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僕のうしろに道はできる

こんにちは。にんげんクラブの柴切です。
今回は、「僕のうしろに道はできる」をご紹介します。



編著は、山元加津子さん。
特別支援学校の教諭で、船井幸雄オープンワールド2012の大ホールにも、
ご登壇いただきました。

副題が「植物状態からの回復方法」です。

すごい衝撃を受けました。
植物状態から回復できるんです!

植物状態って、意識のない状態だと、思い込んでいました。
まさしく、衝撃の事実のオンパレードです!


もしも、自分がある日突然、植物状態に陥ってしまって、手足どころか、
目や口もまったく動かすことができなくなったとします。
でも、意識はあるんです。
そばにいる人が誰なのか、何を言っているのか、それはよくわかるんです。
喉が渇いたことも、お腹がすいたことも感じるんです。

でも、それを伝える事ができないとしたら・・・

想像してみたら、こんなにつらいことはないのではないでしょうか。

大切な人が、そばで呼びかけていて、なんとか応えたいのに、その方法が
みつからない。
こんなに切ないことは、ないでしょう。

大切な人は、いくら呼んでも答えが返ってこない絶望感から、次第に
呼びかけをしなくなるとしたら、こんなに恐ろしいことはないでしょう。

でも、これが実際におこっているのです。

植物状態は、意識がないという『常識』があるからです。

でも、それが常識ではないということが、この本にはいっぱい詰まっています!

僕のうしろに道はできる.jpgのサムネール画像


この本は、単なる読み物ではありません。

山元加津子さんが、「宮ぷー」の介護を通して体験されたこと、
それを通して関わりをいただいた方々が、1人でも多くの人に伝えたいことを
紹介した本です。

宮田俊也さん、通称「宮ぷー」。
山元加津子さんの同僚で友人です。ある日、脳幹出血で倒れたのです。
脳出血の中でも一番こわい病気で、生命が助かったことすら奇跡でした。
あと3時間の生命と言われました。
それを乗り越えた後は、3日の生命。
もし助かっても、一生植物状態だとお医者さまに言われたのです。

その時の医師と山元加津子さんの会話を、本文から、ご紹介します。


私が今まで出会った子どもたちが教えてくれたのは、どんなに重い障害がある
お子さんも、たとえ、植物状態だといわれていたとしても、誰もが、聞こえて
いて、わかっているんだということだったのです。
だから、宮ぷーは「一生植物状態です」との先生の言葉を聞いて、どんなにか
不安だろう、どんなに恐ろしいだろうということでした。そして、そのとき、
なぜか湧き上がるように「だいじょうぶ」と思えたので、先生に「だいじょうぶ
です」と言いました。
おそらく先生にとっては、私の答えは、思いもしないものだったのでしょう。
「僕の言っていることがわかる?」と言われました。
でもそれは、仕方がないことだと思います。先生はたくさんの症例をみてこら
れて、そして、宮ぷーのような状態の方がどんなふうな経過をたどっていくかと
いうことをよくご存じで、そして、私たちに宮ぷーの様子を伝える義務がおあり
だったのです。だから、先生は「植物状態で、一生四肢麻痺です」と言われま
した。私はまた、「だいじょうぶだから安心してください」と言いました。

現実は少しも大丈夫ではありませんでした。けれど、決してあきらめることなく、
生命をつなぎ、意識があるという前提で、それを伝える方法を探し続けたのです!

今、宮ぷーは、少しだけなら1人で座れるようになったと、
感動の報告を、メルマガで拝見しました。


この本には、実際の場面で役にたつ、「おはなしノート」が付録に付いています。
目の前の患者さんとなんとか思いを伝え合いたいと、願い続け、
繰り返し積み重ねた経験からできあがった、本当の宝物です。

本の中で紹介されている具体的な介護方法が映像で見られる
DVDも付録に付いています!


たとえ植物状態の人であっても、
「だれもが思いを持っていて、回復する可能性がある」ということが
当たり前になっていく世界を目指して、「白雪姫プロジェクト」を
紹介されています。

多くの方が、事実を知り、『当たり前』が変わっていけば、本当に可能性は
無限大です。
信じ続ける心、あきらめない愛があれば、
不可能なことなんて何もないのではないかと思えます。
特に、今現在、思いが伝わらないと苦しんでいる多くの方々に、
すぐにでも教えてあげたい、すばらしい本です。


『当たり前』を変えて、よい世の中にしていけたら、
どんなにすばらしいでしょう。

『当たり前』と思っていることが、人によって、地域によって、時代によって、
全く違うことはよくわかっているはずなんです。
でも、誰もが自分の『当たり前』を持っていて、誰もがそれが正しいと
無意識に思い込んでいる。
このことが、もしかしたら人と人が分かり合えない究極の原因なのでは
ないでしょうか。

『当たり前』を変えてくれる、本当に衝撃のおすすめ本です。



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