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フリーズする脳 ~思考が止まる、言葉に詰まる

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

三寒四温とはよく言ったもので、もう初夏?と思うほどに暖かい日が続いた後には、ぐっと寒い日がまた始まりました。ファンヒーターの灯油はもういらないかと先週は思っていましたが、やっぱり追加で買い足さなければ耐えられそうにありません。
皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか?


先々週に閃輝暗点のことを書きましたが、あれから脳についての本ばかり読んでいます。

というのも、最近は自分でも自覚症状があるのですが、ちょっとボケているなぁ(汗)と思うことが多いからです。月に一度はお会いしている親しいはずの人の名前が一時間以上思い出せなかったり、パソコンのメールを開いたと同時に何をしようとしていたのか思い出せなくなったり、なんてことが多くなってきました。

ちょっと気をつけなければならないなぁ、と思っていた矢先に閃輝暗点があり、たまたま講演でお会いした御薗治療院の中村秀一先生に相談してみたところ、サーっと脳の状態を霊視(?)してくださって
「脳の血管の状態があまりよくないようですね。今後のために一度病院に行って、頭部CTとか撮ってみるのもいいかもしれませんよ。」とアドバイスをいただきました。
そんなこんなで病院へ行って、おかげさまで今のところ脳の異常はなかったと医学的には言われました。(物忘れに関しては、ちょっと異常なのですけれど・苦笑)


医学的には異常がなかったとしても、閃輝暗点はその後も再発するし、
花粉症のためかいつもボーっとする、物忘れもひどい、
仕事の能率も今ひとつ上がらず昔のように文章が書けない、
同じオチのギャグを繰り返し言ってしまう(しかも面白くない・笑)、ということで
本格的に悩みなじめて、脳科学の本やボケ防止の雑誌を読み、脳に良いとされる食材や生活習慣などをとりいれはじめました。
(具体的には睡眠をきちんととったり、魚を多く食べたり、やめていたコーヒーも飲み始め、ニンニクオイルの含まれためいらくアホエンを飲んでいます。家事も前より計画的にやるようにし始めました。)

中でも今の自分の症状に最も当てはまり、読んでいて最も参考になったのは、この原稿のタイトルとなったフリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)でした。築山節先生の本は、以前にメールマガジンでもお勧めした脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
をお読みいただいた方もいらっしゃるかと思います。

とにかく「あるある!」のオンパレードで、今の自分の生活が以前に比べていかに脳にとってよくない生活習慣を続けていたのかがよくわかりました。

ところでこうして文章に書いていると、いかに私がボケまくった人間であるか、ということばかりを書いた文になってしまいそうですが、じつはそれだけで書いているのではありません。

冷静になってまわりを見渡してみたら、私だけでなくまわりの多くの人にも本書に書かれている「フリーズする脳」のボケ症状があてはまるように感じています。
特に、インターネットやスマホの登場によって、脳をうまく使えない若い人が増えているように思います。そして脳をうまく使えない人同士が集まっていくと、その集団は言葉だけではないコミュニケーションの不足したギスギスとした団体になってしまいます。

ボケとはお年寄りだけの問題かと思っていましたが、著者の築山先生もおっしゃるように、今は20代、30代、40代と若い人でも、若年性健忘症の症状で病院に行く方が多いのだそうです。

私自身は物書きを生業をしているために、脳が使えなくなってしまっては廃業ですから、危機感が人よりちょっと高かったというだけで、多くの現代人の生活は、より楽なほうへと流れていってしまった結果、フリーズすることが多くなっています。

そのフリーズは、パソコンと同様たまにフリーズするくらいですと、さほどの支障はありませんが、これが頻繁になってくると、取り返しのつかないことになります。最近「面倒くさい」という言葉が、以前よりも増えてしまった方は、脳がフリーズしかけているのかもしれません。


本書では、実際に患者として築山先生のもとを訪れた下記の10人の方のケースを解説しながら、なぜそうなったのか、と対処法を教えてくれます。

・ 商談の最中に不意に言葉が出なくなる、人前で話すのが怖くなった証券マン
・ よく知っているはずの名前が思い出せない、思考がちぎれていく大学教授
・ PCの前で頻繁に自失する、空回りし、疲弊していくシステムエンジニア
・ ネット依存的な生活を送っているうちに、物忘れが激しくなった総務部主任
・ 会話の相手が複数になると、話が聞き取れなくなる、頭に入らなくなる営業マン
・ 転職先の企業で度々思考停止状態に陥るようになったエリートビジネスマン
・ 文章が思い浮かばなくなり、偏執的に見直しを繰り返すフリーライター
・ 上司になった途端、考える力が衰え、仕事ができなくなった元「優秀な部下」
・ すぐ感情に支配され、頭の中が真っ白になる、元「冷静なキャリアウーマン」
・ 集中力が続かず、空白の時間が増えていく、「勝ち組」思考の司法浪人生

10人の方の例をご覧いただくとわかると思いますが、病院を訪れた方は、もともと普通の人、もしくはかつては普通よりも仕事のできた人々でした。

ちょっと最近フリーズする機会が増えてきたなぁ、と思われる方は、ぜひ本書をお読みになられてはいかがでしょうか。よろしければ、脳が冴える15の習慣とセットでお読みくださいませ。
 


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長い文章を、ここまでお読みいただきありがとうございます。
フリーズする脳とはまったく話が変わるのですが、ここで一つ宣伝です。
私のブログにも度々登場した、女性聖者のサイマーさんが、6月に来日されることとなりました。

ダルシャンは無料となっています。
アメリカやインドまで会いに行くのは大変ですし、次はいつ来日されるのかわかりません。
ぜひこの機会に、ダルシャンだけでも行かれてはいかがでしょうか。

サイマーさんの情報はこちらです。

http://www.sai-maa.com/jp/events

saima.jpg
(この写真は、小川社長のご自宅の一室に飾られているサイマーさんの巨大なお写真です。)




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