« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »
足助 治朗 (著), 足助 照子 (著)
太陽出版
定価 1,700円+税
1年にひとつ、年を取ります。
これは誰でも平等です。
でも、健康状態はみんな違います。
病気や老化は、本当にしかたないのでしょうか・・・。
自然老化を医学用語では、「退行性変化」といいます。
避けられないものではあるけれど、
制御し、調整することはできます。
それには正しい食事と適度な運動、
これが一番効果的です。
「病気とは自由に動けないときの副産物である」
動くことで「退行性変化」を阻止し、
正常な細胞が活動できる方法を駆使しない限り、
病は心身を阻み続け、救いの道は訪れない。
病気を敵とみなすのではなく、
調和をとりもどすチャンスだと捉え、
自分の中にある自然治癒力を引き出す努力が大切なのです。
本著は、多くの体験に基づいていて、
自分の体は自分で守るのものだということを、
あらためて、実感しました。
症状によって具体的にどんな運動をしたらいいのか、
わかりやすく絵で示されています。
なるほど、これだけ動けたら、
みんな健康でいられるだろうなと思いました。
かなり大変だろう動きもありますが、
できないときはどうすればいいかも
きちんと説明されているので、
どんな人でも応用できます。
続けること、意識を持ち続けること、
これが一番大切です。
本著には、理論と体験があり、
続けていくためのいいきっかけになると思います。
ぜひ、おそばに置いてほしい1冊です。
(柴切)