« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »
皆さん、こんにちは。映画監督の白鳥哲です。
今週は映画「祈り」のマスコミ試写会で関西に行ってました。試写会の後に、質問会があり、
その時に、来てくださった方からの質問で「監督は魂というものをどのように考えていらっしゃい
ますか?」という御質問がありました。
私は、大きく分かれて心(肉体→感覚→感情→思考の領域)と魂の領域があるととらえて
おります。肉体に近づくほど荒い周波数で、魂の領域に近づくほど繊細な周波数領域になって
いくと考えてます。
ロシアの物理学者のボリス・イスカコフは、魂は電子よりも小さい微小物質「レプトン」で構成
されていると言います。「レプトン」は原子核レベルの情報も記憶しており、物質が消滅後
(肉体の死後)もその記憶をとどめると言います。そして、その「レプトン」のガス層に包まれて
いるのが人間であるとも言われています。
これまで、科学的実験で確かめられているのは、アストラル(感情体)やエーテル体(感覚体)の
領域に関する実験はされてますが、魂レベルの科学的分析は非常に難しいのです。しかし、
魂レベルは、ボリス・イスカロフ氏の言うように、心(感覚・感情・思考)レベルよりより繊細な
エネルギー領域であると認識しています。
そして、この魂に関して、日本では昔から「一霊四魂」と呼ばれ「四魂」あると言われています。
荒魂、和魂、奇魂、幸魂の四種類の魂の傾向に分類できます。勇気と関係する魂の傾向が
荒魂。調和と関係する魂の傾向が和魂。真理探究と関係する魂の傾向が奇魂。愛と関係する
魂の傾向が幸魂。そして、伯家神道では「五魂」と言われており、これら四つの魂の他に、
それを鍛える精魂があると言われています。
私は、魂はこの五魂を鍛えていくことで、さらに上のエネルギー領域に繋がると考えてます。
映画「祈り~サムシンググレートとの対話~」では、筑波大学名誉教授村上和雄博士がこの魂
についての見解も述べられています。ぜひとも劇場に足を運んでいただき、魂についても思いを
馳せて頂ければと思います。
また、今週は龍谷大学教授中野有先生との対談をさせていただきました。中野先生は、中東や
南アフリカ、アメリカ、ヨーロッパなどを回り、国連での仕事、米日シンクタンクでの仕事など、
世界中で活躍をされてきている方で、その視点はグローバルでダイナミックな発想を持って
いらっしゃっていて大変刺激を受けました。その中野先生がパーソナリティーをされている
ラジオ番組で対談をさせていただきました。
私は中野先生が持つダイナミックで革新的な視点に静かに感激いたしました。今、人類は
地球で共存していくためには、グローバルな視野の意識転換が急務だと考えています。
http://fm797thinktank2.seesaa.net/article/284022863.html
◆映画「祈り」回想ドラマメイキング