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台湾で李登輝元台湾総統にお会いしてきました。

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

毎日暑い日が続いていますね。こちら熱海でも、蒸し暑く寝苦しい日々が続いております。

蒸し暑いといえば、22日から25日まで、台湾へ坂本龍馬財団とにんげんクラブの合同ツアーへ参加してきました。台湾も、日本も、同じくらいに暑かったです。(普段は台湾は40度近いほどに暑いそうですが、運良く曇り空だったので、比較的涼しくすごせました)

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(中正記念堂での儀仗隊交代式。すごく下世話な話で恐縮ですが、ここで見た蒋介石さんの昔の写真はイケメンでした。)

こちらの台湾ツアーでは、なんと台湾の元総統、李登輝さんにお話を伺う機会がありました。
たっぷりと1時間以上にわたって、日本と台湾についてのお話を聞き、さらに夕食の際にもご同席いただいて、その場でもいかに良い世の中を作っていくか、と熱いお話を聞かせていただきました。

李登輝さんは、今年で数え年90歳。一般的にはかなりのご高齢ですが、終始大きな声で身振り手振りを加えてお話をされ、とても90歳には見えないエネルギッシュな方でした。
(写真は、残念ながら肖像権の問題でブログに掲載できません)

21歳までは日本人として過ごされ、京都大学の農業経済学部で学ばれた李登輝さんは、流暢な日本語でお話されます。

お話の内容は、日本が台湾を統治していた時代に、いかに日本人が台湾人に対して良いことをしてくれたか、かつての日本人がどれだけすばらしい精神性の国民であったか、これからの日本が中国をはじめ世界各国とどのようにつきあうべきかなどを、詳しくお話してくださいました。

ご講演の中で、最も感動した言葉は、
「私の命は、せいぜいあと4、5年だと思います。私は残りの命をすべて、日本と台湾、そして世界の平和のために捧げます。」という言葉でした。

今までの人生でもずっと国のために命を捧げてこられたであろう方のその言葉には一点の曇りもないように感じられ、目頭が熱くなりました。


その後の懇親会では、みんなが酔って大声でカラオケを歌っている横で、
全く気にせずいかに日本人の誇りをとり戻すかといった話を熱く語られている姿を見て、
「ああこの方は、本当に『いかに日本と台湾から良い国を作っていくか』ということにしか興味がないのだな」と感心しました。

李登輝さんに言われるまでもなく、日本人は日本人としての誇りが、まだ少し足りないような気がします。

東日本大震災の後に、そのような風潮も少し変わってはきましたが、未だに日本人は戦後の教育によって『戦争で悪いことをしてきた悪い国民だ』と思わされ続けていると思います。

一年間のドイツ生活を振り返ってみても、ドイツをはじめヨーロッパ諸国の人々は、どれだけ自分の国にプライドを持っているかというと、日本人のそれとは笑っちゃうくらいの差があります。
ドイツも戦争には負けたし、ナチスの件ではかなりの罪悪感を持っているとは思うのですが、その差はどこにあるのか、不思議です。

すべての国民が、良い部分も悪い部分も含めて自分の祖国日本を愛し、誇りが持てたら、きっと日本は変わってくると思います^^!

謙虚で素直で正直なすばらしい日本の国民性でリードして、良い思いを世界に広めていけたらいいな、と心から思っています。

台湾ツアーでは他にも台湾でのマンモス大企業、統一企業公司の林総裁にお話を伺ったり、奇美実業の創業者許文龍氏のお話が聞けたり、と超豪華なツアーでとても勉強になりました。

他にもお伝えしたいことはたくさんありますが、長くなりそうなので、今回のブログはこの辺りで終りにします。

それぞれの方のお話は、いずれにんげんクラブ誌上か、何か別の形で、また皆様に詳しくご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに。

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(龍山寺付近で売っていたお供え用のお花)



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