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許容される科学の範囲


 先週の土曜日、東京の駒込にある「ひのきの森 BMD東京サロン」で近藤
和子先生のお話をお聞きしてきました。いつも紹介しているとおり、近藤先生
は見えない世界のことを研究されてきた、舩井幸雄が最も信頼していた科学
者のお一人で、私も折に触れてじっくりお話を聞かせていただき、学ばせて
いただいています。

 お話の中で近藤先生は、先生が研究を始められた今から25年~30年ぐら
い前は、実際に生活に影響を与えてもいい科学の範囲は「化学」の世界まで
と、暗黙的に決められていたのではないかとおっしゃっていました。

 それ以上に進んだ物理学の範囲の科学を使って生活に影響を与えるよう
な製品を作ることは、市場に出ている既存の化学のレベルの製品に影響を
及ぼしてしまうためにタブーとされており、研究の範囲では許されても、生活
に影響を与えるような製品はまかりならない、という暗黙の了解があったよう
に思うとおっしゃるのです。また、2000年ぐらいから徐々にそれが許されるよ
うになってきたともおっしゃっていました。

 ただ、見えない世界的な解釈もよく分かっている近藤先生は、最先端の物
理学レベルの技術は、総じて環境に与える波長があまり良いものではない
のが問題だとおっしゃっています。確かに、私たちの生活は格段に便利に
なっていますが、いまはどんな環境にいても半導体や電磁波に囲まれた状
態になっています。飛行機や新幹線はもちろんのこと、地下鉄や自家用車
のレベルでも電子制御されているのです。

 たとえば、私は昨年新車に乗り換えたのですが、トンネルに入ったり夜に
なったらライトは自動で点灯しますし、ワイパーも必要になったら自動で動
きます。高速に乗るとクルーズ機能を使えば、アクセルやブレーキを使うこ
となく自動的に周りの動きに合わせてスピードを調整してくれる機能まで付
いています。とても便利なのですが、その内に基本的な車の使い方を忘れ
てしまいそうな気がしますし、もちろんすべてはコンピュータが制御してくれ
ているわけですから、車に乗っているときは半導体と電磁波に囲まれた空
間に居ることになります。

 もう一つ怖いのは、自然災害等でエネルギーの供給が止まったらひとたま
りもないということです。いまの暮らしはほとんど半導体によって支えられて
いますので、電気がこなければ何もできないことになります。

 何年か前にリフォームした我が家のトイレには、用が済めば自動的に水洗
してくれる機能がついています。逆に言うと、電気が止まったらトイレを流す
こともできなくなるということです。普段はメチャクチャ便利ですが、ホテル等
に居る時に流すことを忘れそうになることや、いざというときにはどうしたらい
いかという問題は残るというわけです。

 そして、これはにんげんクラブの皆様にはご理解いただけると思いますが、
それらの電磁波が身体に与える悪影響は、かなり深刻なレベルになってい
ると思った方がいいということです。だから、それに対する自衛の措置をとら
なければいけないのですが、もはや個人の生活レベルというよりも、地球環
境全体に影響を及ぼす科学技術の許容量が格段に増えている分、もっと大
きな生活環境にマイナスの負荷がかかっているというのが現実です。

 それを根本から改善していくのがBMDの技術であり、これからもBMDの講
演会やびっくりを体験するツアーなどを企画して、皆様に本物技術を体感し
ていただこうと思っています。

 近藤先生は許容される科学の範囲がどんどん広がっている実例として、医
学の分野で腸内フローラの研究がすごい勢いで認められつつあることをご紹
介してくれました。今年の2月22日のNHKスペシャルで紹介されたことがとて
もエポックメイキングなことだとおっしゃっていましたが、腸内細菌を応用した
医学分野の研究が目覚ましい発展を遂げているそうです。

 これは、いままでの医療技術、特に製薬業界の既得権益に対して大きな挑
戦になる分野なのですが、これ以上の医療費の増大に社会が耐えられなく
なってきたことは明らかなので、国もやっと大きな社会のレベルでこれらの技
術を許容することが決まり、それがNHKスペシャルでの発表に繋がったので
はないかというのが近藤先生のご意見でした。私も、それはうなづけると思っ
ています。

 父もよく紹介していましたが千島喜久男先生の千島学説は50年以上前に
提唱されていましたが、長い間メジャーな学会やマスコミからは見向きもされ
ませんでした。それが、腸内フローラという言い方で認められつつあるという
ことは、大きなびっくり現象だと言っていいのだと思います。

 こういった、社会がどこまで科学技術を許容しようとしているかということを、
考えながら行動していくことも大切なことだということを感じられた有意義な
1日でした。皆様も機会があったらぜひBMDの門を叩いてみてくださいね。


ひのきちらしa.jpg   ひのきちらしb.jpg




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