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種まく旅人 と 義父への思い

にんげんクラブの皆様こんにちは。熱海在住のこだまゆうこです。

今日は日本列島に強烈な春風が吹き荒れています。
読者の皆様、どうぞお怪我のないよう、気をつけてお過ごしくださいませ。


先週の日曜日、ずいぶん前から見たかった映画「種まく旅人」をようやく観に行ってきました。

tanemaku_img[1].jpg

この映画を観て、有機栽培でのお茶づくりは、言葉できれいごとを言うのは簡単だけれど、
それをやることは難しいということが、よーくわかりました。

農家の方が本当にいいものを作りたいと思っても、手間もお金も時間も、
農薬を使った場合とは比べ物にならないほどかかり、とても大変なのです。

もちろん、木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」
赤峰勝人さんの「ニンジンの奇跡」 などを読んでも、
無農薬、無科学肥料、でのリンゴや野菜の栽培は、様々な苦労を重ねられ、
それこそ本当に命懸けだということがわかります。

ただ、これらの本を読む人は、もともと地球に優しい農業に興味のある人が大半で、
本を読むまでもなく、すでに無農薬の野菜などを選んで買われている方が多いだろうと思います。

一方、「種まく旅人」は一般の方にも観やすい娯楽映画です。

普段あまり本を手にとることがない方や、農業に興味のない方でも、
これならば気楽に観ることができると思います。

ストーリーは、はっきり書いてしまうと超ベタな展開なのですが(笑)、
気楽に観る中で、日本の第一次産業を応援したい、という気持ちにさせてくれる映画なので、
できれば今後もシリーズ化していけばいいなぁと思っています。

監督さんや俳優の方々が、スタッフの方が、大切に作られたことがわかる良い映画です。

私自身は、料理もあまり上手でなくグルメとは程遠い存在ですが、
たとえ農薬を使った野菜の倍以上の値段であったとしても、
日本の農家の作った無農薬の野菜を買い続けたいと思っています。

食べ物は、健康な体を作る基本だと思うし、
一生懸命に本物の農業や物づくりをされている方を応援したいと思うからです。
そういった農家さんを応援することは、農家の方たちのためだけでなく、
自分たちのためであるとも思っています。

本物の野菜を食べることは、一見割高なように思えますが、
健康な体づくり、健全な土壌作りに貢献し、長い目で見るとたくさんの得があります。

たくさんの愛情や手間隙のかかっているものは、やはりそれだけの価値があると思います。
今までは、農薬の力で見た目だけがすばらしい野菜が売れたかもしれませんが、
これからは無農薬の野菜が売れていくと思っています。

すべてのものは、波動を出しているので、たくさんの手間と愛情をかけられた野菜たちは、
きっと愛がいっぱい詰まった波動を出し、今後は見た目よりも、
中身の濃い本物の波動を出す野菜のほうを、多くの人が選択していくのだろうと思います。


ところで、船井会長の著書にも何度か登場したことがあるので、
もしかするとご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
主人の父は生前「土のお医者さん」として北海道で活躍する農業コンサルタントでした。

義父が亡くなって、早いものでもう四年の月日が経とうとしています。


義父のことを思い出すと、いつもニコニコとした笑顔の印象ばかりでしたが、
今になって考えると、義父も自然と向き合い、
時代に先駆けてこれからの農業を提案していく中で、たくさんの苦労をしたのだろうな、
とようやくわかるようになってきました。

今の野菜よりもずっと栄養が豊富だった、戦前の日本のような野菜作りをしたい。
日本の大切な土壌を守りたい。と、命懸けで願い続けた義父の思いを、
義父の命日の前に、この映画を観ることで思い出すことができました。

そんなことからも、この映画を観てよかったな、と思っています。

読者の皆様も、よろしければぜひお近くの映画館で、ご覧くださいませ。




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