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クンバメーラと聖者サイマーさんとの7日間

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。
しばらくご無沙汰しておりました。
昨日、無事(?)にインドから帰ってまいりました~^^!

このインドの旅では、人生感が変わるようなことがいくつもあって、本当に充実した旅でした。先日のブログで少し書きましたが、サイマーさんという女性の聖者のもとで、クンバメーラに参加する一週間でした。

サイマーさんは、インドの歴史の数千年の中で、西洋人で、また女性ではじめてジャガットグルという称号をいただいた方です。

(ジャガットグルという称号がどれだけすごいことなのか、あんまりよくわからなかったのですが、クンバメーラの地にテントを張っているたくさんのグルたちを見て、どれだけすごいかがよくわかりました。多くのグルの中でもある称号以上でないと、テントと張ることはできず、中でもジャガットグルはインドに60人しかいないそうです。)

実はお名前くらいしか知らない状態で現地入りしたのですが、行ってみて、本当にすごい人だと思いました。

もともとこのツアーに行くことになったのは、中健次郎先生と小川さんとの対談記事を作っていた時に、部屋の中にサイババさんがいるような気がしたことに始まります。「うわー、今サイババさんがここにいる気がする。しかもインドに呼ばれている気がする。クンバメーラはすでにキャンセル待ちだったけれど、サイババさんが来いと言うなら絶対に行くことになるはずだから、とりあえずクンバメーラのキャンセル待ちリストに申し込んでみよう」と思ってしまったことから、予定どおり(?)キャンセルが出て、行くことになってしまいました。

今回のクンバメーラはインドのアラハバードという町であったのですが、日本からデリーまで9時間半、さらに乗り継ぎで1時間半、そこからバスで3時間とものすごく遠かったです。これだけ聞くと、現地に着くまで15時間くらいかとお思いかもわかりませんが、大人数での移動ですしインドですから何がいつ変更になるやらわからず、乗り継ぎにたくさんの時間を用意しなければいけなかったりで、現地に着くまでだいたい2日かかりました。移動だけでもものすごく疲れました。

会場に到着して一日目の夕方に、サイマーさんとのダルシャン(聖者に会うこと)があり、会場の玉座のような椅子に座ったサイマーさんの足元に、信者は列をなして並び一人ひとりがひざまづいておでこを床につけました。
これは、日本人には馴染みのない聖者との挨拶の仕方で、名前くらいしか知らないサイマーさんの足元にひざまづくことにはじめはかなり抵抗があったのですが、場所が変われば慣れるものですぐに平気になりました。

そこでは大音量でインドの歌が流れており、サイマーさんはダルシャンの間じゅう、ピンマイクをつけた状態でその歌をずっと歌っていました。自分のダルシャンの番が終わり、ふとまわりを見渡すと、何人かの女性が、なぜだか涙を流しています。

サイマーさんはずっと歌っているし、まわりの人は泣いていてよくわからないし、なんなんだこの世界感は・・・とドン引きしてしまって、変なところに来てしまったなぁ、とその時はちょっと思っていました。

二日目になって、石の神様をお祭りする儀式があって、それに参加した際に、サイマーさんが参加者一人ひとりに、花の首飾りをつけてくれました。自分の首に花をかけてもらって、サイマーさんが通りすぎてから2メートルくらい離れたところで、ズドーンと何かが心を溶かしたようで、本当に突然涙があふれてきて止まらなくなりました。普段たいした悩みも特にはないし、心に傷があったわけでもなかったので、悲しかったり苦しかったりして泣いているのとは違います。言葉にするのはものすごく難しいのですが、魂が震えて喜んでいるかのような気持ちで、涙が止まらないのです。まわりを見渡すと、私以外の参加者も同様に、涙がとまならくなって泣いている方がたくさんいました。

中健次郎先生のインタビューで、サイババさんに触れてもらった後、後姿を見たとたんにズドーンと癒しの波動がきて、一日じゅう涙が止まらなくなった、とありましたが、あの状況とほとんど同じ状態だったのだと思います。

三日目にも、サイマーさんと一緒に歌を歌う1時間が設けられたのですが、その時もただ歌っているだけなのに号泣してしまって、ハンカチが涙でぬれて大変でした。

聞くとろこによると、サイマーさんは、普段もいっさい眠ることはなく、いつでも祈りを続けておられるそうです。意識の98%くらいがいつも天界におり、残りの2%くらいが肉体に入っていろいろなことをしているそうで、誰のどんなことでもお見通しとのことでした。

ところで、この旅に出る直前に、エジプトで転んで2-3日寝込んでえらい目にあった勝仁社長から、「今度のこだまさんのインドの旅は、絶対に過去のカルマを解消しに行く旅だから、本当にいろいろ気をつけたほうがいいですよ。御霊磨きをしっかりやって行ったほうがいいですよ。」とアドバイスを受けていました。

サイマーさんのところに着いて3日目までは毎日のカレーも美味しく食べられるし、お腹をこわすこともないし、瞑想三昧、歌三昧ですごく元気にすごしていましたが、やっぱり一筋縄にはいかなかったようです。

4日目にガンジス川での沐浴があり、それに参加した後に、お約束どおりの嘔吐、下痢、発熱とすごく大変な目にあいました。あのガンジス川に入ったらあたりまえだ、と思われるでしょうけれど、60名~70名くらいの日本人がいっせいに沐浴をしたのに、こんな病気でダウンしてしまったのはなんと私一人だけでした。

そんなこともあって、5日目と6日目は、ヤギャと言われる儀式が24時間ぶっ通しで行われ、それに参加するのがこの合宿でのメインイベントだったのですが、60~70名の中で、唯一私だけヤギャに参加することができませんでした。

そんな中、不思議なことがありました。
ベッドで寝ながら、高熱で体が震えて、ゼイゼイと息をするのも一番大変だった時に、夢かうつつか幻か、夢(?)の中に突然サイマーさんが現れて、身体のお腹あたりのエネルギーをフイっととってくれました。その瞬間にハっと目が覚めて我に帰ると、震えていた体がウソのようにスっと軽くなって震えが止まり、楽に息をすることができるようになりました。

ものすごくはっきりとした夢だったし、本当にサイマーさんが癒してくれた実感がありました。ヤギャに参加できなかったことは残念でしたが、この体験はとても印象深く新鮮なものでした。

(ちなみに現地の気温は、昼間は30度近くまで上がりますが、夜はなんと2度くらいまで冷え込みます。いちおうお部屋とベッドは設置されていますが、布張りの部屋なので、豪華なテント、といった感じでむちゃくちゃ寒いです。それだけ寒い中で暖房はいっさいありませんから、夜じゅう寒くて大変でした。)


とまぁ、語り出せばとまらないほどにいろいろと感じることはありましたが、あまりにも長くなりすぎるでしょうから、この辺りでブログはおしまいにします。
サイマーさんの奇跡は、会った時だけでなく、帰国してからも日常の中にどんどん起こっていくのだそうです。

今はまだちょっと疲れで弱っていますが、これが治って元気になったら、これからもっとたくさん楽しいことがありそうな気がしています。

DSCF9858.JPG
(こちらがサイマーさんのテントの入り口です。見渡した限りでは、どのグルよりも一番美しいテントでした。他の写真はまた後日にアップしますね。)



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