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今月のにんげんクラブ ~3月号~

 ご存じの方も多いかもしれませんが、舩井幸雄が平成26年1月19日午後10時1分、
熱海の海がきれいに見える病室で永眠いたしました。81歳でした。危ない状態であ
ることは本人も認識しており、自分なりの死生観もできていたのだろうと思いますので、
納得の上での大往生でした。でも、残された家族にとってはあまりにも早いお別れに
なり、なんとも言えない不思議な気持ちがしております。

 以下の文は、他界する前にそんなことは思いもしない時に書いたものですが、ザワ
ザワの主な原因はもちろん父の入院でしたので、少しおかしいところはありますが、
そのまま掲載させていただきます。

 また、この場をお借りしてにんげんクラブの皆様から、故人にいただいた生前のご厚
誼に対して熱く御礼を申し上げ、謹んでお知らせさせていただきたいと存じます。

 先々月の巻頭言でアセンションは起こったという私の意見を書きました。舩井幸雄も
同じ意見ですが、やっぱりそれでもというか、それだからというかどちらにしても世の中
はますますザワザワしているように思います。

 お金のことをメインテーマにしている福本伸行さんの『賭博黙示録カイジ』というコミッ
クがあります。実写版の映画にもなりましたのでご存知の方も多いと思いますが、私は
コミックをほとんど読まないのですが、船井という登場人物がいるので随分前からこの
コミックのことは知っていました。そして、主人公がとてもまずい状況になってくると漫画
特有ですが、ザワザワという言葉が擬態語で使われて、それが分かるように工夫され
ています。

 いま、私が感じているのはこのコミックで主人公が感じているようなザワザワという感
じなのです。スピリチュアルなことを遠慮なく話せる友人から昨日(1月の初旬のことで
す)電話がかかってきて、「精神世界で大地震のような大きな揺れを感じている。地震
で言うと横ではなく縦揺れで、あと7、8日続く様に感じる」と教えてくれました。

 こういう状況になると、新しい世の中に対応するための準備がまだできていない私た
ちにとっては、とても大変な現象がいっぱい起こることが予想されます。対処法は起こっ
た現象に一喜一憂することなく、どっしりと構えていることだと友人は教えてくれました。
この巻頭言を皆様が読んでいる頃には、彼女が言った縦揺れはもう収まっていますが、
今年はこんな現象が繰り返すことが予想されるので、なるべくジタバタせずに慌てない
ことが大切だと思います。
そして、それぞれの現象はとっても大変なものが多いと思いますが、マクロに見ればい
い方向に向かっている現象だということも言えるのだと思います。

 実際に私の周りでも、個別に見るといろいろ大変な現象が、年が開けてから続けて
起こっています。友人から電話をもらう直前まで、いちいち反応して疲れてしまっていた
のですが、やっと開き直れて大きく受け止めようと思うことができたタイミングだったの
で、とても心に響きました。有意の人である、読者の皆様にもきっと私に起こったような
一見大変なことが頻発する(している)可能性が高いと思いますが、大きくどっしりと受
け止めていただければ、乗り切れない試練はやってこないので、安心していただけれ
ばと思います。

 話は変わりますが、昨年のにんげんクラブ関西大会の時に出版した私の著書『舩井
幸雄が一番伝えたかった事
』(きれい・ねっと)で困ったおじさんに愛を理解してもらう
のが私の役割だと思うということをあとがきに書きました。もちろん、私もその困ったお
じさんのひとりなのですが、おじさんにはおじさんの良さがあることに、いま思いが至っ
ています。それは、おじさんたちが一生懸命働いて、現実的な経済活動を進めてきて
くれたおかげで、いまの私たちの豊かな暮らしが築かれたという当たり前のことです。

 お正月休みにビジネス本やお金に関する本を随分読みました。一番、心に響いたの
がウォルター・アイザックソン著『スティーブ・ジョブズ』(講談社)です。私は1988 年に
アメリカに留学した時にはレポートを提出するためのワープロとしてマッキントッシュを
使っていました。中古のもので、プリンターまで付けて1000ドルぐらいだったような気
がしていますが、いまから比べるととてもシンプルなゲームがついていて、いつもそれ
で遊んでいたのを思い出します。
 日本に帰ってきてからは、PC は仕事でしか使っていませんのでWindowsですし、
スマホもあんまりよくわかっていませんが、ずっとdocomoユーザーですのでアンドロ
イドを使っています。また、音楽は要らない生活なのでipodも使っていませんので、そ
れ以来アップルの製品は使っていませんでした。

 また、資本主義はもうすぐ終わると思って生きていますので、資本主義の最先端を
走っているスティーブ・ジョブズの生き方はほとんど関心がなく、この本も気になっては
いましたが、愛を考えるにんげんクラブのテーマからは離れていると思って読んでいま
せんでした。でも、読み始めると、あっという間に引き込まれてしまって、食事をするの
ももどかしいぐらい集中して読みました。

 舩井幸雄は、スティーブ・ジョブズは偉大な人物だが電磁波の問題があるIT 機器を
普及させてしまい、そのカルマのために彼自身が病気になって早逝することになった
のではないかという意見を持っています。それはそうかもしれませんが、ここ5年ぐらい
の間に彼が創りだしたものが、私たちの暮らしを大きく変革させたのは間違いのない
事実で、これはもう後戻りできないのだと思います。そして、そうだとするならば電磁波
の問題を解決して、私たちは明るい未来を考えていかなければいけないのだと思いま
した。

 スティーブ・ジョブズが私たちにスマホを残してくれたように、舩井幸雄は私たちの意
識の力があれば、電磁波の問題も含めて解決が難しいと思われている問題が実は何
とかなるのだということを残していったのだと思います。意識の力はものすごく、それが
集まった集合意識を正しい方向に向けることができればどんなことでも可能になるのだ
と思います。

 舩井幸雄はにんげんクラブの皆様が回しはじめていただいているうずを、あちらから
ニコニコと見守っているに違いないと思います。
ワクワク楽しみながら、皆様と一緒に活動を続けられることに、いつも心から感謝いたし
ております。




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