても、
生き続けることができるとのことでした。

木をまるごと伐採するのであれば、酒とお塩を用意して、
それなりのご供養をしようと思っていましたが、生きているとのことだったので、
「人間で言うところの散髪みたいなものかな」と思って、何も供養をしませんでした。


そのように木の伐採をしたちょうど次の日に、木の精霊が私のところに来て、
「とても痛かったよ。悲しかったんだよ。」と、知らせに来たのだと思います。

これはたんなる「ひらめき」なので、本当かどうかの確証はないのですが、
このようなことに関しては、私は個人的に物事の論理や証拠よりも、
ひらめきのほうが正しいと思っているので、たぶんこれは当っているだろうと思います。


考えてみれば、30年以上も延び続けてきた枝を、根元からすべて切られてしまうのですから、
人間で言えば、散髪でなく、手足をとられるようなものです。

ごめんね。痛かったよね。悲しかったよね。と、木に思いを寄せました。

こだま(木霊?)なんて名前がついているのに、こんなあたりまえの木の気持ちに、気付くことのできなかった自分を、とても情けないと反省しました。


にんげんクラブの会員の皆様の中には、
「霊なんていない。あの世なんてない。」という思想の方は、
まずいらっしゃらないとは思いますが(笑)、時にはこんなこともある、
ということをご紹介させていただきました。

それにしても、日月神事にもとづく祝詞集CDはなかなかオススメです^^。


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(この写真は、うちの大木とは関係ありませんが、以前に永平寺でとったものです。
木霊ちゃんっているんですよね。)

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「食生活が人生を変える」

にんげんクラブの皆様こんにちは。ご無沙汰しております。熱海のこだまゆうこです。

やっぱり夏は暑い!と思ったのもつかの間、
ここ最近は雨が降ってずいぶん涼しい日が続いています。
皆様お変わりございませんでしょうか。

お盆休みは、主人の実家のある北海道の旭川へと里帰り、お墓参りに行きました。
今年は、思い出の地である旭岳に行くことができ、雄大な山々に癒されてきました。
旭岳では、母なる大地、という言葉がぴったりの、包み込んでくれるおおらかな女性性を
感じることができました。

さて、今回は一冊の本を紹介したいと思います。
タイトルにも書きましたが食生活が人生を変える―細胞が活気づく"自然療法"の知恵 (知的生きかた文庫)

東城百合子著 知的生き方文庫刊 という本です。


思えばここ数年、食や健康に関する本を何冊か読んできましたが、
いつも読んでは納得して、実践してみたものの三日坊主で終る・・・の繰り返しでした。

三日坊主の主な原因は、なんだかんだと言って、たいして食に興味がなかったことと、
読んでいた本の実践法が自分のライフスタイルとあわなかったからだと思います。

たとえば、マクロビオティックなどの本を読んで、今後は肉は絶対に食べまい!と
心に決めてとり組んでも、肉好きで玄米嫌いな夫と一緒の食生活では、
どちらかが不満を持つこととなり、なかなか上手くいきません。

そうして悩んでいるときに、アーユルヴェーダの先生から、
「あなたはしっかりと肉を食べてください。特にレバーなどがいいですよ。」などと言われると、
これ幸いと肉づくしの料理に飛びつき、数週間後に後悔してまた菜食生活へ・・・・。
といったことを、繰り返してきました。

すぐに安易な方法に飛びつきたがるのですが、
結局は、自分の心の中できちんと納得ができていなかったので、
数日たつと元に戻ってしまっていました。


その点、東城先生の著書は、なんとなくですが、
「あ、これならば私にもできそうだ」と、思うことができました。

といっても、簡単なことを書かれているわけではありません。
簡単か難しいかというよりも、東城先生の書く文章に、「愛」を感じたから、
これならばできるかも、と思えたのです。

お母さんが愛する子どもたちのことを思ってごはんを作るように、
東城先生は、愛する宇宙、地球、自然や人間のことを心から思って、
この本を書いておられるな、と思いました。

東城先生は、大正14年生まれ。20代で重症の肺結核となり、玄米を主食とした菜食と、
自然療法によって病気を克服されたそうです。
その後は、世界的な大豆博士と言われたW・Hミラー博士に師事し、
自然の栄養学を学び、出版活動、自然食料理教室、栄養教室、生活塾、講演活動、
健康運動などに幅広く活動をされていることのことでした。

食事の大切さはもちろん、ヨモギやビワの葉、コンニャクなどを使った昔ながらの家庭の医学は、
おばあちゃんの知恵袋のようで、とても参考になりました。

健康に生きるには、食だけを変えるのでなく、きちんと早寝早起きをして、
掃除をして、丁寧にご飯を作って、規則正しい生活をすること。
生活の全体に、リズムをつくり、すべてのものに感謝をして生きること。

そんなことをこの本は紹介してくれます。

東城先生の本は、本書以外にもたくさん出版されているようです。
ぜひ一度お読みください。

私もじっくりと腰を据えて、食から人生を変えていきたいと思っています。


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ゴンコちゃんは、おかげさまで、ずいぶん大きくなりました。

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祈りのパワーのすごさ

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海のこだまゆうこです。

こちら熱海では、台風が過ぎてからというもの、本当に夏?と思ってしまうような、
涼しい日々が続いています。
クーラーがなくても、半そでの服を着る機会はあまりなく、
長袖か七部丈の服が大活躍しています。
これから地球は温暖化ではなく寒冷化すると、多くの先生方が仰っておられますが、本当にそうなのかもしれないなぁ、と思ってしまいますね。


さて今回は、祈りのパワーのすごさ、について書きたいと思います。

ちょっと以前になりますが、日本女子サッカー、なでしこジャパンがワールドカップで優勝しました。私は普段サッカーにも興味がなければテレビも見ないので、
なでしこジャパンがそれまでどれだけ強かったのか、まったく知りませんでした。

そんな知識のない私が意見を書くのも変なのですが(笑)、
サッカーを知らない人間の客観的な一つの意見として、お読みください^^。


今までの練習を見てきた方々や選手達、サッカーファンは、
なでしこジャパンの強さもわかっていたので「勝てる!」と思っていたかもしれませんが、
大変失礼ながら、国民の大半の方々はベスト4に進出して話題に上るまで、
なでしこジャパンにそんなに期待していなかったのではないか・・・・と思っています。

ところが、ベスト4に進出した!というニュースを聞いてから、
ほとんどの人は条件反射的に「ひょっとしてこれは勝てるんでないか?」
もしくは「絶対勝つだろう」「なんとしてでも勝ってほしい」と思っただろうと思います。


東日本大震災の後に、仙台の楽天が野球で優勝したように、
辛い経験をした日本だからこそ、底力をきっと出せるはず。
日本人のすばらしさを世界に見せたい・・・などなど、勝つぞ、きっと勝つぞ!と、
日本じゅうがワクワクしていたように思います。

根拠のない自信と言ってしまえばそれまでですが、なぜか確信に近い根拠のない自信が、
皆さんおありだったのではないでしょうか


さて、実際になでしこジャパンが優勝して、日本中は希望の光が降り注いだように、
明るいニュースで沸き立ちました。
やっぱり逆境は人を鍛えるんだ、日本バンザイ!などなど、
それぞれに喜びを表現されたことと思います。
じつは私はニュースでのVTR映像すらも未だに見ていないのですが、
それでも勝った、勝ったと大喜びしています。

なでしこジャパンが勝ってから、普段はあまり使っていないfacebookで、
久しぶりにドイツの友人たちから祝福のメールが続々と届きました。

おめでとう!僕たちは日本チームを誇りに思っているよ!とか、
まさか勝てるとは思っていなかったけれど、日本は強かったね!など、
まるで私自身が選手として出場したかのように(笑)、日本の優勝を喜んで伝えてくれました。

また、ドイツの現地時間で試合を楽しんだ、ドイツに住む日本人の友人からは、

「サッカー、勝ってうれしいですね。
あの試合は見ていて奇跡が起きそうな予感がする不思議な時間でした。」
とのコメントをくれました。

確か日本はアメリカに先制点をとられて押されていたような展開だったのに、
奇跡の起きそうな予感がする試合・・・・とは、なんだか見えない力を感じます。


ところで、ドイツに住むフィリピン人の女性とチャットで話した際に、こんなことを言っていました。

「家族で試合を見ながら、アメリカと日本どちらが勝つか賭けをしていて、
過去の成績から絶対アメリカが勝つと思って私と息子はアメリカに賭けていたのに、
結局賭けに負けちゃったわ。日本は強かったね。

でもね、後から私は主人にも言ったのだけど、
あの試合はドイツのスタジアムで行われたから、日本チームが勝ったのよ。

他の国でやっていたらきっと勝たなかったと思うわ。

なぜならば、ドイツでは、3月18日から21日までの一部、二部ブンデスリーガの全部の試合、
全スタジアムで、日本の震災で被害にあった人に対して黙祷を行ったの。

あれだけの人数が集まって日本のために祈ったのだから、
きっとその祈りのパワーが、日本チームにも伝わったのよ。」

なるほど確かに、それもそうかもしれません。

その言葉を聞くまでは、なでしこジャパンのがんばりと、
日本人サポーターの強い祈りが、優勝へと導いたのだ、と思っていました。

しかしよく考えてみると、確かにドイツ人も、
あのスタジアムで日本人のために、何度も祈ってくれていました。

ブンデスリーガだけでなく、ヨーロッパ選手権の全試合でも、
「私たちは日本の皆さんの側にいます。」との言葉と大きな日本国旗を掲げてくれ、
観客全員で黙祷の祈りを捧げてくれました。

また今回に限っては、ドイツだけでなく、
アメリカ人とサッカーの賭けをしていた人を除く世界中のサッカーファンは、
日本のために祈ってくれていたようにも思います。


そんなすべての祈りが集まって、
「奇跡が起きそうな予感がする不思議な時間」となったのだと思いました。

何かが成し遂げられる時とは、そのものだけのおかげでなく、
まわりのいろいろな人の思いや、自然の力、神々の力、すべてが集まって、
成し遂げられるのでしょう。


一つの場所に、大勢の人数が集まっての祈ることは、大きなパワーを持つことのすごさを、
改めて感じさせらた出来事でした。


と、いうことで・・・・・

9月10日、11日、のにんげんクラブ全国大会では、一人でも多くの方に集まっていただいて、
大きな愛の溢れる祈り を したいと思っています。

なんだか最後は宣伝のような文章になってしまいましたが(笑)、
どうぞお知り合いの方々をお誘いの上、ご参加くださいませ。

にんげんクラブは、船井会長の呼びかけのもと、
世界の大難を小難にするために、5,000の足場として作られたものです。

その原点を忘れず、より良い世の中づくりのための祈りをみんなでしたい、と思っています。

年に一度のとても大切な一日です。ぜひ皆様のお力をお貸しください。


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(文章とは全然関係ないですが、リクエストがあったので(笑)今日のゴン子ちゃんです。
なぜかカメラを向けるとすごく怒ります。)


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(起きているとなかなかいい写真を撮らせてもらえないので、寝ている写真ばかりになってしまいます。)

福島県飯館村からの犬 はじめましてゴン子です。

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

先日は、日本女子サッカーがワールドカップで優勝し、暗い話題の多かった日本に、
明るい日差しが差し込んだようなニュースでしたね。
また大きな台風が来ましたが、皆様ご無事で、お変わりありませんでしょうか。
こちら熱海では、強い風が吹いていましたが、幸いたいした被害はありませんでした。


今週は、我が家にやってきた犬、ゴン子ちゃんについてお伝えしたいと思います。


皆様は、福島原発の半径20キロ県内や、飯館村など、警戒区域となっている場所で、
たくさんの家畜やペットたちが置き去りにされていることを、
テレビやインターネットなどでご存知かと思います。

日本人がかつて経験したことのない大災害が起こり、
福島原発付近に住んでいらっしゃった方々は、着の身着のまま、
強制的に故郷から避難することを余儀なくされました。

始めは、すぐに自宅に戻って来ることができると思われたのに、
一度避難すると、一ヶ月以上住民の方々は家に戻してもらえず、
ペット達は置き去りにされたままとなりました。

鎖に繋がれ、家に閉じ込められたまま、残念ながら餓死してしまったペットたちが
たくさんいたそうです。


一時帰宅で家に帰してもらっても、数分でまた避難しなければならず、
避難所ではペットを飼うことができないため、泣く泣くペットの鎖を放ち、
涙のお別れをしてきた飼い主さんもたくさんいます。 

そのようなかわいそうな動物たちに、なんとか生き延びてほしいとの願いから、
全国からボランティアの有志が集まり、自らの命の危険をも顧みず、
レスキュー活動を行っています。

このような大災害では、人間がまず大変なのだから、家畜やペットを救済している場合ではない、
とおっしゃる方も、たくさんいらっしゃるでしょう。
それももっともな意見ですが、人間の作った原発のせいで飼い主さんと離れ離れになってしまったペットたちには、何の罪もありません。

捨てられたペットたちは、それでも人間を信じて、忠犬ハチ公のごとく、けなげに何ヶ月も、同じ場所で自宅を守り続け、飼い主さんの帰りを待ち続けています。

ハリウッド映画でも世界中が涙して、銅像もある忠犬ハチ公ですが、ハチ公と同じように忠義をつくす犬たちが、今も福島周辺にはたくさんいます。


なんとか自分にできることで罪のない動物たちを救えないだろうか・・・・と考えていた頃に、
インターネットで、被災地のペットの一時預かりボランティアがあることを知りました。


これは、被災地で家が倒壊し、避難所生活を余儀無くされた方々や、
原発付近にお住まいだった方々のペットを、ボランティアの人々が保護し、
全国の家庭で、飼い主さんの生活が安定するまで、一時的にペットを預かるボランティアです。

中には、飼い主さんがすでに津波の被害で亡くなられていたり、行方不明などの理由から、
飼い主さんの判明しないペットもいます。
飼い主さんが現れない場合は、預かった犬の面倒を生涯看ることができるのが、
ボランティアとしての条件です。

熱海の山奥へと引っ越したこともあり、被災地の犬を一時預かりできれば、との思いから、
個人ボランティアの方と被災地のペットのための掲示板で連絡をとってみました。

はじめは、飼い主さんの判明している犬で、
一年くらいの一時預かりを希望して連絡をとったのですが、
ちょうど被災地では鎖を放たれた犬たちの出産ラッシュ。

新しく生まれた子犬の里親になってくれませんか?と返信をいただき、
犬を一匹譲り受けることとなりました。

そうして我が家に来ることになったのは、この子、ゴン子ちゃんです。
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(かわいくない名前ですみません・・・・><。
私は、多くの人の愛情とサポートと、奇跡によって生まれ出ることができたこの子に、
ラブちゃんとかミラクルちゃん、メルシーちゃんといった名前をつけたかったのですが、
なんとしてでも自分の犬には「ゴン太」とつけたがっていた主人の意見を尊重し、
メスなので「ゴン子」となりました。船井会長宅のゴンちゃんとかなり被っていますね^^
ちなみにボランティアさんの話によると、東北地方では、
なぜか「ゴン太」という名の犬が多いのだそうです。
私としては、じつは今でもちょっとメルシーちゃんと迷っていますが・笑。
高江洲薫先生のようにどの名前が良いか本人に聞けたら一番いいのですけれどね・・・。)

とってもかわいくて、すでに親バカ(?^^)。
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飯館村でレスキューされたこの子の母犬は、レスキュー三日後に
ボランティアで預かってくださった東京の動物病院でこの子たち6匹を産みました。
あともう少しレスキューが遅かったならば、母子ともに無事だったかはわかりません。

この子たちや、多くの動物の命を救ってくださっているボランティアの方々には、
本当に感謝しています。

今回ゴン子ちゃんをはるばる熱海まで届けに来てくださったAさんは、
東京在住の女性で、仕事をする傍ら、空いた時間には毎週のように
福島にレスキュー活動に行っておられるとのことでした。

誰かからお金をもらうこともなく、ただ動物達を救いたい!との思いで
毎週福島まで運転されるその思いと行動力に、頭の下がる思いです。

被災地のペットひとつをとってみても、Aさんのように、
個人でできる限りのことをやろうとされる方々がいらっしゃる一方で、
かわいそうな動物たちを利用して、全国から寄付金を集め、
自分たちのために使う詐欺のような集団もいます。
(じつは私も、もう少しで寄付金詐欺にひっかかるところでした・汗)

こんなときは、つくづく地球はいろいろな魂レベルの人がいる星だと思います。


まだ熱海に届けられて4日のゴン子ちゃん。
小さすぎて粗相はするし、夜鳴きもするし、いたずらっ子で大変ですが、
小さな体全体から、はじけんばかりの愛情をいただいています。

その愛らしい姿を見ていると、被災地から来た犬を、救ってあげたとか、
世話をしてあげている、なんてことは少しも思いません。

神様からこの子を授かった、お世話をさせていただいている、
この子からたくさんのことを学ばせていただいている、と思っています。
今はまだ小さすぎてできませんが、そのうちきっと、運動不足な私のために、
散歩に連れ出していただいている、と感謝することとなるでしょう^^。


読者の皆様も、もし「うちの庭(家)にも余裕があるよ~」という方がいらっしゃいましたら、
被災地の一時預かりボランティア、考えてみられてはいかがでしょうか。

辛い体験をしたペット達は、心理的トラウマを抱えていたり、
時には人間不信になっていることもあるかもしれません。
でもそのような子たちだからこそ、教えてくれる愛情が、きっとあるのだと思います。


ドイツの携帯電話契約のその後の話

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

最近は毎日暑い日が続きますね。わが家では節電ということで、
今年からクーラーを撤去してしまいましたが、ないならばないで、なんとかなるものですね。
マイナスイオンが出る扇風機、新森の滝がとっても大活躍しています^^。


ドイツから日本に帰ってきて、何人かの方から「ところでドイツでの携帯電話の契約はどうなったの?」とのご質問をいただきました。
ドイツレポートの中で、きちんと契約ができない!と
何度も書いてしまっていたため、ご心配いただいていたようです。

困っています・・・と、途中経過を書いただけで、結局どうなったのかを書いていなかったので、
いちおうこの場で、ご紹介したいと思います。


これはあくまでも珍しいケースだと思うので、ドイツってこんな国、と言ってしまうと、
ドイツ人に失礼だと思います。
へー、勉強していないとこんなこともあるのだ、という参考程度に、お読みください。

日本と比べると、ちょっとビックリするかもしれません^^。


以前にご紹介したとおり、名前のスペルを間違っていたり、
他人の名義の番号が送られてきて使えなかったりと、
なかなかトラブルの多い携帯電話契約でしたが、
それらを直してもらいに行くだけで、新たな間違いを作られ、
なぜだか通話料金が増額していきました。

私たち夫婦はほとんど携帯を使わないので、もしもプリペイド携帯にしていたならば、
一ヶ月に2台でたったの10ユーロくらいで、携帯が使えていました。

しかし、当時の私は携帯でインターネットやメールが使ってみたかったのと、
案内してくれた中国人留学生の強い勧めもあって、
ある大手の会社で携帯の契約をすることとなりました。


本来ならば、その契約は2年契約が前提となっており、
ドイツに1年しかいない私たちが契約をすることはできないのですが、
ドイツから帰国する人は帰国することが証明できる書類を提出すれば、
1年でも解約することができますよ、との店員さんのセールストークもポイントの一つでした。


私たち夫婦のはじめの契約は、二台で60ユーロ前後。
日本と比べても、まぁ良心的な値段です。


ところが、様々な間違いを訂正するに従って、90ユーロ、130ユーロ、とどんどん通話料金は上がっていき、結局は二人で月に200ユーロくらい払うことになっていました。

ちなみに、月の通話時間1時間以内、インターネットやメールもまったく使わない設定で
この金額です。


なんでこんなことになっているの????と、よくよく調べてみると、
なんと七台分の携帯電話の契約をしていることに、になっていました。


意図的かどうかはわかりませんが、訂正をする度に新しい契約をさせ、
間違っていた番号を削除せずにそのままになっていたのです。


何度も何度も携帯ショップに足を運び、
次こそは間違えません、きちんと料金を戻しますとの誓約書も店員さんに書かせたり、
本社に書留の手紙や内容証明を何度も送ったりして、
なんとか150ユーロくらいまでは料金を下げることができましたが、そこからは下がりません。


時間のロスと、何よりも店員や本社の電話応対の態度に腹がたつことが精神的苦痛で、
結局は根負けして、150ユーロの契約で帰国までの半年を過ごすことになりました。
考えるとネガティブになってしまうので、
悪い人に騙された授業料だと思ってあきらめることにしたのです^^。


さて、日本に帰国するにあたり、最も心配だったのは、
「本当にこの契約を解除することができるのか」ということでした。


それまでは大学の国際課(海外からの留学生をお世話する部署)に勤めていた中国人留学生に携帯契約交渉のお世話をしてもらっていましたが、
ドイツ語がたとえ喋れてもやはりアジア人ではバカにされてしまうかもしれないと懸念して、
解約手続きは生粋のドイツ人にお手伝いしてもらうこととなりました。

今回は万全を期して、3ヶ月前から解約の書類作成にとりかかり、書留の書類を送り、
ファックスを送り、と努力しましたが、努力はむなしく悉く相手にされません。

配達証明で受け取ったとあっても「そんな書類届いていないよ」「ないものはないんだよ」と何度もシラを切られ、のらりくらりとした対応で、なんとか解約させないように逃げられてしまいます。

いいかげんに腹をたてたお世話役のドイツ人の彼は、
何度も電話をしてくれて、少し荒々しい口調で、電話口で30分ほど何やら問答しています。

30分後に、ようやく、彼が私たちに通訳してくれた話しによると、

「このまま君達の契約は来年の10月まで解約することはできません。
 その代わり、今は150ユーロと高いプランだけれども、もっと安いプランに変えることによって、
 今から二年の契約となるけれどもトータルでは少ないお金で済ませることができます。
 ということで今から新たな契約をして、2年後にまた解約手続きすればいい、
 と言っているけど、どうする?」とのことでした・笑。

帰国するから解約したいと言っているのに、
さらに新しく契約をさせようとしているしたたかさに、びっくりするやらあきれるやら。

こんなに面倒くさい会社に、今後もお世話になるなんて絶対に嫌!
第一、二年後に本当に解約ができるかどうかだって、わからないじゃない!
ということで、結局は、まったくドイツにいないし携帯も使わないというのに、
来年の10月までドイツの携帯電話料金を泣く泣く150ユーロ毎月払い続けることで、
決着がつきました。(これが本当に解約されるのかは、来年の10月までわからないのですが・・・)

今年の10月ではありません・・・・来年の10月です・・・(苦)><


お世話をしてくれた彼や、まわりの友人たちも

「携帯の契約は、ドイツ人同士でもトラブルが多いんだよ。
 僕たちでも助けてあげることはできないよ。こんな国でごめんね。」と、
申し訳なさそうに謝ってくれました。

自分のことでないのに、何度も電話で交渉をしてくれたり、
契約解除の手紙のチェックをしてくれたりと、さんざんお世話になって、
こちらのほうが申し訳ない気持ちでした。


とまぁ、長々と書きましたが、お人よしで勉強をしていないと、ドイツではこんなことも起こってしまう・・・という失敗談でした^^。(日本人がたくさん住む街、ドュッセルドルフでは、日本人スタッフが対応してくれるので、そういったトラブルはないようです。)


日本から出国する際に、船井会長から直々に「君たち夫婦はお人よしで騙されやすいと思うので十分気をつけるように」とのファックスをいただいていたのですが、
やっぱりいろいろと騙されてしまって、今に至っています。

日本の会社と比べてしまうと、こんな会社けしからん!と怒りたいのもやまやまですが、
今考えてみると、やっぱり私たちも甘かったかな、と思います。

たとえ日本に住んでいても、悪質な会社はあるし、人を騙そうとする人も実際にいます。
言葉の通じない海外であるならば、なおさら気をつけるべきでした。

2年契約の携帯電話は、どんなに勧められたとしても、はじめから契約するべきではなかったし、会ったばかりの中国人留学生を、全面的に信頼してはいけませんでした。

後から考えてみると、留学生の彼とクレームを言いに行くたびに
新しい契約をさせられ料金が上がっていったので、
もしかして彼も携帯会社とグルでマージンをもらっていたのではないか、
とも少し疑えるのですが・・・・、これは考えてもわからないことだし、
他の部分では彼はとても誠実だったので、彼は彼なりにがんばってくれたのだ、
と信じたいと思います。

(この点に関しては、やっぱりお人よしのバカだなぁと言われるかもしれませんが、疑うよりも信じたほうが、気楽なんですよね^^!)

ドイツに住むにんげんクラブ会員の方にこの話をすると、
「そりゃ大変だ!弁護士保険に入っとけば良かったね。」と教えていただいて、
はじめてそこで弁護士保険という制度があることも知ったほど、私たちは不勉強でした。


そんなこんなで、高い授業料を払うこととなりましたが、
おかげさまで、たくさんの社会勉強ができたし、笑いのネタができたと今では感謝しています。


ということで、皆様の中でいつか海外に住まれる方がいらっしゃいましたら、
弁護士保険を、忘れず活用してみてくださいね(笑)。


「豊かさと貧しさ、価値観の逆転」

にんげんクラブの皆様こんにちは。

大変ご無沙汰しております。ドイツから戻ってきた、熱海在住のこだまゆうこです^^。


この度、日本に帰国して三ヶ月が経ち、ようやく落ち着いてきましたので

(この三ヶ月の間にも神奈川から熱海への引っ越しをしたので、落ち着くのに少々時間がかかりました)

今月から週に一度、「こだまゆうこの熱海伊豆山通信」を書かせていただきたいと思います。


例によって、熱海伊豆山通信とは名ばかりで、

熱海や伊豆山と全く関係のない原稿をたくさん書いてしまうかもしれませんが、

これは「熱海の伊豆山に住んでいる人が書いたレポート」ということで(笑)、

今後とも宜しくお願いいたします^^!


記念すべき第一回目の文章は、

やっぱり熱海とは関係のない文章を書いてしまうのですが、

「豊かさ」について日本に戻ってきた際に感じたことを書きたいと思います。


一昨年はじめてドイツを訪れた頃の私は、大変失礼な言葉を使うと、

「ドイツって日本よりも貧しい人が多いのだなぁ」と思っていました。

町行く人々は、かなり年期の入った服を着ているし、

車も何十万キロ走ったの?と思うようなボロボロの車が日本に比べて多く走っています。

フリーマーケットでは、日本ではこれは売り物にならないでしょう・・・と思える、

古びた服やカバンを堂々と売る人々を見て、

これらが売り物になるほど、貧しい人がたくさんいるってことなのだなぁ、と思ったものでした。


確かにお金だけで考えると、日本人のほうが持っているだろうし、

ドイツには貧しい移民の人々がけっこういます。

しかし、一ヶ月、二ヶ月とドイツ人の暮らしを見ていくと、

貧しいな、とあまり思わなくなってきました。


彼らは、お金とは別のところに心の重点を置いていることに気がつきました。

物を長い間大事にしたり、自然とたくさん触れ合ったり、

家族と一緒に過ごすひとときを大切にしたりと、お金の豊かさよりも、

心の豊かさを大切にした生き方をしていました。


彼らの生活はいたってシンプルで、生活にあまりお金を必要としておらず、

自然体で堂々としています。

また、街中をちょっとお散歩に出かけると、美しい古都の町並み、沿道に植えられた花々、

すぐに寝転ぶことのできる公園や、ハイキングのできる森が、人々の生活とともにありました。


原発反対をほとんどの国民が訴える姿勢から見ても、ドイツ人の自然を愛する特性が、

よく表れていると思います。


さて、そのようなドイツでの暮らしを終え、

日本に帰ってきてみると、たくさんの逆カルチャーショックがありました。


日本に帰ってきた初日は、高速バスで空港から家路につく際に、

東京の都会っぷりに、唖然とするほどビックリしました。


以前は自分も住んでいたはずの東京は、アニメに出てくる近未来都市のように見えました。

わー、すごい!都会だ!都会だ!と、

このときはSF映画を見ているようなワクワクした気持ちでしたが、

しばらく車窓を眺めていくうちに、

「東京の人は、なんだか貧しい生活をしているなぁ」、と思いました。


そして思った瞬間に、「貧しい」という単語が自分の頭に出てきたことに、ビックリしました。

あれれ?東京は物質的に世界一と言っていいほど恵まれているはずなのに?

お金もたくさん持っているのに? 心だって、優しい人がたくさんいるのに?なぜ?


日本でも一番豊かなはずの東京を、貧しいと思ってしまったことを不思議に思いました。

なんとなくですが、自然と切り離された行き過ぎの状態が、

貧しいという言葉を連想させたのかな?と思いました。


しばらく高速バスが進むと、一般の人々が住んでいそうな住宅地になりました。

都心よりは、そこそこ家も広くなり、自然もあってホっとしたのですが、

やっぱり少し、何かが貧しい気がします。風景が、「豊か」というには何か違和感があるのです。

日本の風景の美しさ、豊かさを邪魔しているものは何だろう?とよく見ると、

その原因の多くは電線にあることに気がつきました。

日本では、住宅地の真上を、高圧線や普通の電線が、縦横無尽に走っています。

原発以外のことで、今更東京電力を責める気にもなりませんが、

美的なことは何も考えずに、コストと効率重視で電線を張り巡らせているように感じました。

あまり電線の目立たないドイツから帰ってみると、日本はまるで、

大地の神々と人々の魂を、地面に無理に縛り付けているかのような印象を受けました。

せっかくの美しい空の青さを眺めるにも、山の緑を眺めるにも、

いつも電線が視界に入る・・・という状況は、面白くないな、と思います。


また、電線だけでなく、日本の美を損ねるもう一つの原因として、

物が多すぎることと、宣伝があります。

日本では、たくさんの広告の看板があり、多くの文字が氾濫しています。

電車に乗っても、車を走らせても、視界にはいつも広告が入り、

無意識のうちにその文字を読んでいる自分がいます。


バーゲンの広告や、保険や債務整理やローンの案内など、

不安にさせたり、買い物欲をそそらせたりと、文字を見ているだけで、

ワイワイガヤガヤと混乱してきます。

これらの多くが、美を損ねて、日本の豊かさを消してしまっているようにも思えました。


ほんの一年前までは、ドイツの人々の少ない持ち物などを見て、

やっぱり日本は豊かなんだな、と物質的な優越感(?)を感じていたというのに、

たった一年の海外生活で、日本の生活は気分的に貧しい・・・と悲観する自分がいました。

たくさんのものを持てば持つほど、なぜか「貧しい」という気分になってしまうのです。

いつの間にか、豊かさと貧しさに関する価値観が、変わってしまったようでした。


たぶん、あと半年も日本に住んでいたら、きっとこの感覚はなくなって、

電線や広告などにも慣れてしまうだろうなぁ、

できればいつかこの思いを文章に書いてまわりの人にシェアしたいな、とその時思いました。

そして三ヶ月たって、ようやく今その時の思いを原稿にしています^^。


貧しいなどと、住んでいる人に失礼な言葉を書いてしまいましたが、

そう感じてしまった私自身が、一番びっくりしたので、あえてこの言葉を使わせていただきました。


もし不快に思われた方がいらっしゃれば、ごめんなさい、と

この場をお借りしてお詫びしたいと思います。


ご存知の通り東京は、通常「貧しい」という言葉とは縁のない、とても魅力的な街です。

私の知っているドイツ人は、みんな東京に行ってみたいと言うし、

実際に行ったことのある人は、口を揃えて「ファンタスティックな街ね!」と

東京を褒めちぎっています。


私自身も、元はとっても東京に住みたくて、必死の思いで田舎から上京してきた人間です。

はじめて東京に住むことになった頃の、あのワクワク感は、今でも忘れられない思い出です。


たくさんの魅力を持った東京ですから、自然との共生が大好きなドイツ人の智恵をちょっと借りて、

さらに魅力的になることも、そんなに難しいことではないと思います。


「物質的にも、精神的にも、美的にも豊かな街、東京」となる日も、

いつか来るのではないかな、と期待しています^^!


追記:いちおう付け加えますと、熱海へと引っ越した理由は、

都会が嫌いになったからではありません。


昨年の12月から、熱海へ住むことは決めていました。

その理由はまたいつか機会があれば、書きたいと思います。

german.jpg

(自然と街とのバランスが良いドイツの街。
 上から見た図でわかりにくいかもしれませんが、高圧線のない風景は美しいですよね^^)

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