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昨日は午前から夜まで、四ツ谷セミナールームにて、リンポチェ様のフォローアップセミナー、祝福の儀式、講話と瞑想会がありました。めったにお会いすることができないリンポチェ様と、こんなにも長い時間過ごすことができて、とても贅沢で幸せなひと時です。
午前のフォローアップセミナーでは、前回教えていただいた薬師如来のマントラを唱える方法をより詳しく教えていただき、午後からの祝福の儀式では、ご参加の方一人ひとりが、リンポチェ様から祝福していただきました。
この儀式は、高僧しか受けることが許されないほどの儀式なのだそうです。「自分は生まれ変わってもまだこれを受ける資格がないのに、なぜ日本人にこの儀式を行うのですか」と泣いて止めようとした修行僧もいるのだとか。「今の日本人は、この儀式を受ける段階にあるのですよ」とリンポチェ様はおっしゃったのだそうです。
このようなお話を聞いた後に、通訳をしてくださる福田典子さんは、「はじめて受けた時に涙が溢れました」とおっしゃっていたので、どれだけすごい儀式だろう!と期待しまくっていました。ビビビと電気が流れるような、何かすごいことが起こるかもしれない、と待っていたのですが、儀式が終わっても、ありがたい気持ちはいっぱいになったけれども、これといって大きな変化はありませんでした。
なるほど、この儀式はマイルドな変化なのだなぁ、よくわからないけれど、見えない世界では何かあるのだろうな~、というような感想だったのですが・・・・・。そのように納得して、期待を手放したら、飲んだ薬があとからジワジワと効いてくるかのように、いろいろなことが変化していきました。
その後の講話と瞑想会では、講話の途中からなぜだか涙が溢れてしまって止まらなくなりました。リンポチェ様の講話はたしかにすばらしいけれど、講話の内容に感動して涙が出たわけではありません。英語で話されているし、英語のその意味を訳していただいて頭で理解する前に、言葉ではない理解というかひらめきのようなものが突然スっと頭に入ってきて、もうまったく我慢のできないほどに泣けてくるのです。
音は出ないけれど、ズドーンと何かが爆発したような感じで、思考では、あらら?私はどうして泣いているのかな?でもどうしよう涙が止まらない・・・ということを考えるのがせいいっぱいで、その後はただただその涙と感動に漂うのみでした。瞑想の時は、これが本当に瞑想かしら?今までの瞑想って何だったのだろう?と思うほどに、ずっと泣いていました。
ハートの容量がぐーーーっと大きくなったような気分で、目の前にいる人すべてにハグしてまわりたいくらいの気持ちでした。
この会を企画してくださった新谷直恵さんは「ゆうこさん、溶けたのね。良かったわねー」と優しい言葉をかけてくださいました。確かに何かが溶けたのかもしれません。
すごいすごいとは聞いていたけれど、やっぱりすごいなと思ったリンポチェ様の祝福の儀式でした。
それにしても、世の中にはその場にいらっしゃるだけで気づきを与えてくださるようなすばらしい方がたくさんいらっしゃいますね。そんな方々を、皆様にご紹介できるお仕事ができて、とても幸せだなぁと思います。
リンポチェ様のように、私もなるべくまわりの人に良い影響を与えられる人になりたいと思いました。まずは自分から愛を表現できる人になりたいです♪
(と言いつつ、これだけすばらしい気づきがあった数時間後には、ついしょうもないことで夫にイラっとしてしまったりして、やっぱり自分は凡人だなぁ、気づきは一瞬だけど修行は一生だなぁ、と反省したりしていました(^O^)日々、気づきと修行の連続ですね。)