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放つ―内観共振法に至る

こんにちは、にんげんクラブの柴切です。

今回は大野一道先生の「放つ―内観共振法に至る」を
ご紹介します。


放つ.jpg


大野 一道 著
きれい・ねっと 刊
定価:1,500円+税

大野先生は声楽家です。
その前に「このままいくと人類は百年以内に滅びると科学的に証明されている」ことに
大きな危機感を持った人間でした。

何かできることはないかと、
声楽家として表現の根源である心と、媒体である声とは何かを求め続けた結果が、
ここに記されています。


 「放つ」ことによって人類の未来は開きます。
「放つ」とは「一(いつ)」に至ること。

この道筋を明確にしようと、東洋の先人は修行を積み、西洋の科学は発展を続けましたが、
未だに明確になっていません。

大野先生は歌うことを通して、心は空間、すなわち宇宙であり、
声は心の表れであると、実感したのです。

私も歌が大好きです。
不自然な力が抜けて自然に声が出せた瞬間、声が変わるのが実感でわかります。
これがなかなかできないのです。


人間以外は自然と常に調和しているのに、人間だけが調和できないのは、
すべてが人間の視点から始まっているからだと、大野先生は指摘します。

人間が存在する前に、宇宙があるのです。始まりは宇宙。

宇宙自然と調和しなくては、うまくいかないのが当たり前なのです。


本著の後半では、大野先生が経験から生み出した、シンプルに椅子に座ったままできる
修練法がたくさん紹介されています。

特に、母音の方向性は感動です。

「ア」は天頂に届く響きで「A」のイメージ。

「イ」は天地を結ぶ響きで「I」のイメージ。

「オ」は全方向に共振する響きで「O」のイメージ。

アルファベットは表音文字で連動しているのだそうです。


私も一回、実際にご指導いただきましたが、
ハミングを中心に声を出しながら骨盤を移動する、ちょっとコツはいりますが、
簡単で楽しい修練法でした。

でも大野先生が繰り返し強調するのは、
「方法論になってはいけない」ということです。
方法論になったら始まりが自分になってしまい、宇宙自然と共振できないのです。

自我意識を放ち、宇宙と一つになる感覚を取り戻すこと、
それが、人間が生き残れるたったひとつの道なのだと感じました。


危機感を共有するためにも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 
大野先生のセミナー、大好評、第2回が開催決定しました!!

第2回 大野一道先生 「内観共振法」 講演と実技

●日時:2014年6月24日(火)

受 付:18:00~
講演と実技:18:30〜20:30
(休憩10分あり)

●会場:船井本社セミナールーム6階

千代田区麹町6-2-1 麹町サイトビル6F

●参加費:にんげんクラブ会員・・・・・・6,000円
       一          般・・・・・・8,000円 

詳細:お申し込みはこちらから
http://www.ningenclub.jp/blog01/archives/2013/10/inp.html



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