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今月のにんげんクラブ ~7月号~

 4月27日にワクワクミロクフェスティバル(にんげんクラブ愛知大会)が無事終了
しました。残念ながら集客に苦戦して、関係者の皆様には多大なご迷惑やご心労を
かけてしまったこと、責任者として心よりお詫わびさせていただきます。私の思いの
中では絶対に失敗しない枠組みを決めてスタートしたのですが、皆さんの強烈な
思いの調整にもっともっと私自身が関与させていただかなければならなかったと
反省しております。反省はしなければいけませんが、愛知支部のみなさんがつくり
上げてくださったイベントなので、これを次に活かすための新しい活動につながって
いけばとも思っています。例えば、参加してくれた兵庫支部の山内尚子代表は11月
末に、千賀一生先生の「ガイアの法則」によるとこれから文明の中心になる東経
135 度にある兵庫県の明石でイベントを組みたいという考えを表明してくれました。
イベントの規模ではなく、リーダーたちの思いが実現していく活動をコツコツと続けて
いければと思っています。
 
 また、5月12日には高知の小川社長が3月から始めたレストラン「加尾の庭」で
定員をオーバーして新高知支部の立ち上げのイベントを行いました。小川社長の
思いを大事にして行ったイベントには愛媛や広島県福山、それに京都支部の方々
も参加していただいて、新しいにんげんクラブの形を提案していただきました。
P ちゃんをはじめとする、いろいろなパワーグッズの力を体験していただき、小川
社長自慢の土佐養生膳を参加者の皆様に堪能していただきました。さらに、瞑想
等のワークショップを通じて、より本質的な世界に共同でふれていただく機会を
持っていただけたのではと思っています。
 
 私は今年になってトータルヘルスデザインさんが開催されているバンクシア・
フィットネスのベーシック、アドバンス、マスターコースをすべて受講させていただき
ました。これからは本質的な世界に触れてもらうための手法として、バンクシア・
フィットネスのインストラクターに、にんげんクラブの活動へ参加してもらえるように
同社の近藤洋一会長とお話を進めています。
 
 また、小川社長に専務理事をお願いし私が理事長をしている協同組合企業福祉
共済会とのタイアップ事業として長野県飯田市で9月から地元経営者向けの
にんげんクラブ支部の立ち上げをします。これは沖縄でもやりたいと思っており、
5月中旬にプレセミナーをやはり小川社長にも参加してもらって行いました。業績
アップに即効性があるわけではありませんが、拙著『未来から考える経営』の中で
主張させていただいた、新しい経営のあり方を一緒に討議する支部活動にして
いきたいと思っているのです。

 企業福祉共済会は一種の保険商品ですので、正直に言うと最初は営業活動を
するのに大きな戸惑いがありました。しかし、小川さんが自分の親しい会社に
どんどん営業してくれるのを見て、別に給料をもらっているわけではないので、
ここで保険の営業をしているという気後れを感じる必要がないことに気が付き
ました。この共済会は実質的に船井総研のやっている共済会ですが、すでに
23年間の実績があり、その間ほとんど船井総研には業績的な寄与はしていま
せん。実質的な創業者である三上元(みかみはじめ)現静岡県湖西市長の思い
で、本当に中小企業のためのCSR(企業の社会的責任)活動のために創業して
存続しているのです。
 
 この共済会は船井総研のクライアントのようなきちんと利益を出している中小
企業にとっては経営者にも従業員にも、とても有利な商品の提供を、理事や
実質的な親会社である船井総研がお金を取らないことで実現できている組織
なのです。そして、ご理解をいただいてその地域である程度まとまってこの
共済会にご加入していただくことができたら、それらの会社の経営者や思いを
同じくする経営者を対象にした勉強会を開催していくこともにんげんクラブの
活動にしていきたいと感じています。
 
 このように小川さんや私の思いもどんどん新しい活動として実現していきます
が、それ以上に皆さんの思いも実現化していきたいと感じています。経験値を
積んで試行錯誤を繰り返していくことで成功パターンというか、失敗しないための
方法論を確立していきたいのです。
 
 大事なのは、無理のない範囲、自分がしんどくない範囲、自分がやりたい範囲
で何か自分の主張を発信していただくことです。自分の思いを発信すればそれが
いまは確実に、それも速やかに現実化します。ワクワクミロクフェスティバルでは
いろいろな制約がある中でも、愛知支部の人の思いは見事に現実化しました。
もちろん反省点はしっかりと踏まえながらも、その種は確実に全国に拡がって
いくのだとも感じています。
 
 話は変わりますが、ウガンダ・エチオピア旅行に小川さんと一緒に行った
K さんから誘われて長野県伊那市にある日本一のパワースポット分杭峠
(ぶんぐいとうげ)に行ってきました。5月の新月の日に勝仁さんと行く必要が
あるからというメッセージをK さんが受け取って、私もスケジュールの調整が
できたのです。分杭峠でK さんが私に伝えたかったことは、世間体を気に
したり人と比べることをやめて、すなおに自分がやるべきだと感じたことを
感じたままに躊躇なくやることでした。
 
 自分の考えを持つことはとても大事なことですが、自己主張ができるように
なると、今度はその考えを手放すステージに行くことを目指すのです。分杭峠
でK さんが私に求めたのは、私が一番やりたくないと思っていること、それも
私の自己主張の一種でした。あえてそれをやらせることで私がやりたくないと
思っている本当の理由を逃げることなく見つめる機会を与えてくれたのです。
それは、しんどくてつらいことでしたが、おかげさまでこだわりと恐れを手放す
ことができました。
 
 そして、翌日高知の室戸岬の弘法大師の聖地でもそれを実行することができ、
私も確実に一歩先に進むことができたと感じています。いつも言っていることの
繰り返しになりますが、いまは手放して一歩下がって自分を見つめるときです。
それができなければいまの時代の変化についていけません。常識や成功体験を
手放すことは怖いことですが、それができるためのにんげんクラブ活動を
これからも続けていきたいと感じています。恐れを手放してどんどん手を上げて
いただきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。


                (にんげんクラブ会報誌 7月号より)



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