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涙腺を鍛える


伊勢集合.jpg


 先週の週末はにんげんクラブの伊勢ツアーに参加しました。
私は東京で所用があり、参加できたのは夕方の講演会からだったのですが、
私が参加する前にバスの中で講演してくださった赤塚高仁さんの話がとても好評でした。
実は私はまだ赤塚社長のお話をじっくり聞いたことがないので、今度機会を
作ってゆっくりと聞かせていただきたいと思っています。

 2日目は外宮、内宮、猿田彦神社の正式参拝をさせていただきました。
私は内宮に正式参拝したことは何度かあるのですが、1日に3度の正式参拝は
やはり格別な気分になりました。
にんげんクラブの小川社長の直感から実現した出雲と伊勢のツアーは
やはりとても大事な役割を果たせたのではないかと思っております。

 そして、そのご参拝に修養団の伊勢青少年センターの道場長を長年務め、
40万人以上の人に人間としてのあり方や人としての生き方を教えてこられた
「伊勢の父」と呼ばれている中山靖雄先生の奥様である中山緑先生が
同行してくださいました。
そして、参拝する意味や作法などを教えていただきました。


中山緑先生.jpg
   (中山緑先生)


私は、激動の時代に突入したいまだからこそ、日本人として何を大切にして
いかなければいけないかをしっかりと感じていかなければいけないことを
緑先生のお話を聞いて改めて気付くことができました。

 中山先生の著書「すべては今のためにあったこと」は、何度もあった出版の話を
ずっと断り続けて来られた、中山先生の待望の著書ですが、
映画「1/4の奇跡」の入江富美子監督のご紹介でにんげんクラブ会報誌の
インタビューをまとめた兒玉裕子さんが海竜社の編集者をご紹介したことが
きっかけで生まれた本です。

 この本はいい本ですよ。何度も読み返すと読み返す度に新たな発見があり、
心に沁みていきます。40万人の聴衆が感動して涙した中山先生のお話と同じ
ように涙なしには読み進めません。中山先生や緑先生のお話にはどこにも
特別の話や不思議な話はでてきません。人間としての当たり前の話を淡々と
教えて下さるのですが、当たり前のことを徹底的に心を込めてやることの
大切さを知った多くの人の人生が大きく変化したのです。

にんげんクラブの昨年の6月号には中山先生や緑先生、それに入江監督に
インタビューした記事が載っていますので、お手元にある方はぜひお読み
いただければと思います。

 涙なしには読めない本というと、志賀内泰弘さんの
ようこそ感動指定席へ! 言えなかった「ありがとう」』を最近読みました。
中日新聞に連載されている読者の投書を元にした志賀内さんのコラムをまとめた
本ですが、このせちがらい世の中で、ほのぼのとした出来事をこれだけ心温まる
筆致で表現できる作者は他にはいないと思います。

 心がすさんでいる時に、中山先生やたくさんある志賀内さんのベストセラーを
読むと、きっと心の温もりが戻ってきて、とてもいい波動を出せるようになるのでは
ないかと思いますし、皆さんがこれらの本によっていい波動を出して、心の平穏を
取り戻すことが、本当は世界平和にとって一番大事な第一歩を踏み出すことに
なるのではないかと感じます。

 話は変わりますが、最近はお酒を飲んでいないこともあり、本質的な静寂の
世界を体験してみたいという欲求が強くなっています。いまの時代は仙人の様に
山に籠って悟るのではなく、日常生活で仕事や家庭の事をきちんとやりながら、
本質を体験することが大事な時代になってきているように感じているからです。
いろいろ試行錯誤しているのですが、あまり感情に振り回されないようにする
ことを最近はテーマにしています。

 お恥ずかしながら、私はとても涙もろいところがあります。子どもが小学校の頃、
国語で教科書を読んでそれを両親にチェックしてもらいなさいという宿題があった
のですが、戦争の悲しい話を息子が別に感情を込めて読んだわけでもないの
ですが、それだけでも泣いてしまうほど、当時は感情の起伏が激しかったことを
覚えています。いまは、恐れや怒りなどのネガティブな感情はもちろんのこと、
感動などのポジティブな感情もなるべく淡々と受け流していきたいと考えています。

 つまり、涙腺を鍛えるトレーニングをして結構上手くいっていたのですが、
この志賀内さんの『ようこそ感動指定席へ!言えなかった「ありがとう」』には
やられました。帯に人前では読まないほうがいいですよ、とわざわざ注意してくれて
いるのですが、電車の中で読んで大変なことになってしましました。
しかし、感情があって人間なのであまりこだわり過ぎるのも良くないなと、
おかげさまで思えるようになりました。

 「感情豊かでありながら、本質的な静寂も知っている、そんな人間に私はなりたい」、
と思うようになったのです。


水屋神社1.jpg    伊勢外宮1.jpg    伊勢内宮3.jpg      
   (水屋神社)             (伊勢神宮 外宮)          (伊勢神宮 内宮)




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