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冬の軽井沢

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 先週の週末は、軽井沢に行ってきました。
目的はヘンデルの「メサイア」のコンサートを聴きにいくことでした。
メサイアとは、英語で「メシア(救世主)」という意味で、新旧聖書か
ら歌詞を取り、それにヘンデルが作曲をしたものです。

作曲されたのは1741年。日本でいうと、寛保(かんぽう)年間、有名な
八代目将軍、吉宗の時代になります。演奏は鈴木雅明先生指揮のバッハ・
コレギウム・ジャパンで、日本ではクリスマスのシーズンに演奏される
ことが多い曲目です。

 私は数年前に東京のサントリーホールで聞いたことがあったのですが、
その時は聖書にはまったく興味がなく、第二部(全部で三部までありま
す)の最後に歌われる有名な「ハレルヤ」コーラスだけが印象に残りま
した。それから、演奏のことではないのですが、いつもは私が一番若い
のではないかと思うくらいご年配の方が聴衆の中心になっているNHK交
響楽団(N響)の定期演奏会と比べると、クリスマスコンサートだから
かもしれませんが、若いカップルが目立ったことも印象的でしたね。

 私は音痴でカラオケも苦手ですが、クラシックのコンサートに行くの
は大好きです。大学受験の勉強をしている時に、大阪の大きなレコード
店で1960年代に録音されたバーンスタイン指揮のマーラーの交響曲が
1000円前後で買えたので、それを買ってきたらとても壮大な音楽で大好
きになり、わけも分からないまま、いつもそれを聞きながら勉強してい
ました。当時はもちろん歌謡曲等の方が好きだったのですが、それでは
勉強に集中できないので、さっぱりわからないクラシックがちょうどよ
かったのです。

 最初は勉強に集中するためだけだったのですが、何度も聞いていると
好きになってくるから不思議なものです。大学に入って東京に出てくる
と、N響の定期演奏会の学生席が1回あたり1000円で聴けたので、映画を
観るより安いなあと思って会員になり、友だちは誰も付き合ってくれな
かったので一人で聴きに行っていました。コンサートの後、渋谷でいつ
も牛丼を食べて帰ったのをよく覚えています。いま思えば不思議な組み
合わせですが、それも私の大切な青春の思い出です。

 そんな青春時代のコンサートの中でも強烈に覚えているのが、レコー
ドでいつも聴いていたマーラーのシンフォニーの演奏を生で聴いた時の
感動です。クラシック音楽はレコードやCDで聴くものではなく、やっぱ
りコンサートに行って聴くべきだと強烈に感じました。

船井総研にいた頃は忙しくて、とてもクラシックコンサートに行くような
余裕はなかったのですが、5年ほど前からサントリーホールで開催される
N響の会員になって、行ける時はコンサートを楽しむようになりました。

 そうすると、演奏会の案内のチラシをコンサート会場でもらうようにな
り、特に今年はヨーロッパの一流のオーケストラの来日公演が多くあった
ので、かなり楽しませていただくことができました。東京に住んでいるメ
リットにはなりますが、まだまだオペラを楽しむところまでは行かないし、
先に書いたとおり、聴衆はかなりご年配(不思議なことに女性よりも男性
が多く、休憩時間には男性のトイレが長蛇の列になります)の方が多いの
ですが、シンフォニーは一定のファンがいて、そのレベルもかなり高いよ
うに思います。

 今回の冬の軽井沢のコンサートも、夏に来た時に「メサイア」の公演が
あることを知って、その時にチケットを衝動買いしたものです。雪が降る
という予報が出ていたので、車ではなく新幹線にしましたが、東京から
1時間強で着くので正解でした。最高気温がマイナスという寒さにはびっ
くりしましたが、夏ならかなり並ばなければ入れない有名な飲食店もすぐ
に入れますし、動けないぐらい混雑する旧軽井沢も、それなりに人通りは
ありますが、落ち着いていていい感じでした。

 今回、しっかりとパンフレットを読んではじめて知ったのですが、
「ハレルヤ」コーラスの歌詞は「ヨハネの黙示録」から取られています。
赤塚高仁さんと『黙示を観る旅』(きれい・ねっと)という本まで書い
ていながら知らなかったことを少し反省しています。「ハレルヤ」の次
に有名な最後の「アーメン」コーラスも黙示録から取られていて、クリ
スチャンにとって、一年の締めくくりは黙示録なのですね。

 そんなことを知ったからかもしれませんが、旧軽井沢の近くにある二つ
の教会に行ってみました。ほんの短い間でしたが、静寂を楽しめて冬の軽
井沢に来た本当の目的はこれだったのかなと感じました。もちろん新幹線
で東京に帰ってくるといつものペースに戻っていて、歩くスピードもいつ
もどおり速くなっていることに気づきましたが、たまにはこんな非日常も
いいものですね。

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