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黎明


   


  
(引用開始)

 葦原瑞穂という正体不明の人物による『黎明』(太陽出版)という
著作について初めて知らされたのは、今から5年ほど前のことだった。
当時は東京大学医学部教授であり、『人は死なない』(バジリコ)
いうセンセーショナルなタイトルの著書を上梓したばかりの矢作直樹
先生が『黎明』の愛読者だったことがら、その存在を知ることができ
たのだ。
直にお会いする前からそのお人柄に強く感銘した僕は、矢作先生が
そこまで傾倒する『黎明』を一度読んでおこうと考え、上下二巻を
取り寄せた。上巻の最初から読み進んだときの印象は、今でも脳裏に
焼き付いたままになっている。

 著者自身が「読み飛ばしてもかまわない」と記している、現代物理
学における物質論を詳細に解説している第二章において、ここまで
奥深い内容を物理学的な正確さを壊すことなく平易に誰もが正しく
理解できるように記述していることには、大いに驚かされたものだ。
僕の知るかぎりでは、素粒子論を専攻する日本の理論物理学者の中で、
その難解な内容をここまで見事に噛み砕いて語れる人物は数人しか
いないのだが、彼らの誰かが「葦原瑞穂」というペンネームを使って
『黎明』を完成させたとは考えられなかった。何故なら、現代物理学
的宇宙論に続いて展開される、「普遍意識」を基礎に置いた人間存在
に秘められた特異な精神活動の数々についてのこれまた膨大な論考は、
とても一介の物理学者の力の及ぶところではない内容となっていたのだ。

(中略)

......。はたしてそんなスーパーマンが実在するのか大いに興味を持った
僕は、幸運にもその後しばらくして葦原瑞穂本人に邂逅することが
できた。そしてわかったのは、まさにそのような想像を絶する
「知の巨人」が本当にこの世に存在するということだった。......

(中略)

 だが、東京の四ツ谷で対談講演させていただき、......(中略)
......のを最後に、お目にかかることができなくなってしまった。
ちょうど一ヶ月後の(二〇一六年)十月二日の朝九時三十八分、
お一人で運転していた乗用車が中央高速道でタイヤのバーストによる
制御不能のため中央分離帯や路肩に激突し、
この世を去ってしまわれたのだ。

(引用終了)


 上記は物理学者の保江邦夫先生の新刊『神の物理学』(海鳴社)
冒頭を飾る「葦原瑞穂追悼の言葉に代えて」から引用させていただい
たものです。そして、世界でも最高水準の物理学者である保江先生が
驚くほどの物理学の知識が披露されている『黎明』を、日本で最初に
ノーベル物理学賞を受賞された湯川秀樹先生から教えていただいた
「素領域理論」を使った解説で読むための副読本にするという思いで、
『神の物理学』を出版されたということが書かれています。

 上記の引用の中に出てきた東京の四ツ谷での対談講演というのは、
にんげんクラブ主催で3年ほど前に行っていただいたものです。私も
その場にいて、多分、その後主なメンバーだけでワインを飲みに行っ
たのが、私が唯一葦原先生にお会いできた機会でした。『黎明』は、
葦原先生にお会いする前に読んでおこうと思ったのですが、あまりの
レベルの高さに冗談ではなく読了するためだけにホテルに籠もったこ
とを懐かしく思い出します。

 現在『黎明』の増補新版が太陽出版から新しく出されています。
装丁がほとんど同じなので、中身もあまり変わらないのかなと思って
いたのですが、にんげんクラブの重冨さんから勧められて読んでみる
と、増補が間にあった部分は大幅に内容が変わっている感じがします。

最初に『黎明』が世に出されたのが2001年のこと。それからいままで
で、私たち人類というか、少なくとも『黎明』を手に取る読者の意識
がずいぶん進んだようで、かなり思い切った「普遍意識」のお話が
書かれていることにびっくりしました。

 個人的に少し嬉しかったのは、3年前にはホテルに籠もって集中しな
ければ読めなかった内容が、今回は2週間強かかりましたが、日常生活
や新幹線の中(じっくり読むためにグリーン車に乗ってしまいましたが)
で読了したことです。普遍意識はまだまだですが、私の意識のレベルも
少しは進んで、ある程度の内容の理解ができるようにはなったのかも
しれません。

もうひとつ、保江先生がおっしゃる物理の部分については、とても親し
くなった『いざ高次元世界へ』(きれい・ねっと)の著者である周藤
丞冶さんにいろいろ教えてもらっているおかげだとも思いますが、
葦原先生はこんなに噛み砕いて書けたのだなあと理解できるようになっ
ていて、自分でもびっくりしています。

 3年間に読んだときの感想は『ヒマラヤ聖者の生活探究』を読んだ
ときと同じ感覚で、個々の内容は噛み砕かれていて難しく感じないの
だけれど、概念的に理解するのは本当に大変だというものだったので
すが、『黎明』でググってみるとはせくらみゆきさんのブログがヒット
し、その内容を読んで私の感覚も間違っていなかったのだなあと安心
しています。

 変な言い方ですが、この『黎明』は、もし読めなくても内容が分か
らなくても、手元にあるだけで人生が変わる本だと感じます。旧版を
読まれた方もそうでない方も、これから私たちが創りあげていく普遍
意識に基づく世界観をこんなにピュアに分かりやすく書かれた本は、
多分二度と出ないと思いますので、ぜひ挑戦してみていただければと
思います。

そして、文系読者には難しい内容にはなっていますが、保江先生の
『神の物理学』にもぜひ挑戦してみてくださいね。

 



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