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今月のにんげんクラブ

 いま、にんげんクラブ茨城支部の寄合を取手で開催するために乗っている
常磐線の快速の中でこの原稿を書き始めました。

 一昨日は横浜で神奈川支部の、そして昨日は千葉支部の寄合に参加しました
ので3日続けての新支部の立ち上げに参加させていただくことになりました。
 そして、明日は宮崎で映画「祈り」の上映会に参加します。日本中で自らが
行動して「うず」を作っていく動きがだんだん本格化して来ました。

  関東の3支部の代表をお願いしたのは本物研究所の販売店をしていただいて
いる神奈川県小田原市の勝俣工一さん、千葉市の長嶋等さん、そして茨城県土浦
市の加登谷寿美子さんです。
 本物研究所は今年で10周年を迎える会社です。佐野浩一社長や南方幸一専務
の下、おかげさまで毎年黒字経営を続けさせていただいています。

 船井幸雄はずいぶん昔から本物商品が大好きで、船井総研の子会社を作って
何度も販売に取り組んできました。しかし、ほとんどすべての子会社が大きな
赤字を作って清算することになりました。

 そして、船井幸雄の直接の意志で作った会社としては本物研究所がはじめて
成功することができたのです。私はこの原因に昨年ようやく気がつきました。
 それは、佐野社長が教員出身で経営者ではなかったので利益を追求する
ことももちろん大切にして来ましたが、それよりも社員や取引先そして何よりも
お客様に幸せになっていただき、いきいきワクワクとみんなで楽しく事業を進めて
いくことを大切にしていく学級経営をしてきたからなのです。

 私は本物研究所の非常勤取締役をさせていただいているので、取締役会には
いつも参加しています。そこで佐野社長の「我社の経営方法は学級経営です」
というコメントを聞いて目からウロコが落ちました。

 本物商品を扱う会社はいまだけ、自分だけ、お金だけの資本主義社会の
商品を扱っているわけではないので、新しい世の中の価値観に従って経営
をしていかなければならないようです。

 それに気がついたヒントは、ヘンプ(大麻)の普及に取り組んでいる
中山康直さんが「フリーエネルギーは私たちが珪素ボディにならなければ
使いこなせない」と講演で話しているのを聞いたことでした。

 完全に理解できたわけではありませんが、炭素が主体でできている
いまの私たちの文明ではフリーエネルギーは使いこなせず、イメージでいうと
半霊半物質のような珪素主体の身体を持つように進化しなければ実用化
できないという意味だと私なりに理解しました。

 よく考えて見れば、フリーエネルギーが実用化されたら、それはとても危険
なことかもしれません。無尽蔵のエネルギーをほとんど無料で使えるわけ
ですから、それを戦争などのいままでの私たち人類が犯してきた様々な
過ちに使ってしまったら、それこそ地球や銀河、宇宙などのレベルで大き
な悪い影響を与えてしまうかもしれないのです。

 私たちの思いが世の中を作っていると考えるのなら、私たちがいま犯
しているそんな過ちを考えることもできないレベルにならなければ実用化
しないのだと思います。

 フリーエネルギーほどでないにしても本物商品もいままでの資本主義の
社会の価値観で扱える商品ではありません。利潤を最大化することを目的
としている従来の株式会社のあり方で本物商品を扱う会社を経営しても上
手くいかないよ、というのが神様のメッセージなのではないでしょうか。

 佐野社長は株式会社の経営をするという経験がないまま本物研究所の
社長になりましたので、会社を経営するための暗黙知がなかったのがとて
もよかったのだと思います。

 もちろん、大切な暗黙知がないまま経営をしていくというのはとても大変
だったのではないかと思います。しかし、どうしたらみんなが協力してひと
つの目的に向かって行くかという学校の先生としての経験値が豊富だった
ので、それに一番に取り組んだことで結果的にすばらしい経営を続けて
来ることができたのだと思います。

 取手の寄合はすばらしいものになりましたが、私はちょっと疲れが溜まって
きているのと、仕事の上での小さなトラブルを抱えていて感情のコントロール
ができていなくて、いつものようにスムーズに講演で話すことができなかった
と感じています。

 例えば、ブレーン・ストーミング(ブレスト)という言葉が出てこずにそれを
思い出すために無駄な時間を使ってしまったりしていました。
 でも、結果的にはそれで良かったことに気がつきました。寄合と言いながら
いつもほとんど私が話してしまうのですが、そんな調子だったので出席されて
いる皆さんから自己紹介といま私が一番大切に思っているテーマ
「考えるな、感じろ」についてお話をしてもらうことにしたのです。
 そして、支部代表の加登谷寿美子さんが最初にとてもすてきなお話をして
くださったので、それに触発されて皆さんが本当に本音でとてもいいお話を次々
と披露してくださったからです。

 「考えるな、感じろ」は2月の下旬にアフリカ旅行に行った時にずっと私に課題
として与えられたメッセージでした。ウガンダとエチオピアを訪ねたアフリカ旅行
に関しては来月号と再来月号で、器用に考えて面白くまとめるのではなく、感じた
体験をそのままなるべく伝わるように報告をさせていただこうと思っております
ので、そちらを楽しみにしてください。

 このテーマに関してはいろいろなシンクロが起こっています。
 まず、保江邦夫先生の『人を見たら神様と思え』(風雲舎)を献本していただいた
のですが、その本の主要テーマのひとつが「考えるな、感じろ」でした。
 この本は本当にすばらしい内容の本です。拙い解説を船井幸雄.comの私の
コラムで書かせていただいていますので、よかったら参考にしていただきたいと
思います。

 そして、取手の懇親会の時に「『考えるな、感じろ』だったらブルース・リー
ですね」と教えてもらいました。グーグルで「考えるな、感じろ」を検索すると
ブルース・リーの「燃えよドラゴン」の中での有名なセリフのことが最初の方に
出てくるのです。
 このようにあまり考えないようにしていると次々とメッセージをもらえるように
なるから本当に楽しくなってきます。

 いまは、宮崎に向かう飛行機の中ですが、スクリーンのフライト地図をみて
いると ちょうど足摺岬の上を飛んでいるようです。唐人駄場という私が大好きな
縄文遺跡の上を飛んでいるようなので、この巻頭言も神様から合格をもらえた
サインなのだと思います。

香川よりあい.JPG
香川よりあい


よりあい千葉にて.jpg
千葉よりあい


横浜:写真.jpg
横浜よりあい



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