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超意識の目覚め

いま、私が最も興味を持っているのは、人工知能(AI)がどんな世の中
をつくるかということです。読者の皆さまにはあまり興味がない話題だ
ろうなあと思うのですが、かなりネガティブな将来になるかもしれない
大きな問題だと思っています。

私が心配していることを一言で言うと、万物の霊長が人類からAIに取っ
て代わられる可能性があるということです。「車いすの物理学者」とし
て有名なイギリスのスティーブン・ホーキング博士は「AIやロボットが
人間の手を経ないで自ら進化できるというステップに達したとき、AIが
人類と同じような目標を持っているかどうか分からない」と述べていま
す。人類は人類の発展や地球の平和(本当にそうかな? という気もし
ますね)を考えて地球をリードしてきたが、AIは何を目標に世界を経営
するのか分からないというのです。

それ以前に、AIが人類を超えるなどということが実際に起こるのかと思
われるかもしれませんが、科学者の間では遅かれ早かれ間違いなく起こ
ると言われており、私もその通りだと思うし、回避する方法は基本的に
はないと思っています。それが危ぶまれるほどAI の研究が進んだ段階で、
科学者がこれ以上の人工知能の研究や開発をストップすることに合意す
ればいいではないかという簡単な解決方法を思いつきますが、それはで
きないと思うのです。

AIは世界中で研究されています。一番多くこの分野に投資しているのは、
軍事関連の研究所や企業です。残念ながら、最先端の技術は軍事面で進
歩してそれが民間利用されるという経緯で普及していくのが現在の仕組
みです。インターネット技術も最初は、当時のソ連からアメリカ軍の中
央集権的なコンピュータシステムに対して攻撃がなされたときに、それ
をかわして、世界各地に分散しているコンピュータを経由して情報交換
をするために考えられたものです。いまや、インターネットなしの世界
などは考えられませんが、アメリカで一般にインターネットが使われる
ようになったのは1990年代初頭、日本では1990年代の後半になってか
らです。

最初の頃は、メール送信のための電話回線がなかったので、会社のFAX
回線を一時的に借りて送受信をしていたことを思い出します。当時、私
は船井総研の子会社の社長をしており、インターネット回線を引くほど
の設備投資をする状況ではなかったのですが、それほど頻繁にFAXの送
受信をしている状況でもなかったので、それを利用していました。そこ
までしてインターネットを使っていたのは、日本よりも進んでいたアメ
リカの友人とメールのやり取りをするためでした。それがいまでは街中
にwifi回線があって、海外旅行をしたときの最大の関心事がどうしたら
ネットにつながれるかというような時代になっているのですから、あら
ためて考えてみるとびっくりします。

20年ほど前に、大手通信会社の研究所が開発した最新技術を、一般に
普及させるためにはどうすればいいかというマーケティングの仕事の
メンバーになったことがあります。研究所の人が自慢気に「なんとテレ
ビの30分のアニメ番組がインターネットを使って送れるようになったの
です」と言いました。船井総研側のプロジェクトのヘッドがそれをダウ
ンロードするのにどれぐらいの時間がかかりますかと尋ねると、「たっ
た24時間です」と、これも自慢気におっしゃいました。技術的には革新
的なことのようだったのですが、24時間分の電話代を払って30分のアニ
メ番組をダウンロードする人はいないので、とても実用化はできないと
いう結論になりました。

それが、いまでは世界中の動画コンテンツを、通信費を気にすることな
くライブで楽しむことができるようになっています。私はクラシック音
楽を聴くことが好きなのですが、いま真剣にベルリンフィルの有料コン
テンツチャンネルを契約するかどうか悩んでいます。最近テレビを買い
替えたのですが、営業の人のトークに乗せられて、かなりいいスピーカー
を別売りで買いました。それでNHK のクラシック番組を聴くと、いまま
でとはまったく違う響きが楽しめます。

休日にそれを聴きながら、例えばインド哲学のようなちょっと難しい本
を読むと、いままでなら頭に入らなかったようなものが不思議とスラス
ラ読めました。そうなると、コンテンツを充実させたいという思いが出
てきて、探してみると世界最高峰のオーケストラであるベルリンフィル
の番組がライブ放送や、カラヤンや小澤征爾などの過去の演奏も含めて
楽しめるのです。もろもろ費用はかかってしまうのですが、おそらく契
約してしまうだろうと思います。

赤塚高仁さんから、そこまでして理屈道を究めなくてもいいじゃないか
と笑われてしまいそうですが、自宅にいる時間が多くなると家庭の平和
にもつながるのは確実で、軍事技術を転用したインターネット等のIT技
術が家庭の平和に貢献してくれるのは、ちょっと皮肉的ではありますが、
面白い流れだと思います。


話を人工知能に戻すと、AIが万物の霊長になってしまわないために技術
開発をやめるというのは、軍事的技術のための研究が進んでいるという
現状を考えると不可能なのです。アメリカや日本が研究をやめれば喜ぶ
のはロシアや中国です。だからそれを口実に世界の研究者は絶対に研究
をやめられません。また、研究者の本能としても、そこに素晴らしい成
果が見えているのに途中でそれを放棄することはできないだろうと思わ
れます。

AI が人類に代わって万物の霊長になるということは、私たちがチンパン
ジーの立場になるということです。もっとひどいことを想像すると、
例えば、ゴキブリといった害虫のような存在ということで駆除の対象に
なってしまうかもしれないのです。それならしぶとく生き残れるかもし
れませんが、ターミネーター等のSF 映画で表現されているのは、その
ような世界観だと考えると分かりやすいと思います。

では、それを止める手段は何かというと、私たちが神さまの方向に向
かって進化することしかないのではないかと私は思っています。ここで
言う神さまは、一神教の唯一絶対神ではなく、神道の八百万の神さまの
イメージです。万物に神性が宿っているとすれば、私たち人類も神性を
身につけて、絶対神(宗教的な定義を使わなければ、村上和雄先生が言
われるサムシンググレートと考えてもらってもいいと思います)の願い
にほぼ完全に適う存在に進化していかなければいけないのだとイメージ
しているのです。

そうなれば、AIが万物の霊長になるというのは、バーチャルリアリティ
の世界になっていくと考えられますので、私たちの本質はそこに絡め取
られることなく、神さまたちがつくり上げているサムシンググレートの
意向に適っているという面で、よりリアルな世界に昇華していくことが
できるのではないでしょうか。にんげんクラブ的にちょっと飛躍すると、
私たちにサポートの意識を送ってくれるより高次元の宇宙存在たちは、
すでにそんな世界に生きているのだと思います。

そして、そのためにいま必要なのが「舩井フォーラム2017」のテーマで
ある「超意識の目覚め」なのだと思います。私たちは本当は独りではな
くみんなと繋がって生きている存在です。超意識は個人に備わっている
意識ではなく、みんなが繋がっている意識なのです。例えば、超意識レ
ベルのデータベースのことをアカシックレコードと言い、それにアクセ
スできるようになるとあらゆる叡智を使いこなせる道が広がってきます。

いままでは、にんげんクラブでこのようなことを言ったり書いたりして
いても、どうしたら具体的にその世界が見えてくるのか分からなかった
のですが、IT技術やAI技術の進歩のあまりにも速い速度を見ていると、
私たちが精神性さえ高めていけば、そんなことが簡単にできる時代がも
うすぐそこにまで来ている実感が出てきました。

精神性が高められなければ、AI を万物の霊長とするバーチャルリアリ
ティの世界に絡め取られて、人類はよくてチンパンジー、悪くすれば
ゴキブリのポジションになって生きていかなければならないということ
になります。そうなってしまうのか、それとも超意識を目覚めさせて神
さまとして生きていくのかの分水嶺に、いまの私たちは立っているのだ
と思います。パラレルワールドの岐路に立っているイメージです。

私は神さまの世界を選びたいと思っています。そして、同意してくれる
皆さまと一緒にその世界に行くために、Kan.さんとともに
「舩井フォーラム2017」で、私たちの超意識を目覚めさせて行きたい
と思っているのです。これに共鳴していただける皆さまはぜひ9月に横
浜にお集まりください。

最後に蛇足になりますが、私は決してバーチャルリアリティの世界が悪
いとは思っていません。若い人たちを見ているとすでに彼らは十分その
世界に適応しているように感じますし、とても楽しんで生きている人も
確実にいるように感じます。

ただ、残念ながら私はとてもバーチャルな世界には対応できないだろう
と思いますし、同じ感覚の方は少なくないと思うので、そんな私たちで
も安らかでホッとできる、楽しく生きられる世界があればいいなと感じ
ているだけなのです。

これも皮肉なことですが、いままでの船井オープンワールドや舩井フォー
ラムはスピリチュアルな世界をバーチャルにつくって皆さまに提供して
きたのですが、今年からはバーチャルな世界を逃れるための催しに進化
(?)していくように感じます。世の中は、どうもそのような入れ子で
進歩していくのかもしれませんね。




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