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男女の会話の視点


こんにちは。こだまゆうこです。にんげんクラブ会員の皆さまにはいつも大変
お世話になっております。今月からにんげんクラブ会報誌がリニューアルしま
した。それに伴い、毎月ご好評いただいております舩井勝仁会長による巻頭
言を、勝仁会長に私がインタビューをさせていただき、それを編集して皆さま
にご紹介することになりました。
 
そもそもなぜこのような形になったかというと、勝仁会長はにんげんクラブ会
報誌のほかに、舩井幸雄ドットコムの原稿や、『ザ・フナイ』の巻頭言など、
また舩井メールクラブなど様々な文章を書いておられます。それらの締め切り
日時は重なることが多いため、『ザ・フナイ』の巻頭言とにんげんクラブ会報誌
の巻頭言が、似たような内容の文章になってしまうそうです。そこでにんげん
クラブでは少し変化を持たせるように、少し巻頭言の表現手法を変えてみよう。
女性性の時代だからということで、女性のライターである私に編集の依頼が来
たのでした。

正直に書くと、この依頼をいただいたときは、すごく難しい仕事だなと思いまし
た。お聞きしたことをそのまま書いただけでは、たぶん『ザ・フナイ』と同じよう
な記事になってしまうでしょう。
とはいえ私流に解釈してお伝えしてしまうのは巻頭言にふさわしくありません。
勝仁会長の表現したいことを巻頭言という大事な場で上手に書ける自信があ
りませんでした。そのような自信のない状態で取材に挑みましたら、喋るほう
も、聞くほうも、なんとなくうまく意思疎通ができていないような違和感が残り
続けて、非常に長く大変な取材となりました。取材の最後に、勝仁会長から
「もちろんこだまさんの考えを書いていいですよ。僕が喋ったことで違うと思っ
たことは、勝仁さんはこう言ったけれど、私は違うと思うと書いてくれていいん
です」とありがたい言葉をいただきました。当初から勝仁会長はそのつもりで
お話しくださっていたのでした。その言葉を初めに確認してから取材をすれば、
もっとこの取材はスムーズだったかもしれませんね、とお互いに笑いました。

さてそんな経緯とともに、にんげんクラブらしく、お互いに意見を出しつつお互
いを否定しない「寄り合い」のようなスタンスで、巻頭言をお伝えしていきたい
と思います。このインタビューはある意味で、男性性と女性性、左脳型と右脳
型の融合がテーマなのかもしれません。意見が違うことでお互いに対立が生
まれるのでなく、新た理解が深まることを祈りながら、今月からの巻頭言を
ご紹介したいと思います。

最近の勝仁会長がお気に入りの本はヘンリー・キッシンジャー氏の著書
WORLD ORDER 国際秩序』(日本経済新聞出版社刊)なのだそうです。
キッシンジャー氏は、今年で93歳という高齢にもかかわらず、著書を読むと
全く衰えが見られず文章も冴えわたっているようです。その話の流れから、
この世界はたった十数人が牛耳っているようだ、という話題になりました。
副島隆彦先生が著書の中で書いていらっしゃるには、今世界を動かしている
人とは、デービッド・ロックフェラー氏(101歳)、政治の右腕はヘンリー・キッ
シンジャー氏(93歳)、経済の右腕はポール・ボルカー氏(89歳)、この三人の
意向で世界の方針はだいたい決まるそうです。それにもう一人を付け加える
ならば、ジョージ・ソロス氏(86歳)とのことでした。どうしてこのように高齢の
方々が世界を動かしているのか......その答えは、勝仁会長の解釈によると、
50代、60代の年代の方々が、本来やるべきことをやっていないからだそうで
す。

そしてなぜ本来やるべきことができないかというと、戦後生まれの人には、世
界を経営していく、そんな非情なことができないからだそうです。創造には破
壊がつきものです。何か新しい秩序を創っていくには、既存のものを壊してい
かねばなりません。先進国にとって良かれと思ってやったことが、必ずしも他
の国や地球にとって良いことではないかもしれません。

舩井会長もよくおっしゃっていたそうですが、昭和の時代に大企業を創り上げ
ていくには、社会をより良く発展させていく実行力とともに、コスト削減や効率
重視など、ある意味では血も涙もないような非情な決断ができる人でなけれ
ば経営はできなかったそうです。世界の経営ともなると、もっと血も涙もない決
断ができなければその責任を担うことができないだろう......とのことでした。

そのように政治、経済のお話が深まっていきそうだったのですが、私があまり
にもつまらなそうに話を聞いていたのか、「この話題はあまり好きじゃないよう
ですね」と、そこで政治経済のお話は終わりました。

私は仕事柄、政治経済の様々な講演会を聞いてきましたが、どれだけ勉強し
ても政治経済に興味が持てません。私にとって、ディビッド・ロックフェラーさん
やその他の政財界のトップに立つ人は、本の中や講演会の中で顔写真を見
る人、という位置づけで、映画スターとさほど変わりません。

政治経済のストーリーの映画の主人公であって、私の人生の中に関わる登
場人物ではありません。
仮に同じ町内会に住んでいらっしゃるならば、もう少し興味も湧くとは思います
が、そういうこともありえないので、ふーん、という感想で終わってしまうのです。

世界が本当に十数人に操られているとしたら......ではその十数人はいったい
何によって意思決定をし、何によって操られているのでしょうか。

彼らは彼らで、良かれと思うことをやっているだけかもしれませんし、民衆を恐
れているのかもしれませんし、自己の利益ばかり考えているかもしれませんし、
単純に奥さんの意見を参考にしているだけかもしれません。自分の身の回り
で起こることから、いろんな情報を得ながら意思決定をしていることでしょう。

これを突き詰めていくならば、結局はほとんどすべての人が何らかの存在に
思考を操られながら生きていて、究極に世界を操っているのは「神だ」という
別の視点ではごく当たり前の答えに行きつきます。政治経済の話としては本
末転倒ですが。

すると、ロックフェラーさんとは会話をする機会がないから、神様にアクセスし
たほうが早いよね、という話のすり替えが私の脳内で起こり、世界を誰が牛
耳っていたとしてもどうでもいいじゃない、というような発想になるのです。
これでは会話が続くわけもないですね。

これは、勝仁会長と私がほんの数分話した際の例ですが、多くの男女の会話
は、このようにお互いが全く違った視点、論点で語り、話が噛み合いません。
男性脳、女性脳の違いなのか、お互いのことを、金星人だ、火星人だ、無知だ、
わからずやだ、と思いたくなるのも、納得なほどに考え方が違うのです。
これはどちらが良い悪いではなく、単に役割の違いだと思います。どちらもお
互いの視点を自分にはないものとして認め合い、尊重することができるときに、
新たなものが生まれるのだと思います。

今月は、実験的にこのような話題をご紹介しましたが、取材中はほかにも様々
な話題が飛び出しました。来月以降はもう少し盛り上がった話題をご紹介した
いと思います。勝仁社長によると、『WORLD ORDER 国際秩序』はかなり内
容が充実した面白い本だそうですので、ご興味のある方はぜひお読みください
ませ。また、今年の芥川賞に輝いた『コンビニ人間』村田沙耶香著(文藝春秋
刊)もかなり面白かったそうです。こちらは私も読んでみましたが、とても面白く、
いろいろと考えさせられました。ぜひお読みいただければと思います。

ところで話は変わりますが、10月15日、16日と『舩井フォーラム2016』が行
われます。
16日は、弘法大師空海について、多くの先生にご講演いただきます。また、
世界同時刻の祈りの時間には、パンフレットには掲載されていませんが、
はせくらみゆきさんにもご登壇いただく予定です。
この二日間を通して、皆さまの心の中の封印が拓かれて行くのかもしれませ
ん。とても楽しみなイベントです、ぜひいらしてくださいませ。



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