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世界の終りの歩き方

 
 父も大変親しくお付き合いしていた瞑想の第一人者に原久子先生
います。原先生は、日本における精神世界の黎明期と言える昭和の時
代に、精神世界を学ぶ多くの方に大きな影響を残した高橋信次先生の
直弟子です。

 そんな高橋先生を父も信奉していたようです。舩井幸雄記念館の2階
の父が晩年暮らしていた書斎件寝室の本棚は、父が死亡したときのま
まの状態で展示をさせていただいているのですが、そこには『心の
原点
』(三宝出版)をはじめ高橋先生の本が3冊置いてあるのです。
同じ書棚には父が一番好きだった「ヒマラヤ聖者の生活探求」シリー
ズや「相似象」シリーズが置いてありますので、日々手に取って一番
参考にしていた本であったのだろうと推測できます。

 そのせいもあって、父は原先生のことを大変尊敬していました。や
はり父が大変尊敬していた新体道創始者の青木宏之先生とご一緒によく
父の所に訪ねてきてくださっていました。多分、父は高橋先生にお会
いしたことはなかったと思いますが、だからこそ原先生とお話しする
のを楽しみにしていたのだと思います。

 先日、熱海の舩井幸雄記念館に原先生とH・M・A(Hara Meditation
Academy)株式会社
の最高経営責任者CEOに就任された松田元さん
ご案内させていただく機会がありました。松田さんは現在33歳ですが、
昨年の4月に『世界の終わりの歩き方』(双葉社)を出版されています。
同書の帯には「32歳にして年収13億!」という刺激的なコピーが載せ
られていて、お金の専門家で若手経営者である松田さんと真我実現の
原先生の組み合わせが不思議なのですが、お話をしているととても深
い所で共鳴されていて、祖母と孫ほどの年齢差があり、分野も180度
違うお二人の息がぴったりあっていることに驚かされます。

 ちなみに、『世界の終わりの歩き方』は、32歳にしてどうしてこんな
に的確に世の中の仕組みが分かっているのだろうという「ザ・フナイ」
も真っ青になるぐらいの深い内容が書かれています。松田さんより若
い人たちを対象に書かれている本ですので、言葉遣いは刺激的ですが、
さすがに父の本を50冊以上は読んで、舩井幸雄の考え方を誰よりも深
く腹に落とした自信があると豪語されるだけのことはあると思います。

 また、松田さんの『レジリエンス経営のすすめ』(日本地域社会研
究所)は打って変わって学術的な経営書で「ぶれない軸」と「柔軟性」
で経営のゴーイングコンサーン(継続性)をいかに保つかということ
が真面目に論述されていて、これはいまの時代の心ある経営者にとっ
ては必読書ではないかと思います。33歳の松田さんが見ている世界と
52歳の私が見ている世界の違いが松田さんと話していると明らかに
なってきて、パラレルワールドの意味などについても解き明かされる
ので、両方の本をぜひ読み比べていただければと思います。

 松田さんは、父が3年前に亡くなったという報に接した時に、
「スティーブ・ジョブズの訃報に接した時よりも衝撃を受けた」と
言ってくださって、本当に父を愛してくれていたようです。お二人の
希望もあって、父のお墓参りにも行っていただき、その後、記念館を
母や佐野浩一館長の案内でじっくりと見学していただきました。

お墓参り.jpg

 お二人を熱海にご招待するにあたって改めて読み返した『世界の終
りの歩き方』。トランプ大統領になることなどもかなり早い段階で予
測されていた松田さんの、政治、国家、経済、平和、労働、家族、倫
理、SEX、ヒトという分野で従来の概念が完全に終わったというシビ
アな見方をすることの大事さに改めて気がついてきました。私たちは、
かなり追い込まれた世界にいます。でも、そこにどうしたら希望を見
いだせるかをポジティブに考えていきたいと思っています。

 舩井幸雄記念館では併設する舩井セミナーホール(レンタルスペー
ス イヤシロチ、父が元気な頃は毎月幸塾の集まりをさせていただい
ていたホールを復活させました)でそのための「一歩を踏み出す勇気」
というトークライブを6月3日(土)13時~16時の日時に開催します。

 お話しいただくのは、一般財団法人舩井幸雄記念館の理事も務めて
くださっている認定NPOテラ・ルネッサンス理事・創設者の鬼丸昌也
さんと佐野浩一。鬼丸さんは、世界を変える具体的な行動を一歩一歩
行っている先駆者であり、いままでの価値観が「世界の終り」を迎え
ているいま、必ず聞かなければいけない話を語っていただきます。

 そして、娘婿という身内ではありますが、舩井幸雄研究の第一人
者である佐野浩一との二人による、新しい価値観を広げていくため
のトークライブをぜひお聞きください。

参加費は3,000円。
ご参加いただく方のお名前、ご住所、電話番号、FAX番号、メール
アドレスお書きいただき、
舩井幸雄記念館(FAX:0557-83-1717)までお送りください。
また、お問い合わせは0557-86-5151の佐野
(佐野館長の妻で私の妹です)までお願いします。

重たい本や講演のご紹介ばかりになりましたが、
ぜひ舩井幸雄記念館の見学も兼ねてお越しいただければと思います。



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