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潜象界と現象界をつなぐ


 熊本や大分の皆様はお元気にお過ごしでしょうか。にんげんクラブの会員
の皆様ならきっと乗り切ってくださると信じて、いつものようにウィークリー・レ
ポートをお送りさせていただきます。

 先日、久しぶりにKan.さんにお会いしました。2014年の「舩井☆SAKIGAKE
フォーラム」にご出演いただいて大好評でしたし、にんげんクラブでもセミナー
を開催させていただいたことがあるのでご存知の方も多いと思うのですが、以
下簡単にご経歴をご紹介させていただきます。



道教(タオ)に伝わる覚醒のための秘術「クンルンネイゴン」の正統な継承者。
長年にわたり呼吸法の実践指導にあたる傍ら、世界各地の偉大な覚者、神
秘家、シャーマン、武術家らと親密に交流を重ね、数々の秘術を体得する。
2005年、クンルン・マスターであるマックス・クリスチャンセン氏と運命的出会
いを果たす。2010年にはクリスチャンセン氏より、タオイストの究極の状態と
言われるゴールドドラゴンボディの達成を認められ、正式にクンルンネイゴン
マスターの称号を受ける。

 にんげんクラブでは、こだまゆうこさんがKan.さんやマックス・クリスチャン
セン氏のクンルンネイゴンのワークショップ等にたびたび参加して、その模様
にんげんクラブのHPこだまゆうこの熱海伊豆山通信」というブログの中
で紹介してくれています。一時期、こだまさんはちょっとこのお二人にのめり
込み過ぎかもしれないなと危惧していたこともあったのですが、改めてKan.
さんにお会いしてその魅力を再確認させていただきました。

 そこで、Kan.さんのいずれも2013年に出版されたご著書時空を超えて生
きる―潜象界と現象界をつなぐ
』(ナチュラルスピリット)と、『問題は解決す
るな
』(VOICE)を改めて読み直してみました。すると、3年前の私にはとても
理解できなかった深い世界に触れられていることが感じられました。もしか
すると、今回Kan.さんと再会できたのは、私にまたお付き合いさせていただ
く準備ができたからかもしれません。


   


 私は2013年ごろから、今の私たちにとって「次元の壁を超える」ことがとて
も大切であるということに気が付き始め、「舩井☆SAKIGAKEフォーラム」や
「舩井フォーラム」のテーマとして意識してきました。

 ちなみに今年の「舩井フォーラム2016」は残念ながら聖者サイマー女史に
ご参加いただくことはできなくなりましたが、これから5年ぐらいの間は平和を
実現するために大勢の人(象徴的に144,000人と言っています)で一緒に
「祈る」ことをテーマにしていきたいと考えています。


 特に今年は黙示録などの予言や、空海弘法大師が八十八ヶ所巡礼などで
四国に掛けたと言われている「封印を解く」ことを目的にしていますが、その
ための具体的な方法論もやはり次元の壁を超えることではないかと感じてい
ます。

 Kan.さんに、最近私が感じ始めている現象を認識と世界、見る方と見られ
る方に分けて考えると次元の変容が分かるようになるというお話をさせてい
ただいたところ、当たらずといえども遠からずですね、という感覚で、方向的
には間違っていないということを確認していただきました。

 そして、次元を超えて行く時に大事なのは、ゼロ次元の感覚というかゼロそ
のものになることだと思うようになってきたと言うと、ゼロになることとは、すな
わち潜象界に入ることですよというアドバイスをいただいたのです。「潜象界」
というのは、とても難しい概念のようです。『時空を超えて生きる』から引用さ
せていただきます。

(引用開始)

 思考と感情と肉体の奥にあるものを突き詰めていくと、自然に潜象界に行
き着きますが、そこにあるものを短絡的に、真我やアートマンと称してしまう
と、とたんに潜象界ではなく、「大いなるもの」になってしまいます。

 「大いなるもの」は、ぎりぎり潜象界を感知できますが、本来、潜象界は何も
感じないし、何もない世界ですから、実感することはありません。でもそれは
確かにあって、ぎりぎり潜象界を感じることのできる場所があるのです。

 アートマンが一人歩きすると、人はアートマンを追い求めるようになります。
でも、本当の意味でラマナ・マハルシ(1879~1950。インドの覚者、南インド
のティルヴァンナマライにある聖なる山、アルーナチャラで生涯を過ごす)と
共振するなら、アートマンも落ちなくてはいけません。

 ラマナは厳密にはアートマンとは言いませんでした。あったのは沈黙です。
「アートマンですか?」と聞くと、否定でも肯定でもなく、沈黙になって、共振す
るものだけがわかる世界になるのです。

 アートマンを追いかけるとどうなるでしょう?

 アートマンがわかったといって、陶酔世界に入ってしまいます。梵我一如の
世界は、人間が味わえるオプションの一つですから、体験してもいいのです
が、それが究極かといえば、それはやはりアートマン幻想であり、ラマナが
いちばん陥ってはいけないといっていた陶酔世界です。そこをもってすべて
とすると、いつの間にか陶酔世界の人になってしまうのは否めません。

(引用終了)


 どうも、「時空を越えて生きる」、つまり次元を使いこなすためには潜象界
が分からなければならないようです。改めてKan.さんの伝えてくださる世界
をじっくりと学んでいきながら、潜象界を感じ、それを表現していくことに挑戦
していきたいと思います。もはや誰にとっても他人事ではない地震のような
自然災害の際にも、この潜象界を使うことができれば、強い味方になるよう
な気がしています。




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