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北朝鮮

年初に副島隆彦先生からお電話をいただきました。仕事の打ち合わせが
済んだあと、先生がいま一番興味を持っている「霊魂と物理学の関係」
や「ユダヤ(イスラエル)問題」についてのお話を楽しく聞かせていた
だきました。

私も周藤丞冶さんの『いざ高次元世界へ 精神文明の夜明けに』
(きれい・ねっと)
を通じて、物理学がこの世の構造をかなりの部分で
解き明かしていることが分かってきましたし、イスラエルは赤塚高仁さ
んのおかげでかなり得意分野になりました。

3月には赤塚さんと共著で、ホロコースト関係の翻訳本をきれい・ねっと
から出す予定になっています。ボールはきれい・ねっとの山内尚子社長
に投げてある状態なのですが、かなりヘビーな内容なので、山内さんの
編集能力がどのように発揮されるのか楽しみにしています。さらに、5月
には「本田健・久米小百合(久保田早紀)と行く 遥かなるイスラエル
への旅」
を企画しており、イスラエルを通じて日本のことがより明快に
見えてくることと思います。

お正月休みにチック・シセロ、サンドラ・タバサ・シセロ著『現代魔術
の源流【黄金の夜明け団】入門』(ヒカルランド)
という大著を読ませ
ていただきました。西洋のオカルト的な考え方の源流になっている、西
暦1900年前後にイギリスに存在した「黄金の夜明け団」の奥義について
書かれたもので、西洋的なオカルトの入門編としてはとても分かりやす
い本だと思いました。

その中でも特に興味を引いたのが、ほとんどの源流がユダヤの密教とも
言えるカバラに行き付くということがあらためて理解できたことです。

それで思い出したのが、何年か前、それほど親しくしていたわけではな
いのですが、一緒にあるワークショップを受けたことがあるスピリチュ
アルなことにとても造詣が深いステキな女性と話をしていた時のことで
す。彼女が突然、天皇家に伝わる「十種の神宝(とくさのかんだから)」
と「カバラ」が分かれば、世界が征服できる」という話をしてくれたの
です。

一緒に受けたワークショップでは、相手のエネルギー体をお互いに見合
うというワークをしました。見知らぬ人と数十センチの距離で向き合い、
相手の目を見つめ合いながらその奥底を見るというワークだったのです
が、私はちょっと脱線してしまって、その時だけですし思い過ごしだと
は思いますが、相手の前世が見えるようになったのです。そして、他の
人のことはあいまいだったのですが、どうもそのステキな女性は「アグ
リッパ」という魔術師だということを確信をもって認識してしまい、そ
れを相手に伝えたらとてもびっくりされていました。


ウィキペディアで調べてみると、16世紀のドイツにハインリヒ・コルネ
リウス・アグリッパという魔術師がいて、カバラの研究をしていたよう
です。カバラに興味を持った私は、すぐに本を何冊か取り寄せてみたの
ですが、とてもついていくことができず、早々に諦めてしまったことが
あります。

それが『【黄金の夜明け団】入門』を読んだいまなら、もしかすると理
解できるかもしれないと思うのです。「遥かなるイスラエルへの旅」で
は、カバラの叡智を知るプログラムも入れたいと思っているので、現地
で学び感じることができることがとても楽しみです。

もちろん、副島先生はカバラではなく、学術的にパレスチナがどのよう
な意味を持つかについての考察を進められていて、この会報誌が出る頃
には書店で販売されているであろう『ザ・フナイ』の3月号にその論考
を載せていただいています。この原稿を執筆時点ではまだ読んでいない
のですが、とても楽しみにしています。

そして、そんな長い電話がそろそろ終わろうとした時、副島先生が
「最後にひとつ聞きたいことがある。勝仁さんは私が断言している4月
にアメリカが北朝鮮を攻撃するということに対してどのような意見を
持っているのか」とおっしゃいました。予期せぬ質問に驚いたのですが、
実は年末年始に書いた「今年はどんな1年になるか」というテーマの文
章で、北朝鮮のことを触れないわけにはいかなかったので、関連する
本をかなり読みました。

結論から言うと、本の情報だけではよく分かりませんでした。ただ、
ひとつだけ、お正月中や平昌オリンピックの前に攻撃することはない
だろうと思ったのは、昨年末、広島の呉で行われた赤塚さんの「ヤマ
ト人への手紙」出版記念講演会に友情出演した際に、見せていただい
た呉の海上自衛隊の基地には、まったくと言っていいほど緊張感がな
かったのです。実際に呉の海上自衛隊のナンバー2に当たる幕僚長とも
お話させていただいた上での一次情報だったので、副島先生も納得さ
れたのではないかと思います。

その時の電話はそれで済んだのですが、実際に4月に攻撃があるかどう
かは、未だに私には理解できていません。しかし、アメリカ軍の情報は
かなりの程度、自衛隊には伝わっていると思うので、もし半年以内に
真剣に攻撃が予定されているのなら、年末休暇に入っていたということ
があるにしても、もう少しは緊張感があるのではないかと感じました。
それを言うと副島先生の意見に異を唱えることになってしまいますが、
正直なところはそう感じています。

いまのところは、それ後に読んだ米ハドソン研究所主席研究員の日高
義樹氏が昨年末に出された『米朝密約 なぜいま憲法改正、核装備か』
(徳間書店)
の意見が一番確からしいと思っています。日高氏は元
NHKの米国総局長でアメリカ在住50年のベテランジャーナリストであ
り、外交軍事の専門家でもあります。アメリカの、特に共和党系の有
力者とのつながりが深く、NHK退社後も定期的に民放で名前を冠され
た報道番組をお持ちで、参考にさせていただていました。

ただ、参考にしつつもこれまでは何となく日高氏の論調に抵抗感を
持っていたのですが、今回のご著書での意見は納得できるものがあり
ました。詳しくは同書を読んでいただきたいと思いますが、簡単に言
うと、アメリカも中国も核保有国になった北朝鮮を韓国や日本に大き
な被害を出さずに攻撃する能力はなく、アメリカの世論もアメリカに
大きな被害が出るような攻撃は支持しないので、アメリカは北朝鮮を
攻撃することはできない。

逆に、北朝鮮経済は一般に言われているほど悪くはない。また、韓国に
比べてはるかに軍事大国になっていて、世界史の常識では経済大国は
軍事大国にはかなわないので、このまま放っておくと、北朝鮮主導で
朝鮮半島が統一されることになる。それを避けるためには日本が核武装
するしか手はない、というものです。

後半はともかく、前半はかなり納得させられる論調で、すでに北朝鮮の
戦力はアメリカをしても攻撃できるレベルを超えてしまっており、共和
党などのアメリカの保守派は、日本に憲法改正をして核武装を迫ること
になるという論調が日々高まっているという、現場の声をレポートして
くれている内容になっています。

アメリカの国力が軍事力やトランプ大統領という異例のリーダーを擁し
ていることで、相対的にはかなり弱くなってきていて、日本もいつまで
もアメリカの核の傘に頼っていられる状態ではないということが伝わっ
てきました。表面的には今年中の軍事行動はないという結論ですが、
日本が核武装しなければならない状態というのは、かなりの切迫した状
態ということになり、その線で国論をまとめる能力があるのかは、かな
り疑問だと思います。

大変な時代になってきました。包み込み力を大切にし、一緒に平和のた
めに祈ることがミッションになってきている、にんげんクラブの役割が
いよいよ大きくなってきているように感じています。




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