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吉濱ツトム(著)
徳間書店 刊
1,500円+税
私も、隠れ発達障害かもしれない・・・!?
読んでいるうちに、どんどん、そんな気になってきました。
こんなことがあったな、こんなことを感じたことがあるなあ、
自分のことだけでなく、周りにいる
いろいろな人の顔が、浮かんでは消えました。
発達障害にもさまざまな種類があり、
はっきり線引きできるわけでもありません。
複数の障害が重なっていることもあります。
実際に日常生活で、生きにくくて困っている人が
たくさんいるのです。
障害のレッテルを貼ることではなく、
その原因がわかれば、対処方法が見えてきます。
凸凹が大きいほど、才能が大きい。
良い方向に生かせていけたら、
本人も、周りの人も、幸せになれるのです。
でも、それにはやはり、努力が必要です。
出来ないから仕方ないと、開き直るのではなく、
どうしたら対応できるようになるか、
その対処法を、とても具体的に教えてくれています。
本人だけでなく、周りの人の対応の仕方も
大切だということがわかります。
著者本人が、体験してきたことをふまえているからこそです。
「隠れ発達障害さんには、必ず長所があります。
そして、稼ぎに直結する才能があります」
アインシュタインも、スティーブジョブズも
時代を動かしてきた人は、みんな隠れ発達障害さんでした。
長所を輝かせていきましょう!