サイトマップ

特別情報

« 前の記事を読む | BLOGトップ | 次の記事を読む »

臨死体験

皆さん、こんにちは。映画監督の白鳥哲です。

先日、彗星探索家の木内鶴彦さんの『生き方は星空が教えてくれる』という御本を読ませて
いただきました。

深く共感しました。

木内さんは航空自衛隊に入隊して務めていた頃、過度のストレスから余命一週間という大病を
患いました。その時に、臨死体験を経験されたのです。
その臨死体験をきっかけに彼の人生が大きく変わるのですが、この時に体験した臨死体験は、
通常の臨死体験のほかに、宇宙の始まりから未来を見てくるという体験でした。そして、生還後、
臨死体験で見てきたものを確かめる事をしていく事になるのです。そして、それを確かめる中で、
地球の太古の状態を再現した『太古の水』が作られる事になります。

この話だけ聞くと荒唐無稽なSFのような印象を持たれてしまうかもしれませんが、私にはこの
体験の意味がとても深く理解できました。

私たちは、ゼロポイント・フィールドと呼ばれる量子の海の中にいます。この量子のレベルまで
遡ると、全てが情報に過ぎなくなります。時間も空間も物質であろうが心であろうが、全て、
情報の場の中にいます。

意識をこのレベルまで静かに浸っていくと、時間と空間を自由に飛ばすことが出来ます。未来の
自分や過去の自分に飛ばすこともできれば、他の人の中に入ったり、ほかの生命に入ったり、
地球意識になったり、いろいろな意識に入ることが出来ます。全ては繋がっていて自分の意識
の中にあるのです。

木内さんの言葉をお借りすれば私たちは「膨大な意識」そのものなのです。

木内さんは臨死体験によってこの「膨大な意識」にアクセスし、普段意識している肉体を
もった自分というのが借り物にすぎない事を自覚されました。そして、地球で起きている
ことは全て自分の中にあると自覚されているのです。

今、地球の汚染はどうしようもないところまで来ています。放射能、ダイオキシン、化学物質の
垂れ流し、森林破壊、海洋汚染・・・。


臨死体験.JPG


これは、自分たちに対してやっていることなのです。自分の問題なのです。地球が汚されて
いると言う事は自分が汚されているということなのです。地球の痛みは自分たちの痛みでなの
です。

私たちはその事をそろそろ自覚するという段階を過ぎて、具体的に行動と生き方でそれを
示さないといけない段階に来ています。

木内さんの御本を読んでとても共感しました。

臨死体験について、これもまた、「宗教の世界」「怪しい」とされますが、科学的な検証もされて
いるのでご紹介しましょう。

1982年心臓学者のマイケル・セイボムが心臓発作から蘇生した患者のインタビューを78人
行いました。その内の40%以上に臨死体験(NDE)があったことがわかりました。
この時調査に参加した患者はNDEに関してほとんどは知らないと言う事、宗教的信念による
違いがないというのが条件でした。そのインタビューの結果、臨死体験に共通した体験がある
ことがわかりました。

① トンネルを通りぬけて光の中にいる。
② 亡くなった人や親しい人々や崇拝の対象の象徴的人物が出迎える。
③ 気づきが拡大し、人生を振り返る。
④ 使命が完遂してなければ心からの責任感を抱いてこの世に戻る

といった共通内容がみられるのです。因みに木内さんの体験もこの内容の体験をしてました
(第二次臨死体験と呼ばれる宇宙の始まりから未来を見てきた体験はさらに木内さん独自の
ものですが)。

臨死体験について、もっと大規模に異文化にまたがった調査もされています。
1995年カーリス・オシスとエルレンドゥール・ハラルドソンがアメリカとインド両国の患者900人
を対象に行ったものです。

その結果、核になる体験は上記のような共通項があり、宗教による死生観に一致しないことが
結果として出ています。

また、オランダのピム・ヴァン・ロメール博士が臨床死後に蘇生した心臓病患者300人を対象
にした調査では、患者の18%がNDE体験をしていて、そのほとんどが鮮明な記憶が持続して
深い影響力を保ち、全体的に一貫性があり、肉体から出た時の周囲の環境が正確であること
を確かめています。


意識は、肉体を失っても続いているのです。
生死を超えたところに、私たちの本質があるのです。






カテゴリー

月別アーカイブ



  • zoom寄合
  • にんげんクラブストア
  • 秋山峰男の世界
  • やさしい ホツマツタヱ
  • 舩井幸雄記念館
  • 黎明
  • 船井幸雄.com
  • ザ・フナイ
  • ビジネス共済なら協同組合企業共済会
  • Facebookページはこちら
  • スタッフブログはこちら
グループ会社
  • 舩井幸雄.com
  • 本物研究所
  • エヴァビジョン
  • ほんものや