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「2017年はどうなるか」

にんげんクラブの皆さまこんにちは。この会報誌がお手元に届く頃は、年末
も押し迫って忙しく過ごしておられる頃と思います。今月は新年号ということ
で、2017年の予測を勝仁会長からお聞きすることになりました。

ところで、この取材を行ったのは、10月の末でしたから、まだ米大統領選挙
の結果が出る前でした。そしてその時点では、日本の多くの方がそう予測し
たように、次の大統領はヒラリー氏になると勝仁会長は予測しておりました
ため、2017年はヒラリー氏が大統領になった後に世の中がどうなるか? 
と話が進んでいきました。しかしトランプ氏が次期大統領と決定してしまいま
したので、この時お話しいただいた予測は根底から覆されてしまったことに
なります。とはいえ細かい予測は別にしても、大きな流れの金融の仕組みの
お話はとても面白かったのでご紹介したいと思います。

お金が生まれる仕組み

お金が何でできているかというと、原価15円程度の紙でできています。なぜ
この紙に価値があるのかというと、信用があるからです。以前のアメリカは
お金を金に換えてくれましたが、ニクソンショックが起こってから金に換える
ことはなくなり、その代わりに国が紙幣を信用する仕組みを作って紙幣を発
行するようになりました。これを信用創造と言います。今のお金はどのように
信用創造されているのかというと、実は誰かの借金なのだそうです。誰かが
銀行からお金を借りるとお金が生まれ、返済するとお金がなくなります。

銀行の中だけで動いているお金と、銀行の外に出るお金は性質が違います。
銀行は、銀行の中だけで、お金が循環していきます。たとえばA 銀行→ B銀
行→C銀行→A銀行とお金が循環していくこと、これをインターバンク市場と
言うそうです。ぐるぐると循環させながら回っているお金で信用創造をして、
それが外に出て誰か銀行以外に貸し出したときにお金が生まれる仕組みに
なっています。この循環の仕組みを、銀行以外の人たちがやると、A社→ B
社→ C 社→ A 社と物を売って架空の売上を立てることは、循環取引と言っ
て虚偽記載で立件・摘発の対象になるそうです。

世界中の銀行が、インターバンク市場の中でぐるぐるとお金を回し続けてい
て、信用を創造しています。このインターバンクの中だけは、何があってもデ
フォルトを起こして信用を崩してはいけなかったのですが、日本は1997年
に三洋証券がデフォルトを起こして倒産してしまいました。

そこで日本は信用がなくなり、信用創造がつぶれてしまいました。そのため、
ジャパンプレミアムと言って、日本の銀行が海外から資金調達をする際には、
通常より高い利率を要求されるようになったそうです。

世界は、2008年のリーマンショックでこの信用創造が壊れました。

現在の日本が世界で一番国債が多いのは、今の日本人は1997年以降借
金をする人が少なくなったからだそうです。誰かが借金をしてくれなかったら、
お金が生まれず経済が回らないから、仕方なく政府が借金をしてくれている
のだそうです。リーマンショック以降は、アメリカも紙幣をたくさん刷って、国
債がどんどん増えてきているそうです。

お金を血液だと考えてみると

と、ここまで聞いてなるほどなぁと思いました。

金融、経済の話が大の苦手な私の解釈では、こんなふうになりました。私は
お金のことを、人体で言うところの血液のようなものだと捉えています。

すべてのものは、相似象だと思っているので、人体を宇宙にも地球にも応用
できます。お金が血液だったとしたら、脳とか、各種の臓器とか、血液を多め
に使う器官があったとしても、体じゅうに滞りなく、血液は循環したほうが良い
に決まっています。たとえば脳ばかりに血液が行ってしまうと、冷え性になっ
たり、がんができたり、最終的には脳溢血で死亡したりしてしまうことでしょう。

今のお金のシステムは、あるところだけに血液が集まり、あるところには全然
血液が流れない状態と言えます。

勝仁会長のお話をお聞きして、なるほどインターバンク市場というのは、心臓
のようなところなのだなと思いました。心臓が適切に働いているときは良かっ
たけれど、日本は1997年に、世界は2008年に心筋梗塞を起こした。そこ
で、バイパス手術をしたりペースメーカーを入れたり、輸血をしたりして、術後
の復帰に数年かかり、その後なんとか今までもたせてきたけれど、もう心臓と
体はボロボロですよ、という状態が今の経済なのでしょう。心臓のさらなる手
術は難しいから、末端の毛細血管や腸の細菌の力に期待してみようという視
点がクラウドファンディングやビットコインやairbnbやウーバーでしょうか。

このボロボロの体をなんとかするには、現状維持でいくか、死を覚悟しつつ
さらなる大手術にかけてみるか、意識の大転換をして不死鳥のごとく復活す
るか、いっそ一回死んで生まれ変わるか。

個人的には意識の大転換が一番良い方法だと思うのですが、皆さんはいか
がお考えでしょうか。トランプ政権は大手術を試みるかもしれませんね。

このようにお金を血液として想像してみることは、いろいろと応用できます。
必要以上にため過ぎていたら、毒素を排出する腎臓や肝臓が悪くなったり、
流れが滞りがちになったら動脈硬化になったり、金欠のときは貧血になった
りと、占いではありませんし正解もありませんが、一つの視点としては面白
いと思います。ちなみに私は万年貧血ぎみですから、こういう人の語る経済
の話はあまり信用しないほうが良いと思います(笑)。


これからどうするか

勝仁会長は、2017年は金融危機が起こる可能性が高いからぜひお金に
意識と愛を向けてくださいとのことでした。相場をしている人だけが困る小難
の金融危機ならばいいけれど、一般の人、特に社会的な弱者の人たちが困
る大難は、なんとしても避けたいものですね。

お金持ちの方のための資産運用のオススメのポートフォリオは、現金預金が
50パーセント。後は、ドルや株や不動産や投資信託など好きなものを持ち、
10パーセントは保険のためにお金を持つのが良いそうです。特に、金の硬貨
は1枚で、四人家族が1か月暮らせるだけの資産になるそうですから、10枚
持っていれば1年くらいなんとか暮らせるのだそうです。日本人はお人よしで、
隣で飢えている人がいるのに、自分だけ食べることはたぶんできないから意
味はないかもしれないけれど、手軽に持ち運べるし、子供にも引き継げて家
宝にもなるから、余裕のある人は金のコインを持つのが良いでしょう、とのこ
とでした。そして最後の10パーセントは、世のため人のために、若い人の支
援をするために使ってください、とのことでした。

お金とは、世の中の投票権のようなものです。安くて便利でばかりを求めた
結果、コンビニが増え、安全で安心な食べ物がスーパーから消えてしまいま
した。愛をこめ、心をこめて物を作り、売っている人から、愛を込めたお金で
買うことで、世の中を変えていけるとのことでした。これは一人ひとりが身近
なところからできる素敵な変革ですね。貧血ぎみの私も、今年はお金にも愛
情を向けて、大切に使いながら気楽に生きたいと思います。




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